JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

遠距離恋愛者にエール

2009年12月21日 | m-o

今日も、風はいくぶん強いものの快晴、空気も乾燥してまさにこのあたりの冬全開ってな感じです。

今年もあと10日、今週はクリスマスウイークですかぁ・・・・・・まっ私ゃクリスチャンでもありませんし関係ありませんけどね。(もちろん、ヒガミです。笑)
そんな今日は『遠距離恋愛の日』、「 遠くに離れている遠距離恋愛中の恋人同士がクリスマス前に会い愛を確かめあう日。」なんだそうでありますよ。

特に若い頃の恋愛に距離というものは重要なファクターであることは間違いありません。思えば私の人生最大の失恋もそれが原因であったような・・・・シクシク(笑)
でも『遠距離恋愛』事情も当時と比べるとずいぶんと変わりましたよねぇ、交通事情はもとより、なんといっても携帯電話の出現は大きいんじゃないでしょうか。

昔は毎日電話をする事も難しくて、「今度は○○曜日に電話するから」なんて約束して、
しかも、
「昨日電話くれるって言ってたのに・・・・ずっと待ってたんだからね。」
「ごめん、仕事が長引いちゃってさぁ」
てな事が間々あったりして、そんなちょっとしたすれ違いが命取りだったりするんですなぁこれが。
でもその半面、電話で話ができる時間の貴重さは携帯なんぞ足下にも及ばぬものでしたよね。
「声を聞くだけでいいんだ・・・声を聞いたらなおさらに逢いたい・・・逢って君を抱きしめたい・・・・」
あ~なんと純で一途であったことか・・・・(笑)

それが、今どきの若い子のメール内容なんて訊いてみると
「今、何してるの?」
「これからお風呂はいる」
「今、お風呂から上がった。」
「今、歯を磨いてんの。」
「これからお布団にはいるね。」
「いま、寝た。」
って、オイオイ、寝ちゃっちゃメールできねんじねぇ?
てなもんで、へたすりゃ10分おきにメールを交わすてんですから・・・・めんどくせぇ、しかも翌日の朝には逢える相手とでもですよ。
いかに電話した、しないの食い違いがあったとはいえ、あの頃、携帯電話なんてぇものが無くて本当に良かったと思う私です。

ともかく、昔も今も『遠距離恋愛』には大きなハードルがあることは間違いがありません。でもね、「携帯なんぞ無いからこその喜び」と同じように、「離れていればこその良さ」というかなぁ、「なおさらに大切に思う心」「なおさらにつのる想い」てぇのがあるじゃないですか。
仮に、距離が原因でクリスマスを一緒に過ごせなくとも
「身近にいる恋人では味わえない良さを、私は味わっているのよ」
てな感じで、『遠距離恋愛』中のみなさん、頑張って下さいよ。私は応援します。(笑)

昨夜は飲み過ぎたのか、はたまた疲れが出たのか、ちょいと頭痛がしたものですから、ドラマ『JIN-仁-』の最終回を見終わった後すぐに床に入ってしまいました。
で、一日遅れの『料理当番、本日の一品』です。

メインは目抜けのサラダぶっかけソテーです。
レモンをきかせてサッパリ味にしたせいでしょうか、魚があまり得意でない母も美味しいと食べてくれました。付け合わせはジャガイモピザです。

さて、今日の一枚は、サル・二スティコです。

おそらくこのログにご出演いただくのは2回目、リダー作は初めてだと思います。
50年代はリズム&ブルース・バンドで活躍され、このアルバムが録音された頃はちょうどマンジオ・ブラザースからウディ・ハーマン楽団に移られる頃でありましょうか?ともかくフルバンド向きテナーマンとの印象が・・・・というか、つまりは私の興味の範囲にはなかなか入ってこられないテナーマンと言ってもよいかもしれません。

このアルバムも個人的には「絶対に聴くべし!」とお勧めするつもりはありません。
ただ、彼のテナーが思う以上によく歌う事がこのアルバムからは感じ取れるように思います。つまり、悪くないんです。(笑)
そんな印象を引き出す最大の貢献者はナット・アダレイと言いたいところですが、やはりバリー・ハリスでしょうかねぇ
ハリスのピアノがピシッと出来上がりを締めている感じがします。

ただねぇ、このジャケットがあまり好みじゃありません。
サルのリーダー盤ではリヴァーサイドの「COMIN' ON UP !」が一番好きかな。(余談でした。)

HEAVYWEIGHTS / SAL NISTICO
1961年12月20日録音
SAL NISTICO(ts) NAT ADDERLEY(cor) BARRY HARRIS(p) SAM JONES(b) WALTER PERKINS(ds)

1.MAMBLUE
2.SECONDS , ANYONE ?
3.MY OLD FLAME
4.SHOUTIN'
5.AU PRIVAVE
6.HEAVYWEIGHTS



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