A Challenge To Fate

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【性別詐称】女子じゃないのに『ガール・バンド』がノイズロックでルンルンルン❤な件

2015年08月13日 00時15分15秒 | ロッケンロール万歳!


2ヶ月程前に、ある音楽ライターが「このバンドがいれば他には何もいらない」とか何とか呟いていた。Girl Bandなのに男子だなんて、ゲスの極み乙女の愛蘭(アイルランド)版じゃねえか、と憤りながらまぁまぁと自分を諌めつつ、騙されたつもりじゃねえや、騙された勢いで聴いてみると、やたらポストパンクでノイエドイチェヴェレでシューゲイザー。ノイバウテンとギャング・オブ・フォーにソニックスを振り掛けた、忘れかけのノイズロックにビリビリ感電しはじめた。



2011年にアイルランド、ダブリンで結成された4人組ガール・バンド、メンバーは
Dara Kiely - Vocals
Alan Duggan - Guitar
Daniel Fox - Bass
Adam Faulkner - Drums

2012年より自主制作にてCD-Rや7インチをリリースし全てがソールドアウト、それが英名門<ラフトレード>の目にとまり契約を果たす 2015年と5月にはUSにて500枚限定で「The Early Years EP」をリリース。日本でも独自アートワークで100枚限定のCD-Rとしてエクスクルーシヴ販売され東京はわずか数時間、大阪は数日で完売するなど早くから注目を集めてきた。

  

  

満を持してリリースとなるデビュー作『Holding Hands With Jamie(ジェイミーと手を取り合って)』は地元ダブリンのBow Laneスタジオにてセルフプロデュースにより制作。スタジオで理想の音を鳴らすため楽器のセッティングに4日程を費やしたものの、いざ始まるとほとんどの楽曲を2日間で録り終えたという。レコーディングの際にはそれぞれの楽曲と距離を置き客観性を保ちながらも、最大限に楽曲に集中することのバランスを取るという苦労を経て、ポストパンク、ノイズ、インダストリアル、そしてクラシックなテクノからの影響を受けた傑作アルバムが誕生した。



新曲「Paul」のMVは、Bob Gallagherが監督を務め、子供向け番組の着ぐるみの中に入り表向きには笑顔を振りまく主人公Paulの心の闇を描いた作品となっている。



■リリース情報
アーティスト名:Girl Band (ガール・バンド)
タイトル:Holding Hands With Jamie(ホールディング・ハンズ・ウィズ・ジェイミー)
発売日:2015/9/25(金)(海外発売9/25)
レーベル:Rough Trade / Hostess
品番:BGJ-10248
価格:2,371円+税
*ボーナストラック、歌詞対訳、ライナーノーツ付(予定)

1. Umbongo
2. Pears For Lunch
3. Baloo
4. In Plastic
5. Paul
6. The Last Riddler
7. Texting An Alien
8. Fucking Butter
9. The Witch Doctor
※日本盤はボーナス・トラック収録予定

男の子
女の子でしょ
ロックでしょ


ジャケットを含め、愛想の無さが今っぽい。

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