クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

09-07 No.26

2009年07月24日 20時03分48秒 | Weblog
<RCA RED SEAL>
8869754812-2 \1550
(1)シューマン:幻想曲 ハ長調Op.17
(2)バラキレフ:イスラメイ+
(3)ショパン:舟歌 嬰ヘ長調Op.60
(4)リスト:伝説S175-水の上を歩くパオラの聖フランチェスコ+
+ホロヴィッツの演奏としては初登場
[演奏] ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)
[録音](1)1946年4月8日、(2)1950年1月23日、(3)1947年4月28日、
(4)1947年2月3日、ニューヨーク、カーネギー・ホールでのライヴ・レコーディ
ング(イェール大学音楽資料室ウラディミール・ホロヴィッツ-ワンダ・トスカ
ニーニ・アーカイヴ所蔵の音源より)[モノラル録音]
VOL.1同様、イェール大学に保管される秘蔵のライヴ録音の中から、選りすぐり
の5曲を収録。そのうちバラキレフ「イスラメイ」とリスト「水の上を歩くパオ
ラの聖フランチェスコ」は、ホロヴィッツの演奏としては初めて音盤化されるま
さに歴史的音源です。聴衆を前にした全盛期のホロヴィッツだけが音にすること
ができた、危険なほどの超絶技巧の冴えを記録したもので、まさに音の世界遺産
と称すべき貴重な録音です。またショパンの「幻想曲」もホロヴィッツが生前に
正規録音を残さなかったレパートリーです。シューマン「幻想曲」とショパン
「舟歌」は、前者は1965年のいわゆる「ヒストリック・リターン」のライヴ
(Sony Classical)、後者は1957年のスタジオ録音と1980年のライヴ録音の2種類
(いずれもRCA)と、それぞれ別の演奏が発売されていますが、無敵のピアニズム
を誇った1940年代-50年代のホロヴィッツの輝きは、何者にも変えがたい魅力を
放っています。

8869757606-2(SACD-Hybrid) \1780
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱」
クリスティーアーネ・エルツェ(ソプラノ) 、ペトラ・ラング(アルト)、
クラウス・フローリアン・フォークト(テノール)、
マティアス・ゲルネ(バリトン) 、
ドイツ・ カンマーコーア 、ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
[録音]2008年8月22日-26日(第1楽章-第3楽章)&12月20日-22日(第4楽章)、
ベルリン、フンクハウス・ケーペニック
世界的に高く評価されている「ベートーヴェン:交響曲全集」の最終巻というだ
けあって、録音は慎重を期して行なわれました。まず2008年夏のボン・ベート
ーヴェンフェストのオープニングでこの曲を取り上げた際に、まず第3楽章まで
が録音され、その後、2008年12月にブレーメンとドイツ国内のツアーで再度
「第9」を取り上げた際に第4楽章が録音されました。声楽が入る前のレチタティ
ーヴォの部分を収録するのにほぼ2セッションをかけてしまうという慎重な姿勢
は、交響曲第9番の録音に、世界的に高い評価を得ているこのコンビの「ベート
ーヴェン・プロジェクト」の総決算としての意味合いが込められていることを
演奏者と制作者全員が強く感じていることの証です。ヤルヴィとドイツ・カン
マーフィルが初めてこの交響曲を取り上げたのが2005年9月。その後、 横浜、
カナダ・ラナディエール、ストラスブールでのチクルスや、ブレーメンを初め
とするドイツ国内での演奏を重ねてようやく獲得した成 果がこの録音に結実し
ているのです。第4楽章の要となる声楽陣も、バリトンのゲルネ、テノールの
フォークトを初めとする旬の独唱者、 2001年の創設以来優れた室内合唱団とし
て注目を浴びているドイッチェ・カンマーコーアを擁し、今後の世界標準とな
るべきハイスタンダードの「第9」が完成しました。

8869737679-2 \1780
フィリップ・グラス:ヴァイオリン協奏曲(ソプラノ・サックス編曲版)
ジョン・タヴナー:奇蹟のヴェール(第1楽章のサックス編曲版)
マイケル・ナイマン:蜜蜂が踊る場所
エイミー・ディクソン(sax)
クリオ・グールド、マイケル・トムズ(指揮)
ロイヤル・フィル
セカンド・アルバムは現代のヴァイオリンとチェロ用のための現代の協奏曲。
この難曲を、彼女はサックスでの演奏を試みました。P・グラスの協奏曲は分散
和音の連続。彼女はこの作品を愛してやまないので、サックスで演奏をしよう
と決意したのですが、彼女の全て の友人や先生は、腱鞘炎に悩まされるだけだ
と反対したのです。その反対を押し切って彼女の驚異的なテクニックによって
演奏を成功させました。それはヴァイオリンのための原曲を超越し、ソプラノ
・サクソフォンのための作品へと同化し、さらに最高の作品に仕上がったと、
すでにこの演奏は絶賛されています。ダヴナーの作品は、ヨー・ヨー・マの演
奏で有名になったチェロのための作品で、じっくりと ゆっくりした流れの中
で、東方と西洋の宗教的なものが共有化された人の声のような音は、サックス
用編曲で更に最適化されたものに感じられます。ナイマンの作品はサックスの
ための作品ですが、彼女の温かく歌いこまれた高い感情がここで発揮されてい
ます。
エイミー・ディクソンは、シドニー生まれの女流サクソフォン奏者。7歳よりサ
ックスを始め、16歳でデビュー。17歳でシドニー交響楽団と競演、レコーディ
ングを行いました。18歳でロンドン、アムステルダムで学び、様々なコンクー
ルで優勝。現在ヨーロッパを中心として独奏者として活躍。また、フィリップ
・グラスなどの現代音楽作品の初演も、数多く演奏しています。
ファースト・アルバム「Smile(88697203072)」では、クラシカル名曲をサック
スで演奏したものだけでなく、サクソフォンを演奏してい る方々のための演奏
定番作品まで幅広く網羅しており、世界各国で高い評価を得ています。




<SME MASTERWORKS>
8869744361-2 \1450
ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750):
パルティータ第1番変ロ長調BWV825
パルティータ第5番ト長調BWV829
パルティータ第6番ホ短調BWV830
マレイ・ペライア(ピアノ) 録音:2008年12月、2009年4月 ベルリ
好評のペライアのパルティータ集Vol.1(88697226972)の続編となります。1990
年代に彼は指を痛めてしまいましたが、1990年代後半にケガを克服し復活しま
した。その間に彼は、チェンバロでのバッハ演奏を研究し、それをピアノ奏法
に取り入れ新たなるバッハ 像を表現することに成功してきました。最初にチェ
ンバロ協奏曲でリズミカルなイタリアの協奏曲風で目を洗われる思い。次のゴ
ルトベルク変奏曲で、「バッハの美」を私たちに見せつけたのです。イギリス
組曲でもその明瞭な美はさらに安定感をもち、パルティータ集ではゆっくりと
したテンポを取り入れ更に深みが増しています。彼の演奏は、決して余計なア
クセントや装飾音は入れずに、バッハの楽譜そ のままを弾くことが基本。そ
の事によって、自然で魅惑的な音楽表現が可能となったのです。前回に引き続
き彼のコンセプトは踏襲されていきますが、今回は細かい音の豊かな装飾音や、
独特な和音の連続等といったバッハの優れた才能を見出すことができる楽章が
多く含まれ、今回のペライアの演奏にも期待が持てます。



<SONY CLASSICAL>
8869744331-2 37枚組 \7090
※初回生産限定盤
ハイドン:交響曲全集(全107曲)
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)
シュトゥットガルト室内管弦楽団
Arte Novaからブルックナー交響曲ツィクルス完成間近のデニス・ ラッセル・
デイヴィスが、ハイドンの交響曲を約10年かけて録音に挑みました。DR・デイ
ヴィスは、1995-2006年の間、シュトゥットガルト室内管弦楽団の首席を務め、
以前のミュンヒンガーとは違い、近現代音楽などもコンサートに取り入れ、こ
の楽団の成功に導きました(現在は、ミヒャエル・ ホフシュテッターが就任)。
DR・デイヴィスは音楽監督に就任した1995年すぐ、ハイドンを記念する2009年
に向けて全曲録音の計画を立てました。 様々な演奏解釈、古楽器奏法が確立し
ていったこの時代、彼にとって複雑な思いであっただろうが、彼なりの研究の
結果において、モダン楽器を使いつつも控えめなビブラートと、トランペット
とティンパニは古楽器を採用。録音には約10年かかっていますが、最初から最
後まで一貫して統一されたコンセプトの上で進められました。(コンサート・マ
スターは、バロック・ヴァイオリン奏者としても有名な、ベンジャミン・ハド
ソン) ハイドンの交響曲全集を、全曲同じ指揮者&楽団で録音するという偉業
は、ドラティ盤とアダム・フィッシャー盤がありますが、この盤は最新録音で
す。なお、初回のみの完全限定生産となります。

8869756689-2 \1780
シューマン:歌曲集『詩人の恋』Op.48(全曲)
ブラームス:
『夜うぐいすは羽ばたく』Op.6-6/ 『落胆』Op.72-4/『ひばりの歌』Op.70-2/
『もうお前のところへは行くまいと』Op.32-2 『荒れ野を越えて』Op.86-4/
『夜更けて私は起き上がり』Op.32-1/『エオルスの竪琴に寄せて』Op.19-5
『教会の墓地にて』Op.105-4/ 『永遠の愛について』Op.43-1/『夜うぐいすに
寄せて』Op.46-4 『おお涼しい森よ』Op.72-3/『花は仰ぎ見る』Op.96-3/『夜
うぐいす』Op.97-1/『野にひとりいて』Op.86-2 『夢にさまよう人』Op.86-3/
『たそがれ』Op.49-5
サイモン・キーンリサイド(Br)
マルコム・マルティヌー(p)
オペラ・ファンにはお馴染み、イギリスの名バリトン=キーンリサイド。最近
ますます、その美声と表現に磨きがかかり、世界中のオペラ・ ハウスから引く
手あまたの彼ですが、意外とCDや映像作品が少なく、ファンをやきもきさせて
いる人でもあります。そんな彼の最新アル バムは、誰もが聴きたかったであろ
うシューマンの「詩人の恋」とブラームスの歌曲集です。声自体の渋さと多彩
な表現が魅力の彼のこと、数々の名演が存在するシューマンの「詩人の恋」に
また一つ素晴らしい演奏が加わったことは間違いありません。ブラームスの歌
曲も選曲は渋めですが、1曲1曲の慈愛溢れる暖かい歌い回しには感動の涙を抑
えることは不可能でしょう。




<deutsche harmonia mundi>
8869754121-2 \1780
LAVA -18世紀ナポリのアリア集
ペルゴレージ:
歌劇『オリンピアーデ』『シリアのハドリアヌス帝』より
ニコラ・アントニオ・ポルポラ:
歌劇『ルチオ・パピーリオ』『フラヴィオ・アニチオ・オリブリオ』より
レオナルド・ヴィンチ:歌劇『アルタセルセ』より
レオナルド・レオ:歌劇『イル・デメトリオ』より
ヨハン・アドルフ・ハッセ:
歌劇『ヴィリアーテ』『アンティゴネー』『捨てられたディドーネ』より
ジモーネ・ケルメス(Sp) クラウディオ・オセレ(ディレクター)
Le Musiche Nove
その昔、シューマンの「楽園とペリ」で純情可憐なペリを歌っていた頃からの
ケルメス・ファンとしては、最近の彼女の活躍ぶりは心から嬉しい限りです。
あの頃よりは若干声に貫禄が増して、今や押しも押されぬ「バロックの歌姫」
としてしばしば私たちの前に現われて は新しい感動を与えてくれる彼女の最新
アルバムは、収録されたほとんどのアリアが世界初録音という、マニアにとっ
てもたまらないもの。かのバルトリも盛んに「知られざるバロックアリアの復
興」を行っているが、ケルメスも同じ道を歩むのでしょうか? とにかく注目の
素晴らしい1枚です。
Le Musiche Noveは、カッチーニからハイドンの知られざる作品を中心に復興を
手掛けるオリジナル楽器による小弦楽アンサンブルで、リーダーのクラウディ
オ・オセレは、様々な当時の楽譜の再編を手掛ける研究家でもあり、ヴィヴァ
ルディのオペラをはじめ、サリエリ の楽譜の復興も行っています。またチェチ
リア・バルトリのアルバムの楽譜監修も行っています。

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09-07 No.25-1

2009年07月24日 19時08分32秒 | Weblog
<NAXOS> 各1枚 \1000
8.551281
シュミット=コワルスキー(1949-):交響的な創作集
1.星降る夜/2-4.瞑想/5.エレジー嬰へ短調/ 6.情熱/7.アトランティスの
回帰/8-12.印象
演奏 :トーマス・シュミット=コワルスキー(指揮)/ライプツィヒ交響楽団
交響曲第3番(8.551212)が発売された時、「なんじゃこりゃ!」と驚愕した人続
出。なぜって、どう聴いてもその曲はブルックナーそのもの。「ああ。知られ
ざるロマン派の作曲家ね。」と生まれた年を見てびっくり。1949年と言えば R・
シュトラウスが亡くなった年でもあります。今回アルバムに収録されている曲
も、まさに後期ロマン派の味わいそのもの。ここまで自らのスタイルがぶれな
いのもすばらしいではありませんか。本気で書いているのか、ロマン派へのオ
マージュなのか。それともゲンダイオンガクへの反旗なのか。ま、面白くてカッ
コよければ何でも OK。ドイツローカル盤のため英語表記なし。

8.570240
ツェムリンスキー :シンフォニエッタ・人魚姫
1-3.シンフォニエッタ Op.23(1934)/4-6.交響的幻想曲「人魚姫」(1903)
演奏 :ニュージーランド交響楽団/ジェームズ・ジャッド(指揮)
最近ようやく再評価されつつあるツェムリンスキー(1871-1942)の2つの作品
です。交響的幻想曲「人魚姫」はアンデルセンの童話に想を得たもの。1905年
にシェーンベルクの「ペレアスとメリザンド」と並んでウィーンで初演されま
したが、聴衆の人気はシェーンベルクに集中。落胆した彼は、もう1楽章付け加
えて「死の交響曲」とする事も考えましたが、結局それは果たせずに終わりま
した。そのほぼ 30年後に書かれた「シンフォニエッタ」は、アメリカ亡命後の
かなりモダンな作品で、ストラヴィンスキーやヒンデミットを思わせるシニカ
ルさを持ちあわせています。

8.570211
グラズノフ :管弦楽作品集第18集付随音楽「仮面舞踏会」他
付随音楽「仮面舞踏会」
1-15.第1幕/16-21.第3幕/22-26.第4幕>/27-28.2つの小品 Op.14/29.パ・ド・
カラクテール Op.68/30.ロマンティックな間奏曲 Op.69
演奏 :グネーシン・アカデミー合唱団/ロシア・フィルハーモニー管弦楽団/
ドミートリー・ヤブロンスキー(指揮)
最近は仮面舞踏会というと、ハチャトゥリアンの曲ばかりが有名になってます
が、このグラズノフ(1865-1936)の作品も同じミハイル・レールモントフの作品
を題材にしています。グラズノフはこの曲を 1912-13年に作曲し 1917年に初演
しました。しかし当時はこの題材が「風紀を乱す」とされ30年もの間上演禁止
となってしまいました。ハチャトゥリアンが同じ題材に作曲したのは1941年。
その頃にはグラズノフの作品は古くなってしまったのかも知れません。とは言
うものの、ハチャトゥリアンのように直截的な悲劇性を感じさせることはあり
ませんが、人の心に潜む狂気は存分に描き出されている秀逸な曲集です。

8.572242
トレンドセッター-ピーボディ音楽院ウィンド・アンサンブルの至芸
1-3.ヒンデミット(1895-1963):交響曲変ロ調
4-6.ホルスト(1874-1934):吹奏楽のための組曲第1番変ホ長調 Op.28 No.1
7.シュワントナー(1943-):そしてどこにも山の姿はない
8-13.グレインジャー (1882-1961):リンカンシャーの花束
リスボン湾/ホークストウの農場/ラフォード公園の密猟者/元気な若い水夫/メ
ルボルン卿/行方不明の夫人がみつかった
演奏 :ピーボディ音楽院ウィンド・アンサンブル
ハーラン・ D・パーカー(指揮)
すでに2枚のアルバムをNAXOSからリリースしているアメリカのピーボディ音楽
院ウィンド・アンサンブル、今回もバラエティ豊かな選曲でファンを魅了しま
す。吹奏楽好きにはたまらないホルストの組曲や、これも外せないグレインジャ
ーの「リンカンシャーの花束」はもちろんのこと、曲の存在は知られているの
だけど、あまり耳にする機会がないヒンデミットの「交響曲変ロ調」など、ま
さに文句の付けどころのないほどの出来栄えです。

8.570880
マリピエロ :交響曲集第3集
1-4.交響曲第6番「弦楽のための」
5-8.交響曲第5番「エコーによるコンチェルタンテ」
9-11.交響曲第8番「小交響曲」
12-15.交響曲第11番「バグパイプ」
MARCO POLO 8.223696より移行盤
演奏 :モスクワ交響楽団/アントニオ・デ・アルメイダ(指揮)
第1集(8.570878)、第2集(8.570879)ともに好評なマリピエロ(1882-1973)の交響
曲集、この第3集は彼の作品の中でも最も演奏頻度の高い第6番「弦楽のための」
が含まれています。フランス印象派の影響を受けていると言われる彼の作品です
が、実際に聴いてみると古典的なフォルムの中に実に多彩な表現が詰め込まれて
いることがわかるでしょう。彼は生涯を通じて旋律の魅力を追求したため、最後
の交響曲である 1969年に書かれた第11番「バグパイプ」にさえも、魅力あふれ
るメロディが横溢しています。

8.572152
マルケヴィチ:管弦楽作品全集第2集
1-3.新時代/4-7.シンフォニエッタへ調/8.シネマ序曲
MARCO POLO 8.223653より移行盤
演奏:アルンヘム・フィルハーモニー管弦楽団
クリストファー・リンドン=ジー(指揮)
大指揮者として知られるマルケヴィチ(1912-1983)。しかし、第二次世界大戦前
は「恐るべき才能を持った作曲家」として認知されていました。その作品は全て
20代に書かれ(彼はなぜか29歳で作曲をやめてしまう )そのどれもが目を見張る
ほどの完成度を備えています。彼の資質が最も良く表出されているのは「シン
フォニエッタ」でしょう。炸裂するエネルギー、時折見せる神秘的な表情、な
ど枚挙にいとまがありません。「シネマ序曲」は1931年の作品。レオニード・
マシーンが構想した映画(結局作られなかった)のためのバレエ作品です。複雑
なリズムとサイレンなどの特殊楽器を駆使したこの曲、とても19歳の若者の手
になるものとは思えません。

8.578003-04 2枚組
サロン音楽の黄金期
CD1:
1.ワルトトイフェル:スケーターズ・ワルツ/ 2.ジーチンスキー:ウィーンわが
夢の街/3.カールマン:ジプシー王女のポプリ/4.ゴダール:ジョスランの子守歌
/5.トセッリ:セレナーデ/6.ウィンクラー:ポルトガルの漁師の踊り/7.エルガ
ー:愛の挨拶/8.アルデッティ:口づけ/9.アンダーソン:ブルー・タンゴ/ 10.
オスカー・シュトラウス:ワルツの夢/11.A.ルービンシュタイン:へ調のメロデ
ィ/12.アンダーソン:舞踏会の美女/13.リクスナー:青い空/14.クライスラー:
愛の悲しみ/15.ヨーゼフ・シュトラウス:とんぼ/16.ウィンクラー:魔女の踊り
CD2:
1.デンツァ:フニクリ・フニクラ/2.レオンカヴァッロ:マッティナータ/3.ホイ
ベルガー:オペラ舞踏会より「個室」/ 4.ドヴォルザーク:ユモレスク/5.フェ
ラーリス:黒い瞳/6.ウィンクラー:ローマのジプシー祭り/7.ドナート:淡き光
に/8.エルデーイ:プスタのきつね/ 9.マスネ:タイスの瞑想曲/10.ウィンクラ
ー:ウィンクラー・メドレー/11.ドリゴ:百万長者の道化師よりセレナーデ/12.
クロイダー:それは天国の一部でなくてはいけない/13.フィッシャー:南アルプ
ス/14.リンケ:試し聴きのポプリ
演奏 :シュヴァンネン・サロン・オーケストラ
ゲオルク・フーバー(指揮)
誰もがどこかで一度は耳にしたことがあるけれど「この曲なんだっけ?」と頭を
ひねってしまうような曲。「通俗名曲」って、ちょっと言葉は乱暴だけど愛すべ
きメロディに満ちた曲。そんな小品が30曲楽しめます。緩い編曲がこれまたステ
キ。音を楽しむとはまさにこんな感じ。ウィーンの酒場の雰囲気が手軽に楽しめ
ます。ちょっぴり感傷的なメロディがこれでもか・・・とばかりに心に浸みこみ
ます。疲れた時、気分のいい時、どんな時にもぴったりです。

8.557805
クヴァンツ :フルート・ソナタ集 Nos.272-277
1-3.フルート・ソナタ No.272 ヘ長調 Qv.1:93/4-6.フルート・ソナタ No.273
ト長調 Qv.1:109/7-9.フルート・ソナタ No.274イ長調 Qv.1:145/10-12.フル
ート・ソナタ No.275変ロ長調 Qv.1:161/13-15.フルート・ソナタ No.276
ハ短調 Qv.1:18/16-18.フルート・ソナタ No.277ニ長調 Qv.1:42
演奏:ヴェネラ・フィッシャー(フルート)/クラウス=ディーター・ブラント
(バロック・チェロ)/レオン・ベルベン(ハープシコード)
ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ(1697-1773)は18世紀の最も多作の作曲家のうち
の1人でした。しかし、ほとんどの彼の音楽は出版されていないままです。この
アルバムは、バロックから古典派への架け橋として、そしてフランス様式とドイ
ツ、イタリア様式の統合を図るべく、彼が 30年間に渡ってフリードリヒ大王の
ために書いたフルート作品の中から6曲のフルート・ソナタを収録しました。こ
れらは精巧で華やかな技巧が用いられており、まさしくクヴァンツのベストとし
て後世に語り継ぐべき作品でしょう。しっとりとしたフルートの音色は、聴き手
を典雅な時代へと誘ってくれます。

8.559612
モー:ストレンジ・エクスクレイミング・ミュージック
1-3.ストレンジ・エクスクレイミング・ミュージック(2004)/4.海の猛威/5-6.
あまりにも早く通り過ぎていく/7.流れに沿ってボートを漕ごう、陽気にね/8.
私はたった一つの欲望でうずうずする/9.フレックス・タイム/10-12.マーケッ
ト・フォース
演奏:カーティス・マコンバー(vn)…1-3,9/スティーヴン・ゴスリング(p)…1-3
/マイケル・リプシー(perc)…4/エリオット・ライリー(A-sax)…5-6/ブルー
ス・ワインバーガー(T-sax)…5-6/ケネス・クーン(Br-sax)…5-6/ダブルプレ
イ・パーカッション・デュオ…7/コロンビア州立大学パーカッション・アンサ
ンブル…8/ニューヨーク・サクソフォン・クァルテット…10-12/ハワード・
ストーカー(エグゼクティヴ・プロデューサー)/スコット・ヒル(マスター)
ピアニスト、作曲家として活躍するエリック・モー(1954-)。彼の音楽は、ある
時はミニマルであり、ある時は「美しく静かなもの」であり、彼曰く「急場しの
ぎ」であったりします。精巧に書かれたそれらの作品は古典的な要素とアフリカ
の太鼓、そしてジャズなど様々な要素を持ち合わせています。もちろん演奏する
際も、ジミ・ヘンドリックスやバド・パウエル的なものからモーツァルトまで、
ありとあらゆるものから抽出して音を作りださなくてはいけません。各曲に付け
られたタイトルも意味深。想像力をかきたてられる楽しい1枚です。

8.559616
ショート・ストーリー-サクソフォン・クァルテットのためのアメリカ音楽集
1.アイヴズ(1874-1954):20弦楽四重奏曲第1番「救世軍より」第1楽章コラール
(M.シンチャクによるサクソフォン四重奏編)/2-7.ヒグドン(1962-):ショート・
ストーリー<チェイス/夏の前夜 /子守歌/キャンバスに絵の具を叩きつける/コ
ヨーテの夜/ダンスのステップ>/8.ストラム(1951-):ピカソ・キューブド/ 9.
トーク(1961-):6月/10-16.ビクスラー(1964-):ヘプタゴン/17.メイシー
(1944-):とらえどころのない夢/18.モートン(1891-1941):ブラック・ボトム・
ストンプ(F.ストルムによるサクソフォン四重奏編)
演奏:アンチア・サクソフォン・クァルテット/ディー・ラングリー(アコーディ
オン)…17
このアルバムはサクソフォン・カルテットの限りない可能性を追求したもので、
サックス・ファンにとって垂涎の 1枚です。アイヴズを始めとしたアメリカ近
現代作曲家の様々な作品が並びますが、中でもヒグドンの「ショート・ストー
リー」は5つの部分からなる極めて技巧的で描写的な音楽です。例えば第1曲目の
「チェイス」での追いつ追われつの緊迫感、第3曲目の子守歌などは新鮮さと親
しみ易さが程よく混在した楽しいもの。アンチア・サクソフォン・クァルテット
は 20年間以上北アメリカ、ヨーロッパおよびアジアで活動し、高い評価を受け
ています。

8.559628
B.リース:弦楽四重奏曲集
1-3.弦楽四重奏曲第1番(1952)
4-7.弦楽四重奏曲第5番(2002)
8-11.弦楽四重奏曲第6番(2005)
演奏:シプレス弦楽四重奏団
セシリー・ウォード(第1ヴァイオリン )/トム・ストーン(第2ヴァイオリン )
/イーサン・フィルナー(ヴィオラ)/ジェニファー・クレッチェル(チェロ)
1924年生まれのリース(1924-)は両親はロシア人で生まれはハルビン。生まれた
翌年にアメリカに渡り、5歳からピアノを学び、その後は様々な先人から音楽的
洗礼を受けています。壮大さと皮肉、そして機知はショスタコーヴィチから。
調和と洗練された感覚はブリテンから。また至る処に、粗野で凶暴な響きへの
幽かな憧れも感じられます。称賛する全ての人や音楽から大きな影響を受け、
自分自身の血肉と変えてきた彼の作風はすでに孤高の域へと達しているのです。
ここに収録された第5番の弦楽四重奏曲はアメリカのアンサンブルベスト101の
中の1曲に選ばれたほど人気の高いものです。

8.570928
アルファーノ:ヴァイオリン、チェロとピアノのためのコンチェルト他
1-3.ヴァイオリン、チェロとピアノのためのコンチェルト(1932)
4-6.チェロ・ソナタ(1925)
演奏:エルミラ・ダルヴァロヴァ(ヴァイオリン)…1-3/サミュエル・マギル
(チェロ)/スコット・ダン(ピアノ)
最近では、プッチーニの未完のオペラ「トゥーランドット」の補筆者としての
み知られるアルファーノ(1875-1954)ですが、彼自身才能に溢れた作曲家でもあ
りました。その作品のほとんどはオペラでしたが、ここで聴けるような大規模
な室内楽も素晴らしい出来栄えを誇っています。「コンチェルト」と題された
ピアノ三重奏曲には、バスク地方の民族音楽と、漂うような抒情性が相俟って、
独自の美しい響きが醸し出されています。冒頭から恐ろしいほどの緊張感を漲
らせたチェロ・ソナタはドビュッシーやラヴェルの影響も感じさせる流麗さも
兼ね備えています。これらの曲の狂おしいほどの美しさには息が止まる思いが
することでしょう。

8.570976
カバレフスキー :前奏曲全集
1-4.4つの前奏曲 Op.5/5-28.24の前奏曲 Op.38/29-34.6つの前奏曲とフーガ
Op.61 第1番ト長調「夏の朝の芝生に」/第2番ハ長調「若年化するパイオニア」
/第3番ホ短調「川向こうから聞こえる夜の歌」/第4番イ長調「サマー・キャン
プの若きパイオニア」 /第5番ハ短調「ヒーローの物語」 /第6番ヘ長調「労働
者の祭典」
演奏 :アレクサンダー・ドッシン(ピアノ)
24の前奏曲と言えば、ショパンの名作を思い浮かべる人も多いことでしょうが、
あの独特の形式は後世の作曲家たちに様々な影響を与えていることは間違いあ
りません。このカバレフスキー(1904-1987)の同名曲は、ロシア民謡のメロディ
を元にした様々な性格を持つ作品群で、ショパンと同じく全ての調性で書かれ
ています。どの曲もとても個性的で、はっとするほどに美しいメロディが散り
ばめられています。演奏は、ソナタ(8.570822)でもその能力を存分に見せつけ
たドッシン。ここでも曲の素晴らしさをしっかりと伝えてくれています。

8.570577-78 2枚組
J.S.バッハ:フーガの技法 BWV 1080
演奏:セルジオ・ヴァルトーロ(ハープシコード)
マッダレーナ・ヴァルトーロ(ハープシコード)
バッハ(1685-1750)の未完の大作である「フーガの技法」は西洋の作曲技法の基
礎を全て詰め込んだものとして知られます。様々な様式・技法による 14曲のフ
ーガと4曲のカノンは演奏的にも困難を極め、これまでにも多くの演奏家によっ
て形作られてきていますが、このセルジオ・ヴァルトーロによる新録音は、最
近公表された1751/1752年出版譜のファクシミリ版を用いたもので、その詳細な
研究結果も含め、「フーガの技法の歴史」に一石を投じるものになるかもしれま
せん。ヴァルトーロによる詳細な解説(英語)は www.naxos.comからダウンロード
できます。ちなみに、未完のフーガは曲の途中に置かれているので(バトラーの
復元版と同じ順序)聴いていても取り残された気分になることはありません。

8.557531
ヴェーベルン:リチェルカーレ他 作品集
1.J.S.バッハ:「音楽の捧げもの」より 6声のリチェルカーレ(ヴェーベルン編)
/2-3.2つの歌 Op.19 百合のように白く/羊の群れが立ち去って/4-8.5つの楽章
Op.5(弦楽オーケストラ編)/9-10.2つの歌 Op.8 あなたには言わない/あなたは
私を孤独にする/11-15.オーケストラのための 5つの小品 Op.10/16-19.4つの
歌 Op.13 公園の草地/孤独な女/見知らぬ土地で/ある冬の夕べ/20-25.6つの歌
Op.14 太陽/黄昏の地I/黄昏の地II/黄昏の地III/夜に/囚われのつぐみの歌/
26-30.5つの宗教的な歌 Op.15 彼に負わされた十字架/朝の歌/神の御名において
/過ぎ来たりしわが道/いざ行け、魂よ汝の神に向かって /31.眼の光 Op.26/
32.オーケストラのための変奏曲 Op.30/33.第2カンタータ Op.31
演奏 :トニー・アーノルド(S)…9-10,16-19,20-25,26-30/クレア・ブース(S)
…33-38/デヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(B)…33-38/サイモン・ジョリ
ー合唱団…2-3,31,33-38/21世紀古典アンサンブル…1,9-10,16-19,20-25,
26-30,32/フィルハーモニア管弦楽団…2-3,4-8,11-15,31,33-38/ロバート・
クラフト (指揮)
ストラヴィンスキーやシェーンベルクにおける明晰な解釈が知られる指揮者ロ
バート・クラフト。そんな彼がヴェーベルン(1883-1945)に魅了されるのも当然
のことでしょう。作品数こそ少ないですが、そのどれもが捉え難いほど魅力と
感性に溢れたヴェーベルンの作品は、演奏家にとっても聴き手にとってもまる
で宝の山と言えるのですから。このアルバムには、歌声すらも一つの音を構築
する響きとして使われている声楽曲と、いくつもの音の層から出来た精緻な織
物である「バッハのリチェルカーレ」が収録されています。彼の歌曲は編成が
特殊なため演奏が困難とされていますので、これはとても貴重な1枚になること
でしょう。

8.669016-17 2枚組
テイラー(1885-1966):「永遠に愛せよ(ピーター・イベットソン )」Op.20
演奏:ピーター・イベットソン…アンソニー・ディーン・グリフィー(T)/タワ
ーズ卿夫人メリー…ローレン・フラニガン(S)/コロネル・イベットソン…
リチャード・ゼラー(Br)/メジャー・ドゥケノワ/聖職者…チャールズ・ロバー
ト・オースティン(Br)/ディーン夫人…ロリ・サマーズ(S)他/シアトル交響楽
団&合唱団/ジェラード・シュワルツ(指揮)
1931年に書かれたこの「永遠に愛せよ」は 1985年までニューヨークのメトロポ
リタン・オペラで最も演奏回数の多いアメリカのオペラです。幼い頃に家の事
情で引き離されてしまった幼なじみの事が忘れられないピーター・イベットソ
ン、成長した彼が出会った愛しい人はすでに他の人の妻になっていました。結
局彼女の夫を殺してしまい罪に服するのですが、その際彼自身も怪我をしてしま
い魂だけが愛しい彼女の元を訪れます。2人が年老いるまでその関係は続き、彼
女の命が尽きた時、ピーターの命も尽きるのです。1935年にゲイリー・クーパー
主演で映画化もされていますのでご存知の方も多いのではないでしょうか。

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09-07 No.25-2

2009年07月24日 19時07分28秒 | Weblog
8.570599
柳済準:シンフォニア・ダ・レクイエム 他
1-4.シンフォニア・ダ・レクイエム Op.11
レクイエム・エテルナム/ディエス・イレ/オッフェルトリオ/サンクトゥス
5.ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.10
演奏:イ=ネ・キム(S)/ポーランド放送合唱団/カメラータ・シレシア/ポー
ランド放送交響楽団/ウカシュ・ボロヴィチ(指揮)…1-4/ソ・オック・キム
(vn)/ポドラシェ・フィルハーモニー管弦楽団/ピョートル・ボルコフスキー
(指揮)…5
1970年生まれの若き作曲家柳済準はソウルで生まれ幅広い音楽教育を受けまし
た。作曲を姜碩煕とペンデレツキに学び、数多くの賞を受賞、韓国で最も才能
ある作曲家の一人と目されています。 08年に初演された「シンフォニア・ダ・
レクイエム」はペンデレツキにも傑作と評価され、初演時には10分ものスタン
ディング・オベーションで迎えられました。荒れ狂うかの様な感情表現は若き
才能をストレートに伝えるものでしょう。ロマン派の香り漂うヴァイオリン協
奏曲の美しさにも耳が奪われます。

8.572104
パリー:別れの歌
1.詩篇第122番「私は歓喜した」Op.51 /2.グレート・サーヴィスより「マニフ
ィカト」/3.グレート・サーヴィスより「ヌンク・ディミティス」/ 4-9.別れ
の歌<わが魂よ、ここが故郷だ /わが魂は全てを知る力を持つ/決して帆は野ざ
らしにせず/古き信念/まるい地球上にある想像上の角/主よ、私の最期をお知ら
せします>/10.人々よ、私の言葉を聞きたまえ/11.ユディト-長き間、エジプ
トの豊穣な土地で/12.エルサレム
演奏:マーク・ローリンソン(Br)…10/マンチェスター大聖堂合唱団/ジェフリ
ー・マキンソン(org)/クリストファー・ストークス(指揮)
イギリス音楽の伝統をしっかりと受け継ぐこれらの合唱音楽を作ったのはヒュー
バート・パリー卿(1848-1918)。彼の名前は現代でこそ忘れ去られてしまいまし
たが、イギリス国内では不動の人気を誇っています。まるで教会の中に光が降
り注ぐような荘厳な数々の合唱曲は、人間の心の根源に眠る何かを呼び起こす
かのような高揚感を味わわせてくれるでしょう。ウィリアム・ブレイクの詩の
ために創られた「エルサレム」は吹奏楽のレパートリーとしてもおなじみです。

8.120885
ヴァイル(1900-1950):街の風景
録音: 1949年ハリウッド・ボウル 演奏会形式上演
演奏:ドロシー・サーノフ(vo)/ノーマン・アトキンズ(vo)/ポリーナ・ストス
カ(vo)/ブライアン・サリヴァン(テノール)/フェルディナンド・ヒルト(vo)
/クリス・オルティス(vo)/マリア・マルティーノ(vo)/アリス・リー(vo)/
キャスリン・ヘルゲンバーガー(vo)/ヘンリー・ティンマーマン(vo)/スタジ
オ・コーラス/スタジオ・オーケストラ/アイズラー・ソロモン(指揮者)
エルマー・ライスの戯曲「街の風景」は 1929年のピューリツァー賞を獲得した
問題作です。ニューヨーク、マンハッタンに住む大酒飲みのモーラントとその
妻。その娘と恋人、そして彼らをとりまく近隣の人々。ちいさな諍いを繰り返
す内に起こってしまった悲劇。見守る人々。しかし街の風景は一切変わること
がありません。そんな市井の人々のささやかな生活を描いたこの作品にヴァイ
ルはシリアスな音楽を付けました。当時の空気もそのまま味わえる雰囲気たっ
ぷりの1枚です。



<MARCO POLO>
8.225335 1780
J.シュトラウス1世作品集第15集
1.ワルツ「ミンネゼンガー」Op.141/2.お偉いさんのカドリーユ Op.142/3.女
神ラトーナのワルツ Op.143/4.分列行進曲 Op.144/5.ワルツ「ミノスの血統」
Op.145/6.ワルツ「ぶらつく人」Op.146/7.ワルツ「ヴァルハラ乾杯の辞」
Op.147/8.有名な名手、ヴュータン、エヴァース、クラックの主題による季節
のカドリーユ Op.148
演奏:スロヴァキア・シンフォニエッタ/クリスティアン・ポラック(指揮)
J.シュトラウス1世の作品集もようやく第15集まで来ましたが、まだまだ数多く
の曲があるようで、ファンならずとも先行きが楽しみです。今回も楽しい曲が
目白押し。なかなかタイトルだけでもそそるものばかりです。




<CASSIOPEE>
CASSIOPEE 969277 2080
アルベニス:ピアノ作品第1集
1. パヴァーヌ - カプリース
2. スタッカート - カプリース
3. 古風な組曲第1番よりガヴォット
4. 古風な組曲第1番よりメヌエット
5. 古風な組曲第3番よりメヌエット
6. 古風な組曲第3番よりガヴォット
7. 子供の為のアルバムより
8.イヴォンヌの訪問よりLa reverence
9.イヴォンヌの訪問よりJoyeuse rnecontre
10. スペインより前奏曲
11. スペインよりタンゴ
12. スペインよりマラゲーニャ
13. スペインよりセレナータ
14. スペインよりカタルーニャ奇想曲
15. スペインよりソルチーコ
エンリエッテ・レンブラント(p)

CASSIOPEE 969278 2080
アルベニス:ピアノ作品第2集
スペイン組曲 op. 47
1. スペイン組曲よりグラナダ
2. スペイン組曲よりカタルーニャ
3. スペイン組曲よりセビリャーナス
4. スペイン組曲よりカディス
5. スペイン組曲よりアストリアス
6. スペイン組曲よりアラゴン
7. スペイン組曲よりカスティラ
8. スペイン組曲よりキューバ
9.古風な組曲第2番よりグランド・サラバンド
10.古風な組曲第2番より シャコンヌ
11. 古風な組曲第2番より欲望
エンリエッテ・レンブラント(p)

CASSIOPEE 969351 2080
アルベニス:ピアノ作品第3集
1. スペインの歌よりタンゴ・エスパニョール
2. スペインの歌より前奏曲
3. スペインの歌より東洋風
4. スペインの歌よりやしの木陰
5. スペインの歌よりコルドバ
6. スペインの歌よりセギディーリャ
7. スペインの歌より海にて
8. スペインの歌より船歌
9. スペインの歌よりアルボラダ
10. スペインの歌よりアルハンブラ
11. スペインの歌よりティエルラの門(ボレロ)
12. スペインの歌より入江のざわめき(マラゲーニャ)
13. スペインの歌よりプラジャにて
エンリエッテ・レンブラン(p)

CASSIOPEE 969352 2080
アルベニス/ ピアノ作品第4集
1. 組曲イベリアより喚起
2. 組曲イベリアより港(エル・プエルト)
3. 組曲イベリアよりセビーリャの聖体祭
4. 組曲イベリアよりロンデーニャ
5. 組曲イベリアよりアルメニア
6. 組曲イベリアよりトゥリアーナ
7. 組曲イベリアよりエル・アルバイシン(坂の多い町)
8. 組曲イベリアよりエル・ポーロ
9. 組曲イベリアよりラヴァピエス
10. 組曲イベリアよりマラガ
11. 組曲イベリアよりヘレス
12. 組曲イベリアよりエリターニャ
エンリエッテ・レンブラン(p)

CASSIOPEE 969353 2080
アルベニス/ ピアノ作品第5集
1. アルベニス: アスレーホス
2. アルベニス: 5 つのソナタ
エンリエッテ・レンブラント(p)

CASSIOPEE 969217 2080
アルビノーニ:アダージョと3つの協奏曲集
1. アルビノーニ:協奏曲ヘ長調
2. アルビノーニ:協奏曲ニ短調
3. アルビノーニ:協奏曲変ロ長調
(Trp)ジャン・クロード・ジョラン
(Org)ジェーヌ・ボードリー・ゴダール

CASSIOPEE 969078 2080
J.Sバッハ:ゴールドベルグ変奏曲
エメー・ヴァン・デ・ヴィーレ(cem)
エメー・ヴァン・デ・ヴィーレはベルギーのチェンバロ奏者で20世紀にチェン
バロの復興に尽力した古楽器演奏の先駆者。
ワンダ・ランドフスカに師事した。
Anthony Sidey製クラヴサン使用

CASSIOPEE 969080 2080
J.S バッハ:イタリア協奏曲
エメー・ヴァン・デ・ヴィーレ(cem)

CASSIOPEE 969223 2080
1. JS バッハ:トッカータとフーガ BWV 565
2. JS バッハ:2声コラール変奏曲 「恵み深きイエスを迎えよ BWV768
3. JS バッハ:幻想曲とフーガ BWV 542
4. JS バッハ:パッサカリアとフーガ BWV 582
Elisabeth Roloff (エリザベス・ロロフ)

CASSIOPEE 969346 2080
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1,2,3番
リサ・エルベ(チェロ)

CASSIOPEE 969350 2080
1. ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」
2. ショパン: ピアノ・ソナタ第2番
Miguel Angel Estrellaピアノ)

CASSIOPEE 969339 2080
ビゼー:
1. アルルの女
2. 半音階的変奏曲
3. ラインの歌
Georges Rabol(piano)

CASSIOPEE 969261 2080
ブラームス:
1.16のワルツ集
2.間奏曲 op.116-4
3.間奏曲 op.116-6
4.間奏曲 op.117-1
5.間奏曲 op.118-5
6.オルガンのための11のコラール前奏曲」op122-4
7.オルガンのための11のコラール前奏曲」op122-5
8.「一輪のバラが咲いて」op.122-8
9.オルガンのための11のコラール前奏曲」op122-9
10.オルガンのための11のコラール前奏曲」op122-10
11.「おおこの世よ我汝を去らねばならず」op. 122-11
12.サラバンド イ短調
13.サラバンド ロ短調
Mireille Negre(ミレーユ・ネイグル)(ピアノ)

CASSIOPEE 969224 2080
ブクステフーデ:
1.トッカータ bux. 155
2.コラール bux. 219
3.前奏曲 bux. 542
4.前奏曲 bux. 149
5.パッサカリア bux. 161
6.前奏曲 bux. 146
エリザベス・ロロフ(ピアノ)

CASSIOPEE 969320 2080
ショパン:27の練習曲
ウラディミール・ソールタノフ

CASSIOPEE 969321 2080
クレメンティ: ピアノ・ソナタ第8,9,12番
ピエトロ・ガッリ(ピアノ)

CASSIOPEE 969322 2080
クレメンティ:12のソナチネ
ピエトロ・ガッリ(ピアノ)

CASSIOPEE 969267 2080
セザール・キュイ:
12のミニアチュア op.20
2つのマズルカ
ワルツ・ブルエット
ピエトロ・ガッリ(ピアノ)

CASSIOPEE 969315 2080
セザール・キュイ:
4つの小品
即興曲
間奏曲
ピエトロ・ガッリ(ピアノ)

CASSIOPEE 969236 2080
ドビュッシー
子供の領分(全6曲)
マズルカ
バラード
2つのアラベスク
ロマンティックなワルツ
ボヘミア舞曲
Zhou Shi Jing(piano)

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09-07 No.24

2009年07月24日 17時28分59秒 | Weblog
<AMBRONAY>
AMY 012 \2500
プサルテリオン&フォルテピアノ
(1)C.P.E.バッハ:ソナタ ハ長調 Wq87
(2)ショーベルト:ソナタop.7-2 ヘ長調
(3)メルキオール・キエーザ:プサルテリオンのためのソナタ ハ長調
(4)ヨーハン・エルンスト・エベルリン:ソナタ ト長調
(5)W.A.モーツァルト:アダージョK.266
(6)同:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 K.305(プサルテリオンで演奏)
アリーヌ・ジルベライヒ(フォルテピアノ)
マルギット・ユーベルラッカー(プサルテリオン)
録音:2007年2月
プサルテリオン(プサルテリウムのフランス語呼称)は、ツィターの祖先。共鳴
板に張られた弦を、指やプレクトラム(特別のバチ)で演奏しました。このプサ
ルテリオンは、15世紀頃からほとんど使われることはありませんでしたが、ダ
ルシマーやツィターといった楽器へと変遷を遂げ、18世紀頃には現在のピアノ
の原型となるスクエア・ピアノなどが生まれました。「スクエア・ピアノとは、
いわば‘鍵盤つきダルシマー’のような音色でした。つまり、一度鍵盤を押し
て音が鳴ると、その鍵盤を離してもしばらく音が鳴り続け、衰弱して音が止む
(つまりダンパー(消音機)がついていない)、というものです。この事実は、
C.P.E.バッハやモーツァルトのいくつかの楽曲を理解するうえで非常に重要で
す。(演奏者自身によるブックレットより抄訳)ダンパー(消音機)のない鍵盤楽
器の音色の饗宴、18世紀ヨーロッパにおける「ピアノのあけぼの」の目撃者と
なる1枚。C.P.E.バッハやモーツァルトの身近にもあった楽器の、ニュアンス
や独特の残響を堪能できます。ヴァイオリン・ソナタやピアノ・ソナタを、旋
律部分をプサルテリオンがうけもち、伴奏部分をフォルテピアノが受け持つか
たちで演奏しています。

AMY 014 \2500
ジャック・アントワーヌ・ドゥノワイエ(1759年没):
大規模な合唱と管弦楽のためのミサ曲(1758)
ミシェル・コレット(1707-1795):
主を讃えまつる(ヴィヴァルディ:「春」より)(1766)
マルティン・ジェステル(指)
ル・パルルマン・ドゥ・ムジーク、ラ・マイトリーズ・ドゥ・ブルターニュ
ユディット・ゴーティエ、ロドリーゴ・デル・ポーゾ、
クリストフ・アインホルン、ジャン=ルイ・ジョージェル
録音:2007年アンブロネー音楽祭(ライヴ)
近年発見されたドゥノワイエのミサ曲は、ラモーに敬意を表して書かれた作品。
注目は、コレットのモテット。この作品が書かれた40年ほど前にヴィヴァル
ディが書いた四季の「春」のパロディーで、高らかに神の讃美を歌い上げます
(トラック10)。バロック時代、バッハもペルゴレージ作品からの引用をするな
ど、パロディーはごく普通に行われていたこと。合唱で「春」の有名な旋律を
聴くと、清清しさ倍増。さわやかなモテットです。

AMY 017 \2500
ABBO ABBAS
-1000年代のフランス・イギリスのポリフォニー音楽集-
カタリーナ・リヴリアニク(指)、ダイアロゴス
録音:2006、2008年
ABBOとは、950年頃から1004年まで生きたフランスの偉大な僧。大変博識だった
人物で、王、教皇たちとの政治の面でも極めて重要な役割を果たし、「第二の
カエサル」と称されました。最期はあまりに能力が高かったために嫉妬を買い、
槍で刺されて亡くなったといわれています。アッボは、フランス・フルリーの
地の教会の僧長を務めていました。この教会は、英国のウィンチェスター教会
ときわめて似た音楽慣習をもっていました。この両方の教会で歌われていた音
楽を集めたもの。アッボの死を悼む音楽も収録。アッボの偉大さと数奇な運命
を追想する1枚となっています。




<ELOQUENTIA>
EL 0919 \2380
1700年代のナポリの歌曲集
(1)ニッコロ・グリッロ:ある日、あわれなレンズッロは目が覚め
(2)ジュゼッペ・デ・マホ(1697-1771):魚が新しいとき
(3)ニコラ・ウゴリーノ(17-18世紀):
独奏リュートとヴァイオリンのための協奏曲変ロ長調
レオナルド・レオ(169401744):
(4)2声、2つのヴァイオリンと通奏低音のためのシチリアーノ
(5)トラヴェルソと弦楽器のための協奏曲 ト長調
(6)ジュゼッペ・デ・マホ:この太陽が私のものにならないならば
(7)ニコロ・グリッロ:私のこころのさくらんぼ
(8)ニコラ・フィオレンツァ:シンフォニア
(9)マホ:農夫は
アントニオ・フローリオ(指)
カペッラ・デッラ・ピエータ・デイ・トゥルキーニ〔ピノ・デ・ヴィットリオ
(T)、アレッサンドロ・チッコリーニ(Vn)、トマゾ・ロッシ(トラヴェルソ)、
ウゴ・ディ・ジョヴァンニ(リュート)〕
録音:2008年12月
1700年代のナポリで生み出された音楽集。ナポリの音楽史は、情報が整理され
ておらず、不明な点が多いままです。ナポリ音楽に息づく民衆の息遣いまでを
も見事に再現した1枚。




<naive>
V 5195 \1980
=太陽=クラシック・ザ・サン
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番よりプレリュード/ガスティネル
ヴィヴァルディ:
『四季』より夏/ビオンディ、マンドリン協奏曲RV532よりアンダンテ
/リスレヴァン
トッローバ:ルイーザ・フェルナンダ/ドミンゴ
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲/モレッティ
ファリャ:『恋は魔術師』より火の踊り/エドモン・コロメール
ヴェルディ:『ナブッコ』より行け、わが思いよ/ダニエル・オーレン(指揮)
ビゼー:『カルメン』より前奏曲
/アラン・ロンバルド(指)ボルドー・アキテーヌ管
バロワ:アンディナ組曲/バルディ(Gt)
ヴィヴァルディ:忠実なニンファより
/ピオー(S)他、スピノージ、アンサンブル・マテウス
ショパン:プレリュードop.28-3、op.28-1/ソコロフ(pf)
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番より
/カンジェミ(S)、フィリップ・スピノージ(Gt)
ナイーブから、太陽にまつわるクラシック名曲集の登場。演奏者はすべて一流、
ジャケットも秀逸。夏に是非お持ちいただきたい1枚です。




<col legno>
WWE 60016 3枚組 \6680
ワーグナー:「パルジファル」
ミヒャエル・バーバ(T パルジファル)
マルティナ・トムチッチ(Ms クンドリー)
マンフレート・ヘム(Bs グルネマンツ)
ミヒャエル・クプファー(Bs クリングゾール)
ほか
グスタフ・クーン(指)チロル音楽祭管弦楽団,合唱団
ヴィルテナー児童合唱団
ほか
録音:2007年7月
グスタフ・クーンがチロル音楽祭にかける情熱は尋常なものではありません。
2007年夏の音楽祭では、ワーグナーの「指環」を3チクルス、「トリスタンとイ
ゾルデ」を3回、そして「パルジファル」を3回上演、結果として7月1日から28
日までの間にワーグナーの大作を18回も上演し、しかもそれをすべてクーン自
らが指揮しているのです。このCDに収録されている「パルジファル」はこの年
の上演のライブ録音です。
歌手では、何と言ってもクリングゾールを歌うミヒャエル・クプファーが大注
目です。1972年、ドイツ最南部のラーフェンスブルクに生まれたまだ若いバリ
トン。張りのある美声と意欲十分の歌唱で、第2幕を大いに盛り上げています。
パルジファル役のバーバは、「フィデリオ」のフローレスタンや「さまよえる
オランダ人」のエリック役として評判の高い歌手で、エリックは2001年のザク
セン・アンハルト歌劇場の来日公演でも歌っています。ここ数年、ヘルデン・
テノールにも進出しており、ここでも柔らかく若々しいパルジファルを聞かせ
てくれます。クンドリー役のトムチッチはクロアチア出身のメッゾソプラノ。
グラーツ歌劇場で大きな活躍をしており、力強いメッゾの声が魅力。グルネマ
ンツは、かつてザルツブルク音楽祭でも大活躍したベテランのヘム。渋いグル
ネマンツを聞かせてくれます。なお、花の乙女のなかに、サイトウ・ジュンコ
と日野妙果(どちらもこの音楽祭の常連)の名前が見えます。
クーンの指揮は、イタリア人らしい明るい色彩感に優れたワーグナーで、流れ
よく進む音楽とあいまって、快さを感じるほどの美しい「パルジファル」です。
なお、チロル音楽祭での「パルジファル」はDVD(PALのみ WWE 80006)が既発
ですが、これは2006年8月のリハーサルの際の映像収録で、今回の録音の1年前
のものです




<BIS>
BIS 9024/6 10枚組 \7140
Box 1
(1)第4番/第150番/第196番
(2)第71番/第131番/第106番
(3)第12番/第54番/第162番/第182番
(4)第163番/第165番/第185番/第199番
(5)第18番/第143番/第152番/第155番/第161番
(6)第21番/第31番
(7)第61番/第63番/第132番/第172番
(8)第22番/第23番/第75番
(9)第24番/第76番/第167番
(10)第179番/第105番/第186番
栗栖由美子、鈴木美登里、柳沢亜紀、イングリット・シュミットヒューゼン、
モニカ・フリンマー、ミア・パーション(Sop)、太刀川昭、米良美一、
ロビン・ブレイズ(A)、片野耕喜、ゲルト・テュルク、櫻田亮(Ten)、
ペーター・コーイ、ステファン・シュレッケンベルガー、浦野智行(Bs)、
鈴木雅明(指)
バッハ・コレギウム・ジャパン

BIS 9027/9 10枚組 \7140
Box 2
(1)第136番/第138番/第95番/第46番
(2)第147番/第21番
(3)第64番/第25番/第69a番/第77番/第50番
(4)第148番/第48番/第89番/第109番
(5)第40番/第60番/第70番/第90番
(6)第194番/第119番
(7)第153番/第154番/第73番/第144番/第181番
(8)第66番/第134番/第67番
(9)第86番/第37番/第104番/第166番
(10)第184番/第173番/第59番/第44番
野々下由香里、鈴木美登里、柳沢亜紀(Sop)、
カイ・ヴェッセル、米良美一、ロビン・ブレイズ、
キルシテン・ソレク=アヴェラ、波多野睦美(A)、
ゲルト・テュルク、櫻田亮(Ten)、ヨッヘン・クプファー(Br)、
ペーター・コーイ、ステファン・マクラウド、浦野智行(Bs)、
鈴木雅明(指)
バッハ・コレギウム・ジャパン

BIS 9030/2 10枚組 \7140
Box 3
(1)第65番/第81番/第83番/第190番
(2)第20番/第7番/第94番
(3)第10番/第93番/第178番/第107番
(4)第8番/第33番/第113番
(5)第78番/第99番/第114番
(6)第180番/第122番/第96番
(7)第5番/第80番/第115番
(8)第26番/第62番/第116番/第129番
(9)第2番/第3番/第38番/第135番
(10)第51番/第1127番
野々下由香里、スザンヌ・リディーン、ドロテー・ミールズ、
キャロリン・サンプソン(Sop)、
マシュー・ホワイト、ダニエル・テイラー、ロビン・ブレイズ、
ティモシー・ケンウォージー=ブラウン、パスカル・ベルタン(A)、
ジェイムズ・ギルクリスト、ヤン・コボウ、ゲルト・テュルク、櫻田亮(Ten)、
ペーター・コーイ(Bs)、
鈴木雅明(指)
バッハ・コレギウム・ジャパン

BIS 9033/5 10枚組 \7140
Box 4
(1)第91番/第101番/第121番/第133番
(2)第111番/第123番/第124番/第125番
(3)第41番/第92番/第130番
(4)第1番/第126番/第127番
(5)第74番/第87番/第128番/第176番
(6)第6番/第42番/第103番/第108番
(7)第35番/第169番/第170番/第200番
(8)第52番/第55番/第58番/第82番
(9)第28番/第68番/第85番/第175番/第183番
(10)第79番/第137番/第164番/第168番
野々下由香里、キャロリン・サンプソン(Sop)、
ロビン・ブレイズ(A)、
ジェイムズ・ギルクリスト、ヤン・コボウ、ゲルト・テュルク、櫻田亮 、
アンドレアス・ヴェラー(Ten)、
ペーター・コーイ、ドミニク・ヴェルナー(Bs)、
鈴木雅明(指)
バッハ・コレギウム・ジャパン
今や世界にとどろく日本の至宝バッハ・コレギウム・ジャパン。1990年創立の
彼らは来年2010年に20周年を迎えます。キングインターナショナルの仲介で彼
らがバッハの教会カンタータ全曲録音を開始したのが1995年。これも15年を経
て、完結まであと一息のところにこぎつけました。そのふたつを記念して、こ
れまでのカンタータ録音CD40枚、全142曲を10枚ごとにBox化。開始当初から
Box化を強く望まれていた同シリーズだけに待望の登場となるうえ、10枚組3枚
価格という破格のプライスも超魅力。歌手陣も野々下由香里、ロビン・ブレイ
ズ、ゲルト・テュルク、ペーター・コーイといった常連に加え、初期の米良美
一、パスカル・ベルタン、波多野睦美ら豪華メンバーが目白押し。世界最高の
バッハ演奏を申し訳ないほどのお手軽価格でお楽しみいただけます。
限定生産につきご注文はお早めに。





<ATMA Classique>
ACD2 2524 \1850
ブリテン:無伴奏チェロ組曲【第1、2&3番】
デニス ジョキッチ(Vc)
録音:2008年2月17-19日
カナダのチェロ奏者デニス・ジョキッチ。1997年国際ヨハンセンコンクール、
1998年アーヴィング・M・クライン国際弦楽コンクールで優勝。カナダの人気
アート系番組「BRAVO!」で彼女のリサイタル・ツアーを追った特集番組が放
送、また「マクレーン」、「エル」といった雑誌でも今カナダで最もパワフル
な女性として選出されるなど、急成長中の女流チェリスト。
ブリテンが巨匠ロストロポーヴィチのために作曲した無伴奏組曲3曲を収録。
ジョキッチは豊かな音、抜群の感性で難曲に挑んでいます。

ACD2 2534 \1850
エルガー:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調Op.82
R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ イ短調
ジョナサン・クロウ(Vn)ポール・スチュワート(P)
録音:2006年11月
ジョナサン・クロウはカナダのヴァイオリン界の若き実力者。美しい旋律の古
典的形式のエルガーのソナタ、R.シュトラウスが若き日に作曲したソナタ、
ヴァイオリン・ソナタの傑作の一つラヴェルを選曲。磨きぬかれたテクニック
と瑞々しい音楽性が光ます。
クロウは1977年カナダのプリンスジョージに生まれ。6歳からスズキ・メソー
ドを開始、プリンスジョージの音楽学校で学ぶ。その後ケベックのマギル大学
でイェホナタン・ベリック氏のもと研鑽を積む。19歳でモントリオール交響楽
団に入団、アソシエイト・コンサートマスターを経て、2002年から2006年まで
最年少のコンサートマスターを務めていました。現在はマギル大学の助教授。

ACD2 2372 \1850
ウィリアム・ローズ:
ハープ・コンソート組曲
【第8、7、3番ト長調/第11、4、9、5、6番ニ長調/第10、2、1番ト短調】
ギターとハープのためのデュオ*
マキシネ・エイランダー(Hrp)
レ・ヴォワ・ユメーヌ【スティーヴン・スタッブズ(テオルボ)デイヴィッド・
グリーンバーグ(バロックVn) スージー・ナッパー(ヴィオラ・ダ・ガンバ) 
マーガレット・リトル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)】
録音:2006年、2002年*
チャールズ一世の時代に活躍したウィリアム・ローズは声楽曲、器楽曲を中心
に数多くの作品を残していますが、コンソートは特に近年再評価されています。
このCDではハープを中心としたコンソート組曲とギターとハープのためのデュ
オ作品を収録。オランダ出身のバロック・ハープ奏者マキシネ・エイランダー
とレ・ヴォワ・ユメーヌによる演奏でイギリスらしい典雅な響きを聴かせてく
れます。



<medici arts>~EURO ARTS
20 57808(DVD-Video) \2900
字幕:英,独,仏,西
アルフレート・ブレンデル・プレイズ・シューベルト Vol.1
シューベルト:
幻想曲ハ短調 D.760「さすらい人」
ピアノ・ソナタ第14番 イ短調 D.784
ピアノ・ソナタ第15番 ハ長調 D.840
アルフレート・ブレンデル(P)
収録:1976年6月、1977年6&12月(ブレーメン)

20 57818(DVD-Video) \2900
字幕:英,独,仏,西
アルフレート・ブレンデル・プレイズ・シューベルト Vol.2
シューベルト:
ピアノ・ソナタ第16番 イ短調 D.845
ピアノ・ソナタ第17番 ニ長調 D.850
アルフレート・ブレンデル(P)
収録:1976年6月、1977年6&12月(ブレーメン)

20 57828(DVD-Video) \2900
字幕:英,独,仏,西
アルフレート・ブレンデル・プレイズ・シューベルト Vol.3
ピアノ・ソナタ第18番 ト長調 D.894
4つの即興曲 D.899
4つの即興曲 D.935
アルフレート・ブレンデル(P)
収録:1976年6月、1977年6&12月(ブレーメン)

20 57838(DVD-Video) \2900
字幕:英,独,仏,西
アルフレート・ブレンデル・プレイズ・シューベルト Vol.4
シューベルト:
ピアノ・ソナタ第19番 ハ短調 D.958
楽興の時 D.780
3つの小品 D.946
アルフレート・ブレンデル(P)
収録:1976年6月、1977年6&12月(ブレーメン)

20 57848(DVD-Video) \2900
字幕:英,独,仏,西
アルフレート・ブレンデル・プレイズ・シューベルト Vol.5
シューベルト:
ピアノ・ソナタ第20番 イ長調 D.959
ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960
アルフレート・ブレンデル(P)
収録:1976年6月、1977年6&12月(ブレーメン)
シューベルト:後期ピアノ・ソナタ集(分売)
昨年演奏活動を引退したアルフレート・ブレンデル。「シューベルト弾きブレ
ンデル」が確立した1970年代に収録されたシューベルト後期ピアノ・ソナタの
映像。この映像はセット販売中(20 56558)ですが、この度分売されます。
各DVDにはブレンデル自身によるイントロダクションが収録されており、ブレ
ンデルの充実した音楽表現をたっぷりと堪能できます。

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09-07 No.23

2009年07月24日 17時27分49秒 | Weblog
★EMI BOXの詳細★
昨日ご案内したBOXの詳細が、HPに反映されておりませんでしたが
修正完了いたしました。よろしくお願いいたします。

http://www.ne.jp/asahi/goodies/home/cj0908e.html

===================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<NSS MUSIC>
NSS 8 \2080
1. ピアソラ:ブエノス・アイレスの四季
2. クラリス・アサド:インプレッション(オーケストラのための組曲)
3. バルトーク: ルーマニア民族舞曲
4. ガーシュウィン: 『ポーギーとベス』より「ベスよ、お前はおれのもの」
ナージャ・サレルノ=ソネンバーグ(Vn)
ニュー・センチュリー室内オーケストラ
ソネンバーグとサン・フランシスコを拠点にしているニュー・センチュリー室
内オーケストラ。




<独UNIVERSAL>
DECCA 4802599 10枚組 \4180
モーツァルト:ピアノ協奏曲全集(第5番-第27番)
アルフレート・ブレンデル(P)
イモージェン・クーパー(第7番、第10番の第2ピアノ)
サー・ネヴィル・マリナー指揮
アカデミー室内管弦楽団




<VENEZIA>
CDVE04366 2枚組 \1650
ラフマニノフ:
(1)交響曲第1番 ニ短調 op.13
(2)交響曲第2番 ホ短調 op.27
(3)交響曲第3番 イ短調 op.44
ドミトリー・キタエンコ指揮
モスクワ・フィル 1984年
名匠キタエンコによる、繊細かつ大胆に華麗で美しい重厚なラフマニノフの名
演奏です。





<ORPLID>
※ORPLIDレーベルは、ヘルマン・プライの息子であるフローリアン・プライのプ
ライベート・レーベルです

ORPLID 12 \2380
シューベルト:名唱集 1993年ライヴ 初出!
ゲーテの詩によるシューベルトの歌曲集:全20曲
(1)歌びと D.149, Op.117
(2)あこがれ
(3)憩いなき愛 D.138, Op.5-1
(4)漁師 D.225,Op.5-3
(5)トゥーレの王 D.367,Op.5-5
(6)宝を掘る人 D.256
(7)魔王 D.328,Op.1
(8)プロメテウス D.674
(9)人間の限界 D.716
(10)ガニュメート D.544,Op.19-3
(11)遊びにおぼれて D.715
(12)ひめごと D.719,Op.14-2
(13)去っていった人に D.331
(14)出会いと別れ D.767,Op.56-1
(15)月に寄せて D.193,Op.57-3
(16)恋するもののさまざまの姿 D.558
(17)初めての失恋 D.226
(18)宴会の歌 D.234,Op.118-3
(19)野ばら D.257,Op.3-3
(20)さすらい人の夜の歌「山々に憩いあり」 D.768.Op.96-3
ヘルマン・プライ(バリトン)1929-1998
オレグ・マイセンベルク(Oleg Maisenberg: ピアノ)
1993年7月19日ミュンヘン、ナショナル・シアターでのライヴ




<OPERA RARA>
ORC40 3枚組 \6240
ドニゼッティ:歌劇「パリジーナ Parisina」
カルメン・ジアンナッタシオ(Carmen Giannattasio)
ホセ・ブロス(Jose Bros)
ダリオ・ソラーリ(Dario Solari)
ニコラ・ウリヴィエーリ(Nicola Ulivieri)
デイヴィッド・パリー指揮
ロンドン・フィル、ジェフリー・ミッチェル合唱団
バイロンによって書かれた史実に基づいた作品です。フェッラーラ公爵で嫉妬
深いアッツォと妻パリジーナ。大臣エルネストの息子であるウーゴとパリジー
ナの不貞をとりまく愛と憎悪を描いた、美しいドラマテックなオペラです。
1833年に初演されドニゼッティの多くの作品の中でも注目に値する作品です。
今話題の歌手陣と多くの資料を含むブックレットと素晴らしい装丁のアルバム
です。




<ARCO DIVA>
UP 0107-2 \2180
エレガントな挑発 ヴァイオリンとピアノのための音楽
オトマル・マーハ(1922-2006):ヴァイオリンとピアノのための悲歌
ヤナーチェク(1854-1928):ヴァイオリン・ソナタ
エネスク(エネスコ;1881-1955):ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調 Op.6
バルトーク(1881-1945)/
ゾルターン・セーケイ(1903-2001)編曲:ルーマニア民俗舞曲
マルチナ・バチョヴァー(ヴァイオリン)
アレクサンドル・スタリー(ピアノ)
録音:2008年12月12-13日、テプリツェ文化会館(チェコ)
マルチナ・バチョヴァーはイヴァン・ジェナティー門下のチェコの新進ヴァイ
オリニスト。

UP 0110-2 \2180
シルヴィエ・ボドロヴァー(1954-):
民謡のモチーフとテキストによる組曲「JA RA LAJ」
(スロヴァキア、バルカンとロマの27の歌)
シュテファン・マルギタ(テノール)
マルチナ・バチョヴァー(ヴァイオリン) 
イトカ・ホスプロヴァー(ヴィオラ)
イルヴィン・ヴェニシュ(クラリネット) 
カテジナ・エングリホヴァー(ハープ)
マルケータ・マゾウロヴァー(打楽器)
クアトロ管弦楽団のメンバー
パヴラ・フランツー(ヴァイオリン) カレル・フディー(チェロ)
マレク・シュチレツ(指揮)
録音:2009年2月11、14、21-22日、プラハ、リヒテンシュタイン宮

UP 0112-2 \2180
マーラー(1860-1911):交響曲第7番ホ短調
チェコ放送交響楽団
イジー・スターレク(指揮)
録音:2008年9月19日、イフラヴァ(チェコ)、DKO、ライヴ
マーラー生誕の町、チェコのイフラヴァで行われた(おそらくマーラー音楽祭
での)ライヴ録音。

UP 0113-2 \2180
カルミナ・ルチェンブルジアーナ 弦楽のための音楽
ギヨーム・ド・マショー(1300-1377):
ノートルダム・ミサ から アニュス・デイ(#)
ヨセフ・スク(1874-1935):
チェコの古いコラール「聖ヴァーツラフ」による瞑想曲 Op.35a(#)
オトマル・マーハ(1922-2006):室内シンフォニエッタ(#)
シルヴィエ・ボドロヴァー(1954-):
カルミナ・ルチェンブルジアーナ「ヤン盲目王の記念に」(弦楽のための)(+)
マルセル・ヴェングレル(1946-):
アルトサクソフォンと弦楽のためのノヴェレッテ(*)
ルネ・メルツィヒ(1911-1986):弦楽合奏のための3つのスケッチ
ギヨーム・ド・マショー:ノートルダム・ミサ から イテ・ミサ・エスト(#)
イルヴィン・ヴェニシュ(サクソフォン(*))
マルケータ・マゾウロヴァー(打楽器(+))
クアトロ管弦楽団
マレク・シュチレツ(指揮)
録音:2008年1月、プラハ、ドモヴィナ・スタジオ(#)、
ボヘミア同胞団礼拝堂(#以外)
王家の断絶したボヘミアに迎えられたルクセンブルク家のヨハン(チェコ名ヤン
;1296-1346、在位中に失明し「盲目王」と呼ばれる)の即位700周年(2010)を記
念するアルバム。「カルミナ・ルチェンブルジアーナ」は「ルクセンブルクの
歌」という意味のラテン語。ヴェングレルとメルツィヒはルクセンブルクの作
曲家。

UP 0114-2 \2180
フィアラ、ボドロヴァー、エベン:ピアノ三重奏作品集
ペトル・フィアラ(1943-):
ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重奏曲(1980)
シルヴィエ・ボドロヴァー(1954-):
メギド(ヴァイオリン、チェロとピアノのため;2001)
ペトル・エベン(1929-2007):ピアノ三重奏曲(1986)
プエッラ三重奏団
テレジエ・フィアロヴァー(ピアノ) 
レンカ・マチェヤーコヴァー(ヴァイオリン)
マルケータ・ヴルプコヴァー(チェロ)
録音:2009年1月9-10日、ブルノ(チェコ)、
慈悲の同胞団修道院、ヨセフ・ドブロフスキー・ホール
エベンの生誕80年を記念して制作されたアルバム。プエッラ三重奏団は2003年
にブルノ音楽院で結成された女性トリオ。

UP 0115-2 \2180
ヤロスラフ・クルチェク(1939-):
オラトリオ「石からパンへ」(*)
交響曲第4番「望みの物」(+)
エディタ・アドレロヴァー(メゾソプラノ)
リハルト・サメク(テノール(*))
アルフレート・ストレイチェク(語り)
プルゼニュ放送交響楽団
ヤロスラフ・クルチェク(指揮)
録音:2008年8月19-21日(*)、1月7-9日(+)、チェコ放送プルゼニュ支局スタジオ




<BOHEMIA MUSIC>
BM 0036 \2180
チェロ・リサイタル・ジャパン 2008
ドヴォルジャーク(1841-1904):ポロネーズ イ長調 Op.posth.(*)
パラディス(1759-1824):シシリエンヌ(+)
山田耕筰(1886-1965):赤とんぼ(*)
成田為三(1893-1945):浜辺の歌(*)
ドヴォルジャーク:森の静けさ Op.67(#)/ロンド ト短調 Op.94(#)
ゴダール(1849-1895):ジョスランの子守歌(*)
カサド(1897-1966):無伴奏チェロ組曲ニ長調
ラヴェル(1875-1937):ハバネラ(+)
ピアソラ(1921-1992):ル・グラン・タンゴ(*)
カザルス(1876-1973):鳥の歌(#)
ヴラダン・コチー(チェロ)
有吉英奈(ピアノ(*))
カテジナ・エングリホヴァー(ハープ(+))
プラハ・チェロ・ファミリー(#)
ルツィエ・コチー(ヴァイオリン) ハナ・コチー、トマシュ・コチー(チェロ)

BM 0078 \2180
プラハ・チェロ・ファミリー 2008
ルクレール(1697-1764):ソナタ ニ長調
ドヴォルジャーク(1841-1904):森の静けさ Op.67/ロンド ト短調 Op.94
カザルス(1876-1973):鳥の歌
サラサーテ(1844-1908):カルメン幻想曲 Op.25
ドヴォルジャーク:交響曲第9番「新世界より」から ラルゴ
チャイコフスキー(1840-1893):ロココの主題による変奏曲
プラハ・チェロ・ファミリー(#)
ハナ・コチー、ヴラダン・コチー、ルツィエ・コチー、
トマシュ・コチー(チェロ)
プラハ音楽院教授を務め録音も多いヴラダンと妻ハナ、息子トマーシュ(1985-)
と娘ルツィエ(1991-)のコチー一家によるチェロ四重奏団。

BM 0065-2 \2180
アントニオ・ロドリゲス クラシカル・ギター&ヴォーカル
アントニオ・ロドリゲス(1954-):序奏
フェルナンド・ソル(1778-1839):モーツァルトの主題による変奏曲
アントニオ・ロドリゲス:
わが母に(*)/アルガルヴェの印象/ジョゼ・サラマゴへのオマージュ(*)
フランシスコ・タレガ(1852-1909):アラブ狂詩曲
アントニオ・ロドリゲス:硬い石(*)
J・S・バッハ(1865-1750):前奏曲,フーガ,アレグロ
アントニオ・ロドリゲス:
私はあなたのために、あなたは私のために(*)/アルガルヴィア組曲
なぜ知りたがらないのか(*)
アントニオ・ロドリゲス(ギター、歌(*))
録音:1999年7月23日、プラハ
マカオに生まれスウェーデンとスペインで学んだポルトガルのギタリスト・歌
手・作曲家で画家もあるアントニオ・ロドリゲスのソロ・アルバム。




<CLARTON>
CQ 0082-2 \1980
モーツァルト(1756-1791):
フルート協奏曲第2番ニ長調 K.314
フルート協奏曲第1番ト長調 K.313
ユン・ヒュニム(フルート)
プロヴディフ国立フィルハーモニー管弦楽団
イ・ユンチル(指揮)
録音:2008年1月7日、2007年9月7日、プロヴディフ・フィルハーモニー・ホール
(ブルガリア)




<CZECH RADIO(CESKY ROZHLAS RADIOSERVIS)>
CR 0435-2 \1780
チャイコフスキー(1840-1893):四季 Op.37b
ラフマニノフ(1873-1943):
前奏曲ト長調 Op.32 No.5/前奏曲嬰ト短調 Op.32 No.12
舟歌ト短調 Op.103/絵画的練習曲ト短調 Op.33 No.8
絵画的練習曲嬰ハ短調 Op.33 No.9/前奏曲ニ長調 Op.23 No.4(*)
絵画的練習曲ハ長調 Op.33 No.2(*)/メロディ ホ長調 Op.3 No.3(*)
セルゲイ・ミルシテイン(ピアノ)
録音:2007年11月(*以外)、2008年11月(*)、チェコ放送ブルノ支局
フランスを本拠に活躍するモスクワ生まれのピアニスト、セルゲイ・ミルシテ
インは2003年から2006年まで神戸女学院大学客員教授を務めていました。

CR 0437-2 \1780
カレル・ベルマン オペラ・リサイタル
ミスリヴェチェク(1737-1781):
「偉大なるタメルラーノ」第1、3幕 から バヤゼットのアリア(*)
モーツァルト(1756-1791):
「ドン・ジョヴァンニ」第1幕 から レポレッロのアリア(jht)
ロッシーニ(1792-1868):
「セビーリャの理髪師」第1幕 から バジーリオのアリア(rb)
ドニゼッティ(1797-1848):
「ドン・パスクアーレ」第1幕 から ドン・パスクアーレのカヴァティーナ(jp)
グリンカ(1804-1857):
「ルスランとリュドミラ」第2幕 から ファルラフのアリア(jis)
ボロディン(1833-1887):「イーゴリ公」第2幕 から コンチャックのアリア(jh)
スメタナ(1824-1884):
「くちづけ」第1幕 から パロウツキー神父のアリア(ak)
「悪魔の壁」第2、3幕 から ララフのアリア(fd)
ドヴォルジャーク(1841-1904):
「ジャコバン党員」第1幕 から フィリプのアリア(jh)
「ルサルカ」第2幕 から 水の精のアリア(+/jh)
ヴェルディ(1813-1901):
「ドン・カルロ」第3幕 から フェリペ2世のアリア(jas)
「ファルスタッフ」第1幕 から ファルスタッフのアリア(jh)
ヤナーチェク(1854-1928):
「利口な女狐の物語」第3幕 から 森番のアリア(jht)
カレル・ベルマン(バス)
プラハ国民劇場管弦楽団(*)
ヨセフ・クヒンカ(指揮(*))
プラハ放送混声合唱団(+)
プラハ放送交響楽団(*以外)
ヤン・フス・ティヒー(指揮(jht)) ローベルト・ブロック(指揮(rb))
イジー・ピンカス・Sr(指揮(jp)) イジー・スターレク(指揮(jis))
ヨセフ・フルンチーシュ(指揮(jh)) アロイス・クリマ(指揮(ak))
フランチシェク・ディク(指揮(fd)) ヤン・シュティフ(指揮(jas))
録音:1956-1980年、プラハ、チェコ放送スタジオ
チェコのユダヤ系バス歌手カレル・ベルマン(1919-1995)の放送用録音からのセ
レクション。

CR 0448-2 \1780
イジー・テムル(1935-):聖なる秘蹟 オルガン作品集
幻想曲「ブクステフーデへのオマージュ」(*)/聖なる秘蹟(+)/狂詩曲(#)
錬金術師(7曲)(**)/3つのリトルネッロ(++)/熱情的幻想曲(##)
カレル・パウケルト(オルガン(*))
イレナ・フシプコヴァー(オルガン(+))
アレシュ・バールタ(オルガン(#))
ヤン・ホラ(オルガン(**/++/##))
録音:2008年8月(*)、2006年5月(+)、プラハ、聖ヤクプ・バジリカ教会(*/+)
2001年4月、オロモウツ(チェコ)、聖ミハル教会(#)
2007年7月、テプリツェ文化会館(チェコ)(**)
1977年3月、プラハ、ルドルフィヌム(++)
1977年8月、プラハ、チェコ放送スタジオ(##)

CR 0454-2 \1780
ヤン・ヴィチャル(1949-):ファンタズム/プレリュード
フィドル弾きへのオマージュ(ヴァイオリンとチェロのための;2006)(*)
ファンタズム/プレリュード(ピアノのための12の小品;2000)(+)
ムジカ・ダ・カンツォネッタ(ヴィオラとコントラバスのための;2003)(#)
シュルッパクの教え(カウンターテナー
[またはバリトンまたはアルト]とハープのための;1994)(**)
子守歌(バスクラリネットとピアノのための;2007)(++)
ロマン・パトチカ(ヴァイオリン(*))
ペトル・ノウゾフスキー(チェロ(*))
ダニエル・ヴィエスネル(ピアノ(+ 第10曲以外/++))
ヤン・ヴィチャル(ピアノ(+ 第10曲))
ヤン・ピェルシュカ(ヴィオラ(#))
イジー・フデツ(コントラバス(#))
ヤナ・テトウロヴァー(アルト(**))
カテジナ・エングリホヴァー(ハープ(**))
ペトル・バラーシェク(バスクラリネット(++))
録音:2007年7月23日(*)、2005年11月22日(+ 第10曲以外)、
2007年7月24日(+ 第10曲)、
2004年(**)、2009年1月26日(++)、プラハ、チェコ放送
2004年6月26日、チェコ放送オロモウツ支局(#)

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