<Autralia Eloquensce> ※ご予約締切日 7月24日
PO 480 0475 \1050
プロコフィエフ:
「ピーターと狼」Op.67
L.モーツァルト:おもちゃの交響曲
デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」
サン・サーンス:死の舞踏
ルーベン・ヨルダノフ(Vln)
ジャクリーヌ・デュ・プレ(ナレーション)
バレンボイム指揮、イギリス室内管弦楽団
ダニエル・バレンボイム指揮、パリ管弦楽団
1979年、伝説のチェリスト、デュプレは難病に侵されながらも「ピーターと
狼」のナレーションの録音を行いました。すでに演奏活動をやめ、教育活動
に力をそそいでいた頃のこの録音は現在までCD化されることなく今日に至っ
ています。彼女ならではの音楽に対する不屈の精神がこの録音を残させたこ
とになります。
また収録曲の「おもちゃの交響曲」に関して、デュプレは1976年、ロイヤル
アルバートホールでの演奏の際、ドラムパートで参加しています。幼少の頃
からテレビのショーで、とても熱心に演奏していた曲でもあります。
★今回の発注に合わせて、Autralia Eloquensceの旧譜発注を行います。商品
リストは当店HPにございます。ご注文分のみの発注となりますので、締切日
までによろしくご検討ください。
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/open.html
<PentaTone>
PTC 5186 191(SACD-Hybrid) 2枚組 \4250
ベルリオーズ:レクイエムOp.5
ロナルド・ダウド(テノール)、
コリン・デイヴィス(指揮)、
ロンドン交響楽団&合唱団、ウォンズワース・スクール少年合唱団
大オーケストラ、大合唱、ブラス・セクションのバンダを要するなど超巨大編
成の代名詞的な作品でもあるベルリオーズの「レクイエム」。
この大作を重要なレパートリーとしてきたコリン・デイヴィスはこれまでに
3度収録を行っており、1971年のグラミー賞を獲得したこのフィリップス音源
は1回目、すなわちコリン・デイヴィスの「ベルリオーズのレクイエム」の元
祖となるもの。
凄まじいまでの音圧による劇的なサウンド、死者を追悼する神聖にして厳粛
なハーモニー。
様々な要素を備えた名演の真の姿が明らかになる。1969年の録音。
PTC 5186 097(SACD-Hybrid) \2850
モーツァルト:
行進曲ニ長調K.249/セレナード第7番ニ長調K.250《ハフナー》
ゴルダン・ニコリッチ(ヴァイオリン&指揮)、
オランダ室内管弦楽団
イギリスの名門ロンドン響を牽引する現役のコンサートマスターであり、オ
ランダ室内楽団の音楽監督を兼務するなどエネルギッシュな活動を繰り広げて
いるゴルダン・ニコリッチ。
ブリテン、バルトーク、ハルトマンの作品集(PTC 5186 056)、ハイドンの作
品集(PTC 5186 300)やユリア・フィッシャーとの共演(PTC 5186 098)、マー
ティン・ヘルムヘンとの共演(PTC 5186 305)など、ペンタートーンにおける
重要な役割を担ってきたニコリッチの新作は、自らがソリストを務める「ハ
フナー」をメインとしてモーツァルト・アルバム。
オランダ室内楽団を見事に統率しながらハフナーではカントロフによるカデ
ンツァを弾きこなすなど、ニコリッチが縦横無尽の活躍を魅せる!
PTC 5186 153(SACD-Hybrid) \2850
ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調Op.27
リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲Op.34
エド・デ・ワールト(指揮)、
ロッテルダム・フィルハーモニック管弦楽団
ラフマニノフはデ・ワールトの十八番なだけに、ロッテルダム・フィルとの
録音に対する評価は依然として高い。1976年4月の録音。
<Eufoda>
EUFODA 1371 \2300
ヴェニスへのオマージュ ――
アルビノーニ:オーボエ協奏曲二短調Op.9-2
ヴィヴァルディ:オーボエとファゴットのための協奏曲ト長調RV.545
プラッティ:チェンバロ協奏曲ハ短調
ペルゴレージ:フルート協奏曲ト長調
タルティーニ:協奏曲イ長調
アルビノーニ:2つのオーボエのための協奏曲ト長調Op.9-6
ヤン・デ・ウィンネ(フラウト・トラヴェルソ)、
マルセル・ポンセール(オーボエ)、
アン・ファンランクール(オーボエ)、
アラン・デ・リケレ(ファゴット)、
ロレンツォ・ギエルミ(チェンバロ)、
ヴィットリオ・ギエルミ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
イル・ガルデリーノ
オーボエ奏者のマルセル・ポンセールの提唱によって、アムステルダム・バ
ロック・オーケストラ、ラ・プティット・バンド、シャペル・ロワイヤル、
コレギウム・ヴォカーレなどに参加する名手たちが集結して1988年に結成さ
れた「イル・ガルデリーノ」の最新作!
ヴィヴァルディの協奏曲ニ長調「ごしきひわ(Gardellino)」RV.90をグルー
プ名の起源とするベルギーのアンサンブル「イル・ガルデリーノ」。
アルビノーニやヴィヴァルディ、タルティーニなどイタリアの大御所の作品
が収録された今回の『イタリア・バロックの協奏曲集』のソリストには、ア
ンサンブルの主宰者であるマルセル・ポンセール、ヤン・デ・ウィンネはも
ちろんのことロレンツォ&ヴィットリオのギエルミ兄弟が招かれるなど、世
界に名立たる一流奏者たちの演奏はまさに絶品。バロック・ファンのみなら
ず是非ともご注目いただきたいディスク。
EUFODA 1370 \2300
ドヴォルザーク:
ピアノ四重奏曲ニ長調Op.23/同変ホ長調Op.87
テトラ・リラ〔ヤン・ミヒエルス(ピアノ)、
ヘールト・デ・ビエーヴル(チェロ)、川村奈菜(ヴァイオリン)、
トニ・ニス(アルト)〕
ベルギーの名ピアニスト、ヤン・ミヒエルスを中心として、日本人ヴァイオ
リニスト川村奈菜などベルギーを拠点に活躍中の音楽家たちによって結成さ
れたアンサンブル「テトラ・リラ」によるドヴォルザーク。
ミヒエルスは1884年製ベーゼンドルファーを弾いたドヴォルザークのピアノ
作品集(Eufoda 1348)をリリースしているが、このピアノ四重奏曲集で使用し
ているピアノもベルギーのクリス・マーネ・コレクションから貸与された
1875年製のスタインウェイという貴重な楽器。上質の演奏で作曲者と同じ時
代に生まれた楽器の音色を愉しむことができるアルバムである。
EUFODA 1369 \2300
後期中世ヨーロッパの愛の詩 ――
カピローラ:いとも美しきパドアーナ
ジョスカン:われに口づけを
アグリコラ:L'home banni、Je n'ay duel
作曲者不詳:恋のとりこ、Ick Byn Zo Elende
ダルツァ:カラタ・アラ・スパニョラ
コンペール:Le grand desir
作曲者不詳:スタンゲッタ
ムトン:James, james, james
オブレヒト:T'sat Een Meskin
コンペール:Lourdault lourdault、Nous sommes de l'orde de Saynt Babuyn
カピローラ-アグリコラ:Alez regret
スピナチーノ:リチェルカーレ
アグリコラ-ジョスカン-作曲者不詳:O venus bant
ジョスカン:われに口づけを
ダルツァ:タスタール・デ・コルデ
カピラ・フラメンカ
ユーフォダ(Eufoda)から多くの演奏をリリースしてきた声楽とピリオド楽器に
よるベルギーのアンサンブル、カピラ・フラメンカ。
2007年2月に収録されたカピラ・フラメンカの最新録音のテーマは、フランド
ル地方からイタリアにかけて1500年前後に演奏された愛の歌。カピローラや
ジョスカン、アグリコラ、オブレヒトなど当時の音楽の発展に大きな足跡を
遺した偉人たちの作品が並ぶ。
<Etcetera>
KTC 1361 \2300
吟遊詩人と修道女 ――
デ・ボルネーユ:Reis Glorios
ビンゲン:アヴェ・ジェネロサ
デ・ディア:嫌なことでも歌わなければ
ビンゲン:おお、光り輝く御母
作曲者不詳(14世紀頃イタリア):トリスタンの哀歌
ビンゲン:おお青々とした小枝よ
ベンタドルン:ひばりがはばたく時に
作曲者不詳(15世紀頃イギリス):Bryd One Brere、Edi be thu heven-queene
ダウランド:君よまだ帰らないでくれ、わが恋人の涙
ラニエー:Like hermit poor
ヒューム:死
キング:The Given Heart
ダウランド:憂鬱なガリアード
ジョンソン:Have you seen but a white lily grow?
エヴェリン・タブ(ソプラノ)、
マイケル・フィールズ(ハープ、リュート、テオルボ)、
デイヴィッド・ハッチャー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
中世、ルネサンスの時代に吟遊詩人によって奏でられた「世俗曲」、修道女
によって聖母マリアのために歌われた「聖歌」という両極に位置する音楽を
集めたアルバム。ビンゲンやダウランドから作曲者不詳の作品を歌うのは、
エマ・カークビーと並ぶ世界的バロック歌手エヴェリン・タブ。フィールズ
の奏でる中世ハープやルネサンス・リュート、テオルボ、ハッチャーの弾く
ヴィオラ・ダ・ガンバが、タブの情緒に満ちた歌声と、作品それぞれが持つ
儚き香りを引き出している。
KTC 1321 \2300
ユップ・フランセンス(1955-):管弦楽と合唱のための作品集 ――
ローリング・ロッテルダム(世界初録音)/天体のハーモニー(第1部)*/**/
マニフィカト(世界初録音)*/***
ゲルト・アルブレヒト(指揮)、トヌ・カリユステ(指揮)*、
オランダ放送フィルハーモニック管弦楽団、オランダ室内合唱団**、
エルマ・ファン・デン・ドール(ソプラノ)***、オランダ放送合唱団***
1955年オランダのフローニンゲン出身の作曲家、ユップ・フランセンスのポ
ートレート・アルバム。ハーグ王立音楽院ではルイ・アンドリーセンに作曲
を師事するなど、現代音楽の手法にとらわれない自由な作風が評価を高めて
いる。読売日響の前常任指揮者で日本でもお馴染みのアルブレヒト、合唱界
の名匠カリユステなど豪華なアーティスト陣もこのシリーズの魅力。
1997年-1999年の録音。
<Raumklang>
RK 2703 \2300
ハンブルクの胡椒袋の音楽 ――
テレマン:序曲《オンファール》ホ短調、《オンファール》からのアリア
ヘンデル:シンフォニア 変ロ長調、協奏曲変ロ長調
カイザー:組曲《ヘラクレスとエベ》
イェリー・サー(ソプラノ)、
ハンブルク・エルビポリス・バロック・オーケストラ
「胡椒袋」とは、17世紀にかけて隆盛を誇ったヨーロッパの都市同盟「ハン
ザ同盟」で芸術家たちに経済援助を行った貿易商を指す1つの呼び名のこと。
ソウルに生まれバロックの分野で頭角を現している韓国のソプラノ歌手イェ
リー・サーとハンブルクを拠点とするエルビポリス・バロック・オーケスト
ラが、当時のハンブルクで活躍したテレマン、ハイドン、カイザーの作品を
録音。
ハンザ都市ハンブルクに響いた音楽が溌剌とした演奏で再現される。
RK 2705 2枚組 \4600
エレメント-トリゴナーレ古楽音楽祭2007 ――
ラ・フェニーチェ-
カッツァーティ:Factum est praelium magnum in coelis、
ファルコニエリ:Battalla de Barabaso, Yerno de Satanas、
ロニョーニ:星に対して彼は打ち明けた、
メールラ:シャコンヌ
アンサンブル・ユニコーン-
作曲者不詳:Qui d’amours veult avoir、Pour haut et liement chanter、
Pour haut et liement chanter、Je la remire la belle
ヒリアード・アンサンブル-マショー:
Puisque la douce rousee、Fins cuers doulz、Noster cetus、Felix virgo、
Romeo and Juliet
ハーモニー・オヴ・ネーションズ・バロック・オーケストラ-
テレマン:序曲《昔と今の諸国民》ト長調
コンチェルティーノ・アマリッリ-マンシーニ:
Quanto dolce e quell'ardore、
プラッティ:オーボエとファゴットのためのソナタ
イル・ジャルディーノ・アルモニコ-
W・F・バッハ:シンフォニア ヘ長調、
モーツァルト:ディヴェルティメント ヘ長調K.138
クリスティーネ・ショルンスハイム-
ハイドン:ソナタ ハ短調Hob.XVI-32
ラ・フェニーチェ、アンサンブル・ユニコーン、ヒリアード・アンサンブル、
ハーモニー・オヴ・ネーションズ・バロック・オーケストラ、
コンチェルティーノ・アマリッリ、イル・ジャルディーノ・アルモニコ、
クリスティーネ・ショルンスハイム
世界的な名声を誇る音楽家たちの出演で大きな注目を集めている「トリゴナー
レ古楽音楽祭」。
2003年からオーストリアのケルンテンを舞台としてスタートしたこの古楽音
楽祭の2007年のハイライトを収録したライヴ盤がドイツのレーベル、ラウム
クラングから登場!ヒリアード・アンサンブル、イル・ジャルディーノ・ア
ルモニコ、クリスティーネ・ショルンスハイムなど古楽界のスターたちによ
るライヴ・パフォーマンスはファン必聴。2007年7月の録音。
<Marc Aurel Editon>
MA SA 024(SACD-Hybrid) \2850
ヘンデル:リコーダーのためのソナタ集 ――
トリオ・ソナタ ハ短調Op.2-1a,HWV.386a/ソナタ ニ短調HWV.367a
ソナタ ヘ長調Op.1-11,HWV.369/ソナタ変ロ長調HWV.377/
ソナタ イ短調Op.1-4,HWV.362/ソナタ ハ長調Op.1-7,HWV.365/
ソナタ ト短調Op.1-2,HWV.360/トリオ・ソナタ ヘ長調Op.2-4,HWV.389
ドロテー・オベルリンガー(リコーダー)、アンサンブル1700
1997年にSRP・Moeck国際リコーダー・コンクールでの優勝をきっかけとして
世界有数の女流リコーダー奏者としての地位を築いた1969年アーヘン出身の
ドロテー・オベルリンガー。「MA 20024」としてリリースされているヘンデ
ルの作品集が今回SACD Hybrid盤でも登場。リコーダー・ファン要チェック。
<Olive Music>
om 014 \2300
サントネ・ライヴ ――
トレボル:He, Tres doulz Roussignol
マショー:Foy Porter、Mors sui
作曲者不詳:Indescort、Adyen matres belle
サンレーシュ:このうららかな美しい季節に
ソラージュ:Helas! je voy mon cuer
ペルージャ:
Cogliendo per un prat'ogni fior bianco、O sommo specchio、La fiera
Testa
バンショワ:
Je loe amours et ma dame mercye、Tristre Plaisir et douleureuse joie、
Filles a marier
デュファイ:もし私の顔が青いなら、美しい人よどんな過ちを犯したのか
アンサンブル・サントネ〔ユリア・シュミット(ソプラノ)、エロディ・ウィ
マー(フルート)、オリ・ハーメリン(リュート)、シラード・シェレジ(フィ
ドル)
ジル・フェルドマンとケース・ブッケを中核として、演奏、パッケージの両
方で質の高いアルバムを発表しているオリーヴ・ミュージック。ワインの名
産地としても知られるブルゴーニュ地方コート・ドゥ・ボーヌ地区のサント
ネ村を自らの名前に冠した「アンサンブル・サントネ」は、トロッシンゲン
の州立音楽大学で出会った4人の音楽家たちにより結成された古楽アンサン
ブル。
ドイツ期待の若きソプラノ、ユリア・シュミットの愁いを帯びた歌声が印象
的な演奏。
PO 480 0475 \1050
プロコフィエフ:
「ピーターと狼」Op.67
L.モーツァルト:おもちゃの交響曲
デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」
サン・サーンス:死の舞踏
ルーベン・ヨルダノフ(Vln)
ジャクリーヌ・デュ・プレ(ナレーション)
バレンボイム指揮、イギリス室内管弦楽団
ダニエル・バレンボイム指揮、パリ管弦楽団
1979年、伝説のチェリスト、デュプレは難病に侵されながらも「ピーターと
狼」のナレーションの録音を行いました。すでに演奏活動をやめ、教育活動
に力をそそいでいた頃のこの録音は現在までCD化されることなく今日に至っ
ています。彼女ならではの音楽に対する不屈の精神がこの録音を残させたこ
とになります。
また収録曲の「おもちゃの交響曲」に関して、デュプレは1976年、ロイヤル
アルバートホールでの演奏の際、ドラムパートで参加しています。幼少の頃
からテレビのショーで、とても熱心に演奏していた曲でもあります。
★今回の発注に合わせて、Autralia Eloquensceの旧譜発注を行います。商品
リストは当店HPにございます。ご注文分のみの発注となりますので、締切日
までによろしくご検討ください。
http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/open.html
<PentaTone>
PTC 5186 191(SACD-Hybrid) 2枚組 \4250
ベルリオーズ:レクイエムOp.5
ロナルド・ダウド(テノール)、
コリン・デイヴィス(指揮)、
ロンドン交響楽団&合唱団、ウォンズワース・スクール少年合唱団
大オーケストラ、大合唱、ブラス・セクションのバンダを要するなど超巨大編
成の代名詞的な作品でもあるベルリオーズの「レクイエム」。
この大作を重要なレパートリーとしてきたコリン・デイヴィスはこれまでに
3度収録を行っており、1971年のグラミー賞を獲得したこのフィリップス音源
は1回目、すなわちコリン・デイヴィスの「ベルリオーズのレクイエム」の元
祖となるもの。
凄まじいまでの音圧による劇的なサウンド、死者を追悼する神聖にして厳粛
なハーモニー。
様々な要素を備えた名演の真の姿が明らかになる。1969年の録音。
PTC 5186 097(SACD-Hybrid) \2850
モーツァルト:
行進曲ニ長調K.249/セレナード第7番ニ長調K.250《ハフナー》
ゴルダン・ニコリッチ(ヴァイオリン&指揮)、
オランダ室内管弦楽団
イギリスの名門ロンドン響を牽引する現役のコンサートマスターであり、オ
ランダ室内楽団の音楽監督を兼務するなどエネルギッシュな活動を繰り広げて
いるゴルダン・ニコリッチ。
ブリテン、バルトーク、ハルトマンの作品集(PTC 5186 056)、ハイドンの作
品集(PTC 5186 300)やユリア・フィッシャーとの共演(PTC 5186 098)、マー
ティン・ヘルムヘンとの共演(PTC 5186 305)など、ペンタートーンにおける
重要な役割を担ってきたニコリッチの新作は、自らがソリストを務める「ハ
フナー」をメインとしてモーツァルト・アルバム。
オランダ室内楽団を見事に統率しながらハフナーではカントロフによるカデ
ンツァを弾きこなすなど、ニコリッチが縦横無尽の活躍を魅せる!
PTC 5186 153(SACD-Hybrid) \2850
ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調Op.27
リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲Op.34
エド・デ・ワールト(指揮)、
ロッテルダム・フィルハーモニック管弦楽団
ラフマニノフはデ・ワールトの十八番なだけに、ロッテルダム・フィルとの
録音に対する評価は依然として高い。1976年4月の録音。
<Eufoda>
EUFODA 1371 \2300
ヴェニスへのオマージュ ――
アルビノーニ:オーボエ協奏曲二短調Op.9-2
ヴィヴァルディ:オーボエとファゴットのための協奏曲ト長調RV.545
プラッティ:チェンバロ協奏曲ハ短調
ペルゴレージ:フルート協奏曲ト長調
タルティーニ:協奏曲イ長調
アルビノーニ:2つのオーボエのための協奏曲ト長調Op.9-6
ヤン・デ・ウィンネ(フラウト・トラヴェルソ)、
マルセル・ポンセール(オーボエ)、
アン・ファンランクール(オーボエ)、
アラン・デ・リケレ(ファゴット)、
ロレンツォ・ギエルミ(チェンバロ)、
ヴィットリオ・ギエルミ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
イル・ガルデリーノ
オーボエ奏者のマルセル・ポンセールの提唱によって、アムステルダム・バ
ロック・オーケストラ、ラ・プティット・バンド、シャペル・ロワイヤル、
コレギウム・ヴォカーレなどに参加する名手たちが集結して1988年に結成さ
れた「イル・ガルデリーノ」の最新作!
ヴィヴァルディの協奏曲ニ長調「ごしきひわ(Gardellino)」RV.90をグルー
プ名の起源とするベルギーのアンサンブル「イル・ガルデリーノ」。
アルビノーニやヴィヴァルディ、タルティーニなどイタリアの大御所の作品
が収録された今回の『イタリア・バロックの協奏曲集』のソリストには、ア
ンサンブルの主宰者であるマルセル・ポンセール、ヤン・デ・ウィンネはも
ちろんのことロレンツォ&ヴィットリオのギエルミ兄弟が招かれるなど、世
界に名立たる一流奏者たちの演奏はまさに絶品。バロック・ファンのみなら
ず是非ともご注目いただきたいディスク。
EUFODA 1370 \2300
ドヴォルザーク:
ピアノ四重奏曲ニ長調Op.23/同変ホ長調Op.87
テトラ・リラ〔ヤン・ミヒエルス(ピアノ)、
ヘールト・デ・ビエーヴル(チェロ)、川村奈菜(ヴァイオリン)、
トニ・ニス(アルト)〕
ベルギーの名ピアニスト、ヤン・ミヒエルスを中心として、日本人ヴァイオ
リニスト川村奈菜などベルギーを拠点に活躍中の音楽家たちによって結成さ
れたアンサンブル「テトラ・リラ」によるドヴォルザーク。
ミヒエルスは1884年製ベーゼンドルファーを弾いたドヴォルザークのピアノ
作品集(Eufoda 1348)をリリースしているが、このピアノ四重奏曲集で使用し
ているピアノもベルギーのクリス・マーネ・コレクションから貸与された
1875年製のスタインウェイという貴重な楽器。上質の演奏で作曲者と同じ時
代に生まれた楽器の音色を愉しむことができるアルバムである。
EUFODA 1369 \2300
後期中世ヨーロッパの愛の詩 ――
カピローラ:いとも美しきパドアーナ
ジョスカン:われに口づけを
アグリコラ:L'home banni、Je n'ay duel
作曲者不詳:恋のとりこ、Ick Byn Zo Elende
ダルツァ:カラタ・アラ・スパニョラ
コンペール:Le grand desir
作曲者不詳:スタンゲッタ
ムトン:James, james, james
オブレヒト:T'sat Een Meskin
コンペール:Lourdault lourdault、Nous sommes de l'orde de Saynt Babuyn
カピローラ-アグリコラ:Alez regret
スピナチーノ:リチェルカーレ
アグリコラ-ジョスカン-作曲者不詳:O venus bant
ジョスカン:われに口づけを
ダルツァ:タスタール・デ・コルデ
カピラ・フラメンカ
ユーフォダ(Eufoda)から多くの演奏をリリースしてきた声楽とピリオド楽器に
よるベルギーのアンサンブル、カピラ・フラメンカ。
2007年2月に収録されたカピラ・フラメンカの最新録音のテーマは、フランド
ル地方からイタリアにかけて1500年前後に演奏された愛の歌。カピローラや
ジョスカン、アグリコラ、オブレヒトなど当時の音楽の発展に大きな足跡を
遺した偉人たちの作品が並ぶ。
<Etcetera>
KTC 1361 \2300
吟遊詩人と修道女 ――
デ・ボルネーユ:Reis Glorios
ビンゲン:アヴェ・ジェネロサ
デ・ディア:嫌なことでも歌わなければ
ビンゲン:おお、光り輝く御母
作曲者不詳(14世紀頃イタリア):トリスタンの哀歌
ビンゲン:おお青々とした小枝よ
ベンタドルン:ひばりがはばたく時に
作曲者不詳(15世紀頃イギリス):Bryd One Brere、Edi be thu heven-queene
ダウランド:君よまだ帰らないでくれ、わが恋人の涙
ラニエー:Like hermit poor
ヒューム:死
キング:The Given Heart
ダウランド:憂鬱なガリアード
ジョンソン:Have you seen but a white lily grow?
エヴェリン・タブ(ソプラノ)、
マイケル・フィールズ(ハープ、リュート、テオルボ)、
デイヴィッド・ハッチャー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
中世、ルネサンスの時代に吟遊詩人によって奏でられた「世俗曲」、修道女
によって聖母マリアのために歌われた「聖歌」という両極に位置する音楽を
集めたアルバム。ビンゲンやダウランドから作曲者不詳の作品を歌うのは、
エマ・カークビーと並ぶ世界的バロック歌手エヴェリン・タブ。フィールズ
の奏でる中世ハープやルネサンス・リュート、テオルボ、ハッチャーの弾く
ヴィオラ・ダ・ガンバが、タブの情緒に満ちた歌声と、作品それぞれが持つ
儚き香りを引き出している。
KTC 1321 \2300
ユップ・フランセンス(1955-):管弦楽と合唱のための作品集 ――
ローリング・ロッテルダム(世界初録音)/天体のハーモニー(第1部)*/**/
マニフィカト(世界初録音)*/***
ゲルト・アルブレヒト(指揮)、トヌ・カリユステ(指揮)*、
オランダ放送フィルハーモニック管弦楽団、オランダ室内合唱団**、
エルマ・ファン・デン・ドール(ソプラノ)***、オランダ放送合唱団***
1955年オランダのフローニンゲン出身の作曲家、ユップ・フランセンスのポ
ートレート・アルバム。ハーグ王立音楽院ではルイ・アンドリーセンに作曲
を師事するなど、現代音楽の手法にとらわれない自由な作風が評価を高めて
いる。読売日響の前常任指揮者で日本でもお馴染みのアルブレヒト、合唱界
の名匠カリユステなど豪華なアーティスト陣もこのシリーズの魅力。
1997年-1999年の録音。
<Raumklang>
RK 2703 \2300
ハンブルクの胡椒袋の音楽 ――
テレマン:序曲《オンファール》ホ短調、《オンファール》からのアリア
ヘンデル:シンフォニア 変ロ長調、協奏曲変ロ長調
カイザー:組曲《ヘラクレスとエベ》
イェリー・サー(ソプラノ)、
ハンブルク・エルビポリス・バロック・オーケストラ
「胡椒袋」とは、17世紀にかけて隆盛を誇ったヨーロッパの都市同盟「ハン
ザ同盟」で芸術家たちに経済援助を行った貿易商を指す1つの呼び名のこと。
ソウルに生まれバロックの分野で頭角を現している韓国のソプラノ歌手イェ
リー・サーとハンブルクを拠点とするエルビポリス・バロック・オーケスト
ラが、当時のハンブルクで活躍したテレマン、ハイドン、カイザーの作品を
録音。
ハンザ都市ハンブルクに響いた音楽が溌剌とした演奏で再現される。
RK 2705 2枚組 \4600
エレメント-トリゴナーレ古楽音楽祭2007 ――
ラ・フェニーチェ-
カッツァーティ:Factum est praelium magnum in coelis、
ファルコニエリ:Battalla de Barabaso, Yerno de Satanas、
ロニョーニ:星に対して彼は打ち明けた、
メールラ:シャコンヌ
アンサンブル・ユニコーン-
作曲者不詳:Qui d’amours veult avoir、Pour haut et liement chanter、
Pour haut et liement chanter、Je la remire la belle
ヒリアード・アンサンブル-マショー:
Puisque la douce rousee、Fins cuers doulz、Noster cetus、Felix virgo、
Romeo and Juliet
ハーモニー・オヴ・ネーションズ・バロック・オーケストラ-
テレマン:序曲《昔と今の諸国民》ト長調
コンチェルティーノ・アマリッリ-マンシーニ:
Quanto dolce e quell'ardore、
プラッティ:オーボエとファゴットのためのソナタ
イル・ジャルディーノ・アルモニコ-
W・F・バッハ:シンフォニア ヘ長調、
モーツァルト:ディヴェルティメント ヘ長調K.138
クリスティーネ・ショルンスハイム-
ハイドン:ソナタ ハ短調Hob.XVI-32
ラ・フェニーチェ、アンサンブル・ユニコーン、ヒリアード・アンサンブル、
ハーモニー・オヴ・ネーションズ・バロック・オーケストラ、
コンチェルティーノ・アマリッリ、イル・ジャルディーノ・アルモニコ、
クリスティーネ・ショルンスハイム
世界的な名声を誇る音楽家たちの出演で大きな注目を集めている「トリゴナー
レ古楽音楽祭」。
2003年からオーストリアのケルンテンを舞台としてスタートしたこの古楽音
楽祭の2007年のハイライトを収録したライヴ盤がドイツのレーベル、ラウム
クラングから登場!ヒリアード・アンサンブル、イル・ジャルディーノ・ア
ルモニコ、クリスティーネ・ショルンスハイムなど古楽界のスターたちによ
るライヴ・パフォーマンスはファン必聴。2007年7月の録音。
<Marc Aurel Editon>
MA SA 024(SACD-Hybrid) \2850
ヘンデル:リコーダーのためのソナタ集 ――
トリオ・ソナタ ハ短調Op.2-1a,HWV.386a/ソナタ ニ短調HWV.367a
ソナタ ヘ長調Op.1-11,HWV.369/ソナタ変ロ長調HWV.377/
ソナタ イ短調Op.1-4,HWV.362/ソナタ ハ長調Op.1-7,HWV.365/
ソナタ ト短調Op.1-2,HWV.360/トリオ・ソナタ ヘ長調Op.2-4,HWV.389
ドロテー・オベルリンガー(リコーダー)、アンサンブル1700
1997年にSRP・Moeck国際リコーダー・コンクールでの優勝をきっかけとして
世界有数の女流リコーダー奏者としての地位を築いた1969年アーヘン出身の
ドロテー・オベルリンガー。「MA 20024」としてリリースされているヘンデ
ルの作品集が今回SACD Hybrid盤でも登場。リコーダー・ファン要チェック。
<Olive Music>
om 014 \2300
サントネ・ライヴ ――
トレボル:He, Tres doulz Roussignol
マショー:Foy Porter、Mors sui
作曲者不詳:Indescort、Adyen matres belle
サンレーシュ:このうららかな美しい季節に
ソラージュ:Helas! je voy mon cuer
ペルージャ:
Cogliendo per un prat'ogni fior bianco、O sommo specchio、La fiera
Testa
バンショワ:
Je loe amours et ma dame mercye、Tristre Plaisir et douleureuse joie、
Filles a marier
デュファイ:もし私の顔が青いなら、美しい人よどんな過ちを犯したのか
アンサンブル・サントネ〔ユリア・シュミット(ソプラノ)、エロディ・ウィ
マー(フルート)、オリ・ハーメリン(リュート)、シラード・シェレジ(フィ
ドル)
ジル・フェルドマンとケース・ブッケを中核として、演奏、パッケージの両
方で質の高いアルバムを発表しているオリーヴ・ミュージック。ワインの名
産地としても知られるブルゴーニュ地方コート・ドゥ・ボーヌ地区のサント
ネ村を自らの名前に冠した「アンサンブル・サントネ」は、トロッシンゲン
の州立音楽大学で出会った4人の音楽家たちにより結成された古楽アンサン
ブル。
ドイツ期待の若きソプラノ、ユリア・シュミットの愁いを帯びた歌声が印象
的な演奏。