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川崎市多摩川中学生殺害、学校、警察の監督責任と複雑な家庭環境

2015-02-25 21:32:09 | 家庭、教育

 あまりにむごい、腹立だしい事件だ。多摩川河川敷で中学生の上村遼太くんが殺害された事件。詳しくはニュース記事を読んで頂きたいが、万引きを強要された件で死ぬほど殴られた時点でもう刑事事件として不良グループを逮捕すべきだった。学校も警察も結果的には動かなかったということだ。痴漢やDVばかりに力を注ぐフェミ汚染された警察体質、そして学校側の隠蔽体質は批判されて然るべきだ。

 そしてこれだけ上村くんが苦しんでいるのに母親は無関心だったのか。貧困で5人の子を抱えているとはいえ、子供の変化に気付かなかったのか、見てみぬふりをしていたのか、あまりに空しい。


・川崎市多摩川殺害、上村遼太くん LINEに「殺されるかも」カテゴリ重大犯罪・事件 2015年02月24日01:02
http://thutmose.blog.jp/archives/23291089.html

 多摩川河川敷で集団暴行され殺害たと見られている上村遼太くんは他校の中学生や高校生の不良グループから恐喝されていた疑いが強まった。

 友人の証言では万引きをやらされて、断ったら死ぬほど殴られ「殺されるかもしれない」と恐れていた。

 一方母親は「まったく心当たりが無い」と話していて学校は今年に入って一度も上村くんと会っていなかった。

不良の『パシリ』で万引き

 神奈川県川崎市の多摩川で中学1年生の上村遼太くん13歳の遺体が遺棄されていた事件で、新たな事実が次々に判明している。

 死亡推定時刻は2月20日午前2時ごろ、道路に設置された防犯カメラには、殺害前に4人の若い男性が河川敷に向うのが写っていて、河川敷から戻るときには3人になっていた。

 少年のうち何人かは自転車を押して歩いていた。

 殺害現場は遺体発見現場から数十メートル離れた場所で、大量の血が流れた痕と、凶器のカッターナイフの刃が折れた物、手足を縛ったと思われる結束バンドが落ちていた。

 殺害後に結束バンドを切って、遺体を動かしたと思われる。近くには被害者の上着が落ちていた。

 上村くんは全裸だったが、河川敷から約600メートル離れた公園では、女子トイレ内で衣服を燃やした痕があった。

 同じ公園では靴が木に吊るされていた。

 トイレで火災が発生した時間は殺害時刻の2時から1時間後の午前3時だったので、公園で暴行されたのではなく、殺害後に服と靴を持って公園に行って燃やしたと思われる。

 現場に落ちていたカッターナイフの刃と、切り傷が一致しない事から、警察は2種類以上の刃物で切りつけたと見ている。

 また腕には抵抗する時につく抵抗傷が無かったことから、縛られて抵抗できなくしてから、何人かが交代で切ったようだ。

 上村くんは去年12月くらいから他校の上級生や高校生と一緒に行動し、万引きなどをしていた。

 命令されて万引きをして、要求された物や金を調達する『パシリ』をやらされていたらしい。

「高校生に殴られた」

 上村遼太くんを取り巻く人間関係は事件前の数ヶ月で激変していた。

 2013年9月に島根県隠岐諸島の西ノ島から川崎市の小学校に転校した。

 西ノ島で生まれたわけではなく、両親がIターン事業に応募して島に移住して生活を始めた。

 父親は島で漁師をやりたいという希望を持っていたが挫折し2010年に両親は離婚している。

 他にも4人の兄弟がいて、遼大くんは上から2番目だった。

 母親は看護助手をしていたが島では食べていけず、実家がある神奈川県川崎市に戻りました。

 2014年4月に川崎市立大師中学校に進学した。

 上村くんはバスケ部に入部してクラスでは活発に行動し人気者だったと同級生は言っている。

 バスケは西ノ島の時から得意だった。

 変わって行ったのは14年の夏休み頃で、同級生ではなく不良の連中と一緒に行動するようになった。

 学校の説明では担任の女性教師は「5回家庭訪問したが誰も居なかった」と話している。

 殺害4日前に女性教師は上村くんに電話し「テストがあるから学校に来るように」と話した。

 裏を返すと今年になってから学校や女性教師は一度も上村くんと会っていないのに放置していた。

 15年1月からは学校によると1日も登校していない。

 同じ1月に顔の左目辺りに殴られたようなアザを作り、一見して腫れが分かるほどの怪我を負った。

 この時友人が怪我について質問したら「先輩に殴られた」と言った。

 「高校生に目をつけられて朝から晩まで殴られた。殺されるかも知れない。」とも話していた。

 同級生の証言によるとこの時の上村くんの話しでは、高校生のグループから万引きをするように命令されて、断ったところ死ぬほど殴られたという。

LINEの記録

 上村遼太くんはLINEをやっていて事件の直前まで書き込みが残っている。

 1月に同級生から「学校に来いよ」と呼びかけられたが、「笑」や「行けたら行く」など短い返信をしている。

 2月中ごろの会話では同級生に「高校生に反発したので殺されるかもしれない。家を知られている」と書いている。

 殺害3日前、つまり女性教師から電話がきた翌日には友人に「学校に行きたい」という書き込みをしていた。

 殺される2時間前の20日午前1時には上級生と思われる相手から「アニメ動画を持ってこい」と指示されている。

 持ってこいが何を意味するのか分からないが、『万引きして持ってこい』の意味なのかもしれない。

 殺害1時間前の午前2時には「食事をするので来て欲しい」と指示され「何円くらい必要ですか」と聞いて「2000円くらい」と指示されている。

 毎日こうやって金や物品を持ってくるように指示されて、万引きや犯罪で手に入れていたのかも知れない。

 この1時間後に殺された点から考えて、上村くんはアニメと金を持って行かなかった。

 そこで不良グループとトラブルになり殺害されたようだ。

 疑問に感じるのは多くの人が暴行を知っていたのに、誰一人警察や児童相談所に通報しなかったことである。

 特に女教師と母親は顔の半分を覆うほどのアザにも気がつかなかったのだろうか?


・夜回り先生・水谷修「上村君殺害は教員が防がなければならなかった事件」2015/2/25 12:16
http://www.j-cast.com/tv/2015/02/25228761.html

 神奈川県・川崎市の中学1年生、上村遼太君(13)は地元の不良グループになぶり殺しにされたが、周囲は異変に気づいていたのになぜ助けられなかったのか。

 同級生らによると、上村君は昨年11月(2014年)ごろから年上の高校生グループと付き合いだしたらしい。12月には顔のあざを作っていた。今年に入ると学校を欠席するようになり、上村君の自宅付近にバイクがたむろし始めた。事件6日前には「やばいかもしれない。殺されるかもしれない」と友人にメッセージを送信している。

 4日前には、顔や足、おなかなど全身があざだらけになっているのを目撃されている。この男子生徒は「ぶつけたあざだと言っていました。(ほかの学校の生徒たちに)連れ回されて、殴られていると聞きました。場所は大師公園」「顔全部がはれていた。前を素通りされたとき、8人がいっしょにいた」という。

 高校生グループと一緒にいるところを川崎駅前でよく見かけられていた。取材した所太郎リポーターは「大勢の人が気づいていたことははっきりしています。状況の変化は見てとれたはずです」という。

■「どうしようもなかったではなく、どうしようもあった事件です」

 川崎市教育委員会が公表した資料では、担任教師はこれまで上村君宅を5回訪問し、母親や本人の携帯電話に30回かけていた。しかし、上村君と話ができたのは4日前に1回だけだった。「テストがあるから学校に来ないか」「そろそろ行こうかな」というやり取りだった。

 司会の羽鳥慎一「サインは見えていたということですね」

 夜回り先生として知られた水谷修さんは「学校に来なくなった時点で防がなければならなかった事件です」と指摘する。「同級生たちは状況を知っていたのだから、教員もちゃんと聞かなければ・・・。生徒たちに居場所を聞いて、行けばいいだけ。上村君は狭い範囲で動いているのだから、いくらでも会えます。教師は授業だけでいいわけではないし、文科省や教育委員会も何も指示していません」

 赤江珠緒キャスター「加害者側の学校の教員もいたはずですよね」

 水谷さん「(加害者少年たちの)親に対する教育も教員の仕事です。拒否されたら児童相談所に伝えるべきです。どうしようもなかったではなく、どうしようもあった事件です」

 羽鳥「(教委は)言いわけのために資料を出してきた気がしますね。この地域だけではなく、国内全体の問題です」

 警察は年上の少年グループをきょうにも任意で事情聴取する方針だ。


・川崎中1殺害 集団リンチ、残虐手口「イスラム国」悪影響か 2015.2.24 21:45
http://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/150224/evt15022421450055-n1.html

 あまりにも痛ましい事件だ。川崎市川崎区の多摩川河川敷で中学1年の上村(うえむら)遼太君(13)の遺体が見つかった殺人、死体遺棄事件。発生から5日目となり、集団リンチの陰惨な実態が浮かび上がってきた。日頃から「年上グループ」に目をつけられ、暴行を受けていたという上村君。最期は首を深く切りつけられ、その残忍な手口は、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」をまねた可能性も指摘される。神奈川県警は事件との関連についてグループの少年らから聴取する方針だ。

 「全裸の状態で見つかった遺体は首にいくつもの刺し傷があったほか、顔や腕にも切り傷があった。首の傷は深さ数十センチにおよび、頸(けい)動脈まで達し、致命傷になった。斬首を繰り返すイスラム国の残忍性を模倣した可能性もある」(関係者)

 上村君の手のひらには刃物の攻撃に抵抗するときにできる「防御創」はなく、身動きが取れないまま殺害されたとみられる。

 殺害現場付近の防犯カメラには河川敷に向かう4人の姿が映っており、そのうち1人が上村君、残り3人が犯行に関与した疑いが濃厚だ。さらに、4人と前後して別の人物も映像で確認されたという情報もある。映像は鮮明でなく特定できないが、いずれも少年とみられ、県警は集団リンチが行われたとみて捜査を進めている。

 事件への関与が疑われているのは、地元では有名だったという「年上グループ」の存在だ。

 「上村君は所属していたバスケットボール部の先輩に不良グループを紹介され、昨年夏ごろから遊ぶようになった。バスケ部も昨年末で退部。その頃から、あざを作ったり、激しい暴行を受けていたようだ。グループには高校生や別の中学校の先輩も含まれていて、事件直後から行方が分からなくなっている者もいる」(上村君の知人)

 上村君は友人らに「万引を断ったら暴力を振るわれた」と明かし、事件の1週間前には「殺されるかもしれない」ともらしていた。上村君への暴力はどんどんエスカレートしていった。

 5歳から小学6年の1学期まで島根県の離島・西ノ島で過ごした上村君。島を離れる際には同級生や保護者ら約70人が港に集まり「頑張って」と横断幕が掲げられるほどの、人気者だった。

 川崎市に引っ越し、年上グループとの付き合いで生活は一変。今年に入って学校を欠席し、自宅にも帰っていなかったとされる。SOSのサインはたくさんあったはずだが…。周囲の大人たちはまたしても最悪の結果を防げなかった。



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3 コメント

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㊤村君も或る意味… (チク・パソン)
2015-03-01 18:19:03
南幌町の虐待殺害JKと同類でしょうね。

根拠ぉ見せろ?当然㈲ります。周囲が時代錯誤な古風な人間ばかりで味方が同世代しかいない点ですね。(彼ゎ㊥学の同級生、彼女ゎ姉&同級生のみ)

特に㊤村君の周りゎ子沢山&放任主義の母親、厳しい㊤㊦関係&いじめ&㊦級生集団リンチの先輩…まるで80年代(詰め込み教育&受験戦争世代)ぉ彷彿させる㈲り様ですね(怒)

もしや彼の母親が貧困につけ込まれて船橋の父親に多額の支援金と引き換えに事件の口止めぉ要求されてたのかも?
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Unknown (mimi)
2015-07-09 16:03:24
ずいぶんとみなさん母親に手厳しいですね。DVから逃れての離婚ということでしたから命の危険を感じてのことでしょう。夜の仕事をしたのは放任ではなく生活費に困ってやむを得ずでしょう。シングルマザー等の貧困家庭の放置を自己責任論で正当化して、子供に何かあったらすべて母親のせい・・・教育以前に福祉の問題だと思う!!学校の教員に対しても福祉の領域のことまで全部注意して対応しろというのも酷な話だと思う。
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全てフェミニズムの功罪です (蜻蛉(管理人))
2015-07-10 11:50:19
mimiさん、はじめまして。
この度は投稿ありがとうございます。

ところで、DVから逃れての離婚が命の危険を感じてのことだと短絡的に考える理由は何ですか?
DVは夫婦喧嘩も全て夫のせいにされます。そしてDVに見立てて離婚させるのもフェミニズムの目的です。フェミニズムは家族破壊を目指している卑劣な集団です。

そもそもこの夫婦はDV離婚なのですか?
そういう記載も見当たりませんが。

母親が夜の仕事に出なければいけないから、子供は疎かでもいいのですか? あまりに子供が可哀相です。子供はもう亡くなってしまったのですよ。

確かに福祉の問題もあります。しかしそれを女性だけの福祉に歪めているのもフェミニズムです。

どうかこのブログのリピーターになって、フェミの悪質性について学んで頂きたいと思います。
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