JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

誰の差し金じゃ?

2005年12月20日 | g-i

いやはや、昨日の「マスターの宿題」では、みなさん貴重な情報をありがとうございました。「耳にしていないテイクがあったら」なんて思うと、ついつい探してみたくなってしまうものです。まぁなんとか耳にしていないブルーノートでのモンクの録音は、今のところなさそうなので良しとしましょう。

今晩は、昨晩に比べ冷え込みがゆるいのか、暖かく感じられます。だからというわけでもありませんが、今日は、一滴の酒も今のところ口にしておりません。ここ一週間では初めてのことでしょうか。老いた肝臓君のために今日は休肝日といたしましょう。

「耐震構造偽装問題」も一斉捜査がはいり、新たな局面を迎えつつあるようですが、はたして誰の差し金で全てが動いたのか?黒幕は誰なのか?わかるのでしょうかね?
まぁ私が心配しても、何の解決にもなりませんが

そういえば、「差し金」ということば、昔、私は大工道具の曲尺が語源とばかりおもっていましたが、そうでは無く歌舞伎の小道具からきたことばだそうですね。
歌舞伎では、蝶々なんかをヒラヒラさせるのに、「差し金」という金属の棒の先に蝶をつけて操るそうで、ここから影で操る「差し金」ということばができたそうであります。

今や「差し金」の先に付いているものは、蝶ではなく、お札ということになるのでしょうか?
そして、そんな「差し金」に操られるさもしいやからが、そこらじゅうにウヨウヨいるのでしょうね.....という私だってお札は嫌いじゃないもんなぁ(トホホ)
金にしか夢を追えない、そんな人間にだけにはなりたくないものですけど

さて、今日は「SOUL JUNCTION」、私が大好きなアルバムの一つです。
聴いていて、なんかホットするんですよね。目を閉じて、難しい顔して聴くアルバムじゃないし、今日みたいに酒も飲まずに、コーヒーで我慢している時なんかピッタリじゃないかなぁ。
「HIGH PRESSURE / RED GARLAND」と同日、同メンバーの演奏ですが、正直、私はこちらのアルバムの方が好きです。

SOUL JUNCTION / RED GARLAND
1957年11月15日録音
RED GARLAND(p) DONALD BYRD(tp) JOHN COLTRANE(ts) GEORGE JOYNER(b) ART TAYLOR(ds)
1.SOLL JUNCTION
2.WOODY'N YOU
3.BIRK'S WORKS
4.I'VE GOT IT BAD
5.HALLELUJAH

追伸、
しつこいようですが、ブルーノートでのモンクの録音盤について、HPの四方山話でも取り上げてみました。よろしければご覧下さい。


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2 コメント

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Unknown (bassclef)
2005-12-21 09:07:12
バブさん、こんにちわ。拙ブログ<夢見るレコード>にもコメントをいただき、ありがとうございました。

モンクのブルーノート音源の一覧表~これはいい!すごく参考になります。47年というごく初期にモンクの傑作曲がほとんど録音されているのですね。もともとSP~10インチ~12インチとブルーノートが発売してきたようですね。more geniusやらvol.3のCDとして発売された未発表音源は・・・もともとは、モザイクがコンプリートを出した時に大量の未発表音源を加えた、と聞いてます。僕は第1集(東芝・日本プレスNR~)入手のだいぶ後に第2集を聴いたのですが、この第2集には51年や52年の録音が多いので、演奏内容は第2集の方がいいな、と感じてます。

追伸:7/2付のセッションは・・1948年かも?
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bassclefさん (バブ)
2005-12-21 21:02:07
いやいや、お恥ずかしい、1948年の間違いであります。さっそく修正いたしました。

ご指摘ありがとうございました。



モンクは、いかにも「我が道を行く」的いいかたや、共演者がたいへん的いい方をされますが、私は、ソロ以外を聴くと、「モンク先生、一生懸命あわしてるな」と感じてしまいます。

そういった意味で、ライオンが「バド・パウエルよりわかりやすいモンクにしよう」といった気持ちも、ほんの少しわかるきがするのです。



売れないモンクを5年間も見捨てずにいてくれた、ライオン、ブルーノートには感謝をしています。
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