クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

09-07 No.20

2009年07月21日 18時32分42秒 | Weblog
★Capriccioレーベル 取り扱いについて★
このところ入手困難となっていたCapriccioレーベル商品ですが、本国に在庫の
ある商品のお取り扱いを開始いたしました。本国発注のため多少時間がかかる
場合がございますのと、品切れになった場合は入手できない可能性もございま
すが、ぜひこの機会にご検討下さい。当店HPにリストがございます。

http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/capriccio.html

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●価格変更のご案内
<EMI SPAIN>
CMS-6848362 2枚組 \2950 ※価格変更・新価格 \1450
アルフレード・クラウス/UNA VOZ UNIVERSAL
オペラとサルスエラ、クラウスならではの得意のアリアをまとめた2CD
ブリリアント・ボックス 12Pブックレット

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※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<SDG>
SDG 704 \2900
ブラームス:
(1)私は角笛を苦しみの谷(現世)で鳴らす-
「5つのリート」op.41より第1曲(1861)
(2)ハープは鳴り響く-
「2つのホルンとハープの伴奏による女声合唱のための4つの歌」より第1曲
(1860)
(3)夜警「静かな胸の音」-5つの歌op.104より第1曲(1888)
(4)もの憂い恋のうらみ-13のカノンop.113より第13曲(1891)
(5)運命の女神の歌op.89(1882)
(6)交響曲第3番 ヘ長調 op.90
(7)悲歌op.82(1881)
ジョン・エリオット・ガーディナー(指)
オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
録音:2007年11月16日サレ・プレイエル(ライヴ)
2008年10月4, 5, 8日ロイヤル・フェスティヴァルホール(ライヴ)
好評のガーディナーによるブラームス交響曲シリーズ、第3弾の登場。第3番交
響曲は冒頭から管の音色がきわめて印象的に響きます。続くかけあいも、楽器
間の呼吸の交わされ方が実に濃密にして緻密。第3楽章の有名な旋律では、フレ
ーズのひとつひとつに細かな彫琢が施され、どのパートのどの音にも神経が通
っており、思わず息をのむ感動的な美しさです。
合唱曲では、世界最高峰の合唱団、モンテヴェルディ合唱団の魅力を余すとこ
ろなく味わうことができます。勝利の女神の歌では、ホルンによる狩の主題が
聴かれ、オーケストラの面々のうまさを再認識できます。

SDG 159 2枚組 \2980
J.S.バッハ:カンタータ集vol.9
[CD1]
三位一体後第17日曜日のためのカンタータ集
(1)「その御名にふさわしき栄光を主に捧げまつれ」BWV 148
(2)「ああ、愛しきキリストの徒よ、雄々しかれ」BWV 114
(3)「おのれを高うする者は、卑うせられ」BWV 47
(4)モテット「み霊はわれらの弱きを助けたもう」BWV 226
[CD2]
三位一体後第18日曜日のためのカンタータ集
(1)「主キリスト、神の独り子」BWV 96
(2)「神にのみわが心を捧げん」BWV 169
(3)「汝 平和の君、主イエス・キリスト」BWV 116
(4)コラール「汝の御座の前に われはいま進み出で」BWV 668
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
モンテヴェルディ合唱団
ソリスト:[CD1]キャサリン・フーグ(S)、フランチェス・ブーン(A/ BWV148)、
ロビン・タイソン(A/ BWV47)、
シャルル・ハンフリー(A/ BWV114)、マーク・パドモア(T)、
ステファン・ロジェ(Bs)
[CD2]キャサリン・フーグ(S)、ナタリー・シュトゥッツマン(A)、
クリストフ・ゲンツ(T)、ゴットホルト・シュヴァルツ(Bs)
録音:2000年10月14日(CD1)、2000年10月22日(CD2)
フルートの美しい序奏に導かれて始まるパドモアのソロが印象的な114番を収
録。また、148番では、冒頭の華麗な合唱曲でトランペットが活躍、2つの合唱
フーガも壮大で聴き応え満点です。169番はアルトのソロ・カンタータ。シュ
トゥッツマンが、聖句の内容を深く掘り下げ、知的でやわらかな声で聴く者の
魂に呼びかけます。カンタータのほかに収録されているモテットとコラールも
興味深い選曲です。モテットは、トーマス教会の付属学校校長であった、J.エ
ルネスティの葬儀で演奏されたもの。墓地などでも演奏できるように、無伴奏
でも演奏可能な作品となっています。コラールBWV 668は、バッハの絶筆とみ
なされてきた作品で、失明したバッハが、友人に口述筆記させたものだといい
ます。




<QUINDECIM>
QP 151 \2080
アントニオ・カルロス・ジョビン&ヴィニシウス・ヂ・モライス:
ソ・ダンソ・サンバ、おいしい水、カンタ・カンタ・マイス、彼女はカリオカ
アントニオ・カルロス・ジョビン&シコ・ブアルキ:サビア
アントニオ・カルロス・ジョビン:ルイーザ
シコ・ブアルキ:テレジーニャ、目の目
カルロス・リラ&ヴィニシウス・ヂ・モライス:あなたと私
ジャイミ・シルヴァ&ネウザ・テイシェイラ:ガチョウのサンバ
ホベルト・メネスカル&ロナルド・ボスコリ:オ・バルキーニョ
エドゥ・ロボ&シコ・ブアルキ:リリー・ブラウンの物語
リリー・アブレウ(Sp)ラテン・アメリカ四重奏団
リリー・アブレウはブラジルで大人気のソプラノでディズニーの「美女と野獣」
「アラジン」「ポカホンタス」「シンデレラ」などの吹き替えをしているだけ
でなく、ピッツバーグ歌劇場では「ファウスト」「カルメン」「オランダ人」
「トゥーランドット」「トロヴァトーレ」等にも参加している。サンバの名曲
をソプラノと弦楽四重奏で聴く涼しいCD。

QP 133 \2080
ロドリーゴ:アランフエス協奏曲
ポンセ:南の協奏曲
アルカジー・シュテインルート(指)ペテルブルク音楽院O,
ラウル・ザンブラノ(Gt)
ギター協奏曲の最高傑作ロドリーゴの「アランフエス」と南国的な情感とリズ
ミックな楽しさが交差するポンセの「南の協奏曲」、20世紀に作られた2つの
代表的なギター協奏曲の好カプリング。

QP 137 \2080
ジュゼッペ・マリア・ヤッキーニ(1663-1727):
チェロ・ソナタOp.1-8、Op.3-9
ドメニコ・ガブリエッリ(1659-1690):2つのチェロのためのカノン ニ長調、
独奏チェロのためのリチェルカーレ第1番、第7番、チェロと通奏低音のための
ソナタ ト長調
ジョヴァンニ・ボノンチーニ(1677-1720):チェロと通奏低音のためのソナタ
ジュゼッペ・トレッリ(1658-1709):チェロ・ソナタ ト長調
アントニオ・カルダーラ(1660-1736):チェロ・ソナタ第8番 変ロ長調
アンドレア・カポラーレ(1700-1746):チェロと通奏低音のためのソナタ第4番
ヒメナ・ヒメネス・カチョ、ルイス・ミゲル・コッレア(Vc)
ホセ・スアレス(Org,cem)
ドヴォルザークやシューマンのチェロ協奏曲も、これらのあまり知られていな
いイタリアのチェリスト作曲家のチェロ作品なしにはありえなかったことを考
えるとありがたさが増してきます。

QP 183 \2080
ホアキン・グティエレス=エラス(1927-):港の歌
フリアン・カリッジョ(1875-1965):ヴィオラのためのコンクール作品
ルイス・サンディ(1905-1996):アルバムの1葉
ホセ・パブロ・モンカヨ(1912-1958):ヴィオラ・ソナタ
カルロス・チャベス(1899-1978):マドリガル
マリオ・ラビスタ(1943-):世俗的舞曲、旅行ノート
フリオ・エストラーダ(1943-):ユウノフイトラポアオメ
オマール・エルナンデス=イダルゴ(Va)マウルシオ・ナデール(Pf)
ピエール・ブーレーズに激賞されているメキシコのヴィオリスト、エルナンデ
ス=イダルゴは黒沼ゆり子音楽院卒業。彼の「人類の歴史も音楽もDNAのように
らせん状に進んでいく」との考え方に沿ったメキシコ現代音楽を収録したとの
ことです。

QP 164 \2080
荒野の噂-20世紀メキシコの大作家
ヘオルヒナ・デルベ(1968-):希望の風
チャールズ・グリフィン(1968-):コマラでのつぶやき
ジャック・フォルトナー(1942-):コマラに来た
トマ・マルコ(1942-):コマラへゆく道の影
オラシオ・ウリベ(1970-):コマラの5つの幻影
エウヘニオ・トウサン(1954-):音のない言葉
ビチェンテ・バリエントス(1974-):大地の色
アンヌ・レバロン(1953-):つぶやき
フェデリコ・イバッラ(1946-):意志強固なパラモ
カルロス・クルス・デ・カストロ(1941-):コマラのめまい
マリオ・ラビスタ(1944-):ルルフォの不毛の大地
スティーヴン・マックネッフ(1953-):ドーニャ・スサニータへの古い道
アナ・セルバンテス(Pf)
メキシコの作家、フアン・ルルフォ(1917-1986)はその生涯に2冊の本(合計で
300ページ)を書いただけだがラテン・アメリカのもっとも重要な作家の一人で
ボルヘスとともに20世紀最高のスペイン語作家に選ばれた。ガルシア=マルケ
スにも大きな影響を与えている。
彼の作品に触発されたメキシコ、スペインの現代作曲家のピアノ曲を集めた好
企画盤。




<Reference Recordings>
RR 909 \1080
ダラス・ウィンドシンフォニー・サンプラー
(1)ハーバート・オウエン・リード:
メキシコの祭りより「前奏曲とアステカの踊り」
(2)吹奏楽のための組曲第2番 ヘ長調 Op.28-2(抜粋)
(3)ゴルトマルク(H.カッペイ編):交響曲「田舎の結婚式」 より「スケルツォ」
(4)アルベニス:セビーリャの聖体祭
(5)ヤロミル・ワインベルガー:
歌劇「バグパイプ吹きのシュワンダ」-ポルカとフーガ
(6)モートン・グールド:サンタ・フェの伝説より「パヴァーヌ」
(7)レオン・イェッセル:おもちゃの兵隊の行進曲
(8)アーノルド:スコットランド舞曲より3、4番
(9)ロン・ネルソン:ロッキー・ポイントの休日
(10)ジョン・フィリップ・スーザ:神秘な聖堂の貴族たち
(11)ヒンデミット:室内音楽集第7番
(12)パーシー・グレインジャー:ガムサッカーズ・マーチ
(13)デイヴィッド・マスランカ:交響曲第4番より終楽章
ダラス・ウィンドシンフォニー
(1)(2)ハワード・ダン(指揮)
(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)フレデリック・フェネル(指揮)
(10)(11)(12)(13)ジェリー・ジャンキン(指揮)
ウインドミュージックの聖地ともいえるアメリカでプロ吹奏楽団としてトップ
の人気を誇るダラス・ウインドシンフォニー。リファレンス・レコーディング
スからも数々の名録音をリリース。最新作パーシー・グレインジャー作品集
(RR 117)ではブラス・ファンならずとも存分に楽しませてくれました。今回は
ダラス・ウインドシンフォニーの聴き所を集めたベスト盤。建築家、I.M.ペイ
による抜群の音響効果を持ったホール、マイヤソン・シンフォニーセンターで
の収録。24Bit HDCDレコーディングによる高音質が楽しめます。

RR 117HRX(HRx DVD-R) \4750
パーシー・グレインジャー:
モールバラ公爵のファンファーレ、リンカシャーの花束、陽気な王様、
こどものマーチ*、コロニアル・ソング、モック・モリス、
ガム・サッカーズ・マーチ、岸辺のモリー、スプーン・リバー、
アフター・ワード*、「ワムフレイの若者たち」行進曲、
デリー地方のアイルランド民謡、羊飼いの呼び声
ダラス・ウィンド・シンフォニー,
ジェリー・ジャンキン(指)
アーツ・ディストリクト・コーラス*
録音:2008年8月23-24日マイヤーソン・シンフォニーセンター(ダラス) 
『HRx』とは
リファレンス・レコーディングスは、スペクトラルの設計者であり、HDCDの
発明者でもあるキース・ジョンソン博士が30年以上もチーフ・エンジニアを
務めている高音質レーベル。そのRRがまたまた驚異の音質体験を教えてくれ
る全く新しいフォーマットを提供してくれることとなりました。
HRxは、パソコンとオーディオインターフェースを使用したPCオーディオや
デジタル・ストリーム(DS)機器に対応するために、176.4kHz/24bitの圧縮し
ないWAVデータを記録したDVD-Rのこと。密度の濃い音質、臨場感、楽器の音
の生々しさ、音空間をそのまま美しく再生できる驚異の音質。弦はさらにし
なやかに、金管はより煌びやかに鮮明に聴くことが出来ます。
通常のCD、SACD、DVDプレイヤーでは再生できませんが、オーディオに自信
のある方は是非挑戦して頂きたい音質です。




<medici arts>~Idealeaudience
30 78648(DVD-Video) \2900
サロネン:LAヴァリエイション
シベリウス:交響曲第5番変ホ長調 op.82
エサ=ペッカ・サロネン(指)
UBSヴェルビエ・フェスティバル・オーケストラ
収録:2007年7月26日ヴェルビエ音楽祭(ライヴ)
フィンランドを代表する指揮者、作曲家エサ=ペッカ・サロネン。2007年に
ヴェルビエ・フェスティバルに出演した際の映像。シベリウスの交響曲第5番
は、サロネンの感性が表出した透明感のある叙情豊かな表現。1986年のフィル
ハーモニア管との録音から20年以上経てサロネンのさらに充実した音楽性と、
インスピレーション溢れる演奏で聴かせてくれます。作曲家としても高い評価
を受けているサロネン。カップリングの「LAヴァリエイション」は彼の代表作
で、1997年にロサンゼルス・フィルで初演し大成功を収めた作品。彼の精緻な
作曲構造をよく知ることができます。

30 73888(DVD-Video) \2900
ベートーヴェン:
ピアノソナタ第9番ホ長調op.14-1、第10番ト長調op.14-2、
第15番ニ長調op. 28「田園」
コミタス:ピアノのための6つの舞曲 
【エランギ/ウナビ/マラリ/シューシキ/エト-アラッハ/ショロール】
プロコフィエフ:ピアノソナタ第7番「戦争ソナタ」
<アンコール>
ショパン:マズルカop.63-3、マズルカop.68-4
クープラン:第18組曲より「ティク-トク-ショク またはオリーヴしぼり機」、「修道女モニク」
バッハ/ジロティ編:前奏曲ロ短調
グレゴリー・ソコロフ(P)
収録:2002年11月4日シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
監督:ブリュノ・モンサンジョン
2002年シャンゼリゼ劇場で行われたグレゴリー・ソコロフのライヴ映像が
MEDICI ARTSから発売。以前NAIVEレーベル(廃盤)でリリースされ、その圧倒的
な音楽性に衝撃を受けた方も多いはず。弱冠16歳でチャイコフスキーコンクー
ル1位を獲得したロシア人ピアニスト。一部の音楽愛好家には評判の高いソコロ
フですが、その活動は日本ではヴェールに包まれています。ピアノを照らすわ
ずかな光の中彼が姿を見せると、空気が一変し緊張感が漂い、ぐっと彼の世界
に引き込まれていきます。鬼才ブリュノ・モンサンジョンによる映像も、この
素晴らしい演奏会をより効果的に見せてくれます。ベートーヴェンのソナタで
は楽曲の核へ鋭く、深く踏み込んでいき聴衆を唖然とさせます。アルメニアの
作曲家コミタスの舞曲は幻想的に美しく、プロコフィエフの「戦争ソナタ」で
は、その巨大な体から生み出されるフォルテとピアノの驚異のダイナミズムで
冴え渡る演奏を聴かせてくれます。アンコールはなんと5曲。ジロティ編曲の
バッハの前奏曲でまで切れることのない緊張感の中コンサートは終了。その後
の聴衆の熱狂ぶりに大いにうなずける内容です。




<Grand Slam>
GS 2038 \2250
ステレオ
チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調「悲愴」
ジャン・マルティノン指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1958年3月31日-4月3日、ウィーン、ゾフィエンザール
使用音源: Decca(U.K.)SXL 2004
録音:ステレオ
■制作者より
マルティノンとウィーン・フィルの正規録音はこのデッカに行われたチャイコ
フスキーの「悲愴」交響曲が唯一のものです。フランス人の指揮者を起用して
なぜチャイコフスキーの交響曲が収録されたかの理由ははっきりしませんが、
この録音は発売以来“決定盤”の名を欲しいままにしており、それは今日でも
変わりがありません。初期LPからリマスターした音ですが、これが怖いくらい
に生々しいものとなっています。ウィーン・フィルの艶やかさを存分に堪能出
来るのは言うまでもありませんが、彼らがここまで本気になって弾き、吹いて
いる様子にも改めて驚かされます。
■解説書の内容
数少ないマルティノンのインタビュー、初来日した際のプログラムなどを掲載
しています。(以上、平林 直哉)

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