社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

アルジェリア人質殺害事件、フェミニズムが世界戦争を誘発する

2013-01-24 13:42:42 | 事件、事故

 アルジェリアの人質殺害事件は大きな衝撃だったのは言うまでもない。亡くなった日揮の社員はじめその関係者の方々はさぞかし無念のことだろう。だが痛ましい思いが一過性のものに終ってしまっては意味がない。何故このような事件が起きるのか。その背景には何が存在するのか。今後このような事件を防ぐにはどうすれば良いのか。それらを考察しなければならない。

 世界情勢というのは非常に複雑で、特に中東やアフリカでは常に戦争状態といっても過言ではない。今回事件を起こした武装勢力はイスラム系の一派と思われるが、彼らも決して闇雲に攻撃しているわけではない。その背景には延々と続く紛争の歴史がある。

 この紛争の歴史については私も詳しくないのでここで解説することは出来ないが、これらはフェミニズムの歴史と何らかの関連があるのではないだろうか。

 イスラムとフェミニズムを複合検索すると、フェミニズムはイスラムの表面的な部分、例えば女性が外出の時は顔を隠さなければならないなど一部だけを見て批判しているというのが大体わかる。しかしイスラムには女性を守るという理念がちゃんと存在し、決して女性差別ではないのだ。

 しかしフェミニズムは全世界を女性権力で制覇しようという実に貪欲な野心がある。従って、イスラムだろうがキリストだろうが仏教だろうが、全ての宗教を男尊女卑の歴史と決め付け、伝統や慣習を次々と作り変えている。しかしそこには宗教のような確固たる信念など存在せず、その時々において権力を持つ女達が快適に過ごせればそれでいいということと、男性達に対する偏見と弾圧しか存在しない。つまり差別思想というなら、フェミニズムこそが世界最悪の差別思想なのだ。

 こうした差別思想が世界中に蔓延し、それが様々な軋轢を発生させている。パキスタンの15歳少女が昨年、イスラム武装勢力に銃撃されたのもフェミニズムに対する反発の一つだと考えられる。この事件は女子教育の権利を主張する内容をブログ記載した少女がイスラム武装勢力に銃撃されたというものだ。少女は一時重体となったが現在は快方に向かっている。

 この事件も、決して少女だけが邪魔だから狙い撃ちされたということではない。その背景に存在するフェミニズムの男性弾圧に対する抗議行動の一環と考えられる。女性の権利向上と常々主張するフェミニズムの裏側には、必ず男性の権利剥奪という不純な動機が隠されているからだ。それが証拠に、フェミニズムによって男性が幸福になったという話は聞いたことがない。それどころか貧困や、結婚などの性愛生活が出来ないなど生命体として当たり前に行われるはずのことが奪われる男性が増加していくのみだ。

 イスラムなどの武装勢力とフェミニズム批判が直接的に関連しているとは言い難い。しかしフェミニズムが紛争の火種になっていることは明らかであり、こうした女性権力が世界に蔓延すればするほど、世界情勢は悪化し、武力闘争も広がっていくだろう。


・【正論】東京大学准教授・池内恵(いけうち さとし) 人質事件が警告するサヘルの闇 2013/01/24 03:32
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/624559/

 アルジェリア南部イナメナスの天然ガス・プラントで16日に起きた襲撃・人質事件は、アフリカのサヘル地帯にグローバルなジハード組織の活動拠点と標的が成立していることを浮き彫りにした。

 ≪フランスの危機感正しかった≫

 事件に先立つ11日、フランスは国連安保理決議の下、西アフリカ諸国とともに、アルジェリアの隣国マリに軍部隊を派遣し、マリ北部を占領しているジハード組織の撃退を試みていた。今回の犯行グループもマリ北部の拠点から越境してきたとみられ、そこに、グローバルなテロリズムの拠点が構成されかけていることになる。「このままではマリがアフリカの『アフガニスタン』になってしまう」というフランスの危機意識が正しかったことが証明された形だ。

 問題の根幹には、アルジェリア南部とマリ北部を中心にしたサヘル地帯の治安の悪化・無法地帯化がある。サヘルとは、サハラ砂漠を中核にして、北アフリカ、西アフリカ、中部アフリカ、北東アフリカにまたがる広大なエリアであり、アフリカ大陸の中央部を東西に横断している。西から列挙すると、セネガル、モーリタニア、マリ、アルジェリア、ニジェール、ナイジェリア、チャド、スーダン、エリトリアの領土が、部分的にサヘル地帯と重なっている。

 いずれの国にとっても辺境であり、人口過疎の乾燥地帯であるため、もともと中央政府の統制や国境管理が及びにくい。サハラ以南のアフリカの黒人の諸民族とも北アフリカのアラブ人とも異なる、ベルベル人系のトゥアレグ諸部族が多く住んでいることから、民族問題をも潜在的に抱えている。

 ≪政情不安の中で聖戦主義浸透≫

 文明史的、地政学的に重要なのは、サヘル地帯がイスラーム世界とブラック・アフリカとの接点に位置していることである。そこから、イスラーム教徒と非イスラーム教徒のコミュニティー間の紛争・摩擦がしばしば生じてきた。

 近年、イスラーム教の支配を世界に広げようとするジハード(聖戦)主義者が、そうしたサヘル地帯の諸国の政情不安定に乗じて、一帯をジハードの「最前線」と認識して国外から流入し、現地のイスラーム過激派と提携して勢力を広げている。代表的なのが、アルジェリアに拠点を置いていた「イスラーム・マグレブのアル=カーイダ組織(AQIM)」であり、AQIMは、マリに第二の拠点を構築して「聖域」としてきた。

 そこに、「アラブの春」の影響が及んで地域一帯の構図が一気に流動化した。リビアのカダフィ政権に傭兵として雇われていたトゥアレグ人などのサヘル地帯出身者が政権が崩壊して後、マリをはじめとするサヘル諸国に帰国し、高度な武器を大量にもたらした。

 昨年1月には、リビア帰還兵を中心とするトゥアレグ人反政府勢力のアザワド民族解放運動(MNLA)が、マリ北部で武装蜂起した。5月までには、反政府勢力の主導権がマリ土着のイスラーム過激派のアンサール・ディーンに移り、ここに、多国籍のAQIMが加わって、マリ北部の領域支配を進め、イスラーム法の厳格な施行と異教徒の迫害を行ってきた。

 マリの情勢は、1996年から2001年までイスラーム原理主義武装組織、ターリバーンによる体制がアフガニスタンを支配し、国内にアル=カーイダなど国外のジハード組織を受け入れて、グローバルな活動の拠点・聖域を与えたときと極めて似てきている。

 ≪多要因のテロに総合的対応を≫

 今回の事件で犯行声明を出しているムフタール・ベルムフタール司令官はアルジェリア人で、90年代初頭にアフガニスタンでジハードの訓練を受けた後、故国に戻って、反政府軍事闘争に参加した。その後、AQIMの前身となる組織で幹部となり、マリに拠点を形成する際に主要な役割を担った。トゥアレグ人の有力者と姻戚関係を結ぶことで、庇護(ひご)と行動の自由を得て、欧米人の誘拐と身代金奪取、麻薬密売ルートの一環を担うなどして、莫大な活動資金を得たものとみられる。

 ただし、同司令官は現在はAQIMの本体とは疎遠となり、分派組織を指揮しているとされる。身代金や密輸で得た資金の分け前をめぐる仲違(なかたが)いや、当面の攻撃目標の選定をめぐる意見の相違などが分離の原因として考えられる。

 そのため、現在マリ北部を支配する勢力が直接起こしたというよりは、フランスの介入で緊張が高まった機に便乗して分派組織がジハードを行い、主導権を取り戻そうとする意図が透けて見える。

 今回の事件は、(1)イスラーム世界南端でのジハード活動という文明史的に持続した事象の一環(2)サヘル諸国の政情不安が温床(3)「アラブの春」によるカダフィ政権崩壊がもたらした武器・戦闘員の大量流入を直接の引き金としたマリ北部の混乱の余波(4)一帯に勢力を築いていた国際ジハード勢力の一派による威信や身代金、ジハード諸組織内での主導権獲得狙い-など複数要因が重なって生じたものであり、類似のテロの押さえ込みには総合的対応が求められる。(いけうち さとし)


<その他のニュース>
・浅田舞 キム・ヨナ最高得点を批判しスケート連盟に叱られる
http://www.news-postseven.com/archives/20130123_167339.html

 妹を思う姉心からなのか、それとも同じスケーターとしての正直な感想か。浅田真央の姉で、現在はスポーツコメンテーターとしても活躍している浅田舞(24)の発言が波紋を呼んでいる。

 問題の発言が飛び出したのは、1月13日に放映されたテレビ番組『フィギュア最強日本勢 新年の誓いSP』(テレビ東京系)に出演したときのことだった。

 昨年12月に復帰初戦で今シーズン世界最高得点を出したキム・ヨナの演技について聞かれた舞は、苦笑気味にこうコメントしたのだ。

「いや、もう正直わからないです。何であんなに点数が出てるのか」「審査員が好きなんですかね」

 このジャッジ批判ともとれる発言に、視聴者からは「よくいった!」と賞賛の声も上がった。しかし、この発言が問題だと考える人も少なくない。スポーツライターのひとりが語る。

「転倒などのミスは確かにありましたが、他の選手が跳ばない難しいジャンプは跳んでいる。そういう所で転倒分を補っているともいえるので、点数については客観的に論証しなければいけなかったと思います」

 そもそもこの番組は、キム・ヨナの演技を「ジャンプ失敗なんのその、早速飛び出たキム・ヨナクオリティ」「で、今シーズン世界最高得点。不思議な強さはどこまで続く?」と痛烈なナレーションで紹介。舞も“その場の雰囲気”に流されたのだろうか。

 さすがにまずいと思ったか、最後は「この問題はノーコメントにしておいたほうが……」とフォローした舞だが、時、既に遅し。

「論拠無しにジャッジへの批判を公言するのはタブーです。後日、本人は日本スケート連盟の関係者からきついお叱りを受けたそうです」(スポーツ紙記者)
※週刊ポスト2013年2月1日号


・「ヨナは転んでも高得点…理解できない」浅田舞のTV発言が韓国で物議に韓フルタイム2013年01月15日09時00分
http://news.livedoor.com/article/detail/7314162/

 バンクーバー冬季五輪金メダリストのキム・ヨナ選手が出す高得点について、疑問を呈した浅田舞の発言が、韓国で大きな物議をかもしている。

 テレビ東京は13日放送の「ソチ五輪まで待てない!最強日本フィギュア陣・新年の誓いスペシャル」で、2014年に開催されるソチ冬季五輪について特集し、浅田真央の姉である浅田舞、植松晃士、森泉らがゲスト出演した。

 メダルを予想するコーナーでは、昨年12月に実戦復帰したキム・ヨナ選手について紹介。キム選手はバンクーバー五輪後に20カ月あまり休息したが、復帰戦となったNRW杯、今年1月の韓国選手権で、共に200点超えという驚異的な点数を叩き出している。番組では、“五輪連覇”という夢に向かい、着々と歩みを進めているキム選手の姿を伝えるものと思われた。

 しかし番組は、復帰戦でミスを連発しているVTRを流し、ナレーションは「さっそく飛び出たキムヨナクオリティー! (尻もちをつくシーン)これで今シーズン世界最高得点! 不思議な強さはどこまで続く?」と皮肉っぽく放送。実際、キム選手は最近の2試合で転倒やジャンプミスを連発しているため、番組は何度失敗しても200点超えという高い点数が付くことを疑問視した。

 スタジオに画面が切り替わると、植松は「ヨナさん? ヨナさんってどうしてあんなに点数が…いいの?」と質問。すると浅田は「いやぁ、正直、分からないです。選手をやってたんですけど、見ても…なんでなんですかね。審査員が好きなんですかね」と不思議そうに答えた。植松が「え!そういうこと!」と驚くと、浅田は「分からないです。この問題はノーコメントにしておいた方がいいかもしれないです」と返し、言葉を濁した。

 この発言は、韓国で大きな波紋を呼んだ。韓国メディア「ヘラルド経済」は、番組ではヨナが失敗するシーンが繰り返し流れるなど悪意のある編集だったと指摘し、番組自体を強く批判。ネット上には「気は確かなの?」「妹の顔に泥を塗った」「見る目が無いね」「海外審判が韓国選手に高い点数を付ける理由はないよ。むしろ日本寄り」などのコメントが溢れ、浅田舞の発言に反発した。


・医療専門学校生、まさかのツイート「佐藤寿人のカルテ見た」
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20130122-OHT1T00152.htm

 広島市中区のトリニティカレッジ広島医療福祉専門学校に通う2年の女子学生(20)が、J1サンフレッチェ広島の日本代表FW佐藤寿人(30)のカルテを研修先の病院で見たなどと、短文投稿サイト「ツイッター」に書き込み、削除していたことが22日、分かった。同校は学生を処分し、ホームページにおわびを掲載した。

 同校によれば、女子学生は16日午後6時45分ごろ、ツイッターに「佐藤寿人のカルテみてみた」「住所とか電話番号とか」「さすがに携番はなかったけど」などと投稿。カルテの内容には触れていなかったが、インターネット上で投稿に対する批判的な書き込みが殺到していることに気づき、自ら病院と学校に報告した。

 女子学生は同病院に4月から医療事務員として就職することが内定しており、昨秋から研修中。「申し訳ないことをした」と反省し、ツイッターのアカウントを自ら削除した。学校は患者の名前を無断で公開するのは守秘義務違反だとして、学生を処分。処分の内容は明らかにしていない。

 サンフレッチェには学校と病院の関係者が訪れて謝罪。女子学生は病院にも謝罪し、内定を辞退した。同校の船橋孝昭校長は「医療人としてあるまじき行為であり、今後このようなことが繰り返されないよう、学校を挙げて再発防止を徹底してまいります」とコメントしている。



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6 コメント

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Unknown (Unknown)
2013-01-25 08:04:47
>イスラムには女性を守るという理念がちゃんと存在
>イスラムだろうがキリストだろうが仏教だろうが、全ての宗教を男尊女卑の歴史と決め付け

https://twitter.com/Sapphire_JJ/status/263627437655597057
>男尊女卑という言葉が男に対する女の僻み意識を煽るため多用されたように、女尊男卑という言葉を多用する連中も女に対する男の被害者意識を煽ってるだけ。フェミと同じやり口で男女の対立を煽ってるだけであり、これも分断工作。だから男女平等に、と持っていくのは保守なんかでなく革命思想にすぎない

https://twitter.com/Sapphire_JJ/status/263438930890854400
>男尊女卑だの女尊男卑だのの言葉多用で現状批判する人は、実はどっちも男女平等主義者の左翼と言える。本当の保守なら男女平等主義者ではないのだから「男は男らしく、女は女らしく、あれ」が基本。「男は男らしく、女は女らしく」、これに一点の疑念も抱かないのこそジェンダー観点から見た真の保守。

この方は他にも、「男に大切にされたかったら自分を磨け! 身持ちを慎め! 男を立てろ!」というようなことをブログで言っておられたと思いますが、これは男にしても同じことですよね。男として尊敬されたければ、まずは相手を尊重しなければなりませんよ。この基本が分かっていない人が多すぎると思います。
こういうご時世だから仕方がないのかも知れませんが、ネットではよく「ブスに人権はない」とか「日本女の9割まではブス」とか「二次元に比べたら三次元なんて見られたもんじゃない」とかいうような書き込みを見かけます。でも、こんなことをして女の自尊心を傷つけたところで何にもなりませんよ。ますます女たちが恋愛や結婚に見切りをつけることになるし、それだけならまだしも、尚悪いことにそれは、代わりに彼女らがフェミニズムに逃げ込むようになることを意味するのです。そして男女共同参画に拍車がかかり、際限のない女権拡大が加速することになるんです。
一部の男性たちは、デート代が割り勘ではないことや、女が結婚相手に高い収入を求めることや、男はなかなか主夫になれないことなどをあげつらって、「男女平等ではない」と不平をこぼしますが、そういう人たちは、もう根本から何か勘違いしていますよ。だってそもそも男女は平等なんかじゃないんですもの。男女の価値は異なるものであって、公平は有り得ても、平等は絶対に有り得ません。「『主夫になりたい』っていう男性がいるけど、そういう人は、女が養ってあげるだけの付加価値をちゃんと持ってるのか? って思う」という女性のツイートを読んだことがありますが、尤もなことだと思いますよ。先に挙げた例を引き合いに出して、女に対して男女平等を迫ること自体が女に対する侮辱だし、逆の場合にも、女には同じ認識でいて欲しいと思っています。男にせよ女にせよ、己の分は超えられないし、また超えてはならないのだと思いますよ。こういうことを不満に思うのは、女をその価値相応に尊重していない自分の心の現れだし、女をその価値相応に尊重していないことの見返りを、自分も女から何らの価値をも見出されない(言い換えれば、金をどれだけ稼ぎ出すかという尺度でのみ自分の価値を量られたくはないのに、まさにそのされたくないことをされる)という、その当人が置かれている境遇から受け取っているのだと思います。
それに、男持ちのデート代のことだの、高所得希望のことだのが男性差別や人権侵害に当たるのなら、男が女に対して処女性や若さを求めるのだって女に対する差別や人権侵害であるという理屈も成り立ちます。そういうことからも、男女は平等だの、人類みな平等だのというのは頭でっかちの屁理屈であることが分かるはずです。法律がどうたらこうたら言うのも論外。大元の憲法ですら押し付けられたものなんですから。男女平等をどうしても普及させたい連中がいて、そいつらの論理によってまずその理念がでっち上げられ、ついで法律という形で人類文化に後付けされたものに過ぎないんですから。
そういうことに気付きもしないで、完全な男女平等やら、ひどい場合はジェンダーフリーやらを叫ぶのは、余りに浅はかで短絡的で無思慮で無意味なことであると言わざるを得ません。それは目指す方向が反対であり、全くの逆効果となります。私は断言できますが、そんなものが実現する日は未来永劫絶対にやっては来ませんよ。女たちがさせないからです。認めようが認めまいが、女は弱者という地位を既に確立させているし、弱いということほど強いことはないのです。男が「平等! ジェンダーフリー!」と顔を真っ赤にして叫べば叫ぶほど、女はいよいよ意固地になって、現状の更なる悪化を招く━━平たく言えば女の都合の良いように「男女平等」と「弱者としての女性」を使い分ける紛い物の男女平等が進むことでしょう。
また、専用車両やらレディースデーやら、その他もろもろのどうでもいいような女性優遇サービスが異常に気に障って、すぐに「人権侵害! 男性蔑視!」と目くじらを立てる男性たちもいますが、これも先の例と同じく、女に対して抱く自分の心持ちが外界に投影されているに過ぎないと思います。対象が分不相応な待遇を受けていると思うから、優遇されているように感じるのです。しばしば影が自分自身よりも長く巨大に伸びるように、自分の女性蔑視がそうした拡大された形をとって、目に付きやすいようになっているだけなのだと思います。ここでお断りしておかなければならないのは、既に述べている通り、男女平等という意識も女に対して正しく敬意を払っているとは言えないということです。それが判っていれば、この種の些事に煩わされることが一体どれほど馬鹿馬鹿しいことか、すぐに気付くでしょう。
フェミニズムとの戦いを、単なる不平等問題、差別問題の枠組みでしか捉えられない人は、実は何も理解していないに等しいのだと思いますよ。この女性と同じ高さの目線で話の出来る男性が、果たして今日本に何人いるでしょう。

因みにこれを簡潔に言うと、まさにこういうことですよ。

マタイによる福音書 / 7章 12節
だから、人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。これこそ律法と預言者である。」

ルカによる福音書 / 6章 38節
与えなさい。そうすれば、あなたがたにも与えられる。押し入れ、揺すり入れ、あふれるほどに量りをよくして、ふところに入れてもらえる。あなたがたは自分の量る秤で量り返されるからである。」

マルコによる福音書 / 4章 24節
また、彼らに言われた。「何を聞いているかに注意しなさい。あなたがたは自分の量る秤で量り与えられ、更にたくさん与えられる。

マルコによる福音書 / 4章 25節
持っている人は更に与えられ、持っていない人は持っているものまでも取り上げられる。」

また次も参考になります。

マタイによる福音書 / 7章 1節
「人を裁くな。あなたがたも裁かれないようにするためである。

マタイによる福音書 / 7章 2節
あなたがたは、自分の裁く裁きで裁かれ、自分の量る秤で量り与えられる。
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権力と戦う心構え (蜻蛉(管理人))
2013-01-25 16:29:05
Unknownさんへ
まず、常々感じてきたことなのですが、恐らくこれまでにも何度も投稿されていると思います。また今後も投稿を続けるのであれば、HNを指定して個人が特定できる形にしていただければと思います。

そして、本題に入りますが、例えば、引用のマタイによる福音書7章12節


だから、人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。これこそ律法と預言者である。」


これが通用するのは双方とも立場が対等である場合のみです。しかし、現状の男女の力関係は明らかに女性の側に分があります。そうである以上、その言葉は女性が高飛車な態度で男性を見下ろし支配する口実となってしまいます。例えば恋愛も結婚も離婚も、男性の習性として異性欲というものがある以上、女性の方が立場が上なのです。つまりその言葉は女性側の言葉として、「あたしと仲良くしたいなら、徹底的にあたしのご機嫌取りしなさい」となってしまうのです。それが果たしてあるべき姿と言えるでしょうか?

女性は既に弱者ではありません。女は腕力が弱いからなどというのは、上野千鶴子とボブサップと比べて上野の方が弱者だと言っているのと同じで、社会的権力関係を全く無視しています。

女性がセクハラだと言えば男性は即社会抹殺されます。痴漢だわいせつだ強姦だと言えば刑事罰に処せられます。DVを受けたと言えば離婚させられますし慰謝料が取られます。このように女性はいかなる状況においても強者つまり権力者なのです。そしてそうした制度を設けて権力拡大をしているのがフェミニズムなのです。

それらに対して男性などが異議を唱えなければ、益々女性は調子に乗るだけです。女性専用車両はじめ様々な女性サービスに異議を唱えることは重要なことで、それを聞いた女性が幾ら逆上して益々態度を硬化させようが、そういう女性は男性が黙って何も異議主張しなくても調子に乗るだけでしょう。つまり先天的な貪欲思考を持っている女性には相互扶助などの精神は全く成り立たないのです。

特に日本男性はあまり主張をしないと言われています。それはある意味日本古来の美徳かも知れませんが、それは女性も古来の大和撫子であるからこそ成り立つのであって、しかもそうした理想の社会であっても主張すべきことはしなければならない。何も主張しないのでは話になりません。現代は勝手な主張だけをする女達、いわゆるフェミニストに社会が支配されています。その勢いは先進国に限らず発展途上国にも及んでいます。

男女対立を恐れてはいけません。元々女性だけの道楽主義しかこの世には存在しないのですから、それを正当化する女性は全て悪です。完全排除するのみです。むしろ我々のように、フェミニズムによる様々な女性優遇に異議を唱えることに対して共感するような女性を増やしていく啓発をしなければならない。それが良識女性と身勝手女性との選別にも繋がるわけです。

フェミニズムの狙いは全ての女性をフェミニストにすることです。そうした謀略に対して奇麗事など通用しないのです。

フェミニズムは現在進行形で日々刻々と蔓延しています。従ってそれを阻止しなければいけません。黙って見ているだけの人もフェミニズムに賛成しているのと同じです。それは学校などでのいじめを黙認しているのと同じだからです。フェミニズムはいじめの加害者と同じです。そんな連中に対して紳士的な態度で接しても全く無意味でしょう。


因みに、その他の福音書の引用文にしても、まずはそれらの意識をフェミニスト達が持ち実行してみよ、ということになると思います。

最後に、これは私の自作の格言ともいうべきものになりますが、以下の言葉を貴方にそして皆様に贈りたいと思います。

「フェミニズム批判を批判する者は、フェミニストと同じだ」

ご参考にしていただけたらと思います。
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Unknown (Unknown)
2013-01-25 23:47:07
自民党や支持者の本質見ていると、国家社会主義者です。

防衛問題の点でアメリカは、安倍政権にしたがっていました。

http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/2932696/

他には米国債の問題もあるでしょう。

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MGLHAA6JIJVE01.html
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Unknown (アノニマス)
2013-01-26 13:57:58
Unknownさんは、あたかもブログ主が男女平等を求めているかのように書いているが、どこに書いてあるのかなあ? 良ければ教えて欲しいのだが。

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Unknown (Unknown)
2013-01-26 19:48:46
今度は聖書から適当な言葉を引用して来たのか?

やっぱりどうしようもないな。
価値相応というなら、まず義務を果たそうね。

稼ぎを言うなら、こちらも値踏みをするのは当然の事。
価値が無いなら相応にされるのも文句言えないよね。

http://blog.m3.com/invest/20111109/J.P._
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スカンク (アノニマス)
2013-02-10 19:34:58
二週間ほど経ったけど反応ないなぁ。Unknownさんの言い分を確かめるために教えてもらいたかったのだが。
言いたい事だけ言い散らしてそれっきりとは。
ま、いいや。。。。
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