10月に入り、朝晩めっきりと涼しくなって?(いや寒くなってが正解かも.....笑)「エアコン無しでは生きられねぇ」てな日々をいくぶん懐かしんだりしています。
ただ、この気候の変化について行けない体が、ストを起こす例も多いようで、体調にはお互い注意しましょうね。
「○○、舞茸の天ぷらが食いてぇなぁ・・・・」
母がしみじみとそんなことを申します。
秋といえば茸、茸といえば我が天敵(笑)
「このまえ、煮物に椎茸入れてやったろ、その前だって、S君にもらったナメコ食ったし・・・」
それからまたしばらく経って、
「今日テレビでやってたけど、ああいうの見ると、美味い茸が食いてぇなぁ」
テレビも、秋刀魚と栗くらいにしときゃ良いもんを、茸なんぞ取り上げるからイカンのですよ、まったくもう。
この季節、茸が旬を迎えることが、我が身にどれほどのプレッシャーとなることか。
「わかったわかった、舞茸でイイのね、天ぷらでイイのね」
てなことで、『料理当番、本日の一品』は、天ぷらとあい成りました。
天ぷら何てぇもんは、下準備がチト大変なだけで、後はただ揚げるだけですから、楽っちゃ楽なんですけど(もちろん、プロの方は違いますよ。)
カラっと揚がっているかってぇと、そこは「揚げたてならばなんとか」てな感じ、しかもハッと気が付くととんでもない量になってたりして。(素人ですから)
本当はね、揚げた先から「ハイどうぞ」って、食べさせたいんですが、そうはいきませんからねぇ、そこが家庭料理としての難点ですかね。
やっぱり、寿司と天ぷらは、出された先から口に放り込むのがベストですもんねぇ
「ほら揚がったから飯にしよ」
こっちとら、なるだけ揚げたてを食わせようと急ぐんでありますが
やれ「油が飛んでる」だの「粉が良く拭き取れてない」だの・・・・・
「ちゃんと拭いといたよ」
なんでなんでしょ?ここぞとばかりに粗探しをし出して、レンジの隅の方、普段だったら見もしない所にへばり付いた粉を、「やっぱりね」みたいな勝ち誇った顔で拭き始めるんですよねぇ
「そんなん、食べてからでもイイじゃん」
「いや、食べてからだとやる気無くすから」
けっきょくは、チト不機嫌になった私が、先にビールを飲み始める・・・・
これが我が家の『天ぷらアルアル』です。(笑)
おっと、忘れてました。先日姉が持ってきてくれた車麩の煮物も作りましたよ。
弁当はこんなんでした。
さて、今日の一枚は、前回秋吉敏子に続き、日本人で行きましょう、渡辺貞夫です。
当事の彼のレギュラーメンバーが、銀座 「ジャズ・クラブ・ジャンク」で行ったライブ演奏です。
この頃のナベサダは、やはり若さと勢いがありますねぇ、とても良い演奏だと思います。
ところで、ここで使われているソプラニーノ・サックスでありますが、ソプラノ・サックスよりさらに高い音を出すサックスであります。
何故にソプラニーノなのか?
これは、「アルト奏者にとってちょうど1オクターブ高いソプラニーノの方がソプラノより扱いやすい」って、ことなんだろうなぁ、と勝手に思っております。(実は小さいだけに、かなり扱いにくい楽器だそうですけど)
まぁまぁ、ソプラノだろうがソプラニーノだろうが、どうでもイイと言われればそれまでではありますけど、私がソプラノとソプラニーノの音の違いに耳が行くのは、ジャズを聴いていたおかげだと、嬉しく思ったりして(自己満足、自己満足、笑)
ともかく、この演奏から7年後、私はとある方の計らいで、「ナベサダ本人とお話しをさせていただいた」・・・これが私のプチ自慢です。
LIVE AT THE JUNK / 渡辺貞夫
1969年12月26,27日録音
渡辺貞夫(as, sopranino) 増尾好秋(g) 鈴木良雄(b) 渡辺文男(ds)
1.CHERIL
2.IF I SAID THE SKY WAS FALLIN'
3.GEORGIA ON MY MIND
4.THIS GUY'S IN LOVE WITH YOU
5.NO MORE BLUES
6.HERE'S THAT RAYNY DAY
7.GRANNY'S SAMBA