JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

無用の長物なのかなぁ?

2010年09月13日 | d-f

テレビ放送のデジタル化の波は否応なしに迫ってくるわけですが、我が家のキッチンのテレビもいよいよデジタル化されました。

こうなると無用の長物と化すのが、アナログテレビとVHSアンテナでありまして、まっアンテナは取り外すのも面倒ですからとりあえずはそのままにするとして、アナログテレビは邪魔ですからリサイクルに出さねばなりません。
「ちっちゃい方は、かあちゃんの部屋でアナログ放送が終わるまで見られるようにしてやんから・・・・問題はこのでけぇ方だよねぇ・・・・・しかたない電気屋に持ち込むかぁ」
ところがこれがア~タ、重くて重くて独りじゃとっても持てやしません。かといって家人の手を借りれば玄関口の階段で谷啓さんの二の舞となるやもしれず、
「でもなぁ、業者を呼べばいらぬ金がかかるし・・・・そうだぁ!」
頼るべきは友人でありますよ、ねぇ
「もしもし、S君、ちょっくら頼みがあるんだけど・・・・」
今度の土曜日、わざわざそれだけのためにおこしいただけることとなりました。
「ほんと、わりぃねぇ」(笑)

しかしまぁ安くない金額で買った大型テレビ、これを壊れてもいないのに処分しなくちゃいけないというのは、やはり何処か腑に落ちない思いがあります。
そうそう、それからですね、アンテナ調整ってお金かかるんですよねぇ?
どうも低周波数のチャンネル(我が家ではNHK教育テレビなんですが)受信常態が悪いみたいで映ったり映らなかったりするんですよねぇ
個々でデジタル移行費用がバラバラってぇのも、頼んでデジタル化してもらったわけじゃないわけで・・・やっぱりどうも腑に落ちないところがあります。
しゃくにさわるんで、こんど自分で調整しようかと思ってるんですが、逆に悪化させてさらにいらぬ費用がかかったりして(笑)

それにしても
まだ使えるテレビもアンテナも無用の長物にして、手間をかけ、ゴミを出し、完全デジタル化する意味?
いまさらですが、いまだ私は納得してないんですけど、みなさんはいかがですか?

さて、今日の一枚は、カーティス・フラーです。
「トロンボーンなら昨日の話題だろ!」とのご指摘もありましょうが、昨日は楽器に連想が進まなかったということで、本日の紹介です。

このアルバムに関しては、ジャケ紹介以外のミュージシャンの参加があったのではないかと疑惑を呼んだ一枚でありまして、今日のメンバー紹介は「後々これだろう」という構成を記させていただきます。

メンバーのあれこれはそれこれとして(何じゃそりゃ)この時期のフラーといえば、ゴルゾンが参加しなくともゴルゾン・ハーモニー?と考えるのが正解でありまして、ある意味親分ぬきジャズテット、三管のハーモニーが最大の売りでしょうか。
私としてはマッコイ・タイナーの参加がチト嬉しくて、ちょうどジャズテットをぬけコルトレーンと行動を共にする時期の演奏であり、事実、彼のソロの後にはコルトレーンがきこえてくるんじゃないかという錯覚すら感じさせる演奏も聴かれます。(もう少し目立っても良かったかな)

ユセフ・ラティーフの代わりにゴルゾンがしゃしゃり出てきたらどうだったのか?
ユセフの演奏の善し悪しよりも、ゴルゾンがリーダーでは、このアルバムの意味がなかったのかもしれません。
とうぜん絶好調期のモーガンも聴くべきところは多いですし、聴きやすいナンバーが揃っていることもあって、なかなかよろしいんじゃないでしょうか。

IMAGES OF CURTIS FULLER
1960年6月6,7日録音
CURTIS FULLER(tb) YUSEF LATEEF(ts,fl) McCOY TYNER(p)
LEE MORGAN[1-4] WILBUR HADEN[5](tp) MILT HINTON[1-4] (b) JIMMY GARRISON[5](b) BOBBY DONALDSON[1-4] (ds) CLIFFORD JARVIS[5](ds)

1.ACCIDENT
2.DARRYL'S MINOR
3.BE BACK TA-RECKLA
4.JUDYFUL
5.NEW DATE