A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

灰野敬二×藤掛正隆@関内Stormy Monday 2009.2.1 (sun)

2009年02月03日 00時38分51秒 | 灰野敬二さんのこと
灰野×藤掛DUOの2005年Stormy Mondayでのライヴから抜粋したCD「明日 アルファベットが、消えてしまいますように」発売先行スペシャル・ライヴ。
とはいっても普段のStormy MondayでのDUOライヴと変わらない。お客さんは全部で12人。親密な雰囲気の中、珍しく15分押しという早めのスタート。
灰野さんは変則チューニングのSGでのアヴァンギャルド・プレイ。藤掛さんはいつものように強力な8ビートを基本にしたパワフルなドラミングで応酬する。途中でSGのチューニングを通常に直し、よりシャープな演奏。第1部は完全なインストで灰野さんの素晴らしい異能ギターを堪能することが出来た。
第2部は、やむを得ぬ事情で藤掛さんが中座。灰野さんのソロとなった。テーブルの上に長方形のエフェクターサイズの小型シンセを4台並べ、クリック音やビープ音を重ねていく。このシンセを見たのは初めてだったが、最近使い始めたそうだ。続いてギターの弾き語り。哀秘謡で「愛しのマックス」「黒い花びら」、オリジナルで「おまえ」。藤掛さんの不在を埋めるような気迫の籠ったプレイだった。思わぬハプニングがいい方向に働いたといえる。

ハプニング
魅力に変える
しなやかさ

灰野さんぐらいキャリアになると、この程度のことはハプニングの内には入らないのだろうが。




コメント (2)
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