JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

酔うに酔う年頃になりました。

2014年03月17日 | a-c

昨日今日とやっとこさ春の陽気が近づいた感があります。
「今年は花粉症の症状が酷くありませんように」
と、私は祈っております。

さてもそんな3月17日といえば、なんと、かのバブ大先生の誕生日でありまして
「あれ?何で栗ご飯?」
朝、いつものように新聞を左手、コーヒーを右手に持ちながら食卓に着くと、目の前に栗ご飯が出されました。
「いちおう、だれかさんの誕生日だから、冷凍しておいた栗を炊いてみました。」
「え?あ~~17日かぁ・・・」
って、じつは自身忘れかけておったのですけどね。
「そんじゃまぁ、今晩は飲んじゃおうかな」
「まぁねぇ、「誕生日だから飲む」くらいの飲み方なら心配もしないけど、アンタの飲み方は・・・・・・」
とは母、これ以上の深入りは墓穴というものですから
「おっ旨そうだねぇ栗ご飯、いっただきまぁ~~す。」

先日、S君と飲みに行ったとき、かなりの酩酊状態で○-クに立ち寄ったのでありますが、その時、ママにこんな雑誌を借りてきました。

「そういやぁこの前は『まだまだ酔ってません』『ぜんぜん酔ってません』でしょ、今回は雑誌『酒とつまみ』・・・・オレにそんな飲ませてどうしようってんだろうねぇ、ママは」
「って、相手は飲ませてなんぼじゃろうが」
「あっ、そうか」(笑)

最近思うに、私は酒が好きなのか、酔うのが好きなのか、わからんようになってきましたねぇ、もちろん酔わない酒は酒とは言えないわけですし、いかに酔うためとはいえ嫌いなものは飲まんでしょうし・・・・・

若い頃は、とうぜんのごとく「質より量」でありましたよね。いわゆる「アルコールが入ってりゃ多少不味くても飲めた」みたいな。
それがそのうちに舌が贅沢になって、「ブランデーやラムなんてぇのは甘くて飲めやしねぇ」なんてね。
「やっぱウイスキーは島物に限る」
「吟醸より純米の方がオレには合ってるねぇ」
とかなんとか・・・・

それがね、最近また少し変わってきたように思うんですわ。
酔いが早くなったせいでしょうか、
「旨い酒を一二杯飲めれば、後はそこそこ何でも良い」
みたいなとこが有ったり無かったり(笑)
もちろん、若い時みたいに節操なくというわけでもないんですよ、ないんですが、「酔えればイイ」的感情が日増しに復活しつつあるように感じるのです。

つまり何が言いたいのか?(自分でもよくわかっておりませんが)
若い頃は「酔うために飲む」だったのが、いつの間にか「旨い酒を飲む」になり、そして今「飲む」を忘れて「酔うに酔う」になった・・・・そんな感じ?

今日また一つ年を取り、すでに晩年の域に入ろうかという今、飲兵衛バブは何処へ向かうのか?
「かあちゃんは酔っぱらいが大っ嫌いだから、アンタを見てると心配で・・・・」
と母
「子供じゃないんだから・・・・」
って、ハハハハハハハ、だから心配か(笑)
ともかく、気をつけながら飲みましょ、どう気をつければいいかは、誕生日の今宵、ゆっくりと飲みながら考えます。
「ダメだこりゃ」

てな事で、『料理当番、本日の一品』ですが、またしても一週、更新をサボりましたので、二週分になります。

 

二週続けて私のメインは刺身系でありました。9日はカンパチ、昨晩は〆鰺、もちろんどちらも手前仕込みです。(これが私のメインということは、二週ともアルコールは日本酒でチビチビと)

 

私以外は、肉じゃがと揚げ物(鰺は大葉と梅肉を巻いて揚げました。)盛りで飯を食わせ
その他に、9日は厚揚げ、昨日は安物蟹の味噌汁を添えました。

 

さて、今日の一枚は、誕生日ですからねぇ、やっぱりこの人でしょ、アトランティク時代のコルトレーンです。
この時期、コルトレーンは確固たる地位を獲得した時期でありますので、どの演奏も「全て聴き逃す事なかれ」てなところです。
「GIANT STEPS」「MY FAVORITE THINGS」だけじゃない。

COLTRANE'S SOUND / JOHN COLTRANE

1960年10月24,26日録音

JOHN COLTRANE(ts,ss) McCOY TYNER(p) STEVE DAVIS(b) ELVIN JONES(ds)
1.THE NIGHT HAS A THOUSAND EYES
2.CENTRAL PARK WEST
3.LIBERIA
4.BODY AND SOUL
5.EQUINOX
6.SATELLITE