社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

碧志摩メグ、良田胡蝶、アニメキャラをフェミニズムが攻撃する背景

2015-12-09 20:57:17 | ネット媒体

 今回もアニメ少女キャラにフェミニズムが難癖を付けて撤廃させた問題について解説したい。

 志摩市「碧志摩メグ」、美濃加茂市「良田胡蝶」、何れもフェミニズムからの圧力を受けて撤廃に追い込まれたキャラである。キャラ自体は存続するものの、碧志摩メグについては志摩市が公認を撤回、良田胡蝶についてはこれを中央に描いたイベント宣伝ポスターが廃止され、図柄が全面的に変更になった。

1.「性的で不快」ならば男女の営みも否定、即ち人類そのものの否定

 フェミの言い分は何れも共通していて、「性的で不快」という極めて曖昧で説得力のないものだ。そもそも男女は性欲を意識してこそ惹かれあうもので、性的だからだめだというなら、人類の存在そのものが否定されることになる。従って、性的で不快と批判するなら、まずはフェミニスト自身がこの世から姿を消して手本を見せることから始めるべきではないだろうか。

2.胸を強調していけないなら胸の大きい人は街も歩けない

 では、これらのキャラが社会通念上、常軌を逸したデザインなのか今一度冷静に考えてみよう。何れも性器を露出したりといった露骨なデザインにはなっていない。胸を強調しているとフェミは主張するが、何を根拠に強調と言えるのか。それにそもそも強調してはいけないのか。もしいけないとしたら、初めから胸の大きい人は街も歩けないことになってしまう。つまり、「性的で不快」という理由はそもそも成立しないのだ。

 それに、アニメというのは元々現実よりも体の部位を誇張して描くのは日常的であるということを留意しておかなければいけない。

3.フェミが関与していればマスコミは必ず取り上げる

 碧志摩メグについては、現実の海女とかけ離れたイメージを与えるというのもフェミが批判する材料にしている。しかしだからといって現実の海女を忠実に再現し、例えば年配の女性をデザインしたらそれで人気が出るだろうか。宣伝するからには人を惹きつけるものが求められる。だから若い女性を想定してデザインしたわけだ。もし現実に若い女性の海女がいたならば、それは碧志摩メグに近い風貌になっていただろう。それを海女という職業を差別しているなどというのはこじつけも甚だしい。

 また、中日新聞では12月6日付紙面に碧志摩メグ騒動に関する特集記事を掲載している。勿論この手の記事がフェミに都合のいい書き方になっているのは言うまでもない。例えば実際の海女を集めた説明会では、問題ありと回答した海女は3割に過ぎず、残りの7割は問題ないと回答している。しかしこのことは記事には掲載されていない。また反対署名も従来の直筆法で約300人分を提出したことは掲載されているが、この他に電子署名が反対側、賛成側双方から提出されたことは掲載されていない。この特集記事に関しては、読者からの意見募集も行っているので、恐らく良田胡蝶の特集と同時に読者意見も発表するものと予想する。勿論意見の取捨選択は新聞社の独断と偏見で行う。

 更にこれらの活動は現役の海女が中心になって行ったとされているが、実際にはフェミ団体が大きく関与している。それは以下のようなサイトが存在するだけでも明らかだ。

・碧志摩メグを批判するフェミ女性団体のサイト
http://ashitashoujo.com/post/130033155492/kenkai

 そしてこれ以外でも、新聞記事に公認撤回のニュースが掲載されたり、NHKなどのマスコミで報道された状況を考えれば、明らかにフェミが関与していることが判る。フェミが絡まなければそもそもマスコミは取り上げないから、騒動にすらならないのだ。

4.良田胡蝶はもともとアニメのキャラで巨乳の設定

 一方、良田胡蝶については、もともと農業をテーマにした「のうりん」というアニメの登場人物の1人で、巨乳の少女という設定だ。従って、そのキャラクターをそのまま宣伝ポスターの図柄として採用したに過ぎない。しかもこの美濃加茂市のイベントは今回が初めてではなく、昨年の9月から始まり、2ヶ月毎にポスターのデザインを変えているという。毎回「のうりん」の登場人物を宣伝ポスターとして採用し、今回はたまたま良田胡蝶が選ばれただけだ。つまり、あの巨乳少女が宣伝ポスターのために作られたわけではないのだ。従って、経緯を知っている者であれば、何事もなく受け入れられるはずである。勿論地元の人達からも何ら批判は出なかった。

5.街頭ポスターは目立たない場所に一箇所だけ

 ところが、公式ツイッターでポスターが公開されると、詳細な事情を知らず、また町中の至る所にこのポスターが貼ってあると勘違いした遠隔地に住む女性を中心とする者達が騒ぎ出し、マスコミも便乗してフェミ的視点で報道し始めた。その結果、事なかれ主義の自治体が、五月蝿い連中だから仕方ないとあっさり屈服してしまったという結果である。実際にはポスターは公共の場としてはJR美濃太田駅前に貼られていただけで、しかも人通りの少ない目立たない場所だったという。

6.フェミニズムは巨乳差別

 勿論、フェミ側からすれば、経緯がどうだろうがあのような巨乳は許されないと主張するだろう。しかし、だったら貧乳の少女ならいいのかということになる。仕方なく急遽変更されたポスターには貧乳の少女が中心になり、その奥に農作業服を着た登場人物が4人描かれている。その中の1人に良田胡蝶もいるのだが、今のところ批判はないようだ。しかし相変わらず巨乳であることには変わりない。従って、フェミ的視点は、巨乳差別をしていることになる。

 女性の表現に難癖を付けるフェミ連中に一貫性などない。ただ自分が不快に感じるからというだけだ。しかしそれを全ての人が主張したらどうなるか。例えば難癖を付けるフェミ連中の存在が不快だと思っている人は沢山いるだろう。だからフェミ連中を抹殺出来るとでもいうのか。出来るのなら今すぐにでも実行したいところだ。それだけフェミ連中は反社会的勢力と言えるだろう。

 では何故フェミがアニメのキャラに難癖を付けるのか。理由は性犯罪の厳罰化や児童ポルノ法規制強化と同じで、男性の性欲撲滅が根本になっている。男性が性関心を持つこと自体が連中は気に食わない。従って男性の欲求を全て排除して苦しめてやろうという邪悪な魂胆があるのだ。

7.マスコミの全面的支援で増長するフェミ

 更に、こうした騒動に対するマスコミの報道姿勢も看過出来ない。一部のネットメディアを除く殆どのマスコミ(特に大手)もフェミと一心同体のようなものだから、例えば美濃加茂市やその観光協会への取材姿勢も、ポスターのデザインに問題があると決め付けた態度で取材していたに違いない。あのままポスターを放置していいのか、既に商店街に配布した分はどうするつもりなのか、一つ残らず根絶させなければ反省したことにはならないなど、徹底的に追い詰めたと考えられる。逆に、ポスターをそのまま存続すべきという要請には美濃加茂市は一切無視である。つまり最終的な方針決定は勢力の強い側であるフェミ側の主張が優先されてしまうわけだ。言うなればマスコミとタッグを組んだ極悪同盟に脅されたからポスターのデザインを変えますというのと同じだ。

8.アニメファンの増加は現実女性の質の低下が原因

 フェミニズムは女のエゴの集合体である。そこには正義など微塵もない。人が産まれ育ち、結婚して子供を作り、世代を受け継いでいく、この当たり前の自然法則がフェミニズムによって破壊されている。連中は結婚もしないし子供も産まない、そして世間の女性を無制限にわがままになるようにけしかける。だから昨今の女性は男女交際もろくに出来ず、すぐに嫌になったといって勝手に別れて新しい彼氏を探す。だからストーカーされたり殺される女性も増えていく。また最初から女性の質が悪いことを見越している男性達は女性とは関わらず、草食系になることを余儀なくされる。そしてアニメなどに関心が向いていく。つまり、アニメがここまで隆盛した背景には、フェミニズムによる女性の質の低下が大きく関係しているのだ。

 そうしたアニメ隆盛の原因である、いわばアニメの女性より質の低いフェミ女達が、アニメの女性キャラの胸が大きいなどと文句が言える道理があるだろうか。文句を言う前に女は結婚して男の精神的安定、性的安定に努めよと言いたい。

 

・岐阜)ポスター問題 「ネット社会の理解不足」指摘も 2015年12月3日03時00分
http://digital.asahi.com/articles/ASHD25DJXHD2OHGB00T.html

 アニメキャラクターを使った美濃加茂市観光協会のポスターにインターネット上で批判が相次いだ問題。このアニメとの連携は昨年も行われ、地域活性化につながると好評だった。ネットでの批判に、地元では困惑の声が広がるが、専門家はネット社会への理解不足を指摘する。

 「苦情はない。客が増えるなど、まちの活性化に役立っている」。美濃加茂市内でそば店を営む樋口守男さん(66)はこう話す。ポスターで告知していたアニメと連携したスタンプラリー企画の協力店の一つ。協力店で買い物をしてスタンプを集めると、アニメ関連のグッズがもらえる企画だ。

 昨年9月~今年2月に3度開催し、樋口さんの店には新たな客が約350人来たという。樋口さんは「埼玉や北海道、韓国から来た人もいた。昨年も同じようなチラシだったのに、どうして今回だけ問題になるのか」と首をひねる。

 ログイン前の続きポスターはテレビアニメ「のうりん」に登場する少女のキャラクターを使い、胸元が強調されたデザイン。原作のライトノベルの舞台のモデルが、美濃加茂市の県立加茂農林高校だったことから採用された。

 協会は11月4日、公式ツイッターにポスターを投稿。下旬になって「不愉快」「セクハラ」との批判が続出した。「どうして胸元が大きく開いた服を着せて顔を赤らめる必要があるのか」との書き込みもあった。普段は1桁台のことも多いリツイートが、2日夕に1800を超えた。

 11月29日、協会は協力店以外では唯一掲示していたJR美濃太田駅からポスターを撤去した。協会の担当者は「批判は真摯(しんし)に受け止めたい」としたうえで、「美濃加茂は若い世代の観光客が集まる地域ではない。昨年は問題になることもなく、観光の起爆剤になっていた」と戸惑う。

 ツイッターにも、批判的な声ばかりでなく、「『のうりん』を通じての地域活性化を応援します」「何ら問題とは思えない」との投稿も一定数ある。

■「ネットは沸騰する」 専門家が指摘

 ネットなど情報モラルに詳しい岐阜聖徳学園大の石原一彦教授は「法的な問題は一切ない」とし、「この画像がネット上に出回った時の反響と結果を(協会が)予想しなくてはいけなかった。一瞬で沸騰するネット社会への理解が不足していた」と指摘する。

 11月、三重県志摩市の公認キャラクターに海女たちが反発し、市が公認を撤回した騒動があった。石原教授は、この直後だったことも美濃加茂で批判が集まった要因の一つとみる。ただ、「海女さんという当事者がいて、街おこしのために作られたキャラ。既存のキャラを使った美濃加茂とは異なる」とも言う。

 若者のネット活用に詳しい岐阜大総合情報メディアセンターの村瀬康一郎教授によると、最近のネット社会の特徴として「傍観者なのに『傷つく人がいるだろう』と自分を正義の立場に置き、当事者のように他人を攻撃する」傾向があるという。また、反撃されにくい公的機関や大企業が対象になりやすいという。

 今回の問題はそうした特徴に当てはまる。村瀬教授は「他人を許容しない社会になりつつあり、ネットには極端にそれが表に出る」と話す。ただ、今回のポスターについては「女性の性を強調したと言われても仕方がないのでは。攻撃される材料をつくらないことが大切だ」と語った。(連勝一郎、山岸玲)


・胸元強調キャラ、主役退く 観光協会ポスター新デザイン 2015年12月7日19時51分
http://www.asahi.com/articles/ASHD75QZ8HD7OHGB00X.html
 
 胸元が強調されたアニメの少女キャラクターを使ったスタンプラリーのポスターに批判が相次いだ問題で、岐阜県の美濃加茂市観光協会は7日、新たなポスターのデザインを発表した。

 問題のキャラクターは同市の県立加茂農林高校をモデルにしたテレビアニメ「のうりん」に登場していた。協会は、ポスターのデザインを作り直し、このアニメの別のキャラクターをメインに据え、中央に置いた。以前にスタンプラリーのパンフレットなどで使われたことがあるという。

 協会は新ポスターを500枚印刷。8日に、開催中のスタンプラリーの協力店21店に20枚ずつ配る。問題となった旧ポスターは回収する。担当者は「スタンプラリーは人気なので続けたい」と話している。

 この問題は7日、市議会12月定例会の一般質問でも取り上げられ、市の伊藤秀樹・産業振興部長は「ポスターを見て不快な印象を受けた方がいたことは配慮が足りなかったと反省している」と答弁した。


・アニメ「のうりん」でも萌えキャラ批判 巨乳強調は「セクハラだ」「人権侵害だ」 2015/11/30 18:43
http://www.j-cast.com/2015/11/30251926.html?p=all

 ライトノベルが原作の人気アニメ「のうりん」は岐阜県美濃加茂市が舞台になっている。市がキャラをスタンプラリーのポスターに起用したところ、「見苦しい」「セクハラだ」「人権侵害だ」などと批判を浴び、抗議の電話が市に入るようになった。

 巨乳を強調しすぎている、キャラが淫らな表情をしている、というのが理由だ。萌えキャラを巡っては、三重県志摩市の17歳の海女さん「碧志摩メグ」が批判を受けて市が公認を取り消す騒動が起きた。今回もそれと似た構図だ。
 
■市はアニメ制作のロケハン段階から協力をしてきた

 「のうりん」は県立の農業高校が舞台の、農業に青春を掛ける高校生たちの学園ラブコメディー作品だ。TVアニメは14 年1月から3月まで放送された。市はアニメ制作に協力体制を取り、ロケハンから付き合った。放送終了後はアニメ制作会社とコラボし、数々のイベントで「のうりん」のキャラクターを使ってきた。

 作者の白鳥士郎さんも近隣の出身ということもあり、市を頻繁に訪れては観光案内所の一日所長に就任するなど応援してきた。

 スタンプラリーのポスターは14年9月から約2か月ごとに更新されている。女性キャラクターを起用しているのが特徴で、1枚目が「木下林檎」、そして「中沢農」、「群雲りく」と続き、15年11月7日からの4枚目は「良田胡蝶」を使った。「良田」は畜産を専攻する2年生でキャラの中では一番の巨乳という設定だ。

 市の観光協会によると、ポスターが「不快だ!」などとネット上で批判が始まったのは15年11月28日ごろから。「いきなり」だったという。観光協会の公式ツイッターには、

“「これセクハラですよね、完全に。市の観光協会の企画でこれは、怖いです」
「このイラストは、女性の目から見て不愉快きわまりないです。観光する気になど金輪際なれません」

 といったコメントが寄せられた。掲示板やツイッターなどでも、

“「普通に可愛い女の子が微笑んでる絵がメインなら問題ないのに、乳放り出して発情中みたいな絵をポスターのど真ん中に使う理由が分からない」
 「人権侵害だ」

 といった批判が出た。電話やメールでの抗議も複数市に寄せられている。一方で、なぜこんな絵柄で大騒ぎする必要があるのか、といった意見も出ている。

■「観光に来る気もないノイジーマイノリティに負けないで下さい」

 観光協会のツイッターには1000ものリツイートがあるが、

“「自分はこの企画もポスターも支持します。アニサカの成功を見ても、美濃加茂(岐阜)とのうりんとの友好な関係は明らかです。どうか、県外の、観光に来る気もないノイジーマイノリティに負けないで下さい」
 「クレーマーたちに深い考えはありません。ただただ幼稚に感情的に非難し『恫喝』してるわけですから、そんな連中に惑わされて、『ことなかれ主義』で撤回すればかえって悪いイメージが広がってしまいます」

など応援メッセージもあり、反対派との論争が展開されている。

 観光協会によれば、これまで「のうりん」のキャラを使ったポスターや看板をいくつも作ってきたが批判は無く、これまで来なかった20代30代のアニメファンの男性や女性が観光に訪れるようになった。さらに、台湾、香港といった海外から訪れる人も増え、経済効果が上がっているのだという。そして、萌えキャラで問題となった「碧志摩メグ」と「良田」は状況が違うようだ、と見ている。「メグ」は海女さんら地元住民から反対されたが、「良田」のポスターは公開してから約1か月間、地元民に批判されたことはない。そのため、批判の多くは地元以外の人たちではないか、と観光協会では分析している。今後どのような対応をするかについては、

“「まだ具体的にどうするかは決まっていませんが、ご批判を真摯に受け止め、なるべく多くの方に受け入れてもらえるような対応を図ってまいりたいと思います」

と話している。