昨夕、友人S君から「ファイルが取り込めない」とのSOSが入り、彼の事務所に直行、原因はいたって簡単なことだったので、そうそうに問題解決
「今日はちょっと寒いから、一軒限定で軽くいこうか」
まあ、飲む口実なんて何でもいいわけで、「寒いから」というわけのわからない理由をつけて飲みに行ってまいりました。
「最近、酒弱くなったのかなぁ、この前行った最後の店のことを、思い出せないんだよなぁ、本当に俺が次ぎ行こうって言ったの?」と彼
前回彼と飲みに行ったとき、3軒ほどはしごをしたのですが、彼の記憶の中では2軒めでタクシーを呼んで帰ったと思いこんでいたらしく、3軒目の記憶が完全にとんでしまったそうで、
「昔はこんなこと無かったのになぁ」と落ち込み気味
「たまたま、この前は体調が悪かったんだろ、まあ飲め飲め」
奥さんに「今日は1軒で済ませて、早く帰るから」と電話をしていた彼、
「よし、次行こうか!」
はたして、昨日の最後の店を憶えているでありましょうか?
さて、今日は一昨日のウエイン・ショーターがらみで、久しぶりにマイルスにしてみました。
コルトレーン脱退後、なかなか固定できなかったテナーのメンバー、ウエイン・ショーターの加入で「新黄金のクインテット」が、ここにスタートします。
こころなしかマイルスもリズム・セッションも嬉しそうに聞こえるのは、私の考えすぎでしょうか?
ともかくマイルスの新たな挑戦が、ここから始まったのは事実です。
MILES IN BERLIN
1964年9月25日録音
MILES DAVIS(tp) WAYNE SHORTER(ts) HERBIE HANCOCK(p) RON CARTER(b) TONY WILLIAMS(ds)
1.MILESTONES
2.AUTUMN LEAVES
3.SO WHAT
4.WALKIN'
5.THEME
追伸、
友人S君へ、
私は、あなたと飲みに行って、1軒で帰った経験があれません。奥様はご承知のこととは思いますが、「1軒で済ませ、早く帰る」などという、あり得ない戯言を奥様に言われないことを提言いたします。
60年代マイルスはライブが多いですよね。個人的には50年代後半のマイルスがやっぱり好きですね。
それでも、このアルバムはそこそこ聴く方だと思います。基本的にハービー・ハンコックを嫌っている傾向もあったりして。
やっぱりこれ以前のマイルスが好きです。
とりあえずは聴きもしたのですが、ダメですね。
昔、マイルス好きの友人が、私に
「何でフリーは聴けるのに、マイルスはダメなんだよ」
とわけのわからないことを言っていました。
そいつはフリーがダメだと言ってましたから、お互いさまなんですが。
好みはそれぞれだから面白いんですよね。