クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

09-09 No.22

2009年09月17日 19時24分52秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
CDS-6860822 2枚組 \3000
9のレッスンとキャロルの祭典
CD1
1.入場の聖歌-ダビデの村の 厩(うまや)の内に(音楽:HJ ゴーントレットPD)
2.挨拶の祈りー主の祈りー祝福/イアン・トンプソン師
3.If ye would hear the angels sing(音楽:P トランチウェル)
4.第1課ー創世記 3/エドムンド・ライアン
5.Remember, O thou man(音楽:T レイヴェンスクロフト)
6.Adam lay ybounden(音楽:B.オード)
7.第2課ー創世記 22/パトリック・スタッブス
8.あら野のはてに(音楽:古いフランスのメロディ-編:PS レッジャー)
9.もろびと声あげ(音楽:H プレトリウス)
10.第3課ーイザイア書 9/クリス・バグノール
11.Nowell sing ye now(音楽:中世の作品-編:J.スティーヴンス)
12.Unto us is born a Son
(音楽:ピエ・カンツィオーネス-編:DV ウィルコックス)
13.第4課ーイザイア書 11/マイク・ディクソン
14.羊(音楽:J タヴナー)
15.A spotless rose(音楽:H.ハウエルズ)
16.第5課ールカ書 1/ニコラス・ロビンソン
17.I sing of a maiden(音楽:L バークリー)
18.マリア(音楽:D マルダウニー)
(9つのレッスンとキャロルの祭典、2008のために
キングズ・カレッジにより委嘱)
19.第6課ールカ書 2/リチャード・ロイド・モーガン
20.Wither's rocking Hymn(音楽:R ヴォーン・ウィリアムズ)
CD2
1.What sweeter music(音楽:J ラッター)(9つのレッスンとキャロルの祭典、
1987のためにキングズ・カレッジにより委嘱)
2.第7課ールカ書 2/スティーヴン・クローベリー
3.Infant holy, Infant lowly(ポーランドのトラッド-編:SJ クローベリー)
4.よのひと忘るな(英国のトラッド-編:D ウィルコックス)
5.第8課ーマタイ書 2/ベイシン・ミューザラム)
6.光を放て、エルサレムよ(音楽:J ワイア)(9つのレッスンとキャロルの祭典、
1095のためにキングズ・カレッジにより委嘱)
7.Glory, alleluia to the Christ Child!(音楽:A バラード)
8.第9課ーヨハネ書 1/ロス・ハリソン
9.かみのみこは(音楽:JF ウェイド- 第3節 編:SJ クローベリー)
10.祈りと祝福/イアン・トンプソン
11.天(あめ)にはさかえ(音楽:JLF メンデルスゾーン=バーソロディ)
12.甘き喜びのうちにBWV729(音楽:JS バッハ)
以上 ケンブリッジ・キングズ・カレッジ・チャペル合唱団、
スティーヴン・クローベリー指揮、 オルガン:ピーター・スティーヴンス
録音:2008年12月24日
ブリリアント・ボックス 28Pブックレット(含:歌と語りのテキスト)
クリスマス・イヴ恒例、世界的に中継されて親しまれるキングズ・カレッジの
9つのレッスンとキャロルの祭典の2008年ライヴ。
ケンブリッジ大学創立800年の今年、ご案内中の「ヘンデル:メサイアDVD」
(DVBW-2681569)とともに、世界で最も名声を持ち、英国の合唱の伝統を最も完
成した形で代表するキングズ・カレッジ合唱団の新録音。

CDS-4562152 2枚組 \3960
プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」全曲(スタンダード盤)
ピンカートン/ヨナス・カウフマン
スズキ/エンケレイダ・シコーサ
シャープレス/ファビオ・カピタヌッチ
ゴロー/グレゴリー・ボンファッティ
ボンゾ/ライモンド・アチェート
ケイト/クリスティナ・レアル 他
サンタ・チェチーリア国立アカデミア管弦楽団、合唱団
アントニオ・パッパーノ指揮
2008年7月7-19日 ローマ録音
マルチパック 36Pブックレット(歌詞テキストは掲載されません)
CDS-2641872で発売中のアイテムのスタンダード盤のご案内です。
21世紀の蝶々夫人完成! ゲオルギュー/カウフマンの理想的キャストをむかえ
パッパーノがプッチーニ生誕150年に完成したスタジオ・セッション録音。
EMIとしてはスコット/ベルゴンツィによる全曲盤の完成以来42年ぶりのスタジ
オ新録音となる「蝶々夫人」です。「蝶々さん」を録音する夢が遂に実現した
ゲオルギューとピンカートンにはドイツ期待のテナー、カウフマン、両名とも
初挑戦となる「蝶々夫人」の全曲プロジェクトです。名歌手、名指揮者による
オペラ全曲のスタジオ・セッション録音の機会は限られてきていますが、EMI
としてもドミンゴ/シュテンメの「トリスタン…」以来となるこの新録音は専
門誌他で絶賛されています。




<WEITBLICK>
SSS0091-2 \1980
ベートーヴェン:
(1)交響曲第2番
(2)交響曲第5番「運命」
クルト・ザンデルリング指揮
ベルリン交響楽団
録音:
(1)1973年7月28日メトロポールシアター、ベルリン
(2)1984年10月1日シャウシュピールハウス、ベルリン
全てステレオ・ライヴ録音
お待ちかね、ザンデルリングのベートーヴェン・ライヴ。手兵ベルリン交響楽
団を駆使して、本場物のドイツ音楽を堪能させてくれます。第2番は愛奏曲で
活動最後期まで演奏を繰り返しました。この時代から大巨匠の風格十分のゆっ
たりした悠久の名演。第5番「運命」は、途中からレパートリーから外してしま
った曲目です。こちらは、シャウシュピールハウス、ベルリン(現コンツェル
トハウス、ベルリン)の?落とし公演で、旧東ベルリン芸術週間の枠組みの記念
コンサートです。かつてCAPRICCIOから出たことがありますが入手困難になっ
ておりました。今回はDRA提供のマスター・テープよりの復刻で既出盤よりも
残響が抑え目になっており、細かい所の混濁が避けられています。力強い横綱
相撲とでも例えたい極めつけの名演。英語、日本語、ドイツ語によるライナー
ノート付。

SSS0092-2 \1980
ブラームス:交響曲第1番
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮
シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1991年6月7日クルトゥア・パラスト・ドレスデン、ステレオ・ライヴ録音
我が国でも実演を何度と無く繰り返している十八番レパートリーですが、何と
CDは初登場のレパートリーとなります。シュターツカペレ・ドレスデンのブラ1
というのも、意外と少なくザンデルリングだけではないでしょうか。演奏は誠
実そのもののブロムシュテット流。はったりこけおどし一切無しでここまで説
得力がある名演はそうそうありません。ブロムシュテット先生も「いずれも現
在の私の解釈とは全く異なるものの、ドレスデンとの美しい想い出の記録」と
リリースを許されました。嬉しいのは先生ご本人のライナーノートという点、
期待できます!英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。

SSS0093-2 \1980
ベルリオーズ:幻想交響曲
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮
シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1978年5月25日
クルトゥア・パラスト・ドレスデン、ステレオ・ライヴ録音
これまたブロムシュテットにとってもシュターツカペレ・ドレスデンにとって
も音盤初レパートリーです。妙技集団として知られるだけにアクロバティック
交響曲の元祖「幻想」をどう料理してくれるか?興味と期待が尽きません。ブ
ロムシュテット先生は「第5楽章の鐘がちょっときつ過ぎる様な気がする」と
録音状態とホールトーンを指摘なさいましたがマスタリングによりこの辺りは
改善されているそうです。ブロムシュテット先生も「いずれも現在の私の解釈
とは全く異なるものの、ドレスデンとの美しい想い出の記録」とリリースを許
されました。嬉しいのは先生ご本人のライナーノートという点、期待できます!
英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。




<BOHEMIA MUSIC>
BM 0076 \2180
ラウダーテ・プエリ・ドミヌム クリスマス合唱曲集
チェコとモラヴィアの民俗的クリスマス・キャロル(7曲)
ヨーロッパのクリスマス・キャロル(5曲)
ボヘミアに伝わるゴシック・ルネサンス期のラテン語の歌(5曲)
待降節の歌(5曲)(*)
プエリ・ガウデンテス少年合唱団
ズデナ・ソウチコヴァー(指揮(*以外))
ヴィート・クバーネク(指揮(*))
ミハル・ノヴェンコ(オルガン) 他
録音:2007年
1990年に合唱指揮者ズデナ・ソウチコヴァーによって創設され、すでにチェコ
を代表する少年合唱団の一つとなったプエリ・ガウデンテスのクリスマス・ア
ルバム。レーベルは「TOVEK」となっており「OSA SPG 0107」という型番も併記
されていますが、当盤の録音会社で輸出元でもあるBOHEMIA MUSICの型番を管理
規格番号といたします。




<MAXIMUM HANNIG>
HG 0049-2 \2180
ヤン・クルサーク(1934-):天頂の月
弦楽四重奏曲第3番(1975)(*)
天頂の月
(メゾソプラノ、クラリネット、ヴィオラとピアノのための連作歌曲;1981)(+)
管弦楽のためのインヴェンション第7番(1972-1973)(#)
顔(4つの歌曲;1979-1980)(*:)
2つのハープのための変奏曲(++)
結婚カンタータ 1979(男声合唱と管弦楽のための)(##)
スク四重奏団(*)
アルス・カメラリス(+)
ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団(#)
ペトル・ヴロンスキー(指揮(#))
カテジナ・カフリーコヴァー(アルト(**))
フランチシェク・クーダ(ピアノ(**))
リブシェ・ヴァーハロヴァー、イヴァナ・ポコルナー(ハープ(++))
プラハ男声合唱団(##)
プラハ交響楽団(##)
ヴラディミール・ヴァーレク(指揮(##))
(P):1984(*)/1982(+)/1987(#/++)/2004(**)/1981(##)
原盤:Panton(ライセンサー:Supraphon)(*/#/++)/チェコ放送(+/**/##)




<OUT OF THE FLAME>
OUT 028 \2180
ボヘミア・ピアノ・エディション 2008
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2 No.3
ショパン(1810-1849):
練習曲イ短調 Op.25 No.11/ポロネーズ変イ長調「英雄」Op.53
華麗なワルツ変イ長調 Op.34 No.1
リスト(1811-1886):
愛の夢(夜想曲)変イ長調/ペトラルカのソネット/メフィスト・ワルツ第1番
カレル・ヴルチシュカ(ピアノ)
録音:2007年3月、CNSO第2スタジオ「ブルー・ヴェルベット」
ボヘミア・ピアノ社製ヤナーチェク・モデルを使用。カレル・ヴルチシュカは
1990年5月プラハの生まれ、つまり当録音時点で16歳です。

OUT 009 \2180
"Angels' Crying in My Head, Angels' Laughter in My Heart"
Krystof Marek and www.bend.cz feat. Tony Lakatos
Affranchised Dog / Azurine Man is Coming Again / Amarula
Ahimsa / Abu Dhabi / Advent Blues
Angels' Crying in my Head, Angels' Laughter in my Heart
トニー・ラカトシュ(ソプラノサックス、テナーサックス)
クリシュトフ・マレク(作曲、指揮、ピアノ)
WWW.BEND.CZ
録音:2005年9月24-25日、CNSO Studio No.2 Blue Velvet
ハンガリーの音楽の名門ラカトシュ家の長男トニー・ラカトシュとチェコの
ジャズ・オーケストラの共演。

OUT 001 \2180
【未案内旧譜】
ヤン・ハーズネル ラ・パラーダ
La Parada / The parrot / Lullaby for a big girl / My funny Valentine
Father is on his way home / Their country / Breakfast in Duisburg
Brief nirthday / THe lioness 2004
ヤン・ハーズネル[ハーゼンエール](トランペット、フリューゲルホルン)
ルカーシュ・ヘイン(エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター、他)
ミラン・スヴォボダ(ピアノ)
トマーシュ・ウフリク(ベース)
ツァミロ・ツァレル(ドラムス、パーカッション)
マルチン・プラヒー(アルトサクソフォン) 他
録音:2004年?、CNSO第1スタジオ「ギャラリー」
チェコ・ナショナル交響楽団(CNSO)の創設者ヤン・ハーズネルのジャズ・アル
バム。




<ROSA>
RD 1695 \2180
ペトル・エベン(1929-2007):
地上の迷宮と魂の楽園(オルガンと朗読のための;2002)
イレナ・フジプコヴァー(オルガン)(*)
マルチン・ストロプニツキー(朗読)(+)
録音:2008年4月28-29日、プラハ、聖ヤクプ・バジリカ教会(*)
2008年7月29日、プラハ、ドモヴィナ・スタジオ(+)
17世紀チェコの生んだ偉大な宗教家・教育者ヨハネス・アモス・コメニウス(ヤ
ン・アーモス・コメンスキー;1592-1670)が著したチェコ国民文学の古典「地
上の迷宮と魂の楽園」からテキストを採った大作。





<LOTOS>
LT 0155-2(1CD+1DVD) \2180
クトナー・ホラ国際音楽祭 2008
ブルッフ(1838-1920):弦楽八重奏曲(1920)(*)
ジグムント・クラウゼ(1938-):クリスマスのための四重奏曲(1985)(+)
コダーイ(1882-1967):ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲(1914)(#)
[ボーナスDVD]
イジー・バールタとともにクトナー・ホラにて(チェコTV制作の音楽祭紹介番組)
イジー・バールタ(チェロ)
ジェニファー・フラウチ(ヴァイオリン)
ロマン・パトチュカ、ペテル・クレメンテ、
ミロスラフ・アンブロシュ(ヴァイオリン(*))
ヴラディミール・ブカチュ、カレル・ウンレルミュレル(ヴィオラ(*))
ヤクプ・ティルマン(チェロ(*))
ルドミラ・ペテルコヴァー(クラリネット(+))
ジョン・レネハン(ピアノ(+))
録音:2008年、クトナー・ホラ(チェコ)、ライヴ
6月11日、聖バルボラ教会(*),6月10日、ヤン・ネポムツキー教会(+),
6月8日、キリスト聖体礼拝堂(#)
チェコのチェリスト、イジー・バールタの主宰により2008年に第1回が開催され
たクトナー・ホラ国際音楽祭の実況録音盤。
勝手ながら、ボーナスDVDの動作は保証外といたします。お許しください。




<HAMU>
HF 0031-2 \2180
未案内旧譜
ヤナーチェク(1854-1928):ピアノ作品集
霧の中で(*)/ソナタ「1905年10月1日、街頭にて」(+)
草陰の小径 第1集(#)/草陰の小径 第2集(**)/思い出(**)
スラーヴカ(ヤロスラヴァ)・ピェホチョヴァー(ピアノ)
録音:2004年4月20日、2004年11月9日(+)、2006年2月7日(#)、2007年2月23日(**)、
プラハ音楽アカデミー、サウンド・スタジオ
スラーヴカ(ヤロスラヴァの愛称)・ピェホチョヴァー(1976年生まれ)はプラハ
音楽アカデミーでイヴァン・モラヴェツに師事したピアニスト。「ヤナーチェ
クの全ピアノ作品」をテーマとした論文で博士号を取得しています。




<AMABILE>
ZR 0018-2 \2180
未案内旧譜
ドヴォルジャーク(1841-1904):
ミサ ニ長調 Op.86 から キリエ,グローリア,ベネディクトゥス,
アニュス・デイ(*)
交響曲第9番ホ短調「新世界より」Op.95 から 第1楽章,第3楽章
スラヴ舞曲第15番 Op.72 No.7
イヴェタ・イジーコヴァー(ソプラノ(*))
ヤナ・エフレンベルゲロヴァー(アルト(*))
マレク・オルブルジメク(テノール(*))
ミラン・ストジーテスキー(バス(*))
スメタナ合唱団(*)
メイドストーン・コラール・ユニオン(合唱(*))
フラデツ・クラーロヴェー・フィルハーモニー管弦楽団
フランチシェク・ヴァイナル(指揮)
録音:1998年4月30日、5月28日、フラデツ・クラーロヴェー・フィルハーモニ
ー・ホール、ライヴ

AM 0040-2 \2180
オトマル・マーハ(1922-2006):児童合唱作品集
ラシュスコのヨーデル(ラシュスカ地方の呼びかけ歌)(5曲;1971)
シレジアの歌へのお返し(5曲;1983)(*)/モラヴィア民謡集(6曲;1976)(*)
ヘイサ、ヘイサ(2001)/水の流れ(1995)/あのモラヴィアの門(1996)
格言(3曲;2002)/フォルトゥナ(2002)/賛歌(1992)(+)
チェコ少女合唱団イトロ
イジー・スコパル(指揮)ミハル・フロバーク(ピアノ(*))
フランチシェク・ヴァニーチェク(オルガン(+))
セシル・ボワファン(ティンパニ(+))
日本では高校生の女声合唱団によって歌われることもあるチェコの作曲家マー
ハの児童合唱作品。ネイティヴによるこの録音は良きガイドとなるでしょう。





<DELTA CLASSICS>
DCCA-0063 \2415
ベートーヴェン:
交響曲第6番「田園」(23,May,1954 rec)
レオノーレ序曲第2番(*)(6,June,1947 rec)
フルトヴェングラー指揮
ベルリン・フィル
ハンブルク国立フィル(*)
フルトヴェングラーの「田園」は弊社からも、戦中、復帰、ローマRAIなど3種
類発売しておりますが、今回の「田園」はフルトヴェングラーが残した最後の
録音となります。死の半年前、5月23日にベルリン・ティタニア・パラストで
行われたライヴ録音で、当日はベートーヴェン「運命」(弊社からDCCA-0055と
して発売済み)と一緒に演奏され、プログラムはまさしく戦後の復帰演奏会と
合致し場所も同じくティタニア・パラストです。今回の「田園」は、戦後復帰
演奏会を思わせるような自在なテンポ、起伏が激しいながらも流麗な運び、見
事なまでの表現づけに、晩年の渋い演奏スタイルの一つともいえる、落ち着い
た造形美にさらに大きくなったスケール感などがプラスされ、これぞと思わせ
る名演に仕上がっています。レオノーレの第2番は、フルトヴェングラーには
4種類あります。今回収録した演奏は、残された録音で一番若いもので47年で
す。しかし、戦後演奏活動を再開したフルトヴェングラーは、既にベルリン・
フィルだけではなく復帰わずか二ヶ月も経たずハンブルクの指揮台に立ち、レ
オノーレ2番以外にR.シュトラウスの「死と変容」などを振っています。レオノ
ーレ第2番の聞きどころはなんといっても序奏部最後の大きな休止です。これで
もか!といわんばかりの沈黙に似た静寂が会場を一瞬に飲み込みます。実際に
演奏会場で聞きに来られた観客の多くはその瞬間だけ息を止めていたに違いあ
りません。

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09-09 No.21

2009年09月17日 19時24分28秒 | Weblog
<Profil>
PH 08053 2枚組 \4250
ステレオ
CD1
(1)R.シュトラウス:英雄の生涯
CD2
(2)ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
(3)シューマン:ピアノ協奏曲
(3)マルコム・フレージャー(P)
ドレスデン・シュターツカペレ(コンサートマスター:ペーター・ミリング Vn)
ルドルフ・ケンペ(指)
録音:1974年3月15日ドレスデンクルトゥアパラストにてDDRドレスデン放送収録
かつてこの演奏の録音を聴いた音楽評論家、金子建志教授は『この英雄の生涯
のライヴ盤は「着実な演奏をするが、どちらかというと地味な正統派」といっ
たケンペの先入観をあっさり吹き飛ばしてくれる。』と激賞。1972年の高名な
EMI録音は通常のヴァイオリン配置でしたが、当盤はヴァイオリン両翼配置がポ
イント。「戦場」最後の頂点で両ヴァイオリンがスピーカー前回左右一杯に広
がり高らかにうたわれる「英雄の主題」の爽快感と高揚感は、これこそスタジ
オ盤にない異様な感動を呼び起こし、まさに勝利の旗が戦場いっぱいにはため
くようなイメージを喚起させる。と前の金子教授も述べておられ、実に聴き所
満載の大満足の1セット!でございます。



<Grand Slam>
GS 2040 \2250
(1)-(7)ステレオ
(9)-(11)モノラル
「クナッパーツブッシュ/ウィーンの休日」
(1)ヨハン・シュトラウスI:ラデツキー行進曲 作品228
(2)カール・コムツァーク:ワルツ「バーデン娘」 作品257
(3)ヨハン・シュトラウスII:アンネン・ポルカ 作品117
(4)ヨハン・シュトラウスII:加速度円舞曲 作品234
(5)ヨハン・シュトラウスII:トリッチ・トラッチ・ポルカ 作品214
(6)カール・ツィーラー:ワルツ「ウィーンの市民」 作品419
(7)ヨハン・シュトラウスII:ポルカ「うわき心」 作品319
(8)ヨハン・シュトラウスII:ワルツ「ウィーンの森の物語」 作品325
*ボーナス・トラック(モノーラル版)
(9)カール・コムツァーク:ワルツ「バーデン娘」 作品257
(10)ヨハン・シュトラウスII:アンネン・ポルカ 作品117
(11)ヨハン・シュトラウスII:トリッチ・トラッチ・ポルカ 作品214
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(8)カール・ヤンチェク(ツィター)
録音:1957年10月15日、16日、ウィーン、ムジークフェラインザール
使用音源:Decca(U.K.)(1)-(8) SXL 2016, (9)-(11) LXT 5420
録音:ステレオ((1)-(8))、モノーラル((9)-(11))
■制作者より
クナッパーツブッシュのステレオ第3弾は、クナの遊び心が満喫出来る「ウィー
ンの休日」です。今回も驚くほど鮮明な音に仕上がっています。
■解説書の内容
舩木篤也氏が晩年のクナと交流のあった元バイエルン国立歌劇場管弦楽団コン
サートマスター、クルト・グントナー氏へのインタビューを成功、その貴重な
証言を掲載します。非常に含蓄のある話から、思わず吹き出してしまいそうな
逸話まで、現場にいた人でなければ知り得ない内容です。ご期待下さい。
■ボーナス・トラックについて
ステレオ初期はステレオLPとモノラルLPが市場に混在していた時期でした。今
日ではステレオ録音が存在するものに関しては、同一音源のモノラル録音は顧
みられませんが、当時の技術者にとってはステレオよりもモノラルの音の方に
自信があったようです。しかも一部の録音ではステレオとモノラルとは別のマ
イクで収録されたとも言われています。初期LPのコレクターの中にはこの当時
の録音は、ステレオよりもモノラルの方が聴きやすいと思っている人も少なく
ありません。従って、その違いを実感していただくために、本編の中から3曲
のモノラル版をボーナス・トラックとして加えました。
(以上、平林 直哉)




<Claves>
50 2910 \2180
フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847)=コード・ガーベン(1943-)編曲
(1)ピアノ協奏曲第1番 ト短調 作品25
(2)6つの無言歌集(作品19-1,30-1,38-2,38-6,62-1,67-3)
(3)ピアノ協奏曲第2番 ニ短調 作品40
白神典子(ピアノ)
ナタン・クァルテット【ダーナ・アンカ(Vn),マジャ・フンツィカー(Vn),
ロスヴィータ・キリアン(Va),ボリス・マッチン(Vc)
ベルント・コンツェット(Cb)】
録音:2009年5月25-27日 ベルリン
日本が誇る世界的ピアニスト、白神典子。これまでにBISレーベルよりショパン
(BIS-847)やベートーヴェン(BIS-1177)のピアノ協奏曲の室内楽版、そしてモー
ツァルト=フンメルのピアノ協奏曲の室内楽版(BIS-1147,BIS-1237,BIS-1537)
など、創意あふれる試みで聴き手を楽しませてくれましたが、今回Clavesレー
ベルより2009年に生誕200年の、メンデルスゾーンの2つのピアノ協奏曲と無言
歌集を室内楽編成による編曲版リリースいたします。このアルバム、編曲者に
も注目です。アレクサンダー・ツェムリンスキーやカール・レーヴェの全録音
をしたことでも有名な指揮者でピアニストのコード・ガーベンによる編曲。ガ
ーベンはミケランジェリやロストロポーヴィチなど巨匠との録音で絶賛されて
います。

50 2913 \2180
エイトル・ヴィラ=ロボス(1887-1959):ピアノ作品集 第2集
(1)アフリカの特徴的な舞曲集
1.ファラッポス(若者の踊り)作品47 
2.カンククス(老人の踊り)作品57
3.カンキキス(少年の踊り)作品65
(2)ブラジル風バッハ第4番
(3)3つのマリア
1.アルニター 2.アルニラム 3.ミンチカ
(4)ブラジルの詩
1.カボークロの苗植え 2.吟遊詩人の印象 3.奥地の祭り 
4.白色インディオの踊り
(5)野性の詩
ヨアンナ・ブジェジンスカ(P)
録音:2008年10月28-31日 ローザンヌ、シャトー・ファロ、
サル・ド・ミュジーク
ヴィラ=ロボス:ピアノ作品集第1集(50 2709)で好評を得たシリーズ第2弾。今
回はブラジル風バッハ第4番を含む充実の内容。「音楽の様式にはいっさい興
味がありません。音楽でいろんなことをしてみたいのです。」と、語るヴィラ
=ロボスの自由で多彩な音楽表現は一度聴いたら虜になってしまいます。演奏
のブジェジンスカは、現在スイスで教鞭をとり、ツィンマーマンと同門にあた
るポーランドのピアニストです。

50 2905 \2180
(1)フランツ・リスト:ノルマの回想S.394
(2)レオポルド・ゴドフスキ(1870-1938):
ジャワ組曲より第8曲 「ビュイテンゾルヒの庭」
(3)シュトラウス(イグナツ・フリードマン編曲)(1882-1948):春の声
(4)サン=サーンス(ゴドフスキ編曲):白鳥
(5)ビゼー(フェルッチョ・ブゾーニ編)(1866-1924):カルメン幻想曲
(6)ショパン(ゴドフスキ編):子犬のワルツ 変ニ長調
(7)ワーグナー(モシュコフスキ編曲)(1854-1925):タンホイザー-バッカナール
ヨーゼフ・モーグ(ピアノ)
録音:2008年11月27-30日 フィルハーモニア、ルートヴィヒスハーフェン
編曲者の名前を見ただけでも圧倒されてしまう超絶三昧!しかも原曲は有名曲
ばかりの魅力な内容。演奏のモーグは1987 年ノイシュタット生まれ、ジョン・
オコナーやベルント・グレムザーに師事したドイツの若手ピアニスト。すでに
ドイツ国内外で数多くの入賞歴があり、ウィーンのコンツェルトハウス、テル
・アヴィヴ、リオ・デ・ジャネイロなど世界の舞台に立って成功を収めていま
す。Clavesにはラシライネン(指)ラインラント=プファルツ州立フィルとリス
トのピアノ協奏曲(50 2707)をリリース、好評を博しております。



<WERGO>
WER 6717 \2180
シュトックハウゼン:初期作品集
(1)コントラ・プンクテ(十楽器のための)
(2)ルフラン(ピアノ、チェレスタと打楽器のための)
(3)ツァイトマッセ(5つの木管楽器のための)
(4)シュラーク・トリオ(ピアノと打楽器のための)
アンサンブル・レシェルシェ
ルパート・フーバー(指揮(1)(3))
録音:2008年8月
ここに収められている4つの作品は、シュトックハウゼンのほぼ半世紀にわたる
作曲活動の初期9年間に作曲されたもの。‘初期’という言葉がシュトックハウ
ゼンの作品に使われることはまだ稀ですが、戦後ヨーロッパのアヴァン=ギャ
ルド最大の作曲家の若き日のこれらの作品は、同世代の音楽家達に多大なる影
響を与えています。共通の要素をもってはいますが、それぞれがいかに変化に
富んでいるか、ということに驚かされます。シュトックハウゼンの初期の発展
の物凄さを伝えてくれる作品群です。アンサンブル・レシェルシェは現在の現
代音楽シーンに欠かせない名人集団。1985年の設立以来、実に450作品ほどの初
演を手がけ、現代の室内楽とアンサンブル音楽の発展に大きな貢献をしている
団体です。猟奇的な発作的発声など、楽器以外でもうまさを発揮しています。

WER 6574 \2180
ハンネス・ザイドル(b. 1977):作品集
暖炉飾りの上のための音楽
(1)私に襲いかかったもの
(2)ホーム・エンターテインメントの芸術
(3)室内のざわめき
(4)異種なるものー今や新しい!
(5)貸し出し美術品
コンポーザーズ・スライド・カルテット
録音:2008年、2009年
録音というものは、普通、コンサートホールの響きを再現しようと、マイクと
楽器に距離を置いて、美しい響きをとらえようとするもの。しかし、この録音
は、コンサートホールの響き、というよりも、比較的狭い室内で、すぐ傍でト
ロンボーンが鳴り響いているような感覚のもの。実に至近距離で音が鳴ってい
て、単なるオンマイク録音を越えた音となっています。時折町の雑踏の音が混
ざったり、ザーっという音が流れたり、実に耳に刺激的。イヤホンで大き目の
音量で聴くと、ちょっと危険かもしれませんが、オーディオ的にも面白い様々
な音が入っています。



<Medici arts>~EuroArts
20 57338(DVD-Video) \2900
字幕:英、独、仏
モーツァルト:ピアノ・トリオ ト長調 K.564
キリル・ゲルシテイン(P) ミハエラ・マルティン(Vn) 
ニコラス・アルステット(Vc)
エリオット・カーター:フルートとクラリネットのための「エスプリ・リュド」
グイ・エシェド(Fl) カール-ハインツ・シュテフェンス(Cl)
ブラームス:弦楽六重奏曲第1番変ロ長調 Op.18
ガイ・ブラウンシュタイン(Vn) ミヒャエル・バレンボイム(Vn)
オリ・カム(Va) マデライネ・カルッツォ(Va)
ツィヴィ・プレッサー(Vc) ニコラス・アルステット(Vc)
ヒンデミット:弦楽四重奏曲
カール-ハインツ・シュテフェンス(Cl)  ガイ・ブラウンシュタイン(Vn)
フランス・ヘルメルソン(Vc) エレーナ・バシュキロワ(P)
モーツァルト::4手のためのアンダンテと5つの変奏曲K.501
エレーナ・バシュキロワ(P) キリル・ゲルシテイン(P)
エリオット・カーター:
独奏ヴァイオリンのための「4つの賛美」より第1番、第2番
ミヒャエル・バレンボイム(Vn) 
シューマン:ピアノ五重奏曲 Op. 44
エレーナ・バシュキロワ(P) ガイ・ブラウンシュタイン(Vn) 
ミヒャエル・バレンボイム(Vn)
マデライネ・カルッツォ(Va) ゲーリー・ホフマン(Vc)
収録:2008年9月4-6日(エルサレム)
1998年にエレーナ・バシュキロワが創立、現在も彼女が芸術監督を務めるエル
サレム国際室内楽フェスティバルの映像。2008年は「ナショナル・スピリット」
をテーマに掲げ、複雑な政治情勢下にある国民に音楽で勇気を与えようと試み
た年。ジャズ・ピアニストから転身したキリル・ゲルシテイン。イスラエル出
身でBPOのコンサートマスターであるガイ・ブラウンシュタイン。BPO初女性団
員として活躍してきたマデライネ・カルッツォ。ダニエル・バレンボイムとエ
レーナ・バシュキロワの息子で近年めざましい活躍をみせるミヒャエル・バレ
ンボイム。などエレーナ・バシュキロワを中心に若手の演奏家たちとベテラン
が独自のプログラムと、類い稀な表現力で音楽祭を盛り上げています。




<MEMBRAN(NCA)>
NCA 60203 \1500
メンデルスゾーン:歌曲集
Tracklist
1. 愛の歌 op.47-1
2. 春の歌 op.34-1
3. 二人の心が離れてしまえば op.99-5
4. ヴェネツィアの舟歌 op.57-5
5. 春の歌 op.19-1
6. 収穫の歌 op.8-4
7. 「2つのロマンス」より「眠りなき太陽」
8. 古いドイツの歌 op.57-1
9. 新しい恋 op.19-4
10. 朝の挨拶 op.47-2
11. 「2つのリート」より「小姓の歌」
12. 民謡 op.47-4
13. 好きな場所 op.99-3
14. 夜ごとの夢に op.86-4
15. 挨拶 op.19-5
16. 歌の翼に op.34-2
17. 愛の歌 op.8-1
18. 夜の歌 op.71-6
19. 秋の歌 op.84-2
20. 「2つのリート」より「森の館」
21. 別れて op.9-6
22. 慰め op.71-1
23. 月 op.86-5
マルクス・シェーファー(T)
クラウス&ライナー・フェルドマン・ギターデュオ



<URANIA>
URN22.400 \1350
ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲 op.120  1951年
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K.454 1954年
ミエチスラフ・ホルショフスキ(P)
ヨゼフ・シゲティ(Vn)
旧品番 SP4232の再発売
モーツァルトのピアノはジョージ・セルだと思われます。

URN22.401 2枚組 \2700
ドニゼッティ:歌劇「ドン・パスクァーレ」
フェルナンド・コレナ(ドン・パスクァーレ)
チェザーレ・ヴァレッティ(エルネスト)
フランク・グァレラ(マラテスタ)
ロバータ・ピータース(ノリーナ)
トマス・シッパース指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1956年

URN22.402 \1350
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
ヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲
スカルコッタス:4つのギリシャ舞曲
ディミトリ・ミトロプーロス指揮
ニューヨーク・フィル ハーモニック
1955年
一部旧品番 URN22.272の再発売



<VANGUARD-selection>
※旧譜のご案内
ATMCD1656 2枚組 \1300
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
ラロ:スペイン交響曲
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチ
オーソ、シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
マスネ:タイスの瞑想曲
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン 他
ミッシャ・エルマン(Vn)

CDX 5061 2枚組 \1250
チャベス:交響曲全集
エドゥアルド・マータ指揮
ロンドン交響楽団

CDX 5110 2枚組 \1250
フランスのピアノ協奏曲集
ボワエルデュー:ピアノ協奏曲 ヘ長調  マルティン・ガリング(P)
マスネ:ピアノ協奏曲 変ホ長調   マリレーヌ・ドッス(P)
ピエルネ:ピアノ協奏曲 ハ短調 Op.12 マリレーヌ・ドッス(P)
ラロ:ピアノ協奏曲 ヘ短調  マリレーヌ・ドッス(P)
シャミナード:ピアノと管弦楽のための小協奏曲Op.40
ロザリオ・マルチアーノ(P)
ルーセル:ピアノ協奏曲 ト長調 Op.36 マリア・リッタウアー(P)
フランセ:ピアノ協奏曲  クロード・フランセ(P)

CD5X3607 5枚組 \2250
サン=サーンス:ピアノ作品全集
マリレーヌ・ドッス(P)



<KULTUR>
D4380(DVD-Video) \3450
ムソルグスキー:歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」(映画版)
ヴェーラ・ストロエヴァヤ監督
アレクサンドル・ピロゴフ(ボリス・ゴドゥノフ)
イヴァン・コズロフスキー(聖愚者)
ゲオルギー・ネレップ(グリゴーリイ)
マクシム・ミハイロフ(ピーメン)
ワシリー・ネボルシン指揮
ボリショイ劇場管弦楽団、合唱団
1954年




<ALTO>
ALC 1052 \900
バルトーク:管弦楽のための協奏曲
弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮
ミネソタ管弦楽団  1977/1978

ALC 1055 \900
エルガー:
エニグマ変奏曲
エドゥアルド・マータ指揮 ロンドン交響楽団
序曲「南国で」
イェフディ・メニューイン指揮 ロイヤル・フィル
序奏とアレグロ
バリー・ワーズワース指揮 ロイヤル・フィル
1987/1994

ALC 1056 \900
ショパン:
14のワルツ
舟歌 嬰ヘ長調 op.60
夜想曲第8番 変ニ長調 op.27-2
マズルカ第32番 嬰ハ短調 op.50-3
ディヌ・リパッティ(P)
1947-1950

ALC 1057 \900
マルティヌー:
チェロ・ソナタ第1番-第3番
スロヴァキアの主題による変奏曲
ロッシーニの主題による変奏曲
カリーネ・ゲオルギアン(VC)
イアン・マンロ(P)

ALC 1059 \900
ヴィヴァルディ:6つのフルート協奏曲
第1番 ヘ長調「海の嵐」、第2番 ト短調「夜」
第3番 ニ長調「ごしきひわ」、第4番 ト長調、第5番 ヘ長調
第6番 ト長調
フルート協奏曲 イ短調 RV.440
ジェニファー・スティントン(Fl)
ハリー・クリストファーズ指揮
コンセルトヘボウ室内管弦楽団  1991

ALC 1061 \900
パレストリーナ:
教皇マルチェルスのミサ
スターバト・マーテル
ミサ「武装した人」
恵み深き救い主の御母
モテット「私は日々罪を犯し」
ブルーノ・ターナー、マーク・ブラウン指揮
プロ・カンティオーネ・アンティクワ

ALC 2007 2枚組 \1250
チャイコフスキー:歌劇「エフゲニ・オネーギン」
ユーリ・マズロク(エフゲニ・オネーギン)
タマーラ・ミラシュキナ(タチアーナ)
タマーラ・シニャフスカヤ(オリガ)
ウラディミール・アトラントフ(レンスキー)
エフゲニ・ネステレンコ(グレーミン公爵)
ゲンナジー・チェルカソフ指揮
モスクワ・ボリショイ劇場管弦楽団  1984

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09-09 No.20

2009年09月17日 19時23分58秒 | Weblog
<Deutsche Grammophon>
4778531 \1850
映画『テトロ』 オリジナル・サウンドトラック
作曲:オスバルド・ゴリホフ
メイン・タイトル/ラヴ、エンジェル/マニュスクリプト/ラ・ボカ/ラスト
・ラウンド/ミランダ/フロム・デイ・トゥ・ナイト(クラウディオ・ラガッ
ツィとの共作)/カルロ&ナオミ/ブルネッティ/氷河/リヴェレーション/
アマンセル/アミーゴス(クラウディオ・ラガッツィとの共作)/ウェイク/
グラシャス/ベニー・シーズ・ザ・ライツ/テトロ
ドーン・アップショウ(ヴォーカル) 
アルベルト・グラウ・カントリーア(マリア・ギナーン指揮) 管弦楽団 
指揮:ダンテ・アンゾリー 
ベルナルド・モンク(サクソフォーン) クラウディオ・ラガッツィ(ギター) 
グリエルモ・ヴァラダ、マーク・ドレッサー(バス・ギター) 
マイケル・ヴァルド・ベルゲマン(アコーディオン) 
オクタヴィオ・ブルネッティ(ピアノ) 
セント・ローレンス弦楽四重奏団 イン四重奏団
録音:2008年12月 ブエノスアイレス 新録音
鬼才フランシス・フォード・コッポラ監督の最新作映画『テトロ』のオリジナ
ル・サウンドトラック。アメリカに住むイタリア系移民の青年ベニー(オールデ
ン・エーレンライク)は、何年も前に家族を捨て、今は自虐的な生活を送る兄テ
トロ(ヴィンセント・ギャロ)に会いにアルゼンチンのブエノスアイレスを訪れる
物語。そんな家族の絆を描いたを美しいモノクロ映像に音楽をつけたのは、前作
『コッポラの胡蝶の夢』に続き、アルゼンチン出身の若きグラミー賞作曲家オス
バルド・ゴリホフ。クロノス・クァルテットなどにも楽曲を提供している気鋭
の彼が、旧知の仲である名歌手アップショウや、ベネズエラの女流指揮者ギナ
ーンらを迎えて、今回も珠玉の名曲名演奏を繰り広げます。

734544(DVD-Video) \3350
シルヴィ・ギエム/ア・ドキュメンタリー
ゼイ・セイ・”アイム・レイジー”(2007年3月、トフィーノ)/
チャイコフスキー:《白鳥の湖》リハーサル(2007年11月、ヴァンス)/同 日本
ツアー(2007年12月)/聖なる怪物たち(2007年6月、フルヴィエールの夜)/アイ
ム・アフレイド、アンド・アイ・ジャスト・キャント・ヘルプ・イット/
《女形》ファースト・リハーサル(2007年3月、ヴァンクーバー)/《プッシュ》
(2007年7月、ヴェネツィア)/”マイ・ジャパン”(2007年12月)/《女形》リハ
ーサル(2007年11月、ロンドン)/ヴェルサイユ:イン・ガーデンズ(2008年10月)
/ヴェルサイユ:ボレロ(2008年7月、ネプチューンの泉)/《女形》リハーサル
(2008年2月、ケベック)/アレキサンダー・マックイーン(2008年10月、ロンド
ン)/スノーチュービング(2008年12月、ケベック)/《女形》リハーサル(2008年
12月、ケベック)/《女形》ドレス・リハーサル前-本番(2009年2月、ロンドン)
シルヴィ・ギエム(バレリーナ)収録:2007年1月-2009年2月
100年に1人の逸材といわれるパリ出身の現代バレエの女王シルヴィ・ギエム。
ジゼル、オデット&オディールなどクラシック・バレエの最高の踊り手である
ことはもちろん、現代作品にも意欲的に出演している彼女の最新作にあたるの
が、日本の歌舞伎に触発された《女形》。演劇界のマルチ・タレント、ロベー
ル・ルパージュと、振付家ラッセル・マリファントとのコラボ作品であること
も注目を集めており、その最初のリハーサルから本番までの約2年間をカメラが
追い続けたドキュメンタリーが当盤です。シルヴィの新たな冒険とその軌跡を、
どうぞお見逃しなく!




<DECCA>
743305(DVD-Video) 2枚組 \6450
ロッシーニ:歌劇《シンデレラ(チェネレントラ)》全2幕
"ジョイス・ディドナート(メゾ・ソプラノ:アンジェリーナ) 
フアン・ディエゴ・フローレス(テノール:ドン・ラミロ) 
ブルーノ・デ・シモーネ(バリトン:ドン・マニフィコ) 
デヴィッド・メンデス(バリトン:ダンディーニ)
シモン・オルフィラ(バス:アリドロ)
クリスティーナ・オブレゴン(ソプラノ:クロリンダ)  
リセウ大劇場管弦楽団&合唱団 指揮:パトリック・サマーズ 
演出: ジョアン・フォント
デッカの華麗なDVDカタログの中で、日増しにそのページを増やしているファン
・ディエゴ・フローレス。そんな現代最高のベルカント・テノールが、アメリ
カを代表するメゾ・ソプラノ歌手ジョイス・ディナートと共に、ロッシーニの
人気コメディ・オペラ《シンデレラ》を歌って、さらなる新しい1ページを開き
ます。また、当盤ではジョアン・フォントの軽妙な演出も要注目で、おもちゃ
の街の演出、ダンサーに使ったネズミ、そして物語の最後はすべてシンデレラ
の夢だったという落ちにするカラフルな演出の数々を、ハイデフィニッション
ワイドスクリーンの高画質でたっぷりお楽しみください。



<DECCA(UK盤)>
4763399 \2080
ニコラ・ベネデッティ/ファンタジー
1.サラサーテ:ツィゴイネルワイゼンOp.20
2.ヴォーン・ウィリアムズ:舞い上がるひばり
3.サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソOp.28
4.マスネ:タイスの瞑想曲
5.ラヴェル:ツィガーヌ
6.ペルト:鏡の中の鏡
7.ラフマニノフ:ヴォカリーズOp.34‐14
8.フォーレ:夢のあとに
ニコラ・ベネデッティ(ヴァイオリン) 
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ヴァシリー・ペトレンコ(1、3、5) 
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:アンドリュー・リットン(2) 
ロンドン交響楽団 
指揮:ダニエル・ハーディング
(4)アレクセイ・グルニュク (ピアノ:6-8)
録音:2005年1月(4)、2007年6月 ロンドン(2)他
スコットランド出身の美しき天才ヴァイオリニスト、ニコラ・ベネデッティの
第4弾。『ファンタジー』と題された当盤に選ばれたのは、ツィゴイネルワイゼ
ン、序奏とロンド・カプリチオーソ、タイスの瞑想曲、ツィガーヌなど、ヴァ
イオリン・ショーピースの傑作ばかり。しかし、それは単なる名曲集にとどま
るものではなく、近年彼女が大変興味を抱いているというジプシー音楽と、内
省的な思索に満ちた歌の数々を、巧みに融合し配置したラインナップになって
いて、彼女の音楽性と技術両面での、近年の著しい成長と充実を示した仕上が
りになっています。第3作まではドイツ・グラモフォンからのリリースでした
が、今回はデッカからの発売となります。

4766193 \2080
オールエンジェルス/イントゥ・パラダイス
エルガー:聖なる神よ(ニムロッド)/フォーレ:楽園にて
平和を求める祈り/伝承歌:揺れながら降りてくる
ザ・サイエンティスト/ザ・サウンド・オブ・サイレンス
ラメント(バンド・オブ・ブラザーズ)
ヘンデル:リフト・アップ・ユア・ヴォイス(シバの女王の入場)
モーツァルト:優しい夜の風が/ブランニング:ピエ・イエス
シンギング・ユー・スルー/愛の哀しみ/ヘンデル:司祭ザドク
オールエンジェルス
4つの全く異なる才能が集まった注目の女性クラシック・ヴォーカル・グループ、
オールエンジェルス。2006年秋に発表したデビューアルバム『オールエンジェ
ルス』は、クラシック部門では異例の速さでイギリス音楽チャート9位を記録し、
見事プラチナ・アルバムに輝く順調なスタートを切りました。それ続くセカン
ド・アルバムとして2007年11月に発表された当盤でも、クラシック、オペラ、
ポップスまでカバーする幅広いレパートリーを、幼少期に全員が聖歌隊を経験
しているという彼女たちならではの美声とハーモニーで高らかに歌い上げてい
ます。第3弾となる「Fly Away」との同時発売を予定していましたが、第3弾は
来年1月に発売が延期となり、まずはこの透明感あるれる第2弾のみを先にご案
内することになりました。

2709882 \2080
キャサリン・ジェンキンス/ベスト・オブ・ベスト
タイム・トゥ・セイ・グッバイ/ハレルヤ/オールウェイズ・ラヴ・ユー
祖国よ、我は汝に誓う/サラ・ペル・テ/ネッラ・ファンタジア
戦没者への讃歌/花の二重唱/ピエ・イエス/キャロン・ラン
カルーソー/ヴィードゥ・コル・メウム/私のお父さん
ミュージック・オブ・ザ・ナイト/踊り明かそう
アイヴ・ドリームド・オブ・ユー/アルゼンチンよ泣かないで
キャサリン・ジェンキンス(メゾ・ソプラノ)
録音:2003-2008年
麗しい歌声に溢れたキャサリン・ジェンキンスの待望のベスト・アルバム!持
ち前の美声で多くのファンを魅了する癒しの歌姫キャサリンが、デビュー以来、
クラシカルな作品から現代のポップスまでを歌いこなしてきた活躍を集約した
1枚です。そのバラエティ豊かな選曲と、しっとりとした彼女独特の歌い口を、
たっぷりお楽しみください。




<fine NF>
★SACD(Stereo+5.1 Surround)とCD(DSD to finest CD)の2種発売
NF 61202はハイブリッドではありませんので、通常のCDプレイヤーでの再生は
できません。

NF 61202(SACD) 2枚組 \4000
NF 21202(通常CD) \3000
東京交響楽団 
指揮:ユベール・スダーン録音:2009年3月27日-28日
ミューザ川崎シンフォニーホール
おそらくこれは、わが国のオーケストラが録音した、最も緻密で、スコアの隅々
まで神経を行き届かせた演奏によるブルックナーの「第7交響曲」であろう。
--- 東条碩夫
スダーン率いる東京交響楽団は、我が国のオーケストラ界では本当に稀な、様式
美を備えたオーケストラに成長、両者が作品のより良き再現に向けて邁進した
感動的な演奏は、思わず聴き手の襟を正させるほどである。
--- 諸石幸生
近年の東京交響楽団充実ぶりは、従来にも増して目覚ましいものがあります。
第21回ミュージック・ペンクラブ音楽賞(2008年度)コンサート・パーフォーマ
ンス賞(日本人アーティスト)を受賞したのはその表れのひとつであり、日本の
オーケストラのトップにランク付けした音楽誌もある程です。
その大きな推進力になっているのが、40年にわたり心血を注いで東京交響楽団
を育て上げた秋山和慶のあとを継いで、音楽監督の任に就任したユベール・ス
ダーンに負うところが少なくありません。
ユベール・スダーンは、1946年にオランダ・マーストリヒトに生まれ、ブザン
ソン国際指揮者コンクール優勝(1971年)と、グィード・カンテルリ国際コンク
ール(1975年)で優勝、カラヤン国際指揮者コンクール(1971年)では第2位という
栄冠に輝きましたが、それ以後もその名声に惑わされることなく、ヨーロッパ
を中心としたキャリアを着実に積み重ね、13年間にわたるザルツブルク・モー
ツァルテウム管弦楽団の音楽監督を経て、2004年に東京交響楽団の音楽監督に
就任しました。スダーンはハイドンをその出発点と定め、モーツァルト、ベー
トーヴェンといった古典を東京交響楽団のプログラムの中心に据え、さらには
昨年度(2008年)のシューベルト・チクルス、本年度(2009年)のシューマン・ブ
ラームス・チクルスを展開し、楽団の実力を一層深めることに力を注いできま
した。ブルックナーの交響曲第7番は、2日間にわたり本拠地ミューザ川崎シン
フォニーホールでセッションにより録音されましたが、こうした古典を基礎と
した路線の延長線上でごく自然に演奏されており、ホールの響きを知りつくし
た指揮者とオーケストラによって、深い味わいのある熟成した響きがホール空
間いっぱいに満たされました。ベルリン・フィルを始めロンドン響、ドレスデ
ン・シュターツカペレ、バンベルグ響、ミラノ・スカラ・フィルなどの世界の
第一級のオーケストラの指揮を数多く経験したスダーン自身が、この録音の
終了後に「東京交響楽団は今や世界のファースト・クラスのオーケストラに成
長した」と確信をもって語りましたが、このことを裏付ける世界に誇るべき録
音の完成といえるでしょう。
ユベール・スダーン
オランダ・マーストリヒト生まれ。ブザンソン国際指揮者コンクール優勝、カ
ラヤン国際指揮者コンクール第2位、グィード・カンテルリ国際コンクール優勝
に輝いている。 メルボルン交響楽団首席客演指揮者、フランス国立放送フィル
ハーモニー管弦楽団、ユトレヒト交響楽団、パルマのトスカニーニ交響楽団、
フランス国立ペイ・ドゥ・ラ・ロワール管弦楽団の音楽監督などを歴任。そし
て13年間にわたるザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団の音楽監督を経て、
2004年9月に東京交響楽団の音楽監督に就任、現在に至る。
これまでに、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ミュンヘン・フィルハー
モニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、
ミラノ・スカラ座歌劇場管弦楽団、ドレスデン・シュターツカペレ、バンベル
ク交響楽団、ウィーン交響楽団、シュトゥットガルト、ハンブルク、フランク
フルトの各放送交響楽団など数多くの主要オーケストラと共演し、オペラの分
野でもバスティーユ・オペラや、パルマ、カターニァ、パレルモ、トリエステ、
ボローニャなど、多くのオペラハウスで精力的に活動している。
2004年7月、ザルツブルク市名誉市民およびオーストリア・ザルツブルク州ゴー
ルデン勲章を授与された。




<Hyperion>
CDA 67750 \2180
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ第49集 ――
ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871-1927):
ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.1(原典版)/ピアノ協奏曲第2番ニ短調Op.23
セタ・タニエル(ピアノ)、
アンドルー・マンゼ(指揮)、ヘルシンボリ交響楽団
録音:2008年11月24日-28日、ヘルシンボリ・コンサート・ホール(スウェーデン)
22歳のステーンハンマルが初めて完成させた大規模作品でありながら、第2次世
界大戦の戦渦に巻き込まれオリジナル・スコアが消失してしまった「ピアノ協
奏曲第1番」。
1983年にアメリカ議会図書館で手稿譜のコピーが発見され完全な姿を取り戻し
た「ピアノ協奏曲第1番」は、ブラームスなどドイツ後期ロマン派からの影響を
色濃く感じさせてくれる。
1904年から1907年にかけて作曲が行われ翌年の1908年に初演された「ピアノ協
奏曲第2番」は、円熟期を迎えたステーンハンマルの代表作。
ヴィルトゥオージックで即興的なピアノ・パートとオーケストラの対話と適度
な緊張感、見事な構成力によって生まれる「ピアノ協奏曲第2番」は、スウェー
デン・ロマン派のシンボルとも言える傑作である。
注目のピアニストは、ルイス・ケントナーの門弟で、シャルヴェンカやモシュ
コフスキのスペシャリストとしても高名なイスタンブール生まれの女流奏者セ
タ・タニエル!しかも共演として、バロック・ヴァイオリンの名手アンドルー
・マンゼが2006年から首席指揮者を務めるヘルシンボリ響を引き連れてハイペ
リオンに初登場!

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