<VIRGIN CLASSICS>
VC-5193132 \1980
コロラトゥーラ
1.グノー:「ロメオとジュリエット」-私は夢に生きたい(ジュリエット)
2.ヴェルディ:「リゴレット」-慕わしい人の名は(ジルダ)
3.R.シュトラウス:「ナクソス島のアリアドネ」-Grossmachtige Prinzessin
(ツェルビネッタ)
4.ロッシーニ:「セビーリャの理髪師」-今の歌声は心にひびく(ロジーナ)
5.ストラヴィンスキー:
「放蕩者のなりゆき」-No word form Tom…Quietly night…
I go to him(アン・トゥルーラヴ)
6.プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」-私のお父さん(ラウレッタ)
ヴェルディ:「仮面舞踏会」-
7.空の星をご覧なさい(オスカル)
8.どんな衣装か知りたいだろう(オスカル)
9.ドニゼッティ:「シャモニーのリンダ」-この心の光り(リンダ)
10.トマ:「アムレット」-A vos jeux, mes amis(オフェリア)
11.バーンスタイン:「キャンディード」-Glitter and be gay(クネゴンド)
ディアナ・ダムラウ(ソプラノ)
ミュンヘン放送管弦楽団、ダン・エッティンガー指揮
ジュエル・ボックス 40Pブックレット(ノート-英/仏/独語、歌詞テキスト)
「クラシック音楽のメリル・ストリープ」と呼ばれるドイツのコロラトゥーラ・
ソプラノ、ダムラウの多面性を発揮したアリア集
「モーツァルト・アリア集」(VC-21202322)、「モーツァルト、サリエリ、リギ
ーニ:アリア集」(VC-3952502)のアルバムでも絶賛されたダムラウのリサイタル
・アルバムの第3作。
19世紀-20世紀のアリアからの選曲でもさらにその歌のパワーを十二分に発揮し
ています。
VC-6945790 \1980
ジョイス・ディドナート/ミューズ、コルブラン-
ロッシーニ:オペラ・アリア集
1.D'Amor al dolce impero-「アルミーダ」
2.朝のあけぼのが-「湖上の美人」
3.胸の思いは満ち溢れ-「湖上の美人」
4.Giusto ciel, in tal periglio-「マホメット2世」
5.私の魂にとって何という喜びでしょう-「イギリスの女王エリザベス」
6.うるわしい光が誘惑する-「セミラーミデ」
7.柳の下にたたずんで-「オテッロ」
8.Se al mio crudel tormento-「アルミーダ」
ジョイス・ディドナート(メゾ・ソプラノ)
サンタ・チェチーリア国立アカデミア管弦楽団、合唱団
エドアルド・ムッラー指揮
w/ロベルタ・ニコラ(メゾ・ソプラノ)、ローレンス・ブラウンリー(テナー)、
コッラド・アミーチ(テナー)、カルロ・プテッリ(テナー)
ジュエル・ボックス 40Pブックレット(ノート-英/仏/独語、歌詞テキスト)
ディドナートを世界的に知らしめたロッシーニ作品によるリサイタル・アルバム
第2作。
「ロッシーニ・レパートリーのスーパースター」(シカゴ・トリビューン)と評さ
れるディドナートを世界的スーパースターとして認知させたロッシーニのアリア。
ロッシーニにとって、プリマ・ドンナで夫人でもあり、ミューズ(女神)であった
イサベッラ・コルブランによってインスパイアされ作曲されたアリアをふんだん
に収録しました。
<MD+G>
61315232 \2080
モートン・フェルドマン:後期ピアノ作品集Vol.3
(1)ピアノ(1977)
(2)廃墟の静寂(1986)
シュテファン・シュライエルマッヒャー(ピアノ)
録音:2007年12月19日 マリエンミュンスター修道院
世界初の図形楽譜の発案者であるアメリカの作曲家モートン・フェルドマン
(1926-87)の後期ピアノ作品集の第3弾。「ジョン・ケージ:ピアノ作品全集」
をはじめ、現代音楽に造詣が深いドイツのピアニスト&作曲家シュライエル
マッヒャーが、着々と進めてきたこの録音集のラストを飾る当盤のために彼が
選んだのは、フェルドマンが晩年に残したタイプの異なる2つの傑作です。
1977年作曲の《ピアノ》の曲想は、一聴すると終始ゆったりした雰囲気ですが、
注意深く聴いてみると、彼の作風として知られる微妙に移ろう音と揺らいだリ
ズムに溢れていることに気付かさせられるはずです。9年後の1986年に作曲さ
れた《廃墟の静寂》にも、同じ作風が聴きとれますが、ここでは、最晩年なら
ではのより研ぎ澄まされた美しさと緊張感が見事です。
34515832 \2080
ロッシーニ:管楽五重奏のためのハーモニームジーク集
(1)歌劇《タンクレディ》より
(2)歌劇《シンデレラ(チェネレントラ)》より
※以上編曲:ウルフ=グイド・シェーファー
マーロット木管五重奏団
〔ステファニー・ウィンカー(フルート、ピッコロ)
ウルフ=グイド・シェーファー(クラリネット)
クリスティアン・ヴェツェル(オーボエ) フォルカー・グレーヴェル(ホルン)
フォルカー・テスマン(ファゴット) 〕
録音:2009年2月12-14日
マリエンミュンスター修道院
1986年に結成されたドイツのアンサンブル、マーロット木管五重奏団は各奏者
の卓越した技術と音楽性が高く評価されています。これまでにも、MDGレーベル
でドヴォルザーク、ピアソラ、ベートーヴェンなどの作品をリリース、いずれ
も大好評で、様々な音楽誌でも絶賛されました。当番で取り上げたのは、ロッ
シーニのオペラ編曲。編曲を担当するのは毎度おなじみ、このアンサンブルの
クラリネット奏者ウルフ・グィド・シェーファーで、《タンクレレディ》と
《チェネレントラ》という19世紀を代表する傑作オペラの名場面を、鮮明な色
彩感溢れる生き生きとした五重奏へと変貌させています。正確な音程、素晴ら
しい表現力、豊かな音楽性に満ちた最高級の木管アンサンブルをご堪能いただ
けます。
93715846(SACD-Hybrid) \2950
シェーンベルク:管弦楽作品集
(1)管弦楽のための5つの小品Op.16
(2)6つの管弦楽伴奏付き歌曲Op.8
(3)ノットゥルノ変イ長調(1896)
(4)J.S.バッハ:前奏曲とフーガ変ホ長調BWV.532(シェーンベルク編)
マヌエラ・ウール(ソプラノ)
ベートーヴェン・オーケストラ・ボン
指揮:シュテファン・ブルニェー
録音:2008年12月1-2日、2009年2月12-14日
ボン、ベートーヴェンホール
2007-08年シーズンに創立100周年を迎えたドイツの名門ベートーヴェン・オー
ケストラ・ボン。これまでR.シュトラウス、エーリヒ・クライバー、カール・
ベーム、セルジュ・チェリビダッケ、ギュンター・ヴァントといった巨匠たち
が指揮台を飾ってきたこの名門を、2008-09年シーズンから音楽監督として率い
ることになったシュテファン・ブルニェーの記念すべきデビュー盤です。
1964年にスイスのベルンに生まれ、識者としてはオペラハウスを中心にキャリ
アを重ねながら、ドイツの様々な放送オケの指揮経験も豊富な彼ですが、今回
の選曲が、大バッハの前奏曲とフーガの名編曲を含むシェーンベルクの4つのロ
マンティックな傑作であることは、彼の自信と明晰な知性の賜物であり、彼に
寄せられる周囲の期待の大きさの表れでもあると言えるでしょう。若々しい覇
気と洗練を兼ね備えた秀演の数々を、SACDの高音質でたっぷりお楽しみくださ
い。
30715852 \2080
ハイドン:弦楽四重奏曲集Vol.2
《プロシア四重奏曲》Op.90(第44-49番)より
(1)弦楽四重奏曲第44番変ロ長調Op.50‐1
(2) 同 第47番嬰へ短調Op.50‐4
(3) 同 第48番ヘ長調Op.50‐5
ライプツィヒ弦楽四重奏団
〔シュテファン・アルツベルガー、ティルマン・ビューニング(ヴァイオリン)
イーヴォ・バウアー(ヴィオラ)マティアス ・モースドルフ(チェロ)〕
録音:2009年1月26-27日 マリエンミュンスター修道院
世界最古のシンフォニー・オーケストラである名門ライプツィヒ・ゲヴァント
ハウス管弦楽団の首席奏者たちが1988年に結成した当団は、55人の作曲家によ
る約200曲をレパートリーに持ち、録音も30枚以上残している名門中の名門で
す。そんな彼らが満を持して挑むハイドン全集の第2弾が待望のリリースとなり
ます。収録曲は、プロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルム2世に献呈されたこ
とから、《プロシャ四重奏曲》の通称で呼ばれる「作品50」の6曲の中から選り
選った3曲。ライプツィヒ伝統のダイナミックかつ精緻なアンサンブルの妙が楽
しめる一枚です。
90315876(SACD-Hybrid) \2950
スカルラッティ:ソナタ集(ギター編曲版)
K.449ト長調/K.450ト短調/K.213ニ短調/K.175イ短調
K.513ハ長調/K.402ホ短調/K.403ホ長調/K.462ヘ短調
K.474変ホ長調/K.475変ホ短調
シュテフェン・マルキオンダ(ギター)
録音:2008年12月20-23日
マリエンミュンスター修道院
イタリアのナポリで生まれ、スペインのマドリードで没したドメニコ・スカル
ラッティは、奇しくもJ.S.バッハやヘンデルと同じ年(1685年)の生まれで、
「鍵盤楽器のためのソナタ」を生涯に555曲も残した、バロック音楽の代表的作
曲家です。これらの名作たちは、イベリア半島を中心に早くからギター用に編
曲され、今では最初からギターのために書かれたような親和性を持って、多く
の人々に愛されています。意外かもしれませんが、SACDの高音質の録音はでは
これが初となるアメリカの名ギタリスト、マルキオンダの軽妙で柔らかな名演
奏をどうぞ。
VC-5193132 \1980
コロラトゥーラ
1.グノー:「ロメオとジュリエット」-私は夢に生きたい(ジュリエット)
2.ヴェルディ:「リゴレット」-慕わしい人の名は(ジルダ)
3.R.シュトラウス:「ナクソス島のアリアドネ」-Grossmachtige Prinzessin
(ツェルビネッタ)
4.ロッシーニ:「セビーリャの理髪師」-今の歌声は心にひびく(ロジーナ)
5.ストラヴィンスキー:
「放蕩者のなりゆき」-No word form Tom…Quietly night…
I go to him(アン・トゥルーラヴ)
6.プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」-私のお父さん(ラウレッタ)
ヴェルディ:「仮面舞踏会」-
7.空の星をご覧なさい(オスカル)
8.どんな衣装か知りたいだろう(オスカル)
9.ドニゼッティ:「シャモニーのリンダ」-この心の光り(リンダ)
10.トマ:「アムレット」-A vos jeux, mes amis(オフェリア)
11.バーンスタイン:「キャンディード」-Glitter and be gay(クネゴンド)
ディアナ・ダムラウ(ソプラノ)
ミュンヘン放送管弦楽団、ダン・エッティンガー指揮
ジュエル・ボックス 40Pブックレット(ノート-英/仏/独語、歌詞テキスト)
「クラシック音楽のメリル・ストリープ」と呼ばれるドイツのコロラトゥーラ・
ソプラノ、ダムラウの多面性を発揮したアリア集
「モーツァルト・アリア集」(VC-21202322)、「モーツァルト、サリエリ、リギ
ーニ:アリア集」(VC-3952502)のアルバムでも絶賛されたダムラウのリサイタル
・アルバムの第3作。
19世紀-20世紀のアリアからの選曲でもさらにその歌のパワーを十二分に発揮し
ています。
VC-6945790 \1980
ジョイス・ディドナート/ミューズ、コルブラン-
ロッシーニ:オペラ・アリア集
1.D'Amor al dolce impero-「アルミーダ」
2.朝のあけぼのが-「湖上の美人」
3.胸の思いは満ち溢れ-「湖上の美人」
4.Giusto ciel, in tal periglio-「マホメット2世」
5.私の魂にとって何という喜びでしょう-「イギリスの女王エリザベス」
6.うるわしい光が誘惑する-「セミラーミデ」
7.柳の下にたたずんで-「オテッロ」
8.Se al mio crudel tormento-「アルミーダ」
ジョイス・ディドナート(メゾ・ソプラノ)
サンタ・チェチーリア国立アカデミア管弦楽団、合唱団
エドアルド・ムッラー指揮
w/ロベルタ・ニコラ(メゾ・ソプラノ)、ローレンス・ブラウンリー(テナー)、
コッラド・アミーチ(テナー)、カルロ・プテッリ(テナー)
ジュエル・ボックス 40Pブックレット(ノート-英/仏/独語、歌詞テキスト)
ディドナートを世界的に知らしめたロッシーニ作品によるリサイタル・アルバム
第2作。
「ロッシーニ・レパートリーのスーパースター」(シカゴ・トリビューン)と評さ
れるディドナートを世界的スーパースターとして認知させたロッシーニのアリア。
ロッシーニにとって、プリマ・ドンナで夫人でもあり、ミューズ(女神)であった
イサベッラ・コルブランによってインスパイアされ作曲されたアリアをふんだん
に収録しました。
<MD+G>
61315232 \2080
モートン・フェルドマン:後期ピアノ作品集Vol.3
(1)ピアノ(1977)
(2)廃墟の静寂(1986)
シュテファン・シュライエルマッヒャー(ピアノ)
録音:2007年12月19日 マリエンミュンスター修道院
世界初の図形楽譜の発案者であるアメリカの作曲家モートン・フェルドマン
(1926-87)の後期ピアノ作品集の第3弾。「ジョン・ケージ:ピアノ作品全集」
をはじめ、現代音楽に造詣が深いドイツのピアニスト&作曲家シュライエル
マッヒャーが、着々と進めてきたこの録音集のラストを飾る当盤のために彼が
選んだのは、フェルドマンが晩年に残したタイプの異なる2つの傑作です。
1977年作曲の《ピアノ》の曲想は、一聴すると終始ゆったりした雰囲気ですが、
注意深く聴いてみると、彼の作風として知られる微妙に移ろう音と揺らいだリ
ズムに溢れていることに気付かさせられるはずです。9年後の1986年に作曲さ
れた《廃墟の静寂》にも、同じ作風が聴きとれますが、ここでは、最晩年なら
ではのより研ぎ澄まされた美しさと緊張感が見事です。
34515832 \2080
ロッシーニ:管楽五重奏のためのハーモニームジーク集
(1)歌劇《タンクレディ》より
(2)歌劇《シンデレラ(チェネレントラ)》より
※以上編曲:ウルフ=グイド・シェーファー
マーロット木管五重奏団
〔ステファニー・ウィンカー(フルート、ピッコロ)
ウルフ=グイド・シェーファー(クラリネット)
クリスティアン・ヴェツェル(オーボエ) フォルカー・グレーヴェル(ホルン)
フォルカー・テスマン(ファゴット) 〕
録音:2009年2月12-14日
マリエンミュンスター修道院
1986年に結成されたドイツのアンサンブル、マーロット木管五重奏団は各奏者
の卓越した技術と音楽性が高く評価されています。これまでにも、MDGレーベル
でドヴォルザーク、ピアソラ、ベートーヴェンなどの作品をリリース、いずれ
も大好評で、様々な音楽誌でも絶賛されました。当番で取り上げたのは、ロッ
シーニのオペラ編曲。編曲を担当するのは毎度おなじみ、このアンサンブルの
クラリネット奏者ウルフ・グィド・シェーファーで、《タンクレレディ》と
《チェネレントラ》という19世紀を代表する傑作オペラの名場面を、鮮明な色
彩感溢れる生き生きとした五重奏へと変貌させています。正確な音程、素晴ら
しい表現力、豊かな音楽性に満ちた最高級の木管アンサンブルをご堪能いただ
けます。
93715846(SACD-Hybrid) \2950
シェーンベルク:管弦楽作品集
(1)管弦楽のための5つの小品Op.16
(2)6つの管弦楽伴奏付き歌曲Op.8
(3)ノットゥルノ変イ長調(1896)
(4)J.S.バッハ:前奏曲とフーガ変ホ長調BWV.532(シェーンベルク編)
マヌエラ・ウール(ソプラノ)
ベートーヴェン・オーケストラ・ボン
指揮:シュテファン・ブルニェー
録音:2008年12月1-2日、2009年2月12-14日
ボン、ベートーヴェンホール
2007-08年シーズンに創立100周年を迎えたドイツの名門ベートーヴェン・オー
ケストラ・ボン。これまでR.シュトラウス、エーリヒ・クライバー、カール・
ベーム、セルジュ・チェリビダッケ、ギュンター・ヴァントといった巨匠たち
が指揮台を飾ってきたこの名門を、2008-09年シーズンから音楽監督として率い
ることになったシュテファン・ブルニェーの記念すべきデビュー盤です。
1964年にスイスのベルンに生まれ、識者としてはオペラハウスを中心にキャリ
アを重ねながら、ドイツの様々な放送オケの指揮経験も豊富な彼ですが、今回
の選曲が、大バッハの前奏曲とフーガの名編曲を含むシェーンベルクの4つのロ
マンティックな傑作であることは、彼の自信と明晰な知性の賜物であり、彼に
寄せられる周囲の期待の大きさの表れでもあると言えるでしょう。若々しい覇
気と洗練を兼ね備えた秀演の数々を、SACDの高音質でたっぷりお楽しみくださ
い。
30715852 \2080
ハイドン:弦楽四重奏曲集Vol.2
《プロシア四重奏曲》Op.90(第44-49番)より
(1)弦楽四重奏曲第44番変ロ長調Op.50‐1
(2) 同 第47番嬰へ短調Op.50‐4
(3) 同 第48番ヘ長調Op.50‐5
ライプツィヒ弦楽四重奏団
〔シュテファン・アルツベルガー、ティルマン・ビューニング(ヴァイオリン)
イーヴォ・バウアー(ヴィオラ)マティアス ・モースドルフ(チェロ)〕
録音:2009年1月26-27日 マリエンミュンスター修道院
世界最古のシンフォニー・オーケストラである名門ライプツィヒ・ゲヴァント
ハウス管弦楽団の首席奏者たちが1988年に結成した当団は、55人の作曲家によ
る約200曲をレパートリーに持ち、録音も30枚以上残している名門中の名門で
す。そんな彼らが満を持して挑むハイドン全集の第2弾が待望のリリースとなり
ます。収録曲は、プロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルム2世に献呈されたこ
とから、《プロシャ四重奏曲》の通称で呼ばれる「作品50」の6曲の中から選り
選った3曲。ライプツィヒ伝統のダイナミックかつ精緻なアンサンブルの妙が楽
しめる一枚です。
90315876(SACD-Hybrid) \2950
スカルラッティ:ソナタ集(ギター編曲版)
K.449ト長調/K.450ト短調/K.213ニ短調/K.175イ短調
K.513ハ長調/K.402ホ短調/K.403ホ長調/K.462ヘ短調
K.474変ホ長調/K.475変ホ短調
シュテフェン・マルキオンダ(ギター)
録音:2008年12月20-23日
マリエンミュンスター修道院
イタリアのナポリで生まれ、スペインのマドリードで没したドメニコ・スカル
ラッティは、奇しくもJ.S.バッハやヘンデルと同じ年(1685年)の生まれで、
「鍵盤楽器のためのソナタ」を生涯に555曲も残した、バロック音楽の代表的作
曲家です。これらの名作たちは、イベリア半島を中心に早くからギター用に編
曲され、今では最初からギターのために書かれたような親和性を持って、多く
の人々に愛されています。意外かもしれませんが、SACDの高音質の録音はでは
これが初となるアメリカの名ギタリスト、マルキオンダの軽妙で柔らかな名演
奏をどうぞ。