JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

酔人、酩酊人、泥酔人

2014年02月20日 | g-i

よくもまあ寒い日が続きますが、先週の雪でいまだ孤立している集落があるなんてニュースを見聞きしますと、これくらいでブツクサ言っとれませんね。
物資が入ってこない、病院も無い何にも無い・・・・まさに3.11を経験した私にはその苦しみがよ~~くわかります。一刻も早い復旧を祈っております。

大竹聡著『ぜんぜん酔ってません』『まだまだ酔ってません』何故にこの二冊が今手元にあるのか?

火曜の午後
「鮟鱇鍋で一杯なんてどうよ?」
てなメールが、
親の葬式でもなけりゃ『呑の誘い』を断ったことがない私(まっそれは冗談ですが)、そんなメールに反応しないはずもなく
「何時に何処に行けばいい?」

てなことで「鮟鱇鍋を目当てに飲みに行こう」となったわけですが、
「いっぱいで入れないなんてなるといやだから、電話してみようか」
すると、
「客はいっぱいじゃないけど、鍋がいっぱいだって」
つまりですなぁ、
「席は空いているし鮟鱇鍋も出せるけど、二人前の鍋は難しい」
てんですわ。
「そうじゃなくてもバブは喰わんもんねぇ(量を食べないってことね)」

かといって、一度『呑スイッチ』が入れば、鮟鱇鍋はあきらめられても
「オチャケはあきらめらんない!」(笑)
けっきょくは焼鳥屋で
「すじ煮とぉ、牛タンとぉ、レバーとぉ・・・お新香、おっと忘れてた、なんてったって寒い日にゃ熱燗だぁねぇ、えっ一合? バァ~~カ言っちゃいけやせんよぉ、二合徳利でバンバン出してちょうだい。」
あはは、バンバンとは言いませんでしたが、つまみが出る前に一本無くなり、焼き鳥が届く頃には二、三本無くなってましたかねぇ?まぁまぁ順調なペースです。(笑)

そんなこんなでほろ酔い気分(ほろ?)、あとは
「ウイスキーでしょ」
場所を○-クに移して
「お~~し、締めの一杯」
一杯で済まんことはわかっちょりましたがね。

「ヒックヒック」
「あらまシャックリ?」
「過ぎたかなぁ~~~?」
私にこの症状が出れば終いです。素直に負けを認め退散ですわい。

「バブ、この本読んでごらん。鏡を見るようだから・・・」
と、ママに手渡されたのが、大竹聡著『ぜんぜん酔ってません』『まだまだ酔ってません』

「なげ~~!ここまでなげ~~!つまりは、大竹聡のごとくアンタは飲んべえだから、これを読んでみなってママが貸してくれたっちゅう話でしょ」
「はい」

この日も酔人に始まり、酩酊人、泥酔人に変貌した私、まだ『ぜんぜん酔ってません』一冊しか読んでおりませんが、大竹聡と違うのは「シラフでも粋人にはなれない」というところだと、感じたバブでありました。

さて、今日の一枚は、久々の歌物、ビリー・ホリデイです。

いえね、シャックリでボロボロの私と、薬と酒でボロボロのレディ、何となく共通点が
「ないない、あんたのボロボロとレディのボロボロは、ボロボロのボロボロさが違う」

唄っているというより語っているって感はゆがめないんでありますが、たしかに言うとおり、私の場合は『味も素っ気もないボロボロ』ですけど、レディ場合は『味のあるボロボロ』、「GOD BLESS THE CHILD」なんかで、チャーミングさすらチョロチョロ出てきますもんね。

AT MONTEREY 1958 / BILLIE HOLIDAY

1958年10月5日録音
BILLIE HOLIDAY(vo) MAL WALDRON(p) EDDIE KHAN(b) DICK BERK(ds) GERRY MULLIGAN(bs) BENNY CARTER(as) BUDDY DE FRANCO(cl)

1.AIN'T NOBODY'S BUSINESS
2.WILLOW WEEP FOR ME
3.WHEN YOUR LOVER HAS GONE
4.GOD BLESS THE CHILD
5.I ONLY HAVE EYES FOR YOU
6.GOOD MORNING HEARTACHE
7.THEM THERE EYES
8.FINE AND MELLOW
9.OH, WHAT A LITTLE MOONLIGHT CAN DO
10.TRAV'LIN LIGHT
11.LOVER CAME BACK TO ME

おまけ、
母が突然
「雑煮のタレでうどんが喰いてぇ」
なんてぇもんですからね。作りましたよ、バブ家直伝田舎うどん&そば。

私にはサイドメニュー大葉味噌の焼きおにぎり付きです。(笑)



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