富山県の高校で、必修科目である世界史の授業が未実施のため、このままでは三年生が卒業出来なくなるという事態が発生している。
現在の学習指導要領によれば、社会科の中で世界史は必修で、もう一つ日本史と地理の何れかを選択し二科目履修という規則だという。学校側の話によれば、受験に不要な科目は勉強したくないという生徒の声を反映してこのような結果となったと説明しているが、学習指導要領まで逸脱した状況を許してしまった学校側の責任は大きいと言わざるを得ない。
ただ、今回疑問に思うのは、世界史を必修とする学習指導要領のあり方である。何故、日本史は必修ではなく世界史が必修なのか疑問に思った人も多いのではなかろうか。
「歴史教育を考える」というHP(*1)でこの世界史必修に関する疑問が投げかけられている。要約すると、国際社会に生きる人間づくりには「世界史」が必修で、「日本史」は必要ないというのが(文科省の)理由だそうだが、この考え方は全くの誤りであり、国際社会に生きる人間を育むのであれば自国の歴史や伝統文化を知った上で、それらが他国と違うことを学ぶのが妥当であって、「日本史」を必修とすべきである、とのことである。
フェミニズムを含む欧米崇拝や反日の影響は教育界にも侵略している。学習指導要領や教科書の内容にもその影響は現れている。反抗的な女子高生や、日の丸や君が代に反対する教員の存在などはその典型例と言えるのではないだろうか。今回の件を単なる学校側の不手際と捉えるのではなく、学校で一体全体何が教えられているのか、今一度見直す必要があるだろう。
(*1)「歴史教育を考える」
http://www.rnac.ne.jp/~a6m5zero/index.htm
<追記>
今回の件は富山の高校に限らず、全国の高校でも同様な事態が相次いで発覚している。昨日のテレ朝系報道ステーションでもこの件を取り上げていた。その中で、過去の卒業生に対するインタビューでは、実際は未履修なのに履修したことにした男子学生2名には顔を隠し、次に正しく履修した女子学生には顔を映してそれぞれインタビューを行っていた。特に女子学生の「ずるいと思う」というコメントには字幕を大きくするなどの強調をしていた。
本来悪いのは学校側で生徒は悪くない。しかも正しく履修した者とそうでない者には男子も女子も無関係に存在するはずだ。にも拘らず、正しく履修した者に敢えて女子学生を選び、そうでない者に男子学生を選んで報道しているところには、男=悪、女=善のフェミニズムによる印象操作がさりげなく埋め込まれていることにも注意したい。こうした形で徐々に国民を洗脳しようというのがフェミニズムの策略なのだ。
【主な出来事、話題】
・ショッピングセンターのトイレで置引、女子高生を逮捕、千葉。(21日)
・自殺した女性教員の遺族が公務災害申請、超過勤務100時間、東京。(24日)
・JR東海の職員が新幹線にはねられ死亡、自殺か、静岡。(25日)
現在の学習指導要領によれば、社会科の中で世界史は必修で、もう一つ日本史と地理の何れかを選択し二科目履修という規則だという。学校側の話によれば、受験に不要な科目は勉強したくないという生徒の声を反映してこのような結果となったと説明しているが、学習指導要領まで逸脱した状況を許してしまった学校側の責任は大きいと言わざるを得ない。
ただ、今回疑問に思うのは、世界史を必修とする学習指導要領のあり方である。何故、日本史は必修ではなく世界史が必修なのか疑問に思った人も多いのではなかろうか。
「歴史教育を考える」というHP(*1)でこの世界史必修に関する疑問が投げかけられている。要約すると、国際社会に生きる人間づくりには「世界史」が必修で、「日本史」は必要ないというのが(文科省の)理由だそうだが、この考え方は全くの誤りであり、国際社会に生きる人間を育むのであれば自国の歴史や伝統文化を知った上で、それらが他国と違うことを学ぶのが妥当であって、「日本史」を必修とすべきである、とのことである。
フェミニズムを含む欧米崇拝や反日の影響は教育界にも侵略している。学習指導要領や教科書の内容にもその影響は現れている。反抗的な女子高生や、日の丸や君が代に反対する教員の存在などはその典型例と言えるのではないだろうか。今回の件を単なる学校側の不手際と捉えるのではなく、学校で一体全体何が教えられているのか、今一度見直す必要があるだろう。
(*1)「歴史教育を考える」
http://www.rnac.ne.jp/~a6m5zero/index.htm
<追記>
今回の件は富山の高校に限らず、全国の高校でも同様な事態が相次いで発覚している。昨日のテレ朝系報道ステーションでもこの件を取り上げていた。その中で、過去の卒業生に対するインタビューでは、実際は未履修なのに履修したことにした男子学生2名には顔を隠し、次に正しく履修した女子学生には顔を映してそれぞれインタビューを行っていた。特に女子学生の「ずるいと思う」というコメントには字幕を大きくするなどの強調をしていた。
本来悪いのは学校側で生徒は悪くない。しかも正しく履修した者とそうでない者には男子も女子も無関係に存在するはずだ。にも拘らず、正しく履修した者に敢えて女子学生を選び、そうでない者に男子学生を選んで報道しているところには、男=悪、女=善のフェミニズムによる印象操作がさりげなく埋め込まれていることにも注意したい。こうした形で徐々に国民を洗脳しようというのがフェミニズムの策略なのだ。
【主な出来事、話題】
・ショッピングセンターのトイレで置引、女子高生を逮捕、千葉。(21日)
・自殺した女性教員の遺族が公務災害申請、超過勤務100時間、東京。(24日)
・JR東海の職員が新幹線にはねられ死亡、自殺か、静岡。(25日)
本当に今回のお粗末な学校の対応。
記事したのでトラックバックさせていただきます。
世界史が重要だからとかそういうのは関係ないよ。
理由はもっと単純
新指導要領を作る時の会議に呼ばれた学識経験者(大学教授)の
自分の専門が世界史だったから、それをごり押ししただけのこと。
(日本史の専門家や、地理の専門家は、その会議に呼ばれていない。)
当時、そいつは世界史の高校教科書も執筆していたから、
世界史の教科書をもっとたくさん売りたかっただろうし。
大人の世界はこんな感じだよ。
もちろん,戦前みたいに天孫降臨を史実として教えるのではなく「神話体系」をどう史実として解釈すべきかという点ね。
あと個人的には明治以前と明治以後の文化的な断絶についても強調して欲しい。あの文化的断絶を説明しないと明治~太平洋(大東亜)戦争終戦までの日本文化の特異性に気づかず,かつ,戦後の流れに立つ現在においてどうあるべきかについて語ることはできない。
受験科目として大学センターのご都合で歴史学を細分化したのがそもそもの混乱の一因だと思います。
とはいえ、現実の大学受験のシステムを簡単に変更出来るとは思えないので、この際、世界史を受験必須科目とするのが一案ではないかと。
そうすれば生徒も否応なく必死で勉強するし、必修科目逃れも減って、一石二鳥。
私は世界史は必要だと思います。例えば、外国人に会ったきにその人の国の文化や成り立ちがわからないと、誤解を生んでしまいます。また、世界の中の日本として、近代日本の成り立ちは世界史無しには語れません。私は日本史も地理も現社も政経も倫理も必要だと思います。だからすべて必修でもいいと思いますけどね。