クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

08-02 No.11-2

2008年02月14日 13時11分19秒 | Weblog
<claves>
50 2610/12 3枚組 \6540
「ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集」
[CD 1]第1番ニ長調Op.12-1 / 第3番変ホ長調Op.12-3 /
第9番イ長調Op.47「クロイツェル」
[CD 2]第2番イ長調Op.12-2 / 第5番ヘ長調Op.24「春」/
第6番イ長調Op.30-1 / 第8番ト長調Op.30-3
[CD 3]第4番イ短調Op.23 / 第7番ハ短調Op.30-2 / 第10番ト長調Op.96
コーリー・セロヴシェク(Vn) パーヴァリ・ユンパネン(P)
録音:2006年
1972年バンクーバー生まれのセロヴシェクは、ジョセフ・ギンゴールドの弟子。
つまり大ヴァイオリニスト、イザイの門下にあたるかれが、ベートーヴェンの
ソナタを一気に全集でリリース。ピアノとヴァイオリンの両方を学び、驚くこ
とに1997年まではリサイタルで両方の楽器を弾きこなしたという逸材は数学の
学位も取得しています。ここに聴くヴァイオリンは音の出し入れが絶妙という
か、ピアノ・パートにも目の行き届いた非凡なバランス感覚をのぞかせます。
セロヴシェクの弾くのは、1728年製作ストラディヴァリウス“ミラノッロ”。
ヴィオッティやパガニーニ、クリスチャン・フェラスも弾いた名器です。この
アルバムはカンヌ・クラシカル・アワード2008室内楽部門に輝きました。



<haenssler>
93 187 \2250
ハンス・クリスチャン・ロンビ:コペンハーゲン蒸気鉄道ギャロップ
コープランド:ジョン・ヘンリー、鉄道のバラード
アロイス・パッヒャーネグ:出発進行!列車は通り過ぎた
イベール:交響組曲「パリ」-地下鉄
ダンディ:交響組曲「海辺の詩」 作品77-緑の水平線、ファルコナーラ
E.シュトラウス:ギャロップ「テープは切られた!」 作品45
ドヴォルザーク/ボフスラフ・レオポルト編:
ユモレスク 変ト長調 作品101-7 B187-7
ヴィラ=ロボス:バキアナ・ブラジレイラ 第2番-カイピラの小さな列車
E.シュトラウス:ポルカシュネル「蒸気をあげて!」作品70
シルベストレ・レブエルタス:鉄道敷設 から
ヒルディング・ルーセンベリ:
抒情劇「アメリカ旅行」交響組曲(1932)-鉄道のフーガ
J・シュトラウス:ポルカシュネル「観光列車」 作品281
バーンスタイン:
ミュージカル「オン・ザ・タウン」 地下鉄乗車と空想のコーニー・アイランド
オネゲル:パシフィック231(交響的運動第1番)
イジー・スターレク (指)
カイザースラウテルン南西ドイツ放送管弦楽団
録音:2005年10月13日-14日、11月29日-12月2日、2006年2月21日
1847年デンマークの最初の鉄道が開通した、これを記念して作られたのがハン
ス・クリスチャン・ロンビの「コペンハーゲン蒸気鉄道ギャロップ」です。ロ
ンビはティヴォリ公園の音楽家として活躍。 ティヴォリのオーケストラのため
だけでも約700曲のギャロップ、ポルカ、ワルツなどのダンスミュージックを作
曲しました。北欧のシュトラウスと呼ばれる由縁です。鉄道にちなんだ曲を集
めたカイザーステルンの南西ドイツ放送管弦楽団とイジー・スターレクのアル
バム<鉄道のリズムに乗って>は、ロンビのこの曲から出発します。パリはメ
トロ。「ユモレスク」は、蒸気機関車ファンだったドヴォルジャークへのオマ
ージュとして。ニューヨークで休日を楽しむ水兵さんたちの足は地下鉄でしょ
う。終着駅へ運んでくれるのは、もちろん〈パシフィック231〉 です。ルーセ
ンベリの「鉄道のフーガ」 は、これが初めてのCD録音。コープランド、イベ
ール、ダンディの曲も録音が少ないようです。とってもいい音楽なんですけど
ね。




<Grappa>
GRCD 4250 \2280
アリア
シューベルト/クヌート・アネシュ・ヴェスタード編:アヴェ・マリア、
ヘンデル:涙の流れるままに(ヴァイオリン・ソロと管弦楽Ver.)、
カール=アンドレアス・ネース:今、天の客がこの世に、
ヴォーン・ウィリアムズ/ラルフ・グリーヴズ編:
グリーンスリーヴズ(ヴァイオリン・ソロと管弦楽Ver.)、
ジョン・ラター:選ばれた花婿のように、
ヴィリアム・クリストフェシェン/ヘンニング・ソンメロ編:クリスマスの笛、
マスカーニ:オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲、
クニュート・ニューステット:わたしは、平和をあなたがたに残し 作品43-2、
W・A・モーツァルト:レクイエム K626より ラクリモーザ、
パブロ・カザルス:
カタルーニャ民謡「鳥の歌」
(オイヴィン・ヴェストビ&アルヴェ・テレフセン編)、
チャールズ・H・パリー:天にいますわれらが父なる神よ、
エギル・ホーヴラン:ダヴィデの家の小さな子、
アンデシュ・オールヴァル:クリスマスの朝が輝くと、
ブラームス/オイヴィン・ヴェストビ編:子守歌 作品49-4、
リチャード・ロジャーズ/オイヴィン・ヴェストビ編:
ミュージカル「回転木馬」より〈You'll Never Walk Alone〉
アルヴェ・テレフセン(Vn) 
アドリアン・スコール・ヘストネス(ボーイソプラノ)
ビョルン・ムー(指)ニーダロス大聖堂少年合唱団 トロンハイム交響楽団員
シェティル・ビェルケストラン(Org) カーリ・フリスヴォル(Org)
ノルウェーを代表するヴァイオリニスト、アルヴェ・テレフセンと900年の歴史
を持つニーダロス大聖堂少年合唱団によるアルバム。トロンハイムはノルウェ
ー第3の都市。オラヴ・トリグヴァソンが基礎を作り、中世ノルウェーの首都と
して栄えました。町のシンボルとなっているのが聖オラヴ二世をまつったニー
ダロス大聖堂です。バロック様式のこの大聖堂には彫刻家ヴィーゲランの作品
や、ストーレ・クライベルグが室内アンサンブルと朗読のための作品を書いた
「ばらの窓」と呼ばれるステンドグラスをはじめとする美術品が多く、大聖堂
は芸術の殿堂としての役割も担っています。ニーダロス大聖堂少年合唱団は市
立の音楽学校で教育を受けた45人のボーイソプラノとボーイアルトに、成人の
テノールとバス25人を加えたアンサンブル。アルバム「Aria」にはリチャード
・ロジャーズとオスカー・ハマースタイン二世のミュージカル「回転木馬」の
ナンバー「You'll Never Walk Alone」を収録。イングランドのリヴァプール
FCのクラブ・アンセムとなり、今では世界各地のサッカーチームのサポーター
たちに歌われています。日本ではFC東京のサポーターソングです。



<naive>
OP 30453 \2680
ヴィヴァルディ:
(1)主が家を建てられるのでなければ(Nisi Dominnus)RV 608
(2)十字架にはりつけられ(Crucifixus)-クレド ト長調RV 592より
(3)スターバト・マーテルRV 621
ジャン=クリストフ・スピノージ(指)アンサンブル・マテウス
フィリップ・ジャルスキ(カウンターテナー)
マリー=ニコル・ルミュー(アルト)
録音:2007年7月
飛ぶ鳥を落とす勢いの指揮者スピノージと、うるおいをたっぷりと湛えながら、
一音一音が鋭利な刃物のように耳と心に突き刺さってくるような鮮烈な音色の
アンサンブル・マテウスの最新盤はヴィヴァルディ。「Nisi Dominus」は、詩
篇に基づくカウンターテナー(アルト)のためのソロ・カンタータ。オペラ作曲
家としても名高いヴィヴァルディならではの声楽パートのドラマティックな書
法、また、歌を支える弦楽オーケストラの洗練された書法、そして神に対する
信仰の深さ、すべてが一体となって感動を呼び起こします。(3)のスターバト・
マーテルは世に様々な録音がありますが、これは新たな名演の誕生と断言でき
ます。ルミューの美しい声は言うまでもありませんが、カウンターテナー界の
新星ジャルスキの、深く力強いパッションを内に秘めながらもまっすぐで澄ん
だ声が、見逃すことのできない輝きを放っています。もちろん、スピノージ率
いるアンサンブル・マテウスの潤いをたっぷりと湛えた弦の音色の美しさもあ
ますところなくとらえられた、鮮やかな録音となっています。




<Dynamic>
DYNDVD 33559(DVD-Video) 2枚組 \4180
字幕:伊英独仏西
ヘンデル:「アリオダンテ」
アン・ハレンベリ(Ms アリオダンテ)
マリー=エレン・ネシ(Ms ポリネッソ)
ラウラ・ケリーチ(S ジネーヴラ)
マルタ・ヴァンドーニ・イオーリオ(S ダリンダ)
ツァカリー・ステンス(T ルルカーニオ)
カルロ・レポーレ(Bs 国王)
ヴィットーリオ・プラート(Br オドアルド)
アラン・カーティス(指)イル・コンプレッソ・バロッコ
演出,装置,衣装:ジョン・パスコエ
収録:2007年7月,スポレート
ヨーロッパのヘンデルのオペラのブームは大変な盛り上がりを見せており、映
像も多数DVDになっています。「アリオダンテ」は1735年に初演されたイタリ
アオペラで、近年非常に人気の高い作品です。この映像は、スポレート音楽祭
での上演のライヴ収録。アリオダンテ役に、バロックオペラで大活躍のメッゾ、
アン・ハレンベリを始め、近年ヘンデルの男装役として活躍するモントリオー
ルのメッゾ、マリー=エレン・ニシや、イタリアのベテラン・ソプラノ、ラウ
ラ・ケリーチ、バスのカルロ・レポーレなど、実力派が集められています。大
御所、アラン・カーティスの指揮の堅固な音楽も立派。ジョン・パスコエの演
出は、現代的な舞台にしつつも、すっきりとおしゃれで見やすいものです。

CDS 566 2枚組 \3780
ロッシーニ:「イタリアのトルコ人」
マルコ・ヴィンコ(Bs セリム)
アレッサンドラ・マリアネッリ(S フィオリッラ)
アンドレア・コンチェッティ(Bs ジェローニオ)
フィリッポ・アダミ(T ナルチーゾ)
ブルーノ・タッディア(Bs 詩人プロスドーチモ)
エレナ・ベルフィオーレ(Ms ザイダ)
ダニエレ・ザンファルディーノ(T アルバザール)
アントネッロ・アッレマンディ(指)
ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団
プラハ室内合唱団
録音:2007年8月15-18日
恒例となったDynamicのロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルの録音です。
2007年の演目から「イタリアのトルコ人」がCD化。音楽祭ではおなじみのマル
コ・ヴィンコがタイトルロールに、期待の新進アレッサンドラ・マリアネッリ
がヒロインに抜擢。その他、若手中心の溌剌とした演奏を繰り広げています。

CDS 531 2枚組 \3780
パイジェッロ:「アグリジェントの競技会」
マルチェッロ・ナルディス(T エラクリーデ)
ラツェク・フンソワ・ビタール(CT クレアルコ)
マリア・ラウラ・マルトラーナ(S アスパジア)
マリア・ランフランキ(S エジェスタ)
ヴィンチェンツォ・タオルミナ(Br クレオーネ)
ニコラ・アモディコ(T フィロッセーノ)
ヴラディメル・メボニア(Bs エルペノーレ)
ドロレス・カルルッチ(S デイフィーレ)
ジョヴァンニ・バッティスタ・リゴン(指)イタリア国際管弦楽団、
スロヴァキア室内合唱団
録音2006年7月
おなじみマルティーナ・フランカでのイトリアの谷音楽祭のライヴ、今回も極
レアオペラが復活上演!パイジェッロの「アグリジェントの競技会」は、1792
年5月16日、ヴェネツィアのフェニーチェ歌劇場の柿落としに上演されたこと
で名前は知られていたものの、実態は全く知られていませんでした。物語はシ
チリア島の都市アグリジェント。王エラクリーデが競技会の優勝者に王女エ
ジェスタとの結婚を認め、ロクリの王子クレアルコが優勝するが、両者とも別
の人を愛していて、という物語。オペラブッファのパイジェッロとは違った、
力の入ったパイジェッロの音楽を楽しめます。

CDS 460 \1980
G.B.サンマルティーニ:シンフォニア集
ソナタ ハ長調 JC 7、アヴェルトゥーラ ニ長調 JC 14、
オヴェルトゥーラ ヘ長調 JC 33、ソナタ イ長調 JC 65、
オヴェルトゥーラ ヘ長調 JC 36、オヴェルトゥーラ ハ長調 JC 9、
シンフォニア ト長調 JC 39、シンフォニア ト長調 JC 15、
オヴェルトゥーラ ヘ長調 JC 37
ロベルト・ジーニ(指)ミラノ・クラシカ室内管弦楽団
録音:2005年1月12-15日
ジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニは1700年頃ミラノに生まれ、
生涯ここを拠点に活動し、1775年に没しました。18世紀半ばのミラノを代表す
る音楽家で、交響曲,器楽作品、オペラ、宗教作品と多様な作品を書き、ボッ
ケリーニ、グルックに多大な影響を与えています。彼はハイドンよりも実質的
に「交響曲の父」と言える位置にある作曲家で、オペラの序曲であったシン
フォニアを独立した管弦楽作品として発展させた功績は大です。このCDには、
名前こそソナタ、アヴェルトゥーラ、オヴェルトゥーラ、シンフォニアと様々
ですが、8曲を収録。交響曲の萌芽を楽しめます。モンテヴェルディ研究家と
しても高名なイタリア古楽界の重鎮、ロベルト・ジーニの充実した演奏でお楽
しみください。

CDS 568 \1980
モシェレス:
ピアノ・ソナタ第1番 ト長調 Op.4(ソナチネ)
ピアノ・ソナタ 第2番 ニ長調Op.22
幻想曲 ハ長調
幻想曲 変ホ長調 Op.13
幻想曲 ニ長調 Op.57
ロレダーナ・ブリガンディ(P)
録音:2006年6月8日,ローマ
イグナーツ・モシェレス(1794-1870)は、プラハに生まれ、ライプツィヒに亡
くなったピアニスト、作曲家。ピアノ教本「メトードのメトード」や、ショパ
ンとの交流で知られる人ですが、作曲家としても近年人気が高まっています。
ロレダーナ・ブリガンディは、1984年以来レッジョ・カラブリア音楽院の教師
を務めており、ピアニストとしてだけでなく、研究者としても知られている人。
1996年にモシェレスのOp.70の練習曲全曲を出版、録音し、高い評価を収めて
います。このCDも、ブリガンティの探求の成果だけに、隅々まで理解し尽くし
た演奏です。




<ZIG ZAG TERRITOIRES>
ZZT 080301 2枚組 \3780
アントワーヌ・フォルクレ:
クラヴサン曲集組曲 第5番、組曲 第2番、組曲 第1番、組曲 第3番、
組曲 第4番
ブランディーヌ・ランヌー(Cemb)
録音:2007年11月
使用楽器:アンソニー・サイデイ1988年製
(アンドレアス・ルッカース(1636)/アンリ・エムシュ(1763)モデル)
ヴィオールの名手アントワーヌ・フォルクレのヴィオール曲集をアントワーヌ
の死後、息子のジャン=バティスト・アントワーヌがクラヴサン用に編曲した曲
集。悪魔のようにヴィオールを弾いたと言われるアントワーヌ・フォルクレ。
ヴィオールからの編曲ということもあり、典雅なラモーなどの作品と異なり、
厚みを増した音域の幅を感じさせる重厚、荘厳といった言葉がぴったりとくる
ような作品です。ブランディーヌ・ランヌーの自由でファンタジーに溢れた独
特の演奏が充分に発揮され、静かな情熱を感じさせる魅力的な内容。この録音
に使用された楽器の製作者、アンソニー・サイデイは徹底した製作復元で定評
のある人物。モデルとなったのは1636年にアンドレアス・ルッカースが製作し
たチェンバロを1763年にアンリ・エムシュが大幅改造したもの。美しさと力強
さを兼ね備えた音色が印象的な楽器です。

ZZT 071001 \2480
ルッツァスコ・ルッツァスキ、ルドヴィコ・アゴスティーニ、
ジュリオ・チェーザレ・バルベッタのマドリガーレ集
ドニ・レザン=ダドレ(指) アンサンブル・ドゥルス・メモワール
イタリア北部の都市フェラーラは13世紀に入るとエステ家が支配するように
なっていました。エステ家は代々、芸術・文化を手厚く保護し、数多くの芸術
家たちがここに傑作を残しています。フェラーラが公国となった15世紀後期か
らは、華やかなルネサンス文化が花開くこととなりました。フェラーラ公エル
コレ1世はヨーロッパ中から優れた音楽家を集めていて、ジョスカン・デ・プ
レもその一人でした。そして16世紀になるとフェラーラはイタリア一華やかな
文化都市となり、フェラーラ公で一番の芸術好きのアルフォンソ2世はかつて
ないほどの規模で音楽家を呼び芸術に享楽していました。その中で彼は3人の
ソプラノによるアンサンブル「コンチェルト・デッレ・ドンネ・ディ・フェラ
ーラ」を結成。彼女たちはアルフォンソ2世お気に入りの秘密の女声アンサン
ブルとなり、宮廷内で極秘に演奏を行っていました。その時にルッツァスキ、
アゴスティーニなどが彼女たちを指導し作品を提供しています。このアルバム
はそうした当時の華やかさと、彼女たちの秘密のコンサートを味わうことので
きる1枚。

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08-02 No.10-1

2008年02月13日 19時05分45秒 | Weblog
<Hyperion>
DVDA 68001(DVD-Video) 2枚組 \3380
アンジェラ・ヒューイット-バッハ・パフォーマンス・オン・ザ・ピアノ
DISC-1(約148分)
アンジェラ・ヒューイットのリサイタル講座(レクチャー)-ピアノによるバッハ
演奏
チャプター1:イントロダクション/チャプター2:要点/チャプター3:解釈/
チャプター4:バッハの“舞曲”/チャプター5:フーガの学習/
チャプター6:装飾音/チャプター7:実用的なアドバイス
DISC-2(約62分)
アンジェラ・ヒューイット・ライヴ・イン・コンサート
J・S・バッハ:パルティータ第4番ニ長調BWV.828/イタリア協奏曲BWV.971/
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調BWV.903
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ)
1994年にスタートした一大事業、「バッハの鍵盤作品集」のレコーディング・
プロジェクトが11年という歳月を経て2005年に完結となった鍵盤の女神アンジェ
ラ・ヒューイット。
現在ヒューイットが全精力を注いでいる「バッハ・ワールド・ツアー」は、
2007年8月から2008年10月にかけて世界6大陸25ヶ国で開催され、室内楽公演を
除く全てのコンサートのプログラムがバッハの「平均律クラヴィーア曲集」で
統一されるなど、現代最高のバッハ弾きの称号に相応しい唯一無二のコンサー
ト・ツアーとして全世界から称賛を浴び続けている。
今回、遂に登場となるヒューイットのDVDは、「ピアノによるバッハ演奏のため
のレクチャー」、「コンサートのライヴ(もちろんバッハ!)」という超充実の
豪華二本立て!しかも日本語字幕付き!
DISC-1に収録されているレクチャーでは、ヒューイットが映像を通じてマスタ
ー・クラスを開催。ピアノでバッハを演奏するための7つのポイントをヒューイ
ットが直々に伝授してくれるという濃密で貴重な内容となっている。
またコンサートのライヴを収めたDISC-2では、ヒューイットの演奏によるオー
ル・バッハ・プログラムという至福の時間を味わうことが出来るのである。
DVDフォーマット
All Regions/NTSC/16:9
DISC-1 ― DVD9/片面二層/ドルビー・デジタル2.0
DISC-2 ― DVD5/片面一層/ステレオ、DTS5.1、ドルビー・デジタル5.1
字幕:日本語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、
中国語、ロシア語




<GENUIN>
GEN87100 \1980
ブラームス:交響曲第1番Op.68
ブラームス:交響曲第3番Op.90
※日本語解説付き
ラファエル・フリューベック・ブルゴス指揮
ドレスデン・フィル
録音:2007年9月、11月、ドレスデン・ルカ教会
80:51 収録
GENUINで好評のブルゴス&ドレスデン・フィルの名演集。今回のブラームスは
2007年9月と11月のドレスデン・ルカ教会におけるスタジオ・セッションで、ド
レスデン・フィルの美しい響きが堪能できる綿密な仕上がりとなっております。
今や円熟の極みともいえる巨匠ブルゴスらしい、壮大なスケールを誇り、妥当
なテンポ設定で雄大な第1番、そして第3番の目くるめく哀愁あふれるメロディ
運びなどベテランならではの味わいです。80分を超える長時間収録のお徳盤で
す。

GEN 88111 \1980
メンデルスゾーン:
ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 Op.49,
ピアノ三重奏曲第2番 ハ短調 Op.66
ミュンヘン・ピアノ三重奏団
〔ドナルド・スルツェン(ピアノ),ミヒャエル・アールト(ヴァイオリン),
ゲルハルト・ツァンク(チェロ)〕
録音:2006年6月18-19日
メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲2つを収録。いずれも短調で書かれ、豊かな
ロマンの薫りに満ちた名作である。ことに第1番はメンデルスゾーンの室内楽作
品の代表作として知られている。ミュンヘン・ピアノ三重奏団は1982年結成と
いうからもう四半世紀活動を続けるベテラン・トリオ。密度の濃い演奏で、メ
ンデルスゾーンの豊かな情感を引き出している。

GEN 88114 \1980
「お聞きを!」-エルベブレッヒ(金管五重奏団)
ショスタコーヴィチ:祝祭序曲 Op.96
バッハ:フーガ ト短調 BWV 578
テレマン:序曲 ハ長調
メンデルスゾーン:そして主は天使たちに命じた
ルトスタウスキ:ミニ序曲
ケツィア:抒情的五重奏曲
バーンスタイン:舞踊組曲
ベーレ:愚作
ジョビン:イパネマの娘
レーン:オールド・デビル・ムーン
レノン/マッカートニー:イエスタデイ
ポラック:ザッツ・ア・プレンティ(それで十分さ)
エルベブレッヒ(金管五重奏団)
録音:2007年8月21-24日、
エルベブレッヒは、ハンブルク在住の若い金管奏者5人で2004年に結成されたブ
ラスアンサンブル。エルベはハンブルクを流れる大河エルベ川のこと、ブレッ
ヒは英語のブラスに相当する語。バッハからショスタコーヴィチ、最新作、さ
らにビートルズまで収録している。聞けば彼らの技術水準の高さは一発で分か
るだろう。加えて屈託のない明るい音楽作りは実に楽しい。ブラスファン必携。

GEN 88117 \1980
シューベルト:
「美しき水車小屋の娘」D.795 Op.25
アンドレアス・ポスト(テノール)
タティアナ・ドラヴェナウ(ピアノ)
録音:2007年9月3-5日
シューマン「詩人の恋」(GMP 020204)、アリア集(GEN 03028)に続く、アンドレ
アス・ポストとタティアナ・ドラヴェナウのコンビのCD第3弾。二人はエッセン
のフォルクヴァンク高等学院の同窓。絶妙のコンビネーションはさすが。ポス
トの軽く漂うようなテノールと、ドラヴェナウのキビキビしたピアノは、新時
代のリートのあり方を提示していると言えるだろう。

GEN 88525 2枚組 \3960
ジャン・ミシェル・ミュラー(1683-1743):
12のソナタ(世界発録音)
トゥッテ・シュイッテ(ピリオド楽器)
マリアンヌ・リチョアート・プファウ(指揮、バロック・オーボエ)
録音:2007年6月
ジャン・ミシェル・ミュラー(1683-1743)は、ドイツ中部のシュマルカルデンに
生まれた作曲家。1704年から亡くなるまで、ハーナウ(フランクフルト東方の町)
を拠点とし、この地の聖マリア教会のオルガニストとして活躍しました。多数
曲を作曲したミュラーでしたが、今日ではほぼ忘れ去られた存在になってしまっ
ています。このCDに収録されているソナタ集は、実際にはオーボエ・ソロ、木管
楽器、通奏低音によるコンチェルト・グロッソ。低弦以外弦が含まれていないの
で、独特の響きが面白い音楽です。トゥッテ・シュイッテは、オーボエ奏者マ
リアンヌ・リチャート・プファウによって結成されたピリオド団体。フランス
語の団体名ですが、カリフォルニアの団体です。





<ミッテンヴァルト・レーベル>
徳間レーベルで発売されていた幻の名盤、
滝澤三枝子 ピアノ・アルバムI&II、待望の復活!

MTWD99031 \2500
滝澤三枝子 ピアノ・アルバムI-伊福部 昭:ピアノ組曲
(1) 伊福部昭:ピアノ組曲(盆踊、七夕、演伶、佞武多)
(2) 清瀬保二:
「第二ピアノ曲集」より(アンダンティーノ、子守歌、ブルレスケ、秘唱)
(3) 石井真木:彼方へ 作品41
(4) ラヴェル:水の戯れ
(5) ファリャ:「4つのスペイン風小品」より「アンダルーサ」
(6) グラナドス:
「12のスペイン舞曲」より「アンダルーサ」、誌的なワルツ、演奏会用アレグロ
滝澤三枝子(ピアノ) 録音:1991年9月3日、成増アクトホール
豊かな情感と音のきらめき!滝澤のピアノで聴く民族の響き(西 耕一)

MTWD99032 \2500
滝澤三枝子 ピアノ・アルバムII-情熱のファンダンゴ
(1) アルベニス:「スペイン組曲」より「グラナダ」Op.47-1
(2) グラナドス:
「12のスペイン舞曲」より「オリエンタル」Op.37-2、「ゴイェスカス」より
「嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす」「ともしびのファンダンゴ」
(3) ドビュッシー:
ピアノのために(プレリュード、サラバンド、トッカータ)、喜びの島
(4) 田中利光:
童愁 第1集「寺町6番地」(洋燈、東京見物、坊さんの行列、
タドン!バンザイ!、ホライモコ、セレナーデ)
滝澤三枝子(ピアノ) 録音:1995年9月、成増アクトホール




<COL LEGNO>
WWE60004 \2250
ベートーヴェン:
交響曲第4番 変ロ長調 Op.60
交響曲第6番 ヘ長調 Op.68「田園」
グスタフ・クーン(指揮)
ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団
録音:2006年3月
グスタフ・クーンのベートーヴェン交響曲全曲録音の第4弾。ハイドン管弦楽団
の本拠地、ボルツァーノやトレントは、アルプスのイタリア側にある山の町。
保養地としても知られるこの町の気持ちの良さがまるで演奏にも反映されたよ
うな、自然体のベートーヴェンである。ことに「田園」が注目すべき演奏だ。

WWE60005 \2250
ベートーヴェン:
交響曲第9番 ニ短調Op.125「合唱」
グスタフ・クーン(指揮)
ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団、ハイドン合唱団
ズザンネ・ゲープ(S)
ヘルミーネ・ハーゼルベック(MS)
リチャード・デッカー(T)
コンラート・ヤルノート(Br)
録音:2006年3月
グスタフ・クーンのベートーヴェン交響曲全曲録音の完結編。しばしばお祭り
騒ぎ的に演奏されるこの曲でも、クーンは力みを排し、オーソドックスに徹し
て演奏することで曲自らに語らせている。自分の音楽によほど自信がなくては
できないだろう。高原の清らかな湖のような第3楽章、慈しみの精神に溢れた
第4楽章など、クーンのベートーヴェンの真意が伺える。

WWE60006 5枚組 \11000
ベートーヴェン:交響曲全集
グスタフ・クーン(指揮)
ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団、ハイドン合唱団、ソリスト
録音:2005-06年
WWE60001-60005のセット。

WWE60010 \2250
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15
ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73 「皇帝」
ジャスミンカ・スタンチュール(Pf)
グスタフ・クーン(指揮)
ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団
録音:2007年5月,9月
クーンとハイドン管弦楽団によるベートーヴェン、交響曲に続いて協奏曲を録
音。ピアノのジャスミンカ・スタンチュールは、セルビア生まれでウィーンに
移住したピアニスト。ウィーン音楽大学で学び、1989年、ウィーンの国際ベー
トーヴェンコンクールで優勝。ソリストとして、また室内楽のメンバーとして
幅広く活躍している。彼女は日本では、ウェルナー・ヒンクとの名コンビで知
られているだろう。

WWE20276 \2250
「シェーンベルクとシュランメル・ブリューダー」
シェーンベルク:
セレナーデ Op.24-行進曲,舞踏の情景,言葉のない歌,盗み,フィナーレ
月に憑かれたピエロ Op.21-月に酔い,コロンビーネ,蒼ざめた洗濯女,
ショパンのワルツ,パロディー,赤いミサ,絞首台の歌,
おお, なつかしい香りよ
チェルハ:古い歌-シュルツ夫人の脈が,ワイン,ハイク
シュランメル:燕の挨拶,朝の挨拶,最後の鈴の音
ライヒト:私と月
シュトローマイヤー:踊り
シュテルツミュラー:シュテルツミュラーの踊り
リーダー:わしがいつか死ぬ時
クランクフォルム・ウィーン、
ジェニー・レナーテ(歌)、
ワルター・ラファイナー(歌)
録音:2006年5月18日,2006年12月15日
シェーンベルク、チェルハの作品をバラバラにして、その間にヨハン・シュラ
ンメル、フェルディナント・ライヒト、アロイス・シュトローマイヤー、ヴィ
ンツェンツ・シュテルツミュラー、カール・リーダーといった、ウィーンの民
衆音楽を挟み込んだもの。ウィーンというバックボーンが共通しているためか、
意外なくらい違和感なく不思議な統一感を作っている。ウィーンの音楽の両面
を体験するに最適のCD。

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08-02 No.10-2

2008年02月13日 19時05分09秒 | Weblog
<EMEC>
E 074 \2180
アルハンブラの思い出 ギター・ソロ・フェイヴァリッツ
フランシスコ・ターレガ(1852-1909):アルハンブラの思い出
不詳:ロマンス(禁じられた遊び)
ホセ・ビニャス(1823-1888):夢(練習曲)
ラウリンド・アルメイダ(1917-1995):ブラジランセ(ショーロ)
エイトール・ヴィラ=ロボス(1887-1959):
ショーロス・ティピコ/壊れたギター[ビオラ・ケブラーダ]
ジョアン・ギマランイス(1883-1947):カリヨンの音
マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):鬼火の歌[狐火の踊り]
ポール・コールズ(1952-):夜想曲
ティエリー・ティスラン(1956-):
ミロンガ・セレーナ/ヴァガボンド・ワルツ/ヴァガボンド組曲
アルトゥール・ボスマンス(1908-1991):ブラジレイラス
ロドリーゴ・リエーラ(1923-1999):カンシオン・カロレーニャ
ビセンテ・エミリオ・ソホ(1887-1974):エンデーチャ
マヌエル・エンリケ・ペレス・ディアス(1912-1984):冗談
ホセ・アントニオ・サン・セバスティアン(1886-1956):バスク前奏曲「苦痛」
ホルヘ・マルティネズ・サラテ(1923-1993):舞曲
アルバート・ハリス(1918-2005):ワルツ
マリオ・ガンジ(1924-):
コン・タンタ・テネレッツァ[多くの優しさをもって]
スタンリー・マイヤーズ(1933-1993):カヴァティーナ
フランツ・カセーウス(1915-1993):ロマンス 1978
フランシスコ・タラルン(1963-):悲しい歌
マリア・リンネマン(1947-):ジュリエット
アグスティン・マルーリ(ギター)
録音:2007年9月16-18日、スペイン、パレンシア県オルモス・デ・オヘーダ、
聖エウフェミア・デ・コソリョス教会

E 075 \2180
スペインの思い出 チェロとギターのための音楽
ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999):
アランフェス、わが思い(アランフェス協奏曲 第2楽章より)
エンリケ・グラナドス(1867-1916):
スペイン舞曲集 Op.37 から アンダルーサ(No.5)
フェデリコ・モレーノ・トローバ(1891-1982):4つのスペインの歌
ホアキン・ニン(1879-1949):スペインの歌
マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):
スペイン民謡組曲(7つのスペイン民謡 から)/オペラ「はかない人生」から
舞曲
イサーク・アルベニス(1860-1909):スペインの歌 Op.232 から コルドバ
エイトール・ヴィラ=ロボス(1887-1959):
ブラジル風バッハ 第5番 から アリア(カンティネーラ)
ポール・コールズ(1952-):スペインの思い出
デルフィン・コロメ(1949-):鳥の(「鳥の歌」による)(*)
田中聰(1956-):
サン・イデルフォンソの夜想曲[Nocturno de San Idelfonso](*)
ジョーンズ&マルーリ・チェロ=ギター・デュオ
マイケル・ケヴィン・ジョーンズ(チェロ)
アグスティン・マルーリ(ギター)
録音:2007年10月17-19日、スペイン、パレンシア県オルモス・デ・オヘーダ、
聖エウフェミア・デ・コソリョス教会
2007年の日本ツアーが招聘元の倒産により大幅に縮小され、多くの日本のファン
へのお披露目がかなわなかったジョーンズ&マルーリ・チェロ=ギター・デュオ
(招聘時の名称はロマンティック・チェロ&ギター・デュオ)。(*)はジョーン
ズ&マルーリ・チェロ=ギター・デュオへの献呈作品です。




<MD+G>
64314242 \2080
メル・ボニス(1858-1937):
ピアノ四重奏曲 第1番 Op.69
ピアノ四重奏曲 第2番 Op.124
夜と朝 Op.76
モーツァルト・ピアノ四重奏団
録音:2006年1-2月 バート・アーロルゼン
メル・ボニス(本名メラニー・ボニス)は音楽界では長く忘れ去られていた存在
ですが、フランスのベルエポック期の最も重要な女性作曲家です。2008年は彼
女の生誕150年にあたり、このアルバムを皮切りに評価が高まることでしょう。
幼い頃から音楽の才能を示し、かのセザール・フランクがパリのコンセルヴァ
トワールで学ぶように口添えをしても、職人気質であった彼女の両親はそれを
良しとせず、彼女が音楽の道を歩むことに対しては常に反対の姿勢をとり続け
たといいます。そのため、彼女はピアニスト、オルガニストとして多くの賞を
獲得し、学友のエティックと恋仲になっても最終的には両親により実家に引き
戻され、親の決めた相手と結婚しなくてはいけなかったのです。しかしその後、
さまざまな障害を乗り越え、また自らの愛も貫きとおし、作曲家として活動す
るためにあえて「メラニー」ではなく「メル」という男名前を用いて300もの
作品を発表、その独創的な作風はサン=サーンスも驚愕したというほどの素晴
らしいものです。今回、モーツァルト・ピアノ四重奏団という的確な表現者を
得て、彼女の作品は新たな光を発します。

63214912 \2080
ヨーゼフ・ボフスラフ・フェルステル(1859-1951):
交響曲全集 第1集
交響曲第1番
交響曲第2番
オスナブリュック交響楽団 指揮:ヘルマン・ボイマー
録音:2007年3、5月
ハンブルク音楽院、プラハ音楽院、そしてウィーン新音楽院で教鞭をとり、20
世紀チェコの作曲家を多く排出した教育者として、そしてマーラーやR・シュト
ラウスの作品の批評家として、また170以上もの作品を書いた作曲家として、ま
た画家、文筆家として活躍したフェルステル。しかし、その作品は穏やかで内
省的であったためか現在ではほとんど演奏される事がありません。画家として
も素晴らしい才能を持っていたフェルステルの音楽は、例えそれが表題音楽で
なくとも作曲家の人生の経験をつぶさに味わうことができるのです。1888年に
書かれた最初の交響曲は彼の母の死を追悼して書かれたもの、緊張感と哀悼に
みちた美しい作品です。1890年に書かれた第2番の交響曲は、彼の友人でもあっ
たマーラーが高く評価したといわれる作品で、葬送行進曲とスケルツォが見事
な対比を描いた力作と言えるでしょう。今回、ボイマーとオスナブリュック交
響楽団によって、この素晴らしい作品群が音として表現されることは聴き手に
とっても大きな喜びであることは間違いありません。

91214896(SACD-Hybrid) \2950
歌の翼に-ロマン派ピアノ作品集
メンデルスゾーン:厳格な変奏曲
メンデルスゾーン=リスト:歌の翼に
リスト:ローレライ
シューマン:幻想曲 ハ長調
マーラー:さすらう若人の歌
クラウディウス・タンスキ(Pf)
録音:2007年6月
愛、幸せ、情熱、別れ、これらの要素は「愛」を音で綴る上で重要な役割を演
じます。これまで、ブゾーニやプフィッツナー、そしてスメタナなど、どちら
かというとマニア度の高い作品の録音で高い評価を得ているクラウディウス・
タンスキの最新アルバムは、メンデルスゾーンからリスト、シューマン、そし
てマーラーまで情熱と想像力と歌心に満ちた作品を集めたものです。表題にも
なっている「歌の翼に」は、伴奏部のアルペジョと歌の部分が完全に独立、か
つ融合したものでリストの編曲の妙をじっくり味わうことができるでしょうシュ
ーマンの幻想曲の見事さは誰もが知るとおりです。マーラーの「さすらう若人
の歌」は、マーラー自身の演奏を記録したピアノ・ロール(Welte-Mignon)を基
にタンスキ自身が編曲し、1901年製のコンサート用スタインウェイで演奏した
という変り種。SACDというフォーマットを最大限に生かした広がりのある音も
聴き所と言えるでしょう。

31612912 \2080
マルセル・デュプレ(1886-1971):
オルガン作品集 第9集
24のインヴェンション Op.50
3つの讃歌 Op.58
ベン・ヴァン・オーステン(Org)
パリ 聖エティエンヌ・ドゥ・モン教会のオルガン
録音:2007年10月 パリ
ヴィドールやヴィエルヌに師事し、メシアンやマリー=クレール・アラン、
ヴァージル・フォックス、ピエール・コシュローらを輩出した名オルガニスト、
マルセル・デュプレの作品の集大成となる今シリーズもついに第9集を数えるこ
ととなりました。1934年に、ヴィドールの後任オルガニストとして、サン・
シュルピス教会のオルガニストとなったデュプレですが、そのポストに就いた
まま1954年から1956年までパリ音楽院院長に就任したため、彼はほとんど作曲
のための時間を持つことができなかったようです。そんな中で書かれたのが
「24のインヴェンション」で、バッハの先例に基づいた24の調性からなる曲集
で、果てしなく豊かな想像力と見事な構成によって書かれています。古い聖歌
のメロディーに基づいた「3つの讃歌」も極めて難易度の高い技巧を必要とする
素晴らしい作品です。1636年に建立された聖エティエンヌ・ドゥ・モン教会の
オルガンは34のストップと4つの鍵盤を有していましたが、それは時代ととも
に拡大され続け、19世紀にカヴァッリ=コルによって完全に改造を施され83以上
ものストップを持った輝かしい音色となり。1956年になってようやく完成、ま
さにデュプレの音楽を演奏するにふさわしい音色を備えています。

3097092 \2080
ヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルク(1727-1756):室内楽作品集
トリオ・ソナタ
2つのヴァイオリン、ヴィオラと通奏低音のための四重奏曲
ポロネーズ
ムジカ・アルタ・リパ
録音:1996年2、11月 ボン
ヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルク。彼はすぐれたクラヴィア奏者であり、
J・S・バッハの弟子でもありました。彼の名前が劇的に知られることになった
のは何と言っても、あの名曲「ゴルトベルク変奏曲」でしょう。(彼のために
書かれたとされるこの曲ですが、真偽のほどはわかっていません。)ゴルトベ
ルクはバッハの死後、室内楽作曲家として活躍を始めましたが、その6年後、
わずか29歳の若さでこの世を去ってしまうのです。このアルバムには、そんな
ゴルトベルクの珍しい作品を収録しています。東プロイセン生まれのゴルトベ
ルクは、少々変わり者で潔癖症、そして常に憂鬱であったそうです。彼は自分
の作品の出来に満足せず、いくつかは彼自身の手で破棄されてしまったとも言
われます。ここで聴かれる曲にも、バッハの影響、そこからの脱却、独自の対
位法、などなど多くの興味深い面が聞き取れることでしょう。テレマンの演奏
で高い評価を得ているハノーバーの団体、ムジカ・アルテ・リパの演奏で。





<MUSICONTACT>
BR 100326(SACD-Hybrid) 2枚組 \5080
BAYER RECORDS
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲
ブルカルト・シュリースマン(Pf)
録音 2007年7月 テルデック・スタジオ
ドイツの中堅ピアニスト、シュリースマン。堅牢剛健なブラームスを聞かせる
かと思えば、リストやゴドフスキなどの目も眩むばかりの超絶技巧を駆使した
曲を披露、その多彩な音楽性がファンのあいだで高く評価されるピアニストで
す。そんな彼の最新録音は、ピアニストなら誰もが憧れる「小宇宙」ゴルトベ
ルク変奏曲。かのグールドがこの曲の一つの極限に到達して以来、数多くのピ
アニストがこの難曲に挑んでいます。もちろんシュリースマンの演奏も個性的
なもので、ゴルトベルクに新しい光をあてるものとして注目されること間違い
ありません。SACDのスペックを最大限に活かした贅沢な音もききものです

EBS 6153(SACD-Hybrid) \2950
フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):
ヴェイオリンとピアノのための協奏曲 ニ短調
ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
ウルズラ・ショッホ(Vn)、ニナ・ティヒマン(Pf)
ヴェストファーレン・ノイエ・フィルハーモニー 
指揮:テオ・ヴォルタース
"メンデルスゾーンの有名過ぎるヴァイオリン協奏曲と、ほとんど知られていな
いヴァイオリンとピアノのための協奏曲のカップリング。(後者のSACD録音は世
界初)EBSレーベルらしい1枚です。ここでヴァイオリンを演奏しているショッホ
は1971年ルードヴィッヒスブルク生まれ、4歳でヴァイオリンを始め、ケルン音
楽学校で学び、アルバンベルク弦楽四重奏団にも師事しました。アバドの時代
のベルリン・フィルに3年間在籍した後、アムステルダム・コンセルトヘボウで
も演奏しています。

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08-02 No.9

2008年02月12日 12時17分55秒 | Weblog
<Hyperion>
CDA 67581/2 2枚組 \4360
M・レーガー:チェロ・ソナタ&無伴奏チェロ組曲集 ――
チェロ・ソナタ第1番へ短調Op.5/無伴奏チェロ組曲第1番ト長調Op.131c-1/
チェロ・ソナタ第2番ト短調Op.28/無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調Op.131c-2/
チェロ・ソナタ第3番ヘ長調Op.78/無伴奏チェロ組曲第3番イ短調Op.131c-3/
チェロ・ソナタ第4番イ短調Op.116
アルバン・ゲルハルト(チェロ)、マルクス・ベッカー(ピアノ)
このゲルハルトのレーガーでは、演奏はもちろんのことプログラミングにも要
注目。初期の作品ながら成熟したスタイルを見せている「チェロ・ソナタ第1番
へ短調Op.5」をスタートとしてピアノ伴奏付きの「チェロ・ソナタ」と無伴奏
の「チェロ組曲」を番号順に交互に配置しており、作風の変遷と作品の対比を
演奏を通じて感じ取ることが出来るなどゲルハルトのこだわりと作品に対する
深い信念が窺い知れる。
レーガーのドイツ・後期ロマン派音楽に対する情熱と、新古典主義音楽への閃
きが同居する「チェロ・ソナタ&無伴奏チェロ組曲」。
バッハ、ベートーヴェン、ブラームスの作品から大きな影響を受け「ドイツ三
大B」の後継者に位置づけられるなど、現在も再評価が進むレーガーの作品を
ゲルハルトがその価値と評価をさらに高めることになるだろう!
去る2007年4月には音楽監督サイモン・ラトルの強い希望で実現したティーレ
マン&ベルリン・フィルとの共演(シューマンのチェロ協奏曲)で大喝采を浴び
たゲルハルト。
共演のピアニストにはこれまでに12枚に及ぶレーガーの作品集をリリースして
いるレーガーのスペシャリスト、マルクス・ベッカーを迎えるなど布陣は万全。
生命力に満ちあふれる生きた音楽を奏でる希代のチェリストがドイツの音楽家
レーガーの真髄に迫る!

CDA 67598 \2180
スティーヴン・ハフ-モーツァルト・アルバム ――
W・A・モーツァルト:
幻想曲ハ短調K.475、ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調K.333、
幻想曲ハ短調K.396(シュタードラー補完)
ヨハン・バプティスト・クラマー(1771-1858):
練習曲《モーツァルトへのオマージュ》Op.103-6
イグナツ・フリードマン(1882-1948):
メヌエット ニ長調(モーツァルトのディヴェルティメント第17番ニ長調K.334
より)
スティーヴン・ハフ:モーツァルトの3つの変容
F・リスト(ブゾーニ編曲):
モーツァルトの《フィガロの結婚》の2つの主題による幻想曲
スティーヴン・ハフ(ピアノ)
「ニュー・ピアノ・アルバム」(CDA 67043)、「イングリッシュ・アルバム」
(CDA 67267)、「スパニッシュ・アルバム」(CDA 67565)の続編となるハフのコ
ンセプト・アルバム第4弾はモーツァルト!
名作「幻想曲ハ短調K.475」でスタートするハフのモーツァルト・アルバムは、
モーツァルト自身の作品はもちろんのこと、モーツァルトの作品を題材とした
アレンジ、モーツァルトに対するオマージュを表現した作品、そしてハフの自
作などバラエティに富んだプログラミングが特徴的。
ちなみにピアニストとしてだけでなく作曲家、指揮者としても活躍するハフは、
2007年3月にイッサーリスをソリストに迎えて自らのチェロ協奏曲の世界初演
を行い新境地を切り開いている。
ハフの並外れた芸術的手腕の結晶でもある「モーツァルト・アルバム」が驚き
と新たな発見をもたらしてくれる。

CDA 67623 \2180
F・プーランク:
グローリア/サルヴェ・レジナ/悔悟節のための4つのモテット/クリスマス
のための4つのモテット/エクスルターテ・デオ
スーザン・グリットン(ソプラノ)、
スティーヴン・レイトン(指揮)、
ポリフォニー、
ブリテン・シンフォニア、ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団
前作ブルックナーのミサ曲第2番&モテット集(CDA 67629)での神秘的なハーモ
ニーが深い感動を呼び込んだイギリス合唱シーンの黄金コンビ、レイトン&ポ
リフォニーの最新作は20世紀合唱作品の名作「グローリア」を含むプーランク
の宗教作品集!
1959年に60歳のプーランクがクーセヴィッツキー財団からの委嘱によって作曲
を行った「グローリア」。
プーランク自身が「天使たちが舌を出しているゴッツォーリのフレスコ画や、
敬虔なベネディクト会修道士たちがサッカーに興じる姿を想像しながら作曲を
行った。」と語っており、輝かしく華やかな「グローリア」、陽気な雰囲気に
満ちた「ラウダムス・テ」などでユニークな手法が見られる反面、全曲を通し
てプーランクの深い信仰心を感じることも出来る傑作である。
ベルトの合唱作品集(CDA 67375)がハイペリオンの2003年度ワールド・セール
スのトップに輝くなど、ハーモニー、レパートリーの両面が合唱ファンを含む
幅広い層から支持されているレイトン&ポリフォニー。イギリスの黄金コンビ
によるプーランクの「グローリア」が同曲の新たなスタンダードとしての地位
を築く可能性は非常に高い。

CDA 67619 \2180
ハインリッヒ・ヴィルヘルム・エルンスト(1814-1865):
ヴァイオリンのための作品集 ――
ロッシーニの《オテロ》のアリアによる幻想曲Op.11/6つの多声的練習曲/
エレジーOp.10/シューベルトの《魔王》による大奇想曲Op.26
イリヤ・グリンゴルツ(ヴァイオリン)、アシュリー・ウェイス(ピアノ)
パガニーニの後継者の最右翼と目されるなど、その生涯自体が伝説となってい
るモラヴィア生まれのヴィルトゥオーソ・ヴァイオリニスト、ハインリッヒ・
ヴィルヘルム・エルンスト。
ベルリオーズやメンデルスゾーン、ヨアヒムなどからも絶賛されたエルンスト
は、パガニーニとリストを彷彿させるようなヴィルトゥオーソ色の濃い作品を
生み出すなど作曲家としての豊かな才能を自らの作品で証明している。
演奏に超人的な技巧を要するエルンストの難曲に正面から挑んだのは、これが
ハイペリオンからのリリース第1弾となるロシアの若き天才イリヤ・グリンゴ
ルツ!1998年に弱冠16歳でパガニーニ国際コンクールを制覇した恐るべき才能
は、エルンストの目もくらむような難曲の理想的な演奏者と言える。パガニー
ニを驚かせたモラヴィアの天才の作品と、ロシアが生んだ天才奏者のコラボレ
ーションに胸が高鳴る!

CDA 67622 \2180
ルイ・シュポア(1784-1859):
カンタータ《解放ドイツ》序曲(世界初録音)/交響曲第4番へ長調《音の奉献》
Op.86/同第5番ハ短調Op.102
ハワード・シェリー(指揮)、スイス・イタリア語放送管弦楽団
交響曲第1番と第2番を収録した第1集(CDA 67616)が話題となったハイペリオン
が贈るシュポアの交響曲全集第2巻では交響曲第4番と第5番を収録。
クラリネット協奏曲やヴァイオリン協奏曲、宗教作品に比べるとあまり演奏機
会に恵まれていないシュポアの交響曲だが、9曲の交響曲(第10番は未完)には
伝統的なスタイルと独創的なスタイルの作品が連なるどドイツ・ロマン派音楽
の傑作集として評価されている。
また交響曲第4番で見られる終楽章を「Larghetto-Allegretto」とした手法は
当時では非常に画期的であり、後のチャイコフスキーやマーラーに影響を与え
たとされる。1814年に書かれた「解放ドイツ」序曲は世界初録音。

CDA 67646 \2180
L・ボッケリーニ:6つのフルート五重奏曲Op.19 ――
フルート小五重奏曲第1番変ホ長調G.425/同第2番ト短調G.426/
同第3番ハ長調G.427/同第4番ニ長調G.428/同第5番変ロ長調G.429/
同第6番ニ長調G.430
アウセル・ムジチ
これまでイタリアのタクトゥス(Tactus)に録音を行っていたイタリアの声楽&
器楽アンサンブル、「アウセル・ムジチ」のハイペリオン・デビュー・ディス
ク。数集類存在しているボッケリーニのフルート五重奏曲の中でもあまり知ら
れていない作品19は、18世紀イタリア音楽の研究を進めるアウセル・ムジチに
とって格好のレパートリーである。
アウセル・ムジチはボッケリーニに続いてリダルディとポルポラの録音が予定
されるなど、ハイペリオンでの飛躍が期待される。




<Helios>
CDH 55220 \1280
R・ヴォーン=ウィリアムズ:ミサ曲ト短調
H・ハウエルズ:レクイエム、地よ, 慈しみもてこの人を収め給え
マシュー・ベスト(指揮)、コリドン・シンガーズ
同時代を生きた2人のイギリス人作曲家による厳かで美しい宗教作品。
このヴォーン=ウィリアムズとハウエルズのカップリングはハイペリオン初期
の名盤の1つであり、合唱ファンからも復活が待たれていたもの。
CDA 66076からの移行再発売。




<Signum Classics>
SIGCD 116 \2180
E・エルガー:チェロ協奏曲ホ短調Op.85
N・ミャスコフスキー:チェロ協奏曲ハ短調Op.66
ジェイミー・ウォルトン(チェロ)、
アレクサンダー・ブリガー(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団
イギリスの若手チェリストの筆頭株、ジェイミー・ウォルトンの「サン=サー
ンスのチェロ協奏曲」(QTZ 2039)に続く協奏曲アルバム第2弾。ウィーン新聞
から「素晴らしく卓越した技術」との評価を受け、ロリン・マゼールからもそ
の実力に太鼓判を押されたジェイミー・ウォルトンの才気がみなぎるエルガー
とミャスコフスキーはまさしく威風堂々。熱のこもった充実の演奏を聴くと、
グァルネリ1712のチェロを駆使する若き実力者のさらなる進化が楽しみにな
る。2006年9月13日-14日の録音。

SIGCD 115 \2180
ヒアー・マイ・ワーズ ――
H・パリー:Hear my words, ye people
W・バード:Teach me, O Lord
C・V・スタンフォード:マニフィカト ト長調
J・ハイドン:ベネディクトゥス
M・ボイル:Thou, O God, art praised in Sion
M・グリーン:Lord, let me know mine end
H・レイ:A Prayer of King Henry VI
W・A・モーツァルト:主を崇めよ
T・トムキンズ:深き淵より
C・V・スタンフォード:A Song of wisdom
C・フランク:天使のパン
F・メンデルスゾーン:わが祈りを聞きたまえ
L・バークリー:The Lord is my Shepherd
H・パリー:I was glad
デイヴィッド・グード(オルガン)、
ラルフ・オールウッド(指揮)、イートン・カレッジ・チャペル聖歌隊
1440年に創設され長い歴史と伝統を持つイギリスの名門パブリック・スクール、
イートン・カレッジの聖歌隊が歌う珠玉の宗教作品集。主唱者と音楽監督を兼
務しているラルフ・オールウッドとの演奏では、バード、ハイドン、モーツァ
ルトなどの大作曲家の作品からパリー、スタンフォード、バークリーといった
近現代のイギリス人作曲家までの作品を幅広く選曲するなど、伝統の中にも新
しい流れを呼び込んだ意欲的な姿勢を感じ取ることができる2006年12月5日、
2007年1月14日&21日の録音。

SIGCD 114 \2180
バッキンガム宮殿ボールルームのオルガン ――
J・S・バッハ:パッサカリア ハ短調BWV.582
R・ヴォーン=ウィリアムズ:ロシメドル
F・メンデルスゾーン:ソナタ第3番イ長調
T・デュボワ:トッカータ
N・ローススーン:舞踏組曲
ジョセフ・ノーラン(オルガン)
ウェストミンスター大聖堂、ロイヤル・アルバート・ホールなどイギリス音楽
には欠かせない名所のオルガン演奏をリリースしてきたシグナム・クラシック。
今回は女王陛下の王室礼拝堂付きオルガニスト、ジョセフ・ノーランの演奏で、
英国王室の社交場であるバッキンガム宮殿ボールルームに設置されているオル
ガンのサウンドを収録!2006年11月の録音。




<Deux-Elles>
DXL 923 \2180
ロマンティックな小品 ――
P・ゴーベール:
フルート・ソナタ/同第2番/同第3番/マドリガル/オリエンタル/
3つの水彩画/ロマンティックな小品
キャスリン・トーマス(フルート)、リチャード・ショウ(ピアノ)、
フォーブ・スコット(チェロ)
自身もフルートの名手であり、現在のフルート奏者にとっても外すことのでき
ない重要なレパートリーを生み出したフィリップ・ゴーベールのフルート作品
集。3つのソナタ、ロマンティックな小品、3つの水彩画などゴーベールの代表
的な作品がプログラミングされている。
キャスリン・トーマスはフリーランスのソリストとして活躍するイギリスの若
手女流フルート奏者。20世紀フランス作品を得意としており、このゴーベール
も各メディアから高い評価を受けている。2000年4月の録音。

DXL 911 \2180
カウンターテナーのためのデュエットと歌曲 ――
H・パーセル:
トランペットを吹き鳴らせ、もし音楽が恋の糧なら、束の間の音楽、
In vain the am'rous flute、ここに神々が示された、おお豊かなる保護者、
One charming night、No resistance is but vain、
彼女はどこにいても私を避ける、O ravishing delight、
愛しいアストレアから、夕べの讃歌
P・ハンフリー:父なる神への賛歌
J・ブロウ:
Ah heav'n! What is't I hear?、Quam diligo legem tuam、
わが心は定まりて
ライランド・エンジェル(カウンターテナー)、
マーク・チャンバース(カウンターテナー)、
ローレンス・カミングス(チェンバロ&オルガン)
イギリス屈指のカウンターテナー、ライランド・エンジェルとマーク・チャン
バースが歌うパーセルとその同世代の作曲家たちの作品による17世紀の歌曲集。
バス・ヴィオールの市瀬礼子、リュートなどの竹内太郎が通奏低音として演奏
に加わっているところもポイント。1999年9月の録音。

DXL 853 \2180
ヴァース・アンセム集 ――
J・ブル:全能の神
T・ウィールクス:おお主よ、耳を傾けたまえ
T・トムキンズ:神の栄光を上に高く
M・ロック:Lord, let me know mine end
O・ギボンズ:This is the record of John
P・ハンフリー:Hear O heavens
W・チャイルド:Behold, how good and joyful
M・ワイズ:主の道を整えよ
H・パーセル:主を恐るる者は幸いな
M・グリーン:Lord, let me know mine end
W・ボイス:O where shall wisdom be found?
エドワード・バルビエリ(指揮)、コンソーシアム
指揮者のバルビエリによって結成されたロンドンを拠点とする合唱団コンソー
シアムが歌うオルガン伴奏の付いたヴァース・アンセム集。16世紀のジョン・
ブルから18世紀のウィリアム・ボイスの作品を年代順に収録しており、ガレス
・プライスのオルガンが表現の幅を広げている。1998年8月の録音。、

DXL 853 \2180
名高き人々をいざ讃えん ――
E・ベアストー:生けるものすべて、I sat down under his shadow、嘆き
S・ウェスリー:
Thou judge of quick and dead、Blessed be the God and Father、
Thou wilt keep him
G・フィンジ:
名高き人々をいざ讃えん、神は上れり、見よ満ち足りた最後の生贄/
エドワード・バルビエリ(指揮)、コンソーシアム
ウェスリー、ベアストー、そしてフィンジ。18世紀から20世紀までの3世紀に
跨るのイギリスの合唱作品集。特に名曲との誉れが高いフィンジの作品での息
をのむような美しいハーモニーが特筆もの。1998年6月27日-28日の録音。

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08-02 No.8

2008年02月08日 17時34分04秒 | Weblog
★オーストラリアELOQUENCEシリーズの旧譜発注(約400タイトル)のご案内★
オーストラリアのみの企画も含む当シリーズですが、今回旧譜の特別発注を
行ないます。締切日までにご注文いただいた分のみを海外に発注します。
本国で品切れの場合入荷しないものが発生する可能性もございますが、その
場合はご容赦願います。当店HPにリストがございますので、締切日厳守にて
よろしくご検討ください。

http://home4.highway.ne.jp/goodies/au_eloquence.html

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※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<TELARC>
CD 80681 \2080
SACD 60681(SACD-Hybrid) \3350
チャイコフスキー:
交響曲第6番「悲愴」
幻想的序曲「ロメオとジュリエット」
シンシナティ交響楽団 指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
録音:2007年1月 シンシナティ
パーヴォ・ヤルヴィとシンシナティ交響楽団のTELARCへの12作目の録音となる
今作は、チャイコフスキーの名作2曲です。音で綴るラブ・ロマンスである「ロ
メオとジュリエット」、チャイコフスキーの心の声とも言える「交響曲第6番」。
これらはとても劇的で極めて感情豊かな作品で、ヤルヴィと手兵シンシナティ
交響楽団は、卓越した技術と豊麗な響きでこの2つの名曲を最高の形で表現、
話題沸騰の1枚です。

CD 80683 \2080
SACD 60683(SACD-Hybrid) \3350
プロコフィエフ:
交響曲第5番 変ロ長調 Op. 100
「キージェ中尉」組曲 Op. 60
シンシナティ交響楽団 指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
録音:2007年3月 シンシナティ
こちらは、パーヴォ・ヤルヴィとシンシナティ交響楽団のTELARCレーベルへの
13枚目の録音です。プログラムはオール・プロコフィエフ。劇的で重厚な「交
響曲第5番」と、風刺に満ちた「キージェ中尉」という性格の全く異なった2曲
をカップリングしたものです。「いつも交響曲第5番は録音したかった」とヤル
ヴィは渇望していました。なぜなら、彼はこの曲を20世紀の最高のシンフォニ
ーの一つと考えていたからです。音楽語法、そして構造ともの素晴らしいと彼
が讃える作品だからこそ、演奏も力の入ったもので、まさにプロコフィエフの
「ロシアの誇り」を音で表現した素晴らしい音楽に仕上がっています。かたや、
トゥイニャーノフの小品に基づく映画音楽「キージェ中尉」からの組曲は、存
在しない中尉にふりまわされる人々を面白おかしく描いた作品で、特に第2曲目
の「ロマンス」はスティングが取り上げたことでも知られる名曲です。こちら
も曲の性格を見事に描いた秀演です。

CD 80690 \2080
SACD 60690(SACD-Hybrid) \3350
ディム・サム(飲茶)
1. Song of the Ch'in
2. Shuo
3. 静かな寺院 II
4. 静かな寺院 IV
5. Fu
6.弦楽四重奏のためのピッチカート
7. ゴビ砂漠のグローリア
8.レガリエッツァ
9.ラルゲット・ノスタルジーコ
10.太鼓と鐘
11. 曇り空
12. Red Sona
イン四重奏団
ティモシー・イン(1st.vn)、ジャネット・イン(2nd.vn)、
フィリップ・イン(va)、デイヴィッド・イン(vc)
録音:2007年5月 ニューヨーク
イン四重奏団のTELARCレーベル第2弾は、お洒落な小品集です。中国とアメリカ
の作曲家たちの作品集で、いくつかの曲は世界初録音となります。昨年、チャ
イコフスキーの「フィレンツェの思い出」と弦楽四重奏曲でTELARCにデビュー
したイン四重奏団、彼らは1992年に結成されたアメリカの弦楽四重奏団で、メ
ンバーの名前から推察できるように兄弟姉妹の団体です。中国の民族音楽から、
モンゴルの民族音楽など、悠久の時間を超越したメロディ、そしてアジアの特
徴的な音、琴やガムラン、これらを彷彿させる不思議な感覚、感動的で息を飲
むような緊迫した音楽、これらが渾然一体となった素晴らしい作品集は本当に
革新的で聴き手に素晴らしい感動をもたらすことでしょう。

CD 80674 \2080
SACD 60674(SACD-Hybrid) \3350
チャイコフスキー:くるみ割り人形より名場面集
1.序曲
第1幕 
第1場
2.クリスマス・ツリー、3.行進曲、
4.子どもたちのギャロップとお客様の到着 、
5.パ・ド・ドゥ、6.魔法の呪文の始まり
第2場
7.冬の松林にて、8.雪たちの踊り
第2幕
9.魔法のお城 、10. クララと王子、
11. チョコレートの精(スペイン風の踊り)、
12. コーヒーの精(アラビア風の踊り) 、13. お茶の精(中国風の踊り)、
14. トレパーク(ロシア風の踊り) 、15. あし笛の踊り 、
16. ジゴーニュおばさんとピエロ、17. 花のワルツ 、
18. 王子と砂糖漬けプラムの妖精の踊り、
19. ヴァリエーションI-タランテラ 、
20. ヴァリエーションII:砂糖漬けプラムの妖精の踊り、21. コーダ 、
22. 最後のワルツとアポテオシス
シンシナティ・ポップス・オーケストラ 指揮:エリック・カンゼル
カンゼルの「くるみ割り人形」名場面集です。通常の組曲版よりも曲の多い
「名場面集」は、まるで絵をみているような鮮やかさ。シンシナティ・ポップ
スの目の覚めるような極彩色の音響が、美しい音楽をこの上なく極上に聴かせ
てくれるのです。42年の長き歴史を誇るシンシナティ・ポップス・オーケスト
ラ。巨匠カンゼルとのTELARCレーベルへの録音は実に83を数えるまでになりこ
の先例のない膨大なカタログは常に聴き手と市場を刺激し続けます。
2007-08年のシーズンはカンゼルのプロデビュー50回目の記念日で、アメリカ
のみならず世界中で祝祭となることでしょう。

CD 80686 \2080
SACD 60686(SACD-Hybrid) \3350
ブラジル-L.A.G.Q
1.マス・ケ・ナーダ
2.サンバ・ノーヴォ
3.O Morro nao tem vez
4.モディンハ
5.ア・フェリシダーデ
6.石の花
7.カボークロの伝説
8.Bluezilian
9.サンバダール
10.カフェジーニョ
11.デ・サバード・プラ・ドミンギーニョス
12.前奏曲
13.ガンゴッラ
14.カルロスの踊り
15.ア・フリオーザ
ロス・アンジェルス・ギター・クァルテット
ルシアーナ・ソウザ(Vo)、カティス・バッキンハム(Sax)、
ケヴィン・リチャード(Perc.)
彼らL.A.G.Qはほぼ30年間、常に音楽の革新を目指し異文化との交流を続けて
います。今回のアルバムはギター音楽の宝庫、ラテンの遺産を追求します。こ
のアルバムは、ベテラン、アンドリュー・ヨークに替わりマシュー・グライフ
が新メンバーに加わりました。「彼は信じられないほど気楽でポジティブです」
とメンバーの一人、カネンガイザーは言います。本当に素晴らしいギタリスト
で、アンサンブルに洗練された新風を吹き込みました。
そして忘れてはならないのが、ジャズ・ヴォーカリスト、ルシアーナ・ソウザ
です。「2006年と2007年のL.A.G.Qツアーにも参加した彼女の存在こそがこのア
ルバムを作ることを決意させた」とカネンガイザーが語るように、このアルバ
ムにおいての彼女の存在感は尋常ではありません。もちろん彼女にとっても、
L.A.G.Qと仕事をしたことは大変刺激的だったそうです。純粋主義と革新の融
合、この独創的なインスピレーションこそが彼らの特質です。

CD 80677 \2080
SACD 60677(SACD-Hybrid) \3350
「ブリタニア」
1.エルガー:威風堂々 第4番
2.マックスウェル・デイヴィス:
 オークニーでの結婚式と日の出
 (バグパイプ、スコット・ロン)
3.ターネジ:3人の叫ぶ教皇
4.マクミラン:ブリタニア
5.ブリテン:シンフィニア・ダ・レクイエム
6エルガー:威風堂々 第1番
アトランタ交響楽団 指揮:ドナルド・ラニクルズ
20世紀のスコットランドとイギリス音楽を集めた愛すべき1枚。エルガーの威風
堂々第4番で始まり、ターネジ、マクミラン、ブリテン、マックスウェル・デイ
ヴィスの英国音楽の縮図とも言える名曲を並べ、最後に威風堂々第1番で締めく
くるというもの。オペラの演奏で高く評価されるラニクルズらしく、色彩豊か
で芳醇な響きをオーケストラからふんだんに引き出しています。「オークニー
での結婚式と日の出」で参加しているバグパイプの名手、スコット・ロンにも
注目。鄙びた音色が郷愁を誘います。歴史あるアトランタ交響楽団はTELARCに
多くの録音があり、以降も様々な作品の録音が予定されています。

CD 80688 \2080
CD 60688(SACD-Hybrid) \3350
ヘンデル:合奏協奏曲 Op.6より第7番-第12番
ボストン・バロック 指揮:マーティン・パールマン
マーティン・パールマンとボストン・バロックは、1992年にヘンデルの合奏協
奏曲の前半第1番-第6番をリリースしています。これはTELARCレーベルへの彼ら
のデビュー盤でもあり「後半の6曲は?」と誰もがその録音を待ち望んでいまし
たが、16年の年月を経てようやくその全曲録音が達成されました。この12の合
奏協奏曲 Op.6は、当時の協奏曲の形式に基づいて書かれたヘンデルの初期の
作品で、コレッリをはじめとした当時の作曲家たちの様々な影響が認められま
すが、とにかく密度が高く、スケールの大きな魅力的なもので、研究家として
のパールマンの探究心を大いに満足させるものでもあったようです。そんな彼
の渾身の演奏は、第1集をはるかに上回る仕上がりで、ヘンデル演奏の新しい
潮流と目されることは間違いありません。

CD 80691 \2080
「サルゼード/ハープ作品集」
1.古風なスタイルの主題と変奏曲
2.ボレロ
3.ルンバ
4.タンゴ
5.セギディーリャ
6.シンチレーション
7.夜のうた
8.デシラード
9.ハープとピアノのためのソナタ
ヨランダ・コンドナシス(Hp)
このアルバムのための曲を選ぶ際、私はサルゼードの独創性あふれる作品を集
めました。各々の曲は多彩で独特、彼ならではの音楽です」
コンドナシス自身がライナーで語るように、彼女はサルゼードの作品をこよな
く愛しています。サルゼードの音楽は大きく3つのスタイルに分かれます。すな
わち、伝統的、現代的、そしてその移行期。「古風なスタイル-」では伝統的な
フォーマットによって書かれています。そしてハープ奏者に必要不可欠なテク
ニックも内包されています。ルンバやタンゴは魅力的なリズム(ラテン系)と動
機が用いられており、ソナタや「夜のうた」はとてもアバンギャルドです。サ
ルゼードはハープに関して一切妥協しませんでした。作曲、教育、そしてハー
プに関する著書。現代のハープ音楽のレパートリーを拡大し、進化させること
に情熱を注ぎました。彼が認めたハーピスト、アリス・シャリフーから教えを
受けたコンドナシス、彼女の演奏はサルゼードの真髄を継承していることは間
違いありません。

CD 80666 \2080
ピーター・シックリー
P.D.Q. バッハ: 「ジキルとハイド」ツアー
1. Long Live The King
2. Introduction to Four Next-To-Last Songs
3. Das kleines Birdie 4. Der Cowboykonig
5. Gretchen am Spincycle
6. Es war ein dark und shtormy Night
7. Introduction to ""The Moose""
8. Allegro ma non troposphere
9. Largo alla Fargo
10. Menuetto no sweato
11. Grave e molto deepo; Allegro con brie
12. Hedi McKinley
13. Introduction to D'Indy's Turkey
14. D'Indy's Turkey
15. Introduction to Two P.D.Q. Bach Rounds
16. The Mule
17. Introduction to O Serpent
18. O Serpent
19. If Love Is Real
20. Introduction to Cyndi
21. Cyndi
22. Introduction to Songs from Shakespeare
23. Macbeth's Soliloquy
24. Hamlet's Soliloquy
25. The Three Witches from "Macbeth"
26. Juliet's Soliloquy
27. Funeral Oration from "Julius Caesar"
28. Introduction to "Listen Here, Tyrannosaurus Rex"
29. "Listen Here, Tyrannosaurus Rex
ピーター・シックリー
「P.D.Q. バッハ、Telarcにおける初のライヴ録音!」
TELARCへ最後のレコーディングから12年、ゴードン・センターにP.D.Q. バッハ
が帰ってきました。「なぜそんなに長く姿を見せなかったの?」と尋ねる皆様
・・・シックリー教授はラジオ番組で多忙だったようです。「バッハは二重人
格だった」そんな、あり得ない!まあ、このアルバムを聴いてみてください。
全29曲の仕掛けたっぷりの作品群、シェークスピアをはじめとしたあらゆるも
ののごった煮の音楽。相変わらず抱腹絶倒、そしてちょっとした皮肉。伝説の
才能P.D.Q. バッハは今日も健在です。

CD 80713 \1350
Breathe-リラクシング・バロック
1. ヘンデル:水上の音楽より「サラバンド」
2.バッハ:メヌエット第1番&第2番
3.バッハ:チェンバロ協奏曲第5番より「ラルゴ」
4.バッハ:平均律クラヴィア曲集第1集より「プレリュード 第1番」
5.ヘンデル:王宮の花火の音楽より「ラ・ペ」
6.バッハ:ゴルトベルク変奏曲より「アリア」
7.バッハ:コラール前奏曲「目覚めよと呼ぶ声聞こえ」
8.バッハ:管弦楽組曲第3番より「エア」
9.ヴィヴァルディ:ギター協奏曲より「ラルゴ」
10.ヘンデル: 合奏協奏曲 Op. 6, No. 2より「アンダンテ・ラルゲット」
11.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第6番より」アダージョ・マ・ノン・タント」
12.ヘンデル :合奏協奏曲 Op. 6, No. 3より「ポロネーズ」
13.バッハ:主よ人の望みの喜びよ
ボストン・バロック 指揮:マーティン・パールマン
アンヘロ・ロメロ、ジョン・オコーナー、シモーネ・ディナースタイン、
デヴィッド・ラッセル、ジャック・ルーシェ
大好評、TELARCのコンピレーション・シリーズ第8作目「リラクシング・バロッ
ク」です。遅く起きた休日、ベッドで読む新聞、そして軽めのブランチ・・・
・そんなひとときにぴったりの1枚。赤ちゃんもにっこり・・・・もちろん仕事
に疲れた企業戦士にも。

CD 80714 \1350
Breathe-リラクシング・ピアノ・フォー・ラヴァーズ
1.ベートーヴェン:エリーゼのために
2.グルック=スアンバーティ:精霊の踊り
3.サティ:ジムノペディ 第1番
4.ドビュッシー:月の光
5.リスト:コンソレーション 第3番
6.バッハ:ゴルトベルク変奏曲-第21変奏
7.ベートーヴェン:月光ソナタ-第1楽章
8.ベートーヴェン:悲愴ソナタより
9.チャイコフスキー:夜想曲 嬰ハ短調 Op. 19, No.4
10.ラフマニノフ:リラの花 Op. 21, No. 5
11.ドビュッシー:アラベスク 第1番
12.ショパン:アンダンテスピアナート, Op. 22(抜粋)
13.ショパン:夜想曲 ホ短調 Op. 72, No. 1
マイケル・チャートック、ウェイン・シュタンケ、ジョン・オコーナー、
シモーヌ・ディナースタイン、ラン・ラン、マルコム・フレージャー
こちらのBreatheシリーズは「恋人たち」のための1枚。
「音楽は愛の糧」とかのシェイクスピアも言うように、恋人たちの愛の語らい
には音楽は欠かせません。このコレクションはベートーヴェンからサティまで、
TELARCの豊富なカタログのなかから宝石のような珠玉の名作を集めました。子
どもはベッドへ・・・そしてワインを傾けながらこのアルバム「Breathe」を
聴きましょう。恋人、そして愛し合う2人のためのリラクシング・ピアノ。2人
のために言葉は要りません。




<OPERA RARA>
ORC36(SACD-Hybrid) 2枚組 \4400
ドニゼッティ:歌劇「ランベルタッツィのイメルダ」
ニコル・キャベル(ソプラノ)、ジェームス・ヴェストマン
マッシモ・ジョルダーノ、ロバート・フランク
ブリンドリー・シェラット
マーク・エルダー指揮
エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団
ジェフリー・ミッチェル合唱団
ドニゼッティの名作「アンナ・ボレーナ」と同時期に書かれた非常に立派な作
品です。ストーリーはボローニャにおいて対立する2つの家(ランベルタッツィ
家とジェレメイ家)それぞれの若い恋人2人(イメルダとボニファッチョ)の悲劇
を描いています。初演から数える程の再演が行われた後、現在演奏される機会
はほとんどありません。
今回OPERA RARAは2005年BBCカーディフ国際声楽コンクールの覇者、ニコル・
キャベル(ソプラノ)という旬のアーティストを向かえ、この学術的にも意義の
あるアルバムをリリース致します。




<TACET>
TACET 159 \2380
サン=サーンス自作自演 他 
The Welte Mignon Mystery Vol.IX
(1905年にピアノ・ロールに収録された演奏)
サン=サーンス自作自演
(1)交響曲第2番から一部
(2)のんきなワルツ op.110
(3)歌劇「サムソンとデリラ」から第一幕の終曲
(4)交響詩「オンファールの糸車」から
(5)マズルカ第3番 op.66
(6)オーヴェルニュ狂詩曲 op.73
(7)アルジェリア組曲 op.60から第3曲
(8)組曲へ長調 op.90からガヴォット
(9)かわいいワルツ op.104
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第16番 op.31-1から
他 シューマン、ショパンの小曲 全13曲
カミーユ・サン=サーンス(ピアノ)



<MYTO HISTRICAL>
MYTO 135 \1050
ドニゼッティ:歌劇「リヴァプールのエミリア」
ジョーン・サザーランド(エミリア)、ウィリアム・マカルパイン
ハーヴィー・アラン、エイプリル・カンテロ
ジョン・プリッチャード指揮ロイヤル・リヴァプール・フィル、合唱団
1957年9月8日 スタジオ録音
音質はとても良いです。

MYTO 142 2枚組 \1750
ベッリーニ:歌劇「ノルマ」
アニタ・チェルクェッティ(ノルマ)、フランコ・コレッリ(ポリオーネ)
ジュリオ・ネーリ(オロヴェーソ)、ピエロ・デ・パルマ(フラヴィオ)
ガブリエーレ・サンティーニ指揮ローマ歌劇場管弦楽団、合唱団
1958年1月4日ライヴ
以前MRFレーベルから発売あり。チェルクェッティのスケールの大きな熱演が特
徴的な名盤。新しく発見されたマスターを元に復刻。以前あったカットや大き
なノイズはありません。

MYTO 146 \1050
初出!ベニャミーノ・ジーリ(テノール)イン・ベルリン 1954年
ヘンデル:「なつかしい木陰よ」(歌劇「セルセ」より)
ヴェルディ:「清きアイーダ」(歌劇「アイーダ」より)
プッチーニ:「冷たい手を」(歌劇「ラ・ボエーム」より)
他、ビゼー、グノー、レオンカヴァッロ、マスネ 他 
アリア、リート等 全19曲
エンリケ・シビエリ、ゾルターン・フェケテ指揮RIAS交響楽団
1954年ベルリンでのコンサート・ライヴ
音質は非常に良く、聴きやすいです。

MYTO 150 2枚組 \1750
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」
マリオ・デル・モナコ(ラダメス)、マリア・カラス(アイーダ)
ジュゼッペ・タデイ(アモナスロ)
オリヴェーロ・デ・ファヴリティース指揮メキシコ・ベラスアルテス劇場
管弦楽団、合唱団 1951年7月3日 ライヴ

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08-02 No.7

2008年02月07日 18時23分12秒 | Weblog
★オーストラリアELOQUENCEシリーズの旧譜発注(約400タイトル)のご案内★
オーストラリアのみの企画も含む当シリーズですが、今回旧譜の特別発注を
行ないます。締切日までにご注文いただいた分のみを海外に発注します。
本国で品切れの場合入荷しないものが発生する可能性もございますが、その
場合はご容赦願います。当店HPにリストがございますので、締切日厳守にて
よろしくご検討ください。

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※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<VIRGIN CLASSICS>
VC-5021112
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15
6つのバガテルOp.126
ピョートル・アンデルジェフスキ(ピアノ&指揮)
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
ディアベリ以来、新しい音楽像が創造されたアンデルジェススキのベートーヴェ
ン世界に衝撃を与えた「ディアベリ変奏曲」から数年ぶりにベートーヴェンに
取り組んだアンデルジェフスキ。ベートーヴェンの初期の協奏曲1番と、最後の
ピアノ作品(「第9」や「ディアベリ変奏曲」と同時期)を組み合わせた2作目の
ベートーヴェン録音。今最も注目されるピアニストの新録音です。ちなみにこ
のプログラムで3月から欧米ツアーが実施される模様です。 12Pブックレット

VC-5189982
ブラームス:
ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15
ハンガリア舞曲集(4手のための)(9曲)*
ニコラ・アンゲリッシュ(ピアノ)
フランクフルト放送交響楽団、パーヴォ・ヤルヴィ指揮
*ニコラ・アンゲリッシュ、フランク・ブラレイ(ピアノ)
各地で高評価を得ているアンゲリッシュのブラームス・シリーズの最新第5作
ヴァージン・クラシックスに2作のリサイタル・アルバムと2作の室内楽アルバ
ムを発表し世界的に評論家筋から評価を得ているアンゲリッシュのブラームス。
ヤルヴィとの共演、ブラレイとの連弾により注目の新作が発表されました。
3月14日、15日に日本フィルとのブラームスの2番の協奏曲、4月には諏訪内晶子
との共演のため来日が予定されています。12Pブックレット





<RCA RED SEAL RCA RED SEAL>
88697271552(SACD-Hybrid) 2枚組 \3100
シューマン:オラトリオ「楽園とペリ」Op.50(全曲)
ドロテア・レシュマン(ソプラノ)[ペリ]
マリン・ハルテリウス(ソプラノ)
レベッカ・マーティン(メゾ・ソプラノ)
ベルナルダ・フィンク(メゾ・ソプラノ)
クリストフ・シュトレール(テノール)
ヴェルナー・ギューラ(テノール)
クリスティアン・ゲルハーヘル(バリトン)
ゲラルト・ホイスラー(バス)
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
バイエルン放送交響楽団・合唱団
「楽園とペリ」は、アイルランドの詩人トーマス・ムーアの韻文物語『ララ・ル
ーク』の中のペリの物語をもとに1843年、シューマン33歳の時に完成した3部か
らなるオラトリオで、シューマン自身がライプツィヒで指揮した初演は大成功
を収め、出版のオファーが来たのみならず、疎遠になっていた妻クララの父ヴィ
ークとも関係を修復するなど、作曲家としての大きな一歩を踏み出すことのでき
た記念碑的作品。全編にわたって瞑想的で美しい抒情に満たされ、「ゲーテの
《ファウスト》の情景」「ミニョンのためのレクイエム」「バラの巡礼」など
のオーケストラ付き声楽曲と並んで、最近ではシューマン独自の傑作としての
位置付けがなされつつある。
交響曲全曲や主要管弦楽曲・協奏曲のみならず、「ゲノフェーファ」(テルデッ
ク)など、シューマンの声楽曲でも名演を残してきたアーノンクールによる「楽
園とペリ」は、ほかに競合盤の少ないこの曲の決定盤と呼ぶに足る充実ぶり。
この時の演奏は、「アーノンクールの指揮するオーケストラが極めてシューマ
ン的な劇の世界を、それにふさわしい節度を保ちながら描ききった。最後の楽
園に再び迎えられた場面の至福の表現は真に神々しい。数多くの宗教音楽を経
験したアーノンクールならではの表現だ」
(音楽の友/岡本稔氏)と絶賛されたほどの出来だった。初客演となったバイエル
ン放送響との相性も抜群で、2007年5月末には再客演し、ドヴォルザーク「スタ
ーバト・マーテル」を指揮している(RCA Red Sealより2009年発売予定)。
8人の独唱者と混声合唱が必要で、それだけに声楽パートの比重が高いが、主役
のペリを歌うレシュマンンをはじめ、ハルテリウス、フィンク、ギューラ、ゲル
ハーヘルなど、数々の共演でアーノンクールと気心を通じた旬の歌手たちをそ
ろえている。「無垢の心を持った妖精が、2回の挫折によって大きく成長し、楽
園に戻るまでを役そのものになりきって演じた」と称賛されたレッシュマンの
名唱は一聴に値する。
【録音】 2005年10月21日&22日、ミュンヘン、ヘルクレスザールでのライヴ・
レコーディング

88697217612 \1900
ジョン・タヴナー、作品集 「The Repentant Thief」
アンドルー・マリナー(Cl)
マイケル・ティルソン・トーマス(指揮) ロンドン交響楽団
【録音】 1991年9月21日 ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン
「To a Child Dancing in the Wind」 「Lamentation, LastPrayer and
Exaltation」 「A Mini Song Cycle for Gina」
- パトリシア・ロザリオ(Sp) キャサリン・ルーカス(Fl)
スティーヴン・ティーズ(Va) ヘレン・トゥンスタール(Hp)
イアン・シムコック(ベル) ジョン・タヴナー(p)
【録音】 1994年3月1日ハイゲート聖マイケル教会、ロンドン
「The Repentant Thief」は、1990年作曲の作品。イエスと一緒にはりつけにさ
れた犯罪者の一人へのイエスの言葉を題材としたもので、小編成の弦楽と独奏
クラリネットのための作品。この録音は、以前Collinsから発売されていたもの
と同じものです。

88697160282(ボーナスPAL方式DVD付) \1980
ジャン=マルク・ルイサダ - Le Chant du Piano 【新録音曲も含むベスト】
「リスト/愛の夢 第3番*」「チャイコフスキー/サロン風マズルカ ニ短調
Op.9-3、無言歌 ヘ長調Op.2-3*」「ベートーヴェン/創作主題による6つの変奏
曲 ヘ長調 Op.34*」「ビゼー/ノクターン ヘ長調」「シューマン/アラベスク
ハ長調Op.18」「ショパン/練習曲第3番ホ長調Op.10-3 別れの曲」「グラナドス
/ゴイェスカス」「ハイドン/幻想曲 ハ長調Hob.XVII-4」「ショパン/夜想曲第
17番ロ長調Op.62-1」「フォーレ/夜想曲第1番 変ホ短調Op.33-1」「ショパン/
前奏曲第7番 イ長調 Op.28-7」
「ピアノの詩人」ルイサダ。1985年のショパン・コンクール優勝以来、個性派
の名ピアニストとして活躍、日本でも大きな人気を獲得している。いずれもル
イサダがこれまで何度も取り上げ得意のレパートリーとしている曲を収録。録
音セッションでは、朝10時から夜10時まで食事の時間も惜しんで何度も繰り返
しテイクを重ねて演奏を極限まで練り上げるというルイサダだが、今回アルバ
ムの中の新録音作品も、彼ならではの繊細なピアニズムが一貫する個性的な解
釈を堪能できること間違いなし。
*リスト、チャイコフスキー、ベートーヴェンの作品は新録音。
グラナドスは、DGの録音のもの。 その他は、RCAの既発売のものから。
【「NHKスーパーピアノレッスン」の映像を含む、ルイサダの演奏PAL方式DVD付
き】 御注意・・・ このボーナスDVD は PAL 方式映像につき、NTSC 方式専用
のDVD プレーヤーでは再生できません。パソコンまたはPAL方式が再生可能な
DVDプレーヤーのみにて再生可能です。またこの注意書きシールを貼って出荷さ
せていただきます。

88697272072 2枚組 \1980
Ahn Trio - Lullaby For My Favourite Insomniac
ちょっとアンニュイ、そしてちょっぴりsexy・・・ 三人の美女が織りなす妖し
い音楽。都会のネオン煌く夜のイメージ、混沌するエネルギー渦巻く情熱的な
シーン、そして、ほっと力を抜いてリラックス。今を生きる全ての人にオスス
メします。 http://www.ahntrio.com の中に、このアルバムのコンセプト曲が
数曲試聴できます。まず聴いてみて下さい。
【Ahn Trio】
ソウル生まれの姉妹。ジュリアード音楽院にて学ぶ。EMIより3枚のアルバムを
発売し、アメリカとヨーロッパでベスト・セラーとなり、ECHO賞も受賞した。
現在彼女らは、自作の作品や韓国を中心とした現代作曲家の作品。それらとフォ
トグラファー、デザイナー、舞台演出家、ダンサーなどとのコラボレーション
を行い、絶賛を博している。

88697276512 2枚組 \2480
クリスタ・ルートヴィヒ 80歳記念ベスト
「ロッシーニ/セヴィリャの理髪師」「R・シュトラウス/ばらの騎士」「マーラ
ー/子供の不思議な角笛」「サン=サーンス/サムソンとデリラ」「シューベルト
/冬の旅」「フンパーディンク/ヘンゼルとグレーテル」「マーラー/リュッケル
トの詩による5つの歌」「ワーグナー/パルシファル」より
今年80歳になるクリスタ・ルートヴィヒ。彼女の今までに発売したBMGタイトル
の中から、ベストな名演を収録。

88697217422 10枚組 \5700
ハイフェッツ、オリジナル・ジャケットBOX
※2000セット完全限定盤
Disk 1
バッハ/2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.1043
モーツァルト/ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K.364
ブラームス/ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調 Op.102
Disk 2
ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
Disk 3
ブラームス/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
Disk 4
ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 op.26
ブルッフ/スコットランド幻想曲op.46
ヴュータン/ヴァイオリン協奏曲第5番 イ短調 op.37
Disk 5
シベリウス/ヴァイオリン協奏曲ニ短調op.47
プロコフィエフ/ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調op.63
グラズノフ/ヴァイオリン協奏曲 イ短調op.82
Disk 6
コルンゴルト/ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.35
ミクローシュ・ローザ/
ヴァイオリン協奏曲op.24, 協奏交響曲(主題と変奏) Op29
ワックスマン/「カルメン」幻想曲
Disk 7
バッハ/無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1-3番 BWV.1001,1003,1005
Disk 8
バッハ/無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1-3番 BWV.1002,1004,1006
Disk 9
フランク/ヴァイオリン・ソナタ イ長調
R・シュトラウス/ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調Op.18
Disk 10
ラスト・コンサート 1972
バッハ/
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調BWV1006から「ジーグ」
「ルール」「プレリュード」
ブロッホ/組曲「バール・シェム」から第2曲「ニーグン」
ドビュッシー/ロック編)/ レントよりおそく
ラフマニノフ(ハイフェッツ編) /練習曲「音の絵」変ホ長調op.33-4
ファリャ/コハニスキ編「7つのスペイン民謡」から第5番「ナナ」(子守歌)
クライスラー/カルティエのスタイルによる狩り
ラヴェル/ツィガーヌ(演奏会用狂詩曲)
カステルヌオーヴォ=テデスコ(ハイフェッツ編)/
「2つの海の練習曲」から「海のささやき」
【BOXの大きさは、縦 127mm,横128mm, 厚さ40mm、 68ページ、解説書付き】
Disk 1-5 は、LivingStereoSACDと同じDSDリマスター・テープを使用。
Disk 6-10は、24bit/96kによるリマスター。




<OEHMS CLASSICS>
OC709 3枚組 \4350
メンデルスゾーン:交響曲全集(第1-5番)
クリストフ・ポッペン(指揮)
ドイツ放送フィルハーモニー(旧称ザールブリュッケン放送響)
シビラ・ルーベンス(Sp) クラウディア・マーンケ(Ms)
クリストフ・プレガルディエン(T) バイエルン放送合唱団
明晰でありながら過度に強調されることのないロマン性。そして、曲の素の美
しさをストレートに表現。引き締まったテンポと流れの良い運び、曲の立体感
を際立たせるフレージング。これらは彼がメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲の
録音と基本的に変わりないことが判る。ポッペンの、メンデルスゾーンに対す
る実に見通しの良い構成感とオーケストラ・コントロールの確かさが際立つ演
奏です。
【クリストフ・ポッペン】
1956年、ドイツのミュンスター生まれのヴァイオリニスト、指揮者。ヴァイオリ
ニストとして数多くの著名コンクールで入賞。1978年、ケルビーニ弦楽四重奏
団を設立。1981年にはエヴィアン国際弦楽四重奏コンクールでグランプリを受
賞。1988年、デトモルト室内オーケストラの音楽監督。1995年、ミュンヘン室
内オーケストラの音楽監督に就任。1988-95年、デトモルト国立音楽大学の教授
を務め、1996年からベルリン国立音楽大学の学長を務めている。バロック・ヴァ
イオリンも演奏し、ECMから発売されたヒリアード・アンサンブルとの「バッハ
/モリムール」は世界的に話題となった。また、ザルツブルク音楽祭にも多く
出演している。2007年シーズンより、ドイツ放送フィル(旧称ザールブリュッケ
ン放送響)の音楽監督を務める。
【録音】 2006年9月-2007年5月
ザールブリュッケン放送ゼンデザール、
ザールブリュッケン会議場大ホール(2番のみ)

OC593 \1450
シューベルト:
ピアノ・ソナタ第4番イ短調D.537 & 第 18番ト長調「幻想」D.894
ヘルムート・ラッヘンマン:
「シューベルトの主題による5つの変奏曲」 「独奏ピアノのためのグエロ」
ヘルベルト・シュッフ(p)
H・シュッフの2枚目のアルバムは、今年没後180年を迎えたシューベルトの、ピ
アノ・ソナタを2曲。そして、ノーノ、シュトックハウゼンに作曲を学んだシュ
トゥットガルト出身の作曲家ヘルムート・ラッヘンマンによる、シューベルトの
「ドイツ舞曲 嬰ハ短調D.643」を主題とした変奏曲と、彼の代表ピアノ作品「グ
エロ」を収録し、意欲的なプログラムで、彼の新しい面が発揮されています。
彼のシューベルトはすでにヨーロッパで大評判、「まさにルプーや内田光子を
凌ぐ才能」と賛美されているのである。光と暗黒に満ちたシューベルトの音楽
とラッヘンマンの特異な世界を完璧に再現するために必要なもの。それは大い
なる表現力と繊細な音、そして絶妙なバランス感覚だが、もちろんシュッフは
それらを全て満たしている。
【ヘルベルト・シュッフ】
1979年ルーマニア生まれ。1988年ドイツに移住し、ザルツブルク・モーツァル
テウムにて学んだピアニスト。16歳でダブリンでの若人のための国際コンクー
ルで入賞し、ミュンヘン・ガスタイク・ホールでデビュー。「深く機敏な演奏!」
と絶賛されました。2003年からザルツブルク・モーツァルト週間などにも出演
しており、「聴衆を夢中にさせる強烈な音楽家」と称えられ、2005年6月に行わ
れたウィーン・ベートーヴェン国際コンクールでの最終選考では、ド・ビリー
指揮ウィーン放送Oをバックに、ベートーヴェンの協奏曲を弾き、「完璧な超大
家!」と絶賛。エームズ社長も絶賛し、OEHMS CLASSICSと契約。 ファーストア
ルバム 『ラヴェル&シューマン(OC541)』では、ドイツではすでに8000枚以上
のセールスをあげており、「彼の演奏は、迫力と輝きに満ちたもの」とグラモ
フォン・エディターズ・チョイスに選ばれた。また、「ホロヴィッツ、ペライ
ア、内田光子、ルプーなどと並ぶシューマンであり、最も自然体な演奏」と絶
賛されています。2007年5月にブーレーズに認められ、競演を果たしている。
【録音】 2007年9月 ベルリン、テルデックス・スタジオ

OC812 \1550
MEMENTO - ジンガー・プア
オルランド・デ・ラッスス:モテット「わが魂よ、何ゆえに悲しみたるか」
ジョルジュ・ドゥ・ラ・エル(1547-1586):
ミサ「わが魂よ、何ゆえに悲しみたるか」
ヴォルフガング・リーム:
「わが眼は曇り果てたり」「我らが牧者は隠れ給いぬ」「私はその中に数えら
れる」
アルヴォ・ペルト: 「Memento(形見)」
ジンガー・プア
ドイツで絶大なる人気をもつ声楽グループ、ジンガー・プアの、エームス・ク
ラシックスへの5枚目のアルバム。今までエームスから発売した4枚のうち、2
がエコー・クラシック賞を受賞。それぞれがドイツで10000枚以上のセールスと
いう、驚きのスーパー声楽アンサンブルです。男声だけのヒリアード・アンサ
ンブルとは違い、女性ソプラノを配置。1Sp, 3T,1Br, 1Bsという編成にしたこ
とにより、安定したアンサンブルが魅力的です。
今回のアルバムもジンガー・プアの魅力炸裂。思い切りの現代の音楽と、ルネ
サンス時代の音楽の融合・・・。それは聴き手に大いなる楽しみをもたらすこ
と間違いなし。アントワープ生まれのルネサンスの作曲家、ドゥ・ラ・エルの
世界初録音のミサ曲を聴く喜び、そして現代の作曲家たちの深遠な世界に触れ
る喜び、ラッススの静謐な音楽に浸る喜び。これらが渾然一体となった心躍る
1枚です。聴き手の耳を刺激する材料にも事欠かないのである。このジンガー・
プアの演奏を聞いてもわかる通り、調性を持つ前の音と、調性の概念が壊れた
後の音は驚くほど似通っている。600年を超える音の旅を心行くまで楽しみたい。
【録音】2007年7月 レーゲンスブルク、聖ヴィート教会

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08-02 No.6

2008年02月07日 18時22分45秒 | Weblog
<Onyx>
ONYX 4027 \2180
譚盾(1957-):琵琶協奏曲(世界初録音)
武満徹(1930-1996):
ノスタルジア-アンドレイ・タルコフスキーの追憶に、弦楽のための3つの映画
音楽 ―― 映画《ホゼー・トレス》より 訓練と休息の音楽、映画《黒い雨》
より 葬送の音楽、映画《他人の顔》より ワルツ
林光(1931-):ヴィオラ協奏曲《悲歌》
呉蛮(中国琵琶)、
ユーリ・バシュメット(指揮&ヴィオラ&ヴァイオリン)、
ロマン・バラショフ(指揮)、モスクワ・ソロイスツ合奏団
ユーリ・バシュメット&モスクワ・ソロイスツ合奏団のオニックス(Onyx)3枚目
となる最新作では、ロシアのカリスマが極東の音楽に敬意を表したこれまでで
最も進取的なプログラムが実現!
日本の武満徹と林光、中国の譚盾(タン・ドゥン)といった日本と中国がアジア
から世界に誇る現代の大作曲家たちの作品で、バシュメットが指揮者、ヴィオ
ラ独奏、ヴァイオリン独奏へと姿を変え大車輪の如き活躍を繰り広げるなど、
バシュメット&モスクワ・ソロイスツの底力とも言うべき圧巻の演奏が展開さ
れている。
武満徹によって旧ソ連の天才映画監督タルコフスキーの追悼のために作曲され、
武満が愛した同氏の映画「ノスタルジア」と同名のタイトルが付けられたのが
ヴァイオリンと弦楽合奏のための「ノスタルジア」。ここではヴァイオリニス
トとしてのバシュメットの姿に接することが出来る。
また「3つの映画音楽」でのモスクワ・ソロイスツの緊迫感にあふれた鬼気迫る
演奏も聴き逃せない。
ヤナーチェクとバルトークのスコアからヒントを得て作曲された林光の「悲歌」
では、バシュメット自らがヴィオラ独奏として登場。
圧倒的な説得力、豊かな創造性に富んだ演奏は世界最高のヴィオラ奏者の名に
相応しい。
ヨーヨー・マが立ち上げたシルクロード・プロジェクトの中心メンバーである
ピパ(中国琵琶)奏者、呉蛮(ウー・マン)がソリストを務める譚盾の琵琶協奏曲
は1999年のPMFで初演が行われた作品であり、今回のレコーディングが世界初
録音となる。
2007年9月26日-28日、ベルリンの録音。




<Channel Classics>
CCSSA 27108(SACD-Hybrid) \2850
J・S・バッハ:6つのモテット ――
モテット第1番《主に向かいて新しき歌を歌え》BWV.225/モテット第2番《御霊
はわれらが弱きを助け給う》BWV.226/モテット第3番《わが喜びなるイエスよ》
BWV.227/モテット第4番《恐るるなかれ、われ汝とあり》BWV.228/モテット
第5番《来たれ、イエス、来たれ》BWV.229/モテット第6番《すべての国よ、
主を讃美せよ》BWV.230
ピーター・ダイクストラ(指揮)、オランダ室内合唱団
日本でも絶大な人気を誇り、世界中で旋風を巻き起こしたオランダの男声ヴォー
カル・アンサンブル「ジェンツ」を世界最高峰の声楽アンサンブルへと育て上
げた若き名匠ピーター・ダイクストラ。
「ジェンツ」での音楽監督(2006年に退任)としての手腕が世界中から熱い眼差
しを浴び、2005年9月からはミヒャエル・グレーザーの後任として弱冠26歳でド
イツの名門バイエルン放送合唱団の音楽監督に就任。
2006年にはオランダ室内合唱団の首席客演指揮者に迎えられ、2007年9月にはス
ウェーデン放送合唱団の首席指揮者に着任するなど、3つの世界的名門の要職を
任されるという前代未聞の快挙を果たしている。まだ30歳という若さながら世
界最高の合唱指揮者の称号を確立したと言っても過言ではないだろう。
今回ダイクストラがオランダ室内合唱団とのレコーディングで取り上げたのは、
永遠の名作として燦然と輝く大バッハの6つのモテット。
作品の根底に存在する作曲者の意図、深遠な精神性を表現したダイクストラと
オランダ室内合唱団が、我々に新たな感動を与えてくれることは間違いない。





<HUNGAROTON>
HCD 12052 \2080
シャーンドル・バラッシャ(b.1935):
「ザ・マン・アウトサイド」-5章のオペラOp.27
シャーンドル・パルチョー(T ベックマン) イロナ・トコディ(S 少女)
ラースロー・ポルガール(Bs 片足の男)ほか
ハンガリー放送Cho.
ジェルジ・レヘル(指)ブダペストSO.
録音:1977年6月1日ハンガリー放送
ヴォルフガング・ボルヒェルトの戯曲にもとづく、原作は夢も希望も妻も家庭
も失ったロシアからの帰還兵、ベックマンの絶望を描いています。ささくれ立っ
た不気味な音響は疎外された人間の孤独を表現するのにこれ以上ない効果を上
げています。ゲーザ・フォドル台本。ハンガリー語歌唱。

HCD 32434 \2080
ゾルターン・イェネイ(b.1943):フルート作品集
ソリロキウム第1番 / ヘラクレイトス水位標 / ソリロキウム第1番a /
フンギ-ジョン・ケージの墓碑銘 / 世界中の墓地の壁に沿って /
ラースロー・シャーリのための60の音(60パート版)/
ハード・エッジ-アール・ブラウンの思い出に / アルバムブラット /
ため息をつくように / ラースロー・シャーリのための60の音(1パート版)/
どこへ? / ラースロー・シャーリのための60の音(4パート版)
イシュトヴァーン・マトゥズ(Fl)
録音:2006年10月30日-11月13日、2007年1月23日フンガロトン・スタジオ

HCD 32339 \2080
ターロガトーの奏でる「17-18世紀のハンガリー舞曲集」
(1)シェぺシセントジェルジ写本のハンガリー舞曲
(2)アポニ写本のハンガリー舞曲(5曲)
(3)バルコーチ写本のハンガリー舞曲(6曲)
(4)ウンガレスカI
(5)サルトゥス・フンガリクス(5曲)
(6)ウンガレスカII
(7)ボジョニ舞曲(3曲)
(8)ウンガレスカIII
(9)ハンガリー舞曲(5曲)
(10)フェレンツ・ファルカシュ:チーク郡の別れの歌
(11)ラースロー・ダローチ:コロンド舞曲集
チャバ・ナジ(ターロガトー)
(1)(3)(5)(7)(10)ペーテル・エッラ(Cem)
(2)(9)(11)ヴィクトーリア・へレンチャール(ツィンバロン)
(4)(6)(8)イシュトヴァーン・ネーメト(Cl)
録音:2005年4月16-19日フンガロトン・スタジオ
ハンガリーの民俗楽器ターロガトーの名手による舞曲集。

HCD 32450 \2080
エデン・パールトシュ(1907-1977):
(1)ヴィオラ協奏曲第1番「讃歌」(1949)
(2)ヴァイオリン協奏曲(1958)
(3)フュージョンズ-ヴィオラと室内オーケストラのための(1970)
ヴィルモシュ・サバディ(Vn) ペーテル・バールショニ(Va)
アンドラーシュ・リゲティ(指)ハンガリーSO.
録音:2006年9月8-12日、2007年1月17-19日、
2月22&23日ブダペスト、テレコム・ミュージック・ハウス
ブダペストに生まれ、1938年の移住後はイスラエルの音楽文化の発展に貢献し
テル・アヴィヴに没したパールトシュ。ヴァイオリン協奏曲は緩-急-緩の3楽章
形式。第1部前奏曲に、主題と9つの変奏にエピローグという第2部からなるヴィ
オラ協奏曲。ブダペスト音楽院ではフバイとコダーイの弟子だったパールトシュ
による協奏曲を、いまのハンガリーを代表するふたり、1975年生まれのバール
ショニと1959年生まれのサバディが弾いています。

HCD 32537 \2080
ジェルジ・ヴカーン:木管アンサンブルのための作品集
ミカン色の月 / 3つのバガテル / 3つの舞曲 / ワイン・ダーク・シー / フォ
ー・エヴァー・アンド・ア・デイ
ジェール・ボレロ木管アンサンブル、ジェール・パーカッション・グループ
ガーボル・ボルドツキ(Tp)
ジェルジ・ヴカーン(指 & ピアノ、シンセサイザー)
録音:2007年2月9-11日ジェール、リヒター・ホール
1941年ブダペスト生まれのヴカーンは、140以上の映画音楽にテレビやラジオの
仕事でも有名な作曲家。このアルバムに収められた作品も前衛的というよりは
劇伴を思わせるつくり。 “モーリス・アンドレの後継者”ともいわれ、リーズ
・ドゥ・ラ・サールの弾くショスタコ1番の協奏曲(V.5053)でソロをとるなど、
活躍めざましい名手ボルドツキがゲスト参加しているのも注目。

HCD 32552 \2080
ヨハン・ジギスムント・クッサー(1660-1727):
管弦楽組曲「ミューズの祭り」より
第4番ハ長調 / 第5番変ロ長調 / 第6番イ短調
バラージ・マーテー(指)アウラ・ムジカーレ(ピリオド楽器使用)
録音:2007年6月27-30日ハンガリー、トルダシュ・ルター派教会
当時ハンガリー領ブラティスラヴァで活躍していた著名なカントルで作曲家の
息子として生まれたクッサー。リュリと親交のあったかれはのちにオペラでも
名をあげますが、まず人気を博したのは器楽曲。壮麗なるひびきに満ちた「ミュ
ーズの祭り」はこのジャンルの代表作で、これは第3番までを収めた第1集
(HCD.32337)につぐ完結篇となるアルバムです。

HCD 32491 \2080
ドルシェツキー:オーボエ四重奏曲集
ヘ長調 / ト短調 / 変ホ長調 / ハ長調
ラヨシュ・レンチェシュ(Ob)
ジョルト・セフチク(Vn)アーグネシュ・チョマ(Va)バーリント・マロート(Vc)
録音:2006年12月6-7日、2007年3月24日ハンガリー、フンガロトン・スタジオ
チェコの作曲家ゲオルク・ドルシェツキー(1746-1819)はオーストリアで25年間、
そののち30年以上に渡ってハンガリーで活躍しています。世代的にはハイドン
とモーツァルトとの間にあたり、ウィーン古典派の作風が特徴。これはドレス
デンで若いころにオーボエを学んだ経歴をもつかれが晩年に書いたオーボエ四
重奏を集めたもの。ト短調をのぞいてすべてが世界初録音。ここでは名手レン
チェシュがソロを受け持ち魅力満点。弦はすべてエルデーディ管のメンバーで
オリジナル楽器使用です。

HCD 32495 \2080
ヨハン・ゲオルク・アルブレヒツベルガー(1736-1809):3つの弦楽四重奏曲集
ハ長調Op.7-4 / ト短調Op.7-5 / 変ホ長調Op.7-6
オーセンティック四重奏団(ピリオド楽器使用)
録音:2007年1月11-14日フンガロトン・スタジオ
ハイドンが作曲教師としての手腕を高く評価し、ベートーヴェンを弟子入りさ
せたことで知られるアルブレヒツベルガー。教会オルガニストとして聖シュテ
ファン大聖堂の楽長にまで登りつめたかれはまた、ウィーン古典派有数の教師、
理論家でもありました。たいへんな多作家ながら今日その作品のほとんどは忘
れ去られたまま。アルブレヒツベルガーの弟子リックルのカルテットを録音
(HCD.32220)した極上のアンサンブルが再発見するのは、1787年に書かれたカル
テット。いずれにも配された優美なメヌエットと力の入った緩徐楽章が聴きど
ころとなっています。




<GRAND SLAM>
GS 2027 \2250
(1)フランク:交響曲ニ短調
(2)モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調KV.543
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
(1)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
(2)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:(1)1945年1月28日(29日)、ウィーン、ムジークフェランザール
(2)1942年/1943年、ベルリン
制作:平林 直哉
* おことわり
LPからの復刻ですので、LP特有のノイズが混入します。また、フランクの第2楽
章の冒頭は原盤に起因する音の欠落、ドロップ・アウトが生じますのでご注意
下さい。また、モーツァルトはドイツ・グラモフォン 431006-2、ユニバーサ
ルミュージック UCCG-3682等で出た音源と同一です。
■制作者より■
フルトヴェングラーがスイスに亡命する直前にウィーン・フィルの定期演奏会
で指揮をしたフランクの交響曲は、フルトヴェングラーの数あるライヴ録音の
中でも最も悪魔的な演奏として知られています。この演奏は1952年に初めてア
メリカ・ヴォックスよりLP化され、その後数々のレーベルよりLPやCDも発売さ
れました。しかし、このヴォックス盤LPは第2楽章冒頭に音の欠落があるのに
もかかわらず、その音質は最も優れていると言われ、現在、オリジナルのLPは
15-30万円の高値で取引されています。ところが、このヴォックス盤は復刻に
耐えうる状態のものが非常に少ないため、当GSレーベルでもなかなか手を出せ
ない状態にありました。しかし、最近になってこの貴重盤を2枚もお借り出来
る機会を与えていただいたので、急きょCD制作を行いました。
モーツァルトの交響曲第39番はドイツ・グラモフォンやエテルナ等のレーベル
で発売されていた聴衆不在の放送録音です。GS-2020で復刻したベートーヴェン
の交響曲第4番と同様、旧東ドイツの放送録音がもっともオリジナルに近いと
判断し、このモーツァルトも旧東ドイツのレーベル、エテルナのLPを復刻の素
材としました。
(平林 直哉)
■解説書の内容■
ヴォックスのフランクについてはかねてから謎めいた話が伝えられていますが、
解説ではそのヴォックス盤を中心に、初発売から最近のCDにいたるまでの歴史
を整理し、読み物としての充実もはかっています。





<KING INTERNATIONAL>
KDC 7007 \2450
(原盤番号:BIS 602)
宇野功芳の音盤棚「これがUNO!」Vol.7
モーリス・デュリュフレ(1902-1986):
(1)レクイエム 作品9(合唱とオルガン、チェロ独奏版)
(2)グレゴリオ聖歌の主題による4つのモテット 作品10
(3)ミサ曲「クム・ユビロ」作品11
ゲイリー・グラーデン(指)聖ヤコブ室内合唱団
マティアス・ヴァイェル(Org)ペーテル・マッティ(B)
パウラ・ホフマン(Ms)エレメール・ラヴォタ(Vc)
録音:1992年11月9日/12日(1)(3)、12月2日(2)
シリーズ第7弾は宇野氏が以前から絶賛している「デュリュフレのレクイエム」。
フォーレの流れをくむ美しい作風で人気の作品です。宇野氏はコルボ/ベルリン
交響楽団の演奏が「フォーレのレクイエム」の最美としていますが、その絶賛
の一点は美しいボーイ・ソプラノにあるとしています。このデュリュフレも美
しい声が重要なポイントとされ、ここで演奏している1980年創設の聖ヤコブ室
内合唱団の女声合唱が白眉。ハーモニーの透明感は当代随一。また、ここには
名作レクイエムのほか、デュリュフレの合唱作品がすべて収められています。
恒例の無能日記では宇野功芳版ミシュランガイド?を思わせる宇野氏お気に入
りのフランス料理店を紹介。




<audite>
=エディション・ゲザ・アンダ=
AU 23409 2枚組 \2700
モノラル
[CD1]
シューマン:
(1)クライスレリアーナOp.16
(2)交響的練習曲Op.13
(3)謝肉祭Op.9
(4)ロマンス嬰ヘ長調Op.28-2
[CD2]
ショパン:
(1)24の前奏曲Op.28
(2)練習曲集Op.25
ゲザ・アンダ(P)
[CD1]録音:(1)(2)1954年4月6日ケルン、WDRフンクハウス第1ホール
(3)1960年4月5日(4)1960年4月6日ケルン、WDRフンクハウス第2ホール
[CD2]録音:(1)1957年11月17日
(2)1955年7月22日ケルン、WDRフンクハウス第2ホール
すべてWDRアーカイヴのオリジナル・マスターによる復刻。アルバム一枚目の
シューマンは、謝肉祭&クライスレリアーナ(55年)、交響的練習曲(53年)とス
タジオ録音で名を馳せた演目。ライヴでは、初出レパートリーとなるロマンス
を除いてここに収められたすべてのレパートリーが重なる56年のザルツブルク
・リサイタル(ORFEOR.295921)のほか、同じザルツブルクでの72年の謝肉祭
(ORFEOR.742071)、55年エジンバラでの交響的練習曲(BBCL.4135)などもありま
した。また、後年には交響的練習曲(63年)、クライスレリアーナ(66年)をステ
レオでも再録しています。いっぽう、2枚目に収録されたショパンの練習曲
(57年 / EMI)と前奏曲集(59年ステレオ)もまたスタジオ盤がすでに高い評価を
得ているもの。
驚異的な音質でアンダのピアニズムを再現するシリーズ第3弾は、1950年代キャ
リアの初期から、レコーディングやリサイタルを通じてレパートリーの根幹に
あったシューマンとショパンという魅力たっぷりのプログラムとなっています。

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08-02 No.5-1

2008年02月07日 18時21分41秒 | Weblog
<OPUS ARTE>
OA 0988(DVD-Video) 3枚組 \6450
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」
トリスタン(マルケ王の甥・ブルターニュ領主):ロバート・ギャンビル
イゾルデ(アイルランド王女):ニーナ・ステンメ
ブランゲーネ(イゾルデの侍女):カタリーナ・カーネウス
クルヴェナル(トリスタンの家臣:ボー・スコウフス
マルケ王(コーンウォール王):ルネ・パーペ
メロート(マルケ王の家臣):スティーヴン・ガッド
若い水夫/羊飼い:ティモシー・ロビンソン
舵取り:リチャード・モスリー=エヴァンス
指揮:イルジ・ビエロフラーヴェク
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団/グラインドボーン音楽祭合唱団
演出:ニコラウス・レーンホフ
美術:ロランド・エシュリマン  
衣裳:アンドレア・シュミット=フッテラー
照明:ロビン・カーター/ロランド・エシュリマン
2007年8月1・6日、グラインドボーン歌劇場(イギリス)におけるライヴ収録
収録時間 全プログラム353分(本編240分)
字幕 英・仏・独・西・伊
[日本語解説書付] 
グラインドボーン音楽祭初のワーグナー上演! 
同音楽祭創立者ジョン・クリスティ卿の見果てぬ夢だったワーグナー作品の上
演が、新しいオペラ・ハウスの建て替えを経て、ついに実現しました。ヨーロ
ッパ各地でワーグナー演出を手がけるニコラウス・レーンホフの練達の手腕に
よって、時空を超えた男女の不滅の愛が、このうえなく幻想的に描かれます。
ロバート・ギャンビル、ニーナ・ステンメ、ルネ・パーペなど、未来のワーグ
ナー上演を背負って立つ第一人者の歌唱も、充実の一言です。
(解説:広瀬大介)

OA 0991(DVD-Video) 2枚組 \5480
ストラヴィンスキー:歌劇「放蕩者のなりゆき」
アン・トゥルーラヴ:ローラ・クレイコム
トム・レイクウェル:アンドリュー・ケネディ
ニック・シャドウ:ウィリアム・シメル
マザー・グース:ジュリアン・ヤング
トルコ女バーバ:ダグマール・ペツコヴァ
トゥルーラヴ:ダーレン・ジェフリー
セレム:ドナル・J・バーン
精神病院の管理人:シャディ・トルベイ
指揮:大野和士
王立モネ劇場管弦楽団&合唱団
演出:ロベール・ルパージュ
美術: ボリス・フィルケ  
衣裳: フランソワ・バルボー
振付: マイケル・キーガン=ドーラン 
照明: エティエンヌ・ブシェ
2007年4月 王立モネ劇場(ブリュッセル)におけるライヴ収録
収録時間 全プログラム174分(本編149分)
字幕 英・仏・独・西・伊・蘭
[日本語解説書付]
《放蕩者のなりゆき》は、ストラヴィンスキーによる新古典派作品の集大成と
もいえる歌劇。古今のオペラ芸術のパロディが満載のメタ・オペラであり、同
時にエンターテインメントとしても傑出した現代オペラだ。キッチュな舞台を
作り出しているのは、シルク・ド・ソレイユの「KA」や日本でも上演された
「アンデルセン・プロジェクト」の演出で知られるルパージュ。ファウストが
ベースとなっているこのオペラに、聖書や作曲当時のアメリカ文化のメタファ
ーがふんだんに盛り込まれている。アン役のクレイコムや、ニックに扮するシ
メルの歌唱もすばらしいが、何といっても、オペラ指揮者としてヨーロッパで
もひじょうに評判が高い大野和士の充実した音楽が堪能できる注目の映像。
(解説:鈴木淳史)

OA 5005(HD-DVD) \5480
※HD DVD専用プレイヤー以外では再生できません
アリアとデュエット-アット グラインドボーン
[収録曲]
■モーツァルト: 歌劇《フィガロの結婚》より
序曲/〈5…10…20…30…〉/〈もし夜中に奥方様が〉/
〈伯爵様が踊るなら〉
■モーツァルト: 歌劇《皇帝ティートの慈悲》より
〈私は行くが、君は平和に〉
■ロッシーニ: 歌劇《セビリアの理髪師》より
序曲/〈それじゃ私ね〉
■モーツァルト: 歌劇《ドン・ジョヴァンニ》より
〈奥さん、これが旦那の女のカタログです(カタログの歌)〉
■ハイドン: 歌劇《オルフェオとエウリディーチェ》より
〈そなたの幸せは胸に〉
■ドニゼッティ: 歌劇《愛の妙薬》より
〈なんという愛情!〉
■モーツァルト: 歌劇《ドン・ジョヴァンニ》 より
〈あそこで手を取り合って誓いを交わそう(お手をどうぞ)〉
■ヘンデル: オラトリオ《ユダス・マカベウス(ユダ・マカバイ)》より
〈武装せよ、武装せよ汝ら勇士達よ〉
■ロッシーニ: 歌劇《セミラーミデ》より
〈うるわしい光が誘惑する〉
■モーツァルト: 歌劇《魔笛》より
〈パ、パ、パ…〉
チェチーリア・バルトリ(メゾ・ソプラノ) 
ブリン・ターフェル(バス・バリトン)
指揮:チョン・ミョンフン  
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
1999年4月24日 グラインドボーン歌劇場(イギリス)におけるライヴ収録
収録時間 全プログラム87分
字幕 英・仏・独
[日本語解説書付]
チェチーリア・バルトリとブリン・ターフェルの夢の競演をHD DVDの超ハイス
ペック映像でお贈りします。当代最高の二人の名歌手が、チョン・ミュンフン
&ロンドン・フィルの絶妙なサポートを得ながら、モーツァルト、ロッシーニ、
ドニゼッティの珠玉の名曲を華麗に歌い上げます。その驚異的な絶唱のかずか
ずに、グラインドボーンの聴衆がかつてない程の熱狂に包まれた、まさに伝説
の一夜!(解説:吉田光司)

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08-02 No.5-2

2008年02月07日 18時21分09秒 | Weblog
<BRIOSO>
カリフォルニアに本拠地を構えるBRIOSOレーベルを新規取扱いします。ロシア
とコネクションがあるらしく、シナイスキー指揮盤やモスクワ国立放送響のバ
ッハ:ブランデンブルクなどマニアなら注目のアイテムと申せましょう。いず
れも自慢の高音質デジタル収録です。

BR118(DVD-Video) \4050
「黄金のピアノ-カルロス・セサール・ロドリゲス、スペイン音楽を弾く」
ソレル、グラナドス、アルベニス、ファリャ、モンポウの作品
CDのBR118にはモンポウの作品が収録されていないので、内容が同じか不明です。
カルロス・セサール・ロドリゲス(P)

BR131(DVD-Video) \4050
「スヴェトラーナ・ポタニナ、シューマンとショパンを弾く」
CDのBR131と内容が同じか不明です。
スヴェトラーナ・ポタニナ(P)

BR000 \2080
「失われて…見つけられた愛-エリザベス朝イギリスのリュート伴奏歌曲と独
奏曲集」
ダウランド:
彼女は私の過ちを許してくれるだろうか/もう泣かないで、悲しみの泉よ
モーリー:
恋のとりこになった私の私の生命/ティルシスとミルラ
キャンピオン:彼女が飛んでいく所を見よ他
バーバラ・ホリンシェッド(Ms)、ハワード・バス(Lute)

BR100 2枚組 \4160
ベートーヴェン:「チェロとピアノのためのソナタと変奏曲集」
ソナタ第1-5番/変奏曲WoO46/WoO45/op. 66
ルドルフ・メッツマッヒャー(Vc)、
アイナール・シュテーン=ネークレベルグ(P)

BR101 \2080
ブラームス:「チェロとピアノのためのソナタ集」
第1番ホ短調/第2番ヘ長調
ルドルフ・メッツマッヒャー(Vc)、
アイナール・シュテーン=ネークレベルグ(P)

BR102 \2080
クレメンティ:「ピアノのための3つのソナタ」
ニ長調op. 40-3/ト短調op. 7-3/ニ短調op. 50-2
ミヒャエル・ロイシュナー(P)

BR103 \2080
「歌曲集」
シューマン:16の連作歌曲集
ワーグナー:5つの歌曲
シベリウス:歌曲選集
カレヴィ・オリ(Br)、ウルリヒ・コネフケ(P)、
イングリッド・ビョネル(S)、
アイナール・シュテーン=ネークレベルグ(P)

BR104 \2080
「未来からのクリスマス」
神が喜びを下さるように/ジングル・ベル/久しく待ちにし/我ら3人の王/
神の御子は/牧人羊を他
折衷的カメレオン(C.A. リンド)(電子オーケストラ)

BR105 \2080
「ロシア作品集」
パラフレーズ(24の変奏曲と15のピアノ小品)
ショスタコーヴィチ:格言集/前奏曲とフーガ変ニ長調op. 87-15
スクリャービン:5つの前奏曲/ソナタ第5番嬰ヘ長調
オレグ・ヴォルコフ(P)

BR106 \2080
「モスクワでのライヴ」
シューベルト:
ソナタイ短調op. 164/即興曲変イ長調op. 90-4/楽興の時第3番ヘ短調
プロコフィエフ:風刺
スクリャービン:6つの前奏曲
クライスラー(ラフマニノフ編曲):愛の悲しみ/愛の喜び
リスト:小人の踊り
シューマン:トロイメライ
オレグ・ヴォルコフ(P)

BR107 \2080
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:「ピアノ作品集」
ソナタホ長調/ピアノのための6つの旋律op. 4, op. 5から/
ピアノのための4つの歌op. 8からno. 4「さすらい人の歌」/
「一年」(12の性格的小品)から/ピアノのための4つの歌op. 6
ゾントラウト・シュパイデル(P)

BR108 \2080
「楽しいクリスマス」
柊飾ろう/清しこの夜/神の御子は今宵しも/ああベツレヘムよ/夜を守る友よ/
クリスマスの12日他
折衷的カメレオン(C.A. リンド)(電子オーケストラ)

BR109 \2080
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番ハ短調
シュニトケ:ピアノと弦楽オーケストラのための協奏曲
オレグ・ヴォルコフ(P)、
ヴァシーリ・シナイスキー指揮
モスクワ・フィル

BR110 \2080
ゴーベール:ソナタ第1番
ドビュッシー:パンの笛
ルーセル:フルートを吹く人たち
ヴァレーズ:比重21.5
メシアン:黒つぐみ
デュティユー:ソナティナ他
ミシェル・ベラヴァンス(Fl)、マルク・ブルド(P)

BR111 \2080
ラフマニノフ:
ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調/パガニーニの主題による狂詩曲/
ヴォカリーズop. 34-14(エドワード・J. ライター編曲)
オレグ・ヴォルコフ(P)、
アンドレイ・チスティアコフ指揮
モスクワ・フィル

BR112 \2080
「アメリカの歌曲集」
ヒナステラ:忘却の木の歌/5つのアルジェンティン民謡
ヴィラ・ロボス:サントス公爵夫人の嘆き/さようなら、エマ
バーンスタイン:私は音楽が嫌い
バーバー:4つの歌op. 13
アイヴズ:朝に/サーカス・バンド他
リン・コムトワ(Ms)、マルク・ブルド(P)

BR113 \2080
ラフマニノフ:絵画的練習曲集op. 39
スクリャービン:ソナタ第3番嬰ヘ短調
リャードフ:前奏曲ロ短調op. 11-1
スティーヴン・プルッツマン(P)

BR114 \2080
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番ト短調
オレグ・ヴォルコフ(P)、
アンドレイ・チスティアコフ指揮
モスクワ・フィル

BR115 \2080
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第16番ト長調/32の変奏曲ハ短調/ピアノ・ソナタ第3番ハ長調
/ヴラニツキーのバレエ「森の乙女」のロシア舞曲の主題による12の変奏曲
イ長調WoO71
オレグ・ヴォルコフ(P)

BR116 2枚組 \4160
ラフマニノフ:
ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調/パガニーニの主題による狂詩曲/
ヴォカリーズop. 34-14(エドワード・J. ライター編曲)/
ピアノ協奏曲第2番ハ短調/前奏曲op. 23-2/op. 23-5/
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調
オレグ・ヴォルコフ(P)、
アンドレイ・チスティアコフ指揮
モスクワ・フィル

BR117 \2080
リヒャルト・シュトラウス:チェロ・ソナタヘ長調
プフィッツナー:チェロ・ソナタ嬰ヘ短調
イェゴーリ・ディアチコフ(Vc)、アンリ・ブラッサール(P)

BR118 \2080
「心の中のスペイン」
ソレル:ソナタニ長調R. 84/嬰ヘ長調R. 90
アルベニス:
「イベリア」から喚起/港/アルメリア/ロンデーニャ/トリアーナ
グラナドス:アンダルーサ/嘆き、またはマハとナイチンゲール
ファリャ:「はかない人生」から舞曲第1番/「恋は魔術師」組曲
カルロス・セサール・ロドリゲス(P)

BR119 \2080
ショスタコーヴィチ:
ピアノ協奏曲第2番ヘ長調/24の前奏曲/ピアノ・ソナタ第1番op. 12
オレグ・ヴォルコフ(P)、
アンドレイ・チスティアコフ指揮
モスクワ・フィル

BR120 \2080
ジョン・タヴァナー:良き牧人イエス・キリスト
ラフマニノフ:三位一体への栄光
リゲティ:永遠の光
チャイコフスキー:三位一体への賛歌
ペルト:主に向かって新しい歌を歌え/
タリス:もし汝我を愛さば他
T. ハーバート・ディモック指揮
ボルティモア・ヘンデル合唱団

BR121 \2080
「中央・東ヨーロッパの音楽」
バルトーク:ハンガリー農民組曲
タクタキシヴィリ:ソナタ
プロコフィエフ:ソナタニ長調op. 94
マルティヌー:ソナタH. 308
ミシェル・ベラヴァンス(Fl)、マルク・ブルド(P)

BR122 \2080
「愛すべき音楽」
ピエール・マックス・デュボワ(1930-):ソナティナ
ポール・モーリス(1910-1967):
プロヴァンスの絵/若い娘のファランドール
ジャニーヌ・リュエフ(1922-1999):
アルト・サクソフォンのためのソナティナ
ポール・ボノ(1918-1995):協奏的小品(「ジャズ」の精神で)
ドビュッシー:狂詩曲他
ピエールパオロ・イアコピーニ(Sax)、アレッサンドラ・ラッタンツィ(P)

BR123 \2080
「ロシアの悲歌」
アレクサンドル・グリレフ(1803-1858):彼女を夜明けに起こさないで
グリンカ:
マズルカハ短調/イ短調/ロシア民謡「谷で」による変奏曲/夜想曲「別れ」
チャイコフスキー:四季
スクリャービン:
練習曲嬰ハ短調op. 2-1/マズルカホ短調op. 3-7/ホ短調op. 25-3
ラフマニノフ:幻想的小品集/絵画的練習曲ト短調op. 33-8
スヴェトラーナ・ポタニナ(P)

BR124 \2080
「クリスマス」
神の御子は(18世紀のキャロル)
メンデルスゾーン:聴け、天使の歌声を/ツィターのキャロル(チェコ民謡)
J.S. バッハ:
カンタータ第146番から「私の魂は喜ぶ」/クリスマスの12日(民謡)
G. ガブリエリ:おお大いなる奇跡
コレッリ:合奏協奏曲ト短調op. 6-8「クリスマス」/クリスマスが来る他
ハーバート・ディモック指揮
ボルティモア・ヘンデル合唱団

BR125 \2080
ショパン:「思い出」
夜想曲ホ短調op. 72-1/嬰ハ短調/変ホ長調op. 9-2/ハ短調op. 48-1/
嬰ヘ短調op. 48-2/マズルカロ短調op. 30-2/ロ短調op. 33-4/変イ長調op. 50-2
/ト短調op. 67-2/3つのエコセーズop. 72-3/ワルツ嬰ハ短調op. 64-2/
ロ短調op. 69-2/変ニ長調op. 64-1/ホ短調遺作/スケルツォ第2番変ロ短調
スヴェトラーナ・ポタニナ(P)

BR126 \2080
「良く知られた旋律集」
パーシー・グレンジャー:
「フォスターへの賛歌」から子守歌(「草競馬」による)
ピーター;フィリップス:
フリオ・ロマーノのアマリリ(カッチーニの「アマリリ」による)
グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」からフルートの旋律
クライスラー:ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
メンデルスゾーン:「夏の名残のばら」による変奏曲
ハイドン:「皇帝賛歌」による変奏曲他
ジョゼフ・スミス(P)

BR127 \2080
ラヴェル:ソナティナ/水の戯れ
ドビュッシー:
「映像」第1集から「水の反映」/「映像」第2集から「金色の魚」/版画/
喜びの島
ラヴェル:夜のガスパール
マリネー・ペリス(P)

BR128 2枚組 \4160
J.S. バッハ:フーガの技法
ポール・ジョーダン(Org)

BR129 \2080
シューマン:
ピアノ協奏曲イ短調
小協奏曲(序奏とアレグロ・アパッショナータ)ト短調op. 92
序奏と協奏的アレグロニ短調op. 134
スヴェトラーナ・ポタニナ(P)、
イルマー・ラピンシ指揮
ロシア・フィル

BR130 \2080
シューベルト:冬の旅
ジュリアナ・ラピンシュ(Ms)、スヴェトラーナ・ポタニナ(P)

BR131 \2080
「ロマン派傑作集」
ショパン:
ワルツ変イ長調遺作/イ短調op. 34-2/変イ長調op. 69-1/夜想曲ハ短調
リスト:「超絶技巧練習曲集」から雪嵐
アルベニス:セレナードop. 165-4/子守歌op. 201/アラビアのセレナード他
スヴェトラーナ・ポタニナ(P)

BR132 2枚組 \4160
J.S. バッハ:ブランデンブルク協奏曲第1-6番
モスクワ国立放送響

BR133 2枚組 \4160
J.S. バッハ:ゴルトベルク変奏曲
ベートーヴェン:ディアベッリのワルツによる33の変奏曲
ジョアン・コン(P, Cemb)

BR134 \2080
J.S. バッハ:「2台のピアノと室内管弦楽のための協奏曲集」
ハ短調BWV1060/ハ長調BWV1061/ハ短調BWV1062
ミハイル・ペトゥホフ(P)、スヴェトラーナ・ポタニナ(P)、
ドミトーリ・ロース指揮
ボリショイ室内管

BR135 \2080
「外国の三重奏曲集」
トゥリーナ:円
ラフマニノフ:悲愴三重奏曲
カウエル:3つの楽器の4つの組み合わせ
ブリッジ:ミニチュア
カンディンスキー三重奏団

BR136 \2080
「スヴェトラーナ・ポタニナと友人たち」
モーツァルト:
ピアノ(原曲クラリネット)三重奏曲変ホ長調K. 498「ケーゲルシュタット」
シューベルト:岩の上の羊飼い
ブラームス:
ピアノ、クラリネット(又はヴィオラ)とチェロのための三重奏曲
イ短調op. 114
スヴェトラーナ・ポタニナ(P)、アレクセイ・ルンディン(Vn)、
セルゲイ・オフシアニコフ(Va)、ジュリアナ・ラピンシュ(Ms)、
ウラディーミル・ペルミャコフ(Cl)、ヴャチェスラフ・マリニュク(Vc)

BR137 \2080
「ノルウェーの宝」
グリーグ:
ピアノ協奏曲イ短調/「ペール・ギュント」組曲第1番op. 46/第2番op. 55
スヴェトラーナ・ポタニナ(P)、
パヴェル・ソロキン指揮
モスクワ国立放送響

BR138 \2080
「ポルトガルからブラジルへ」
カルロス・デ・セイシャシュ(1704-1742):ソナタニ短調/ニ短調
ジョアゥン・ドミンゴス・ボンテンポ(1775-1842):ファンダンゴと変奏
アルモンド・ホセ・フェルナンデス(1906-1983):5つの前奏曲
ルイス・デ・プレイトス・ブランコ(1890-1955):15の前奏曲から5曲
オスカル・ロレンツォ・フェルナンデス(1897-1948):
古い歌/悔やまれるセレナード
ヴィラ=ロボス:ショーロ第5番/シランダ(わらべ歌)第1・2・6・14番他
マリネー・ペリス(P)

BR139 \2080
「ウィーンの感覚」
ハイドン:ピアノ協奏曲ニ長調
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調
モーツァルト:ピアノと管弦楽のためのロンドニ長調K. 382
スヴェトラーナ・ポタニナ(P)、
ジョナサン・ブレット指揮
ボリショイ室内管

BR140 2枚組 \4160
J.S. バッハ:「鍵盤楽器用協奏曲第1-7番」
第1番ニ短調/第2番ホ長調/第3番ニ長調/第4番イ長調/第5番ヘ短調/第6番ヘ長調
/第7番ト短調
スヴェトラーナ・ポタニナ(P)、
ウラディーミル・アンドロポフ指揮

BR141 \2080
「夜想曲集」
フィールド:夜想曲(18曲)
イワン・ラスコフスキー:
即興曲ヘ短調/無言歌変ロ長調op. 10/メヌエットニ長調op. 24/
子供の歌変ホ長調op. 13他
スヴェトラーナ・ポタニナ(P)

BR142 \2080
「ピアノによるワルツ集-ベートーヴェンからプーランクまで」
ベートーヴェン:ワルツニ長調
バルトーク:「14のピアノ小品」から「踊る恋人」op. 6-14
フォーレ:ワルツ・カプリス第3番変ト長調
ヒンデミット:組曲「1922年」から「ボストン」op. 26-4
ウェーバー:舞踏への勧誘
ドビュッシー:レントより遅く
グリーグ:ユモレスクop. 6-1
チャイコフスキー:「18の小品」から5拍子のワルツop. 72-16他
ジョゼフ・スミス(P)

BR143 \2080
ラフマニノフ:WRのポルカ
スカルラッティ:ソナタイ短調L. 469
ブラームス:ワルツop. 65-3
チャイコフスキー:騒がしい舞踏会の中でop. 38-3
J.S. バッハ:オルガン・ソナタハ短調BWV526
フォーレ:組曲「ドリー」から「子守歌」
シューベルト:「冬の旅」から「おやすみ」他
トビアス・ビッガー(P)

BR144 \2080
「スヴェトラーナ・ポタニナと友人たち第2集、ショパン」
ポロネーズイ長調op. 40-1/コントルダンス変ト長調/カンタービレ変ロ長調/
アルバムの綴りホ長調/ラルゴ変ホ長調/フーガイ短調/
17ノポーランドの歌op. 74から
スヴェトラーナ・ポタニナ(P)

BR145 \2080
ショパン:「珍しい傑作集」
チェロ・ソナタト短調op. 65/マイヤーベーアの「悪魔のロベール」の主題に
よる協奏的大二重奏曲(フランショムとの共作)/
序奏とポロネーズハ長調op. 3
ニコライ・スジロフスキー(Vc)、スヴェトラーナ・ポタニナ(P)

BR146 \2080
ファリャ:「はかない人生」から舞曲
ハイドン(フェルディナンド・カルッリ編曲)交響曲「ロンドン」
ソル:ロシアの思い出
コープランド:「ロデオ」から「ホーダウン」他
プロヴォスト・クラシック・ギター二重奏団
アラン・ゴールドスピール、リチャード・プロヴォスト

BR147 \2080
エルガー:ヴァイオリン・ソナタホ短調
ブリッジ:ノルウェーの伝説/思い出/安心/アマリリス
ヴォーン・ウィリアムズ:ヴァイオリン・ソナタイ短調
カレン・ジョンソン(Vn)、ジョアン・コン(P)

BR148 \2080
「スペインからメキシコまで」
トゥリーナ:ロマンティックなソナティナ/スケルツォ/終曲
ファリャ:バエティカ(アンダルシア)幻想曲/夜想曲
ミゲル・ベルナル(1910-1956):夜/お祭り騒ぎ
チャベス:10の前奏曲から第1番/親密なワルツop. 12-2/子守歌op. 5-12
ポンセ:メキシコの主題による4つの変奏曲他
マリネー・ペリス(P)

BR149 \2080
エルネスト・カブール(1941-):上昇
トマス・シュッテンヘルム(1970-):控えめな取り消し
ダン・ロマン(1974-):大きなマンボ
ヴィラ・ロボス:ブラジル風バッハ第5番からアリア
ベラ・バルトル(1881-1945):ルーマニア民俗舞曲集
ハイメ・ロメロ(1966-):ラテンの血他
アルトゥラス二重奏団
スコット・ヒル(G)、カルロス・ボルテス(Va、チャランゴ)

BR150 \2080
「ショパンと愛」
ショパン:
幻想即興曲op. 66/ポロネーズ嬰ト短調遺作/夜想曲ハ短調op. 48-1/
ホ短調op. 72-1/変ホ長調op. 9-2/マズルカト短調op. 67-2/ロ短調op. 30-2/
ワルツ変イ長調op. 69-1/変ニ長調op. 64-1/嬰ハ短調op. 64-2/ホ短調遺作
/3つのエコセーズ/スケルツォ第2番変ロ短調他
スヴェトラーナ・ポタニア(P)

BR151 \2080
「歌曲集」
C.P.E. バッハ:
ゲッセマネのイエス/神の愛/イエスの死の前の暗黒について
ヴォルフ:ねずみ捕り/隠遁/めぐり会い/火の騎士/別れ
チャイコフスキー:
祝福あれ、森よop. 47-5/ただあこがれを知る者だけがop. 6-6/
私はお前と一緒に座っていたop. 73-1
スヴィリドフ:風見鳥/追放他
ジャン・ジョー(Br)、ジョアン・コン(P)

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08-02 No.4-1

2008年02月06日 18時25分48秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
CDC-5193540 \1980
リベラ/ニュー・ドーン(NEW DAWN)
オリノコ・フロウ(エンヤ)
カッチーニ:アヴェ・マリア
Secret
バッハ:G線上のアリア
グローリア(サン=サーンス:オルガン交響曲に基づく)
Sancte
Rest in peace 
ラヴ・アンド・マーシー(ブライアン・ウィルソン)
Mat the road rise up
Never be alone
Jerusalem
タリス:カノン;
The lamb
In paradisum
最新スタジオ録音!EMIでのオリジナル・アルバム第4作
世界で30万以上のセールスを更新中のリベラ最新録音。クラシカルな作品から
エンヤの大ヒット曲「オリノコ・フロウ」、ブライアン・ウィルソンの「ラヴ
・アンド・マーシー」などのポップス曲のアレンジまで、透明感あふれる少年
合唱で聴かせます。ちなみに彼らは「ラヴ….」をクリスマス・シーズンのワ
シントンDCでのコンサートでロバート・デ・ニーロ、キャメロン・ディアスそ
してブライアン・ウィルソン本人を含む聴衆の前で聞かせました。

CDS-5183332 3枚組 \2950
ライヴ・フロム・ルガノ2007
CD1
ベートーヴェン:三重奏曲ニ長調Op.70-1「幽霊」
アルゲリッチ(ピアノ)、R.カピュソン(ヴァイオリン)、マイスキー(チェロ)
モーツァルト/ブゾーニ:幻想曲
アルゲリッチ(ピアノ)、ジルバーシュタイン(ピアノ)
シューマン:アンダンテと変奏曲(2つのピアノのための)Op.46
アルゲリッチ(ピアノ)、モンテーロ(ピアノ)
シューマン:子供の情景Op.15
アルゲリッチ(ピアノ)
CD2
ベートーヴェン:
四重奏曲ニ長調(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのための)WoO.36-2
レヒナー(ピアノ)、マルグリス(ヴァイオリン)、チェン(ヴィオラ)、
ドブリンスキー(チェロ)
ラヴェル:マ・メール・ロア(4手ピアノのための組曲)
アルゲリッチ&モギレフスキー(ピアノ)
グリンカ:
大六重奏曲(ピアノ、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、バスのための)
モギレフスキー(ピアノ)、ホール(ヴァイオリン)、
マルグリス(ヴァイオリン)、
ロマノフ=シュヴァルツベルグ(ヴィオラ)、ドブリンスキー(チェロ)、
ファゴーネ(バス)
メシアン:主題と変奏曲(ヴァイオリンとピアノのための)
マルグリス(ヴァイオリン)、ピエモンテーゼ(ピアノ)
ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲(2つのピアノのための-ガルバン編)
ティエンポ(ピアノ)、レヒナー(ピアノ)
CD3
バルトーク:ソナタ第1番(ヴァイオリンとピアノのための)Sz.75
R.カピュソン(ヴァイオリン)、アルゲリッチ(ピアノ)
ドホナーニ:
五重奏曲第1番ハ短調Op.1(ピアノ、2つのヴァイオリン、ヴィオラとチェロの
ための)
アルゲリッチ(ピアノ)、シュヴァルツベルグ(ヴァイオリン)、
ホール(ヴァイオリン)
ロマノフ=シュヴァルツベルグ(ヴィオラ)、ボッソ(チェロ)
ルトスワフスキ:パガニーニの主題による変奏曲
アルゲリッチ(ピアノ)、ヴァッリーナ(ピアノ)
今回のアルバムではアルゲリッチのソロ、「子供の情景」も収録。世界的にま
すます注目度を高めるルガノ・フェスティヴァルの最新録音。
16Pブックレット、マルチケース

CDC-5012262 \1980
パユ/ダルバヴィ、ピンチャー、ヤレル:フルート協奏曲集
ダルバヴィ:フルート協奏曲/エトヴェシュ指揮
ヤレル:「沈黙の時」フルート協奏曲/ロフェ指揮
ピンチャー:フルートと室内オーケストラのためのトランジール
/ピンチャー指揮
エマニュエル・パユ(フルート)
ラジオ・フランス・フィルハーモニー管弦楽団
委嘱の現代作品によりレパートリーの拡大を目指すパユの意欲的新録音
フランス系スイス人として生まれドイツのベルリン・フィルの主席として活躍
するパユのスタンスを象徴するようにフランスのダルバヴィ、ドイツのピン
チャー(パユがルツェルン音楽祭のアーティスト・イン・レジデンスだった時
に完成)、スイスのヤレルによる委嘱新作を完成させました。12Pブックレット

CDC-5002832 \1980
カール・ジェンキンス:スターバト・マーテル
ベリンダ・サイクス(ヴォーカル)
ユルギタ・アダモニテ(メゾ・ソプラノ)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、合唱団
EMOアンサンブル
パシ・ヒェッキ指揮
カール・ジェンキンスの最新作、ギリシャや中東の要素も取り込んだ意欲作
スターバト・マーテル(悲しみの聖母)のオリジナル・ラテン文に加え、ヘブラ
イ、ギリシャアラム語さらに現代英詩も含むテキスト、またそれらの地域の民
族楽器を含むオーケストレーションによる最新作。3月15日にはリヴァプール
のカセドラルでの初演が予定されています。16Pブックレット

CDC-5090932 \1980
カール・ジェンキンス/THIS LAND OF OURS
ジェンキンス:カンティレーナ「山々の魂」
ドヴォルザーク/ジェンキンス:家路
リード/メイスン/ジェンキンス:ディライラ(トム・ジョーンズ)
トラッド/ジェンキンス:Abide with Me
トラッド/ジェンキンス:Suo Gan
トラッド/ジェンキンス:ダニー・ボーイ
ジェンキンス:マリアの子
ジェンキンス:ピエ・イエス-レクイエム
プリチャード/ジェンキンス:Hyfrydol
フンパーディンク/ジェンキンス:Evening Prayer
ジェンキンス:In these Stones Horizons Sing
ドリーブ/ジェンキンス:花のデュエット
パリー/ジェンキンス:Myfanwy
ジェンキンス:アニュス・デイ-The Armed Man
ジェンキンス:ベネディクトゥス-The Armed Man
ロヴァット=クーパー:鷲たちの歌うところ
コーリー・バンド
カントリオン
ウェールズ伝統のブラス・バンドと男性合唱を結合させたユニークなアルバム

CDC-3905282 \1980
ジョン・ロード:
BOOM OF THE TINGLING STRINGS-ピアノと管弦楽のための(2002)*
DISGUISES-弦楽のための組曲(2003)
*ネルソン・ゲルナー(ピアノ)
オデンセ交響楽団、ポール・マン指揮
伝説のロック・スター、ジョン・ロード(ディープ・パープル)の新曲、ピアノ
協奏曲ロックのメガ・スター・グループ、ディープ・パープルの創立メンバー
であるジョン・ロードはロック/クラシカル・クロスオーヴァー・ミュージッ
クのパイオニアでもあります。ディープパープルとロイヤル・フィルとにより
録音された'Concerto for Group and Orchestra'は10万枚以上のセールスを記
録しています。2002年のグループ再結成以降、ジョンは作曲に没頭して完成さ
せたのが’BOOM….’。最終楽章は殊のほか難度が高く、ジョンによればピア
ノの腕でジョンをうらやまがらせてきた「コンサート・ピアニストへの復讐」
をめざした難曲。ピアノのゲルナーは鮮やかに演奏し録音セッションでジョン
を感動させたようです。12Pブックレット

CDC-5148372 \1980
ガブリエラ・モンテーロ/バロック(通常仕様盤)
サンス:カナリオス
ヴィヴァルディ:「秋」-「四季」より
パッヘルベル:カノン
ヘンデル:サラバンド
バロックと私(モンテーロ自作)
ヘンデル:ハレルヤ
アルビノーニ:アダージョ
ヘンデル:ラルゴ
バッハ:プレリュード/ 
ヴィヴァルディ:「冬」-「四季」より
ヘンデル:ホーンパイプ
スカルラッティ:ソナタ
ヴィヴァルディ:「春」-「四季」より
ヴィヴァルディ:「夏」と「冬」-「四季」より
コンティニウム(モンテーロ自作)
ガブリエラ・モンテーロ(ピアノ)
既にご案内のCDC-5148382の通常仕様盤のご案内です。
12Pブックレット、ジュエル・ケース

CZS-5145762 4枚組 \3600
ラトル/シマノフスキ作品集
CD1
おとぎ話の王女の歌Op.31 w/イウォナ・ソボトカ(ソプラノ)(2006年録音)
バレエ・パントマイム「ハルナシェ」Op.55 
w/ティモシー・ロビンソン(テナー)(2002年録音)
ハーフィズの愛の歌 第2集Op.26 
w/カタリナ・カルネウス(ソプラノ)(2004年録音)
以上 バーミンガム市合唱団、交響楽団
CD2
ヴァイオリン協奏曲第1番Op.35
ヴァイオリン協奏曲第2番Op.61
以上 w/トーマス・ツェートマイアー(ヴァイオリン)(1995年録音)
交響曲第4番Op.60(協奏交響曲) w/レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
(1996年録音)
以上 バーミンガム市交響楽団
CD3&CD4-1
歌劇「ロジェ王」
エリズビエタ・シュミトカ(ソプラノ)、ヤドヴィガ・ラッペ(アルト)、
フィリップ・ラングリッジ(テナー)、トマス・ハンプソン(バリトン)
バーミンガム市ユース合唱団
バーミンガム市合唱団、交響楽団 (1998年録音)
CD4-2
スターバト・マーテルOp.53
マリル・パニーの連?Op.59
交響曲第3番Op.27「夜の歌」
以上 エリズビエタ・シュミトカ(ソプラノ)、
フロレンス・クイヴァー(メゾ・ソプラノ)
ジョン・ガリソン(テナー)、ジョン・コネル(バリトン)
バーミンガム市合唱団、交響楽団 (1993年録音)
以上サイモン・ラトル指揮
ラトルが情熱を燃やすシマノフスキ作品の全録音をまとめたボックス 
96Pブックレット クラッシュメル・ボックス 紙ジャケット入り

CZS-5145652 5枚組 \3750
ラトル/ドビュッシー、ラヴェル作品集
CD1
ドビュッシー(ロジェ=デュカス編):「リア王」のための音楽
ドビュッシー:遊戯
ドビュッシー:管弦楽のための映像  以上 1989年録音
ドビュッシー(グレンジャー編):パゴダ-「版画」より 1996年録音
以上 バーミンガム市交響楽団
CD2
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ドビュッシー:海
ドビュッシー(キャプレ編):おもちゃ箱
ドビュッシー(マシューズ編):3つの前奏曲
以上 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団  2004年録音
CD3
ラヴェル:「ジャンヌの扇」のためのファンファーレ
ラヴェル:シェエラザード w/マリア・ユーイング(ソプラノ)
ラヴェル:道化師の朝の歌 以上 1989年録音
ラヴェル(グレンジャー編):鐘の谷-「鏡」より
ラヴェル:マ・メール・ロア 以上1990年録音
以上 バーミンガム市交響楽団
CD4
ラヴェル:バレエ「ダフニスとクロエ」
ラヴェル:ボレロ
以上 バーミンガム市合唱団、交響楽団 1990年録音
CD5
ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲ニ長調
w/アンドレイ・ガヴリーロフ(ピアノ)、ロンドン交響楽団 1977年録音
ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲ニ長調
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
w/セシル・ウーセ(ピアノ)、バーミンガム市交響楽団 1990年録音
ラヴェル:妖精の庭-「マ・メール・ロア」より
w/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 2002年録音
以上 サイモン・ラトル指揮
ラトルがEMIへ録音したドビュッシー、ラヴェル作品を全収録したボックス
28Pブックレット クラッシュメル・ボックス 紙ジャケット

●GREAT RECORDINGS OF THE CENTURY
CMS-5096482 2枚組 \2900
バッハ:ゴルトベルク変奏曲
イタリア協奏曲 他
ロザリン・チューレック(ピアノ)

CMS-5096562 3枚組 \4350
ベートーヴェン:後期弦楽四重奏曲集
ブッシュ四重奏団

CMS-5096672 2枚組 \2900
ショパン:夜想曲集
夜想曲第1-19番; 舟歌嬰へ短調; 子守唄変ニ長調 
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)

CDM-5096772 \1450
コルンゴルト&ゴールドマーク:ヴァイオリン協奏曲
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
ピッツバーグ交響楽団、アンドレ・プレヴィン指揮

CDM-5096792 \1450
モーツァルト:オペラ・アリア集
ルチア・ポップ(ソプラノ)
ミュンヘン放送局管弦楽団、レナード・スラトキン指揮

CDM-5096912 \1450
パーセル:ディドとエネアス
キルステン・フラグスタート(ソプラノ)、
エリザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
トマス・ヘムスリー(バリトン)、マーメイド・シンガーズ 他
ジェレイント・ジョーンズ指揮

CDM-5096932 \1450
シベリウス:交響曲第7番
タピオラ; 大洋の女神(波の娘); ペレアスとメリザンド
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、 トマス・ビーチャム指揮

CMS-5097032 2枚組 \2900
ワーグナー:アリアとデュエット集
ビルギット・ニルソン(ソプラノ)、ハンス・ホッター(バリトン)
フィルハーモニア管弦楽団、レオポルト・ルードヴィッヒ指揮

CMS-5096822 2枚組 \2900
プッチーニ:トゥーランドット
マリア・カラス(ソプラノ)、エリザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)、
エウジェニオ・フェルナンディ(テナー)、スカラ座管弦楽団、合唱団
トゥッリオ・セラフィン指揮

CMS-5096952 2枚組 \2900
ヴェルディ:椿姫
レナータ・スコット(ソプラノ)、アルフレード・クラウス(テナー)、
レナート・ブルゾン(バリトン)、フィルハーモニア管弦楽団
リッカルド・ムーティ指揮

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08-02 No.4-2

2008年02月06日 18時25分15秒 | Weblog
●GEMINI
CZS-5176642 2枚組 \1450
ジュリーニ/ベートーヴェン:荘厳ミサ曲

CZS-5176592 2枚組 \1450
サヴァリッシュ/ベートーヴェン;交響曲第4番、他

CZS-5176542 2枚組 \1450
マルティノン/ベルリオーズ:幻想交響曲、他

CZS-5176492 2枚組 \1450
マリナー、バレンボイム/ビゼー:管弦楽曲集

CZS-5176442 2枚組 \1450
アルバン・ベルク四重奏団/シューマン:ピアノ五重奏曲、他

CZS-5176392 2枚組 \1450
フレモー、マルティノン/イベール:管弦楽曲集

CZS-5176342 2枚組 \1450
ルトスワフスキ/ルトスワフスキ:交響曲第1番、第2番

CZS-5176292 2枚組 \1450
ベロフ、マズア/プロコフィエフ:ピアノ協奏曲集

CZS-5176242 2枚組 \1450
ボールト/チャイコフスキー:組曲第3番

CZS-5176192 2枚組 \1450
サヴァリッシュ/ワーグナー;管弦楽曲集

●ウェルザー=メスト2CDシリーズ 
CMS-5209432 2枚組 \1980
ブルックナー:交響曲第5番、第7番
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
フランツ・ウェルザー=メスト指揮
12Pブックレット

CMS-5209492 2枚組 \1980
モーツァルト:レクイエム、ミサ曲ハ短調*
フェリシティ・ロット(ソプラノ)、デッラ・ジョーンズ(メゾ・ソプラノ)、
キース・ルイス(テナー)、ウィラード・ホワイト(バス)
*エディト・ヴィーンス(ソプラノI)、フェリシティ・ロット(ソプラノII)、
ローレンス・デイル(テナー)、ロバート・ロイド(バス)
ロンドン・フィルハーモニー合唱団、管弦楽団
フランツ・ウェルザー=メスト指揮 20Pブックレット

CMS-5209542 2枚組 \1980
シューマン:交響曲第2番; 第3番「ライン」
メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」; 第4番「イタリア」
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
フランツ・ウェルザー=メスト指揮 12Pブックレット

CMS-5209692 2枚組 \1980
ストラヴィンスキー:エディプス王(1948年改訂版)
ロルフ・ジョンソン(テナー)、リポヴシェク(メゾ・ソプラノ)、
トムリンソン(バス)、マイルズ(バス)、マーク・エインズリー(テナー)、
コールマン=ライト(バリトン)
ロンドン・フィルハーモニー合唱団
火の鳥(1910年版)
管楽器のための交響曲(1947年改訂版)
以上 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
フランツ・ウェルザー=メスト指揮 40Pブックレット

CMS-5209742 2枚組 \1980
ウェルザー=メスト/レハール:メリー・ウィドウ
ロット(ソプラノ)、ハンプソン(バリトン)、スミトゥカ(ソプラノ)、
アラー(テナー)、アツェスベルガー(テナー)、シャシュギング(テナー)、
グラインドボーン合唱団
J.シュトラウスII:
芸術家の生活; 南国のばら; 「ジプシー男爵」序曲; 
ウィーンの森の物語; 皇帝円舞曲; 「こうもり」序曲; 
美しく青きドナウ
以上 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
フランツ・ウェルザー=メスト指揮 12Pブックレット




<EINSATZ RECORDS>
EZCD 013 \2300
ラヴェル:弦楽四重奏曲 へ長調
ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調
パレナン四重奏団
往年のフランスの名カルテット、パレナン四重奏団のメイン・レパートリーで
あるラヴェルとドビュッシーの名作です。1969年のステレオ録音が名盤として
語り次がれていますが、この音源はそれより約20年近くも前の貴重なモノラル
録音です。最高の顔ぶれである当時のメンバーの流麗かつ精緻なアンサンブル
は実にパワフルで、後のステレオ録音では感じ取れない、一音一音の生々しさ
がダイレクトに迫りくる名演です。
原盤:仏PACIFIC LDP-F48からの復刻。
国内盤仕様…日本語帯付、裏面の曲目トラックリストも日本語併記 簡単な解
説も封入しております




<Brilliant Classics>
BRL 8900 \1650
ラフマニノフ(ヴァレンベルグ編):ピアノ協奏曲「第5番」
W.シュミット=レオナルディ(pf)
クチャル指揮、ヤナーチェク交響楽団
★世界初録音
ブリリアントレーベルでも優秀な演奏を多く残している、シュミット・レオナ
ルディとクチャル&ヤナーチェク響がブリリアント社の取り組んだ画期的な作
品に素晴らしい演奏で華を添えています。
●ラフマニノフ ピアノ協奏曲「第5番」発売に寄せて
ピーター・ヴァン・ヴィンケル-ブリリアント社 エグゼクティヴプロデューサー
ブリリアント社では、ラフマニノフ作曲 交響曲第2番をピアノと管弦楽用に編
曲するという企画を2000年から進めてきました。当時のクリスマス時期に思い
ついたものです。
この曲はラフマニノフの作品の中でも特に大きな一曲として有名です。
私は以前から、ラフマニノフを聴くとき、オーケストラなどの編成よりもピアノ
を連想します。ラフマニノフの音楽的な個性は器楽に向いていると考えます。
交響曲を聴くとピアノを連想し続けてしまうのです。こんな素晴らしい曲がピ
アノ曲として存在しないことは残念でなりませんでした。ラフマニノフが残し
たスコアを見て考えていくうちに異論を唱えている訳ではありませんが、何か
足りないのでは…と考えるようになったのです。…ピアノを入れてみるのはど
うだろうか…?
ベートーヴェンやチャイコフスキーの交響曲をこのように編曲するのは馬鹿げ
ていますが、ラフマニノフの交響曲第2番は違います。『正統な協奏曲』ではな
くても、例えばフィナーレの部分はピアノソリストの活躍が想像することがで
きます。私は美しくピアノが奏でる、そんな曲を完成させたいという夢をずっ
と描いていました。
その夢を実現させるためには、ピアニストと編曲者を探さなくてはなりません。
そこで、私の先生であるアレクサンダー・ヴァレンベルク氏にお願いすること
にしました。この曲のイメージを壊さずに新しい協奏曲という形にすることが
出来るのは、豊かな才能と想像力を持った彼しかいないと思ったのです。依頼
に対しヴァレンベルク氏は、『この提案は不可能であり、成功しないであろう』
とさえ言いました。しかしながら私の熱心な依頼を聞き入れ編曲にとりかかっ
てくださいました。私は、今までこれほど具体的にイメージしてプロデュース
したものはこれまでありませんでしたので、まもなく完成してくる作品には期
待と不安を持っていました。ところが、そんな心配をよそにヴァレンベルク氏
は私の目指すものがはっきり理解してくれていたのです。そして新たな形の作
品が誕生したのです。
バランスよくラフマニノフの独特のピアニズムを崩すことなく、どこまでもラ
フマニノフらしくピアノを中心に、そして技巧的に見事にアレンジしたのでし
た。それはコピーでもなく真似でもありません。新たなラフマニノフの姿を完
成させたのです。曲の最初から最後まで実に素晴らしいのです。
発売までには多くの時間がかかりましたが、作曲家の権利財団と孫のアレクサ
ンダー・ラフマニノフの許可を得ることができました。出版にはブージー&ホ
ークス社に協力を得ることもできました。
そして今ここに素晴らしい1曲を完成・発売することができることが大変喜ばし
く思います。




<ハノーヴァー音楽大学自主制作盤>
HMTH 0515 \2180
ワーグナー:「名歌手」前奏曲
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」2007年5月17日ライヴ録音
大植英次指揮
ハノーヴァー音大管
どちらも初登場のレパートリー。大植の日頃の表現からは想像もつかなかった
意外な演奏スタイルです。両曲ともに、これでもかと言う程、ゆっくりとした
テンポと重厚な表現で驚かされます。「悲愴」第1楽章は20分を超えております。
これは故朝比奈隆へのオマージュなのでしょうか。そんなことを想起してしま
う驚きの名演です。オーケストラもライヴだけに大熱演で、大植のエネルギッ
シュな指揮振りが目に浮かぶようです。録音はゼンハイザーの新製品マイクを
使用し、クリアで硬質な響きです。

●今回の新譜発売を機に旧譜のご注文もお受けいたします。この機会をお見逃し
なくご検討下さい

HMTH 0513 \2180
マーラー:交響曲第5番
2003年6月ハノーヴァー音大大ホールライヴ
大植英次指揮
ハノーヴァー音大管
ミネソタ管との凱旋公演でも取り上げた、マーラーの第5番は大植の切り札。
全曲を通じて70分強というかなりの快速です。びしっと引き締まった演奏です
が教条的な詰まらなさは皆無。その情熱的なアプローチは、とかく内省的演奏
に評価が偏りがちな状況に一石を投じるもので、若き日のメータを思わせる新
鮮でグラマラスなマーラー像を打ち出しております。

HMTH 0514 \2180
ショスタコーヴィッチ:交響曲第5番「革命」、
ベルク:ヴァイオリン協奏曲2006年5月26,27日
大植英次指揮
ハノーヴァー音大管、アンドレイ・ビエロフ(Vn)
大阪フィルでもショスタコーヴィッチを熱心に取組んでおりますが、畢生の名
作「革命」ライヴの登場は嬉しい限りです。そのエネルギッシュで華麗なサウ
ンドは正に新時代を代表するマエストロ大植の真骨頂。カプリングがベルクの
協奏曲というのも泣かせます。ソリストのビエロフは、1981年ウクライナ出身
でドイツに移住。ハノーヴァー国際コンクールで優勝。2002年のロン・ティボ
ー・コンクールでは2位という実力で、今年3月には来日公演も行っております。
アメリカ・ツアーではあのボルボがスポンサーとなっており、注目されていま
す。

HMTH 0500 \2180
ブラームス:ドイツ・レクイエム
リュッツ・コーラー教授指揮ハノーヴァー音大管
リュッツ・コーラー氏はハノーヴァー音楽大学指揮課教授。大植とともにドイ
ツを代表する音楽大学の教育指導に粉骨砕身しております。

HMTH 0501 \2180
ベートーヴェン:「エグモント」よりの音楽、交響曲第7番
リュッツ・コーラー教授指揮ハノーヴァー音大管
リュッツ・コーラー氏はハノーヴァー音楽大学指揮課教授。大植とともにドイ
ツを代表する音楽大学の教育指導に粉骨砕身しております。

HMTH 0502 \2180
ドヴォルザーク:交響曲第8番
ウェーベルン:夏の風の中で
リュッツ・コーラー教授指揮ハノーヴァー音大管

HMTH 0503 \2180
ハノーヴァー音楽大学ピアノ課教授による演奏
曲目、演奏家多数

HMTH 0504 \2180
シュッツ・ゼレンカ、ハイドン、メンデルスゾーン他収録曲多数
ハノーヴァー音楽大学室内合唱団

HMTH 0505 \2180
バルトーク:管弦楽のための協奏曲他
リュッツ・コーラー教授指揮ハノー ヴァー音大管

HMTH 0506 \2180
ケージ:ピアノ作品集
Music for Marcel Duchamp, Experience No.1 (for 2 Pianos),Two pieces,
Etudes Aus-trales no.1, Mysterious adventure, In a landscape,
Music for amplified toy pianos, Music of changes III, Dream,
The perilous night, No. 1, 2, 5, 6, 14.10.99 (Water Music),
Five, 0:00 Darl n Bakke . Martin D rrie . Bernd Goetzke.
Christof Keymer. Tim Ovens. Tatjana Prelevic . Gerrit Zitterbart
イェデ・メンゲ(P)

HMTH 0507 \2180
ヴィオレタ・ディネスク作品集
ルーマニア出身の女流現代作曲家の名作集

HMTH 0508 \2180
Klaus Becker - Oboe, Dag Jensen - Fagott, Andrea Lieberknecht - Fl te,
Zvi Meniker -Cembalo
バロック名作集
Telemann, Bach, Quantzの作品

HMTH 0509 \2180
ハノーヴァー音楽大学ジャズ課ビックバンド
ジャズ・ビックバンドの名曲

HMTH 0510 2枚組 \4360
ハノーヴァー音楽大学ピアノ課教授による演奏
収録曲目多数

HMTH 0511 \2180
ハノーヴァー音楽大学ジャズ合唱団
ジャズ合唱の名曲集

HMTH 0512 \2180
詳細不詳
詳細不詳

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08-02 No.3-1

2008年02月05日 19時23分34秒 | Weblog
●昨年ご案内いたしましたカラヤンEMIシリーズですが、今回限りの特別価格
を設定いたしました。入荷数に限りがございますので、予定数に達した場合は
特別価格は終了となります。お早めにご注文をお願いいたします。
※既にご注文いただいているお客様分は特別価格になります。

<EMI CLASSICS>
★HERBERT VON KARAJAN100TH ANNIVERSARY
CZS-5157662 6枚組 \2450
100ベスト・カラヤン
CD1:KARAJAN CONDUCTS MOZART
CD2:THE GREAT CONCERTOS
CD3:THE GREAT SYMPHONIES
CD4:KARAJAN CONDUCTS POPULAR ORCHESTRAL PIECES
CD5:KARAJAN IN THE THEATRE
CD6:VOCAL MUSIC
カラヤン指揮の100名曲のハイライト!
12Pブックレット、 マルチパック

CZS-5158632 5枚組 \2700
ベートーヴェン:交響曲全集(限定盤) (新リマスター)
カラヤン指揮、フィリハーモニアO
スター指揮者として鮮烈に登場したカラヤンの気迫に満ちた記念碑的録音で
す。28Pブックレット、クラッシュメル・ボックス

CZS-5120382(87CD+1CDROM) \21600
カラヤン/完全EMI録音第1集-管弦楽曲編(限定盤)
EMI初の完全全曲ボックス、1946年-1984年のEMI録音の全て登場
マリア・カラス/スタジオ・レコーディング・ボックス(70枚組)と同様の仕様
約320曲収録 100Pブックレット

CZS-5119732(71CD+1CDROM) \18900
カラヤン/完全EMI録音第2集ーオペラ、声楽曲編(限定盤)
EMI初の完全全曲ボックス、1946年-1984年のEMI録音の全て登場
マリア・カラス/スタジオ・レコーディング・ボックス(70枚組)と同様の仕様
約80曲。200Pブックレット

CZS-5160912 8枚組 \3650
カラヤン/グレート・レコーディングス(限定盤)
1970年代のベルリン・フィルとの録音を中心にまとめた絶頂期の名録音集
28Pブックレット、クラッシュメル・ボックス

CMS-5159342 2枚組 \2700
カラヤン/ザ・レジェンド
カラヤンの名曲、名演奏が楽しめるコンパクトな2枚組み
ラヴェル:ボレロ
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
シャブリエ:スペイン
チャイコフスキー:「悲愴」第2楽章
ビゼー:「アルルの女」より
マスネ:「マノン・レスコー」間奏曲
J.シュトラウスII:「こうもり」序曲
ベルリオーズ:ハンガリア行進曲
ウェーバー:「魔弾の射手」序曲
シューベルト「未完成」第1楽章
モーツァルト:交響曲第40番第1楽章; 
ワーグナー:「さまよえるオランダ人」序曲
スメタナ:モルダウ
シベリウス:悲しきワルツ
J.シュトラウスII:トリッチ・トラッチ
ドヴォルザーク:「新世界より」第4楽章
収録楽曲内容は既発売のCMS-5629902と同様です。
12Pブックレット、 マルチパック 両開きサックケース付き

=====================================================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<Glossa>
GCD 921614 2枚組 \3450
マラン・マレ(1656-1728):音楽悲劇《セメレ》(復元版全曲世界初録音)
シャノン・メルセル(ソプラノ)、ベネディクト・トラン(ソプラノ)、
ジャエル・アザレッティ(ソプラノ)、ヒョルディス・テボー(メゾソプラノ)、
アンデッシュ・J.ダーリン(テノール)、トマ・ドリエ(バリトン)、
リサンドロ・アバディ(バリトン)、マルク・ラボネ(バリトン)、
エルヴェ・ニケ(指揮)、コンセール・スピリチュエル
ヴィオールの巨星サント=コロンブから教えを受け、太陽王ルイ14世時代のフ
ランスで最高の宮廷ヴィオール奏者としての名声を得たマラン・マレ。
ヴィオールではなく、マレのオペラの作曲家としての名声を高める大きな要因
となった「アルシード」(1963)、「アリアーヌとバッカス」(1696)、「アルシ
オーヌ」(1706)に続く4作目にして最後の大作となった音楽悲劇「セメレ」。
プロローグと5つの幕で構成され1709年にパリで初演が行われた「セメレ」だが、
楽譜が完全な形で現存していなかったために「アルシーヌ」などの陰に隠れる
形でその全貌はベールに包まれてきた。
そこで一切の妥協を許さぬフランス・バロックの奇才エルヴェ・ニケが新たに
発見された楽譜を用いて復元と再構成に着手。そして2006年にフランスのボー
ヌで開催されたボーヌ・バロック音楽祭において「セメレ」復元版全曲の世界
初演という偉業が実現したのである!
またニケ&コンセール・スピリチュエルはコンサートでの初演だけでなく、フ
ランス・バロックに適した実力派のソリストたちを迎えてレコーディングに臨
むなど「セメレ」の復活に懸ける意気込みは凄まじいものがある。
フランス・バロックの開拓者ニケ&コンセール・スピリチュエルが音楽の歴史
に新たな1ページを刻む。
2007年2月、ノートル・ダム・デュ・リバン教会(パリ)での録音。

GCD P31904 \2300
ギョーム・デュファイ(c.1397-1474):
人にとって最もよきもの-モテット集第2巻 ――
人には平和が最高のもの/偉大なるヤコブをわれらに正しくたたえん/おお、
祝福されしセバスティアヌスよ/おお、聖セバスティアヌスよ/度量ある人々
の称賛を/めでたし、天の女王(I)/幸いあれ、乙女よ/神の教会の輝ける星
/このフィレンツェの町は/めでたし、天の女王(II)/おお輝きわたる宝石/
おお、イスパニアの後裔/キリストと生死を共にするヨハネ/めでたし、天の
女王(III)
ジュゼッペ・マレット(ディレクター)、カンティカ・シンフォニア
2005年にリリースされたモテット集の第1巻「クアドリヴィウム」(GCD P31902)、
2006年にリリースされた「シャンソン集」(GCD P31903)では、洗練された美し
いハーモニーによって新たなデュファイ象を打ち出したマレット&カンティカ
・シンフォニア。
大きな反響を呼んだ前2作の続編であると同時に、グロッサの「デュファイ三部
作」の完結編となるモテット集第2巻がいよいよ登場!
デュファイのモテットとシャンソンの作品集によって一気に檜舞台に躍り出た
カンティカ・シンフォニアは、ラ・ヴェネクシアーナの中心メンバーとして活
躍中のテノール奏者ジュゼッペ・マレットがディレクターを務めているイタリ
アのヴォーカル&器楽によるイタリアのアンサンブル。
中世&ルネサンス時代の作品の演奏と解釈に多方面から称賛の声が寄せられる
など、特にデュファイの作品を現代に伝える代弁者として急速に注目を集めて
いる。
またスペインのトップ・デザイナー、ヴァレンティン・イグレシアスによる斬
新なジャケット・デザインはもちろん今回も健在。
2005年-2006年、イタリアでの録音。




<PentaTone>
PTC 5186 308(SACD-Hybrid) \2850
J・ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73/同第3番へ長調Op.90
マレク・ヤノフスキ(指揮)、ピッツバーク交響楽団
2008年9月からはマンフレッド・ホーネックを音楽監督として迎える予定のピ
ッツバーク交響楽団。
アンドルー・デイヴィス、ヤン=パスカル・トルトゥリエと共に2005年から敷
いてきたトロイカ体制の集大成となるのが、このヤノフスキのタクトによるブ
ラームス・チクルスなのである。
ハインツ・ホール(ピッツバーク)でのライヴ録音。

PTC 5186 030(SACD-Hybrid) \2850
A・ブルックナー:交響曲第9番ニ短調
マレク・ヤノフスキ(指揮)、スイス・ロマンド管弦楽団
ヤノフスキが2005年より首席指揮者を務めているスイスの名門オーケストラ、
スイス・ロマンド管弦楽団との2枚目のリリースはブルックナーの交響曲第9
番!ヤノフスキはスイス・ロマンド管とのペンタトーン(PentaTone)デビュー
盤となった前作(PTC 5186 078)で敢えて巨匠アンセルメが得意としていたフラ
ンク&ショーソンを取り上げるなど、スイス・ロマンド管の新時代の構築に向
けた並々ならぬ意気込みを感じさせている。
今回新たに「交響曲第9番」でスタートするスイス・ロマンド管とのブルック
ナー・チクルスは今後数年かけて録音が進められていく予定となっており、
ヤノフスキの十八番であるブルックナーの解釈やオーケストラ・ビルダーと
しての手腕に注目が集まることは必至!
ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)での録音。




<Sterling>
CDS 1073-2 \2300
フランツ・クサヴァー・シュニーダー・フォン・ヴァルテンゼー(1786-1868):
序曲ハ短調/交響曲第3番変ロ長調《軍隊交響曲》
クリストファー・フィフィールド(指揮)、
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団
後期古典派から初期ロマン派にかけてのスイスで卓越した才能を発揮し、アル
ペンホルンのための独奏作品、優れた声楽作品を生み出すなど同国の音楽の
発展に大きな貢献を果たしたシュニーダー・フォン・ヴァルテンゼーの管弦楽
作品集。希望していたベートーヴェンへの弟子入りはかなわなかったが、一気
に頭角を現したシュニーダー・フォン・ヴァルテンゼーはスイスだけでなく
ウィーンとドイツにも足跡を残している。
典型的な初期ロマン派の作風を持ち、シューベルトとハイドンからの影響を感
じさせるシュニーダー・フォン・ヴァルテンゼーの管弦楽作品を南ドイツの名
門ヴュルテンベルク・フィルが現代に伝えてくれる。





<Pavane>
ADW 7521 \2250
A・ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第4番ホ短調Op.90《ドゥムキー》
B・スメタナ:ピアノ三重奏曲Op.15
トリオ・カルロ・ファン・ネステ
20世紀のベルギーを代表する世界的ヴァイオリン奏者カルロ・ファン・ネステ
がリーダーを務めていた「トリオ・カルロ・ファン・ネステ」の名称をベルギ
ー女王から授けられ、2005年に誕生した新生「トリオ・カルロ・ファン・ネス
テ」。
ベルギーを拠点に活躍するピアノのセバスティアン・リエナール、ヴァイオリ
ンのノエ・イマイ、チェロのアレクサンドル・ドゥブリュの3人がアンサンブ
ルの名に相応しい貫禄十分の演奏を披露。ボヘミア楽派の情景に満ちあふれた
ドヴォルザークとスメタナは、新たな時代の到来を確実に感じさせてくれる演
奏である。2007年6月の録音。

ADW 7518 \2250
ロバート・ヤンセンス(1939-):室内楽作品集 ――
チェロ・ソナタ/フルート・ヴァイオリンとチェロのための《シルバー・トリ
オ》/フルートとギターのための《主題と変奏》/ピアノのための《Jaire》
/バスーン・ソナタ/フルート、クラリネット、ホルンとファゴットのための
《カンヴァセーション》
アレクサンドル・ドゥブリュ(チェロ)、
セバスティアン・リエナール(ピアノ)、マーク・グローウェルズ(フルート)、
アンドレ・シヴィ(ヴァイオリン)、イヴ・ストームス(ギター)、
ヨーコ・キクチ(ピアノ)、ピエール・オリヴィエ・マルテンス(バスーン)、
レオナルド・アングラーニ(ピアノ)、グィ・ファン・ワース(クラリネット)、
クロード・モーリー(ホルン)、ユーグ・ケステマン(ファゴット)
ベルギー作曲家協会、ベルギー・ロイヤル・アカデミー、ブリュッセル王立音
楽院などからその功績に対して多くの表彰を受けてきたベルギーの重鎮作曲家
ロバート・ヤンセンス。
ソナタからデュオ、木管四重奏などの室内楽作品を集めたこの作品集では、ベ
ルギーのトップ・アーティストであるフルートのグローウェルズ、ベルギーで
活躍するヴァイオリンのシヴィ、ヨーコ・キクチなど実力者たちによってヤン
センスの作品が演奏されている。

ADW 7519 \2250
ロバート・ヤンセンス:協奏曲集 ――
クラリネット協奏曲/ホルン協奏曲第1番/ヴァイオリン協奏曲第2番/
ホルン協奏曲第2番/ファゴット協奏曲
ロナルド・ファン・スパンドンク(クラリネット)、
フランシス・オルヴァル(ホルン)、アンドレ・シヴィ(ヴァイオリン)、
ユーグ・ケステマン(ファゴット) 、
ロバート・ヤンセンス(指揮)、
ブリュッセル・シンフォニック・アンサンブル、他
ロバート・ヤンセンス2枚目の作品集は管楽器、弦楽器のための協奏曲集。
BBCニュー・ジェネレーション・アーティストにも選出されたクラリネットの
スパンドンクや、グリュミオーとのブラームスのホルン三重奏曲で知られるオ
ルヴァルなど、強力なソリスト陣が高度な技巧を要するヤンセンスの協奏曲で
見事なパフォーマンスを展開している。





<BNL>
BNL 112922 \2250
ゲオルク・ムファット(1653-1704):
シャコンヌ、パッサカリア、新しきサイクロプスのハーモニー
ヨハン・ハインリッヒ・シュメルツァー(1623-1680):
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第1番-第6番
アンサンブル・クロマティカ
ともに17世紀ウィーンの宮廷で活躍したシュメルツァーとムファット。シュメ
ルツァーの6曲のソナタは、ヴァイオリンとリュート、オルガンのために書か
れおり、3つの声部が絡み合うことによって生まれる音楽が安らぎを与えてく
れる。フランス、イタリアの様式を取り入れたムファットのオルガン作品も優
れた技法が発揮されている。

BNL 112924 \2250
G・ビゼー:
喜歌劇《ミラクル博士》/ボヘミアの風景/序曲イ長調/スケルツォ
オルガ・パシシュニク(ソプラノ)、ヒョルディス・テボー(メゾソプラノ)、
ヤニス・クリストプーロス(テノール)、
ピエール=イヴ・プルヴォー(バリトン)、
ディディエ・タルパン(指揮)、ルブリン・フィルハーモニー
ビゼー18歳の作品でありオッフェンバック主催の懸賞で一等賞に輝き、その後
の飛躍を予感させたオペレッタ「ミラクル博士」を含むレアなレパートリーを
収録。ビゼーは「カルメン」や「アルルの女」だけの作曲家ではないというこ
とをポーランドのオーケストラの演奏で証明してくれるユニークなアルバムと
なっている。





<Hortus>
HORTUS 016 \2250
サン=サーンス-オルガン作品とモテット集Vol.4 ――
C・サン=サーンス:
幻想曲第2番変ニ長調Op.101/白鳥(ギルマン編)/オラトリオ《ノアの洪水》
-前奏曲(ギルマン編)/前奏曲とフーガ第3番ハ長調Op.109-3/即興曲第1番
ホ長調Op.150-1/糸杉と月桂樹Op.156/即興曲第2番ロ短調Op.150-2/前奏曲
とフーガ第2番ト長調/幻想曲第1番変ホ長調
ヴァンサン・ジャンヴラン(オルガン)
サン=サーンスのオルガンとモテットをテーマとした作品集の追尾を飾る第4
巻。サン=サーンスのオリジナルにギルマン編曲の2曲を加えた9作品で、スペ
インのアスコイティア、ラトヴィアのリーガ、フランスのパリの教会や寺院に
設置された3種類のオルガンを使い分けている。1998年の録音。

HORTUS 017 \2250
ロイク・マリー(1947-):バイロイトへの回帰
ロイク・マリー(オルガン)
パリ国立高等音楽院などでメシアンやファルシネリ、リュエフといった現代フ
ランス音楽界の看板たちから作曲とオルガンを学んだロイク・マリー。「バイ
ロイトへの回帰」はワーグナーの作品の主題を題材としたオルガンのための即
興作品である。1998年の録音。

HORTUS 027(特別価格) \1650
トン=ツァ・ティエ(1933-):仏陀の微笑
ジョエル・スービエット(指揮)、レゼレマン室内合唱団
「仏陀の微笑み」はパリ音楽院でジャン・リヴィエとアンドレ・ジョリヴェに
作曲を師事したベトナムの作曲家トン=ツァ・ティエが、8世紀詩人の王維な
どの詩を題材とした生み出した合唱作品。

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08-02 No.3-2

2008年02月05日 19時23分00秒 | Weblog
<Cybele>
Cybele 550.301 \2250
C・ライネッケ:子供のための歌曲全集第1巻
カロリーネ・メルツ(ソプラノ)、マルタ・マルケス(メゾソプラノ)、
トーマス・レアンダー(ピアノ)
ゲヴァントハウス管の指揮者、ライプツィヒ音楽院の院長などの要職を歴任し
たハンブルク(旧デンマーク領)アルトナ生まれのライネッケ。105曲という膨
大な曲数を収めた「子供のための歌曲」は親しみやすい曲想を持っており、短
い作品の中にライネッケ特有の美しい旋律が凝縮されている。

Cybele 550.302 \2250
C・ライネッケ:子供のための歌曲全集第2巻
カロリーネ・メルツ(ソプラノ)、カロラ・グーバー(メゾソプラノ)、
トーマス・レアンダー(ピアノ)
続いて第2集。フルート・ソナタ「水の精」などの名作を書き上げたライネッ
ケは、その生涯に1000曲を上回る作品を作曲したと言われており、その中でも
歌曲がこれだけまとまったアルバムは珍しい。マリンバ版バッハの無伴奏チェ
ロ組曲などを世に出したシベーレ(Cybele)ならではの好企画!





<Syrius>
SYR 141394(CD+dts) \4500
J・S・バッハ:
トッカータとフーガ 二短調/わが心からの望み/目覚めよ、わが心よ/最愛
なるイエス/汝らキリスト者、こぞりて神をたたえよ/シュープラー・コラー
ル集/トッカータとフーガ ヘ長調
ピエール・バルドン(オルガン)
フランスのベテラン・オルガニスト、ピエール・バルドンが地下礼拝堂に納め
られているマグダラのマリアの聖遺骨でその名を知られるフランスのサン・マ
キシマンのオルガンで奏でたバッハの作品集。バルドンはアルバムの中で2つの
トッカータとフーガとコラール集を対比させている。2005年10月の録音。
(このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。
/dts盤は専用の再生機器でないと再生することができません。ご注意下さい)

SYR 141368 \2250
イギリスのオルガン作品集Vol.1 ――
S・ウェスリー:コラール・ソングとフーガ ハ長調
C・H・パリー:コラール前奏曲
H・ブリューワー:英雄的行進曲
N・コッカー:チューバ・チューン
H・ハウエルズ:狂詩曲第3番
G・S・ボール:悲歌
P・ホワイトロック:プリマス組曲
J・ホーズ:スケルツォ&メヌエット
K・レイトン:賛歌
マッシモ・ノゼッティ(オルガン)
ロンドンのホーリー・トリニティ教会にあるグランド・オルガンを演奏に使用
した本格的なイギリス作品集。この第1集にはモーツァルトと同世代のウェスリ
ーからレイトンといった19世紀-20世紀の作曲家たちによるオルガン作品を収録
している。2001年9月の録音。

SYR 141366 \2250
D・ブクステフーデ:オルガン作品集Vol.4 ――
前奏曲嬰へ短調BuxWV.146/ああ主よ、哀れな罪人なるわれをBuxWV.178/
前奏曲ホ短調BuxWV.143/コラール《アダムの罪によりすべてはそこなわれぬ》
BuxWV.183/シャコンヌ ハ短調BuxWV.159/コラール《ああ主なる神よ》
BuxWV.177/前奏曲ト短調BuxWV.150/コラール《わが許に来たれ、かく神の子
は語り》BuxWV.201/前奏曲ト長調BuxWV.147/コラール《わが愛する神に》
BuxWV.179/カンツォネッタ ホ短調BuxWV.169/コラール《われ神より離れじ》
BuxWV.220/コラール《われ神より離れじ》BuxWV.221/トッカータ ヘ長調
BuxWV.156/コラール《主イエス・キリストよ、我は知れり》BuxWV.193/
前奏曲ヘ長調BuxWV.144/カンツォネッタ ト短調BuxWV.173/カンツォネッタ
ハ長調BuxWV.167/カンツォネッタ イ短調BuxWV.225/カンツォネッタ ト長調
BuxWV.172/前奏曲ホ短調BuxWV.142
ヘルガ・シャウエルテ(オルガン)
バロック時代の北ドイツ・オルガン楽派最大の巨匠、ブクステフーデのオルガ
ン作品集第4巻は、ベルリン南部の街ルッカウにあるクリストフ・ドナト製作の
歴史的な芸術品とも言えるグランド・オルガンによる演奏。2001年9月の録音。





<Ostblocket>
OBL 003 \2300
オストブロケット-ギフト ――
V.D./ヘイ・ソ・ランゲ/リレ・ヴァン/ウスティ・ウスティ・バボ/ハッピ
ー・コセク/コックム・キオチェク/ミシュ・ファディラク/ミネト・アヴ・
エット・アナート・ランド/スル・コセク/スヴェリゲ‐ルマニエン,エト・
リカ/ヴァンピレン/マネン・フロン・ザラゴザ/テュティ・フルティ/
アモーレ
ソフィア・バーグ=ボーム(ヴォーカル)、オストブロケット
力強く、また艶やかな女性ヴォーカル、「バーグ=ボーム」のヴォーカルとス
ウェーデンのジプシー・ブラス・バンド「オストブロケット」とのコラボレー
ションがアルバムの中心となっており、ジプシー、東洋、クレツマー、ブルガ
リアの音楽などの要素を取り入れた民族色の色濃いパフォーマンスが満載!
どちらかと言えばワールドミュージックのカラーが強いアルバムだが、冒頭の
「V.D」などではオストブロケットが単独で超絶テクニックを炸裂させるなど聴
きどころは尽きない。ワールミュージックとブラス。血潮が沸き立つ興奮のク
ロスオーバー・アルバムがスウェーデンから登場!





<Vanguard Music Boulevard>
VMBCD 105 \2300
アンナ=レナ・ラウリン:沈黙からの小品/弦楽四重奏曲第1番
ペア=オット・ヨハンソン(指揮)、
マルメ歌劇場管弦楽団、アニアラ弦楽四重奏団
スウェーデン南部のハルムスタッドで生まれたラウリンはモナコで行われたジャ
ズの国際作曲家コンクールで3位入賞を果たし、ジャズ・ミュージシャン、ヴォ
ーカリストとして活躍を続けアルバムのリリースも手懸ける女流アーティスト。
日本風の旋律やジャズのテイストが盛り込まれた「沈黙からの小品」は、ラウ
リンのクラシック・コンポーザーとしての才能と可能性を窺い知ることができ
る興味深い管弦楽作品である。





<Bluebell>
ABCD 106 \2300
偉大なるスウェーデンの歌手たち-ヨエル・ベリルンド(1937-1959) ――
W・ステンハーマル:
《フローレスとブランセフロール》- Nar Aftonrodna'n...*
R・ワーグナー:
楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》-
にわとこの花が何とかぐわしく*、さて!さて!
M・ムソルグスキー:歌劇《ボリス・ゴドゥヌフ》-Dostig Ya Vyshey Vlasti*
J・ブラームス:《ドイツ・レクイエム》-主よ、わが終わりと*
T・ラングストレム:
《古きスウェーデン》-Skytteln ska ga*、《王の花嫁》-Hor nu Lilla barn*
G・ロッシーニ:歌劇《セヴィリアの理髪師》-かげ口はそよ風のように*
W・A・モーツァルト:
歌劇《フィガロの結婚》-3尺4尺5尺、奥様がお呼びの時は、もし殿様も踊りな
さるなら
L-E・ラーション:Jag Har En Borg Som Skimrar*
R・ワーグナー:楽劇《ワルキューレ》-ローゲよ聞け!*
ヨエル・ベリルンド(バス・バリトン)
20世紀のスウェーデンを代表するバリトン奏者、ヨエル・ベルリンドの歴史的
録音集。*=は初出音源。1937年-1959年の録音。





<Romeo & Julia Koren>
RJ 007 \2300
うるわしの乙女 ――
G・ド・マショー:Dame se vous m'estes
作曲者不詳(15世紀):Pusique je suy amoureux de vous
C・ジャヌカン:ある日奥さんが眠っていた時
ジョスカン・デ・プレ:はやく私にキスしておくれ、スカラメッラ
C・ジャヌカン:ヴェルノンの粉ひき娘は、愛と死と人生は
J・ダウランド:来たれ深き眠り、羊飼いが木蔭で
J・ファーマー:美しいフィリス
作曲者不詳:Amor Mi Fa Cantar A La Francesca、Eh vatene segnor mio
J・バスケス:De los akamos vengo
T・スザート:パッサ・メディオ
ベノワ・マルンベリ(指揮)、
ロメオ&ジュリエット合唱団、ピエール・ノルダール(リュート&打楽器)、
ラウリ・アンティラ(ダブル・ベース)
ストックホルムを拠点に活動中のマルンベリ&ロメオ&ジュリエット合唱団が
アレンジを施したマショーやジョスカン、ダウランドなど14世紀-16世紀の作品
集。思わず耳を傾けてしまう創造性豊かなアレンジと絶妙のハーモニー特徴的。





<nosag records>
nosag CD2126 2枚組 \4600
ラウディスラウス・ホラティウス:作品集 ――
ジャーニー・トゥ・ディス/瞑想曲/トランスムテイション/スターネンモー
ラル/リメンバー・モーツァルト/67%スウィング/ウィーン・ウィーン/ディ
ヴェルティメント/ミラージュ/他
ラウディスラウス・ホラティウス(ピアノ&シンセサイザー)、
ダン・ラウリン(リコーダー)、マグヌス・ラニング(チェロ)、
ストックホルム・ストリング・アンサンブル、他
スウェーデンの音楽学者ラウディスラウス・ホラティウスの作曲家としての一
面を記録した作品集。作品、演奏だけでなくDVDサイズのケースと同サイズの
ブックレットも音楽学者らしい独特の仕上がり。




<Euridice>
EUCD 40 \2300
影の歌 ――
オレ・オルセン(1850-1927):ユーモレスク、山にて、イルメリンの薔薇
ゲルハール・シュルデルプ(1859-1933):五月、我が人生、ブラーマンを求めて
カタリヌス・エリング(1858-1942):
素晴らしき五月に、彼女の絵、毎晩私はあなたに会う、
アグネス, 私の美しき蝶々
ヨハンネス・ホールクロウ(1847-1925):
ハウケリのカッコー、愛の強さ、赤い薔薇と、トラの歌
アーネ・アッゲン(1881-1955):ポピュラー、若さ、スールファーゲル
ヤルマール・ボルクストレム(1864-1925):
フィドラー、小さな少女、ギリュウモドキ、つばめ、あなたは私の心を撫でる、
私が聖母マリアを夢で、夕暮れの歌
ヒルデ・ハラルドセン・スヴェーン(ソプラノ)、
ハーラル・ビョルコイ(テノール)、
シグネ・バッケ(ピアノ)、
ジャン・ホフデン(ピアノ)
19世紀後半から20世紀前半にかけてオペラ作曲家としてその名を馳せた6人のノ
ルウェーの作曲家による歌曲集。2001年のノルウェー王立歌劇場にデビュー以
来、目覚しい活躍を見せるスヴェーンと、経験豊富なベルゲン大学グリーグ・
アカデミー教授のビョルコイがノルウェーの歌曲を歌う。

EUCD 41 \2300
フルートとギターのための音楽 ――
カーステン・ブルスタッド(1959-):
小組曲/共謀/キメラ/蓮華/プロトラクトゥス/ジェントル・タッチ/
夜明けがすべてを課すならば
マリアンヌ・アーラム(フルート)、
ゲルムント・ティトルスタッド(ギター)
トロムソ音楽院、マルメ音楽院でフルートを学び現在はフリーランスとして活
動中の女流奏者アーラムと、ノルウェーやイギリスで研鑽を積んできたギタリ
スト、ティトルスタッドによるデュオ・アルバム。息もピッタリのコンビネー
ションで新たなレパートリーを披露してくれている。

EUCD 42 \2300
1723年のオルガン ――
J・P・スヴェーリンク:われらに御子が生まれたもう
D・ブクステフーデ:
トッカータ ト長調BuxWV.165、フーガ ト長調BuxWV.175、コラール《いかにう
るわし暁の星》BuxWV.223、カンツォーナ ハ長調BuxWV.166、フーガ変ロ長調
BuxWV.176、前奏曲とフーガ ト短調BuxWV.163
G・ベーム:3つのパルティータ
W・ボイス:ヴォランタリー ニ長調
J・S・バッハ:パストラーレ ヘ長調BWV.590
ビョルン・ボイセン(オルガン)
18世紀当時はトーテン・ホフ教会に設置されており、現在はノルウェー民族博
物館に所蔵されている歴史的オルガンの演奏による作品集。




<Bergen Digital>
BD 7054CD \2300
オヴェ・クリスティアン・サンドベリ:
合唱とオルガンのためのカンタータ《La Livets Kilde Rinne》/他
マグナル・マンゲルスネス(指揮)、ベルゲン大聖堂聖歌隊
現代ノルウェーの作曲家サンドベリのオルガンと合唱を効果的に用いた荘厳な雰
囲気を持った合唱作品集。ベルゲン大聖堂聖歌隊の神秘的な歌声が印象に残る。

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08-02 No.2

2008年02月01日 19時15分07秒 | Weblog
<BBC LEGENDS>
BBCL 4232 \2180
ステレオ
マーラー:交響曲第9番ニ長調
クルト・ザンデルリング(指)BBCノーザンSO.
録音:1981年2月21日マンチェスター、BBCスタジオ7(ライヴ)
2002年5月の引退表明からはや5年あまりを経過したいまもつぎつぎとライヴが
発掘され、その人気が衰えることを知らない‘最後の巨匠’クルト・ザンデル
リング。このたびBBC LEGENDSより正規のリリースでは4種目となるマーラーの
第9番が登場します。この作品に対するザンデルリングの思い入れの深さは、手
兵ベルリン響(79年)やフィルハーモニア管(92年)とのスタジオ録音、BBCフィル
とのライヴ盤(82年・廃盤)からもうかがえます。
おそらくはライヴという条件がプラスに働いているのでしょう。BBCノーザン響
とのライヴも破格のスケールとなんとも有機的な音の溶け合いに、ザンデルリ
ングの決定盤との呼び声が高いBBCフィル盤をほうふつとさせる内容となってい
ます。情緒型のアプローチとは方向性もまったく異なるザンデルリングの冷徹
なるマーラー。聴きこむほどに彼岸のひびきを感じさせる不思議な演奏です。

BBCL 4229 \2180
ステレオ
(1)ロック:国王陛下のサックバットとコルネットのための音楽
(2)シューマン:交響曲第1番変ロ長調Op.38「春」
(3)ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73
イシュトヴァン・ケルテス(指)ロンドンSO.
録音:(1)(3)1966年2月15日(2)1965年11月30日
以上ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)
LSO第10代首席指揮者ケルテスがその在任中(1965-68)におこなった興味深いラ
イヴ集。かれに対するLSOの信頼が厚かったことはつとに知られ、そのことは
シューベルトの「未完成」やドヴォルザークの第6番(66年ライヴ・AN.4100)で
もはっきりと確かめられますが、ここでも気力の漲った音楽運びがまことに壮
快。ことにシューマンは初レパートリーとなるためたいへん貴重です。さらに
また、チャールズ2世の戴冠式のために書かれたとされるロックでは、LSOご自
慢のブラス・セクションの輝かしいサウンドが耳に残ります。

BBCL 4233 \2180
ステレオ
(1)R=コルサコフ:序曲「ロシアの復活祭」Op.36
(2)ラフマニノフ:交響曲第1番ニ短調Op.13
(3)プロコフィエフ:戦争終結に寄せる頌歌Op.105
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)BBC SO.
録音:(1)1979年8月31日(2)1979年8月23日(3)1978年10月11日
以上、すべてロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)
すべてBBCアーカイヴ音源からの復刻。ロジェストヴェンスキーが第8代首席指
揮者(1978-81)を務めたBBC響とのライヴは、十八番のロシアものばかりを集め
たきわめつけの内容です。まさに指揮者として絶頂期に差し掛かっていたころ
で、アルバム一曲目R=コルサコフから目もくらむような華麗なるサウンドが大
爆発。ラフマニノフはLSOとの第2番がすばらしかっただけにおおいに期待され
るかたも多いはず。ソビエト国立文化省響との録音(84年)もある「戦争終結に
寄せる頌歌」は、第2次大戦終結時に政府におもねって書かれましたが失敗に
終わったいわくつきの作品。さらに、コントラバス8本、ハープ8台、ピアノ4台、
吹奏楽編成のブラス・セクション、打楽器と巨大な編成を擁することもあって
滅多に聴く機会もありませんが、それにしてもこの演奏はじつに痛快で立派。

BBCL 4231 \2180
ステレオ
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」
(2)ガーシュウィン:ピアノ協奏曲ヘ調
シューラ・チェルカスキー(P)
(1) ロナルド・ゾールマン(指)BBCスコティッシュSO.
(2) ヴァーノン・ハンドリー(指)BBC SO.
録音:(1)1992年1月29日エジンバラ、アッシャー・ホール(ライヴ)
(2)1985年9月14日ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)
19世紀の流れを汲む最後のヴィルトゥオーゾ、チェルカスキー。これまでに
BBC LEGENDSでは5枚のアルバムを数えることからも根強い人気がうかがえます。
ノリのよさが天下一品のガーシュウィンは、曲調も相俟って文句のない出来栄
え。いっぽうで古典派作品は不向きとの評を抑えて、「皇帝」はたいへんロマ
ンチックなピアノが聴けるところがチェルカスキー流。ちょっとほかでは聴い
たことのない味わいです。ともに録音状態が良好なのもうれしいポイント。

BBCL 4230 \2180
ステレオ
(1)カザルス:プレリュード
(2)ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
(3)バッハ / リスト編:前奏曲とフーガ イ短調BWV.543
(4)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調KV.332
(5)ヴィラ=ロボス:満ち潮 / だれでも通るこの橋
(6)ショパン:マズルカ変ロ短調Op.24-4
(7)同:マズルカ ハ長調Op.56-2
(8)メンデルスゾーン:無言歌ハ長調「紡ぎ歌」Op.67-4
ミエチスワフ・ホルショフスキ(P)
録音:(1)(2)1984年6月9日(3)-(8)1987年6月21日以上オールドバラ(ライヴ)
伝説とまで謳われたカザルス・ホールでのライヴが行われたのが1987年12月9日。
これより半年ほど前、ホルショフスキがおこなったオールドバラでのリサイタ
ルは、その東京公演と同じ年ということもあり、モーツァルト、ヴィラ=ロボ
ス、メンデルスゾーンとプログラムが重なりますが、それにしても美しい。こ
こに聴く奇跡のようなピアノはどれもこれももはや尽くす言葉がありません。
アルバム前半のカザルスとショパンのソナタは、既出「子供の領分」
(BBCL.4203)と同日のライヴ。カザルスの曲を取り上げているのが、ふたりの
ゆかりの深さをあらためて思い起こさせます。音楽好きの静かな感動を呼ぶ
一枚。




<EUROARTS>
30 56808(DVD-Video) 2枚組 \4250
字幕:英・独
(1)ワーグナー:「パルジファル」第1幕前奏曲
(2)ベルク:管弦楽のための3つの小品Op.6
(3)マーラー:カンタータ「嘆きの歌」(1880年原典版)
[ボーナス]
・ ユロフスキのインタヴュー
・ 演奏風景集
マリソル・モンタルヴォ(S)
ヘドヴィグ・ファスベンダー(Ms)
マイケル・ヘンドリック(T)
アンソニー・マイケルズ=ムーア(Br)
ウラディーミル・ユロフスキ(指)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
収録:2007年9月19日
ロンドン、サウスバンク・センター、
ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)
1972年モスクワ生まれ、2007年9月よりロンドン・フィル第11代目の首席指揮者
に就任して、いま話題の指揮者ウラディーミル・ユロフスキ。就任後初のシー
ズンに手兵を率いて、改修後初となる本拠ロイヤル・フェスティヴァル・ホー
ルでおこなったライヴの模様を完全収録。
ただものではないということを予感させるようにクセのあるプログラムがなら
ぶなかで、メインの「嘆きの歌」。大幅な改訂が加えられるなどの紆余曲折を
経たとはいえ、交響曲と歌曲がたがいに重要なポジションを占めるマーラーの
デビュー作。ユロフスキがロンドン・フィルとのスタートに取り上げたのも、
自身のキャリアにおける出発点に重ね合わせてのことかもしれません。ここで
はカットされた第1曲を戻して3部構成とした初稿による演奏。ユロフスキは気
鋭という形容こそふさわしく、今後このコンビによるマーラー・チクルスの実
現にも大いに期待をつなぐ出来栄えとなっています。なお、ボーナス・ディス
クにはユロフスキのインタヴュー(50分)と演奏風景を収録。指揮者の位置に備
え付けたカメラにより、さながらオケの一員であるかのような気分を味わうこ
ともできます。

20 54414(HD DVD-VIDEO) \4550
字幕:英・独・仏・西
マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」
ディアナ・ダムラウ(S)
ペトラ・ラング(Ms)
ピエール・ブーレーズ(指)
ベルリン国立歌劇場合唱団
シュターツカペレ・ベルリン
収録:2005年3月26-27日
ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
ブーレーズの「復活」ライヴが高品位フォーマットHD DVDでリリース。生演奏
以上に生々しく、才色兼備のダムラウもずっと身近に感じられるのは、1080と
いう圧倒的な高画素数だからこそ。ということで、とことん絵と音にこだわり
抜きたいという方への福音といえるソフトです。




<united archives>
UAR 026 \1650
モノラル
シューベルト:
(1)ピアノ五重奏曲イ長調D.667, Op.114「ます」
(2)弦楽五重奏曲ハ長調D.956, Op.163
(1)ミエチスワフ・ホルショフスキ(P) ジョルジュ・E・モルー(Cb)
(2)ベナー・ハイフェッツ(Vc)
ブダペスト四重奏団
[ヨーゼフ・ロイスマン、アレクサンダー・シュナイダー(Vn) ボリス・クロ
イト(Va) ミッシャ・シュナイダー(Vc)]
使用楽器:ストラディヴァリウス(ガートルード・クラーク・ウィットール寄贈)
録音:(1)1950年5月8日ワシントン、アメリカ議会図書館、クーリッジ・オー
ディトリアム
(2)1941年9月16日ニューヨーク、リーダークランツ・ホール
極上のリマスタリングと的確なリリースで着実にファンのこころを掴み、ヒス
トリカル復刻の風雲児となりつつあるユナイテッド・アーカイヴス。ベスト・
セラー、ベートーヴェン全集(UAR.001)以来のレーベルの顔、ブダペスト四重奏
団のシューベルトが登場します。
録音が行われた1950年代はじめ、アンサンブルがすべてにおいて類例をみない
ほどの高みに達していたといわれるブダペスト四重奏団の「ます」。ゲストも
申し分なく豪華でボストン響のモルーに、ピアノにはカザルスとのコラボでも
絶妙なニュアンスを聴かせたホルショフスキ。このブダペスト絶頂期を代表す
る名録音はすでにBiddulphでも復刻されているとはいえ、止めを刺すのはユナ
イテッド・アーカイヴスのリマスタリング。そして、かのコーリッシュ四重奏
団創設時のメンバーであり、渡米後はブダペストの共演も数多いB.ハイフェッ
ツを迎えた弦楽五重奏は、ようやく初CD化となるためさらに貴重。
画期的ともいえる各パートのバランスのとれた音楽運びに、19世紀来のロマン
チックな歌いまわしにおぼれることなく、いわゆる新即物主義的なスタイルで
弦楽四重奏演奏に革命をもたらしたブダペスト四重奏団の至芸。ユナイテッド
・アーカイヴスの決定打によって不滅の輝きを放ち続けることでしょう。




<harmonia mundi>
HMU 807470(SACD-Hybrid) \2500
ベートーヴェン:
(1)交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
(2)12のコルトルダンス WoO 14
(3)バレエ「プロメテウスの創造物」Op.43 よりフィナーレ
アンドルー・マンゼ(指)
ヘルシンボリ交響楽団
なんとも驚きのリリース。古楽演奏からモダンへと活動の場を広げていった先
人はガーディナー、アーノンクールと数知れませんが、ついにわれらがマンゼ
も名乗りをあげました。2006年に首席指揮者に就任したヘルシンボリ響を率い
ての「エロイカ」が登場です。
颯爽としたテンポが作りだす無類の格好よさ。いたずらに重くなりすぎず引き
締まった葬送行進曲。フィナーレでは変奏ごとのゆたかな表情もまた魅力的。
カップリングはこの「エロイカ」のフィナーレの主題つながりで、「プロメテ
ウスの創造物」のフィナーレと同主題を第7曲目に使ったコルトルダンス。
マンゼみずからがバロック・ヴァイオリンを駆るときにみせる、音楽にとびき
りみずみずしくフレッシュないのちを吹き込む作業は、モダンオケを振っても
すこしもかわるところがありません。これは注目度満点のアルバムといえましょ
う。




<naive>
V 5122 \2280
(1)フランク:ヴァイオリンソナタ イ長調
(2)ショスタコーヴィチ:ヴァイオリンソナタ Op.134
セルゲイ・ハチャトリャン (Vn)、ルシーネ・ハチャトリャン (Pf)
アルメニア出身の天才ヴァイオリニスト、ハチャトリャン待望の第3弾はフラン
クとショスタコーヴィチの名作ソナタ。演奏者に深い精神性が求められるフラ
ンクと、内面的に屈折した炎が燃えるショスタコーヴィチという難物2篇を22歳
のハチャトリャンが驚くべき成熟ぶりで再現。艶のある美音、異常なまでの集
中力と激しさ、さらにフレッシュな感性と、いかなる巨匠にも負けぬ世界を創
りあげています。実姉ルシーネの好サポートも聴きものです。





<BIDDULPH>
80223 2枚組 \3960
シューベルト:
弦楽四重奏曲 第13番イ短調 D.804
弦楽四重奏曲 第14番ニ短調 D.811「死と乙女」
弦楽四重奏曲 第15番ト長調 D.887
ピアノ五重奏曲 イ長調 D.667「鱒」
ブダペスト弦楽四重奏団、
ジョルジュ・モロー(Cb)、
ミエチスラフ・ホルショフスキー(Pf)
録音:1953年、
復刻エンジニア:デイヴィド・ハーマン
好評をいただいておりますブダペスト弦楽四重奏団の復刻シリーズ。2枚のベー
トーヴェンやモーツァルトに続き今回はシューベルトの名作「鱒」や「死と乙
女」を含む2枚組です。1953年のこれらの録音が全て復刻されるのは初めて、と
のこと。「鱒」では名ピアニスト ホルショフスキーをフィーチャーしておりま
す。

80227 \1980
ブラームス:
(1)弦楽五重奏曲 ヘ短調(原曲:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 Op.34 セバスティアン
・ブラウンによる復元)
(2)ピアノ三重奏曲第1番 ロ長調 Op.8
アマティ・チェンバー・プレイヤーズ〔イゴール・グルップマン(ヴァイオリ
ン),スティーヴン・スミス(ヴァイオリン),ヴェスナ・グルップマン(ヴィオ
ラ),サイモン・モリス(チェロ),ジョン・ヒーライ(チェロ),レオ・デボネ
(ピアノ)〕
録音:1997年
何も知らずにこのCDを聞き始めたブラームス・ファンは、様子がおかしいこと
に驚くだろう。曲は有名なヘ短調のピアノ五重奏曲だが、肝心のピアノがいつ
までたっても聞こえない…。実はここで演奏されているのは、弦楽五重奏曲の
復元版である。ブラームスはこの曲を元々弦楽五重奏曲(ヴァイオリン×2、ヴィ
オラ、チェロ×2)として作曲を始めたのだが、その後考えを変えて2台のピアノ
のためのソナタ ヘ短調 Op.34bとして完成させ、その後さらにピアノ五重奏曲
に直したのである。セバスティアン・ブラウンによる復元は、単なる編曲では
なく、資料を駆使してブラームスのオリジナルに迫ろうという緻密な仕事であ
る。ピアノ三重奏曲第1番ともども、アマティ・チェンバー・プレイヤーズの
豊かな歌い口の演奏も素晴らしい。

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08-02 No.1-1

2008年02月01日 19時14分41秒 | Weblog
<Glossa>
GCD 921203 2枚組 \3450
A・ヴィヴァルディ:12のトリオ・ソナタ集Op.1
エンリコ・ガッティ(ヴァイオリン)、
アンサンブル・アウローラ〔ロゼッラ・クローチェ(ヴァイオリン)、ジュ
ディス=マリア・ベッカー(チェロ)、モニカ・プスティルニク(アーチリュ
ート)、グィド・モリーニ(チェンバロ&オルガン)〕
デンマーク王フレゼリク4世に献呈された「ソナタ集Op.2」(GCD 921202)に続
いてガッティ&アンサンブル・アウローラが取り上げたのは、当時のヴェネツ
ィアの貴族であるアンニーバレ・ガンバラ伯に献呈され、1705年にヴェニスで
出版された12曲で構成される「トリオ・ソナタ集Op.1」。
ヴィヴァルディの代表作の1つとして知られる「トリオ・ソナタ第12番ニ短調
《ラ・フォリア》」を曲集の最後となる12曲目に含んでいる「トリオ・ソナタ
集Op.1」の全曲盤は貴重であり、このガッティによる録音が新たな決定盤とし
て輝くことは想像に難くない。
タルティーニの録音では敢えて「悪魔のトリル」を録音から外すなど、選曲に
も深いこだわりを見せるガッティ。
その揺るぎ無い信念は、自らが生を受けた母国イタリアのバロック音楽に対す
る愛情と言っても過言ではないだろう。



<Lyrita>(LyritaはレーベルオフィシャルのCD-R盤となります)
SRCD.293 2枚組 \4360
ウィリアム・オルウィン(1905-1985):
バリトンとピアノのための歌曲集《幻影》/無伴奏フルートのためのディヴェ
ルティメント/フルートとハープのための幻想的ソナタ《ナイアデス》/幻想
的ワルツ*/ソナタ・アラ・トッカータ*
ベンジャミン・ルクソン(バリトン)、
デイヴィッド・ウィルソン(ピアノ)、
クリストファー・ハイド=スミス(フルート)、
マリサ・ローブル(ハープ)、シェイラ・ランデル(ピアノ)*
日本では交響曲や映画音楽などシャンドスからリリースされた一連の録音によ
って一気にその名を広めたイギリスの音楽家オルウィンの歌曲&室内楽作品集。
オルウィンは作曲家としてだけでなく、名門ロンドン響の首席フルート奏者を
務めるなど20世紀のイギリスを代表するフルート奏者として活躍した経歴の持
ち主でもある。自らの演奏経験に基づいたフルート作品や、器楽、歌曲、室内
楽作品にも交響曲に匹敵する優れた作品が存在している。またこの作品集には、
LP時代に「RCS品番」でリリースされていたモノラル録音の音源から「幻想的
ワルツ」、「ソナタ・アラ・トッカータ」の2作品が復刻収録されており、LP
時代のリリタ・ファンも要チェック。全曲世界初CD化。

SRCD.233 \2180
アーノルド・バックス(1883-1953):交響曲第2番/交響曲第5番嬰ハ短調*
メイヤー・フレッドマン(指揮)、
レイモンド・レッパード(指揮)*、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
現在では2003年にシャンドスからリリースされたハンドリーの指揮による「交
響曲全集」が代表盤として輝いているが、最初に「アーノルド・バックス」の
名前を世界規模で広める大きな役割を果たしたのは、巨匠ボールトによる管弦
楽作品集(SRCD.231)と、このフレッドマン&レッパードのコンビによる交響
曲集。フレッドマン&レッパードのバックスは「第1番&第7番」(SRCD.232)
に続いて2枚目となる。全曲世界初CD化。

SRCD.274 \2180
ロベルト・ジェラール(1896-1970):
交響曲第4番《ニューヨーク》/ヴァイオリン協奏曲
イフラ・ニーマン(ヴァイオリン)、
コリン・デイヴィス(指揮)、BBC交響楽団
20世紀スペインのカタルーニャ人作曲家でありながら、フランコ政権時代に内
乱の煽りを受けイギリスへと亡命。1970年に没するまでイギリスで活動を続け
たロベルト・ジェラールの作品もリリタのレパートリーを形成する重要なピー
ス。ジェラールの代表作の1つ「交響曲第4番」はシャンドス盤が入手困難なだ
けに、名匠コリン・デイヴィス&ロンドン響の録音の復活は大いに歓迎される
だろう。全曲世界初CD化。

SRCD.256 \2180
レノックス・バークリー(1903-1989):
ヴァイオリンとピアノのためのソナチナOp.17、
クラリネット、ホルンと弦楽四重奏のための六重奏曲Op.47
アラン・ブッシュ(1900-1995):
ピアノ三重奏のための3つの練習曲Op.31、クルーエル・シー・キャプテン、
組曲Op.54より ガリアード、エアー、Corentyne Kwe-Kwe Op.75
アラン・ロースソーン(1905-1971):クラリネットと弦楽のための四重奏曲
ジャック・ブライマー(クラリネット)、アラン・シヴィル(ホルン)、
ミュージック・グループ・オヴ・ロンドン、シア・キング(クラリネット)、
エオリアン弦楽四重奏団のメンバー
ほぼ同時代を生きたイギリスの同世代の作曲家、バークリー、ロースソーン、
ブッシュの室内楽作品集。バークリーの「六重奏曲」では何と言っても往年の
名奏者ジャック・ブライマー&アラン・シヴィルの参加がセールスポイント!
またロースソーンの「四重奏曲」でのソリストがシア・キングというところも
嬉しい。イギリス音楽ファン、管楽器関係者の両方にオススメ。全曲初CD化。




<Nimbus>(NimbusはレーベルオフィシャルのCD-R盤となります)
NI 5600 \2080
J・ブラームス:
クラリネット三重奏曲イ短調Op.114/
クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調Op.120-1/同第2番変ホ長調Op.120-2
カール・ライスター(クラリネット)、フェレンク・ボーグナー(ピアノ)、
ヴォルフガング・ベッチャー(チェロ)
1993年までベルリン・フィル首席クラリネット奏者として君臨し、カラヤンの
時代を支え続けたクラリネット界の帝王カール・ライスター。
ライスターは、これまでにブラームスのソナタ&トリオを数度録音しており、
このニンバス盤はベルリン・フィル引退後の1997年2月にベルリンのテルデック
・スタジオで収録されたもの。
盟友ボーグナーと、ライスターと同じくベルリン・フィルに首席奏者として在
籍したベッチャーとのトリオは格別。この1997年盤はクラリネット奏者のバイ
ブルとして誉れ高い。

NI 5644 \2080
M・レーガー:
弦楽四重奏団変ホ長調Op.109/クラリネット五重奏曲イ長調Op.146
カール・ライスター(クラリネット)、フォーグラー弦楽四重奏団
ハンス・アイスラー音楽院出身の奏者たちによって1985年にベルリンで結成さ
れ、退廃音楽や現代音楽の演奏に定評のあるフォーグラー弦楽四重奏団のニン
バスでの最初の録音。
カール・ライスターがソリストとして加わったクラリネット五重奏曲はライス
ターにとって2度目の録音であり、演奏、解釈ともこの作品の決定盤として相応
しい評価を得ている。1999年4月の録音。

NI 5595/8 4枚組 \4360
スペインのピアノ作品集第1巻 ――
E・グラナドス:
組曲《ゴイェスカス》、わら人形-ゴヤ風な情景、間奏曲-歌劇《ゴイェスカ
ス》より、インプロヴィゼーション、アラゴン狂詩曲、オリエンタル、組曲
《ロマンティックな情景》、演奏会用アレグロ
I・アルベニス:
組曲《イベリア》(全曲)、ナバーラ(ジョーンズ補完)、タンゴ、スペイン
(想い出草)、ラ・ベーガ(草原)、アスレーホス、スペイン組曲Op.47
マーティン・ジョーンズ(ピアノ)
驚異的レパートリーを誇るニンバスのメイン・ピアニスト、マーティン・ジョ
ーンズ。このスペインのピアノ作品集第1巻では、19世紀後半のほぼ同時期を生
きたグラナドスとアルベニス、作品はゴイェスカスとイベリアといった両者の
代表作を中心に収録。
全ての音符やリズムからスペインの熱き情熱がほとばしる会心のパフォーマン
スを聴くことが出来る。1995年-1998年の録音。

NI 5643 \2080
ジョージ・ベンジャミン(1960-):
広がる地平に囲まれて/冬の心/最初の光/パノラマ/アンターラ
ロス・ポプル(チェロ)、
マーク・エルダー(指揮)、BBC交響楽団、
ペネロペ・ウォームズレー=クラーク(ソプラノ)、
ジョージ・ベンジャミン(指揮)、ロンドン・シンフォニエッタ
メシアン、ブーレーズにその才覚を見出された現代イギリスを代表する作曲家
の1人ジョージ・ベンジャミンの作品集。「広がる地平に囲まれて」以外の作
品は、全て作曲者自身が指揮者を務めた演奏が収録されている。
ニンバスのベンジャミン作品集は「3つのインヴェンション」(NI 5505)がオ
ランダのエディソン賞を獲得するなどクォリティの高さが光る。
1985年-1989年の録音。

NI 5599 \2080
M・デュリュフレ:
レクイエムOp.9/4つのモテットOp.10/ミサ・クム・ユビロ/われらの父よ
クリストファー・ロビンソン(指揮)、
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ聖歌隊、
イアン・ファリントン(オルガン)
現在の音楽監督デイヴィッド・ヒルとのコンビでハイペリオン(Hyperion)か
らヨンゲンやベアストー、メンデルスゾーンの作品集を次々と打ち出している
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ聖歌隊が前音楽監督クリストファ
ー・ロビンソンの指揮でニンバス時代に録音を行ったデュリュフレの作品集。
1998年の録音。




<Amon Ra>(Amon RaはレーベルオフィシャルのCD-R盤となります)
CD-SAR 18 \2180
ギター・コレクション ――
A・ムダーラ:第4旋法によるファンタジア、ロマネスカ
作曲者不詳:ブランル、ピモントワーズ
L・ナルバエス:カンシオン
L・ミラン:第4旋法によるファンタジア
F・コルベッタ:2声のシンフォニア
G・サンス:パッサカリアとカナリオス
R・ド・ヴィゼー:組曲ニ短調
M・ジュリアーニ:大序曲Op.61
F・ソル:モーツァルトの主題による序奏と変奏曲
F・カルーリ:変奏曲
J・K・メルツ:無言歌
ナイジェル・ノース(ヒストリカル・ギター)、
マギー・コール(ヴァージナル&フォルテピアノ)
イギリスのリュート界最大の実力者ナイジェル・ノースが、ルネサンス・ギタ
ー、ヴィウエラ、3種の五弦ギター、19世紀フランスのギター、3種の19世紀の
ギターなど世にも貴重な9種類のギターを使い分けたギター関係者必携の名盤!
歴史的価値を持った楽器の音色の違いや、ナイジェル・ノースの情感豊かな演
奏など充実の内容を備えたギター・アルバムである。1984年の録音。

CD-SAR 17 \2180
W・A・モーツァルト:
クラリネット五重奏曲イ長調K.581/アレグロ(クラリネット五重奏曲K.516c
の断章)/アレグロ(クラリネット、バセットホルンと弦楽のための五重奏曲
K.580bの断章)
アラン・ハッカー(クラリネット&バセットホルン)、
レスリー・シャッツベルガー(バセットホルン)、
ザロモン弦楽四重奏団
ロンドン・フィルのメンバーとしてだけでなく指揮者としても活躍するなど、
イギリス・クラリネット界のパイオニアとして一時代を築いた名手アラン・ハ
ッカーが、19世紀初期に製作されたC管、B♭管、バセットホルンといった3種類
のピリオド楽器を用いて録音を行ったモーツァルト・アルバム。作曲当時に近
い形での演奏を追及したハッカーの熱意の結晶である。

CD-SAR 20 \2180
ミニチュアの音楽 ――
J・ハイドン:
ピアノ・ソナタ第12番イ長調Hob.XVI-12、音楽時計のための作品Hob.XIXより、
変奏曲ハ長調Hob.XVII-5
M・クレメンティ:ソナチネ第1番ハ長調、同第2番ハ長調、同第3番ト長調
L・V・ベートーヴェン:舞曲集より、ロンド ハ長調Op.51-1
リチャード・バーネット(スクウェア・ピアノ)
「フィンチコックス古楽器博物館コレクション」に所蔵されているアントン・
ワルターによって1800年頃のウィーンで製作されたスクウェア・ピアノによる
作品集。宮廷で重宝された小型ピアノの素朴で愛らしい音色が流れてくる。
1982年の録音。

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