JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

チープなれど

2010年06月24日 | j-l

太陽が眩しいったらありゃしません。梅雨の晴れ間というよりは昨日あたりが梅雨の雨間?みたいな感じで、まだまだこのあたりは梅雨の実感が湧いてきませんねぇ、九州の大雨がいずれ東日本、北日本へと北上してくるんでありましょうか?

太陽が眩しいのは、なにも梅雨の晴れ間だからばかりじゃありません。昨夜はS君の事務所に先日忘れたライターを取りに行ったのがいけませんでした。
「ビール一杯だけ飲み行くか」
ビール一杯で済むわけがないですから、最初からそういうことは言わないでもらいたいのですが、案の定、ヘベレケに飲みまくってまいりました。
私は太陽が眩しいくらいで済みましたけど、今日早くに栃木まで行くと言っていたS君は大丈夫だったでしょうか?
そうじゃなくとも、S君の奥様には警戒されている私。
「あ~あ、またまた怒られちゃうなぁ」
奥様にとって、大相撲と暴力団の関係より、S君と私の関係を断ち切ることが大命題かもしれません。
ちなみにこれだけは言っておきます。この前のS君の朝帰りには、私は一切関係しておりませんので、事情聴取しても無駄ですからね。(笑)

そんな長い前置きから、ということで、昨夜まで愛用のジッポーがS君の事務所に出張していたもので、その間、別のライターを使っていました。

基本、いつものジッポーが無い場合は、他のジッポーかロンソンのオイルライターを使用するのがいつものパターンなんですけど、今回は「別の古いオイルライターをたまには使うか」てなことで引き出しの隅から幾つか引っ張り出してきました。

「あらら、こんなんも出てきた」

イムコのオイルライター、トリプレックススーパーです。
イムコの特長といえばこのチャッチサ(笑)なにしろ安いからしかたがないのですけど、それでも、世界中のオイルライターの基本がこのイムコのライターにあるって知ってました?

じつは、イムコのオイルライターは、ジッポーより、いやどのオイルライターより歴史が古くて(ジッポーは1932年、イムコは創業1907年ライターは1918年から製造)、このライターのフリント(石)とウィック(芯)といったオイルライターの基本部品が、世界中ほとんどのオイルライター全ての基準となっているのであります。

そのチープさから、このライターはほぼ出動機会がないのですが、まるで拳銃か何かの弾丸入れのようなフリントの装填方法にはちょっとだけ惹かれるものがあります。

それにしても、オイルライターってぇのは、作りが単純だからでしょうか、どんなに長くほったらかしにして置いても、こうして火が着くんですよねぇ
と、感心しながらイムコの炎を見つめたものの、結局は

を使うことにしたバブ君でありましたとさ、チャンチャン。
でもね、入れたオイルがもったいないですから、部屋ではイムコのオイルライターを使いますよ。

さて、今日の一枚は、エリック・クロスです。
ここでの紹介は3枚目でしょうか、盲目の天才と騒がれ、16歳から大学在学中までプレスティッジに多くのリダーアルバムを残したわりには、エリック好きという方になかなかお会いできないのは何故なんでしょうか?
口に出さなくとも真っ直ぐで研ぎ澄まされたような彼のアルトをじつは好きだという人は多いんだと思うんですけどねぇ(笑)

今日のアルバムもプレスティッジに残る彼のリーダー盤、「ブッカー・アービン・グループにエリックが乗り込んでリーダーをはっちゃった」てなところでしょうか。

いやぁ、やっぱエリックは尖ってますねぇ、若さですねぇ、
そんな感じで、聴き終わった後、いくぶん疲れを感じるアルバムかもしれませんが、捨て置く一枚ではけしてないと私は思います。

IN THE LAND OF THE GIANTS / ERIC KLOSS
1969年1月2日録音
ERIC KLOSS(as) BOOKER ERVIN(ts) JAKI BYARD(p) RICHARD DAVIS(b) ALAN DAWSON(ds)

1.SUMMERTIME
2.SO WHAT
3.SOCK IT TO ME SOCRATES
4.WHEN TWO LOVERS TOUCH
5.THINGS AIN'T WHAT USED TO BE

ところで、デンマーク戦、みなさんどうします?
いったん寝て起きるなんていう芸当は出来そうもないし・・・・かといってその時間まで飲みながら起きているっていうのもねぇ・・・・・迷ってます。(笑)



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