今日は立春、まぁまぁ毎年のことですけど、この日に春を実感できるわけも無く、この辺りのここ二・三日は「寒さの底」てな感じです。
「散熬豆因唱鬼外福内」
昨日は節分、みなさんは豆まきをされましたか?
我が家は、子供達がいなくなって以来ほとんどやっていません。
それでも門柱に鰯の頭は無いもののヒイラギなんぞをくくりつけてはみたのですけど・・・
なにしろ中に居るのが邪気そのものだったりしますから
「どうせならあんたも鬼のように強くなってくれればイイんだけどねぇ・・・・」
「ハイハイ、私ゃ鬼になれない邪気の塊みたいなもんですからね。」
自覚はあります。(笑)
さても、邪気の塊たればなおさらのこと
「アレ喰いてぇ、アレ飲みてぇ、アレしたい、コレしたい・・・」
欲は人一倍強いわけでして
「節分と言ったら『恵方巻き』だろ」
「何をおっしゃる、節分と言ったら『節分蕎麦』だろ」
商業主義で広まった『恵方巻き』を、あまり快く思わないお話しは以前もしましたのでここでは申しませんが、『節分蕎麦』までもいまやその潮流に乗ろうかという感があります。
「そもそも、『恵方巻き』より『節分蕎麦』、いや元祖『年越し蕎麦』のほうが歴史も古く、なんちゃらかんちゃら・・・」
そんなこたぁ邪気の塊にはどうでもよろしい、ようは『恵方巻き』より『蕎麦』の方が好きだというだけのこと
あり合わせの野菜でかき揚げをササッと揚げ、姉がまた送ってくれた『石黒製麺 やまいも蕎麦』を茹であげて
「へぇいお待ち!」
「やっぱ蕎麦はエエねぇ、蕎麦と言えば酒かい?」
すると邪気の塊は、一昨昨日事を思い出します。
先日味わったテキーラの味を忘れられない邪気の塊は、一昨昨日もイソイソと出かけたのであります。
岩塩なめなめテキーラをカーッと飲み干しますてぇと
「いやぁ、疲れも吹っ飛ぶねぇ」
するとママが
「バブ、ここは一つ、歌でも唄いに行っちゃう?」
邪気の塊はこれにも弱い、疲れのピークに悲鳴を上げる肉体にむち打ち『よしこちゃんよ~~~』のお店へくり出したのでした。
♪ 空の声が 聞きたくて 風の声に 耳すませ ・・・ ♪
「ママぁ、さすがにもうキツいわ」
「そりゃそうだわね」
と、ママに送り出され帰って来たのは何と深夜(朝だろ)の3時半、
邪気の塊は、パフパフ(?)を夢見ながら床についたのでありました。
翌朝、
「パフパフの、パフがなぁ~~い!」
ははは、『よしこちゃんよ~~~』のお店でいただいた『おっぱいチョコ』が片乳になってましてね。どうも朝方ネズミ(?)に喰われたようで
「どうせチョコは食べないだろ」
「そりゃまぁそうだけど・・・・パフパフが・・・」
「『邪気の塊』の欲はつきず」というお話しでありました、とさ、チャンチャン。
さて、今日の一枚は、ブラウニーです。
ブラウン・ローチ双頭バンド結成当初の録音盤(初スタジオ収録)です。
しかるにバンドとしての熟成度には若干難点はあるものの、そこはブラウニー「難点なんて言わせない」といった感じが私はします。
二曲目「I DON'T STAND A GHOST OF A CHANCE WITH YOU」のブラウニーなんざぁ私はうっとりしてしまうんですよねぇ・・・
それにしても、ブラウニーを取り上げるたびに、彼の早死にを恨んでしまうのは私だけでしょうか?
もしも、マイルスとブラウニー、二人がその後のジャズシーンにいたら・・・・
「たられば」はつきぬ思いです。
BROWN AND ROACH INCORPORATED
1954年8月2,3,6,10日録音
CLIFFORD BROWN(tp) HAROLD LAND(ts) RICHIE POWELL(p) GEORGE MORROW(b) MAX ROACH(ds)
1.SWEET CLIFFORD
2.I DON'T STAND A GHOST OF A CHANCE WITH YOU
3.STOMPIN' AT THE SAVOY
4.I'LL STRING ALONG WITH YOU
5.MILDAMA
6.DARN THAT DREAM
7.I GET A KICK OUT OF YOU
おまけ、
『料理当番、本日の一品』です。
鶏もも肉の照り焼きです。「これなら日本酒でもウイスキーでもOKか?」てんで作ったのですが、けっきょく私はアボカドマグロで日本酒を飲んでしまったという・・・・(笑)
お弁当は、おにぎり弁当でした。
ちなみに、ぼろくそ言っていた『恵方巻き』も、Mさんのお店で少し売り残りが出そうだったので、お付き合いで買ってきました。