クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

06-06 No.13-1

2006年06月16日 13時42分14秒 | Weblog
<Arion>
ARN68713 \2180
SOLEDAD TENGUO DE TI-ルネサンス期のポルトガルの音楽
YA NAM QUERO SER PASTORA、DIPUES VIENES DELHALDEA (アンドラーデ・カ
ミーニャのペドロのモテット)、MIS OJOS TRISTES LHORANDO、NON ME
PREGUNTEIS A MIS MALES、NA FOMTE ESTA LIANOR、NON TENDES CAMA BOM
JESUS NAO、HA IA SOFFRIDO TANTO、NINHA ERA LA INFANTA、PARTO TRISTE
SALUDOSO、QUERO MIR MORAR AL MONTE (ヌーノ・アルバレス・ペレイアの
モテット)、QUAN BAXO APOSENTAS、EM MI GRAM SUFFRIMENTO(ヘレディア
のフアン・フェルナンデスのモテット)、DE VOS E DE MIM QUEXOSO、
O TEMPO BOM TUDO CURA、PUESTOS ESTAN FRENTE A FRENTE、ACABASEAMMIS
PLAZERES、PASSAME POR DIOS BARQUERO (ペドロ・デ・エスコバ)、
DESPUES QUE PASASTE EL RRIO、MINIMA DOS OLHOS VERDES、DESDE QUE IO
TE VI JOANILHA、QUISO MUESTRO DIOS AETERNO、SOLEDAD TENGO DE TI、
NAM VOS ACABEIS TAM CEDO、BEM SEI QUE MINHA TRISTURA、VOS SENHORA,
A MALTRATARME、NAO TRAGAIS BORZEGUIS PRETOS
アンサンブル・セラドン
ポーリン・ビュンドゲン(指揮&C-T)
大航海時代、栄華を極めたポルトガル。しかしながら、ルネサンス期にこの
国でなにが起こっていたのかは意外に知られていません。グレコ、セルバン
テスを輩出したスペインの隣国でもあり、ルネサンス三大発明のひとつ「羅
針盤」だけが活躍した訳ではありません。音楽分野ではロボやカルドーソが
いますが、デュファイやパレストリーナの名前があがるイタリア・ルネサン
ス期に比べ、研究が体系化されるまで及んでいないのは明らか。今回のこの
曲集でも1曲をのぞきすべて作者不詳。曲目も日本で通名があるものはなく、
すべて原語表記とさせて頂きました。(すみません・・・)ところが、オ
フィスで試聴しているとクラシック関係者ならずとも「このCDなに?」とこ
ぞって聞いてくるのです。聞きなれた西欧の響きとはどこか異なった非常に
アトラクティヴなメロディーの数々。すべての音楽ファンに是非一聴頂きた
い一枚です。
デジパック仕様。すべての歌詞の原語詩に加え仏・英の対訳が掲載された
ブックレットも大変貴重です!


●フランス・エスプリ・コレクション-COLLECTION FRENCH ESPRIT
ARN63656 \2180
J.F.ダンドリュー:クラヴサン曲集 第1巻 (1724年刊)
ブリジット・オードブール(Cemb) (Clavecin Henry Hemsch 1754)
録音:1977年 (1754年製Henry Hemschクラヴサン使用)
1977年録音のダンドリュー(ピエールの甥のほう)のクラヴサン曲集。第4巻
までのクラヴサン曲集を編んだダンドリューですが、実際、2巻以降は1巻の
作品のリアレンジなどが多く含まれており、なんといっても押さえておきた
いのは、この第1巻だといわれています。現在に至っても競合盤の非常に少な
い貴重レパートリー。

ARN63657 \2180
ヒンデミット:室内楽曲集
フルート・ソナタ
4手ピアノのためのソナタ
チェロ・ソナタ 第3番
ヴァイオリン・ソナタ
ミシェル・デボスト(Fl)
ジェラール・プーレ(Vn)
アラン・メウニエル(Vc)
クリスティアン・イヴァルディ、ノエル・リー(Pf)
録音:1981年
プーレ参加のヒンデミット:室内楽曲集が復活です!プーレ以上に、パリ管
首席として知られたデボストによるフルート・ソナタは絶品。チェロも先月
ご案内した6人組音楽集にも参加していたメウニエル。ピアニストふたりも高
名ですが、どちらがどの曲を伴奏しているかの表記がどこにもないのが、流
石フランス・レーベル・・・。そしてまた、フランスを代表するアーティス
トが勢ぞろいしているからといって、ヒンデミットを「フランス・エスプリ
・シリーズ」に組み込んじゃうとこもすご過ぎる、大注目盤です!

ARN63658 \2180
カンプラ:フランス語カンタータ集
ディドン、アリオン、エベ、怠惰なアキレス、ダフネ
ジャクリーヌ・ニコラ(S)
ダニエル・キュイエ(Vn)
フィリップ・ アラン=デュプレ(Fl)
ジェイ・バーンフェルド(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ミシェル・シャピュイ(Cem)
録音:1985年
オリジナルはピエール・ヴェラニーにあった貴重なカンプラのカンタータ集。
18世紀音楽の魅力を再発見させてくれます。Arion的には同名作品が入って
いてうれしいらしいです・・・。

ARN63659 \2180
ミヨー:
歌劇「哀れな水夫」(台本:J.コクトー)
弦楽三重奏曲
キャサリン・デュボスク(S)、クリスティアン・パピス(T)、
ジャン・フランソワ・ガルデイル(Bs)、ジャック・ボナ(Bs)
オペラ座ソリスト・アンサンブル/指揮:ジョナサン・ダーリントン
トリオ・アルベール・ルーセル
録音:1987年
1927年に初演された「哀れな水夫」はAccordのフレンチ・ミュージック・コ
レクションにミヨーによる自作自演がありますが、そちらはモノラルでした。
通常プラスチック・ケースながら仏語のテキスト(対訳はなし)が全編掲載
されています。

ARN263660 2枚組 \4360
ラモー:歌劇「遍歴騎士」(全曲)
オードリー・ミシェル、ギスレーヌ・ラファネル、
ニコラス・リヴェンク(Br)、
ブルース・ブリュワー(Bs)、グレゴリー・ラインハルト(Bs)、
ダグラス・ナスラヴィ(T)
アンサンブル・ヴォーカル・サジタリウス
ラ・グラン・エキュリー・エ・ラ・ シャンブル・デュ・ロワ
指揮:ジャン=クロード・マルゴワール
録音:1990年10月19-21日
3幕よりなるラモー24歳時の作品。いわゆるコミック=リリック・オペラで、
楽しい筋書きと叙情的なメロディーを含んだ珠玉の作品。90年、世界初録音
として登場してから長く決定盤として君臨した名盤のうれしい復活です。





<MD+G>
34113042 \2080
モーツァルト: 鍵盤楽器作品全集 Vol.4
ソナタ 第13番 変ロ長調 KV.333(315c)
前奏曲とフーガ ハ長調 KV.394(383a)
歌劇 「アルバのアスカーニョ」のバレエ音楽からクラヴィーアのための9つ
のスケッチ KV.111(Anh.207)
クラヴィア小品 ホ長調 KV.15mm
クラヴィア小品 ヘ長調 KV.15oo
クラヴィア小品 変ロ長調 KV.15pp
メヌエット 変ロ長調 KV.15qq
クラヴィア小品 「ピンピネッラ」ヘ長調 KV.33b
クラヴィア小品 変ロ長調 KV.626b/25
クラヴィア小品 ヘ長調 KV.15h
ソナタ 第6番 ニ長調 「デュルニツ」 KV.284(205b)
ジーグベルト・ランペ(ハープシコード、クラヴィコード、フォルテピアノ)
2005年にはじまったランペのモーツァルト鍵盤作品全集録音。過去3枚は、吉
田秀和先生にも愛聴して頂いておりレコ芸6月号の「之を楽しむ者に如かず」
(P.61)で言及されています。絶賛というよりは、本当に聴いて楽しんで頂
いている感じがにじみでている文章ですね。(第2巻ジャケ写が掲載されてい
ます。)そんな折、早くも第4巻が登場です。今回はKV.15「ロンドンのスケ
ッチブック」からの小品5曲や歌劇「アルバのアスカーニョ」のバレエ音楽な
ど珍品を多数収録。KV.15は旅先のロンドンで書きとめた断片的小品集で、た
わいもない作品ながらも少年モーツァルトの生き生きとした作風が随所に感
じられます。ランペは今回も3種類の楽器を使い分けており、ソナタ2曲は
フォルテピアノ、クラヴィア小品とメヌエットはクラヴィコード、前奏曲と
フーガ&バレエ音楽をハープシコードで演奏しています。

64413912 \2080
フランク:弦楽四重奏曲 ニ長調
ショーソン:弦楽四重奏曲 ハ短調 作品35"
シュピーゲル弦楽四重奏団
録音:2005年7月
シュピーゲル四重奏団は1996年創設で2002年からは北九州市出身の川口エリ
サが第1ヴァイオリンを務めているベルギーのカルテット。最近ではお国物ル
クーの弦楽四重奏曲集が静かなブームを呼ぶなど、コアなクラシック・ファ
ンからは注目されているグループです。今回のアルバムは前作に続いてフラ
ンクとその弟子ショーソンの作品。前作ではピアノ五重奏曲とピアノ四重奏
曲でしたが、今回は弦楽四重奏曲です。フランクの弦楽四重奏曲は晩年に書
かれ、50分近い大作ながら死の直前に行われた初演で大成功を収めた作品。
かたやショーソンの弦楽四重奏曲は、作曲家の事故死(自転車事故!)により
第3楽章の途中で未完に終わってしまった作品で、ショーソンが残したスケッ
チから同門のダンディが完成させ、出版されたました。ドイツ音楽の影響を
受け、印象派とはまた違った魅力を生み出したフランク一派のフランス音楽。
シュピーゲル四重奏団の厚みのある響きがフランクとショーソンの作風に見
事にマッチしています。

34513922 \2080
「ピアソラ作品集」
ブエノスアイレスの四季
タンゴ・バレエ
タンゴの歴史
フォー・フォー・タンゴ
マ・アロー・クィンテット
録音:2006年5月
ミュンヘン・コンクール優勝歴をもつ木管五重奏団、マ・アロー・クィンテ
ットのMD+Gレーベル第2弾はピアソラ作品集。アレンジはクラリネットのシェ
ーファーとホルンのグリューウェルが担当しています。ピアソラの作品は管
楽器で演奏される機会も多いですが、このアルバムでは各プレイヤーの個性
が生かされたアレンジで、ピアソラの名作から新鮮な響きを導き出していま
す。

60513942 \2080
シュトルツァー(1480頃-1526):詩編とモテット集
Super salutem et omnem pulchritudinem(救いとすべての美しきものの上に)
ああ、驚くべきまじわりよ
詩編37番 「悪をなす者のゆえに怒るなかれ」
詩編11番 「我は主を信じる」
詩編13番 「主よ、いつまで私をお忘れになるのですか」
詩編34番 「われら主をほめたたえん」
第6旋法によるマニフィカト
レクイエム・エテルナ(永遠の安息を)
ジョスカン・カペラ(声楽アンサンブル)
指揮:マイノルフ・ブリューザー
録音;2005年9月
詳しい経歴が残っておらず未だに謎の多いシュトルツァー。1522年からハン
ガリーの宮廷楽長を務めていたことだけがわかっています。彼は器楽曲や教
会音楽を数多くてがけ、ラテン語の聖歌の他ドイツ語でも多くの聖歌を作曲
しています。ジョスカン・カペラは1994年に結成された声楽アンサンブルで、
ソプラノ2人、テナー3人、バリトン1人、バス2人で構成されています。ルネ
ッサンス音楽や教会音楽を専門とするブリューザーの指揮の下、美しいハー
モニーを聴かせてくれます。

30314142 \2080
90314146(SACD-Hybrid) \2950
シューマン:
ピアノ四重奏曲 変ホ長調 作品47
ピアノ四重奏曲 ハ短調 
※蘇演版世界初録音
トリオ・パルナッスス
ハリオルフ・シュリヒティヒ(Va)
録音:2005年12月
シューマンのピアノ四重奏曲は、作品47が一般的に知られていますが、19歳
の時にもハ短調のピアノ四重奏曲を書いていました。この作品はシューマン
の典型的な若書き作品で、作曲家自身も後年に「不細工な四重奏」と語り酷
評していました。その後しばらく忘れ去られていたこの作品ですが、今から
30年以上前にボン大学の図書館が自筆譜を入手、専門家による研究がはじめ
られました。シューマンはピアニストでもあったため、自筆譜にピアノ・パ
ートを書き留める必要性がなく、楽譜には欠落箇所が多数ありました。そこ
で、ヨアヒム・ドゥラハイムとトリオ・パルナッススのメンバーらが修正や
補筆を行い、演奏可能な状態にした上で2005年2月にシュトゥットガルトで
蘇演されました。今回の録音は蘇演版の世界初録音で、円熟期に書かれた作
品47の四重奏曲とのカップリングです。ヴィオラには元ケルビーニ・カルテ
ットのメンバーでソリストとして活躍しているシュリヒティヒがゲスト参加。
ブックレットにはドゥラハイムによる解説が掲載されています。

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06-06 No.13-2

2006年06月16日 13時41分18秒 | Weblog
<ARTA>
F1 0141 \2080
ヤン・イグナーツ・フランチシェク・ヴォイタ(17世紀後半):
ムジクス・サルターリス
聖ヨハン・ネポムクのArietta cordialis から 序奏
愛されしわが魂よ[Anima mea dilecta」(*)
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第1番/同第2番/同第3番
Threnodia hujus temporis(*/+)
Parthia amabilis(ヴァイオリン、ヴィオラと通奏低音のための)
聖ヨハン・ネポムクのArietta cordialis(*/+/#)
ハナ・ブラジーコヴァー(ソプラノ(*))
マルタ・ファディエヴィチョヴァー(ソプラノ(#))
ハサン・エル=ドゥニア(カウンターテナー(#))
マレク・オルブラジメク(テノール(#))
ミハエル・ポスピーシル(バス(+))
ラ・ガンベッタ
エレン・マホヴァー(ヴァイオリン、ヴィオラ、テナー・ヴィオル)
マルチン・カリスタ(ヴァイオリン)
カレル・ムニュク、ヤロスラフ・ロウチェク(バロックトランペット)
ヴィエラ・ミクラーシュコヴァー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
デニス・ブラウアー・イヴェルセン(ヴィオローネ)
ミトスラフ・シュトゥデント(アーチリュート)
ピエトロ・プロッセル(calichon[galizona]、バロック・ギター)
キアラ・グラナータ(トリプル・バロック・ハープ)
モニカ・クノブロホヴァー(ヴァージナル)
アダム・ヴィクトラ(ポジティヴ・オルガン)
ペトロ・カロウセク(ティンパニ)
ヴォイタはビーバー(1644-1704)と同時代にチェコ(ボヘミア)で活躍し
た作曲家。プラハの聖ヴァーツラフSeminaryおよびプラハ大学で音楽のみな
らず様々な学問を身につけ、薬学博士となりました。ヴォイタの生涯につい
ては、彼自身が大学で書き残した以上の記録以外、プラハの聖ミクラーシュ
教会のBenedictinesのhouse physicianを務めたこと以外ほとんど情報があり
ません。彼が書かれたことがわかっているの音楽作品は現在27曲のみで、た
くさんの作品を書いたかどうかもわかっていません。現存が確認できるもの
はわずか7曲にとどまりますが、このアルバムにはそれら7曲がすべて収録さ
れています。3つのヴァイオリン・ソナタは、チェコ人によって書かれた現存
する最初のヴァイオリン・ソナタとされています。これら3曲のヴァイオリン、
および「Parthia amabilis」のヴァイオリンとヴィオラでは、調弦を変える
スコルダトゥーラが使われています。
ラ・ガンベッタは16-17世紀の音楽をピリオド楽器を使用して演奏するチェ
コのアンサンブル。ソリストを務めるエレン・マホヴァーは、ジョン・ホロ
ウェイ、キアラ・バンキーニ、サイモン・スタンデイジ、エンリコ・ガッ
ティ、ヴィーラント・クイケンらのマスタークラスに参加した奏者で、ムジ
カ・フロレアの中心メンバーでもあります。

F1 0146 2枚組 \3050
アントニーン・レイハ[アントン・ライヒャ](1770-1836):
クラヴィーアのための36のフーガ
ヤロスラフ・トゥーマ(フォルテピアノ)
使用楽器:1790年、アントン・ワルター製
ベートーヴェンの親友にして同僚であったチェコ(ボヘミア)出身の作曲家
レイハ。「36のフーガ」は最初の12曲が1799年にパリで出版され、1805年に
残りの24曲を加えた全36曲がウィーンで出版(ハイドンへ献呈)されました。
トゥーマは2003年のプラハの春音楽祭でも全曲を演奏しています。





<CHALLENGE CLASSICS>
CC 72156 \2180
「ヴァイオレント・ヴィオラ」
コダーイ:(1882-1967):アダージョ(*)
ヒンデミット(1895-1963):五部のソナタ Op.25 No.1
ブリテン(1913-1976):ラクリメ Op.48(*)
(ダウランドの歌曲「私の嘆きで人の心を動かせるものなら」の投影
J・S・バッハ(1685-1750):
無伴奏ソナタ第1番 BWV1001 から アダージョ(#)
ラヴェル(1875-1937):カディッシュ(*)(#)
ストラヴィンスキー(1882-1971):ロシアの歌(*)(#)
ジョン・ダウランド(1563-1626)/マイケル・スミス編曲:
噴きこぼれよ、わが涙(+)/私の嘆きで人の心を動かせるものなら(+)
エスター・アピトゥレイ:ピツィカート(+)
不詳/フィン・メリッケ編曲:
ソング・フロム・ジョージア(ヴィオラ・トリオのための)(+)
ヴュータン(1820-1881):悲歌 Op.30(*)
エスター・アピトゥレイ(ヴィオラ)
タナカ・リエ(ピアノ(*))
アムステルダム・ヴィオラ・クァルテット(+)
エスター・アピトゥレイ、ロヒャー・ファン・デル・タク、
ミーケ・ホニング、エルンスト・グラッペルハウス
録音:2004年1月、ローン、Nederlands Hervormde教会
衝撃的なタイトルを付けられたヴィオラ・アルバム。(#)の原曲はヴァイオリ
ンのために書かれたもの。エスター・アピトゥレイはアムステルダムのスウェ
ーリンク音楽院でミッシャ・ゲレルに、ベルリン音楽大学でブルーノ・ジュ
ランナに師事するかたわら、ライト・ミュージックの歌手およびサクソフォ
ン奏者として活躍していたという異色の才媛。1990年からヴィオラ奏者とし
てのソロ活動を開始、2000年にはアムステダム・ヴィオラ・クァルテット
(旧称Alt Tijd Quartet)を結成し、オーケストラでは陽の当たりにくいヴィ
オラに注目を集めるため、ユニークなレパートリーの開拓と魅力的なパファ
ーマンスの展開に力を注いでいます。

CC 72157 2枚組 \3300
ロッシーニ(1792-1868):小ミサ・ソレムニス
クィンク・ヴォーカル・アンサンブル
マリエット・カースシーター、マリエッテ・ウルデリク(ソプラノ)
マルレーネ・ゴルトステイン、カリン・ファン・デル・プル(アルト)
ハリー・ファン・ベルネ、マッテュス・ホーヘンデュク(テノール)
ケース・ヤン・デ・コニング、ウィアルト・ウィトホルト(バス)
レオ・ファン・ドゥセラール(ピアノ(*))
ウィーネケ・ヨルダンス(ピアノ(+))
ディルク・ルイメンス(ハルモニウム(#))
録音:2004年10月11-15日、ハールレム、Doopsgezinde教会
使用楽器:
1858年、プレイエル製(*)/1869年、プレイエル製(+)/1878年、Victor
Mustel製(#)
すでに20年以上にわたって活躍を続けているオランダの五重唱団クィンクが、
3人のゲスト・メンバーを迎え1パート1人編成で歌い上げたロッシーニの宗
教大作。

CC 72158 \2180
チェコの遺産 II
スメタナ(1824-1884):ピアノ三重奏曲ト短調 Op.15
ドヴォルジャーク(1841-1904):ピアノ三重奏曲変ロ長調 Op.21
デヴィフ・トリオ
ハンナ・デヴィフ(ピアノ)
サラ・オーツ(ヴァイオリン)
ヤスパー・ハフェラール(チェロ)
録音:2005年6月26-27日、9月9-10、12日、フェーネンダール、
ストゥディオ・ファン・スフッペン
2003年結成、ハンガリー出身のデヴィフ、南アフリカ共和国出身のオーツ、
オランダ出身のハフェラールという国際色豊かなトリオによるチェコ・レパ
ートリー。

CC 72161 \2180
「ある聖人の宝 17世紀の音楽」
バルトロメオ・デ・セルマ・イ・サラベルデ(1595-fl1623-1638):
カンツォーネ「それは軍神マルスか」
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1562-1621):
それは軍神マルスか
フィリップ・フリードリヒ・ブーフナー(1614-1669):ソナタ IX
ジョヴァンニ・アントニオ・ベルトーリ(1598-1645以後):第7ソナタ
ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ(1589?-1630?):第1ソナタ
ヨハン・ミヒャエル・ニコライ(1629-1685):ソナタ ニ長調
ジョヴァンニ・パオロ・チーマ(1570頃-1622頃):なんと美しい
ジョヴァンニ・マルティーノ・チェーザレ(1590頃-1667):
ソナタ「ラ・アウグスターナ」
ヨハン・ローゼンミュラー(1616-1694):第3ソナタ
フィリップ・フリードリヒ・ベデッカー(1615-1683):
ソナタ「ラ・モニカ」
ジュアン・バウティスタ・ジョセ・カバニーリェス(1644-1712):
ガリャルダス I
チプリアーノ・デ・ローレ(1515-1565)/
ジョヴァンニ・バッティスタ・ボヴィチェッリ(1550頃-1597頃):
天使が羊飼いたちに
ジョヴァンニ・マルティーノ・チェーザレ(1590頃-1667):
ソナタ「ラ・ヒエロニマ」
マルコ・アントニオ・フェッロ(?-1662):第5ソナタ
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525頃-1595)/
フランチェスコ・ロニョーニ(1585頃-1624頃):
あなたは美しい、わが愛する人よ
コルネリウス・ティスマンスゾーン・パドブルエ(1592頃-1670):
シンフォニア・ヌピタス[Synphonia Nupitas](パヴァーヌとガイヤルド)
ヘルマン・ホランダース(1600頃-1650):
Recipe me/Transfige, dulcissime Jesu
チェチーリア・コンサート
フィオナ・ラッセル(コルネット[ツィンク]、コルネット・ミュート)
アダム・ウールフ(アルト・トロンボーン、テナー・トロンボーン)
ウォーター・フェルスフーレン(ドゥルツィアン)
カトリン・コック(チェンバロ、オルガン)
録音:2005年11月28-30日、ユトレヒト、ペテロ教会
チェチーリア・コンサートは2001年に若いピリオド楽器奏者によって結成さ
れた、比較的珍しい楽器編成をとるアンサンブル。その編成に適した、17世
紀の様々なスタイルによる作品を集めたアルバムです。




<FINELINE CLASSICAL>
FL 72407 \2180
アントン・アレンスキー(1861-1906):
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.32
エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト(1897-1957):
ピアノ三重奏曲ニ長調 Op.1
エッシャー・トリオ
イェルン・バル(ピアノ)
ソニヤ・ファン・ベーク(ヴァイオリン)
ヨハン・ファン・イェルセル(チェロ)
録音:2002年3月、ユトレヒト、マリア小教会
エッシャー・トリオは1996年にオランダの奏者たちによって結成されたピア
ノ三重奏団。彼らはヨーロッパではかなり人気が高く、フランス・ブリュッ
ヘン指揮オランダ放送室内管弦楽団に招かれベートーヴェンの「三重協奏曲」
を共演したこともあります。

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