JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

「バブの薄着」はあわてずに

2008年03月23日 | d-f

春の日差しが戻っては来たものの、風はなんだか冷たいような、明日はまた天気が崩れるようですので少し寒くなるのかな?
この時期困るのは「休日に何を着て出かけたらよいのか?」でありまして、厚着ずぎてもなんだし、かといって若者ぶれば「花粉症+風邪」なんていう事になっても・・・・

かしこげに着て出て寒き袷哉(あわせかな)

江戸時代、多少寒い日が続いても綿入れなど脱ぎ捨て袷に着替えるのが粋とされたわけで、いわゆる「伊達の薄着」ってやつですか。
女子高生が短いスカートに生足で真冬を通すに「よく似たり」ですね(笑)
私とて未だにズボンの下はパンツ一丁で年中通しておりますよ。えっ?その下にタップリの皮下なんとかがあるからだろうって、悪かったですねぇ、そのとおりですよぉ~~だ。

まぁ、「バブの薄着」はもう少し経ってからということで、歳と体調を考えながらにしましょう。それでも食で春をちょっと楽しもうと、こんなワンプレートを作ってみました。
『料理当番、本日の一品』です。

苺を2パックもいただいたので、前々からやってみたかった「ポーク・ソティの苺ソース添え」です。苺ソースは、裏ごしした苺に塩・レモン汁・オリーブオイルで味付け、苺の香りとさわやかな酸味がなかなか豚にも良く合いました。
それに、ふきのとう、ウド、ブロッコリーをフリッターに、マッシュポテト、トマト、レタスを添えました。
ちょっとだけ春っぽいでしょ。(笑)

さて、今日の一枚は、出ましたエリック・ドルフィーです。
このアルバムの音源は、幾つかのレーベルを渡り歩いたことや、二分割され別々のレーベルに譲渡されたりと、何種類ものジャケット・デザインがはびこるアルバムでもあります。(さらにCDまで入れるとわけ分かんない状態です。)



アラン・ダグラスのプロデュースのもと録音された、いわゆる「ダグラス・セッション」でありまして、今日のアルバムもしくは「CONVERSATIONS」というアルバム名で4曲、「IRON MAN」に5曲というかたちで発売になりました。


これはCDです。

どの曲も「実験的試み」というか「挑戦的」というか、私的にはじつに面白い演奏が揃っているアルバムです。(もちろん「IRON MAN」も同様)
特にディオで聴かせる「ALONE TOGETHER」ソロの「LOVE ME」この二曲は、ドルフィー・ファンであれば必ずチェックすべき2曲であると思います。

THE MEMORIAL ALBUM / ERIC DOLPHY
1963年7月1, 3日録音
ERIC DOLPHY(as,bcl,fl) WOODY SHAW(tp) CLIFFORD JORDAN(ss) PRINCE LASHA(fl) HUEY SIMMONS(as) BOBBY HUTCHERSON(vib) RICHARD DAVIS(b) EDDIE KHAN(b) J.C MOSES(ds)

1.JITERBUG WALTZ
2.MUSIC MATADOR
3.ALONE TOGETHER
4.LOVE ME

追伸、
昨日の記事で、ミルト・ジャクソンの「BAGS' OPUS」の曲名を間違えておりました。
pororompaさんにご指摘いただき気づくとは、お恥ずかしい話ですが、本日訂正させていただきました。
pororompaさん、ありがとうございました。



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