JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

最後の1軒

2006年02月28日 | d-f

昨夕、友人S君から「ファイルが取り込めない」とのSOSが入り、彼の事務所に直行、原因はいたって簡単なことだったので、そうそうに問題解決
「今日はちょっと寒いから、一軒限定で軽くいこうか」
まあ、飲む口実なんて何でもいいわけで、「寒いから」というわけのわからない理由をつけて飲みに行ってまいりました。

「最近、酒弱くなったのかなぁ、この前行った最後の店のことを、思い出せないんだよなぁ、本当に俺が次ぎ行こうって言ったの?」と彼
前回彼と飲みに行ったとき、3軒ほどはしごをしたのですが、彼の記憶の中では2軒めでタクシーを呼んで帰ったと思いこんでいたらしく、3軒目の記憶が完全にとんでしまったそうで、
「昔はこんなこと無かったのになぁ」と落ち込み気味
「たまたま、この前は体調が悪かったんだろ、まあ飲め飲め」

奥さんに「今日は1軒で済ませて、早く帰るから」と電話をしていた彼、
「よし、次行こうか!」
はたして、昨日の最後の店を憶えているでありましょうか?

さて、今日は一昨日のウエイン・ショーターがらみで、久しぶりにマイルスにしてみました。
コルトレーン脱退後、なかなか固定できなかったテナーのメンバー、ウエイン・ショーターの加入で「新黄金のクインテット」が、ここにスタートします。
こころなしかマイルスもリズム・セッションも嬉しそうに聞こえるのは、私の考えすぎでしょうか?
ともかくマイルスの新たな挑戦が、ここから始まったのは事実です。

MILES IN BERLIN
1964年9月25日録音
MILES DAVIS(tp) WAYNE SHORTER(ts) HERBIE HANCOCK(p) RON CARTER(b) TONY WILLIAMS(ds)
1.MILESTONES
2.AUTUMN LEAVES
3.SO WHAT
4.WALKIN'
5.THEME

追伸、
友人S君へ、
私は、あなたと飲みに行って、1軒で帰った経験があれません。奥様はご承知のこととは思いますが、「1軒で済ませ、早く帰る」などという、あり得ない戯言を奥様に言われないことを提言いたします。


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4 コメント

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ベルリンのマイルス (67camper)
2006-03-01 04:11:57
30年前にこのLP見たときに、この選曲ならと思って購入したのによくわかんなかった記憶があります。マイルスに取ってはハードバップ期にそれぞれ決定的名演がありますよね。

60年代マイルスはライブが多いですよね。個人的には50年代後半のマイルスがやっぱり好きですね。
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67camperさん (バブ)
2006-03-01 23:39:57
じつをいえば、私もこれ以降のマイルスは、あまり聴かないんですよね(はははは...)



それでも、このアルバムはそこそこ聴く方だと思います。基本的にハービー・ハンコックを嫌っている傾向もあったりして。
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バップが好き♪ (あずき)
2006-03-02 06:41:34
ハンコックが加わってこの後どんどんモードの世界に行っちゃったマイルス・・・モードの面白さがいまいちよくわからない私。

やっぱりこれ以前のマイルスが好きです。



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あずきさん (バブ)
2006-03-02 23:04:38
以降、ロックとの戦い、エレクトリック、と私もついて行けない世界に進んでいきますね。

とりあえずは聴きもしたのですが、ダメですね。



昔、マイルス好きの友人が、私に

「何でフリーは聴けるのに、マイルスはダメなんだよ」

とわけのわからないことを言っていました。

そいつはフリーがダメだと言ってましたから、お互いさまなんですが。



好みはそれぞれだから面白いんですよね。
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