JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

老いらくじゃ無い!乙女チックオヤジの恋

2017年03月17日 | m-o

昨日あたりから少しだけ暖かくなった気もしますけど、「暑さ寒さも彼岸まで、春分の日が過ぎればいよいよ春本番!」となっていただきたいものです。

そんな3月17日、恥ずかしながら私はまた一つ歳を取りました。
「バブさん、いくつになるんですか?」
「え~~とねぇ・・・教えない」
なんて、可愛く答えてみたりして
じつは自分でも「西暦の足し引きで歳を思い出す」そんな状態でしてね、まっそれほど歳を取ってしまったという事です。(笑)

先日の火曜日には、同じく3月生まれのキングギドラ・・もとい、お嬢様いやお姉様(と言っても年下ですけど)いやいや女王様とともに、ゴジラ・・もとい○-クママに祝っていただきました。
「ごちそうさまでした。」

 ♪ 歌をうたいましょう 今宵はあなたと
   瞳を見つめあえば ほらやってくる幸わせ ・・・・♪

思えばそんな気持ちをもう味わう事は無いでしょうなぁ・・・(笑)
「何でこんな歌を思い出したんだろ?」
遠藤京子(響子)さんの『とても幸わせ』というじつに短い歌なんですが、そうそう、彼女も今日誕生日なんですよ。だから思わず歌っちゃったんですかね
昔、『Be Love』っていう彼女の歌が好きでね、隠れファンでした。(笑)

「いや、願望だろ、無いものねだり?」
「何を言うか、こうみえて、あたしゃねぇ、乙女チックな、夢見る少女的ところがあるんだよ。」
「キモチワリィ!」

キモチワリィのはともかく、我が地で昨夕「67歳の男性が60歳の交際相手を包丁で刺す」という事件が起きました。
本人曰く、「別れ話を持ちかけられ殺そうと思った。」そうで・・・・
まぁまぁ刺されたお相手の命には別状は無さそうなんですけどね。
「お前は18,9のバカ者かぁ!」
と、ツッコミを入れたくなるような

 墓場に近き老いらくの、恋は怖るる何ものもなし

と詠んだのは、川田順でありますねぇ、
『老いらくの恋』というのは、へんにタチが悪い?
私のような『乙女チックオヤジ』は気を付けなければいけないのかもしれません。(笑)

「でも・・・恋かぁ・・あと一、二回してもいいなぁ・・・・」
「オイオイ、ヤメなさい!」
「S君・・・・だってよ。」(イカン、また余計なことを言って怒られる)

さて、今日の一枚は、ディビット・ニューマンです。
先日とある知人が、
「(映画)『Ray』を見たんだけどね、レイ・チャールズのジャズ演奏って何か持ってる?」
今さら『Ray』ってねぇ、まぁまぁ、そこをツッコンでもなんですから
「なんかはあると思うよ」
そこで引っ張り出したのがこのアルバムです。

基本、ソウル・ジャズとかジャズ・ファンクみたいに「節操が無い」のはあまり好みとしなかった私、それも若かったからでありまして
今改めてこのアルバムを聴いたりすると
「そこそこエエよね」
と、素直になれる。

「そっかぁ、『老いらくの恋』だからこそ素直になれる?」
「はいはい、もういいから、それにね恋は一人じゃ出来ないんだよ。綾瀬はるかでも想いながら泣いてなさい。」

FATHEAD / DAVID NEWMAN
1958年11月5日録音
DAVID NEWMAN(as,ts) MARCUS BELGRAVE(tp) BENNIE CRAWFORD(bs) RAY CHARLES(p) EDGAR WILLIS(b) MILTON TURNER(ds)

1.HARD TIMES
2.WEIRD BEARD
3.WILLOW WEEP FOR ME
4.BILL FOR BENNIE
5.SWEET EYES
6.FATHEAD
7.MEAN TO ME
8.TIN TIN DEO