JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

お互い、三が日はゆっくりしません?

2017年01月05日 | s-u

正月三が日も明け、今日は寒の入り『小寒』であります。
冬至南瓜を食べてから半月が過ぎてしまったのですねぇ、こうして新年を迎えても月日の流れは速まるばかり、きっと直ぐに来年が来て、再来年が来て・・・・・我が終末も近いのでありましょうか?
ともかく、寒さはこれからが本番、私の周りでも風邪が流行っているようでありますし、お体にはおきおつけめされ。

この時期になると初夢のお話しをしがちな私ですけど、今年の初夢は語りたくありません。何故なら
「それはもう、とんでもなく、すご~~い」
「おまえは昇太か!」
まっ、それほどおぞましい夢でござんしてね。富士も鷹も茄子も出やしない
「じつは、私が正体の知れぬ男に・・・・・・」
「語るんかぁ~~い!」(笑)

話はコロッと変わりますが(あらら)
この三が日、みなさんはやっぱり福袋なんぞを求めてお買い物にいらしたのでしょうか?

3日の朝日新聞に「三越伊勢丹三が日休業検討」てな見出しで、大西洋社長のインタビュー記事が掲載されておりました。
考えてみりゃ昔は三が日に開けている店なんざぁほとんど無く、さりとて大きな不便も無かったわけで、というか、そういうもんだと思っていたからそれに備えていたのでありましょうけどね。
正月早々あの福袋にたむろする姿が報道されると、私はあまりイイ気持ちで見てはおりませんでした。
「正月くらいもっとユッタリ、マッタリと時間を過ごしてもええんちゃう?」
みたいなね。

「そもそも初売りなんざぁ仕事始めの四日でエエよ、休みじゃないから買いに行けないってんだったら、その終末に福袋なんざぁ売りゃいいじゃん。」

それがア~~タ、
「A店は三日が初売りだから、うちは二日」
「えっ?Bさんのとこ二日に初売り?ほんじゃ元旦初売りでいこう!」
「ああ?Aが元旦????面倒だ、うちの初売りは大晦日にしよう」(んなこたぁねぇか、笑)
まさに『本末転倒』でありますよね。

いやいや、百貨店の初売りばかりじゃありませんよ。
外食やコンビニの24時間営業だってしかり
「ああいうもんはねぇ、一度やり出すと元に戻すのが大変なんだって」

昔ね、私の知り合いが飲み屋を出す事になりまして、
「最初が肝心だから、軌道に乗るまで休み無しでオレは頑張るよ」
なんて言うもんですからね、言ってやったんですよ
「アホか、そりゃ半年ぐらいは休み無しでも頑張れるかもしれないよ、だけどね、人間休まずに長く続くわけがねぇ、かといってそろそろ軌道に乗ったから定休日をって、おまえねぇ、半年も無休でやってりゃ「あの店はいつ行ってもやってるから」てぇ事が客に浸透してね、定休日なんざぁ作れなくなるよ。だから、最初から定休日はきちんと決めて、そりぁお客の都合でどうしてもその日にてな事があれば、「今日は臨時で空けております。」これでいいんだからさぁ」

ともかく、益々人手が不足していく将来に向け、三越伊勢丹ホールディングスの「三が日休業検討」、そして一部外食関連の「24時間営業見直し」これは私は良いことだと思っとります。

「そりぁ誰かさんは、三が日なんざぁ酒かっくらって、ダラダラしているのが一番だと思ってるから・・・・なんなら箱根駅伝も選手や家族達が正月ゆっくり出来なくなるから日を改めるかい?」
「いや、それは困る」(笑)

さて、今日の一枚は、ソニー・スティットです。
昨日帰宅の道すがら聴いてきた一枚ですが、

「何か最近スティット紹介率が増えたんじゃねぇ?」

私もそう思っています。(笑)なにしろ彼のアルバム数は多いから(もちろんそれだけに内容はピンキリだったりしますけど・・・って、これはあくまで私の個人的意見ですよ)
そのくせ「スティットの代表アルバムはこれだ!」てぇのも、正直あまりないんですよね。
そんな中、このアルバムはそこそこ好みです。

このアルバムを聴くと思うんですがね、
「私的にはやっぱりスティットはアルトの方がイイ・・・かなぁ」

NEW YORK JAZZ / SONNY STITT
1956年9月14日録音
SONNY STITT(as,ts) JIMMY JONES(p) RAY BROWN(b) JO JONES(ds)

1.NORMAN'S BLUES
2.I KNOW THAT YOU KNOW
3.IF I HAD YOU
4.ALONE TOGETHER
5.TWELFTH STREET RAG
6.DOWN HOME BLUES
7.SONNY'S TUNE
8.STARS FELL ON ALABAMA
9.BODY AND SOUL
10.BETWEEN THE DEVIL AND THE DEEP BLUE SEA