A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

ドキドキする音楽~セックスピストルズ「勝手にしやがれ」

2007年10月01日 23時35分01秒 | ロッケンロール万歳!
それはいきなりきた(by クロマニヨンズ)。仕事中に流していたラジオから空気を引き裂く硬質なギターにのって嘲るようなヴォーカルが”God Save The Queen”と歌った。心の底からドキドキして鳥肌が立って同時にワクワクした。
中学時代KissやAerosmithに心酔していた私の心をざわめかせたPunk Rock。学校から帰るとSex PistolsとClashの1stにドキドキしながら針を落としたものだ。それは他の何とも違って僕の心と身体を解放してくれた。
「Never Mind The Bollocks/Here's The Sex Pistols」。それは爆発寸前の火薬のようなレコード(by ブルーハーツ)だった。
アルバムを10年ぶりに取り出してターンテーブルにのせた。「Holidays In The Sun」で始まり「EMI」で終わる黄金律。。。全身を電流が走り、心が弾み、私は十四歳になっていた(by ハイロウズ)。
灰野敬二や非常階段や朝生愛を聴くのとは異質の音楽の遺伝子をSex Pistolsは思い出させてくれた。このアルバムが私にとっていかに特別な存在であるかを思い知った。
彼らは今年デビュー30周年を迎え、ロンドンで再結成コンサートを行うそうだ。何年前だったろう、最初の再結成で来日したSex Pistolsを武道館で観た。デビュー当時の鋭さは失われていたが、やっぱり胸がドキドキした。その時の前座はBay Shitty Rollersを名乗るハイロウズだった。(この項続く)
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