社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

SMAP騒動における権力をフェミニズム権力に置き換えて考察せよ

2016-01-19 12:48:59 | 芸能、音楽

 SMAP騒動はこれで収束へ向かうのか。18日放送のフジ系「SMAP×SMAP」でメンバー5人が揃って生出演し、各自がコメントを述べ、今後もグループが存続していくことを視聴者に伝えた。だがこの放送を観た視聴者からは、「何故木村が中心なのか」、「言わされている」など疑問の声も少なくない。

 この騒動については至る所で情報が飛び交っているので、ここで詳しく解説する必要はないと思うが、ここで我々が教訓とすべきことは何なのか。それを学び取る必要があると思う。

1.どんな分野にも存在する「権力の誇示」
 この騒動で我々が学び取るもの、それは「権力の誇示」ということだ。今回はその話題の中心がSMAPだったから報道も過熱し、国民も関心を寄せたに過ぎないのであって、世の中には様々な権力の誇示がある。しかしその多くは大きく報道されるわけでもなく、平然と権力の思うままに行われていることが沢山ある。

2.世界最大の権力「フェミニズム権力」
 中でも典型的なのは、本ブログの話題の中心であるフェミニズム関連の権力だ。男女共同参画はじめ、女性活躍推進、そのお題目の実行手段として、管理職等の女性比率の嵩(かさ)上げ、DV、セクハラ、女性専用車両、など、様々な分野で女性の権力強化を図り、男性を捻じ伏せている。

3.フェミ権力には多くの女性が加勢
 だが、これらの権力は、SMAP騒動と違い、多くの女性が権力側に加勢しているため、一部の男性や女性が反対意見を唱えても、権力側は一切聞く耳を持たない。そればかりか権力側の女性達から逆襲され、例えば「女性専用車両に反対する者は痴漢と同じだ」などと更に敵意をむき出しにして反論を許さない雰囲気が作り上げられてしまっている。

 これ以外にも、過去に本ブログでも取り上げた美濃加茂市イベントポスターの良田胡蝶や、志摩市イメージキャラクター壁志摩メグなど、フェミ権力によって自治体から撤廃に追い込まれたものもある。これらは、一度は実施されたものの、フェミ権力の実行部隊である女性団体を中心に反対運動が繰り広げられ、マスコミがそれに加勢し撤回に追い込まれた。

 これらの権力VS非権力の構図をまとめると以下の様になる。

(権力)        (非権力)
<SMAP騒動>
ジャニーズ       飯島三智マネ
木村拓哉        木村以外の4人

<良田胡蝶>
フェミ女性団体     美濃加茂市、観光協会
一部の女性       地元民、大半の国民

<碧志摩メグ>
フェミ女性団体     志摩市
影響された一部の海女  影響を受けない多くの海女、大半の国民
公認撤回署名      公認存続署名

<女性専用車両>
男女共同参画局
フェミ女性団体
公明党
大半の一般女性     男性を主とした国民

<女性活躍推進>
男女共同参画局
フェミ女性団体
与野党
高学歴女性など     専業主婦、一般男性など


 このように、全ては権力側の独裁状態であり、非権力側は全く太刀打ち出来ないのが実情だ。

4.キムタクがSMAPの新リーダーに?
 しかし、今回のSMAP騒動における「権力の誇示」を感じた女性達によく考えて欲しい。昨日のテレビ放送で、今回の騒動を謝罪するメンバーの姿に哀れみや同情の気持ちを感じた人は決して少なくないだろう。権力に捻じ伏せられた木村以外の4人、特に中居正広はリーダーであるにも関わらず一番端に並ばされていた。一方で最初から権力側に付いていた木村拓哉は中心に立ち、グループを主導するような形でコメントしていた。これらの演出も全て権力側の指示というのは容易に想像が付く。もしかすると、今後リーダーが中居から木村に変更になる可能性すら感じさせる。

5.自分が権力側に立つ可能性を女性は自覚すべき
 こうした権力側の「暴挙」を多くの人は腹立だしく思うだろう。しかし、状況が変ると自分が権力側に立っていることもあるということに、どのくらいの女性が感じているだろうか。女性活躍推進や女性専用車両などは全て権力側によって実施されているもの。しかしこれらに多くの女性は何の抵抗感も無くその時勢に乗っかっているのではないだろうか。

 同じ権力でも、自分が不快なものには権力を非難するが、自分に都合のいいものには権力を応援する、これでは一貫性がない。権力というのは必ず犠牲者が多く発生する。従って、自分に都合がいいからといって権力側に便乗することは決してあるべき姿ではないということを女性は認識して欲しい。今回のSMAP騒動は、それを考えるいい機会だったと言えるのではないだろうか。


・SMAP立ち位置&コメント順に変化 中居が端、木村がセンターに「違和感」の声続出 2016年01月18日 23時21分
http://npn.co.jp/article/detail/00348074/

 解散騒動の渦中にあったSMAPのメンバーが18日、フジテレビ「SMAP×SMAP」に生出演。一連の騒動について謝罪し、存続の意を表明した。そんな中、ネット上ではSMAPメンバーの立ち位置やコメント順に、「違和感」の声が続出している。

 番組冒頭にそれぞれコメントを発表。メンバーは左から、中居正広、草なぎ剛、木村拓哉、稲垣吾郎、香取慎吾の順に立ち並び、まず口火を切ったのが、センターにポジションを取った木村。そして、稲垣、香取、中居、草なぎの順でコメントし、最後にまとめたは木村だった。

 基本的にはリーダーの中居がセンターに陣取ることが多く、また最初にコメントするのも中居が通常。さらに、締めのコメントもいつもならば中居が担当するはずだが、今回は木村だった。

 メンバーの立ち位置やコメントの順番に対してネット上では「違和感」という声が続出。さらに「闇を感じた」「なんでキムタクがセンターなのか」「中居が端だったのがおかしい」「中居が端に追いやられて喋るのも4番」「闇は深いのか」「何だか…」「何か意図がある」といった声も多数上がっている。


・SMAPを公衆の面前で謝罪させ恥をかかせた、ジャニーズ・メリー副社長の異常な横暴 2016.01.18
http://biz-journal.jp/2016/01/post_13369.html

 先週来世間を賑わせてきたSMAP解散騒動が、一気に収束に向かう様相を呈してきた――。

 一時は解散不可避との報道が目立ったが、18日に所属事務所のジャニーズ事務所が文書を発表し、「皆さまを大変お騒がせ致しました事、深くお詫び申し上げます」と謝罪。さらにSMAPメンバーは全員揃って同日放送のテレビ番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)に生出演し、「これからも、よろしくお願い致します」(中居正広)、「5人でここに立てたことを安心しています」(草なぎ剛)、「これから自分たちは何があっても、ただ前を見て進みたいと思います」(木村拓哉)などと語り、グループとしての活動を継続させることを発表した。

 フジは同番組の一部が急遽生放送になることを事前に公表していたため、番組内でSMAPメンバーらが謝罪することは予想されていた。放送前の段階で大手芸能事務所関係者は、次のように語っていた。

「そもそも今回の解散騒動のきっかけは、メリー喜多川・ジャニーズ副社長とSMAPマネージャー・飯島三智さんの間の長年にわたる諍いです。そして昨年1月に『週刊文春』(文藝春秋)に掲載されたインタビュー記事内でメリーさんが、『あの子たちは踊れないからダメ』と公然とSMAPを酷評するばかりか、飯島さんに向かって『(娘で副社長の藤島ジュリー景子氏と対立するなら)SMAPを連れて事務所を出て行け』と叱責した“事件”です。つまり、超人気グループ解散の原因を事務所側がつくったばかりか、テレビを通じて大勢の視聴者の前で所属タレントに謝罪をさせ恥をかかせる事態を招いたのです。芸能事務所の行動としては、ありえません」

 さらに一部報道によれば、ジャニーズ側は、SMAPがメリー氏に加えて放送局や広告関係者へ“謝罪行脚”することを活動継続の条件にしているとも報じられている。

「まずファンや関係者に謝罪すべきは、今回の騒動を招いたメリーさんや飯島さんです。ジャニーズは文書で記者会見はしないとしていますが、ここまでの混乱を招いておいて文書一枚でとりあえずの謝罪の体裁を取り繕い、公の場に姿を現さず平然としているなどということは、芸能事務所の姿勢として許されることではありません。少なくとも、経営者であるメリーさんは会見を開いて直接自身の言葉で謝罪すべきです」

現場は混乱か

 さらに別の芸能事務所関係者は、今回の騒動がテレビ局をはじめとするマスコミ界・芸能界の、ジャニーズとのつきあい方にも影響を及ぼすと語る。

「一連の騒動を通じて露呈したのは、ジャニーズの横暴さです。ジャニーズはテレビ番組の内容や演出について執拗に注文をつけたり、タレントの起用に関して当然のようにバーターを求めたりするため、ジャニーズをよく思っていない局関係者が多いのは事実です。さらに、SMAPには全体を統括する飯島さんのほか、各メンバーにひとりずつマネージャーがついていますが、この計6人の“飯島班”は全員ジャニーズを去る可能性が高いとみられています。SMAPを育てた飯島さんに対する局現場からの信頼は絶大ですが、それゆえSMAPに関することはなんでも飯島さんが独断で進めてしまうため、実はSMAPに関する情報はジャニーズ内でほとんど共有がされておらず、飯島班の人間以外は誰も把握していない。そんな状況のなかでジャニーズはSMAPをマネジメントすることになるのですから、現場が混乱することは目に見えています」

 果たして今後、何事もなかったようにSMAPは活動を続けることができるのだろうか。