「PARADE of OBSESSIONS(執着の行列)」と題された待望のミロ展を観てきた。
1960年代以降、ミロが老境に差し掛かった時代の作品展だ。「性」「天体」「地球」「鳥」の4つのテーマ(執着)に分けられた展示は、この陽気で難解さの少ない前衛芸術家の円熟したスタイルを理解するのに役立った。
鮮烈な色使いと思い切りデフォルメされた造形に、天真爛漫な子どものような感性が漲った70点余りの作品。絵画だけでなく彫塑作品もあって興味深い。「希望の星を取り囲む鳥たち」「ガミガミ女と月」「太陽の崇拝者」「飛行秤」「夜中の野蛮人」「カボチャ」「力強い思想家」「月…の発作」など作品タイトルがユニークだ。
「鳥」「星」「女」をテーマにした作品が多い。また「三本毛」として毛が三本ある肖像も思わず頬が緩む面白さ。
こんな楽しい作品を次々産み出したミロは90歳まで長生きをした。子どもの心をいつまでも保ち続けた証拠だろう。
いつまでも観ていたくなる展覧会だった。
ジョアン・ミロ展 HP
ジョアン・ミロ
あなたの名前
借りてます
ミロのユーモアはHair Stylistics(中原昌也氏)に通じるものを感じる。帰りの電車でiPodでヘアスタを聴いた。
1960年代以降、ミロが老境に差し掛かった時代の作品展だ。「性」「天体」「地球」「鳥」の4つのテーマ(執着)に分けられた展示は、この陽気で難解さの少ない前衛芸術家の円熟したスタイルを理解するのに役立った。
鮮烈な色使いと思い切りデフォルメされた造形に、天真爛漫な子どものような感性が漲った70点余りの作品。絵画だけでなく彫塑作品もあって興味深い。「希望の星を取り囲む鳥たち」「ガミガミ女と月」「太陽の崇拝者」「飛行秤」「夜中の野蛮人」「カボチャ」「力強い思想家」「月…の発作」など作品タイトルがユニークだ。
「鳥」「星」「女」をテーマにした作品が多い。また「三本毛」として毛が三本ある肖像も思わず頬が緩む面白さ。
こんな楽しい作品を次々産み出したミロは90歳まで長生きをした。子どもの心をいつまでも保ち続けた証拠だろう。
いつまでも観ていたくなる展覧会だった。
ジョアン・ミロ展 HP
ジョアン・ミロ
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ミロのユーモアはHair Stylistics(中原昌也氏)に通じるものを感じる。帰りの電車でiPodでヘアスタを聴いた。