社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

災害や事件からも読み取れる女性優遇の社会環境

2011-09-07 12:02:37 | 事件、事故

 西日本から東海を中心に襲った台風12号の被害は想像以上に甚大なものだった。被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げるしかないのだが、こうした災害のニュースの中にも、ちょっと疑問に感じることが出てくる。

 例えば、奈良県の中学で講師を務める39歳の女性が行方不明になっている件で、この女性は高知県出身で今年4月からこの中学校に赴任、学校に隣接する教職員住宅で単身生活をしていたという。

・不明の女性講師の捜索続く 水没の住宅内部に 2011/09/06 19:05
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/disaster/526670/

 4月以前までの女性の経歴は不明だが、高知からわざわざ赴任してくる点などを考えると、今期から新規に採用となった可能性が高いだろう。しかし39歳という年齢を考えると、この歳で公務員に採用されるのは実際にはほとんど不可能。やはり女性優先雇用のフェミニズムの圧力があったと疑わざるを得ない。

 公務員の臨時雇用と言えば、北海道で行方不明になっている図書館の臨時職員の36歳の女性の件も記憶に新しい。

・女性不明 図書館で事件か 滝上 2011年08月19日
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001108190003

 この女性は図書館司書補助員という職種での雇用だが、まさか大学を卒業してずっとこの職種というのはとても考えにくく、近年の雇用に間違いない。それに近くの図書館に行けばわかることだが、図書館の職員はほとんどが女性で男性の姿はなかなか見られない。これは市役所の職員などでも同様で、更に保育所増設の波に乗じて保育士(ほとんど女性)の数を増やすなど今や公務員は女性の利権と化している。

 また、今回の失踪事件を機にこの図書館では女性の1人勤務を廃止し、更に防犯カメラの設置などもするという。恐らく女性の臨時職員を新規で追加するなどの措置を採ることだろう。こうして女性の利権は益々拡大していく。

 だが、こうした女性優先が実は女性を危険にしているということに多くの国民は気付いていない。先の台風被害で行方不明の女性の場合も、結婚して夫婦で暮らしていれば夫と共にもっと早く逃げて助かっていたかも知れない。図書館の臨時職員の女性も、誰かに後をつけられていたと当時話していたようだが、独身でいる以上は男性から好意を寄せられるのは当然のことで、もし男性が連れ去っていたとしても、いつまでも男性を独身のまま放置して女性が知らぬ顔をしているからこうした事件が起きるのだ。しかも雇用環境も女性優先で男性は3Kの仕事くらいしかないなど悪い雇用環境に放置しておけば、女性全体が妬まれるのは止むを得ないだろう。

 こうした公務員の女性優先採用は全国的に行われている。しかしそれが明るみに出るのはこうした何らかの事件や事故が起きた時のみだ。それも報道では決して女性を優先して雇用していたとは言うはずもなく、明るい人柄など女性を過剰に美化し被害性を強調するのみで、報道の裏を意識的に読み取っていかないと気付くことは出来ない。そしてそこから問題の本質を掴み取っていかなければならないのだ。

 

・不明の女性講師の捜索続く 水没の住宅内部に 2011/09/06 19:05
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/disaster/526670/

 奈良県天川(てんかわ)村坪内で行方不明になっている同村立天川中学校講師、大原千幸(ちさ)さん(39)の捜索は6日も続けられた。村内では一時、川がダム湖と化し、村内全域で高台に避難するよう呼びかけられた。大原さんが住んでいた教職員住宅は濁流で流され水没していたが、同日には水位が下がり始め、県警機動隊員10人が内部に入った。

 大原さんは3日午後10時50分ごろ、「1階が浸水している。助けて」と自ら110番通報。間もなく奈良県警中吉野署員が駆けつけたが、すでに2階建ての同住宅は流され、大原さんの行方がわからなくなった。

 同住宅は上下3部屋ずつで天川中に隣接していたが、横を流れる天ノ川がすぐ下流で起きた崖崩れのためにせき止められ、水位が急上昇。大原さんは逃げる間もなく住宅ごと流されたとみられる。住宅内には大原さんだけが残っていた。

 水位が下がった6日、大原さんが住んでいた2階中央の部屋に機動隊員が入ったが、室内の3分の2が泥で埋まっていたという。

 大原さんは高知県出身で今年4月、同県から全校生徒16人の天川中に赴任。森本昭博校長が「明るく元気な先生で、生徒に英語のコミュニケーションを好きになってもらおうとがんばっていた」と話すように、初めての土地での勤務だったが明るく元気な人柄で生徒らに慕われ、1年生の副担任や2、3年の英語を受け持っている。

 音楽部の副顧問としても熱心で、同部は大阪市内で先月行われた軽音楽系のクラブコンテストに出場、見事優勝を飾った。

 警察や消防による捜索活動の横では、校舎2階まで浸水した天川中でも清掃作業が行われていた。大原さんの同僚教師らは時折作業の手を休め、捜索の行方を見守っていた。


・女性不明 図書館で事件か 滝上 2011年08月19日
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001108190003

■発見のサンダル 内履き

 滝上町で行方不明になった町臨時職員工藤陽子さん(36)に関し、道道沿いで見つかった工藤さんのサンダルは、勤務先の町立図書館で使っていた内履き用だったことが18日、家族の話でわかった。家族が「肌身離さなかった」と話す携帯電話も図書館内で見つかっており、道警は図書館で事件に巻き込まれた可能性があるとみて、現場検証を続けている。

■「自宅の鍵消えた、怖い」昨秋もらす

 紋別署によると、サンダルは片方が図書館の北東約1・5キロで財布などが入ったバッグとともに、もう片方は図書館の北北西約0・8キロで空の弁当箱とともに、それぞれ不明翌日の15日に見つかった。

 また、工藤さんの兄(38)は朝日新聞の取材に対し、「通勤用の靴と職場でつけていたエプロンが見つかっていない」と話した。携帯電話については、「退院して間もない母親と常に連絡を取れるように肌身離さず持っていた。図書館内に残すのはあまりにも不自然だ」と語った。

 図書館は町文化センターに併設され、近くにバスセンターもあることから、休憩やトイレの利用で一般に開放されていた。兄は「誰もが利用できる公共施設で女性が(土日は)1人勤務になることに問題はなかったのか」と話した。

 一方、工藤さんと同級生の女性(36)によると、昨年秋、工藤さんから「自宅の鍵がなくなっていた。誰かに取られた気がして怖いので、鍵を交換した」との話を聞いたという。

 この同級生は、不明当日の14日の午後、工藤さんと携帯電話でメールをやりとりしていた。工藤さんから「今夜は家族で夕食を取るので、それが終わって午後9時過ぎなら自宅で会える」との内容だったといい、「突然の行方不明で信じられない」と話した。

 町によると、図書館を含めて町文化センターは15日朝には施錠されていた。工藤さんが通勤に使っていた乗用車は図書館の駐車場で見つかっている。
(加賀元)


・滝上町図書館が再開、同僚ら「また一緒に仕事したい」(9月2日付け)
http://www.minyu.ne.jp/digitalnews/110902_4.htm

 滝上町は1日、図書館臨時職員の工藤陽子さん(36)が行方不明になったことに伴い8月15日から臨時閉館としていた滝上町文化センターを、18日ぶりに開館した。今後は通常通りの図書館・文化センター業務が行われるが、町は安全対策として町教委社会教育係の2人を同センター勤務として女性職員の1人勤務を解消し、近く防犯カメラ設置など設備面でもセキュリティ対策を向上させる。工藤さんの消息がつかめず事件なのか事故なのかも分からないままでの利用再開となったことに長屋栄一町長は「工藤さんが見つからず非常に残念。手がかりがまったく無く非常に苦慮している」と胸の内を明かした。