クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

09-07 No.5

2009年07月06日 19時15分06秒 | Weblog
★ダイレクト・トランスファー CD-Rのお知らせ★
2006年秋に発売を開始した当シリーズもおかげさまで約200タイトルを発売
する事ができましたが、3月よりマスター制作にDSD録音を採用する事にいた
しました。これまでより更に生々しい音質をお届けする事が出来るようにな
りましたのでご期待下さい。

DSD録音の商品番号は78CDR-3000番を使用します。また今後、これまで発売し
ました78CDR-1000番台のタイトルを随時DSD録音の新マスターで再発売を行な
う予定です。商品番号は下3桁は共通で使用いたします。従来の78CDR-1000番
台の商品は、当面は販売を継続いたします。

DSD録音のサンプラーも販売を開始いたしましたので、ご利用下さい。

■製作者からのメッセージ
DSD録音になったグッディーズ・ダイレクト・トランスファーCDR!
従来のCDを高音質化するさまざまな試みが盛んな中で、「グッディーズ・オリ
ジナル企画」のダイレクト・トランスファーCDRは、2009年2月発売新譜から
DSD録音を採用することになりました。DSD録音によって、これまでのSP復刻
からさらに飛躍し、SPレコードの直接再生と区別がつかないところに到達し
たと自負しています。DSD録音は従来の方式に較べて中音から低音にかけての
音の形が明瞭になり、高音は一皮剥けた感じです。LPとは比較にならない強
大な音響勢力を持つSPレコードをカスタムメイドの直熱真空管フォノイコラ
イザーを使用し、またノイズ除去と共に失われる音楽情報に最も気を配り一切
のノイズリダクションを使用していないのは従来通りです。(新 忠篤)

===================================

●2009年7月現在での店頭取り扱い店
富士レコード社 古書センター店
101-0051
東京都千代田区神田神保町2-3 古書センター9階
TEL.03-3264-8546 FAX.03-3264-8256

イディア・クラシック
101-0051
東京都千代田区神田神保町3-11 よりたてビル 1F
TEL.03-5275-7806 FAX.03-5275-7807

コンセール 夕陽ケ丘
557-0012
大阪府大阪市西成区聖天下2-11-18
TEL&FAX. 06-6656-2768

プレミアムジーク
231-0023
神奈川県横浜市中区山下町90-1 ラコスタ横浜山下公園 1F
TEL.045-633-6305 FAX.045-633-6306

ワルティ堂島
530-0001
大阪府大阪市北区梅田1丁目3番1-B100 大阪駅前第1ビルB1F
TEL.06-6344-3940 FAX.06-6344-7967

===================================

★ダイレクト・トランスファー CD-R 2009年7月新譜 5点発売★
発売予定:2009年7月下旬 価格:各1枚 \1500(税込)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

●今月はヴァイオリン・ソナタの名演奏5枚の発売です。

78CDR-3204
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調作品78「雨の歌」
アドルフ・ブッシュ(ヴァイオリン)
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
米 VICTROLA 7487/9(英HIS MASTER'S VOICE DB1527/9 と同一録音)
(1931年5月4日ロンドン録音)
アドルフ・ブッシュ(1891-1952)はドイツのヴァイオリニスト。1922年以後ピ
アニストのルドルフ・ゼルキン(1903-1991)とデュオを組んで活躍した。1936
年ゼルキンはブッシュの娘イレーネと結婚したが、ゼルキンはナチのユダヤ人
迫害を避けてアメリカに移住した。ブッシュもドイツを去ってスイスに移住、
その後アメリカに定住した。この録音はブッシュが40歳、ゼルキンが28歳の時
のもの。復刻にはノイズの少ないアメリカVICTROLA盤を使用した。ブッシュ&
ゼルキンの演奏はモーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第33番K.377(78CDR-3038)
シューベルト:幻想曲ハ長調(78CDR-1172)が出ている。
※第1面に強音での音われがややあります

78CDR-3205
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調作品100
トッシャ・ザイデル(ヴァイオリン)
アーサー・レッサー(ピアノ)
米 COLUMBIA 67180/2-D
(1926年1月14-15日録音)
トッシャ・ザイデル(1899-1962)はオデッサ生まれのロシアのヴァイオリニス
ト。ペテルブルグ音楽院でレオポルド・アウアー(1845-1930)に師事した。後
にアメリカ国籍を得た。ジンバリスト(1889-1985)、エルマン(1891-1967)、ハ
イフェッツ(1899-1987)、ミルスタイン(1904-1992)等と共にヴァイオリンのロ
シア楽派を築いた。ザイデルはロマンティックな音色と自由なルバートで評判
をとった。この録音はザイデルが27歳の時のものである。現在の演奏家からは
聴けないロマンティックな味わいが満ちあふれた名演奏。ピアノのアーサー・
レッサー(1894-1969)はドイツ系のアメリカのピアニスト。戦後日比谷公会堂
でアメリカ駐留軍士官時代に軍服姿でショパンのピアノ協奏曲を日本フィルハ
ーモニーと演奏したこともあった。復刻には米 COLUMBIAのブルーシェラック
盤を使用した。

78CDR-3206
シューベルト:
ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第3番ト短調 D.408 作品137-3      
イゾルデ・メンゲス(ヴァイオリン)
アーサー・デ・グリーフ(ピアノ)
英 HIS MASTER'S VOICE D1398/9
(1927年12月13日ロンドン録音)
イゾルデ・メンゲス(1893-1976)はイギリスの女流ヴァイオリニスト。1910年
17歳の時ペテルブルグ音楽院でレオポルド・アウアー(1845-1930)に師事し3年
間の滞在中アウアーの最もお気に入りの弟子となった。1913年20歳でロンドン
でデビューし、1916年から1919年にかけて北米公演を行いアメリカのメジャー
オーケストラのほとんどと共演し名声を高めた。このシューベルトは電気録音
最初期のもの。ピアノのアーサー・デ・グリーフ(1862-1940)はベルギー生ま
れのピアニスト。17歳でブリュッセル王立音楽院を卒業後、ワイマールに赴き
フランツ・リストに2年間師事した。デ・グリーフはSP時代のHMVに数多くの録
音を残した。イゾルデ・メンゲスはバッハの「シャコンヌ」(78CDR-1178)が本
シリーズで出ている。

78CDR-3207
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ第4番ニ長調作品1-13
シモン・ゴールドベルク(ヴァイオリン)
ジェラルド・ムーア(ピアノ)
蘭 PARLOPHONE PXO 1043/4
(1947年5月6日ロンドン)
シモン・ゴールドベルク(1909-1993)はポーランド生まれのヴァイオリニスト。
ベルリンで名教授カール・フレッシュ(1873-1944)に師事し、1929年にフルト
ヴェングラーに招かれベルリン・フィルのコンサート・マスターに就任した。
1934年ドイツがナチ政権になった時退団、ロンドンに移住した。1936年ハンガ
リー出身の女流ピアニスト、リリー・クラウスと共に来日したこともある。
1942年クラウスと共にアジア演奏旅行中にインドネシアのジャワ島で日本軍に
捕らえられ1945年まで抑留生活を強いられた。大戦後はオランダとアメリカで
活躍、晩年日本のピアニスト山根美代子さんと結婚、立山で暮らしていた。こ
の録音は戦後の1947年のもの、録音時ゴールドベルクは38歳だった。ピアノの
ジェラルド・ムーア(1899-1987)はイギリスのピアニスト。主に声楽家の名伴
奏者として録音の数も多かった。

78CDR-3208
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第32番ヘ長調 K.376(374d)
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
ジャン・アントニエッティ(ピアノ)
DEUTSCHE GRAMMOPHON LV36035/6e
(1952年7月9日録音)(全体に小キズによるノイズ)
ヨハンナ・マルツィ(1924-1979)はハンガリー生まれの女流ヴァイオリニスト。
1934年10歳でブダペストのフランツ・リスト音楽院に入学、イェノ・フバイ
(1858-1937)に師事した。13歳でデビューしたが、大戦のため活動を中断。1947
年ジュネーヴ国際音楽コンクーるに入賞しスイスに居をかまえた。1953年にロ
ンドンにデビューした。この録音はロンドン・デビュー前にドイツ・グラモフォ
ンに入れたもの。この社が開発した長時間収録の78回転SP、VG盤に収録された
もの。ピアノのジャン・アントニエッィはオランダ生まれ。マルツィとの共演
の他にハンガリー弦楽四重奏団とシューベルトの「ます」を録音していた。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

09-07 No.4

2009年07月06日 19時14分42秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
CDS-2672542 3枚組 \3980
ブラームス:交響曲全集
CD1
交響曲第1番 ハ短調Op.68
CD2
交響曲第2番 ニ長調Op.73
交響曲第3番 ヘ長調Op.90
CD3
交響曲第4番 ホ短調Op.98
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サイモン・ラトル指揮
2008年10月29日-11月14日、フィルハーモニー、ベルリンでのコンサート録音
ブラームスはベルリン・フィル127年の伝統の中で中心的なレパートリー。ラト
ルとBPOは新たにそのブラームスに挑み、活力を注ぎリフレッシュしたブラーム
スを実現しました。Die Zeit'は「彼(ラトル)はフルトヴェングラーのモニュメ
ンタルな音楽性とカラヤンの美しいサウンドを結びつけている」と評していま
す。ラトル自身はブラームスがBPOのサウンドと演奏スタイルの中心となる作品
とし、BPOは歴史の最初期から手掛けており、ブラームス作品はBPOによって作
られてきたもので、「ドイツの精神、森の印象ー遥かに響く角笛の音、そして
森の色彩感までにもどっぷりと漬かった音楽」と語っています。
マルチパック 20Pブックレット 
*先行発売の国内盤は各4曲の全曲演奏他が収録されたDVD2枚を含むパッケージ
です。

●ESSENTIAL CLASSICS
2CDの新シリーズ。クラシック名曲をトップ・アーティストの演奏でまとめて
収録。8月発売の第1回をご案内いたします。
トラックリストにその楽曲が使用された映画作品名が明記されたブックレット。
映画音楽などで知った音楽をお求めになる方に、分かりやすく親しみやすい
パッケージとしてお奨めです。
いずれも ブリリアント・ボックス 8Pブックレット
詳細は当店HPにございます。
http://www.ne.jp/asahi/goodies/home/cj0908e.html

CZS-6954452 2枚組 \1450
ベートーヴェン

CZS-6954522 2枚組 \1450
ギター

CZS-6954572 2枚組 \1450
モーツァルト

CZS-6954242 2枚組 \1450
バッハ

CZS-6954292 2枚組 \1450
バロック



<EMI FRANCE>
●LIMITED CHRISTMAS BOXSET
フランスEMIの年末恒例のボックス・セットのご案内です。ビッグ・スターの
オリジナル・アルバムをまとめたセットを、お手ごろな価格でご案内いたしま
す。

CZS-2295072 3枚組 \2700
カラス/DIVINA+DIVINA 2+DIVINA 3(限定盤)
LA DIVINA(CDC-7547022)
プッチーニ:ある晴れた日に(蝶々夫人)/ ビゼー:ハバネラ(カルメン)/ 
カタラーニ:さようなら、ふるさとの家よ(ワリー)/ロッシーニ:今の歌声は
(セビリャの理髪師)/ ベッリーニ:清らかな女神よ(ノルマ) 他 全16曲
LA DIVINA 2(CDC-5550162 廃盤)
グルック:あの世の神々よ(アルチェステ)/ ビゼー:ジプシーの歌(カルメン)
ヴェルディ:エルナーニよ、一緒に逃げて(エルナーニ)/ プッチーニ:柔らかな
レースの中で(マノン・レスコー)/ ヴェルディ:勝ちて帰れ(アイーダ)
他 全16曲
LA DIVINA 3(CDC-5552162)
ジョルダーノ:亡くなった母を(アンドレア・シェニア)/スポンティーニ:ああ、
不幸な人々を守護する女神(ヴェスタの巫女)/マスネ:さようなら、わたしたち
の小さなテーブルよ(マノン) 他 全14曲
マリア・カラス(ソプラノ)

VBS-2295032 2枚組 \1980
フィリップ・ジャルスキー/ヴィヴァルディ:
オペラ・アリア集+カンタータ集(限定盤)
ヒーローズ (ヴィヴァルディ オペラ・アリア集)(VC-3634142)
「狂乱を装ったオルランド」より"Se in ogri guardo"
「ジュスティーノ」より ”私のいとしい人を眺めよう”
「離宮のオットー大帝」より"Frema pur, si lagni Roma"
「オリュンピアス」より"Mentre dormi amor fomenti" 他 全13曲
ヴィヴァルディ カンタータ集(VC-5457212)
コントラルトと通奏低音のためのカンタータ
Alla caccia dell'alme e de' cori RV670
Care selve, amici prati RV671
Perfidissiomo cor! Iniquo fato! RV674
Pianti, sospiri e dimandar mercede RV676
Qual per ignoto calle RV677
フィリップ・ジャルスキー(カウンター・テナー)

CZS-3707292 2枚組 \1980
ナイジェル・ケネディ/バッハ:協奏曲集+ヴィヴァルディ:四季(限定盤)
バッハ:協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲 イ短調BWV1041 / ホ長調BWV1042
2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調BWV1043 
w/スタブラーヴァ(ヴァイオリン)
ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ニ短調BWV1060 
w/マイヤー(オーボエ)
2声のインヴェンションより3曲 w/ハレル(チェロ)
ヴィヴァルディ:四季 他(CDC-5576482)
協奏曲Op.3-8 イ短調
協奏曲「四季」(4曲)
2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ長調RV511 
w/スタブラーヴァ(ヴァイオリン)
以上 w/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ナイジェル・ケネディ(ヴァイオリン)

VBS-2295102 3枚組 \2700
ヴィラゾン/イタリア・オペラ・アリア集+フランス・オペラ・アリア集
+オペア・アリア集(限定盤)
イタリア・オペラ・アリア集(VC-5456262)
チレア:フェデリーコの嘆き(アルルの女)/ドニゼッティ:マルチェッロのアリア
(アルバ公爵)/ なんと美しいんだ(愛の妙薬)/ 人知れぬ涙(愛の妙薬)/
祖先の墓に別れを告げよう(ランメルモールのルチア) 他 全15曲
フランス・オペラ・アリア集(VC-5457192)
マスネ:おお、父なる主よ!(ル・シッド)/目を閉じれば(マノン)/言われた通り
…旅から息子が(ウェルテル)/ グノー:恋よ!恋…昇れ、太陽よ!(ロメオと
ジュリエット)/ 心地よい泉よ(ポリュークト) 他 全15曲
オペラ・アリア集(VC-3447012)
オッフェンバック:昔、アイゼナッハの宮廷に(ホフマン物語)/さあ!勇気と自
身をもって(ホフマン物語)/プッチーニ:妙なる調和(トスカ)/マスカーニ:お母
さん、あの酒は強いね(カヴァレリア・ルスティカーナ) 他 全15曲
ロランド・ヴィラゾン(テナー)




●ANALEKTA the finest Canadian musicians
ANALEKTA 2 9955 \2080
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番、第2番
児玉麻里(pf)
ケント・ナガノ指揮、ベルリン・ドイツ交響楽団

ANALEKTA 2 9944 \2080
陳銀淑(チン・ウンスク):ヴァイオリン協奏曲
ヴィヴィアン・ハグナー(Vln)
ケント・ナガノ指揮、モントリオール交響楽団

ANALEKTA 2 9947 \2080
ベートーヴェン:交響曲第7番、第8番
ブルーノ・ヴァイル指揮、ターフェルムジーク・バロック管弦楽団
ボーナスDVD付

ANALEKTA 2 9834 \2080
モーツァルト:交響曲第40番、第41番
ブルーノ・ヴァイル指揮、ターフェルムジーク・バロック管弦楽団

ANALEKTA 2 9831 \2080
ベートーヴェン:交響曲第5番、第6番
ブルーノ・ヴァイル指揮、ターフェルムジーク・バロック管弦楽団

ANALEKTA 2 9835 \2080
ヴィヴァルディ:調和の霊感 Op.3
ターフェルムジーク・バロック管弦楽団
ボーナスDVD付

ANALEKTA 2 9811 \2080
バロック・フェスティバル -バロック名曲集
ヘンデル:オラトリオ「ソロモン」から「サバの女王」、ハープ協奏曲
パーセル:アブデラザール組曲
ヴィヴァルディ:2本のチェロのための協奏曲RV.531
J.S.バッハ:カンタータ第42番「この同じ安息日の夕べ」より
ロカッテリ:合奏協奏曲Op.1-8
マルチェロ:チェンバロ協奏曲
ヴィヴァルディ:調和の幻想Op.3-8
ターフェルムジーク・バロック管弦楽団

ANALEKTA 2 9760 \2080
Plaisirs Baroques -バロック名曲集
テレマン:ドン・キホーテのブルレスケより
ヘンデル:「アルチーナ」より、「アグリッピーナ」より
J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番より、コーヒーカンタータより
マルチェロ:チェンバロ協奏曲より
テレマン:アルスター序曲
ヴィヴァルディ:スターバト・マーテルより
D.スカルラッティ:サルヴェレジナより
ヴィヴァルディ:2本のヴァイオリンのための協奏曲Op.3より
ターフェルムジーク・バロック管弦楽団

ANALEKTA 2 9815 \2080
Concerti Virtuosi -バロック協奏曲集
ターフェルムジーク・バロック管弦楽団
ヴィヴァルディ:2つのオーボエのための協奏曲RV.536
レーオ:チェロ協奏曲
J.S.バッハ:オーボエ協奏曲
ロカテッリ:合奏協奏曲Op.1-5
ファッシュ:2つのオーボエのための協奏曲
ヘンデル:合奏協奏曲Op.6-4
ヴィヴァルディ:協奏曲集「調和の霊感」Op.3-4

ANALEKTA 2 9813 \2080
イタリアの作曲家によるオラトリオ集
マシュー・ホワイト(C-T)
ターフェルムジーク・バロック管弦楽団
ゼレンカ:「カルヴァリオの丘のイエス」より
ヴィヴァルディ:協奏曲RV114、ヴィヴァルディ:勝利のユディータより
A.スカルラッティ:殺人の始まりより
カルダーラ:イエス・キリストの受難より

ANALEKTA 2 3134 \2080
J.S.バッハ:管弦楽組曲第1番、第3番、第4番
ターフェルムジーク・バロック管弦楽団

ANALEKTA 2 3171 \2080
ヴィヴァルディ:スターバト・マーテル
スカルラッティ:サルヴェ・レジナ
ヴィヴァルディ:シンフォニアRV149、弦楽のためのシンフォニアRV158
エイヴィソン:協奏曲第7番
マリー=ニコル・ルミュー(Alt)
ターフェルムジーク・バロック管弦楽団

ANALEKTA 2 3138 \2080
テレマン:アルスター組曲、ドン・キホーテのブルレスカ組曲
組曲「ラ・ブルス」
ターフェルムジーク・バロック管弦楽団

ANALEKTA 2 3136 \2080
J.S.バッハ:コーヒーカンタータ BWV211、農民カンタータBWV212
ターフェルムジーク・バロック管弦楽団
スージー・ル・ブラン(Sop)ニルス・ブラウン(Ten)
ブレット・ポレガト(Br)、他




●Tower Records Original CLASSICAL TREASURES(EMI)VOL.2
QIAG 50031 2枚組 \2300
現代日本チェロ名曲大系・1
矢代秋雄:チェロ協奏曲
堀悦子:ティンパニ、チェロとオーケストラの為の協奏曲
芥川也寸志:チェロとオーケストラの為のコンチェルト・オスティナート
広瀬量平:チェロ協奏曲“悲”(トリステ)
尾高尚忠:チェロ協奏曲 作品20
岩崎洸(Vc)
若杉弘指揮、読売日本交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、他

QIAG 50033 2枚組 \2300
現代日本チェロ名曲大系・2
石桁眞禮生:チェロソナタ第2番
間宮芳生:無伴奏チェロソナタ
入野義朗:独奏チェロのための三楽章
黛敏郎:無伴奏チェロのための“BUNRAKU”
平吉毅州:無伴奏のための“エピタフ”
下山一二三:チェロとピアノのためのダイアローグ
湯浅譲二:チェロとピアノのためのプロジェクション
松下真一:無伴奏チェロのための“動標”第2番
松平頼暁:チェロとピアノのためのコ・アクション I、II
石井眞木:螺旋II番-チェロ独奏のための-
岩崎洸(Vc)岩崎淑、高橋アキ(pf)

QIAG 50035 3枚組 \3200
高橋アキの世界
武満徹:遮られない休息、ピアノ・ディスタンス
湯浅譲二:内触覚的宇宙、オン・ザ・キーボード
佐藤慶次郎:ピアノのためのカリグラフィー
松平頼暁:ピアニストのためのアルロトロピー
水野修孝:韻-ピアノのための-
一柳慧:ピアノ・メディア
石井眞木:ピアニストのためのアフォリスメン II
三枝成章: Vn(Pn)a ∋ Po
近藤譲:エアー I-トランペットを伴う増幅されたピアノのための-
高橋悠治:メアンデル
ウェーベルン:ピアノのための変奏曲
ブーレーズ:ピアノソナタ第1番
ベリオ:セクエンツァ IV
クセナキス:ヘルマ
メシアン:音価と強度のモード
シュトックハウゼン:ピアノ曲 XI
ブゾッティ:D.チュードアのためのピアノ小品第3番
ケージ:ウィンター・ミュージック
高橋アキ(pf、他)祖堅方正(Trp)

QIAG 50038 \1000
シェーンベルク:
弦楽六重奏曲 作品4 「浄夜」
弦楽四重奏曲第2番 作品10
巖本真理弦楽四重奏団、他

QIAG 50039 \1000
テレマン:6つのソナタ 作品2
ミシェル・デボスト、ジェームズ・ゴールウェイ(Flu)、他

QIAG 50040 2枚組 \2000
コロンブス時代の音楽
アロンソ・デ・モンデハル:めでたしわれらが王
フランシスコ・デ・ペニャロサ:玄関と祭壇の間で、マニフィカト
作者不詳:天も地も嘆き悲しんだ、教え賜え 何故十字架に死すかを、
ディンディリン ディンディリン、もし暗闇が濃いのなら
マルティン・デ・リバフレシャ:わが愛する方の声が
ペドロ・デ・エスコバル:カナンの女が叫びぬ、船頭さん私を向こう岸に渡して
アロンソ・ペレス・デ・アルバ:スターバト・マーテル
フアン・デル・エンシーナ:幸せ薄き哀れなスペイン、取り替えた方がいい、
クック クック、今日は大いに食べて飲もう
ルーチャス:狩りに、いざ、狩りに
フアン・デ・ウレーデ:こんな苦痛はなかった
フランシスコ・デ・ミリャン:ああ、甘く切ない思い出
フランシスコ・アロンソ:ラ・トリコテア
エルナンド・デ・フランコ:天上の女王
フアン・デ・リエーナス:めでたし女王
クリストバル・デ・モラレス:
天にましますわれらの父よ、主よわれを大切にしたまえ、マニフィカト
エルナンド・デ・フランコ:
われを思い出したまえ、ああ聖母よ 慕われし神の母
アロンソ・ロボ:おお主よ、何と心地よきことか
フランシスコ・ゲレーロ:めでたし、いと聖なる乙女
フアン・グティエレス・デ・パディーリャ:貫きたまえ、いと優しき主イエスよ
ペドロ・デ・エスコバル:めでたし女王
ザ・ヒリヤード・アンサンブル




<MEMBRAN-DOCUMENTS>
MEMBRAN 232694 2枚組 \1350
ヘンデル:歌劇「メディア王ソザルメ」
アルフレッド・デラー (Sosarme)
ウィリアム・ハーバート(Heliate)
ナンシー・エヴァンス(Erenice)
マーガレット・リッチー(Elmira)
ジョン・ケンティシュ(Argone)
ヘレン・ワッツ(Melo)
アントニー・ルイス指揮
聖チェチーリア管弦楽団  1954年

MEMBRAN 220761 4枚組 \2080
ドヴォルザーク/ポートレート
CD1:
劇的序曲(録音1997年)序曲「謝肉祭」(録音1999年)
オンドレイ・クカル指揮 プラハ放送響
交響詩「英雄の歌」(録音1997年)
ヴラディーミル・ヴァーレク指揮 プラハ放送響
チェコ組曲(録音2001年)
ケリー・ストラットン指揮 プラハ放送響
CD2:
ピアノ五重奏曲 イ長調 op.81
マーティン・カシク(P) スタミオ四重奏団(録音1997年)
ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調 op.21
クーベリック・トリオ (録音1997年)
CD3:
ピアノ三重奏曲第4番 ホ短調「ドゥムキー」 op.90
イヴァン・クランスキー(P)シェネク・パヴリク(Vn)
マレク・イェリエ(VC)
チェロ協奏曲 ロ短調 op.104(録音1990年)
ミハル・カニュカ(VC)
ヴラディーミル・ヴァーレク指揮 プラハ放送響
CD4:
スラヴ狂詩曲 op.45-第1番、第2番(録音1995年)
スラヴ舞曲 op.46(録音1999年)
ヴラディーミル・ヴァーレク指揮 プラハ放送響

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

09-07 No.3-1

2009年07月06日 19時14分23秒 | Weblog
<Piano 21>
P21 022-A \2300
リスト:ハンガリー幻想曲S.123
リスト(チャイコフスキー編):ハンガリア協奏曲S.714(世界初録音)
シューベルト(リスト編):さすらい人幻想曲
シプリアン・カツァリス(ピアノ)、
ユージン・オーマンディ(指揮)、フィラデルフィア管弦楽団
1981年10月、ユージン・オーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団とレコーディ
ングに臨んだ当時30歳のカツァリス。
リストが最晩年に遺した草稿を弟子のソフィー・メンターが補筆、チャイコフ
スキーがオーケストレーションを加えることにより完成となったリスト"3番目"
の協奏曲「ハンガリア協奏曲」は、このカツァリス&オーマンディの演奏が世
界初録音。
自身の「ハンガリー狂詩曲第14番」を題材とした「ハンガリー幻想曲」、2008
年の来日公演(兵庫公演)でも演奏された十八番「さすらい人幻想曲」など、収
録3作品の聴き応えと衝撃度の大きさは超特大!
そして忘れてはならないのは、オーマンディ&フィラデルフィア管の存在。ゴ
ージャスでブリリアントでリッチなサウンドと、カツァリスの超絶技巧の相乗
効果にもはやノックアウト寸前。
この「リスト」は、かつてEMIからLP、CDとしてリリースされたものの再び入手
が難しい状況となっていただけに、カツァリス自身のレーベル"Piano 21"から
の復刻盤の価値はさらに高まることになるだろう。
1981年10月12日-13日、フィラデルフィアでの録音。




<Melodiya>
MELCD 1001609 \1880
ショスタコーヴィチ:ヴォーカル・コレクション ――
ミケランジェロの詩による組曲Op.145/劇音楽《リア王》より コーディリア
のバラード、道化の歌/自作全集への序文とその序文についての短い考察
Op.123/雑誌「クロコディール」(1965年第24号)の詩による5つのロマンス
op.121/レビャートキン大尉の4つの詩Op.146
エフゲニー・ネステレンコ(バス)、エフゲニー・シェンデロヴィチ(ピアノ)
1970年第4巻チャイコフスキー国際コンクールの声楽部門で第1位を勝ち取った
不世出の名バス歌手、エフゲニー・ネステレンコが歌うショスタコーヴィチの
秘曲集が新生メロディアから復刻に!
ネステレンコは「Op.145」や「Op.123」、「Op.121」、「Op.146」の初演を任
されるなど、ショスタコーヴィチから全幅の信頼を寄せられたショスタコーヴィ
チ歌曲のスペシャリスト。
このネステレンコとシェンデロヴィチとの強力デュオによるショスタコーヴィ
チは、作曲者が意図した作品本来の姿を伝える意義深い録音なのである。
1975年&1976年の録音。ディジパック仕様。

MELCD 1001608 2枚組 \3760
ダルゴムイシスキー:歌劇《石の客》
ウラディミール・アトラントフ(テノール)、
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(バス)、
タマーラ・ミラシュキナ(ソプラノ)、
ウラディミール・ヴァライティス(バリトン)、
タマーラ・シニャフスカヤ(メゾ・ソプラノ)、
レフ・ヴェルニゴラ(バリトン)、ヴィタリー・ヴラソフ(テノール)、
ヴィタリー・ナルトフ(バリトン)、ウラディミール・フィリッポフ(バス)、
マルク・エルムレル(指揮)、ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
1833年に出会ったグリンカと共に、ロシア国民オペラを確立させた19世紀ロシ
アの作曲家アレクサンドル・ダルゴムイシスキー(1813-1869)。
3幕のオペラ「石の客」は、プーシキンの戯曲を題材としたダルゴムイシスキー
の代表作にして最後の作品。キュイとリムスキー=コルサコフの手によって補
完された「石の客」は、次世代のムソルグスキー、その後のロシア国民オペラ
に影響を与えている。
キャストも、テノールのアトラントフやバスのヴェデルニコフなど、エルムレ
ル時代のボリショイ・オペラのスターたちが名を連ねるなどかなり強力。
1977年の録音。ディジパック仕様。





<PentaTone>
PTC 5186 331(SACD-Hybrid) \2850
ショスタコーヴィチ:
交響曲第15番イ長調Op.141/劇音楽《ハムレット》Op.32からのセレクション
ミハイル・プレトニョフ(指揮)、
ロシア・ナショナル管弦楽団
ユロフスキ、ベルグルンド、クライツベルクといった錚々たる顔ぶれが登壇し
てきた指揮台には、第2弾の「交響曲第11番」(PTC 5186 076)に続き、ロシア・
ナショナル管の創設者にして現芸術監督プレトニョフが再び登る!
10種類以上もの打楽器パート、ロッシーニやワーグナーの音楽や自身の作品か
らの引用、独自の十二音技法の使用など、衰え知らずの刺激的な作風を持つショ
スタコーヴィチ最後の交響曲「第15番」。
特に終楽章で広がる恐ろしいまでの緊迫感と静寂は、ショスタコーヴィチの音
楽を知り尽くしたロシアの名コンビだからこそ。ロシア・ナショナル管の全て
を掌握するプレトニョフのタクトが、ショスタコーヴィチ最晩年の大作の神髄
に深く切り込む。

PTC 5186 082(SACD-Hybrid) \2850
ドヴォルザーク:
交響曲第7番ニ短調Op.70/交響詩《金の紡ぎ車》Op.109
世界中で好レビューを連発しているチクルスの第4弾では、第9番&第8番に勝る
とも劣らぬドヴォルザークの傑作「交響曲第7番」が登場!
ブラームスの「交響曲第3番」に感化されたドヴォルザークが1885年に完成させ、
ドイツの香りも漂わせる「交響曲第7番」の演奏には、クライツベルクと盟友オ
ランダ・フィルの揺るぎない信頼関係、両者が過ごす充実の時を聴き取ることが
できるだろう!

PTC 5186 054(SACD-Hybrid) \2850
ゲッティ:
ソプラノのための歌曲集《ホワイト・エレクション》-エミリー・ディキンソ
ンの詩による
リサ・デラン(ソプラノ)、フリッツ・シュタイネッガー(ピアノ)
20世紀アメリカの石油王ポール・ゲッティの息子にして、ゲッティ・オイルの
相続者でもあったゴードン・ゲッティ(1933-)。
音楽にも才能を発揮するゲッティの「ホワイト・エレクション」は、19世紀ア
メリカの詩人エミリー・ディキンソンの32の詩を題材としたソプラノのための
連作歌曲集である。ゲッティの音楽的才能と情熱、侮るべからず。

PTC 5186 179(SACD-Hybrid) 2枚組(1枚価格) \2850
ハイドン:ピアノ三重奏曲集 ――
ピアノ三重奏曲第2番ヘ長調Hob.XV-2/同第8番変ロ長調Op.41-3,Hob.XV-8/
同第6番ヘ長調Op.41-1,Hob.XV-6/同第5番ト長調Hob.XV-5/同第10番変ホ長調
Op.42-3,Hob.XV-10/同第7番ニ長調Op.41-2,Hob.XV-7/同第9番イ長調Op.42-2,
Hob.XV-9/同第12番ホ短調Op.57-2,Hob.XV-12/同第11番変ホ長調Op.57-1,
Hob.XV-11
ボザール・トリオ〔メナヘム・プレスラー(ピアノ)、イシドア・コーエン(ヴァ
イオリン)、バーナード・グリーンハウス(チェロ)〕
1970年代にフィリップスが生み出したクァドラフォニック(4チャンネル)録音を
SACDフォーマットにリマスタリングしたペンタトーンの"RQR"シリーズ。
2008年9月のルツェルン音楽祭を最後に惜しまれつつも活動の幕を閉じたボザー
ル・トリオ。そのボザール・トリオがフィリップスに遺したハイドンの記念碑
的名演から9曲が、作曲者没後200年記念として"RQR"シリーズで復活。
1976年5月の録音。

PTC 5186 176(SACD-Hybrid) \2850
ベートーヴェン:
弦楽四重奏曲第8番ホ短調Op.59-2《ラズモフスキー第2番》
同第9番ハ長調Op.59-3《ラズモフスキー第3番》
イタリア四重奏団〔パオロ・ボルチャーニ(ヴァイオリン)、エリサ・ペグレッ
フィ(ヴァイオリン)、ピエロ・ファルッリ(ヴィオラ)、フランコ・ロッシ(チェ
ロ)〕
1970年代にフィリップスが生み出したクァドラフォニック(4チャンネル)録音を
SACDフォーマットにリマスタリングしたペンタトーンの"RQR"シリーズ。
イタリア四重奏団(1945年-1980年)が、1960年代後半から1970年代中期にかけて
完成させたベートーヴェンの「弦楽四重奏曲全集」からの復刻第2弾。
1973年12月の録音。




<Passacaille>
Passacaille 946 \2300
愛の戦い ――
パーセル:御身たち2千の神格、踊りましょう、美しい島
ヘンデル:愛の戦から逃れよ
ドーニ:アルカンジェロのトッカータ
フェラーリ:もう死んでしまいたい
モンテヴェルディ:甘美な光で、かくも甘い苦悩
カッチーニ:
おお,なんと幸せな日!、切ないため息、La bella man vi stringo
パオロ:ラ・クラウディアーナ
ロッシ:Tra pellegrine piante
レグレンツィ:嫉妬
ノルコンベ:トレジャンのグラウンド
パーセル:アナクレオン・ディフィート
ヘンデル:涙の流れるままに
パーセル:男は女のためにある
ゲオルク・ニグル(バリトン)、ルカ・ピアンカ(リュート&バロック・ギター)、
ヴィットリオ・ギエルミ(バス・ヴィオール)
かつてウィーン少年合唱団史上屈指のボーイソプラノ・ソリストとして絶大な
人気を博したゲオルク・ニグル(1973-)。
ウィーン少年合唱団を"卒業"してからもソリストとしてめきめきと頭角を現す
など、本格的なバリトン歌手へと進化を遂げたニグルが歌うのは、「愛の戦い」
と題されたパーセルやヘンデルなど16世紀-17世紀のアリア集。
バレンボイムやアーノンクール、ヤーコプス、サヴァール、D・ガッティ、ボー
ダーなど、名指揮者たちを惚れさせた歌声は本物。ピアンカとギエルミの儚く
も美しい絶妙の伴奏が、ニグルの歌声の魅力を最大限に引き出している。

Passacaille 953 \2300
ハイドン:協奏曲集 ――
チェンバロ協奏曲ニ長調Hob.XVIII-2
ヴァイオリン協奏曲第4番ト長調Hob.VIIa-4
ヴァイオリンとオルガンのための協奏曲ヘ長調Hob.XVIII-6
オルガン協奏曲ハ長調Hob.XVIII-10
ステファノ・バルネスキ(ヴァイオリン)、ロレンツォ・ギエルミ(オルガン)、
ラ・ディヴィーナ・アルモニア
ディアパゾン賞の受賞などヘンデルの"オルガン協奏曲集"(Passacaille 944)で
大成功を収めたロレンツォ・ギエルミとラ・ディヴィーナ・アルモニア。
2008年6月に収録されたハイドンの協奏曲集では、名匠ギエルミとイル・ジャル
ディーノ・アルモニコの主要メンバーでもあるバルネスキの見事なソロが眩く
光る。
両者のソロに高いレベルで応えるラ・ディヴィーナ・アルモニアの洗練された
響きも絶品の一言。録音も優秀です。

Passacaille 954 2枚組 \4600
J・S・バッハ:
18のライプツィヒ・コラールBWV.651-668
トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV.564
ロレンツォ・ギエルミ(オルガン)
ロレンツォ・ギエルミ。1985年から1991年までイル・ジャルディーノ・アルモ
ニコのチェンバロ奏者を務め、現在はミラノのサン・シンプリチャーノ教会の
オルガニスト、ミラノ国際音楽アカデミーの指導者、バーゼル・スコラ・カン
トルムのオルガン科教授として広く活躍するイタリアを代表するオルガニスト
であり教会音楽の権威である。
ギエルミがサン・シンプリチャーノ教会のアーレント・オルガンで奏でる大バ
ッハの「ライプツィヒ・コラール」は、暗闇に差し込む光の如き神々しさを感
じさせてくれる。

Passacaille 950 \2300
コンラート・パウマンと15世紀ドイツのキーボード・スクール - ブクスハイム
とロハマーの写本より
ギジェルモ・ペレス(オルガネット&ディレクター)、タスト・ソロ
15世紀ドイツが生んだ盲目のオルガニスト、コンラート・パウマン(c.1410-1473)
の「ブクスハイム・オルガン曲集」と「ロマハー歌曲集」からのハイライトに
よるプログラム。
古楽の本場ベルギーで認められたスペインの古楽演奏団体タスト・ソロが、オ
ルガネット、ゴシック・オルガン、ゴシック・ハープ、クラヴィシンバルムな
どの古楽器を通じて15世紀ドイツの鍵盤音楽を現代に甦らせる。




<Dapheneo>
Dapheneo A510 \2300
デュクルック:アルト・サクソフォンとピアノのための作品集 ――
8つのフランスの小品/叙情的な歌/叙情的な歌第3番/叙情的な歌第5番/月下
の星/サックス=ヴォリュビル/セルメラ=サックス/ダイナの哀訴/レッド
・サックス/ジャズ・トッカータ/憂鬱/ゴールデン・サックス
ジャン=ピエール・バラグリオリ(サクソフォン)、
フロレスタン・ブタン(ピアノ)
フランスが世界に誇る吹奏楽の超名門、ギャルド・レピュブリケーヌ管弦楽団
のソロ・サクソフォン奏者ジャン=ピエール・バラグリオリのソロ・アルバム!
ギャルドのサクソフォン・セクションの顔でもあるバラグリオリは、パリ音楽
院ではサクソフォンと室内楽の1等賞を獲得、またメニューイン財団賞を授与さ
れるなど、サクソフォン大国フランスの中でも際立った存在感を放つ名手であ
る。バラグリオリが吹くフェルナンド・デュクルック(1896-1954)はフランスと
アメリカで活躍した女流作曲家、オルガニスト。管楽器のためのメロディアス
な作品は当時の楽団員たちによって演奏されるなど、パリ・ギャルドとの縁も
深い。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

09-07 No.3-2

2009年07月06日 19時13分56秒 | Weblog
<ABC Classics>
ABC 476 192-8 \2250
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番ヘ長調Op.103《エジプト風》
ダンディ:フランスの山人の歌による交響曲Op.25
フランク:交響詩《魔神》Op.45
ダンカン・ギフォード(オーストラリア)、
セバスティアン・ラング=レッシング(指揮)、タスマニア交響楽団
オーストラリア、ロシア、スペインで研鑽を積んだダンカン・ギフォードは、
2000年のマリア・カラス・グランプリ優勝、1998年のホセ・イトゥルビ国際ピ
アノ・コンクール優勝など数々の栄誉に輝いてきたオーストラリアのピアニス
ト。サン=サーンスの「ピアノ協奏曲第5番」に、近年評価急上昇中のフランス
人作曲家ダンディ、ベルギー生まれのフランス国民音楽協会創設者フランクの
協奏的作品を加えたプログラムはセンス抜群。ラング=レッシング、タスマニ
ア響のサポートを受けたギフォードのパフォーマンスもグッド!
2002年8月27日-30日の録音。

ABC 472 151-2 \2250
ヘンデル:アリア集 ――
《セメレ》HWV.58より あなたが歩けば/《セルセ》HWV.40より 愛するすずか
けの木の、オンブラ・マイ・フ/《聖チェチーリアの頌歌》HWV.76より The
trumpet's loud clangor/《メサイア》HWV.56より 慰めよ慰めよ私の民よ、
すべての谷は高められ/《エステル》HWV.50bより あなたのハープの調べを
/《サムソン》HWV.57より 完全な日蝕だ!/《時の悟りと勝利》HWV.46aより
棘には手を触れずに、バラを摘みなさい/《タメルラーノ》HWV.18より 天地
は怒りで身を固めよ、Su la sponda del pigro/《エイシスとガラテア》
HWV.49bより あのひとの眼の中で愛は密かに戯れ/《アタリア》HWV.52より
Gentle airs, melodious strains/《アタランタ》HWV.35より いとしい森よ
/《イェフタ》HWV.70より 天の使いよ高きところに彼女を導け、静かな賛美
/《ユダス・マカベウス》HWV.63より ラッパを鳴らせ
デイヴィッド・ホブソン(テノール)、
アントニー・ウォーカー(指揮)、カンティレイション、
シンフォニア・オーストラリス
オーストラリアの歌劇場を中心に活躍中のテノール歌手、デイヴィッド・ホブ
ソンの"ABC Classics"デビュー盤となったヘンデルのアリア集。
ホブソンの叙情的で明るく感情豊かな歌声とウォーカー&カンティレイション
によるヘンデルは、2002年の初回リリース時にオーストラリアで大ヒットを記
録するなど実績十分。2001年7月25日-8月2日の録音。

ABC 476 2601 2枚組 \3380
マルタン:ピアノ作品全集 ――
8つの前奏曲/エスキス/月の光/リズミカルな練習曲/ギター/フラメンコの
リズムによる幻想曲/フォクストロットと序曲*/時の光彩のパヴァーヌ*/月
の光(4手連弾版)*/2つのやさしい小品*/2台ピアノのための練習曲*
ジュリア・アダム(ピアノ)、クリスティーン・ローガン(ピアノ)*
ジュリア・アダムは、ルイス・ケントナー、ゲザ・アンダから薫陶を受け、マ
ルタンのピアノ作品の解釈者としても評価の高いハンガリー出身オーストラリ
ア在住の女流ピアニスト。
名ピアニストたちに鍛え上げられたアダムのピアノが、マルタン独特の音楽語
法を丁寧に解読していく。オーストラリアのピアニスト、クリスティーン・ロ
ーガンとのデュオによる2台ピアノ、4手連弾のカップリングも嬉しい。
2003年8月-11月の録音。

ABC 476 7632 3枚組 \4500
グーセンス:管弦楽作品集 ――
CD-1
交響曲第1番Op.58/オーボエ協奏曲Op.45/タモ・シャンターp.17a/
演奏会用小品Op.65(世界初録音)
CD-2
交響曲第2番Op.62(世界初録音)/弦楽のための小協奏曲Op.47(世界初録音)/
木管楽器のための幻想曲Op.36
CD-3
ディヴェルティスマンOp.66/中国民謡の主題による変奏曲Op.1/永遠のリズム
Op.5(世界初録音)/カレイドスコープOp.18
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)、
西オーストラリア交響楽団(CD-1)、シドニー交響楽団(CD-2)、
メルボルン交響楽団(CD-3)
作曲家、指揮者として20世紀の英国と豪州の架け橋としての役割も果たしたユ
ージン・グーセンス(1893-1962)。
英国の名匠ハンドリーと、グーセンスが晩年を過ごしたオーストラリアのトッ
プ・オーケストラ3団体の英豪共演による「管弦楽曲集」は、グーセンスの音楽
を再評価へと導いた重要な録音である。1993年-1996年の録音。




<Audiomax>
703 1179-2 \2300
アラベスク ――
ドビュッシー:2つのアラベスク
シャイト:カンツォーナ・ガリカ、カンツォーナ・ベルジカ
ブロイン:古い組曲より
グリーグ:ホルベルク組曲
クープラン:恋するうぐいす
ジェズアルド:恋人たちよ、私のため息よ, 急ぎ飛んでいけ
デュボワ:トッカータ
J・S・バッハ:イエス、わが喜び
クインテセンツ
クインテセンツは、ゲヴァントハウス管、MDR響、ロストック北ドイツ・フィル、
のフルーティスト5人によって結成されたライプツィヒのフルート五重奏団。
アンサンブル・アレンジでよく知られているドビュッシーやシャイトから、バッ
ハのコラールやジェズアルドのマドリガーレなどを"フルートのみ"で取り上げる。
2002年6月13日-15日の録音。

902 1336-6(SACD-Hybrid) \2850
ア・カペラ・エクストラ ――
マルタン:二重合唱のためのミサ曲
ヴァスクス:母なる太陽
シサスク:リベラ・メ
ラウタヴァーラ:マニフィカト
シサスク:オレムス
ハラルド・ニッコル(指揮)、カルミナ・ムンディ
マルタンの名作「二重合唱のためのミサ曲」に、ラトヴィアのヴァスクス、エ
ストニアのシサスク、フィンランドのラウタヴァーラの作品をカップリングし
た無伴奏合唱作品集。
ノルトライン=ヴェストファーレンのドイツ合唱コンクール優勝などの実績を
持つカルミナ・ムンディは、ドイツのアーヘンで1983年に結成された混声合唱
団。2004年6月10日-13日の録音。

703 1284-2 \2300
愛の詩 ――
ビショップ:見よ!優しいひばりを
シューマン:予言の鳥
ルーセル:ロンサールの2つの詩
グラナドス:嘆き、またはマハとナイチンゲール
ラモー:愛の夜鳴きうぐいす
ロドリーゴ:春の小鳥
リヴィエ:やさしい鳥
ドラージュ:ひばり
ラモー:鳥のさえずり
マスグレイヴ:春の小鳥
ベルク:夜鳴きうぐいす
メシアン:もりひばり
ロドリーゴ:ファン・ラモン・ヒメネスの詩
ヘッド:鳥の歌
ボザ:山の夕暮れ
トリオ・カントライアーノ〔ブリギッテ・クレイ(ソプラノ)、エレ・グラウ
(フルート)、ギュンター・フリードリッヒ(ピアノ)〕
ソプラノ、フルート、ピアノのトリオによる"鳥"にまつわる歌曲集。時代も国
も作風も違う13人の作曲家たちによる作品が"鳥"という共通のテーマによって
1つにまとまるのだから面白い。2004年4月15日-17日の録音。

703 1244-2 \2300
ベルリオーズ:ロマンス集 ――
囚われの女/オフェリアの死/朝/漁師/美しい旅人/《キリストの幼時》
Op.25より 2本のフルートとハープのための三重奏曲/ハープの起源/最初の
激情/ロマンス/Lise chantait dans la prairie/Faut l'oublier/Que
d'etablissement/ブルターニュの若い羊飼い/君はかの人を愛して/ザイード
カロラ・ゾンネ=ベックラー(ソプラノ)、トーマス・ミュラー=ぺリング(ギタ
ー)、ワリー・ハーゼ(フルート)、アンネッテ・ハーティグ(ソプラノ)、エリザ
ベート・アネットセーダー(ハープ)、マティアス・ガリア(ヴィオラ)
ワイマール・リスト音楽院の教授であり、古楽、オラトリオ、現代音楽など様々
な時代の歌曲をレパートリーとしているドイツのソプラノ、カロラ・ゾンネ=
ベックラーのベルリオーズ・アルバム。ピアノ伴奏ではなく、ギターやハープ
の調べによる伴奏も叙情性豊かで味わいがある。2003年10月3日-5日の録音。




<Lyrita>(Lyritaはレーベル・オフィシャルのCD-R仕様です)
REAM.1107 \2180
ロースソーン:バガテル集、ソナチナ、4つのロマン風小品
スティーヴンス:
5つのインヴェンションOp.14、バラードOp.17、ジル・ファーナビーの夢による
幻想曲Op.22、1楽章のソナタOp.25
ジェイムズ・ギブ(ピアノ)
ほぼ同時代を生きたアラン・ロースソーン(1905-1971)とバーナード・スティー
ヴンス(1916-1983)のピアノ作品集。
1930年に訪れたポーランドではあのエゴン・ペトリにピアノを学んだロースソ
ーン。キャリアの中期に作曲されたピアノ作品には、20世紀イギリスの作曲家
たちの主流派とは一線を画した独特の香りが漂う。
1958年-1959年の録音(MONO/ADD)。

SRCD.2309 2枚組 \4360
イギリス歌曲のアンソロジー1530-1790 ――
エドワーズ:不平を言う時の悲しみ
バード:美しいブリテン島、清らかなる東の空より
ダウランド:
もし罪人の溜め息が、おいで, さあかわいい人、去れ夜ごとの悩みよ
ギボンズ:ああ、恋しい人
ウィルソン:陽気な5月に
ヒルトン:父なる神への讃歌
パーセル:
我はあらゆる方法を試みぬ、おお孤独よ、クロリスに/この詩人は、目は疲れ
果て、恐ろしいしかけ
ストレース:子守歌/他
ウェンディ・イーソーン(ソプラノ)、ノーマ・バロウズ(ソプラノ)、
チャールズ・ブレット(カウンターテナー)、ニール・ジェンキンス(テノール)、
フィリップ・ラングリッジ(テノール)、ベンジャミン・ラクソン(バリトン)、
ロバート・ロイド(バス・バリトン)
チューダー朝時代のリチャード・エドワーズ(1522-1566)から18世紀のスティー
ヴン・ストレース(1762-1796)まで。約250年間の英国歌曲の歴史を録音で表現
するというリリタならではの好企画。
演奏者陣にはテノールのフィリップ・ラングリッジやニール・ジェンキンス、
バリトンのベンジャミン・ラクソンといった世界的歌手たちの名前も!
1976年の録音。

SRCD.304 2枚組(1枚価格) \2180
ウッド:
弦楽四重奏曲第1番Op.4、同第2番Op.13、ホーシズOp.10、ライダー・ヴィクト
リーOp.11
レイニア:クアンタ、弦楽三重奏曲
L・バークリー:チェロとピアノのための二重奏曲Op.18-1
フリッカー:チェロ・ソナタOp.28
ダルビー:チェロとピアノのための変奏曲
マッケイブ:無伴奏チェロのためのパルティータ
ダーリントン弦楽四重奏団、エイプリム・カンテロ(ソプラノ)、
ポール・ハンバーガー(ピアノ)、ロンドン・オーボエ四重奏団、
ジュリアン・ロイド・ウェッバー(チェロ)、ジョン・マッケイブ(ピアノ)
エルガーやヴォーン=ウィリアムズ、ホルストといったイギリスの大作曲家た
ちとは対極に位置する現代的な作風を持った英国の室内楽作品集。
ヒュー・ウッド(1932-)、レノックス・バークリー(1903-1989)、ジョン・マッ
ケイブ(1939-)など、近現代の作曲家たちの作品に光りをあてるのもリリタの使
命なのである。1970年-1977年の録音。





<Syrius>
SYR 141362 \2300
パリのクリスマス ――
デュボワ:トッカータ、田園の歌/ジグー:トッカータ/ショヴェ:主の降誕、聖
日曜日の踊り/ジグー:大合唱の応答/フランク:ブルターニュの歌によるオッ
フェルトリウム/ルフェビュール=ヴェリー:牧歌/ジグー:スケルツォ/ボエ
ルマン:2つのノエルによるオッフェルトリウム、カリヨン/サン=サーンス:
ブルターニュの歌による3つのラプソディ/ギルマン:アルザスのノエル/ルシュ
セル:ポストリュード・フェスティヴァル
ヘルガ・シャウエルテ(オルガン)
質の高いオルガン作品集を数多く発表しているフランスのレーベル"シリウス
(Syrius)"のメイン・アーティスト、ヘルガ・シャウエルテが弾く降誕祭のため
のオルガン作品集。ここでは19世紀-20世初頭のフランスの作曲家による作品の
みを取り上げている。2001年2月の録音。

SYR 141361 \2300
イタリアのオルガン作品集Vol.9 -
ティナッツォーニ:ソナタ ニ短調/ガルッピ:ソナタ ト長調、同変ロ長調、
同ト長調、同ハ長調/マルチェロ:ソナタ第3番ハ長調/F・ガスパリーニ:ソナ
タ ニ短調/Q・ガスパリーニ:ソナタ ハ長調/ヴァレリ:ソナタ第2番、同第6番
-第8番/ペシェッティ:ソナタ ト長調/ベルトーニ:ソナタ ハ長調/パオルッ
チ:エレヴァツィオーネ/ヴェネツィアーノ:ソナタ変ロ長調、行進曲《海の嵐》
/パガネッリ:アリア第15番、同第18番、同第28番
カトリーヌ・トドロフスキ(オルガン)
イタリアのオルガン作品を紹介するシリーズの第9集には、バロック時代のヴェ
ネツィアで活躍した作曲家たちのオルガン・ソナタを中心に収録。サンタ・マ
リア・マッジョーレ教会(ダルダゴ)の1780年、ガエターノ・カリード製作のヒ
ストリカル・オルガンによる演奏。2000年10月の録音。

SYR 141359 \2300
ブクステフーデ:オルガン作品集Vol.3 ――
前奏曲 ト短調BuxWV.149/コラール《今ぞわが魂よ主をたたえよ》BuxWV.213
/シャコンヌ ホ短調BuxWV.160/コラール《今ぞわが魂よ主をたたえよ》
BuxWV.212/コラール《今ぞわが魂よ主をたたえよ》BuxWV.214/前奏曲
ハ長調BuxWV.136/コラール《今ぞわが魂よ主をたたえよ》BuxWV.215/トッカ
ータ ト長調BuxWV.164/テ・デウム・ラウダムスBuxWV.218/カンツォーナ
ト長調BuxWV.171/コラール《主に感謝を捧げよ、主慈しみ深きゆえに》
BuxWV.181/フーガ ト長調BuxWV.175/コラール《われ汝に感謝す、主イエス
・キリスト》BuxWV.224/カンツォーナ ニ短調BuxWV.168/コラール《汝の御
子によりてのみわれ汝に感謝す》BuxWV.195/コラール《われ汝に感謝す、いと
しき主よ》BuxWV.194/トッカータ ヘ長調BuxWV.157
ヘルガ・シャウエルテ(オルガン)
17世紀-18世紀にかけて隆盛を誇った北ドイツ・オルガン楽派の巨匠、ディート
リヒ・ブクステフーデ(1637-1707)のオルガン作品をたどるシリーズの第3集。
2001年6月の録音。




<Gala>
GL 100.639 3枚組 \3840
ポートレート・オヴ・ヴォルフガング・ヴィントガッセン ――
ミレッカー:喜歌劇《乞食学生》より/ウェーバー:歌劇《魔弾の射手》より/
ベートーヴェン:歌劇《フィデリオ》より/ダルベール:歌劇《低地地方》より
/ワーグナー:歌劇《タンホイザー》より/他
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(テノール)、
マルガレーテ・ボイマー(ソプラノ)、グレ・ブラウエンステイン(ソプラノ)、
マーガレット・ハーショー(ソプラノ)、他
20世紀ドイツのワーグナー・テノール、ヴォルフガング・ヴィントガッセンの
1940年代後半-50年代の歴史的録音集。代名詞のワーグナーだけでなく、ミレッ
カーやベートーヴェンなどの音源も収録。

GL 100.799 2枚組 \2560
R・シュトラウス:楽劇《サロメ》
モンセラート・カバリエ(ソプラノ)、アレキサンダー・ヴェリチュ(バリトン)、
ズビスワフ・ヴォズニャク(テノール)、
シルヴィオ・ヴァルヴィーソ(指揮)、バーゼル歌劇場管弦楽団&合唱団、他
モンセラート・カバリエが24歳でタイトルロール・デビューを飾った1958年1月
の「サロメ」。ロイス・マーシャルとクリステル・ゴルツが歌う「4つの最後の
歌」も併録。

GL 100.811 2枚組 \2560
プフィッツナー:歌劇《愛の花園のバラ》
ベルント・アルデンホフ(テノール)、トルーデ・アイッペルレ(ソプラノ)、
マックス・プレープストル(バス)、パウル・クーエン(テノール)、
ロベルト・ヘーガー(指揮)、他
プフィッツナーの「愛の花園のバラ」は1953年、ミュンヘンでの録音。ボーナ
ス・トラックとして、アイッペルレがエリザベートを歌うワーグナーの「タン
ホイザー」(抜粋/1949年録音)を収録。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

09-07 No.2-1

2009年07月06日 19時13分25秒 | Weblog
<WEITBLICK>
SSS0098-2 \1980
《ヨッフム&ベルリン・ドイツ響1981ブラームス・プログラムVol.2》
ブラームス:交響曲第1番
オイゲン・ヨッフム指揮
ベルリン・ドイツ響(西ベルリン放送響)
1981年6月7,8日 フィルハーモニー・ベルリン・ライヴ、ステレオ・ライヴ録音
巨匠ヨッフムがフルトヴェングラーの影響から脱却進化し、壮絶なドラマ性を
そのまま保持しつつ、宇宙的なスケールの大きさの表出に成功した絶後の名演
です。晩年に真の巨匠となったヨッフムですが、ことブラームスの第1交響曲に
関しては、最後のスタジオ録音は、ロンドンフィルでしたので、ドイツの名門
ベルリン放送交響楽団(現ベルリン・ドイツ響)との当盤は歓迎されることでしょ
う。特筆すべきは希代のオーケストラ・ビルダー、ラインスドルフが首席を務
めていた時代なので、ベルリン放送響は、トレーニングが行き届いていること
で、ティンパニなど凄い妙技を聴かせてくれます。第3楽章のクラリネット・ソ
ロなど如何にもドイツのオケらしい音色が嬉しいところです。
※英語、日本語、ドイツ語によるライナー・ノート付。




<GENUIN>
GEN 89529 \1980
「シーンズ」
コルンゴルト(1897-1957):《から騒ぎ》の劇音楽より
ヨゼフ・マルクス(1882-1964):パストラーレ
パウル・バドゥラ=スコダ(b.1927):エレジー(ピアノ独奏)
シュテファン・エッサー(b.1966):チェロ・ソナタ
フェデリコ・モンポウ(1893-1987):橋
フレデリック・ディーリアス(1862-1934):チェロ・ソナタ
ミヒャエル・シュレヒトリーム(Vc)
北野法子(Pf)
録音:2004年、2009年
実にビューティフルなチェロ・アルバムの登場です。メロディ・メーカー・コ
ルンゴルトの劇音楽《から騒ぎ》はもとは管弦楽曲ですが、ヴァイオリンとピ
アノための編曲をさらにチェロで弾いています。朗々とした旋律にチェロはぴ
ったりです。コルンゴルトとほぼ同世代のマルクスは後期ロマン派とフランス
印象主義を折衷した様式で知られますが期待に違わぬ甘美な音楽。先日リリー
スされたハイドン:ピアノ協奏曲が記憶に新しいバドゥラ=スコダの意外にも
スクリャービンばりの作品には驚かされます。モンポウの珍しいチェロ曲、
演奏機会が少ないディーリアスの名曲チェロ・ソナタと音楽通を唸らせる選曲
です。

GEN89153 \1980
「モーツァルト&プロコフィエフ:ソナタ&その他の作品集」」
モーツァルト:
ピアノ・ソナタ第5番ト長調KV.283、アダージョKV.540、ロンドKV.485、
ジーグKV574
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調Op.84
ゲザ・リュッカー(Pf)
録音:2008年10月
ゲサ・リュッカーは12才でデビューし、その後、数々の国際コンクールに入賞。
以後、精力的にソロ活動を続けている。清らかなタッチ、適切で緩みのないテ
ンポ設定など、清潔感のある音楽作りが特徴でモーツァルトのソナタではその
個性が十分生かされている。一方、プロコフィエフではタッチを様々に変えて
うねる様なドラマティックな空間を作り出す。

GEN89154 \1980
「ロシアのヴァイオリン・ソナタ」
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調Op.80
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタ ト長調Op.134
ミヒャエル・ディンネビーア(Vn)
アンゲラ=シャルロット・ビーバー(Pf)
録音:2008年
以前話題となったフランク:ヴァイオリン・ソナタ、ラヴェル:ピアノ三重奏曲
(GEN85512)のコンビ、ディンネビーアとビーバーによるロシアン・ヴァイオリ
ン・ソナタの名作2曲。ディンネビーアは1968年ドイツ生まれでソリストの他、
弦楽四重奏など室内楽の分野で幅広く活動している。ビーバーはアルフォンス
・コンタルスキ、ブッフビンダーに師事した。繊細さと豪快さを併せ持った快
演。

GEN89152 2枚組(1枚価格) \1980
メンデルスゾーンのライプツィヒ・オルガン
-オリジナル作品と編曲、即興演奏
メンデルスゾーン:オラトリオ《聖パウロ》序曲(シュメディング編)
バッハ:「私はイエスの御姿を見たい」マタイ受難曲より(R.シュナブ編)
ルドルフ・ルッツ:即興演奏(コラール前奏曲3曲)
メンデルスゾーン:前奏曲とフーガ ハ短調 Op.37-1
ガーデ:音の小品第1番 へ長調 Op.22-1
モーツァルト:幻想曲KV.608
ルドルフ・ルツ:ソナタ/他多数
ルドルフ・ルッツ(Org)
マルティン・シュメディング(Org)
録音:2008年
使用楽器:ライプツィヒ・トマス教会のバッハ・オルガン、レータ聖ゲオルク
教会のジルバーマン・オルガン、ライプツィッヒ・メッケルン復活教会のシュ
ヴァイネフライシュ・オルガン
メンデルスゾーン・イヤーに因み、メンデルスゾーンに縁のある教会のオルガ
ンで彼が弾いたであろう作品を演奏、録音したもの。バッハのマタイ受難曲ほ
か、もともとオルガン曲でないものもオルガンで演奏(ただし編曲はメンデル
スゾーンによるものではない)。




<ENSEMBLE MODERN>
EMSACD002(SACD-Hybrid) \2780
「Piu(モット)」-超絶技巧現代ファゴット作品集
(1)サーシャ・ヤンコ・ドラギチェヴィッチ:オートガミー第4版(2005/06)
-ファゴットとライヴ・エレクトロニクスのための
(2)エンノ・ポッペ:ホルツ・ソロ(1999/2005)
(3)ピエルルイジ・ビローネ:Legno. EdreIIEDRE(2003)
(4)サーシャ・ヤンコ・ドラギチェヴィッチ:pi?(もっと)(1994)
-ファゴットと電子音響のための
(5)フランク・ベドロシアン:トランスミッション(2002)
-ファゴットとライヴ・エレクトロニクスのための
ヨハネス・シュヴァルツ(Fg)
録音:2006年
ファゴット奏者のシュヴァルツは1970年生まれで2003年以降、アンサンブル・
モデルンのメンバー。ソリストとしてWDR響との共演のほか、現代音楽の紹介に
務める。作品はファゴットの機能を超えるかのような特殊奏法を多用した典型
的なヨーロッパ前衛音楽。特定の楽器のためレパートリーは卓越した奏者がい
て生まれるものだが、これまで現代のファゴット作品は少なかった。ファゴッ
トという楽器の新たな可能性が示されている。

EMCD005 \2080
ヘルマン・クレツシュマー(b.1958):
ノッツ・ピアノとその他の作品(1991-2007)
オートマットで/討論/2/4/6/5/Aのエチュード/これらの日々/ハイド
ン楽し/5つの前奏曲/9つの立方体の作品/1903年/3つの部分の小品/ノッツ
・ピアノ
ヘルマン・クレツシュマー(Pf)
アンサンブル・モデルン
録音:2000年、2006年
ピアニストで作曲家のクレツシュマーは1958年生まれでアンサンブル・モデル
ンのメンバー。キーボード奏者としてケージ、シュトックハウゼン、カーゲル、
ザッパ、クルタークらの作品を多数演奏している。彼自身の作品はピアノ、キ
ーボード、ライヴ・エレクトロニクス、アンサンブルを使ったミニマル、先鋭
的ロック、ノイズ・ミュージックに似た音楽。

EMCD006 \2080
ミヒャエル・M.カスパー/回転毎分(rpm)
リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ
B.A.ツィマーマン:無伴奏チェロ・ソナタ
ラッヘンマン:プレッション/マイケル・ゴードン:インダストリー
ライヒ:手拍子の音楽/アルヴィン・ルシエ:RPM’s
ミヒャエル・M.カスパー(Vc、手拍子、ガスペダル)
J.ミストリー(ライヒ/手拍子2)
チェリストのカスパーはチェロをボリス・ペルガメンチコフ、ジークフリート
・パルムに師事し、1980年から1985年までアンサンブル・モデルンのメンバー
を勤めた。現代の古典とも言うべきリゲティのソナタ、チェロの特殊奏法の見
本市ラッヘンマン作品、なぜかライヒの手拍子の音楽を仲間とやったあと、ア
メリカの特異な作曲家ルシエの作品をやるなど、ただものではない、こだわり
の内容。




<NORTHERN FLOWERS>
NF/PMA9967 \1980
ボリス・イヴァノビッチ・ティシチェンコ(b.1939):
(1)ヴァイオリン協奏曲第1番Op.9(1959)
(2)チェロ、17管楽器、打楽器とハーモニウムのための協奏曲Op.23(1963)
(3)映画《スズダル》への映画音楽(1964)
(1)ヴィクトル・リベルマン(Vn)
エドワルド・セーロフ指揮レニングラード室内管弦楽団
(2)ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)、
アナスタシヤ・ティシチェンコ(ハーモニウム)
(2)(3)イーゴリ・ブラズコフ指揮
(2)レニングラード・フィルのメンバー
(3)キーロフ歌劇場室内管弦楽団、A.マンホフ(T)、V.コジレワ(S)
録音:(1)1977年、(2)1966年、(3)1967年
ショスタコーヴィチの次の世代の作曲家ティシチェンコはすでに当レーベルか
ら何枚もCDがリリースされ、そのどれもが好評ですが、ついに真打ち登場。ロ
ストロポーヴィチは生涯に同時代の作品を多数初演しております。小編成なが
ら無駄なく作りこまれたこの作品は基本的に無伴奏チェロのモノローグに様々
な楽器が絡むといったユニークな構成をとっています。他にヴァイオリン協奏
曲、映画音楽といってもオペラのような壮大なスケールを持つ「スズダル」も
聴きものです。




<MARSTOR>
51007-2 \2180
忘れられたソプラノ、ロザリア・チャリア録音選集(1898-1912)
オペラ・アリア(セミラーミデ、セヴィリアの理髪師、ドン・ジョヴァンニ、
ファウスト、カルメン、椿姫、仮面舞踏会、アイーダ、カヴァレリア・ルスティ
カーナ他)
歌曲(アイルランド民謡、スペイン民謡、アルディッティ、サンチェス・デ・
フエンテス、アルバレス、他の作品)
ロザリア・チャリア(ソプラノ)
伴奏:管弦楽、ピアノ
録音:1898-1912年
ロザリア・チャリア(1863-1948)はキューバ初の世界的なコロラトゥーラ歌手で
アメリカに渡りメトロポリタン歌劇場にも出演し大評判をとったこともあった。
このCDはロッシーニ、モーツァルトからヴェルディ、スペイン民謡まで多彩な
レパートリーが収録されている。録音年代を考えれば音質の悪さはこの際不問
とし、ここは100年前のキューバのディーヴァがいったいどんなものだったのか
聴き入ろうではないか。




<Edition HST>
HST-065 \2500
ガスマン(1729-1774):交響曲集第二巻
(1)交響曲 変ホ長調Hill26(1770)
(2)交響曲 変イ長調(1772)
(3)「メローペ」序曲ト長調(1765)
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
松井 利世子(ヴァイオリン;リーダー)
録音:2009年4月東京三鷹市・風のホールにて収録
変ホ長調は、ボエーム(ボヘミアン;チェコから流出した作曲家)たちが好んで
作曲した調性、展開部ではハ短調となり当時を偲ばせる。
変イ長調という調性は、平均律が軽視されていた当時、おそらくはガスマン&
ヴァンハルのみによって交響曲に使用された。(1960年代末フンガロトン・レー
ベル世界初録音以来となる)「メローペ」序曲は、ガスマン最初のオペラ序曲。

HST-066 \2500
ヴァンハル(1739-1813):
疾風怒濤交響曲集第九巻
(1)交響曲 変ロ長調Bryan B4(ca.1760-62)
(2)交響曲 変ホ長調Bryan Es3(ca.1769-71)
(3)交響曲 ホ長調Bryan E1(ca.1764-67)
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
松井 利世子(ヴァイオリン;リーダー)
録音:2009年6月東京三鷹市・風のホールにて収録
特にホ長調もまたガスマン&ヴァンハルが得意とした調性であり、他にはハイ
ドン1曲、ブルックナー1曲くらいしか見当たらない。(ヴァンハルはホ長調交響
曲を現存するだけで5曲作曲している。) 展開部では嬰ハ短調をとり、作曲家
の飽くなき探究心や当時如何に斬新であったか垣間見られる。




<MYTO HISTRICAL>
MYTO 214 3枚組 \2780
ワーグナー:歌劇「ローエングリーン」
ラウリツ・メルヒオール(ローエングリーン)
マージョリー・ローレンス(オルトルート)
フリードリヒ・ショル(フォン・テルラムント)
ロッテ・レーマン(エルザ)
エマニュエル・リスト(ハインリヒ国王)
アルトゥール・ボダンツキー指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1935年12月21日ニューヨークでのライヴ録音
以前MELODRAMレーベルから発売あり。
1935年の録音です。初心者にお勧めできる音質ではありません。
熱心なオペラ・ファンの為の復刻アイテムです。




<MYTO>
MDCD0013 3枚組 \4380
レナータ・スコット(ザイーラ) ベッリーニ:歌劇「ザイーラ」
ルイジ・ローニ Luigi Roni (オロズマーネ)
ジョルジョ・カッセラート・ランベルティ
Giorgio Casellato Lamberti (コラズミーノ)
レナータ・スコット Renata Scotto (ザイーラ)
マリオ・リナウド Mario Rinaudo (ルジャニャーノ)
ルイザ・ナーヴェ Luisa Nave (ネレスターノ)
ダニーロ・ベラルディネッリ Danilo Belardinelli 指揮
カターニア・マッシモ・ベッリーニ劇場管弦楽団
1976年3月30日カターニアでのライヴ録音(モノラル)
音質は良好です。




<ARCHIPEL>
ARPCD0424 \1050
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 ニ短調 op.125
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
ロゼッテ・アンダイ(アルト)
アントン・デルモータ(テノール)
パウル・シェフラー(バス)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ウィーン・フィル、ウィーン楽友協会合唱団
1953年5月31日ウィーンでのライヴ録音
素晴らしい音質での復刻です。(New edition, New Master and sound)
同演奏のARPCD0166(4035122 401660)は廃盤と成ります。

ARPCD0469 \1050
カンテッリ指揮メンデルスゾーン
メンデルスゾーン:
(1)ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
ニューヨーク・フィル 1954年5月14日ニューヨークでのライヴ録音
(2)交響曲第4番「イタリア」 イ長調 op.90
NBC交響楽団 1951年12月1日ニューヨークでのライヴ録音
以上、指揮はすべてグイード・カンテッリ
音質は良好です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

09-07 No.2-2

2009年07月06日 19時12分54秒 | Weblog
<WALHALL>
WLCD0265 2枚組\1750
プッチーニ:歌劇「トスカ」
アントニエッタ・ステッラ(トスカ)、
リチャード・タッカー(カヴァラドッシ)
レナード・ウォーレン(スカルピア)
ディミトリ・ミトロプーロス指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1958年3月15日ニューヨークでの録音
録音年代を感じさせる音質ですが、良好です。

WLCD0267 2枚組 \1750
プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」
リチア・アルバネーゼ(マノン・レスコー)、
フランク・グァレーラ(レスコー)
ユッシ・ビョルリング(騎士デ・グリュー)、
フェルナンド・コレナ(ド・ラヴォワール)
ディミトリ・ミトロプーロス指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1956年3月31日ニューヨークでのライヴ録音
以前MELODRAMレーベルから発売あり
音質は良好です。

WLCD0269 2枚組 \1750
チャイコフスキー:歌劇「エフゲニ・オネーギン」(英語)
ジョージ・ロンドン(エフゲニ・オネーギン)、
ルチーネ・アマーラ(タチヤーナ)
ロザリンド・エリアス(オリガ)、
リチャード・タッカー(レンスキー)
ジョルジョ・トッツィ(グレーミン公爵)
ディミトリ・ミトロプーロス指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1957年12月7日ニューヨークでのライヴ録音
以前GOPレーベルから発売あり
音質は良好です。

WLCD0274 2枚組 \1750
プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」
ヒルデ・ギューデン(ミミ)、ジーン・フェン(ムゼッタ)
ユージン・コンリー(ロドルフォ)、ロバート・メリル(マルチェルロ)
クリフォード・ハーヴォー(ショナール)、ノーマン・スコット(コリーネ)
アルベルト・エレーデ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1953年12月19日ニューヨークでの録音
音質は良好です。





<ARS PRODUKTION>
ARS 38045(SACD-Hybrid) \2700
フランスのピアノ三重奏曲集
サン=サーンス(1835-1921):ピアノ三重奏曲第2番ホ短調 Op.92(1892)
フォーレ(1845-1924):ピアノ三重奏曲ニ短調 Op.120(1923)
リリ・ブーランジェ(1893-1913):悲しみの夜に(1918)/春の朝に(1918)
ブーランジェ三重奏団
カルラ・ハルテンヴァンガー(ピアノ)
ビルギット・エルツ(ヴァイオリン) イローナ・キント(チェロ)
録音:2008年12月、ハンブルク(ドイツ)、Tesdorpf 13

ARS 38057(SACD-Hybrid) \2700
ハイドン(1732-1809):
ピアノ協奏曲第11番ニ長調 Hob.XVIII:11
ピアノ協奏曲第9番ト長調 Hob.XVIII:9
ピアノ協奏曲第2番ニ長調 Hob.XVIII:2
ピアノ、2つのホルン、
ヴァイオリンとチェロのためのディヴェルティメント変ホ長調 Hob.XIV:1
カスパール・フランツ(ピアノ)
ゾリステンアンサンブル・カライドスコープ
録音:2009年1月、ベルリン、テルデクス・スタジオ
カスパール・フランツは1980年ドイツのキール生まれのピアニスト。ゾリステ
ンアンサンブル・カライドスコープは2006年に結成されたベルリンに本拠を置
く室内管弦楽団。

ARS 38061(SACD-Hybrid) \2700
BC: 4260052380611ハイドン(1732-1809):
交響曲第96番ニ長調 Hob.I:96
交響曲第95番ハ短調 Hob.I:95
交響曲第93番ニ長調 Hob.I:93
[ボーナス・トラック]
ブルーノ・ヴァイルによる解説
カペラ・コロニエンシス
ブルーノ・ヴァイル(指揮)
録音:2008年10月26、28日、エッセン・フィルハーモニー(ドイツ)、
アルフリート・クルップ・ザール、ライヴ

ARS 38708 \1980
歌唱の伝説 Vol.8 ヘルゲ・ロスヴェンゲ オペラ・アリア集
レオンカヴァッロ:「道化師」から トニオのプロローグ(*)
ヴェルディ:
「シチリアの晩鐘」から
アッリーゴのアリア(+),アッリーゴとモンフォルテの二重唱(hs/#)
「仮面舞踏会」から リカルドのアリア(**/cho)
「トロヴァトーレ」から マンリーコのアリア(**)
マイアベーア(1791-1864):「ユグノー教徒」から ラウールのアリア(+)
グノー(1818-1893):「ファウスト」から 監獄の場面(mt/ws/**)
アダン(1803-1856):「ロンジュモーの御者」から シャプルーのアリア(**)
ウェーバー(1786-1826):
「オベロン」から ヒュオンのアリア(**),ヒュオンの祈り(**)
グリンカ:「イワン・スサーニン(皇帝に捧げた命)」から
ボグダン・ソビーニンのアリア(***)
チャイコフスキー(1840-1893):
「チャロデイカ」から ナスターシャとユーリーの二重唱(tl/++)
ムソルグスキー(1839-1881):
「ボリス・ゴドゥノフ」から マリーナとグリゴリーの二重唱(fb/##)
[ボーナス・トラック] 歌曲
ヴォルフ(1860-1903):火の騎士(gm)/職人の歌(gm)
ヘルゲ・ロスヴェンゲ(テノール)
ハインリヒ・シュルスヌス(バリトン(hs))
マルガレーテ・テシェマッハー(ソプラノ(mt))
ヴィルヘルム・シュトリーンツ(バス(ws))
ティアナ・レムニツ(ソプラノ(tl))
フリーデル・ベックマン(ソプラノ(fb))
ベルリン国立オペラ合唱団(cho))
シュトゥットガルト帝国放送管弦楽団(*)
グスタフ・ゲルリヒ(指揮(*))
ベルリン国立オペラ管弦楽団(+)
フランツ・アフルレート・シュミット(指揮(+))
ベルリン国立オペラ・カペラのメンバー(#)
アロイス・メリヒャー(指揮(#))
ベルリン国立オペラ管弦楽団のメンバー(**/++)
ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー(指揮(**/##))
エルヴィン・バルツァー(指揮(++))
管弦楽団(##) 伴奏者不詳(***)
ジェラルド・ムーア(ピアノ(gm))
録音:1932-1941年

ARS 38813 \2180
プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.3
イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):
ピアノ協奏曲ニ長調 Ben1023
(ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Ben103A(1789)より作曲者編曲)(*)
ピアノ協奏曲ハ長調(チェロ協奏曲 Ben104(1789)より作曲者編曲;1796)(*)
クラリネット協奏曲ハ長調 Ben106(1797)(+)
マーシャ・ディミトリエワ(ピアノ(*))
アレクサンダー・ノイバウアー(クラリネット(+))
ジェール・フィルハーモニー管弦楽団
パウル・ヴァイゴルト(指揮)
録音:2008年1月、イグナツ・プレイエル協会(IPG)主催新年演奏会、ライヴ
(*)世界初録音。




<LA BOTTEGA DISCANTICA>
DISCANTICA 183 \2180
歌詞のないプッチーニ
プッチーニ/アレッサンドロ・ルッケッティ編曲:
「トゥーランドット」の主題による13の楽器のための幻想曲とパラフレーズ
「トスカ」の主題による13の楽器のための幻想曲とパラフレーズ
「ボエーム」の主題による13の楽器のための幻想曲とパラフレーズ
ノヴェチェント・エ・オルトレ
アントニオ・バッリスタ(指揮)
録音:2008年3月31日、4月2-3日、トリノ県リヴォリ(イタリア)、
メゾン・ミュジーク

DISCANTICA 185 \2180
現代イタリアのオルガン
エミリオ・トラヴェルソ(1951-2007):
使徒のミサ(キリエ「Cunetipotens genitor Deus」による5つの小品)
マルコ・ソフィアノプロ(1952-):来たれ、聖霊よ(パルティータ)
ルイジ・フェルディナンド・タリアヴィーニ(1929-):
ヒンデミットの主題によるパッサカリア
ヴィヴァルディ(1678-1741)/
ヴォルファンゴ・ダッラ・ヴェッキア(1923-1994)編曲:協奏曲ハ短調 RV766
ヴェランティーノ・ドネッラ(1932-):…そして楽器の調子は外れていった…(*)
ルーカ・サルヴァドーリ(1958-):
オウロボロス[Ourobosos](一年の四季に基づく4つの小品)
ジョヴァンニ・フェルトリン(オルガン)
録音:2008年9月2-4日、トレヴィーゾ(イタリア)、大聖堂(*以外)、
聖グレゴリオ教会(*)
使用楽器:2000年、クーン=フラデツキー製(*以外)
1769年、ガエターノ・カッリード製
(1994年、フランチェスコ・ツァニン復元)(*)

DISCANTICA 186 \2180
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):オルガン作品集
前奏曲ト短調 BuxWV149
われらより取り去りたまえ、主、真の神よ BuxWV207
前奏曲ホ短調 BuxWV143/天にましますわれらの父よ BuxWV219
前奏曲イ短調 BuxWV153/パッサカリア ニ短調 BuxWV161
前奏曲ハ長調 BuxWV137/来たれ、聖霊、主なる神よ BuxWV199
トッカータ ニ短調 BuxWV155
キリスト、われらの主、ヨルダン川に来たれり BuxWV180
いざ来たれ、異教徒の救い主よ BuxWV211
前奏曲ニ長調 BuxWV139
イエス・キリスト、われらの救い主は死より BuxWV198
フェルッチョ・バルトレッティ(オルガン)
録音:ラ・スペツィア県ポルトヴェネーレ、フェッツァーノ、
洗礼者聖ヨハネ教会
使用楽器:1750年頃、フィリッポ・ピッカルーガ製、1794年、
ルイジ・チュルロ改修
(2006年、デッロルト&ランツィーニ復元)

DISCANTICA 187 \2180
フルート・ソロ 無伴奏ヴァイオリンのための音楽
セヴェリーノ・メルカダンテ(1795-1870):
愛するあなたにこの魂を(ロッシーニのオペラ「アルミーダ」より)
お手をどうぞ(モーツァルトのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」より)
フリードリヒ・クーラウ(1786-1832):
幻想曲ニ長調 Op.38 No.1(モーツァルトのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」の
アリア「ぶって、ぶって、ああ、いとしいマゼット」による)
ドビュッシー(1862-1918):シリンクス
ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933):
ソナタ・アパッショナータ嬰ヘ短調 Op.140
ジャック・イベール(1890-1962):小品
ピエール・オクターヴ・フェルー(1900-1936):3つの小品
アストル・ピアソラ(1891-1992):タンゴ練習曲第3番
ハワード・バス(1951-):ハリケーン!(*)
エレーナ・チェッコーニ(フルート)
録音:2007年8月、ミラノ県ティチーノ、サント・ステファノ(教会?)
(*)世界初録音。

DISCANTICA 188 \2180
BC: 8015203101883フルート&ハープ
サン=サーンス(1835-1921):幻想曲 Op.124
ハワード・バス(1951-):アルプスの春(*)
テレーザ・プロカッチーニ(1934-):リート Op.76
グラウコ・カタルド(1920-):海の岩礁から(*)
ラヴェル(1875-1937):ハバネラ形式の小品
アッティロ・デル・レ(1938-):Yom ha Shoah(イディッシの主題による狂詩曲)
ドビュッシー(1862-1918):牧神の午後への前奏曲
アストル・ピアソラ(1891-1992):忘却
エレーナ・チェッコーニ(フルート)
パオラ・デヴォーティ(ピアノ)
録音:2008年10月10-12日、
ピアチェンツァ県リヴェルガーロ、グラツィエ・デル・カスティッロ教会
(*)はエレーナ・チェッコーニのために書かれた作品。

DISCANTICA 189 \2180
われは御身を崇めん、主イエス・キリストよ
ジョヴァンニ・マッテオ・アゾーラ(1524-1609):
われは御身を崇めん、主イエス・キリストよ
グレゴリオ聖歌:ダヴィデの息子にホサナ(アンティフォナ)
コスタンツォ・ポルタ(1529-1601):王の御旗は進む
グレゴリオ聖歌:ヘブライの子らは(アンティフォナ)
ルドヴィコ・グロッシ・ダ・ヴィアダーナ(1560頃-1627):
預言者エレミヤの哀歌 から 聖木曜日第1のレクツィオ
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):商人ユダは/ひとときも
マルカントニオ・インジェニェーリ(1547頃-1592):
預言者エレミヤの哀歌 から 聖金曜日の第1のレクツィオ
グレゴリオ聖歌:われらはひれ伏して祈り(レスポンソリウム)
フランチェスコ・コルテッチャ(1502-1571):
わがすべての共はわれを置き去りぬ
グレゴリオ聖歌:暗くなりて(レスポンソリウム)
フランチェスコ・コルテッチャ:暗くなりて
トマス・ルイス・デ・ビクトリア:おお、汝らすべての者よ
グレゴリオ聖歌:主が葬られし後(レスポンソリウム)
グレゴリオ聖歌:
われは復活し(イントロイトゥス)/過越のいけにえを 賛美せよ
(セクエンツィア)
この日こそ主の創りたまいし日(グラドゥアーレ)
ヤコブス・ガルス(1550-1591):キリストは立ちあがり啓きたもうた
オフィツィウム・コンソート
ダニーロ・ゼーニ(指揮)
録音:2006年11月、ポルデノーネ(イタリア)、クラウゼット教区旧教会
オフィツィウム・コンソートはイタリアのポルデノーネに本拠を置く男声合唱団。

DISCANTICA 193 \2180
R・シュトラウス(1864-1949):情緒的風景 Op.9
ムソルグスキー(1839-1881):組曲「展覧会の絵」
ルチアーノ・シャイー(1920-2002):
2つの瞬間;ダニエラのための墓碑銘,リッカルドの最初の言葉
夢の変奏曲(*)
ロベルト・ジョルダーノ(ピアノ)
録音:2009年2月15-16日、ブレーシャ県カストレッツァート(イタリア)、
スタジオ・カヴァッリ・ムジカ
指揮者リッカルド・シャイーの父ルチアーノの(*)は世界初録音。

DISCANTICA 194 \2180
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1867):様々な楽器のための協奏曲集
2つのコルノ・ダ・カッチャ、弦楽と通奏低音のための協奏曲ヘ長調(+)
2つのシャリュモー、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ短調(++)
ヴァイオリン独奏、2つのヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲ト長調(*)
リコーダー、ファゴット、弦楽と通奏低音のための協奏曲ヘ長調(#/**)
フラウト・トラヴェルソ、
リコーダー、弦楽と通奏低音のための協奏曲ホ短調(#/##)
エンリコ・ガッティ(ヴァイオリン(*))
マルコ・ヴェントゥーリ、クラウディア・クオンダム・アンジェロ
(コルノ・ダ・カッチャ(+))
オンノ・フェルスホール(リコーダー(#))
エレーナ・ビアンキ(ファゴット(**))
ルーカ・ルケッタ、ロッコ・カルボナーラ(シャリュモー(++))
ファビオ・チェッカレッリ(フラウト・トラヴェルソ(##))
アッカデーミア・ヘルマンス
ファビオ・チオフィーニ(チェンバロ、指揮)
録音:2007年7月5-7日、テルニ県フェレンティッロ、ヴァッレ、
聖ピエトロ修道院
2000年にファビオ・チオフィーニによって創設されたアッカデーミア・ヘルマ
ンス。2006年、チオフィーニと意気投合したエンリコ・ガッティ(!)がファー
スト・ヴァイオリニスト(ソリスト兼コンサートマスター)に就任、一気に注目
されるピリオド楽器オーケストラとなりました。ガッティはヴィオリーノ・ダ
・スパッラも担当しており、当アルバムでもどこかで弾いています。(わかった
方は教えてください!)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

09-07 No.1-1

2009年07月06日 19時12分21秒 | Weblog
★Medici Arts DVD セール
セール期間:2009年7月15日から9月7日入荷分まで
品切れ等で入荷の無かった場合は、ご注文はキャンセルとなりますのでお早め
にご注文下さい。

対象商品は当店HPにございます。
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/medici_sale2009.html

===================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<LSO Live>
LSO 0683(SACD-Hybrid) 2枚組 \2180
ヴェルディ:レクィエム
クリスティーン・ブルーワー(S) カレン・カーギル(Ms)
スチュアート・ネイル(T) ジョン・レリア(Bs)
ロンドン交響合唱団
ジョセフ・カレン(合唱指揮)
サー・コリン・デイヴィス(指)ロンドン交響楽団
*ラテン語歌唱
録音:2009年1月11&14日ロンドン、バービカンセンター(ライヴ)
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
エンジニア:ジョナサン・ストークス & ニール・ハッチンソン
モーツァルトの「レクィエム」、ティペットの「われらが時代の子」、マクミ
ランの「聖ヨハネ受難曲」、そしてハイドンの「天地創造」と、このところ
LSO Liveより立て続けに大作の声楽曲を発表している巨匠デイヴィス。ますま
す意気盛んなマエストロと手兵による最新録音はヴェルディのレクィエム。
なお、この2009年1月の演奏会は、前年2008年11月23日に急逝したリチャード
・ヒコックスの思い出に捧げられたものです。
1976年にロンドン交響合唱団の音楽監督に就任したヒコックス(1948-2008)は、
1991年にそのポストを離れた後も名誉指揮者、さらにはプレジデントを任じら
れ、1985年には客演副指揮者に迎えられるなどLSOともゆかりの深かったこと
で知られています。
こうした背景もあってのことでしょう。ここでのオケ、合唱は共に特別な共感
を寄せて演奏に臨んでいるであろうことは想像に難くありませんが、それはヒ
コックスの師であるデイヴィスとしてもやはり同じはず。1991年のバイエルン
放送響とのセッション録音をはじめ、その長いキャリアとほぼ同じ期間に本作
を取り上げ続けてきた経験より得た、力みのないひたすら自然な流れ。80歳を
越えたデイヴィスの音楽に内在する高潔な志と無我の境地には強く打たれるも
のがあるというべきでしょう。
「デイヴィスの生み出す燃えたぎる情熱、見識、的確さ、そして音楽の物語を
デイヴィスがどのように把握しているかに耳を傾けてください…デイヴィスは、
第1小節からヴェルディの真髄を突き止めていました。嘆き悲しんでいるのか、
怒りで沸騰するかどうかに関係なく、ジョセフ・カレンの大軍はお手本という
べきコンディションでした。というのも、私は、突き刺すような協和音と地獄
の灼熱に導かれる、怒りの日における彼らの大声の猛攻撃からまだ立ち直れな
いでいます。ソリストはどうでしょうか?ここでも、わたしたちは恵まれまし
た。サー・コリン・デイヴィスは、巨匠のタッチでヴェルディの激情と歌を表
現しました…これは人生全体を悟る、確信に満ちた音楽家による円熟の譜読み
でした。」(タイムズ紙ジェフ・ブラウン)
ことし2009年はデイヴィスにとっては、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
でLSOを初めて振ってからちょうど半世紀にあたる記念の年。デイヴィスとLSO
による同じヴェルディでは2004年の「ファルスタッフ」につづいて、いよいよ
12月に「オテロ」全曲の録音が控えており、また、あらたにニールセンの交響
曲のシリーズも予定されているということですから、巨匠の衰えを知らぬ活躍
ぶりにはただ驚くばかりです。



<SUPRAPHON>
SU 3989 \1780
マルチヌー:チェロ協奏曲第1番H 196(1955)
フェルステル:チェロ協奏曲Op.143(1931)[世界初録音]
ノヴァーク:チェロと小管弦楽のためのカプリッチョ(1958)
イジー・バールタ(Vc)
ヤクブ・フルシャ(指)
プラハ・フィルハーモニア
録音:2009年1月4-7日プラハ、ドモヴィナ・スタジオ(セッション)
当代のチェコを代表する世界的名手バールタが、20世紀チェコのチェロ協奏曲
を取り上げたアルバムです。
バールタが好んでひんぱんに取り上げているマルチヌーの第1番は、4曲あるマ
ルチヌーのチェロ協奏曲のなかでも、1930年の第1稿、1939年の第2稿がそれぞ
れ名手フルニエに献呈され、1955年の決定稿までに3度手が加えられた力作。
そのマルチヌーの第1稿と同年に書かれた、フェルステル唯一のチェロ協奏曲
は世界初録音。憂いを帯びたホルン・ソロと弦楽に乗せて、しずかにチェロが
歌いだす冒頭から、やさしい表情に満ちたモデラートを経て、華麗なフィナー
レまで、スラヴのこころとヨーロッパ的な要素のみごとな融合がみられる作品
です。そして、これら2曲とは、あきらかに異質のノヴァークのカプリッチョ
は、ビッグ・バンドがソロをフィーチャーするスタイルに似せて、ジャズの要
素を聞き取れる内容で初CD化。
なお、ここでは、日本でもおなじみの気鋭の指揮者フルシャと手兵プラハ・
フィルハーモニアがバックを務めているのも大いに注目されるところです。

SU 3993 \1780
ヤン・ハヌシュ:
トリオ・コンチェルタンテOp.59b-オーボエ、ハープとピアノのための(1978)
ヤン・ハヌシュ:
ソナタ・クアジ・ウナ・ファンタジアOp.61a-オーボエとピアノのための(1968)
ぺトル・エベン:ハープ独奏のためのリソナンツァ(1986)
ぺトル・エベン:オルド・モダリス-オーボエとハープのための(1964)
(イントラーダーエアーリゴドンーサラバンダージーガ・ダ・カッチャ)
パヴェル・ハース:組曲-オーボエとピアノのための(1939)
(I.フリオーソ II.コン・フオーコ III.モデラート)
カテジナ・エングリチョヴァー(Hrp)
ヴィレム・ヴェヴェルカ(Ob)
イヴォ・カハーネク(P)
録音:2008年11月11、18-19、23、30日&2009年1月19日プラハ、
ボヘミア・ミュージック・スタジオ(セッション)
チェコの現代作品を集めたアルバムは、オーボエのヴェヴェルカの言葉に拠れ
ば、“20世紀後半という時代、戦後40年におよぶ東西の分断により、 “鉄の
カーテン”の内側でヨーロッパの文脈から‘護られてきた’音楽”という特色
を持っています。
ハヌシュのトリオはハープ、オーボエにピアノの組み合わせがいざなう妖しい
世界。エングリホヴァーがチェコ初演を果たし、作曲者エベンの70歳の誕生日
を記念して、初のCD録音となる「リソナンツァ」。日本語で‘共鳴’という意
のハープ独奏曲は、モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」の初演地プラハに
ちなみ、オペラからメヌエットの引用がされるという仕掛けが施されています。
収容所で散ったハースの「組曲」は、第2次大戦の勃発した1939年秋に作曲さ
れたもので、革新的なピアノ・パートと、心に強く訴えかけるオーボエとが強
烈な印象を残します。

SU 7018(DVD-Video) \4750
フランツ:童話バレエ「金髪のお姫様」
国立劇場バレエ団
マルティン・ズブロゼク(Vo)
振付け:ヤン・コデット
演出:オンドレイ・ハヴェルカ
ペテル・ブラベル(指)ベルグ管弦楽団
収録:2008年3月8日,エステート劇場
字幕:英独仏チェコ
「金髪のお姫様(Zlatovl?ska)」、あるいは同義の英語題で「ゴルディロック
ス」は、チェコではたいへん有名な童話で、青年イジクが様々な障害を克服し
て金髪のお姫様と結ばれるというお話。これを基に、オンドレイ・ハヴェルカ
とヤン・コデットが台本を制作、チェコの作曲家、画家(という以上に非常に
有名なアーティスト)のヴラディミール・フランツ(1959-)が音楽をつけたも
の。もちろん、プラハ国立劇場の優秀なバレエ団の踊りも見物。
本編1時間45分に、特典映像としてドキュメンタリーを43分収録。




<Dynamic>
DYNDVD 33588(DVD-Video) 2枚組 \4180
字幕:伊英独仏西
レオ:「アリドーロ」
フランチェスカ・ルッソ・エルモッリ(Ms エリーザ)
マリア・グラツィア・スキアーヴォ(S ファウスティーナ)
ヴァレンティーナ・ヴァッリアーレ(S ゼーザ)
マリア・エルコラーノ(S ルイージ)
ジュゼッペ・デ・ヴィットーリオ(T ドン・マルチェッロ)
ジャンピエロ・ルッジェーリ(Br メーオ)
フランチェスコ・モラーチェ(Br ジャングラツィオ)
アントーニオ・フローリオ(指)
カペッラ・デッラ・ピエタ・デイ・トゥルキーニ
演出:アルトゥーロ・チリッロ
収録:2008年2月,レッジョ・エミーリア
非常に貴重な映像が登場です。レオナルド・レオ(1694-1744)は、南イタリア
のブリンディジ近郊に生まれ、ナポリで学んだ作曲家。18世紀前半のナポリ派
の作曲家として重要な人物です。「アリドーロ」は1740年に初演されたオペラ。
ジェンナロアントニオ・フェデリーコの台本は、登場人物が身分階級によって
喋る言葉がナポリ語だったりトスカーナ語だったりというユニークなもの。
実は18世紀前半のオペラブッファは楽譜が現存するものが極めて少なく(ペル
ゴレージの「奥様女中」はインテルメッツォ)、復活上演されるだけでもちょ
っとした事件なのです。加えて演奏が、ナポリのバロック音楽の権威、フロー
リオとトゥルキーニですから尚のこと。この上演には会場に多数の音楽学者た
ちが詰め掛けたといいます。最近ムーティがオペラに抜擢したことで知られる
スキアーヴォや、トゥルキーニとの共演でお馴染みの歌役者デ・ヴィットーリ
オなど、水準の高いキャストをソロています。チリッロの舞台は、簡素な装置
ながら、イタリア的な色彩感を生かした美しいものです。
もちろん世界初収録!

CDS 626 2枚組 \3780
ヴィヴァルディ:「アルジッポ」
ヴェロニカ・ムラーチコヴァー・フチコヴァー(Ms アルジッポ)
パヴラ・シュチェプニチコヴァー(Ms ザナイダ)
ヤナ・ビーノヴァー=コウツカー(S オジーラ)
バルボラ・ソイコヴァー(S シルヴェーロ)
ズデニェク・カプル(Br ティジファーロ)
オンドジェイ・マチェク(指)ホフムジチ(ピリオド楽器使用)
録音:2008年10月23日,ヴェネツィア
またまたヴィヴァルディのオペラが復活です!「アルジッポ」は、1730年にプ
ラハのスポルク伯爵の劇場で初演されたものの、楽譜は長らく行方不明でした。
指揮者のマチェクは、初演のオペラ団がその後ドイツのレーゲンスブルクに移
動したことを突き止め、当地の図書館を調査、2006年11月に全体の三分の二に
あたる楽譜を発見。さらに同時代の他のオペラから欠落部分を補い、ついに
「アルジッポ」を蘇えらせることに成功したのです。この録音は、ヴィヴァル
ディの生地ヴェネツィアでの上演の際のもの。チェコの古楽勢による優れた演
奏でお楽しみください!

CDS 619 2枚組 \3780
カルニセル:「エレナとコスタンティーノ」
ルース・ロジク(S エレナ/リッカルド)
マリオラ・カンタレロ(S アンナ)
ロバート・マクファーソン(T コスタンティーノ)
サイミール・ピルグ(T エドモンド)
ロレンツォ・レガッツォ(Bs カルロ)
エドゥアルド・サンタマリア(T アルルの支配者)
ダヴィド・メンデス(Br ウルビーノ)
ヘスス・ロペス=コボス(指)マドリッド交響楽団,合唱団
録音:2005年3月12-14日,マドリッド
ラモン・カルニセル(1789-1855)は、スペイン、カタルーニャのタレガに生ま
れた作曲家。今日ではチリの国歌を作曲した人というくらいしか知られていな
いものの、1820,30年代を中心に広く活動しました。「エレナとコスタンティ
ーノ」はカルニセルの二作目のオペラ(セミセリア)。1821年にバルセロナで初
演され、成功を収めています。物語はいわゆる救出オペラ。父殺しの罪を被さ
れ囚われの身のコンスタンティーノを救うため、彼の妻エレナは、男装して
リッカルドを名乗り、親切な土地の貴族カルロの館に潜りこむ。ところがカル
ロの娘アンナが“リッカルド”に恋をしてしまうので、彼女を愛するウルビー
ノがやきもきする…。最後に権力者の悪事が発覚し、コスタンティーノが救わ
れてめでたしとなります。ベートーヴェンの「フィデリオ」に瓜二つですが、
それもそのはず、原作を遡るとどちらも同じフランスのオペラ(ガヴォー「レ
オノール」)に行き着くので、二つのオペラは従兄弟のような関係です。この
マドリッドでの蘇演には、ルース・ロジク、マリオラ・カンタレロ、ザイミー
ル・ピルグ、ロレンツォ・レガッツォと、スペイン、イタリアなどの名歌手が
多く参加しており、さらに指揮は大御所ロペス=コボスと、かなり豪華。カル
ニセルはロッシーニから強く影響を受けていますので、ロッシーニアンは逃が
せません。



<IDIS>
IDIS 6575 \1650
MONO
ヴェルディ:レクイエム
ジンカ・ミラノフ(T) ロザリンド・エリアス(A)
カルロ・ベルゴンツィ(T) ジョルジョ・トッツィ(Bs)
ブルーノ・ワルター(指)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1959年3月29日,ニューヨーク
ブルーノ・ワルターはヴェルディには格別の愛着があったのですが、米国移住
後は指揮をする機会があまりなく、録音も僅か。このレクイエムはそのうちの
最も新しい録音で、ワルターを語る上で貴重なもの。テノールが若き日のベル
ゴンツィというのも注目です。

IDIS 6573 2枚組 \3300
Mono/Stereo
ベートーヴェン:初期ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.2-1
ピアノ・ソナタ第2番 イ長調 Op.2-2
ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調 Op.2-3
ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調 Op.7
ピアノ・ソナタ第5番 ハ短調 Op.10-1
ピアノ・ソナタ第6番 ヘ長調 Op.10-2
ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 Op.10-3
ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 Op.13 「悲愴」
ワルター・ギーゼキング(P)
録音:1956年
EMI録音。ギーゼキングは1955年から集中してベートーヴェンのソナタ全集を
録音中でしたが、全32曲中の23曲(うち1曲は途中まで)を録音したところで急
死してしまいました。このCDには第1番から第8番までを収録。

IDIS 6576 \1650
MONO
プッチーニ:「ボエーム」から
ヘンデル:「快活の人、沈思の人、温和の人」から
J.シュトラウス:春の声
バッハ:「狩りのカンタータ」BWV208から,あなたがそばにいれば BWV508
シューベルト:鳥たち D.691,アルプスの狩人 D.588
グルック:小川は流れる
モーツァルト:夕べの想い K.523,魔法使い K.472
グルーバー:静かな夜(清しこの夜)
ほか
エリザベート・シュワルツコップ(S)
録音:1946-54年
8IDIS 6563の続編。シュワルツコップの比較的初期の録音を集めています。彼
女には珍しい曲もあれば、引退まで歌い続けた曲もあり、ファンなら興味深い
ものです。



<ORFEO>
ORFEO 782091 \2450
ハイドン:
「哲学者の魂(オルフェオとエウリディーチェ)」
「アルミーダ」
「月の世界」
「トビアの帰還」
「オルランド・パラディーノ」
からのアリア
シェーナ「ベレニーチェ、どうするの?」とアリア「行かないで、私の愛する
人よ」
シモーナ・シャトゥロヴァー(S)
アレッサンドロ・デ・マルキ(指)
NDR放送フィルハーモニー
録音:2008年11月24-28日,ハノーファー
ハイドン・イヤーに素敵なアリア集が登場です。シモーナ・シャトゥロヴァー
はスロヴァキアのブラティスラヴァ生まれのソプラノ。まだデビューして数年
という若いソプラノですが、ドニゼッティ「ルチア」のタイトルロール、ヴェ
ルディ「リゴレット」のジルダ、またモーツァルト「フィガロの結婚」のスザ
ンナ、「後宮からの逃走」のコンスタンツェなどで高い評価を得て、ヨーロッ
パのみならず米国でも活躍してるほど。このハイドンのアリア集でも、難易度
の高い技巧の曲を鮮やかに歌えば、情感豊かな曲をたっぷり歌うなど、只者で
はないことがすぐに分かることでしょう。しかも伴奏は、バロック音楽の巨匠
アレッサンドロ・デ・マルキが指揮。モダン・オーケストラながら新鮮な響き
を引き出し、若い歌姫の魅力を存分に引き出しています。

ORFEOR 770091 \2080
ワルデマール・クメント アリア集
モーツァルト:「イドメネオ」,「コジ・ファン・トゥッテ」
グルック:「タウリスのイフィジェニー」
ベートーヴェン:「フィデリオ」
ロッシーニ:「チェネレントラ」
グノー:「ファウスト」
オッフェバック:「ホフマン物語」
スメタナ:「売られた花嫁」
ヤナーチェク:「イェヌーファ」
ストラヴィンスキー:「放蕩者の成り行き」
R.シュトラウス:「ナクソスのアリアドネ」,「ばらの騎士」
からのアリア,場面
ワルデマール・クメント(T)
カール・ベーム(指),ヤロスラウ・クロンブホルツ(指),
ホルスト・シュタイン(指),アルベルト・エレーデ(指),
ジョルジュ・プレートル(指),ヨゼフ・クリップス(指),
オスカー・ダノン(指),レナード・バーンスタイン(指)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1955-96年
ワルデマール・クメントは1929年、ウィーン生まれのテノール。1960-70年代
のウィーン国立歌劇場で大活躍しました。甘く柔らかい美声でモーツァルト
の諸役で活躍しただけでなく、端整で知性的な歌でピリオド楽器のバッハ演奏
でも重用され、しかもバイロイト音楽祭では「マイスタージンガー」のヴァル
ターを歌うほどの力強さも持ち合わせているという、非常に優れた才能を持ち
合わせた歌手です。ここには1960年代のウィーン国立歌劇場のライブを収録。
クメントが軽々と高音を出せるのには驚かされます。「ファウスト」や「チェ
ネレントラ」では、ハイC(しかもウィーンのピッチなので普通より高い)を朗
々と出しています。また「ホフマン物語」の狂気を感じさせる歌や、スメタナ、
ヤナーチェクのボヘミア・オペラとの相性の良さも驚きです。1996年、67歳の
「ナクソスのアリアドネ」の語り役、執事長が矍鑠としているのも当然です。
もちろんモーツァルトは絶品。そして「ばらの騎士」のイタリア人歌手は、
バーンスタインの指揮ということでも貴重。「イドメネオ」と「ナクソスのア
リアドネ」のみステレオ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

09-07 No.1-2

2009年07月06日 19時11分35秒 | Weblog
<naive>
E 8926 \1550
J.S.バッハ:カンタータ集
BWV 49, BWV 115, BWV 180
バーバラ・シュリック(S) アンドレアス・ショル(C-T) 
クリストフ・プレガルディエン(T)
クリストフ・コワン(指、Vc)、
アンサンブル・バロック・ド・リモージュ、
コンチェルト・ヴォカーレ・デ・ライプツィヒ
コワンが奏でるチェロが活躍するバッハのカンタータ集名盤。ショルの歌声と
コワンのチェロの美しい音色があいまって、祈りの気分、静謐な雰囲気が高ま
ります。神々しいまでの名演です。

E 8927 \1550
(旧番号:E8821廃盤)
シャルパンティエ:3つの歴史的聖歌
劇的モテット(オラトリオ)「サウルとヨナタンの死、もしくは、戦いのために
集められたとき」H403, 同「アブラハムのいけにえ、もしくは、アブラハム
が100歳のとき」H402, 同「主の割礼の祝日に:天使と羊飼いたちの対話、
もしくは、贈り物だ、贈り物だ、羊飼いたちよ」H406
ジェラール・レーヌ(指、C-T)
イル・セミナリオ・ムジカーレ
録音:2000年10月
オペラかと思ってしまうような、劇的な聖歌集。レーヌ率いるイル・セミナリ
オ・ムジカーレの奏でる音色が燦然と輝きを放つ名盤。

E 8928 \1550
(旧番号:E8894/現行盤)
ヘンデル:アリア集
「シピオーネ」「オルランド」「ジューリオ・チェーザレ」「パルテノーペ」
「アマディージ」「アレッサンドロ」「ロデリンダ」「ファラモンド」
「タメルラーノ」「デイダミア」「クレタのアリアンナ」からのアリア
サンドリーヌ・ピオー(S) 
クリストフ・ルセ(指)
レ・タラン・リリク
録音:2004年2月
ヘンデルが生きた時代に活躍していた歌手のために書かれたアリア集。ヘンデ
ルの声楽様式のすべてがここに詰まっています。ピオーの歌声は実に見事。

AM 187 \1550
(旧番号:AMB 9902廃盤)
『愛と仮面、パーセルとイタリア』
(1)作曲者不明:イギリスの仮面舞踏会-怒り/(2)パーセル:「徳」らに命じよ
/フレスコバルディ:(3)第3のカンツォン(4)第4のカンツォン(5)第1のカン
ツォン(6)第6のカンツォン/(7)パーセル:聖なる守り主よ/作曲者不明:(8)
妖精たちの仮面舞踏会(9)Cupararre or Graysin/(10)パーセル:祈り/(11)
作曲者不明:貴婦人の仮面舞踏会/(12)パーセル:トランペットよ、響け/作曲
者不明:(13)ヤギの仮面舞踏会(14)第2の魔女の踊り/(15)マンチーニ:この情
熱はなんと甘いことか
パトリシア・プティボン(S)、ジャン=フランソワ・ノヴェリ(T)、
アンサンブル・アマリリス〔エロイーズ・ガイヤール(リコーダー,Ob)、ヴィ
オレーヌ・コシャール(Cemb,Org)、オフェリー・ガイヤール(Vc)、リチャー
ド・マイロン(Cb)〕
録音:1998年10月
今をときめくプティボンの貴重な録音。エロイーズ・ガイヤールの奏でるリコ
ーダーのキレのよい音色、華麗な技巧、そして冴えたアンサンブルは愉悦のき
わみ。プティボンの、天から降るかのような、現世のものとは思えない、セイ
レーンかと思ってしまうような美しい声も見事です。パーセル、フレスコバル
ディ、マンチーニや同時代の作曲家たちの作品の魅力を再発見することができ
ます。

OP 30486 \1550
(旧番号:OP30238廃盤)
「おお痛ましき喜び」-ジェズアルドとその周辺
デ・モンテ:わが悲しみの音色
ポンポニオ・ネンナ:わが眼よ、おまえは見た
ジョヴァン・ドメニコ・モンテッラ:もしあなたが遠くにいるのなら
カルロ・ジェズアルド:ああ、私は悲しみのうちに死す(他10曲)
ルッツァスコ・ルッツァスキ:ああ、わが痛ましき運命よ(他2曲)
リナルド・アレッサンドリーニ(指,Cemb)、
エリーザ・フランツェッティ、モニカ・ピッチニーニ、
エリザベッタ・ティソ(S)、ローザ・ドミンゲス(Ms)、
アレッサンドロ・カルミニャーニ(A)、パオロ・ファンチュッラッチ、
ジャンルカ・フェラーリ(T)、セルジオ・フォレスティ(Bs)、
マーラ・ガラッシ(Hrp)、アンドレア・ダミアーニ(テオルボ)
コンチェルト・イタリアーノ
録音:1999年5月
ジェズアルドの作品と、彼が影響をうけた作曲家たちの作品を収めた1枚。
ジェズアルドの時代は、言葉を伴う音楽は、「音楽が言葉の上にたつ」という
考えのもとに作曲されていました。各声部が平等の役割を担い、縦のラインが
重要視された作法です。縦の線が重視された作法で、言葉が劇的な表情と迫力
を帯びてせまってきます。

OP 30487 \1550
(旧番号:OP 30111廃盤)
モンテヴェルディ:マドリガーレ集第2巻(1590)
(1)「新しき夜明けはいまだ訪れず」 
(2)「そして女は嘆息しながら言った」
(3)「我がフィッリデは飲んでいた」 
(4)「愛の言葉のこの上もなく甘い絆」 
(5)「ヒヤシンスでも水仙でもなく」 
(6)「美しき真紅の唇のまわりに」 
(7)「この岸辺にかくも紅なる花はなし」 
(8)「美しい口がみなこの暗い顔に向かって」 
(9)「ご婦人よ、わたしが帰ってきたら」 
(10)「あの影になりたいものだ」 
(11)「愛が狩に行けば」 
(12)「わたしがじっと見つめていると」 
(13)「波はささやき」 
(14)「我がクローリは安らかに眠っていた」 
(15)「不実な人よ、わたしを捨てるなら」 
(16)「あまりにもつれなき言葉を放つ口」 
(17)「つれない人よ、なぜわたしから逃げるのか」 
(18)「この鏡を君にあげよう、ローザ」 
(19)「わたしには死も恐ろしくない」 
(20)「恋人よ、愛があなたの羽根を切った」 
(21)「かつてわたしは歌った、そしてその歌が心地よかったなら」
リナルド・アレッサンドリーニ(指,Cemb)コンチェルト・イタリアーノ, 
ロッサーナ・ベルティーニ(S)
ローザ・ドミンゲス(Ms) クラウディオ・カヴィーナ(A) 
ジュゼッペ・マレット(T) サンドロ・ナリア(T)
 マルコ・ラデッリ(Br) ダニエレ・カルノヴィチ(Bs)
録音:1994年5月
テクストの深い洞察、音節に従って自在に変化する強弱、変幻自在、フレキシ
ブルに動くテンポ・・・。言葉と音楽、両方のもつニュアンスが、アレッサン
ドリーニの知的な指揮により見事に薫りたちます。

OP 30488 \1550
(旧番号:OP 30367/現行盤)
ヴィヴァルディ:宗教音楽集第1巻
(1)協奏曲ハ長調「聖ラウレンティウスの祝日のために」R556 
(2)モテット ヘ長調「明るく輝く星」R625 
(3)ヴァイオリン、チェロとオルガンのための協奏曲ハ長調R554a 
(4)葬送協奏曲変ロ長調R579 
(5)セクエンツィア ヘ短調「スターバト・マーテル」R621 
(6)協奏曲変ホ長調「聖墓に寄せるソナタ」R130
リナルド・アレッサンドリーニ(指,Cemb,Org) サラ・ミンガルド(C-A)
コンチェルト・イタリアーノ 〔ピエモンテの財宝シリーズ第7巻〕
録音:1999年4月ローマ、サンタ・マリア・デッラ・スカラ教会
ヴィヴァルディの女声のための作品集。スターバト・マーテルの劇的要素、
感情をみごとに表現、十字架にかけられたキリストの足元にすがるマリアの姿
が目に浮かぶような感動的な演奏です。

AM 188 \1550
(旧番号:AMB9924廃盤)
「カール6世時代のウィーンのヴェスプレ」
ゼッハー:主は言われた/グレートレ:キリストの御魂/サンチェス:主を恐れ
るものは幸せなり、おお私の最愛のイエス/ラインハルト:主の僕らよ、讃め
たたえよ/フックス:諸々の国よ、主を讃めたたえよ,マニフィカト,アヴェ
・マリア他
ゲルリンデ・ゼーマン(S) パスカル・ベルタン(CT) 
ハンス=イェルク・マンメル(T) ヒューベルト・クラーセンス(Bs) 
クリスティーナ・プルハル(指)
ラルペッジャータ,アルシス・ブルゴーニュ(合唱指導:ピエール・カオ)
録音:2002年5月、パリ
古楽ファンの間で、日本でも人気急上昇中のプルハル率いる1枚。すべて世界
初録音、チェコの図書館に遺されていた数々の手稿譜を合唱指揮のピエール・
カオが紐解いた新発見に溢れたこの名盤も、うれしい復活です。


●エスプリ・シリーズ
ちょっとおセンチな気分、ちょっとハッピーな気分・・・その時々のあなたの
気分にピッタリ合う音楽を詰め込んだ、ちょっとおしゃれなシリーズのご紹
介。どれも豪華アーティストによる名演奏となっています。

V 5168 \1550
エスプリ・バロック
ヴィヴァルディ:
フルート協奏曲RV44より、グローリアRV589より、「海のあらし」RV433より、
グリゼルダRV718よりアリア
マルチェッロ:オーボエ、弦と通奏低音のための協奏曲ニ短調より
コレッリ:合奏協奏曲op.6-第6番より
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番より-他、
テレマン、シャルパンティエらの作品集
アレッサンドリーニ、スピノージ、ルセほか
バロック音楽集。器楽の協奏曲のほか、オペラからの序曲やアリアなど、様々
に楽しめます。

V 5169 \1550
エスプリ・サクレ
ヴィヴァルディ:スターバト・マーテル
バッハ:マタイ受難曲より「憐れみたまえ」ほか
サンドリーヌ・ピオー、アレッサンドリーニ他
宗教音楽集。有名なバッハのアリアや、ヴィヴァルディの美しい作品、そして
ハッセやシャルパンティエの作品も収録されています。

V 5170 \1550
エスプリ・ロマンティック
ブラームス:交響曲第3番、ベルリオーズ:幻想交響曲より、
ショパン:ノクターンop.9-1、
シューベルト:アルペジオーネ・ソナタほか
エッシェンバッハ&パリ管、ソコロフ、カッサール、ビオンディ、
ガスティネルほか
ロマン派時代の音楽を集めたもの。どれも有名曲ばかり、演奏者の顔ぶれも豪
華です。

V 5171 \1550
エスプリ・禅
モーツァルト:クラリネット五重奏曲、アーン:恍惚のとき、
ショパン:プレリュードop.28-4、
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番より第2楽章ほか
マリー=ニコル・ルミュウ、ファジル・サイ、ジャルスキほか
宗教音楽から交響曲、室内楽まで、静謐な世界へと私たちをいざなう作品集。

V 5172 \1550
エスプリ・メランコリック
バーバー:アニュス・デイ
ヘンデル:「私を泣かせてください」(リナルドより)
ショパン:プレリュードop.28-4、
モーツァルト:魔笛より、グラッペリ:ヴァルスーズ
エキルベイ(指揮)アクサントゥス、ソコロフ、コルシアほか
思わずうっとり聴き入ってしまうシットリ系の名曲から、コルシアによるフェ
ロモン全開のヴァルスーズまで、珠玉の選曲です。

V 5173 \1550
エスプリ・スペイン
ファリャ:恋は魔術師、ロドリーゴ:アランフェス協奏曲より、
アルベニス:セギディーリャほか
モレッティ、バーヨ、アントニ・ロス・マルバほか
オーレッ!暑くてだるい夏にもテンションのあがる1枚。




<CAvi music>
4260085531394 \2450
メンデルスゾーン:チェロとピアノのための作品全集
チェロ・ソナタ第1番 変ロ長調 Op.45
チェロとピアノのための協奏的変奏曲ニ長調Op.17
無言歌集チェロとピアノのための無言歌 ニ長調 Op.109
アルバムの綴り
チェロ・ソナタ第2番ニ長調Op.58
ユリアン・シュテッケル(Vc)
パウル・リヴィニウス(P)
録音:2008年10月
メンデルスゾーン生誕200年記念を祝してCAviレーベルがチェロとピアノのた
めの作品全集をリリース。メンデルスゾーンのチェロ作品は、他の作品に比べ
ると演奏機会は多くはないですが、シューマンが賞賛した1番、創作の絶頂期
であり豊かな音楽性を持つ2番、生気に満ち、輝くばかりの美しさに溢れた
「協奏的変奏曲」、麗しい旋律線がゆるやかに流れる「無言歌」などメンデル
スゾーンのメロディアスな音楽がチェロの特性にぴったりと合った美しい曲ば
かり。演奏はユリアン・シュテッケルとパウル・リヴィニウス。シュテッケル
は1982年生まれ。ドイツだけではなく国際的にも中心に注目されている若手
チェリストの一人です。国際カザルスコンクール、ロストロポーヴィッチ・
チェロ国際コンクールなど数々の国際コンクールで賞を獲得。ソリストとして
世界的オーケストラと共演する他、シュパヌンゲン音楽祭など室内楽シーンで
も活躍中です。パウル・リヴィニウスは3兄弟で結成されたトリオ・リヴィニ
ウスで活動し、室内楽でも定評のあるピアニスト。

4260085531424 \2450
フランツ・クロンマー(1759-1831):弦楽四重奏曲集
ニ短調Op.74-3*、イ短調Op.103-3*、ヘ長調Op.19-2
マルコリーニ四重奏団
[イエルク・ブッシュハウス(Vn) マルクス・ホフマン(Vn) 
シュテファン・シュミット(Va) マルティン・フリッツ(Vc)] 
(ピリオド楽器使用)
録音:2008年10月*世界初録音
今年生誕250周年にあたるフランツ・クロンマーは、ボヘミア生まれ。ウィー
ンで活躍し、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトと同時代の作曲家
です。当時高い支持を得ていたクロンマーは数多くの作品を残しています。古
典派らしい親しみやすく明瞭な音楽ではありますが、美しく愛らしく終始する
音楽がクロンマーの特徴です。モーツァルト/『フィガロの結婚』弦楽四重奏
版 (4260085530465)でもその鋭い演奏で楽しませてくれたマルコリーニ四重
奏団。ドイツ・ケルンを本拠地とする古楽器オーケストラ、コンチェルト・
ケルンのメンバーによるカルテットです。

4260085 531295 6枚組 \8800
ルール・ピアノフェスティヴァル・エディション Vol.22
CD1:
マウリシオ・バリーナ(P)
J.S.バッハ:幻想曲とフーガBWV542
シューマン:交響的練習曲 Op.13、アベック変奏曲Op.1
リスト:忘れられたワルツ第1番、メフィスト・ワルツ第1番
リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
CD2:
サリーム・アブード・アシュカール(P)
J.S.バッハ:イギリス組曲BWV807
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第4番 イ短調D.537
シェーンベルク:3つのピアノ曲Op.11
ブラームス:幻想曲集Op.116
CD3:
ラン・ジア(P)
シューベルト:4つの即興曲D899
ピアノ・ソナタ第19番D958、ピアノ・ソナタ第20番D959
CD4:
モナ=飛鳥・オット(P)
モーツァルト:ロンド K485
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番Op.13「悲愴」
リスト:ヴェネツィアとナポリ
シューベルト:3つの小品 D946
リスト:スペイン狂詩曲
CD5:
河村尚子(P)
シューマン:ユーモレスクOp.20
スカルラッテ:5つのソナタ
ドビュッシー:ピアノのために
フランク:前奏曲、コラールとフーガ
CD6:
セルゲイ・カスパロフ(P)
スカルラッティ:5つのソナタ
アレクセイ・リュビーモフ&セルゲイ・カスパロフ(P)
モーツァルト:ラルゲットとアレグロ(2台ピアノのための)
シューマン:カノン形式による3つの練習曲(2台ピアノのための)Op.56
アレクセイ・ゾーエフ(P)
リスト:ハンガリー狂詩曲Op.15
アレクセイ・リュビーモフ&アレクセイ・ゾーエフ(P)
ドビュッシー:2つのノクターン(2台ピアノのための)




<MALIBRAN MUSIC>
CDRG 188 2枚組 \2980
ケルビーニ:「アナクレオン」序曲
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調
フランク:交響曲 ニ短調
メンゲルベルク(指)
パリ放送大管弦楽団(1944年1月16日)
ポール・トルトリエ(Vc)

CDRG 189 2枚組 \2980
ベルリオーズ:「ローマの謝肉祭」序曲
ショパン:ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
メンゲルベルク(指)
パリ放送大管弦楽団(1944年1月20日)
アルフレッド・コルトー(Pf)
1940年6月、ドイツ軍がパリ入城、親ナチのヴィシー政権樹立。コルトーはヴィ
シー政権寄りだったため戦後はフランスでの演奏活動は禁止。メンゲルベルク
もゲッベルスの招きによりベルリンでベルリンフィルを指揮していたために戦
後は演奏活動禁止。活動禁止が解かれる直前の1951年にスイスで亡くなります。
1944年6月6日のノルマンディ上陸作戦後、8月25日にパリは解放され、その数ヶ
月前のパリ、シャンゼリゼ劇場でのメンゲルベルク、コルトー、トルトリエ
超貴重なドキュメントです。ごく一部に音ゆれ、音とび等ありますが驚くほど
鮮明な録音です。ドヴォルザークの1楽章、「悲愴」の3楽章後には聴衆の拍手
も収録され当日の会場の雰囲気にどっぷり浸れます。
●Malibran-MusicはCD-Rになったため取り扱いを中止していましたが今回の
2タイトルは通常CDであることが確認されましたので、初回生産分に限り取り
扱います。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする