クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

09-07 No.13-1

2009年07月13日 18時22分56秒 | Weblog
★ALTUSセール 2009夏★
セール期間 2009年7月18-9月30日入荷分まで。
各\1050(2枚組も同一価格)の特価セールです。
詳細は当店HPにございます。よろしくご検討ください。

http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/altus2009_summer.html

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※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<EMI CLASSICS>
CDS-6989362 2枚組 \3000
ヴェルディ:レクイエム(限定初回生産仕様盤)
アニヤ・ハルテロス(ソプラノ)
ソニア・ガナッシ(メゾ・ソプラノ)
ロランド・ヴィラゾン(テナー)
レネ・パーぺ(バス)
サンタ・チェチーリア国立アカデミア管弦楽団、合唱団
(合唱指揮:アンドレス・マスペロ)
アントニオ・パッパーノ指揮
2009年1月8-13日 コンサート・ライヴ録音、サラ・サンタ・チェチーリア 
(オーディトリウム・パルコ・デッラ・ムジカ、ローマ)
3パネル・デジパック 28Pブックレット
「パッパーノのパーソナリティが歌手陣からベストを引き出す」(「タイムズ」
コンサート評)と絶賛されたライヴが遂に発売されます。絶賛された「蝶々夫
人」(CDS-2641872)に続く,音楽監督を務めるサンタ・チェチーリアのオーケス
トラ、合唱団を率いての新録音。スター歌手をソリストに迎えてのスペクタキ
ュラスなヴェルディ作品で、わくわくするような期待感に応える白熱のライヴ
録音が実現しました。
ドイツ出身のハルテロスは1999年BBC・カーディフ世界歌手コンペティションの
優勝者、最近はバイエルン・オペラでカウフマン、キーンリィサイドとの共演
で「椿姫」のヴィオレッタで絶賛されています。イタリアのメゾ、ガナッシは
世界的なオペラ、コンサート・ステージでのお馴染み。ドイツのトップ・バス、
パーぺ(パッパーノの「トリスタンとイゾルデ」(CDS-5580062)にも登場)、大人
気スター・テナーのヴィラゾンと豪華そのものの歌手陣を迎えて、イタリア人
の激情的な神への心情をドラマティックに伝えるヴェルディ:レクイエムの
新たな決定盤が登場します。

CDC-6844132 \1980
シベリウス:
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47
ユモレスク(3曲)
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op.19
ヴィルデ・フラング(ヴァイオリン)
ケルンWDR交響楽団
トーマス・ゼンダーガルド指揮  (ライヴ録音)
16Pブックレット ジュエル・ケース
ノルウェーの新人女流ヴァイオリニスト、ムターの秘蔵っ子、フラングのデビ
ュー録音。
ヴィルデ・フラング(Vilde Frang):
1986年ノルウェー生まれ、オスロで音楽を始めハンブルクの高等音楽院でコリ
ア・ブラッハーに師事。間もなくクロンベルク・アカデミーでアナ・チュマチ
ェンコに師事、アンネ=ゾフィ・ムター基金のスカラシップを獲得。10歳でノル
ウェーでデビューして後、ヤンソンスの注目がきっかけとなって国際的に活躍
を始めスカンディナヴィア、英国、ドイツ、オーストリア、スイス、バルト諸
国、US、シンガポール、台湾のオーケストラと共演。音楽祭にも参加し、シャ
ンベリのベル・エア・フェスではアルゲリッチ、カプソン兄弟、クレーメル、
バシュメット、ヴェンゲーロフと共演。2008年、スカンディナヴィア、2009年
USのツアーでは、ムターとバッハの二重協奏曲で共演。2008年11月にはMats 
Ek.の新作バレエ「レティカ」でオケ・ピット内でブラームスのヴァイオリン
協奏曲を弾くという珍しい試みにも参加(王立スウェーデン・バレエ)。今、世
界が大いなる関心を寄せる、ヴィルデ・フラングにご注目下さい。



<EMI SPAIN>
CMS-6848362 2枚組 \2950
アルフレード・クラウス/UNA VOZ UNIVERSAL
オペラとサルスエラ、クラウスならではの得意のアリアをまとめた2CD
ブリリアント・ボックス 12Pブックレット
CD1 オペラ
1.ベッリーニ:「清教徒」-いとしいおとめよ、あなたに愛を 
w/モンセラ・カバリェ(ソプラノ)、
フィルハーモニア管弦楽団、リッカルド・ムーティ指揮
ヴェルディ:「椿姫」
2.-乾杯の歌(陽気に楽しく杯をくみ交わそう) w/マリア・カラス(ソプラノ)
リスボン・サン・カルロ国立劇場交響楽団、フランコ・ギオーネ指揮
3.-思い出の日から 
w/レナータ・スコット(ソプラノ)、フィルハーモニア管弦楽団
リッカルド・ムーティ指揮
4.-彼女がいなければ 
w/フィルハーモニア管弦楽団、リッカルド・ムーティ指揮
5.-燃える心を w/フィルハーモニア管弦楽団、リッカルド・ムーティ指揮
ドニゼッティ:「ランメルモールのルチーア」
6.-Qui di sposa serna fede…Ah, soltanto il nostro foco 
w/エディタ・グルベローヴァ(ソプラノ)、
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ニコラ・レッシーニョ指揮
7.-Verrano a te sull'aura I miei sospiri ardenti 
w/エディタ・グルベローヴァ(ソプラノ)、
ロイヤル・フィルハーモニア管弦楽団、ニコラ・レッシーニョ指揮
8.-わが祖先の墓よ w/ロイヤル・フィルハーモニア管弦楽団、
ニコラ・レッシーニョ指揮
9.-Fra poco a me ricovero dar negletto avello 
w/ロイヤル・フィルハーモニア管弦楽団、ニコラ・レッシーニョ指揮
10.-あなたは昇天の翼をひろげた 
w/ロバート・ロイド(バス)、
ロイヤル・フィルハーモニア管弦楽団、ニコラ・レッシーニョ指揮
ドニゼッティ:「ドン・パスクアーレ」
11.-Cherchero lontana terra 
w/ロンドン交響楽団、サラ・コールドウェル指揮
12.-E se fia che ad altro oggetto
w/ロンドン交響楽団、サラ・コールドウェル指揮
13.-何というやさしさ w/ロンドン交響楽団、サラ・コールドウェル指揮
14.-もう一度愛の言葉を 
w/ビヴァリー・シルス(ソプラノ)、ロンドン交響楽団
サラ・コールドウェル指揮
15.プッチーニ:「ラ・ボエーム」-冷たい手を 
w/ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
ジェイムズ・レヴァイン指揮
16.ヴェルディ:「リゴレット」-女心の歌(風の中の羽根のように) 
w/フィルハーモニア管弦楽団、ユリウス・ルーデル指揮
CD2 サルスエラ
ソロサバル:
1.「LOS DE ARAGON」-Los De Aragon 
w/マドリード協奏管弦楽団、パブロ・ソロサバル指揮
2.「カチューシャ」-Es el Principe! 
W/ピラール・ローレンガー(ソプラノ)ほか
マドリード協奏管弦楽団、パブロ・ソロサバル指揮
3.「ENTRE SEVILLA Y TRIANA」-Tu que sabes del carino 
w/マドリード協奏管弦楽団、パブロ・ソロサバル指揮
4.ゲレロ:「EL HUESPED DEL SEVILLANO」-フアン・ルイスのロマンサ(Raquel)
w/マドリード協奏管弦楽団、パブロ・ソロサバル指揮
5.SOUTULLO/VERT:「EL ULTIMO ROMANTICO」-Bella Enamorada
ソロサバル:
6.「港の居酒屋」-そんなはずはない 
w/マドリード協奏管弦楽団、パブロ・ソロサバル指揮
7.「LA ISLA DE LAS PERLAS」-No Me Quiere w/マドリード協奏管弦楽団、
パブロ・ソロサバル指揮
8.「港の居酒屋」-Duo De Marola Y Leandro 
w/レダ・バークレイ(ソプラノ)
マドリード協奏管弦楽団、パブロ・ソロサバル指揮
9.「CURRO VARGAS」-Soledad Mia w/マドリード協奏管弦楽団
パブロ・ソロサバル指揮
10.「道化のブラック」-Deja La Guadana Segador 
w/マドリード協奏管弦楽団、
パブロ・ソロサバル指揮
11.「港の居酒屋」-マローラとレアンドロの二重唱 
w/レダ・バークレイ(ソプラノ)
マドリード協奏管弦楽団、パブロ・ソロサバル指揮
12.「道化のブラック」-ドゥポントとブラックの二重唱 
w/レナート・セサーリ(バリトン)
マドリード協奏管弦楽団、パブロ・ソロサバル指揮
13.「LA ISLA DE LAS PERLAS」-Que Triste Mi Despertar
w/マドリード協奏管弦楽団、パブロ・ソロサバル指揮
14.「LA DOLOROSA」-Relato De Rafael w/マドリード協奏管弦楽団
パブロ・ソロサバル指揮
以上 アルフレード・クラウス(テナー)

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09-07 No.13-2

2009年07月13日 18時22分32秒 | Weblog
<SONY CLASSICAL>
8869753081-2(SACD-Hybrid) \1980
『WHITE NIGHTS』-デボラ・マルケッティ、ロシアン・メロディーを弾く
1)ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」より「ロシアの踊り」
2)ストラヴィンスキー:「火の鳥」より「子守歌」
3)チャイコフスキー:「ピアノのための2つの小品Op.10」より「ユモレスク」
4)ムソルグスキー:歌劇「ソロチンスクの定期市」より
「陽気な若者たちのゴパーク」
5)パウル・ユオン:「White Nights」-「ヴァイオリン協奏曲Op49より第2楽章」
6)グラズノフ:「瞑想曲 Op.32」
7)ラフマニノフ:「ロマンス ニ短調 Op6-1」
8)ラフマニノフ:「ロマンス イ短調」
9)プロコフィエフ:「ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.80」(全曲)
【録音:2009年3月6-8日、スイス放送】
デボラ・マルケッティ(Vn)
ヴォフカ・アシュケナージ(P)
若きスイスの女流ヴァイオリニスト、デボラ・マルケッティのデビュー・アル
バムの登場です。デビュー盤にして、ここに収録されたすべてロシア作品とい
う意欲的なアルバムで、ストラヴィンスキーやムソルグスキーでは驚異的なテ
クニックを、ラフマニノフなどでは甘いロマンティシズムぷんぷんの演奏まで、
幅広い表現力を持っています。最後に収録した「プロコフィエフのソナタ」で
はそれらの集大成のような作品で、彼女の全てをここで表現している ようで
す。フランチェスコ・ルッジェーリ(1652年クレモナ)のヴァイオリンを使用。
また今作では、ウラディーミル・アシュケナージの長男の、ヴォフカ・アシュ
ケナージがサポートし、ロシア音楽を見事に演奏していきます。
デボラ・マルケッティは、スイス生まれ(スイスとイタリアの二重国籍を持つ)。
12歳でデビューし、13歳でチューリヒ・コンセルヴァトリウム・アンサンブ ル
と「ヴィヴァルディの四季」で共演。バーゼルでソロ・ヴァイオリニストとし
ての教育を受け、その後ウィーンでエーリヒ・ヘーバルト(ウィーン・コンツェ
ント ゥス・ムジクスのコンマス、及びモザイクSQの1stヴァイオリン)に学び、
ウィーン・ムジークフェラインザールでもコンサートを行いました。更に芸術
性を高 めるために、スピヴァコフ、パスキエ、シュムエル・アシュケナジにも
学びました。2002年にウィーン国際バルトーク賞を受賞し、スイスでの本格的
ソロ 活動を開始し、聴衆及び新聞などで「テクニックだけでなく、幅広いキャ
パシティを持つヴァイオリニスト」「汚れなき音色、完全なイントーネション
は聴衆 を魅了」「それぞれの曲の微妙な違いを全て完璧に弾き分ける素晴ら
しい感性」と絶賛されています。



<Oehms Classics>
OC-737 \1800
ボフスラフ・マルティヌー(1890-1959):
オーボエと小管弦楽のための協奏曲H.353(1955)
ベルント・アロイス・ツィンマーマン(1918-1970):
オーボエと小管弦楽のための協奏曲(1952)
リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):
オーボエと小管弦楽のための協奏曲ニ長調AV144(1945/48改訂)
シュテファン・シュリ(オーボエ)
バイエルン放送交響楽
指揮:マリス・ヤンソンス
ライヴ録音
弱冠20歳で名門バイエルン放響の首席オーボエ奏者になったシュテファン・シ
ーリが20世紀オーボエ協奏曲の名曲を気心の知れたマリス・ヤンソンスとドイ
ツの手兵バイエルン放送交響楽団とのアルバム、エームス・クラシックスより
登場!
ベルリン・フィルと並ぶドイツ2大オーケストラの一方の雄バイエルン放送交
響楽団の首席オーボエ奏者に弱冠20歳でなったシュテファン・シーリ。その魅
力的な音色と完璧な技巧に支えられた音楽性で、オーケストラの要として知る
人ぞ知る名手として好楽家から注目されています。そもそもバイエルン放送
交響楽団のオーボエ・セクションは伝統的に名人がそのポストに就いてきてい
ます。コンヴィチュニー時代のライプツィヒ・ゲヴァントハウス管 の首席オー
ボエ奏者だったマンフレート・クレメントは東ドイツから亡命し、カイルベル
トの誘いでバイエルン州立歌劇場の首席オーボエ奏者を経て、1980年に首席オ
ーボエ奏者となりました。1982年に名手フランソワ・ルルーが首席として入団、
クレメントは2番に降り、ルルーやシーリら若い首席 奏者を優しく守り立てな
がら、オーボエ・セクションの優れた伝統を積み重ねてきたといわれています。
R.シュトラウスが指揮台にも立ったことがある縁 のあるバイエルン放送交響
楽団の完璧なサポートを得て、シュテァン・シーリがそのヴィルトゥオージテ
ィを見事に披露して20世紀の10年間に作曲され た様々な様式によるオーボエ
協奏曲の名曲3曲に新たな輝きを与えています。R.シュトラウスのオーボエ協奏
曲は、米軍の軍曹で後のフィラデルフィア 管の名手、ジョン・デ・ランシーが
直接R.シュトラウスに作曲を促したことによって生み出された名曲ですが、こ
のレコーディングではR.シュトラウスか好 んだといわれる小編成のオーケスト
ラによっています。

OC-731 \1800
シューベルト:
幻想曲ハ長調「さすらい人」D.760
幻想曲ハ長調「グラーツ幻想曲」D.605A
3つの小品(即興曲)D.946
ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲イ短調 D.576
ミヒャエル・エンドレス(p)
まるでソナタと呼んでも差し支えないほど堅固な形式で書きあげられているの
に、あまりにも自由な楽想が飛来する「さすらい人幻想曲」を、こんなにも鮮
やかに切り込んだ演奏で聴かせてくれるピアニストが他にいたでしょうか?
揺るぎなきテクニックに裏打ちされた、溢れるような音の粒。青年の狂おしい
胸の内。これらが混然一体となった見事な演奏です。確かに過去にもこの曲の
名演はいくつも存在しますが、そろそろここで新感覚のシューベルトを聴くの
も悪くないでしょう。その上、このアルバムを作るにあたり、エンドレスはあ
まり聴く機会のない作品を準備したようです。とりわけ「グラーツの幻想曲」
は、昨年のLFJ(ラ・フォル・ジュルネ)で演奏されマニアの間で話題を呼んだ作
品。1968年に発見された曲で、シューベルトの真作かどうかははっきりしてい
ませんが、こんなにも豊かなメロディーを備えた曲が書ける人が他にいたのだ
としたら、その人も間違いない天才と呼んでもいいでしょう。

OC-922 \1980
ゲオルク・ヨーゼフ・フォーグラー:「レクィエム」
ヨーゼフ・ハイドン:「テ・デウム」
ゲルト・グクルヘーア(指揮)
ミュンヘン・ノイエ・ホーフカペレ
(ミュンヘン新王宮カペレ:オリジナル楽器使用)
ミュンヘン・オルフェウス合唱団
ゲオルク・ヨーゼフ・フォーグラー(1749-1814)は、マンハイム楽派で最も重要
なひとり。神学者、聖職者、オルガニストでもあったフォーグラーは、ヨーロ
ッパの聖歌を研究するために、スウェーデン、ギリシャ、北アフリカまで旅行
をし、彼の音楽には古典派のちにロマン派への新しい理論(声と器楽 の進歩的
絵画的調和)を打ち立て、彼独自の作品を発表していきました。また、マイアー
ベアとウェーバーの音楽教師でもありました。彼の作風は、後期バロック-初期
古典派のものとはかけ離れ、すでにベートーヴェン-メンデルスゾーン頃の作品
と同じように激しく絵画的で先進的であることは間違いありませんが、モーツァ
ルトとの対立により、歴史的に不当な評価を受けてしまい、現在では知られざ
る作曲家の一人となってしまっています。 1777年に作曲されたこの「レクィエ
ム」は、イタリア・オペラの手法を取り入れた作風であり、モーツァルトのレ
クィエムを彷彿させるものがあります。この録音では、ミュンヘン楽友協会合
唱団の約60人のメンバーからなる、1982年に設 立されたドイツで評価の高い
「ミュンヘン・オルフェウス合唱団」と、ミュンヘンの古楽器グループ「ミュ
ンヘン・ノイエ・ホーフカペレ」によって演奏されます。密度の高い合唱と、
ラインハルト・ゲーベルの弟子たちによる斬新な器楽アンサンブルによって、
この作品へ新た なる解釈に挑戦しています。世界初録音は、Arte Novaより
1999年に発売された、ケーゲルマン指揮によるものだった(大合唱とモダン楽
器による演奏:74321716632)。

OC-113 2枚組 \1650
エルネスト・ブロッホ:ヴァイオリンのための作品全集
1)ヴァイオリン・ソナタ第1番
2)ヴァイオリン・ソナタ第2番「神秘の詩」
3)無伴奏ヴァイオリン組曲第1番
4)無伴奏ヴァイオリン組曲第2番
5)「バール・シェム」
6)「ヘブライ組曲」
ラティカ・ホンダ・ローゼンベルク(Vn)
エイヴナー・アラッド(P)
1999年にArte Novaから発売され、その後Oehms Classicsより【OC255:廃盤】と
して発売されていたアルバムの再々発売となります。これらのブロッホの作品
を1つにまとめたアルバムは少なく、非常に評価の高い盤のひとつとなっていま
す。ラティカ・ホンダ・ローゼンベルクは日系ドイツ人で、1993年エリザベー
ト国際音楽コンクールで入賞し、1998年チャイコフスキー・コンクールで第2位
を受賞。現在では、フライブルグ音楽大学教授、ベルリン芸術大学客員教授を
務めています。【録音:1999年】



<deutsche harmonia mundi>
8869748394-2 \1800
Exit Baroque (バロック時代の入り口から出口までの室内楽作品集)
1)シュメルツァー:「チャコーナ(シャコンヌ)」
2)フランチェスコ・トゥリーニ:「ソナタ“Il Carsino”」
3)フランチェスコ・トゥリーニ:「ソナタ“El Tanto tempo hormai”」
4)アンドレア・チーマ:「ソナタ ニ短調」
5)G・A・パンドルフィ=メアリ:「ソナタ第1番」
6)タルクィニオ・メールラ:
「カンツォン“La Strada”」「カンツォン“Il Cattarina”」
7)マルチェロ:「チャコーナ(シャコンヌ)」
8)ヴィヴァルディ:「ソナタ集“忠実なる羊飼い”Op.13より第6番」
9)ジュゼッペ・サンマルティーニ:「ソナタ第4番」
10)アントニオ・ベルターリ:「チャコーナ(シャコンヌ)」
オーストリアン・バロック・カンパニー
オーストリアン・バロック・カンパニー(旧団体名:オーマン・コンソート)は、
2007年度ドイツ・レコード・グランプリを獲得するなど、いまヨーロッパ古楽
界で最も注目を浴びているアンサンブル(リーダーのミヒャエル・オーマンは、
ウィーン・フィルのヴォルフガング・シュルツの甥)。オーストリアの古楽演奏
の歴史は、初期の頃からアーノンクールが行っていたが、ウィーン演奏気質の
ためその演奏はなかなか受け入れられず、なかなか発展しづらい場所であった
ため、ウィーン・コンツェントゥス、ムジクス、ウィーン・アカデミー合奏団、
クレマンシック・コンソートくらいしか無いのが現状であったが、このアンサ
ンブルは初期バロックから初期古典派のレパートリーの、ウィーンでは画期的
な室内アンサンブルです。何が画期的かというと、その演奏様式は「イル・
ジャルディーノ・アルモニコ」のような、歌いこまれたメロディーとロックの
ような通奏低音によって生き生きとしており、初期バロックの複雑な旋律も、
心だけでなく私たちの体までも動かしてくれるのです。
このアルバムでは、オーストリア(ザルツブルクやウィーン)のバロック作曲家
と、彼らに影響を与えたイタリアの作曲家による作品を収録し、新たなバロッ
クの発見を楽しみましょう。
今後、いま話題のバロック・ソプラノ歌手、ヌリア・リアルとのヘンデルのア
リア集を発売予定。

8869752715-2 \1800
Kapsbergiana
(ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー作品集)
Los Otros 【ヒレ・パール(gamb)、リー・サンタナ(Lute)、スティーヴン・
プレイヤーズ(g&parc)】
Los Otrosの久々の新録音は、イタリアの初期バロック作曲家及びリュート奏者
であった、ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー(1580-1651)の作品集で
す。多くのリュートやキタローネの作品を作曲しましたが、彼の先進的で独特
なリズムや旋律(転調や半音階進行)において、当時あまり評価は高くなかった
ようですが最近では、最もヴィルトゥジティが高く楽器への発展に貢献した革
新者として、 評価が高くなってきています。彼の作品のアルバムには、ポール
・オデット、ホプキンソン・スミス、ロルフ・リズルヴァン盤などがあり ます
が、この盤ではリー・サンタナのリュート&テオルボ、ヒレ・パールのガンバ、
S・プレーヤーズのバロック・ギターによって、当時の即興的な演奏のように
アンサンブルとしての演奏を聴かせてくれます。

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09-07 No.12-1

2009年07月13日 18時21分58秒 | Weblog
<日本音声保存>
ANOC-6137A/43A CD 7枚組(解説書付)(日本語版) \9000
ANOC-6144A/50A CD 7枚組(解説書付)(英語版) \9000

ロームミュージックファンデーション SPレコード復刻 CD集
日本 SP名盤復刻選集IV(日本語版:英語版)
SP(スタンダード・プレイング)レコードとは、1890年代から1960年代まで生産
されていた、主に78回転の円盤レコードを示します。「ロームミュージックフ
ァンデーションSPレコード復刻 CD集〈日本 SP名盤復刻選集IV〉」は、日本
における洋楽レコードの黎明期である 1912年から、SPレコードの生産が LP(ロ
ング・プレイング)レコードへと、本格的な転換期を迎える 1952年までの約40
年間を対象に、日本人音楽家、日本人作曲家作品、当時の日本において活躍し
た外国人音楽家の演奏をSPレコードから収録し、構成されています。

【演奏】橋本國彦(指揮)、近衛秀麿(指揮)、草間加寿子(ピアノ)、
鰐淵賢舟(ヴァイオリン)、藤原義江(テノール)、
東海林太郎(テノール)、ゲルハルト・ヒュッシュ(バリトン)、
エルナ・ベルガー(ソプラノ)、他

企画・発行:財団法人 ロームミュージックファンデーション 
協賛:ローム株式会社
原案:クリストファ・N・野澤 SPレコード提供:クリストファ・N・野澤
総監修:海老澤敏 監修:クリストファ・N・野澤:片山杜秀
技術:新忠篤 翻訳:大竹紀子 制作:日本音声保存

●CD1:日本人音楽家国内録音(1)
1.ベートーヴェン(訳詞 :尾崎喜八):
歓喜の歌〈橋本國彦指揮東京交響楽団ほか〉[日本語](1943)
2.サン=サーンス:
ピアノ協奏曲第5番「エジプト風」
〈草間(安川)加寿子(ピアノ)/尾高尚忠指揮東京交響楽団〉(1943)
3.ブラームス:ハンガリー舞曲第5番〈朝比奈隆指揮関西交響楽団〉(1953)
4.フォーレ:ヴァルス・カプリース 第3番〈野辺地勝久(ピアノ)〉(1953)
5.ショパン:華麗なる大円舞曲〈野辺地勝久(ピアノ)〉(1950)
6.モーツァルト:トルコ行進曲〈園田高弘(ピアノ)〉(1956)
7.ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ「月光」〈久野久(久子)(ピアノ)〉(1922-23頃) *
●CD2:日本人音楽家国内録音(2)
1.シューマン:
詩人の恋〈木下保(テノール)/レオニード・クロイツァー(ピアノ)〉(1943)
2.ヴェルディ:
ああ、そはかの人か〈武岡鶴代(ソプラノ):榊原直(ピアノ)〉(1924)*
3.ヴェルディ:花から花へ〈武岡鶴代(ソプラノ):榊原直(ピアノ)〉(1924)*
4.フォーレ:月の光〈三宅春恵(ソプラノ):三宅洋一郎(ピアノ)〉(1944)
5.グノー/セレナード〈古澤淑子(ソプラノ)ほか〉[日本語](1954)
6.瀧廉太郎:荒城の月〈加藤芳江(二葉あき子)(ソプラノ)ほか〉(1936)
7.ビゼー:
ハバネラ〈由利あけみ (メゾソプラノ)/ビクター管弦楽団〉[日本語](1939)
8.トスティ:
セレナータ〈松原操(ミス・コロムビア)(ソプラノ)ほか〉[日本語](1935)
9.マスネ:
エレジー〈徳山(バリトン)/澤崎秋子(ピアノ)/橋本國彦(ヴァイオリン)〉
[日本語](1930)
10.大中寅二:
椰子の実〈東海林太郎(テノール)/日本ポリドール管弦楽団〉(1936)
11.山田耕筰:あわて床屋〈宮下禮子(歌)/山田耕筰(ピアノ)〉(1928)
12. 山田耕筰:待ちぼうけ〈宮下晴子(歌)/山田耕筰(ピアノ)〉(1928)
13.中山晋平:あの町 この町〈平井英子(歌)/中山晋平(ピアノ)〉(1928)
14.神にはさかえ.讃美歌〈近衛秀麿指揮東京合唱団・新交響楽団 〉
[日本語](1930)
15.あめには御使.讃美歌
〈大中寅二指揮コロムビア・オーケストラ:霊南坂教会聖歌隊〉
[日本語](1933)
16.もろびとこぞりて.讃美歌
〈津川主一指揮:東京バッハ・ヘンデル協会:セシリア・アンサンブル〉
[日本語](1950)
17.シューマン:流浪の民
〈澤崎定之指揮東京音楽学校生徒:ピアノ伴奏〉[日本語](1934)
●CD3:日本人音楽家海外録音
1.ベートーヴェン:
交響曲第1番〈近衛秀麿指揮スカラ座管弦楽団〉(イタリア1931)
2.シュトラウス:「こうもり」より円舞曲〈近衛秀麿指揮交響楽団〉(USA1937)
3.オギンスキー:
ポロネーズ〈鰐淵賢舟(ヴァイオリン)/ピアノ伴奏〉(USA1936-37)
4.バッハ:アリオーソ〈鰐淵賢舟(ヴァイオリン)/ピアノ伴奏〉(USA1936-37)
5.山田耕筰:来るか 来るか〈三浦環(ソプラノ)/ピアノ伴奏〉(USA1917)*
6.ビショップ:
見よ、優しき雲雀を〈関屋敏子(ソプラノ)
/シルクレット指揮ビクター・サロン・オーケストラ〉[日本語](USA1932)
7.小松耕輔:
泊まり舟〈ベルトラメリ能子(ソプラノ)/モラヨーリ指揮管弦楽団〉
(イタリア1932)
8.ラヴェル:
魔笛〈佐藤美子(ソプラノ)/ビュッセ指揮ラムルー管弦楽団〉
[日本語](フランス1932)
9.池内友次郎:
あまりりす〈佐藤美子(ソプラノ)/ビュッセ指揮ラムルー管弦楽団〉
(フランス1932)
10.ディ・カプア:
マリア・マリ 〈小池寿子(ヒジ・コイケ)(ソプラノ)
/アメリカ・ビクター・オーケストラ〉(USA1935)
11.ヴォルフ:
世を逃れて〈鈴木乃婦(信子)(ソプラノ)
ヴァルター・カール・マイツネル(ピアノ)〉[日本語](ドイツ1924) *
12.ジルヒャー:
ローレライ〈湯浅初江(ソプラノ)/ヴァルター・カール・マイツネル(ピアノ)〉
[日本語]](ドイツ1929)
13.ザルムホーファー:
春の日〈田中路子(ソプラノ)/ウィーン管弦楽団〉](オーストリア1935)
14.齋藤佳三:
ふるさとの〈藤原義江(テノール)/ルロイ・シールド(ピアノ)〉(USA1927)
15.マリオ:
遥かのサンタルチア〈藤原義江(テノール)
カルロ・ザバイノ指揮スカラ座管弦楽団〉(イタリア1931-32)
16.杉山長谷夫:
出船〈藤原義江(テノール)/ヴィンセンテ・ロペスとその楽団〉(USA1937)
17.デ・クルティス:
帰れソレントへ〈内本實(テノール)/ロレンツォ・モラヨーリ指揮管弦楽団〉
(イタリア1932)
●CD4:日本人作品(1)
1.伊福部昭:交響譚詩〈山田和男(一雄)指揮東京交響楽団〉(1943)
2.服部良一:意想曲 1936〈服部良一指揮日本クリスタル交響楽団〉(1935)
3.成田為三:浜辺の歌〈インターナショナル・トリオ〉(1952)
4.宮原禎次:
平和の父、アンリ・デュナン〈木下保指揮東京交声楽団(合唱)ほか〉(1953)
5.箕作秋吉:マズルカ〈藤田晴子(ピアノ)〉(1943)
6.箕作秋吉:タランテラ〈藤田晴子(ピアノ)〉(1943)
7.山田耕筰:
日本組曲〈ボリス・ラス(ヴァイオリン)/マーク・ラス(ピアノ)〉(1930)
8.吉澤検校:
千鳥の曲〈フェリー・ローラント(ヴァイオリン)/マックス・ヤノフスキー
(ピアノ)〉(1936)
9. 瀧廉太郎:
荒城の月〈フェリー・ローラント(ヴァイオリン)/マックス・ヤノフスキー
(ピアノ)〉(1936)
10.ハッター (服部):
夢去りぬ〈ジークムンド・メンチンスキー(ヴァイオリン)/
クラウス・プリングスハイム(ピアノ)〉(1940)
11.平尾貴四男:
フルート小奏鳴曲〈奥好寛(フルート)/藤田晴子(ピアノ)〉(1943)
●CD5:日本人作品(2)
1.黛敏郎:
10楽器のためのディヴェルティメント〈伊達純(ピアノ)/伊達良(ヴァイオリン)
/東京管楽器協会ほか〉(1950)
2. 山田耕筰:「彼と彼女」より第2曲〈レオ・シロタ(ピアノ)〉(1929)
3. 山田耕筰:「彼と彼女」より第5曲〈レオ・シロタ(ピアノ)〉(1929)
4.池内友次郎:
日本古謡による幻想曲〈ロマン・ドゥクソン(チェロ)/藤田晴子(ピアノ)〉
(1939)
5.山田耕筰:
忍路高島〈エマニュエル・フォイアマン(チェロ)、
フリッツ・キッチンガー(ピアノ)〉(1934)
6.日本古謡 -山田耕筰:
今様〈モーリス・マレシャル(チェロ)、ルネ・エルバン(ピアノ)〉(1937)
7. 諸井誠:
無伴奏フルートのためのパルティータ〈吉田雅夫(フルート)〉(1953)
8. 近衛秀麿(詞 :三木露風):
ふるさとの〈マーガレット・ネトケ =レーヴェ(ソプラノ)/
レオニード・コハンスキ(ピアノ)〉(1929)
9.箕作秋吉:
組曲「亡き子に」〈関種子(ソプラノ)/日本ポリドール管弦楽団〉(1941)
10. 田辺尚雄:
南島の踊り〈高山美枝子(ソプラノ)/田辺尚雄指揮日本ポリドール管弦楽団〉
(1941)
11.信時潔:組曲「沙羅」〈木下保(テノール)/水谷達夫(ピアノ)〉(1943)
●CD6:外国人音楽家国内録音(1)
1.江文也:孔子廟の音楽〈マンフレート・グルリット指揮東京交響楽団〉(1941)
2.ショパン:チェロ・ソナタ
〈ロマン・ドゥクソン(チェロ)/レオニード・クロイツァー(ピアノ)〉(1942)
3.シューマン:トロイメライ
〈リチャード・ケイ(チェロ)/松隈陽子(ピアノ)〉(1956)
4.ヴェルディ/宴のさなかに
〈砂原美智子(ソプラノ)/マンフレート・グルリット指揮東宝交響楽団〉(1949)
5.ヴェルディ:
燃え立つ焔〈齋田愛子(アルト)/
マンフレート・グルリット指揮ビクター・オーケストラ〉(1951)
6.ヴェルディ:
おお むごき運命〈川崎静子(アルト)/マンフレート・グルリット指揮
ビクター・オーケストラ〉(1951)
7.ワーグナー:
エルザの夢〈クラウス・プリングスハイム指揮東京音楽学校管弦楽団・合唱団
ほか〉(1933)
8.ワーグナー:
ブラバンドのエルザのために
〈クラウス・プリングスハイム指揮東京音楽学校管弦楽団・合唱団ほか〉(1933)
9.スコットランド民謡:
別れ〈アウグスト・ユンケル指揮武蔵野音楽学校合唱団〉[日本語](1937)
10.ドイツ民謡:
春のよろこび〈アウグスト・ユンケル指揮武蔵野音楽学校合唱団〉
[日本語](1937)
●CD7:外国人音楽家国内録音(2)
1.ハイドン:アンダンテと変奏曲〈アドルフ・バラー(ピアノ)〉(1951)
2.ショパン:華麗なる大ポロネーズ〈アルフレッド・コルトー(ピアノ)〉(1952)
3.ショパン:マズルカ嬰ハ短調〈ラザール・レヴィ(ピアノ)〉(1950)
4.クープラン:葦〈ラザール・レヴィ(ピアノ)〉(1950)
5.ドビュッシー/喜びの島〈ジュヌヴィエーヴ・ジョワ(ピアノ)〉(1952)
6.モーツァルト:
デュポールのメヌエットによる変奏曲
〈ルドルフ・ミューラー=シャピュイ(ピアノ)〉(1939)
7. 宮城道雄:春の海〈ルネ・シュメー(ヴァイオリン)/宮城道雄(筝)〉(1932)
8. 宮城道雄:
春の訪れ〈ジョゼフ・ランプキン(ヴァイオリン)/宮城道雄(箏)〉(1935)
9.プリングスハイム:
月〈ウィリー・フライ(ヴァイオリン)/クラウス・プリングスハイム(ピアノ)〉
(1940)
10.パガニーニ:
奇想曲第9番〈レイモン・ガロワ =モンブラン(ヴァイオリン)/
ジュヌヴィエーヴ・ジョワ(ピアノ)〉(1952)
11. バルトーク:
ルーマニア舞曲〈エフディ・メニューヒン(ヴァイオリン)/アドルフ・バラー
(ピアノ)〉(1951)
12.ヘンデル:
調子の良い鍛冶屋〈エタ・ハーリヒ =シュナイダー(チェンバロ)〉(1941)
13.ラモー:
ロンド風のジーグ〈エタ・ハーリヒ =シュナイダー(チェンバロ)〉(1949)
14. 宮城道雄:
せきれい〈フランセス・カサード(ソプラノ)/宮城道雄(筝)/小野衛(尺八)〉
(1950)
15.メンデルスゾーン:
歌の翼に〈エルナ・ベルガー(ソプラノ)/マンフレート・グルリット(ピアノ)〉
(1952)
16.シューベルト:
音楽に寄す〈ゲルハルト・ヒュッシュ(バリトン)/マンフレート・グルリット
(ピアノ)〉(1952)

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09-07 No.12-2

2009年07月13日 18時21分14秒 | Weblog
<WERGO>
WER 6928 3枚組 \4050
アール・ブラウン/コンテンポラリー・サウンド・シリーズ
ブラウンの音楽人生 vol.1
[disc1]CONCERT PERCUSSION FOR ORCHESTRA
(1)(2)アマデオ・ロルダン(1900-1939):リトミカ第6番、リトミカ第5番
(3)ルー・ハリソン(1917-2003):カンティクル第1番
(4)ウィリアム・ラッセル(1867-1935):3つの舞曲的楽章
(5)ヘンリー・カウエル(1897-1965):オスティナート・ピアニッシモ
(6)ウィリアム・ラッセル:三つのキューバ風作品
(7)ジョン・ケージ(1912-1992)&ルー・ハリソン:ダブル・ミュージック
(8)ジョン・ケージ:アモーレス
マンハッタン・パーカッション・アンサンブル
ポール・プライス(指揮(1)(2)(3)(5)) ジョン・ケージ(指揮(4)(7)
/プリペアード・ピアノ(8))
[1961年LP]
[disc2]シュトックハウゼン  カーゲル
(1)カールハインツ・シュトックハウゼン(1928-2007):
ツィクルス-独奏打楽器奏者のための
クリストフ・カスケル(マリンバ、ギロ、木製ドラム、シンバル、
トライアングルほか)
(2)シュトックハウゼン:リフレイン
アロイス・コンタルスキー(ピアノ、ウッドブロック)、
ベルンハルト・コンタルスキー(チェレスタ、アンティック・シンバル)、
クリストフ・カスケル(ヴィブラフォン、カウベル、グロッケンシュピール)
(3)マウリシオ・カーゲル(1931-2008):
トランシシオンII(ピアノ、打楽器、2つのテープのための)
デイヴィッド・チューダー(Pf)、クリストフ・カスケル(打楽器)
[1961年LP]
[disc3]電子音楽の即興対決ライヴ
ローマ(MEV=Musica Electronic Viva)/アラン・ブライアン、
アルヴィン・カラン、フレデリック・ルツェフスキ、リチャード・テイテルバ
ウム、イヴァン・ヴァンドール
ロンドン(AMM)/コーネリウス・カーデュー、ルー・ゲール、クリストファー・
ホッブス、エディー・プレヴォスト、キース・ローヴェ
[1970年LP]
1960年代にLPで出されたアール・ブラウン監修による貴重なシリーズが、WERGO
より復刻されます。第1弾は、ケージ自身が演奏するプリペアード・ピアノの音
も聴ける打楽器コンサート(disc1)、カスケルの切れ味鋭いマリンバ、チュー
ダーのまさに絶妙なタイミングのピアノが聴けるdisc2、そして、ローマとロ
ンドンの電子音楽演奏集団の即興対決のdisc3。どれも、当時最先端をゆく演
奏者たちが結集して最高のものを目指しているだけあって、大変クオリティの
高い見事な演奏。50年弱たっても少しも色褪せないどころか、素晴らしい輝き
と新鮮さを保っている音楽を、是非、ご一緒に。
=アール・ブラウン/コンテンポラリー・サウンド・シリーズについて=
このシリーズは、ケージ、ベリオ、シュトックハウゼン、そして他の前衛的な
作曲家の作品に誰も接したことがなかった時代にリリースされた貴重な記録
(LP)の復刻です。今となっては実験的な音楽(現代音楽)の録音・資料は市場に
多数ありますが、1960年代初頭の人々は、同じ時を生き、革命を起こしている
新しい世代の作曲家たちの作品を知りませんでした。1960年代当時の革命作曲
家世代のリーダー的存在であったアール・ブラウンは、彼自身、そして同時代
の仲間たちの作品をレコードに記録するする機会を得、すでに当時活躍してい
た作曲家、また、頭角を現し始めた作曲家たちの作品を選んで収録しました。
ブラウンは世界中の作曲家や演奏家たちに呼びかけ、当時考えうる最高のメン
バーを結集、演奏の面でも音質の面でも最高のクオリティでこの仕事をやり遂
げました。これらの録音は、1961年から73年の間に計18枚のLPとしてリリース、
現在、コレクター達の間でコンテンポラリー・サウンド・シリーズとして知ら
れています。冒険的なレパートリー、質の高い演奏、そして作品と作曲家への
高い忠誠度をもった、これらの録音は、20世紀音楽の最も重要な記録資料とな
っています。個々のCDのブックレット内容はすべて発表当時のものを採用、貴
重な写真資料満載です。WERGOは2011年の秋にかけて年間2巻ずつ、全6巻
(各3CD)のシリーズとしてこの貴重な遺産をリリースしていきます。復刻にあ
たっては、現代音楽の分野で高名なエンジニア、ウド・ヴュステンドルファー
が、最高の機材を用いデジタル化。ブラウンが望んだ音世界が高い次元で再現
されています。
=アール・ブラウン(1926年-2002年、アメリカ)=
アメリカの作曲家。図形楽譜や、通常の5線譜ではなく50線譜を用いた作品、
「開かれた形式(演奏者は楽譜をどのように読んでも、どこから演奏しても、
どこで終わっても、何人で演奏してもよい)」で知られています。ケージやチュ
ーダーとともに「音楽と磁気テープのためのプロジェクト」にも参加、アメリ
カ・アヴァンギャルドの指導者としての地位を確立しました。キャピトル・レ
コードの編集者および録音エンジニア、60年にはメインストリーム・レコード
の「コンテンポラリー・サウンド・シリーズ」(このWERGOのシリーズの元とな
るもの)のディレクターを務めました。

WER 6722 \2180
ヘンツェ(b.1926):交響曲第9番-混声合唱とオーケストラのための
〔アンナ・ゼーゲルスの小説『七番目の十字架』に基づく〕
ベルリン放送合唱団、ベルリン放送交響楽団
マーレク・ヤノフスキ(指揮)
録音:2008年11月
全てマスタテープからのCD化/デジタル化・マスタリング:ウド・ヴュステンド
ルファー
ヘンツェが1996年から97年にかけて取り組んだ交響曲第9番は、アンナ・ゼー
ゲルスの小説『七番目の十字架』に基づくテキストに作曲された、ほぼ休みな
く歌い続ける合唱を伴う大規模な交響曲。ゼーゲルスの本の内容は、7人の囚人
が強制収容所から逃げ出そうとして失敗。士官たちは他の囚人たちへの見せし
めとして、収容所の7本の木を切り倒し、十字架を作り、7人をはりつけにしよ
うとします。しかし、7本目の十字架に乗るはずだった囚人は、脱走に成功。
誰もいない7本目の十字架が、抵抗の象徴、独裁者への勝利のしるしとして描
かれる物語です。この交響曲は、不安で焦燥感いっぱいの「脱走」から始まり、
「迫害者の告白」や「迫害」などと題された「7」の楽章から成ります。最後
は「救済」と題されてはいますが、終わり方はきわめて不安げなまま。独裁に
よる人道の危機は終わることはない、というヘンツェのメッセージがこめられ
ているようです。

WER 6715 \2180
ゲルハルト・シュテープラー:作品集
(1)kybele(2)]desires[(3)x-錠前のための(4)]roses[(5)spices [3]
アンネッテ・ロッベルト(ソプラノ)
ケルン打楽器四重奏団
録音:2007年12月
1949年生まれのゲルハルトの作品集。彼は、特に打楽器のための作品を多く書
いており、実に全作品の三分の一が打楽器作品です。リズムはもちろんのこと、
打楽器が持つ魔術的な側面や、儀式のような側面を極限まで引き出した作品が
多く、独特の世界が広がります。




<WAON RECORDS>
WAONXA 096 \3650
STEREO-WAV PC-AUDIO
「うつろな瞳」
(1)作者不詳:グリーンスリーブス変奏曲
(2)パーセル:ソナタト短調
(3)ジョン・ダニエル:うつろな瞳
(4)ジョン・ダウランド:流れよ、わが涙
(5)ヨハン・ショップ:涙のパヴァーヌ
(6)エクルズ:スコットランド民謡によるグラウンド
(7)マシュー・ロック:組曲第4番ホ短調
(8)トレット:トレット氏によるグラウンド
(9)ジョン・ブル:メランコリー・パヴァーヌとガリアルド
(10)アンヌ・ダニカン・フィリドール:ニ短調
(11)作者不詳:イタリアのグラウンド
ラファエラ・ダンクザークミュラー(リコーダー)
西谷尚己(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
大塚直哉(チェンバロ/ヴァージナル)
ハイレゾ・オーディオデータを収めたパッケージメディアがついに世に出ます。
レコード芸術誌で95点の録音評点を得て優秀録音に選ばれたCD「うつろな瞳」
(WAONCD-090)。そのCDのオリジナルマスターデータをそのままDVD-Rに収録しま
した。CDフォーマットを遥に凌駕する96kHz, 24bitのハイレゾリューション。
PC-AUDIOでお楽しみ下さい!
※このディスクはコンピュータ・ベースのシステム上で再生するもので、通常
のCD,SACD,DVDプレイヤーでは再生できません。再生するには、適切なソフト
ウエアとオーディオインターフェース機器を搭載したコンピュータをご用意い
ただく必要があります。




<Novalis>
NOV150 173 \2080
フレデリック・ショパン(1810-1849):
ポーランド民謡による幻想曲 イ長調 作品13
モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」の「お手をどうぞ」による変奏曲 
変ロ長調 作品2
コンサート・ロンド ヘ長調 作品14
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 作品22
カール=アンドレアス・コリー(ピアノ)
ロナルド・ゾルマン(指揮)バーゼル・シンフォニー・オーケストラ
録音:2002年9月30日-10月2日
カジノ・バーセル音楽堂
ピアノの詩人ショパンがのこした、ピアノとオーケストラのための作品。アン
ダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズは頻繁に演奏されますが、その
他の作品はちょっと珍しい作品も。モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」の
「お手をどうぞ」による変奏曲など、オーケストラとの作品は、若かりしショ
パンの作品に集中しております。
演奏のカール=アンドレアス・コリーは現在40代の最も活躍しているピアニス
ト。日本のレーベルからもリリースをしており、おなじみのピアニストと言え
ましょう。

NOV150 188 \2080
プロコフィエフ(1891-1953):
(1)組曲「シンデレラからの10の小品」作品97(1943)
(2)組曲「シンデレラからの6つの小品」作品102より「ワルツ」(1944)
(3)ロメオとジュリエット 作品75(1937)
アナスタシア・ヴォルチョク(Pf)
録音:2004年8月、2005年2月 チューリヒ、ZKOハウス
プロコフィエフのロメジュリ、シンデレラと、美しいバレエ曲を作曲者自身の
ピアノ独奏曲版でお楽しみいただけます。
演奏のアナスタシア・ヴォルチョクは2003年シンシナティ国際ピアノコンクー
ルでゴールドメダルを受賞。これまでにゲルギエフとの共演をはじめ、輝かし
い経歴の演奏者です。Novalisにはシューベルトの4つの即興曲集 D899 Op.90、
冬の旅 D911 Op.89 - リストによる12の編曲集 S561(NOV150 179)をリリース
して好評を得ております。

NOV150 193 \2080
ブラームス:チェロとピアノのための作品全集
チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38、野の寂しさOp.86-2、
調べのようにOp.105-1、サッフォーの頌歌Op.94-4、
子守唄Op.49-4、愛のまことOp.3-1、恋歌Op.71-5、
チェロソナタ第2番ヘ長調 Op.99 、ハンガリー舞曲より
アレクサンダー・ヒュルショフ(Vc) パトリシア・パニー(P)
色彩豊かなパニーのピアノと存在感のあるヒュルシェフのチェロが紡ぎだすブ
ラームス。パニーは9月に来日予定。




<Claves>
50 2806 2枚組 4360
ロベルト・シューマン(1810-1856):ピアノ曲全集 第3集
CD-1
(1)アベック変奏曲 作品1
(2)間奏曲 作品4
(3)交響的練習曲 作品13
CD-2
(1)色とりどりの小品 作品99
(2)ノクターン 作品23
(3)ウィーンの謝肉祭の道化 作品26
フィンギン・コリンズ(ピアノ)
録音:2008年10月13-15日(CD-1)2008年11月17-19日(CD-2)
大好評、シューマンのピアノ全曲録音。子供の情景を含む第1弾(50 2601)、セ
ドリク・ぺシャ演奏の第2弾(50 2603)に続き、満を持して第3弾の登場です。
演奏のコリンズは1999年、クララ・ハスキル国際ピアノコンクールにて優勝。
雷のような轟音から静かな風をも自由に表現できるピアニストです。コリンズ
の演奏した第1集はグラモフォン誌にて賞を得ました。1999年第18回クララ・
ハスキル・コンペティション(50 9910)のデビュー盤から10年、より豊かになっ
た音楽表現をお楽しみください。



<VAI>
VAIDVD 4493(DVD-Video) \2900
字幕:英語
ポートレイト・オブ・モニク・ルディエール
本編:
「ドン・キホーテ」音楽:ミンクス、振付:プティパ、
「ミラージュ」音楽:ソーゲ、振付:リファール、
「イン・ザ・ナイト」音楽:ショパン、振付:ロビンズ、
「ロミオとジュリエット」音楽:プロコフィエフ、振付:ボゼー、
「ソナチネ」音楽:ラヴェル、振付:バランシン、
「ヌアージュ」音楽:ドビュッシー、振付:キリアン、
「ジゼル」音楽:アダン、振付:コラリ&ペロー
ボーナス映像:リハーサル風景
出演者:モニク・ルディエール、パトリック・デュポン、
イヴェット・ショヴィレ、シリル・アタナソフ、
ジェローム・ロビンズ、マニュエル・ルグリ、エルヴェ・ディルマン、
ヴィオレット・ヴェルディ、イリ・キリアン、ウラジーミル・ワシリーエフ
監督:ドミニク・ドルーシュ
制作:1991年
ボーナス:「ラ・シルフィード」(指導:ピエール・ラコット、ダンサー:ギレー
ヌ・テスマー、ミカエル・ドナール、ヤニック・ステファン)
「眠れる森の美女」
(指導:ロゼラ・ハイタワー、ダンサー:エリザベト・プラテル)
パリ・オペラ座のエトワールとして活躍していた、モニク・ルディエールのド
キュメンタリー。フランスの映画監督ドミニク・ドルーシュよるドキュメンタ
リー映画でリハーサル風景中心ですが、ファンは見逃せないDVDです。モニク
・ルディエールの情感溢れる表現と気品ある姿、しなやかで優雅な動きに魅了
させられます。モニク・ルディエール、パトリック・デュポンのパリ・オペラ
座の黄金コンビの映像など出演者も豪華。




<Matthias Hoefs>
GBP 1055006 \2380
(1)ヘンデル:「メサイア」-ラッパは鳴り響き(ナチュラルTr)
(2)ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調 (クラッペンTr)
(3)グラズノフ:アルバムの一葉 (Cornet)
(4)ヴェルディ:「アイーダ」-大行進曲 (アイーダTr)
(5)エネスク:トランペットとピアノのための伝説 (C管Tr)
(6)マルチェッロ:オーボエ協奏曲 ニ短調-アダージョ(Picc-Tr&Bs-Tr)
(7)ヤナーチェック:
「シンフォニエッタ」-ファンファーレ(9Tr,2Bs-Tr,2Tn-Tub,Perc)
(8)ジョリヴェ:トランペットとピアノのための協奏曲(C管Tr)
(9)ヴォルフ・ケルシェック(1969-):マティアスのためのポエム(Fluegelhorn)
マティアス・ヘフス(Tr)
(1)ヨレク-フェリックス・シュペーア(Bs) (1)(2)コンチェルト・ケルン
(3)ハンブルク・フィル室内管
(4)(6)ジャーマン・ブラス (5)スティヴン・キーファー(Pf) 
(6)アレクサンドル・エルプリッヒ(Bs-Tr)
(7)ハンブルク歌劇場、高等音楽院金管アンサンブル
(8)ハンス・ガンシュ(指)
ヴィルトゥオージ・プラハ、ノリコ・シマ-タカモリ(Pf)
(9)ハンブルク・フィル四重奏団、Jazz Trio
名手、マティアス・ヘフスがナチュラル・トランペットからクラッペン(キー)
・トランペット、コルネット、ピッコロ、フリューゲルホルンとラッパを吹き
まくっております。
解説書のそれぞれの楽器のカラー写真も美しく、ブラバンおたく、ラッパ好き、
金管マニア達にはウォターキーから涎ものの素晴らしいCDと申せましょう。

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