なんだか今日は、身体は怠いし、眠いしで、モヤッとしたあまり気分のよろしくない天気のせいなのか、はたまた季節の変わり目に起こりがちな倦怠感なのか、単なる寝不足なのかは分かりませんが、やる気が起きません。(えっ?それはいつものことだって?)
話はコロッと変わりますが(これもいつものことで)
最近(ずっと前からなのかもしれませんけど)CMで「♪アララ、なんか眠いな~~~♪」てな曲が流れておりますよね。あまりテレビを見ない私でも耳にしたということは頻繁に流れているCMだと思うのですけど、
そんでもって、あの「♪アララ、なんか眠いな~~~♪」って、誰が歌ってるんでありましょう?
私があれを聴いて真っ先に頭に浮かんだのが、日本初のサルサ・グループ「オルケスタ・デル・ソル」なんでありまして、『COMPAÑEROS』という彼らのアルバムが好きで、一時、車の中でいっしょに大声で歌いながら聴いたりしてたんですよ。
♪ プクリとふくれ顔 君らしくもないじゃない
なにかやな事 あったの近頃
情けない顔して うつむいてる君なんて
僕になにかを もとめているね ・・・♪
いやいやいや、日本語のサルサも良いもんでありますよ。こんなモヤモヤした日でも気が晴れようってもんです。
先日、Cの頼みでCDを録音させられた話はしましたよね。
けっきょくは昔惚れた弱みでしょうか、計10枚ちょっとのアルバムと、さらに数日後に追加注文いただいた(笑)浅川マキまで録音し、ご指定の喫茶店にお届けしておいてのですが、
「バブ君、ありがとね、ジャケットの写真見ただけで何十年も前を思い出すから楽しいよね。」
「そうかい、そりゃ良かった。」
「ねぇねぇ、ところでさ、この前、娘とカラオケ行ったのよ。そしたら、浅川マキの歌なんかもカラオケにあるのね、ビックリしちゃった。」
「えっ?知らなかったの?」
最近のカラオケは、多種多様なジャンルの曲が用意されているわけでして、洋楽好きのS君も、GSやらフォーク好きのMさんも「そりゃもう満足さ」みたいな。(笑)
「なにを言っとるか!いつもテメェが一番ノッてんじゃねぇ~かよ!」
「いえいえ、私はカラオケ嫌いですから。」(笑)
昔、まだ東京での勤めの頃です。
「バブには、ひろみゴーを歌わせときゃいいから」
てなこと言われていたことがありましてね。というのも「演歌ひろみゴー」なんて、似てないものまねが取引相手との接待の席でそこそこウケていたもので。(笑)
ところがいつも「ひろみゴー」じゃ歌ってる方も嫌気がさすわけでして、密かに練習したのが、森進一の『北の蛍』だったんでありますけど・・・・
これはついにモノになりませんでしたねぇ、そもそも歌が下手な人間がやろうっていう歌じゃありませんもんね。
その『北の蛍』を作曲した、三木たかし氏がお亡くなりになったんですねぇ。
(って、えっ?今日の本題はそれ?)
『思秋期』『津軽海峡・冬景色』でしょ、テレサ・テンの『つぐない』『愛人』『別れの予感』こりゃもう一時期カラオケの定番でありましたよねぇ。
享年64才?
いやぁ、もっとお歳をとられていたのだとばかり思っていました。年代的には先に亡くなられた阿久悠氏なんかとそれほど変わらないんじゃないかみたいな。
そう感じるくらい多数の名曲を残されたということなのでしょう。また、昭和が遠のいていくようで寂しい限りです。ご冥福をお祈りしましょう。
三木たかし氏の曲のように、カラオケにピッタリという曲もあれば、どうしたって「カラオケで歌う曲じゃないだろう」ってぇのもあるじゃないですか。例えば、泉谷とかたくろうとか、私なんざぁ岡林まで歌ったことがありますが、ありゃあいけませんねぇ。
おそらくは、浅川マキだってカラオケじゃどうかなぁ?
カラオケ嫌い(白状します。カラオケ嫌いではなく、カラオケ・ボックス嫌いなんだと思います。)の私としては、もう若い連中のそれにはついて行けませんし、三木たかし氏の曲なんぞを、しっかりと歌えるように努力した方が良いかもしれませんね。
ところで、「オルケスタ・デル・ソル」の曲は、カラオケにあるかなぁ????
(だめだこりゃ)
さて、「ヘタが歌っても所詮ヘタ」てな話を続けてもしかたがありません。今日の一枚は、アニタ・オデイ、ボーカルものを不得意とする私が、最近やっと入手したアルバムです。
やっぱり、S君より、Mさんより、もちろん私より、アニタの歌を聴いている方が、身体には良さそうです。(笑)
しかも、渋いのに可愛らしいみたいな歌声はたまらんですなぁ。この色気はアニタにしか出せないもののように思えます。
聴くからに可愛らしいお声、ほら、いわゆるアイドル的な、それはそれで可愛いくなくはないんですが(変な日本語だぁ)、私がヤラレルとしたら・・・そりぁアニタみたいな声ですねぇ
この魅力は年代を超えるものだと私は思うのですが、いかがでしょう?
PICK YOURSELF UP / ANITA O'DAY
1956年12月録音
ANITA O'DAY(vo)
LARRY BUNKER(vib) PAUL SUMITH(p) BARNEY KESSEL(g) JOE MONDRAGON(b) ALVIN STOLLER(ds) その他BUDDY BREGMAN ORCHESTRA
1.DON'T BE THAT WAY
2.LET'S FACE THE MUSIC AND DANCE
3.I NEVER HAD A CHANCE
4.STOMPIN' AT THE SAVOY
5.PICK YOURSELF UP
6.STARS FELL ON ALABAMA
7.SWEET GEORGIA BROWN
8.I WON'T DANCE
9.MAN WITH A HORN
10.I USED TO BE COLOR BLIND
11.THERE'S A LULL IN MY LIFE
12.LET'S BEGIN
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