A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

灰野敬二+藤掛正隆+不破大輔@渋谷 7th FLOOR 2009.3.5 (thu)

2009年03月07日 02時23分48秒 | 灰野敬二さんのこと
灰野・藤掛DUO「明日アルファベットが消えてしまいますように」発売記念ライヴの2回目。

今回はゲストに渋さ知らズのダンドリストにしてベーシストの不破大輔氏を迎えてのスペシャル・ライヴだ。
7th FLOORは初めてだったが、O-nestと同じビルにあり、ちょっと昭和の香りのするラウンジ風の居心地の良いハコだった。椅子が並んでいて座ってじっくり観られるのが良い。
灰野さん久々の渋谷でのライヴだったが観客は30人くらい。雨の平日にしては集まった方だと思う。

まずは灰野・藤掛DUOで「サティスファクション」「愛しのマックス」「暗号」と立て続けに歌ものを演奏。いつもの横浜Stormy Mondayとは雰囲気が違って日本的な音に聴こえる。ここで藤掛さんが不破氏を紹介し、3人でのセッションが始まる。
並びは左から灰野さん、不破氏、藤掛さんの順。不破氏のベースの音がちょっと小さい気がしたが、ベースが加わることでDUOのハードな演奏にグルーヴが加わる。暫くインストでジャムって、最後は「赤いトリ」で第1部終了。

第2部は灰野さんのフルートからスタート。ここで聴かせた灰野さんのヴォーカルが神懸かり的な素晴らしさだった。寄せては返す感情の波が、暗い奔流となり、激情が迸る。灰野さんがギターを弾き始めると、不破氏もエンジンがかかってきたのかアグレッシヴなプレイでサウンドをグイグイうねらせる。灰野さんのギターもいつにも増して多彩なプレイを連発する。「あっち」「おまえ」「ここ」と不失者ナンバーの連発も嬉しかった。

藤掛さんは渋さ知らズのメンバーなので不破氏とは旧知の仲。灰野さんは初共演だそうだ。リハーサルもしたらしいが「思った通りにファンキーな出来になった」と灰野さんも満足げ。

灰野さんは2月8日の「ナスノ・スペシャル」以来のライヴになるが、1ヶ月間引っ越しの整理をしていたそうだ。やっと落ち着いたとのこと。

灰野さん
渋さと共演
どうかしら

私は渋さ知らズを完全な形で観たことがない。ダンサーも参加したオールスター・ライヴをぜひ観てみたいものだ。

コメント (2)
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