JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

一人ツッコミまで枯れてきた?

2015年11月04日 | a-c

今朝は、いつもより一時間ほど早く目が覚めました。
自室の雨戸を開けると、冷たい風と暖かい陽光が私の体内時計をリセットしてくれます。
「おう!まさに秋晴れ!」
いつもならトイレに行って、ザバっと顔を洗い、朝飯食って珈琲飲んで・・・
「これがオレのルーティンだ!
なんでありますが、
「ちょっと時間の余裕もあるし、気持ちもイイ」
てんで、顔を洗った後、珈琲を入れて自室へ、レイ・ブライアントの「ALONE AT MONTREUX」を聴きながらしばしのリラックスタイムです。
いいもんですねぇ

「早起きは三文の得かぁ・・・・」
「いつまでタラタラしてんの?遅れるよ!」
「今行こうと思ったのにぃ~~~」
一転、現実に引き戻される不快感は避けきれませんでしたが(笑)

昨日『文化の日』は、午後から青空も顔を出したので、久しぶりに近くの公園へ自転車乗りに行ってきました。

 

各地で紅葉の美しさが話題となる中、このあたりは寒暖差がとても小さいという、まぁ暮らすにはエエ気候なもんで、紅葉は他に自慢できるものではありません。

それでも、
「落ち葉がちらちらと?オイオイ、ちらちらは桜だろ、はらはら、いやほろほろ、いやはらりひらり?」
と、わけのわからぬ一人ツッコミをかましながら、ベンチに腰をかけますてぇと、

 木の葉散る時雨やまごう我が袖に
 もろき涙の色とみるまで

歌でも詠みたい気分です。でも、その才を持たぬ私は『新古今和歌集』のこんな歌を思い浮かべたのでありました。

そして
「え~~また時雨?っていぅかぁ、時雨れてもないしぃ、泣いてもないしぃ!」
またまた一人ツッコミをかました後
「ええんよ、散り始めの落ち葉には、そんなもの悲しさがあるわけさぁねぇ、今のわちきにも・・・・」
周りに他人がいなくてほんと良かった。(笑)

ともかく、確実に冬へと向かう空気を肌で感じつつ、公園をそぞろ歩いた『文化の日』であったと、そんなお話しです。

さて、今日の一枚は、「朝聴いた」ではないけどレイ・ブライアントです。
還暦祝いの完全企画物アルバム、このろこ多かったんですよねぇ日本人企画ってぇヤツが、簡単に言えば日本人好みの曲を選択して、コマーシャリズムに乗って・・・・みたいな(笑)
と文句を言いつつ、私がめったに聴くことの無い90年代のアルバムにしては、そこそこ聴いている方だと思います。

「ベテランには安定感がある」
つまりですね、新たな発見とか強烈な印象とか、んなもんはありません。
が、
「うんうん、ブライアンとだわな」
みたいな?

枯れ葉話で「AUTUMN LEAVES」
これもまた安定した選曲でしょ?(笑)

THROUGH THE YEARS VOL.1 / RAY BRYANT
1992年3,4月録音
RAY BRYANT(p) RUFUS REID(b) GRADY TATE(ds)

1.AUTUMN LEAVES
2.CUBANO CHANT
3.PRAYER SONG
4.ST.THOMAS
5.MOANIN'
6.BLUES CHANGES
7.CRY ME A RIVER
8.BLUE BOSSA
9.DJANGO
10.LITTLE SUSIE



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