JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

火事じゃないけど燃えました

2007年12月03日 | d-f

バンザ~~イ! バンザ~~イ!
いやいやいやいや、興奮しましたねぇ、胃が痛くなるほど集中しましたねぇ・・・
えっ何がってですか?
そりぁあ~た、星野ジャパンですよ、星野ジャパン。
昨日設定した『地デジ』で、昨日今日としっかり最後まで観戦してしまいました。(何だ、否定派とか言って見てんじゃん.......まあまあ、せっかくつないだんだから綺麗な方が良いでしょ。笑)

昨晩の日韓戦は、最近、お仲間のブログを覗くだけで足跡を残していなかったものですからコメントしまくろうか、なんて思っていたのですがダメでしたねぇ、何も出来ませんでした、シビレました。瞬間最高視聴率は、関東で36.7%、関西ではなんと43.5%だったそうですから、驚異的です。

そして、今晩の日台戦、逆転されたときは唸ってしまいましたが、7回の攻撃、凄い!
つないでつないでつないで・・・「これが日本の野球だ!」と知りもしないくせに叫んでしまいました。(笑)
ともかくいい試合を観させていただきました。昨晩もボトル半分ほど飲んでしまいましたが、残り半分も無くなりそうです。
「ありがとう!星野ジャパン!!!美酒だぁ~~~~~~!!!!!!」

最近、死者まで出す火事が頻発しております。野球の応援で熱くなるのは良いですが、火事で熱くなっちゃいけません。
火の用心、さっしゃりましょう
最近は「さっしゃりましょう」までは言わないのかな?
それでも自治会等々でパトロールをしている地域も多いそうで、ご苦労なことです。
このあたりでは年寄りが多いせいもあって、寒い宵のパトロールはちとキツイので行ってはおりませんが、消防団の車が鐘を鳴らして警戒を呼びかけています。
いづれにしても、火事は他にも被害を与えかねません。お互い充分に注していきましょう。

「喜んで飲み過ぎて、寝タバコなんてしないでよ!!!」
「ふぁ~~~~い」

さて、今日の一枚は、久しぶりのエリック・ドルフィーです。
ドルフィーに関しては今まで何度となく熱く語ってきましたので、火事になっても困りますから今回は軽く(笑)

この時のドルフィーは、7月にブッカー・リトルとの双頭バンドで「ファイブスポット」の客をブイブイ言わせた後、翌月にマックス・ローチの「PERCUSSION BITTER SWEET」に参加して、再度リトルとジャズ・ギャラーに出演、そして単身ヨーロッパへ出かけたのは、8月末でした。
ドルフィーにとっては二度目のヨーロッパということになります。(生涯では死を迎えたその時を含め4度行ってますよね。)
ドルフィーはどうしてヨーロッパが好きだったのか?
アメリカよりヨーロッパの方が彼を受け入れる土壌があったとも言えますが、単純にアメリカでは金にならなかったからではあります。それにしても前年初リーダー・アルバム「OUTWARD BOUND」録音以来、多くのアルバムに参加していますよね・・・・・それでも手元に入るお金は微々たるものだったということなのでしょう。

この2回目の訪欧の間、テレビ出演を始め数多くのライブ活動を行ったわけですが、その間の録音は、当初プレスティッジの「IN EUROPE」3枚だけがアルバム化され、それ以外は後に「発掘音源」として発売されたものばかりです。
今日の一枚もとうぜん、熱心なジャズ・ファンであったホルスト・ウェーバーによって発掘アルバム化されたものです。

この時の訪欧は単身赴任(笑)でしたので、ほとんどがヨーロッパのミュージシャンとの共演でありました。(「IN EUROPE」がそうですよね)ところがこのライブでは、ピアノのペプシ・オウル以外はアメリカからの移住組で行われたのです。
バックが誰であろうと、この当時のドルフィーは、頑固なスタイルを持っていましたので「そんなの関係ねぇ」と言ってしまえばそれまでですが、全体としていくぶん違いがあるかなとも感じます。
「IN EUROPE Vol.1」の「OLEO」など聴くと、バックが「悪くはないけど、けして上手いとは・・・」てな感じを受けませんか?
はたして、本ちゃんのレコーディングへの前哨戦のようなこのライブではどうか?
録音状態はおちますが、ぜひともご自身の耳で確かめていただきたい。
それとそれと私の大好きなバスクラ・ソロ「GOD BLESS THE CHILD」馬のいななく響き、「IN EUROPE」のそれとの聴き比べもいいですよね?

ドルフィーが最も乗っていたこの時期、一曲でも多くの演奏を聴きたいとのファンの心理からすれば、さらに隠れたヨーロッパの音源が世に出る日があるのではないかと期待もしています。

ぼくの演奏を非難する者が多いといっても別におどろかないね。むしろそれが当たり前じゃないかとも考えるんだ。馬がいななくような音をたてる。すると、なんという音を出すんだといって怒りだす。よくわかるよ。けれど、ぼくが求めているものが、こうした音のなかにあるんだからしかたがない。感じたことや気持ちのなかにあること以外に何が表現できるだろう。~エリック・ドルフィー~

BERLIN CONCERTS / ERIC DOLPHY
1961年8月30日録音
ERIC DOLPHY(fl,b-cl,as) BENNY BAILY(tp) PEPSI AUER(p) GEORGE JOYNER(b) BUSTER SMITH(dr)

1.HOT HOUSE
2.WHEN LIGHTS ARE LOW
3.GEEWEE
4.GOD BLESS THE CHILD
5.HI-FLY
6.THE MEETING
7.I'LL REMEMBER APRIL



最新の画像もっと見る

コメントを投稿