秋も日に日に深まってまいりました。
紅葉もイイ感じで進んでおるのでしょうが見物に出かける余裕は未だありません。というか、81歳の疑惑は晴れたとは言え、けして若くは無い私には自身の晩秋を思うばかりで現実の深まる秋を楽しむ気分が起きないということかもしれません。(笑)
そうそう、先週「ましゃショックから体調不良」との情報が入っていた○ークママに、火曜日についついメールなどしてしまいまして
「今日は(店)開けるよ、来るんでしょ」
「いやいや、ほんのちょっとだけ心配だったもんでね。」
「だから、来るんでしょ、待ってるから」
「ハイ」
これを『やぶ蛇』と申します。(笑)
「ママ、ところで体は大丈夫なの?」
「ええ?まぁねぇ・・・でもビールを飲んでないのよ、先週から」
『ビール命』のママが、一週間ビール断ちをするとは、
「そんなに調子悪かったんだぁ・・ところで今飲んでるのは?」
「あぁ、焼酎のお湯割り」
「・・・・・・ママ、更年期だよそれ」
「みんなと同じ事を言わない!」
「ハイ」(ここもこれ以上突くと蛇が出ます。笑)
まっ、そんな年回りになってきてるんですよ、私もアンタも(笑)
二回連続で歳の話じゃ暗くなるばかりですね、止めましょ。
秋と言えば、やはり「実りの秋」「食欲の秋」でありますねぇ。(この話題も多いけど)
先日、叔母からそれを察したように『新米』が届きました。しかもこれまた秋の味覚『栗』とともに
嬉しいじゃござんせんか、早々に炊いてみました。
色つや香りに粘り、ねぇ
「やっぱ日本人は米っしょ」
この至福は他に比べるものがありませんなぁ
いつもは一杯しかいただかないのに、おかわりまでして
「米は別腹よ」(そんな言葉は無い!)
新米に日本の心香りけり
なんちゃってね。
さて、今日の一枚は、 テリー・ギブスです。
ウエスト・コーストのレーベルで『モード』というと、その独特なジャケットで印象が残ります。まぁ30枚程度のアルバムしか出してませんけどね。
ともかく、油絵っぽい肖像画か、このS.J誌の★マークを思い起こさせるメガネのオッサンか、ジャケを見ただけで『モード』だと分かるところがある意味凄い。
特にメガネのオッサンのジャケは「その中身よりジャケデザインだけで、そろえてみたい」てな、マニア心をくすぐる魅力があるように私は思います。
ただねぇ、中身がどうかってぇはなしになると、どうにも『モード』というレーベルは「いかがなものか」みたいなところがあるんですよねぇ。
いや、演奏者が悪いという話では無く、1,2年で潰れてしまったレーベルですから、何とは言わず潰れるなりの理由があったわけで
「酒好きと言うだけで飲み屋を開いても商売にはならん」ということでありますよ。
そんなこんなを踏まえた上で、このアルバムを聴くと随所に突き所はありますが、蛇が出ても困るのでよしましょう。
何気にバックに流しているジャズとしては、私はそこそこエエんではないかと思っています。
ちなみに、バイブ(ビブラフォン)とマリンバとシロフォンの違いについては、音を聴くと確実に違いが分かるはずですが、詳しくは各自調べるように。(笑)
A JAZZ BAND BALL / TERRY GIBBS
1957年9月録音
TERRY GIBBS(vib,marimba) VICTOR FELDMAN(vib,xylophone) LARRY BUNKER(vib,xylophone) LOW LEVY(p) MAX BENNETT(b) MEL LEWIS(ds)
1.THE DIPSY DOODLE
2.WHERE OR WHEN
3.I'M GETTING SENTIMENTAL OVER YOU
4.HOLLYWOOD BLUES
5.TANGERINE
6.JUST FRIENDS
7.SOFTLY AS IN A MORNING SUNRISE
8.MEMORIES OF YOU
9.BROADWAY
10.ALLEN'S ALLE