クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

06-06 No.18

2006年06月21日 19時03分40秒 | Weblog
<COL LEGNO>
WWE20228 \1980
ヴォルフガング・リーム:3つの歌曲集
ハイナー・ミュラーの詩による11の歌曲(1999)
ヘルマン・レンツの詩による8つの歌曲(1998)
リルケの4つの詩(2000)
クリストフ・プレガルディエン(Ten)
ジークフリート・マウザー(Pf)
録音:2003年
COL LEGNOレーベル2006/07カタログ付き
リームの歌曲作曲家としての側面を知ることができる。シューベルト、マー
ラー、R.シュトラウス、ベルクと続くドイツ・リートの伝統を踏まえた叙
情的な歌曲集。後期ロマン派の香り漂う耽美的な世界。ドイツ・リート歌手
としてゆるぎない評価を得ているテノールのクリストフ・プレガルディエン
が好演。

WWE20227 \1980
ヴォルフガング・リーム:弦楽四重奏曲集IV
弦楽四重奏曲第10番(1993/1997)
弦楽四重奏曲第12番(2000/2001)
カルテット・スタディ(2003/2004)
ミンゲ四重奏団
録音:2005年
ベートーヴェンの偉業に挑むかのように留まることを知らないリームの弦楽
四重奏曲シリーズ第4集。40歳代前半の第10番から近作まで。第10番では演奏
者の語り(叫び?)も入る。

WWE20251 \1980
フリードリヒ・チェルハ:管弦楽作品集
帯(1959/1974)
ヴァイオリン協奏曲(2004)
ヨハネス・カリツケ(指揮)
ベルトラン・ド・ビリー(指揮)、
エルンスト・コヴァチッチ(Vn)
ウィーン放送交響楽団
録音:2005年11月ウィーン・モデルン・ライヴ、2005年12月
オーストリア作曲界の大御所チェルハの新旧オーケストラ作品を2曲。33歳
の時の「帯」はリゲティの影響が見られるトーン・クラスターの作品だが
2004年に書かれた近作のヴァイオリン協奏曲は打って変わってかなり伝統的
なスタイルをとっている。ヴァイオリンのヴィルトゥオジティを駆使した、
かなり聴き映えのする曲。

WWE20013 2枚組 \3960
ロベルト・M・ヘルムシュロット(b.1938):
12の教会ソナタ(1984-1994)
CD1)
1番/トロンボーンとオルガン、2番/オーボエとオルガン、
3番/2つのトランペットとオルガン、4番/トランペットとオルガン、
5番/フルートとオルガン、6番/トランペット、トロンボーンとオルガン、
7番/チェロとオルガン
CD2)
7番(続き)、8番/ヴァイオリンとオルガン、
9番/ヴァイオリン、チェロとオルガン、10番/クラリネットとオルガン、
11番/ホルンとオルガン、
12番/3つのトランペット、3つのトロンボーンとオルガン
アビー・コナント(Trb)、ミヒャエル・ヘルムラート(Ob)、
クリスティアン・ヘーヘルル(Tp)、クレア・ゲネヴァイン(Fl)、
クレメンス・シュノール(Org)他
録音:1987-1998年
世界初録音
ヘルムシュロットはミュンヘン、シエナ、リエージュ、アメリカ・ニューハ
ンプシャーで学んだ。教会ソナタというタイトルは現代音楽には珍しいが、
それは彼がギリシャ、古代ローマの宗教と西洋文明のルーツに関心があり、
そこから自己の霊感を得ていることと関係がある。オルガンに伴われた1つ
から6つの独奏楽器のための12のソナタは比較的穏健で聴きやすい。

WWE20208 \1980
ヘスス・ルエダ(b.1961):室内楽作品集
カデンツァ-ピアノと室内オーケストラのための
イタカ-5楽器のための、
10楽器のための室内協奏曲第2番、
羅針儀箱-ピアノ五重奏曲、
しかし夜-室内オーケストラのための、
シナメイ-ピアノとアンサンブルのための、
伝説-4楽器のための
ホセ・デ・エウセビオ指揮
プロジェクト・ヘラルド
アナンダ・スカルラン(Pf)
録音:1999年
世界初録音
ルエダはスペイン出身で、ルイス・デ・パブロ、フランシスコ・ゲレーロら
に作曲を師事している。スペインの中堅世代として今後期待の作曲家。

WWE40001 \1980
トム・ソラ(b.1956):機械と電子楽器のための音楽
20の粘土(1993-98)-オルゴールのための9つの作品
蒸留(2002-04)-MIDI ピアノのための
3つの攻撃(2003)-MIDI キーボードのための
トム・ソラ(オルゴール、MIDIピアノ、MIDIキーボード)
ソラはルーマニア出身。ブカレストとシュトゥットガルトで学んだ。作品は
オルゴールとMIDIピアノのために作られており、たぶんにミニマル的。オル
ゴールのディアトニックで涼しげな響きが時に風鈴のように、滝のように、
時にテリー・ライリーのIn Cのように変化して耳に心地よい。時々変な叫び
声も入ってきて爆笑!




<CLASSICO>
CLASSCD655 \1850
「コントラ四重奏団/フェイヴァリット・アンコール」
ヴァイナー:ディヴェルティメント第1番より第1、第2楽章
ハイドン:弦楽四重奏曲第3番より第2楽章
モーツァルト:弦楽四重奏曲ニ短調より第3楽章
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番よりアンダンテ・カンタービレ
ニールセン:弦楽四重奏曲へ短調より第3楽章
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲《アメリカ》より第2楽章
スヴェンセン:弦楽四重奏曲イ短調より第2楽章
ランゴー:弦楽四重奏曲第6番よりスウェーデン民謡による部分
メニュ:ソナチネより第2楽章
コダーイ:弦楽四重奏曲第2番より第1楽章
オーレ・シュミット:弦楽四重奏曲第7番より第2楽章
ヴァイナー:ディヴェルティメント第1番より第3楽章
コントラ四重奏団
録音:2005年9月
コントラ四重奏団は1973年に第1ヴァイオリンのアントン・コントラによって
結成されたグループ。当CLASSICOには北欧の作曲家の作品を中心に多数の録
音がある他BISやKONTRAPUNKTといった北欧のレーベルによく録音している。
このアルバムは全て新たに録音されたものでアンコール集といっても普段あ
まり聴く機会のないものが多く含まれており、珍しい弦楽四重奏曲のガイド
としても絶好のオムニバス盤。

CLASSCD665 \1850
トーベン・エングホーフ/室内楽小品集
よい感じ、道化役者が庭に座る、それを取れ、ザ・ビートルズ(Strawberry
Weevils Forever)、エア、鳥たち、メロディ/1988年の夏
リトル・ピース、ジョン・コルトレーンの追憶によるコラール、
あなたのかかとをつけること、アントニオへのオマージュ、
僕は君のことを思う
光・風・音・ベルト、ジョーのコーヒー・ショップ、
序奏とインプロヴィゼーション、夜の歌第2番、喜びの踊り、
序奏とインプロヴィゼーション
ファビュレード第3、1番、グッドバイ
チカダ弦楽四重奏団、
コントラ四重奏団、
カリオン、トリオ・ディヴェルティメント、トーベン・エングホーフ(Sax)
ほか
録音:2004-2005年
エングホーフは1947年生まれのデンマークのジャズ・サックス奏者。彼が作
曲した室内楽曲を集めた。弦楽四重奏、木管四重奏、サックス、ピアノと編
成は様々。ユーモラスな小品集。

CLASSCD676 \1850
ショパン:序奏と華麗なポロネーズ、チェロ・ソナタ
シューマン:
アダージョとアレグロOp.70、民謡風の5つの小品、幻想小曲集
シムカ・ヘレド(Vc)
ジョナサン・ザーク(Pf)
録音:2005年
チェロのヘレドは永年イスラエル・フィルの首席奏者の勤めた他、ソリスト
としてもクリーヴランド管、ピッツバーグ響などと共演している。近年はポ
ーランドのポメラニアン・フィルの首席指揮者としても活動している。チェ
リストとしてCLASSICOレーベルに多数の録音がある。ピアノのザークはジュ
リアードで学んだ後、北南米、ヨーロッパで活躍。ヘレトとは1969年以来コ
ンビを組んでいる。

CLASSCD677 \1850
トマス・モーリー(1557/58-1602):2声-5声のためのマドリガル集
見よ花の多い所で、ダモンとフィリス、ああ芽の上さえも、優美な水仙、
美しいニンフが汝の恋人のところに来る、フルート二重奏、ああ汝を愛す、
他全21曲
アンサンブル・アマリリス
ゲスト:シレナ・リコーダー四重奏団
録音:2003年
アンサンブル・アマリリスは1995年に結成されたデンマークを代表するソプ
ラノ、メゾ・ソプラノ、テノール、バリトン、バスの混声古楽アンサンブル。
マドリガルの合間にフルート二重奏が入っている。典雅な世界。

CLASSCD678 \1850
「水彩画/スウェーデンのロマンティックなヴァイオリン音楽 」
トール・アウリン(1866-1914):
水彩絵の具(牧歌、ユモレスク、子守唄、ポルカ)、ロマンス
フーゴー・アルヴェーン(1872-1960):
君は静けさ憩い、森は眠り、ロマンス、悲歌
ウィルヘルム・ステンハンマル(1871-1927):ヴァイオリン・ソナタイ短調
エリザベト・ツォイテン・シュナイダー(Vn)
ウルリク・ステアク(Pf)
録音:2005年
19世紀後半から20世紀にかけて活躍したスウェーデンの作曲家のヴァイオリ
ン音楽。近現代的な要素はなく、民族的要素をもった親しみやすい音楽ばか
り。ヴァイオリンのシュナイダーとピアノのステアクはともにデンマーク王
立音楽院の出身でコンビを組んで活動している。

CLASSCD914 \1850
モーツァルト:喜びに胸は踊り、静けさは微笑みながら
R.シュトラウス:星、セレナード
D.アージェント(b.1927):6つのエリザベス朝の歌
エリック・バッハ(b.1946):Spejlet
パーセル:時間の音楽、キューピッド・狡猾な悪者
T.A.アーン:デリラ
ヘンデル:私の苦痛を信じる「アルチーナ」より、「デイダミア」より
パーセル:聴け!大気はこだまして
イェッテ・ローゼンダル(Sop)
フロデ・ステンゴー(Pf&Cemb)
ハンネ・T・ニールセン(リコーダー)
イエンズ・アストルップ(Vn)
ヨハン・クラルップ(Vc)
録音:2005年
ローゼンダルはデンマーク王立音楽院出身でエマ・カークビーにも師事し同
時にヴァイオリニストとしても活躍する驚くべきマルチ・ミュージシャン。
軽やかな歌声が魅力。




<CEDILLE>
CDR90000 089 \1980
シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番
マルティヌー:ヴァイオリン協奏曲第2番
バルトーク:2つの肖像
ジェニファー・コー(Vn)
カルロス・カルマー指揮
グラント・パーク管弦楽団
録音:2004年、2005年
ライヴ・レコーディング
1994年にチャイコフスキー・コンクールで特別賞を受賞して以来、アメリカ
を拠点に活躍しているジェニファー・コーのシカゴにおける最新ライヴ。プ
ログラムに東欧の近代作品ばかりを取り上げるあたりは心憎い。シマノフス
キの後期ロマン派の退廃的な協奏曲をコーは艶っぽさを持ちながらも毅然と
した態度で弾ききり圧巻。続くマルティヌー、バルトークも彼女の若さあふ
れる躍動感が印象的。

CDR90000 088 \1980
ヴァルター・ラブル(1873-1940):クラリネット四重奏曲 変ホ長調(1896)
ヨゼフ・ラボール(1842-1924):クラリネット五重奏曲 ニ長調(1900)
オリオン・アンサンブル
【ジェニファー・マーラス(Va)、 カスリーン・パートル(Cl)、
フロレンティーナ・ラムニチェアヌ(Vn)ジュディ・ストーン(Vc)
ディアナ・シュミュック(Pf)】
録音:2005年
ラブルは1873年ウィーン生まれ、ラボールは1842年ボヘミア生まれ。年代の
差はあるものの、ともに19世紀末から20世紀にかけてヨーロッパで活躍した
作曲家で、これまで全く知られていなかったといってよい。編成からおよそ
想像されるように作風はどちらもブラームスの影響が色濃い。マーラー、R.
シュトラウス、ツェムリンスキーらとは別の、当時のウィーンを中心とした
作曲界の潮流が、ここから想像できるだろう。当アンサンブルのメンバーは
全員女性のシカゴでは評判のサンサンブル。

CDR90000 090 \1980
現代アメリカ管弦楽作品集
バーバラ・コルブ(b.1939):オール・イン・グッド・タイム(1994)
アーロン・ジェイ・カーニス(b.1960):
サラバンダ・イン・メモリアム(1997/2003)
マイケル・ハーシュ(b.1971):記憶の灰(1999)
ジョン・コリリアーノ(b.1938):真夏のファンファーレ(2004)
ジョン・ハービソン(b.1938):管弦楽のためのパルティータ(2000)
カルロス・カルマー指揮
グラント・パーク管弦楽団
録音:2004-2005年
世界初録音
注目作はピューリッツァー賞受賞作曲家カーニスのサラバンダ・イン・メモ
リアムでバーバーのアダージョを思わせる悲しい叙情性が聴き手の心をわし
づかみにする。ハービソンのパルティータはストラヴィンスキーの新古典主
義期の作品を思わせる軽快な音楽。全体にエンターテイメント性に富んだ、
いかにもアメリカの現在を反映した管弦楽曲集である。グラント・パーク管
弦楽団はシカゴのグラント・パーク音楽祭のレジデント・オーケストラで
1943年ニコライ・マルコが初代首席指揮者を務めた。現在はウルグアイ生ま
れの中堅カルロス・カルマーがオーケストラと音楽祭の首席を務め、主にア
メリカの新作を演奏している。





<MUSIC & ARTS>
M&A1185 \1980
リスト:交響詩「マゼッパ」
(ベルリン国立歌劇場管、1925年機械式録音)、
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
(ベルリン国立歌劇場管 1924年機械式録音)、
リスト:交響詩「マゼッパ」(ベルリンフィル 1928年電気式録音)
オスカー・フリード指揮
いまや完璧に忘れらた存在の大物指揮者、オスカー・フリード。ポリドール
企画による大指揮者によるベートーヴェン:交響曲全集では、第2番と「英雄」
を担当。機械式録音ゆえに頼りない音ですが、さすが立派な構えは感じ取る
ことが出来ます。

M&A1186 \1980
バッハ(ロマン・ブラド編):我らが悩みの極みにあるとき、
ブゾーニ:対位法的幻想曲、
ロマン・ヴラド:オプス・トリプレックス
カルロ・グランテ(P)
カルロ・グランテのバッハ絡みピアノ作品集。ロマン・ヴラドは、1919年生
まれ。映画音楽(“トスカニーニ”など)も手がける才人です。

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06-06 No.17

2006年06月21日 16時35分15秒 | Weblog
★AUDITEレーベル特別セールのご案内★
当店HPにセールのご案内を掲載いたしました。
通常1枚もの\1480の特価でのご案内です。

http://home4.highway.ne.jp/goodies/open.html

★当店HPに以下のレーベルカタログ(PDFファイル)を追加しました。

ALBANY
ARTS
CLASSICO
COL LEGNO
DIVOX
PIERRE VERANY
TELOS

<Deutsche Grammophon (Germany)>
4765244 \1850
ヴンダーリヒ・プライベート-Wunderlich Privat
ベートーヴェン:君を愛す
R.シュトラウス:私は愛を抱いている、セレナード
ブラームス:日曜日、窓辺にて、あるソネット、五月の夜
ヴォルフ:こうのとりの使い
シューベルト:別れ
ハイドン:Flies leise, mein Bachlein、Ich stehe auf der Heide、
Es weiden meine Schafe、Im Schlummern、Mein suses Liebchen
ボーナストラック(自宅での練習風景をノーカットで収録)
R.シュトラウス:チェチーリエ
ベートーヴェン:君を愛す
ヘンデル:歌劇「セルセ」より“地獄の残酷な女神め”
フリッツ・ヴンダーリヒ(T)
フーベルト・ギーゼン(Pf)、ロルフ・ラインハルト(Pf)、
ロルフ・シュタインバッヒャー(Pf)
録音:1962-66年(自宅でのプライベート・テープ録音)
ヴンダーリヒのプライベート未発表録音!自宅での練習風景も収録!
グルダのDG未発表音源(モーツァルト)の大ヒット・リリースは記憶に新し
いところですが、ここにきてなんと、ヴンダーリヒが自宅で歌ったというテ
ープ音源がまたもやDGからリリースになります。ヴンダーリヒ晩年(1962-
66年)の歌唱を収めており、しかも、全て彼の自宅(ホームスタジオ?)
で収録された、これまで無かったシチュエーションでの歌声を聴くことがで
きます。ボーナストラックの練習風景では、後ろの方で子供の話し声が聴こ
えてくるなど、微笑ましく和やかな雰囲気を聴きとるのもまた一興。プライ
ベート・テープ録音とはいえ、音質は想像以上に良好で、ヴンダーリヒの美
声がびんびん鳴り響く様は痛快そのもの。テノール・ファンには堪らない発
掘音源です!





<Glossa>
GCD 921521 \2180
G・F・ヘンデル:イタリアン・カンタータ集Vol.1 ――
カンタータ《炎の中で》HWV.170/カンタータ《フィッリの夜の思い》
HWV.134/カンタータ《あの宿命の日から(愛の妄想)》HWV.99/カンター
タ《高貴な望みの子》HWV.113
ロベルタ・インヴェルニッツィ(ソプラノ)、
ファビオ・ボニッツォーニ(指揮&チェンバロ)、
アンサンブル・リゾナンサ
言わずと知れたバロック時代の大作曲家ヘンデル。そのヘンデルがイタリア
滞在時代(1706年-1710年)に作曲を行った100曲の室内カンタータ(イタリ
アン・カンタータ)の録音にグロッサが着手!
グロッサの新シリーズとなるヘンデルの「イタリアン・カンタータ集」は、
100曲のカンタータの中から器楽伴奏付きの約30曲取り上げ、2006年から2009
年にかけてレコーディング&リリースが行われるというプランになっている。
今回の「イタリアン・カンタータ集」で初登場となる「アンサンブル・リゾ
ナンサ」は、ミッツィ・メイヤーソンと共にグロッサの鍵盤楽器分野を代表
する名手ファビオ・ボニッツォーニによって結成された新たなアンサンブル
である。
そして注目のソプラノには、古楽やバロック音楽のスペシャリストとして称
賛を浴びている1966年イタリア出身のロベルタ・インヴェルニッツィを起用!
また、グロッサの特色の1つでもあるジャケットのデザインは、今回も高い芸
術性を感じさせる素晴らしい仕上がりを見せてくれている。
コープマンやレオンハルト、サヴァールといった名匠たちからの信頼も厚い
インヴェルニッツィの歌声と、ボニッツォーニが統率する気鋭のアンサンブ
ルとのコンビで贈るヘンデルは、グロッサを代表する素晴らしいシリーズと
なること間違い無し!

GCD 920015(特別価格&特別仕様) \1000
ラ・ヴェネクシアーナ・ライヴ・イン・コルシカ
Glossaカタログ封入特別仕様盤 ――
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
こうして死ねるものなら(マドリガーレ曲集第4巻より)/私は若い娘(同)
/ああ、あなたがそれほど好きなら(第7巻)/むごいアマリッリ(第5巻)
/星空の輝きのもとに(第4巻)/ああ、美しいその顔(第6巻)/私は燃え、
心を焦がし(第7巻)/アリアンナの嘆き/さらば、美しいフロリダ(第6巻)
/女よ、私が帰ると私の思いは(第2巻)/恋人の燃える瞳をじっと見つめ
ていた時に(第2巻)/ 素敵な羊飼い(第9巻)/今や天も地も(第8巻)/
ニンファの嘆き(第8巻)/あなたを愛しています、私の生命よ(第5巻)
クラウディオ・カヴィーナ(ディレクター)、
ラ・ヴェネクシアーナ〔ロサーナ・ベルティーニ、ヴァレンティナ・コラド
ナート(ソプラノ)、クラウディオ・カヴィーナ(カウンターテナー)、サ
ンドロ・ナリア、ジュゼッぺ・マレット(テノール)、ダニエレ・カルノ
ヴィッチ(バス)、フランコ・パヴァン(テオルボ)、ファビオ・ボニッ
ツォーニ(チェンバロ)〕
“ヴェネクシアーナ・ライヴ!”(GCD P30912)として大好評を得ていたラ
・ヴェネクシアーナの名盤にGlossaのカタログを封入した特別仕様盤を再度
ご案内いたします!





●価格変更(値下げ)につき再度ご案内いたします。既にご注文をいただい
ているお客様は再オーダーは不要です。
<ORTHO SPECTRUM>
KDC 6001 \1980
日本語オビ解説つき
宇野功芳 企画・指揮 有山麻衣子 幻のコンサート
=曲目(作詞 / 作曲)=
1.花かげ(大村主計 / 豊田義一)
2.十五夜お月さん(野口雨情 / 本居長世)
3.雨ふり(北原白秋 / 中山晋平)
4.花嫁人形(蕗谷虹次 / 杉山長谷夫)
5.七つの子(野口雨情 /本居長世)
6.リンゴのひとりごと(武内俊子 / 河村光陽)
7.きいろいきいろい歌(サトウハチロー / 中田喜直)
8.月の沙漠(加藤まさを / 佐々木すぐる)
9.摘草(小学唱歌[3年])
10.虫のこゑ(小学唱歌[3年])
11.牧場の朝(小学唱歌[4年])
12.海(小学唱歌[5年])
13.鯉のぼり(小学唱歌[6年])
14.我は海の子(小学唱歌[6年])
15.さくら(日本古謡・中田喜直編)
16.愛国の花(福田正夫 / 古関裕而)
17.子守歌(野上彰 / 團伊玖磨)
18.庭の千草(里見義 訳詞 / アイルランド民謡)
19.マリアの子守歌(べーリッツ[宇野通芳 訳詞] / レーガー)
20.春への憧れ(オーヴァべック[上山友昭 訳詞]/ モーツァルト)
21.バルバリーナのカヴァティーナ「落としてしまった、どうしよう」
(モーツァルト)
22.ツェルリーナのアリア「ねえ、あなたおとなしくしていたら」
(モーツァルト)
23.ピエ・イエス(慈悲深きイエスよ)(フォーレ)
24.バイレロ(オーヴェルニュ民謡[カントルーブ編])
有山麻衣子(ソプラノ)佐藤和子(ピアノ)
録音:2006年3月18日ムラマツ・リサイタルホール新大阪(ライヴ)
「声の訓練を日常受けつづけるプロの歌手には、絶対こんな声は出ない。ぼく
はクラシックの歌手にアレルギーを持っている人にこそ、このCDを聴かせたい。
なまじ専門の声楽を習っている人は文句をつけるかも知れないが、芸術のいち
ばんの敵は常識なのだ。」宇野功芳(ライナーノーツより)
宇野功芳の秘蔵っ子ソプラノ、有山麻衣子のソロ・コンサート・ライヴ・アル
バム。ノン・ヴィブラート、手垢にまみれぬ清楚な歌声で聴くなじみ親しんだ
名曲の数々は、多くの人の心を惹きつけることでしょう。録音にはインフラノ
イズ社製のオルソ・スペクトラム高精度クロック、A/Dコンバーターほか音にと
ことんこだわった機材を使用していてオーディオ的魅力もいっぱいです。レコ
ード芸術8月号「志木折々」欄にて当アルバムは紹介される予定です。
有山麻衣子(ソプラノ)…宇野功芳に師事。東京をはじめ金沢、富山、横浜、
埼玉でリサイタルを開催。また、アンサンブル・フィオレッティーにも参加し、
各地で演奏活動を続けている。

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