JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

母フンガイ?

2012年10月24日 | d-f

ここのところご近所トラブルが原因となった事件が頻発しておりますが、我が母の今最大の悩みは「猫の糞」であります。
「まったくもう、今日もしてあった!」
と、私に怒ってもしかたがないんでありますが・・・

ペットにまつわるご近所トラブルはネットなんかで調べてもひじょうに多いようでありますけど、我が家の庭を常設トイレとして利用している猫は、ペットではない、いわゆるノラであります。ただたんなるノラなら保健所に相談するという手もあるのでしょうけど、ほら、これもありがちな話で、裏のお宅が餌やりを行っている猫一族なんであります。
一族と称したのは、最近とみにその数が増えておりまして、我が家だけでなく、糞害はもとより「ねれ縁を爪研ぎ代わりに使われる」「サカリの時の声はたまったもんじゃない」等々かなりのお宅で苦情が増えておるようです。
「ただねぇ、「これが解決策だ」となるとご近所だけに難しいし、ほら、下手な事すると怖い世の中だから・・・」
と、母を含めたご近所の方々が井戸端会議を執り行っているようでありまして、いずれ大きくならないうちに、なんらかの手だては必要だとは思うんですけどね。

さても、俗に「猫派か犬派か」なんて、「必ずどちらかじゃなきゃいけない」みたいな訊き方をされるときがありますが、私しゃ正直『両刀遣い』
「犬も可愛いと思うし、なんとも気ままな猫も捨てがたい」
ただ、強いてと言われると・・・・
「う~~~ん、猫かなぁ」なんて答えるのであります。(昔、捨て猫を2匹ほど飼ったことがあるもので)

「猫の鼻と傾域の心は冷たい」てなことを申しますが、そこが猫の最大の魅力でもありますね。いわゆるコビを売らない?いやいやかといって犬がおべっちゃら使うって事じゃないんですがね。
正直、彼女にするなら犬の方が扱いやすいでしょうな、そのくせ猫っぽい女に惚れたりなんかして
あはは、さしずめS君が通う飲み屋の女性なんざぁ「『心は冷たい』を知っていながらもついつい」てなところでしょうから、まさに猫?

そういえば『猫』はその昔『娼婦』の秘語として使われていたそうでありますが、夜鷹になるんでしょうかねぇ、寺の境内を商売場所に使っていた娼婦がけっこういたそうで、これを「山ネコ」と称し
和尚さん 善女人だと 可愛がり
てな川柳も残っています。

そういやぁアメリカでも「catus」は、『娼婦』を表す俗語でありまして、
う~~~ん、猫に対する印象ってぇのは、東西変わらぬということなんでしょうか?
それからそれから、とある世界じゃ「ネコ」と「タチ」「リバ」なんても・・・・・
もとい、
「catus」はジャズメンを表す俗語でもありますね。
これは私の私感ですけど、ジャズと猫ってぇのは相性が良いように思うのですがいかがでしょうか?

まっいいや、ともかく、「我が地域での野良猫問題は事件を引き起こすことなく解決するとイイなぁ」なんて、他人事のように思うバブ君でありましたとさ、チャンチャン。

さて、今日の一枚は、レイ・ドレイパーです。
以前紹介したプレスティッジ盤「THE RAY DRAPER QUINTET」とピアノ以外同メンバーでジュビリーに残したのがこのアルバムです。
つまり、我がトレーン様がドレイパーと共演したもう一枚のアルバムということです。(笑)

しょせんチューバという楽器は「ブリブリ頭を取って」というのは不可能(別にチューバをバカにした発言ではなく、それほど体力を必要とする楽器だということを言いたいわけで)、とうぜん主役はコルトレーンに持って行かれるのは致し方ないわけです。
が、「チューバが何の意味もないのか」となると、それは全く違います。ドレイパーが、時にユーモラスで他の楽器ではまねのできないソロを聴かせるのはもとより、とうぜんながらバックを演出する楽器としてもじつに魅力的なんであります。

そのあたりを是非味わっていただきたい一枚です。

A TUBA JAZZ / RAY DRAPER
1958年11月録音
RAY DRAPER(tuba) JOHN COLTRANE(ts) JOHN MAHER(p) SPANKY DeBREST(b) LARRY RITCHIE(ds)

1.ESSIL'S DANCE
2.DOXY
3.I TALK TO THE TREES
4.YESTERDAYS
5.OLEO
6.ANGEL EYES

おまけ、
先日の日曜日の『料理当番、本日の一品』です。
まっ以前も作ったことのある二品なので、写真だけ

ブリのハラミの照り焼きと鶏肉団子スープです。