クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

06-09 No.16

2006年09月13日 13時51分36秒 | Weblog
<OPUS蔵>
OPK 7026 \2250
ベートーヴェン:
交響曲第3番変ホ長調作品55‘英雄’<ウラニアLP>
コリオラン序曲 <メロディア 黒盤、 青トーチ盤>
フルトヴェングラー(指)ウィーン・フィル(1944年12月)
フルトヴェングラー(指)ベルリン・フィル(1943年)
ウラニアの最初期盤ではありませんがかなり初期のプレスらしく随分と豊かな
音です。安原氏の手持ちの1枚が素晴らしい音でした。2年以上前に復刻してい
ましたが、一部修復の必要な個所があり先延ばしになっていました。キングの
須賀エンジニアの工夫で何とか修復ができたので発売にこぎつけられました。
組み合わせは有名な「コリオラン」ですが、音のよい黒ラベルをメーンとしま
した。以前ブルックナーの第5(OPK7013)を黒レーベルで出した際に、「何故
もっと初期の盤を使わないのか」というメールをいただきました。実は初期盤
がよくない場合もあります。「コリオラン」の場合青トーチレーベルは音が痩
せている上にピチカートの欠けや拍手の挿入などあって問題があります。そこ
でおまけとして初期盤の音を付けました。一度お確かめください。(オーパス
蔵代表 相原了)
「久しぶりに「ウラニアのエロイカ」を聴き、感動した。ぼくはフルトヴェン
グラーの「エロイカ」では、夙に52年のウィーン盤をベストに挙げて来たが、
それは録音の差によるところが大きい。ウラニア盤は今まで、ずいぶん復刻CD
を耳にしたが、ウィーン盤を超えるようなものにはついぞぶつからなかった。
ところが、今回のオーパス蔵盤は違う。その鳴りっぷりの良さ、歪みの少なさ、
音の鮮明さが今までの復刻盤の比ではなく、これからは本盤をもってフルト
ヴェングラーの「エロイカ」のベストCDとしたい。」(宇野功芳)

OPK 7029 \2250
チャイコフスキー:
交響曲第5番ホ短調作品64 
組曲「くるみ割り人形」
カラヤン(指)フィルハーモニア管弦楽団
デニス・ブレイン(ホルン)
録音:Kingsway Hall, London 1952
英Columbia LP (33CX シリーズ使用)
1952年カラヤンがフィルハーモニアと録音を本格化したころの録音です。彼が
録音したチャイコフスキーの第5番は5種類ありますが、これは最初のものです。
この演奏はじつに雄大かつしなやかな情感を表現した優美なものです。勝手な
推測ですが、カラヤンはまだムラヴィンスキーの同曲の演奏を耳にしていなか
ったのではないでしょうか。後年の演奏と違い、ドイツロマン派を思わせるゆ
ったりした歩みはデニス・ブレインの優美なホルンと相俟って魅力をたたえて
います。当時のフィルハーモニアの実力を感じるにもってこいの録音です。
(オーパス蔵代表 相原了)
「当時、1950年代半ばまでのフィルハーモニアは、若くて優秀な奏者をそろえ
ていたことで知られる。飛び抜けてスター性をそなえていたのがホルンのデニ
ス・ブレインで、この録音でも特に第2楽章で、そのソロを堪能できる。スケー
ル感豊かなふくらみをもち、温かく安定したその響き。それがフィルハーモニ
ア自慢の木管群とからみあう美しさには、思わず聞きほれてしまう。楽団の創
立者で、この録音のプロデューサーでもあるウォルター・レッグの得意気な表
情が、目に見えるような気がする。 (山崎浩太郎)」

OPK 2064 \2250
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品77 
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 作品47 
ラヴェル: ハバネラ形式の小品 3'11"
スカラテスク:バガテル 3'28"
ジネット・ヌヴー(Vn) ジャン ヌヴー(P)               
イッサイ・ドブロウェン(指)フィルハーモニア管弦楽団
ワルター・ジュスキント(指)フィルハーモニア管弦楽団
録音:1946年、1945年
ノイズを徹底的に取る復刻が特にヨーロッパで流行でありますがどうも実在感
の希薄な音になっているようです。ノイズを取ったあと恐らくはイコライザー
で弱くなった音を補って聞かせる復刻は演奏家の息使いを取り去ってしまいま
す。ヌヴーもノイズの大きなイギリス盤でやらねばならないかと思っていまし
たら、レコード収集の名人がフランス盤を入手してくれました。恐らく他の復
刻より実在感があると思います。ブラームスの方が録音は新しいのですが、シ
ベリウスの方が緻密な音が捉えられています。これは他の盤でも同様なので、
元の録音に差があるものと考えられます。
それにしても、シベリウスは名演です。SPでもこの弱音を再現できるのだとい
うことが実感できるものです。まだ活動を始めたばかりのフィルハーモニア管
弦楽団ともども若さの勢いが感じられます。
おまけに小品を2曲つけました。アンコールとしてお聴きください。
(オーパス蔵代表 相原了)

OPK 7027/8 2枚組1枚価格 \2250
音源 市販テープ
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 (1954.4.10ライブ)
ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調作品21 (1952.11.29ライブ)
フルトヴェングラー(指)ウィーン・フィル
某所からオープンリールテープが貸し出され、試しに音を録ってみました。こ
の種のテープはヨーロッパでかなり出回ったようです。ブルックナーはAndante
が放送局のテープからCD化しておりますが、全く遜色のない音で驚きでした。
市販テープといっても元テープに近い音源から作られたのでしょうか。(以前
に出しました54年のニューイヤーコンサートもテープがありましたが破損して
おりLPから起こしています(OPK7006/7)。)一方のベートーヴェン「第1番」は
フルトヴェングラー大病後の復帰初日(1952年11月29日)の貴重なライブ録音
です(EMBLEM等の11/30録音とは別演奏)。
(オーパス蔵代表 相原了)
「しかし、最高の聴きどころは第3楽章のアダージョ。ブルックナーの書いたも
っとも美しい楽章だが、最晩年の明澄と古雅の心境に達したフルトヴェングラ
ーの表現は、叙情のきわみに素朴な憧れをこめて、美しいフレーズごとに数秒
間の無音の区切りをおく。その絶妙の空間はまさしく天国的な祈りを思わせる。
とりわけ忘れがたい情感につつまれるのはアダージョの結び。ホルンの吹く
第1主題の悲痛なこだまと響きあう、嘆きにも似た甘美な第1ヴァイオリンの
第2主題…。 あの弱奏につぐ弱奏の4分50秒! その悲しいまでの美しさ! 
演奏している1954年4月といえば、あと7か月もすればこの世の人でなくなるフ
ルトヴェングラーの、これが告別の予感だったかも知れなくて、荘厳なリズム
ではじまる素晴らしい第4楽章より以上に、このアダージョを、精神的な情感
のクライマックスとして、ハース版よりも相性のよさを共感しつつ改訂版の表
情を慈しんでいる指揮ぶりは感銘深い。
VPOの弦のアンサンブルの中でのヴィオラや、チェロ・パートが旋律を担当する
場合などの音の質感や、素晴らしいホルンの響きやトランペットの存在感を音
楽的に出したオーパス蔵盤の味わい豊かな音づくりは素晴らしい。(小林利之)」




<BIS>
BIS SA 1616(SACD-Hybrid) \2380
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125「合唱付」
ヘレナ・ユントネン(Sop)、カタリナ・カルネウス(Ms)、
ダニエル・ノルマン(Ten)、ニール・デイヴィス(Bs)、ミネソタ・コラーレ、
オスモ・ヴァンスカ(指)ミネソタO
シベリウスで名を売ったヴァンスカがアメリカのオーケストラと始めたベートー
ヴェンの交響曲シリーズ、楷書風ながらボルテージの高い演奏が世界中で評判
を呼んでいます。今回は待望の「第9」。これが予想以上に個性的で、物凄い
面白さ。比較的小編成なうえSACDハイブリッドによる抜群の録音の良さで隅々
まで見通せるうえ、リズムの切れ味が良いため迫力とスピード感(殊に第1楽
章とフィナーレ)にも欠けていません。まさに21世紀の「第9」出現と申せま
しょう。

BIS SA 1591(SACD-Hybrid) \2380
グリーグ:
「ペール・ギュント」組曲第1番 Op.46
「ペール・ギュント」組曲第2番 Op.55
リカルド・ノルドロークのための葬送行進曲(吹奏楽版)
古いノルウェーの歌と変奏 Op.51
鐘の音 Op54の6
ウーレ・クリスチャン・ルード(指)ベルゲン・フィル
SACDハイブリッド盤。新しいグリーグ管弦楽全集を進めるルードとベルゲン・
フィル。かつてリリースされた「ペール・ギュント」全曲版から抜き出された
2つの組曲の登場です。今年は「ペール・ギュント」の原作者イプセンの、来年
はグリーグの没後百年にあたります。グリーグの地元ベルゲンのオケの透明で
素朴な響きが魅力です。

BIS 1614 \2250
スヴェーリンク:オルガン曲集
トッカータ イ短調、同ト短調、同ハ長調、詩篇23、詩篇36、詩篇116、詩篇140
半音階的幻想曲、エコー幻想曲、コラール変奏曲「いと高きにある神のみに栄
光あれ」、コラール変奏曲「幼子我らに生まれ」
鈴木雅明(Org)
神戸・神港教会のマルク・ガルニエ制作のオルガン使用。
ヤン・スヴェーリンク (1562-1621)は初期バロックのオランダの作曲家。彼の
音楽は強固な構成力による壮大さと、情緒に溺れることのない精神的な強さが
特徴。しかも人間的な温かみも欠けていません。すべての点で鈴木雅明にうっ
てつけ。世にも尊いアルバムとなりました。

BIS 1400 \2250
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ Vol.2
ブラジル風バッハ第7番 (1942)、同第8番 (1944)、
同第9番 (1945)-弦楽オーケストラ版、
同第9番 (1945)-無伴奏合唱版
ロベルト・ミンチュク(指)サンパウロSO、同Cho
ヴィラ=ロボスの名作を作曲者故郷ブラジルのオーケストラが演奏した好企画
の第2集。「ブラジル風バッハ第9番」は作曲者による弦楽オーケストラ版とア
カペラ(声のオーケストラ)版の両方を収めているのも注目。南米的熱気を味
わえます。

BIS 1581/2 3枚組 \4500
ダンツィ:木管五重奏曲全集
木管五重奏曲 Op.56(全3曲) 
同 Op.67 (全3曲) 
同 Op.68 (全3曲) 
ピアノと木管のための五重奏曲ニ短調 Op.41 
同ヘ長調 Op.53 
同ニ長調 Op.54
ベルリン・フィル木管五重奏団、ルーヴェ・デルヴィンエル(Pf)
管楽器を学ぶ人々が必ず手掛けるダンツィの五重奏曲。その全9篇がセットに
なり、さらに3枚で2枚価格というお求めやすいものとなりました。演奏は全員
がベルリン・フィルの2番奏者。完璧なアンサンブルの妙に興奮させられます。

BIS SA 1681(SACD-Hybrid) \2380
ハインツ・カール・グルーバー:
ラフ・ミュージック(打楽器協奏曲)
時勢(ハンス・カール・アルトマン詩)
大騒ぎ(シャリヴァリ)-J.シュトラウスの常動曲に基づく
マーティン・グルビンガー(Perc)、HK.グルーバー(シャンソニエ)
クリスチャン・ヤルヴィ(指)トーンキュンストラーO
アンサンブル・モデルンの指揮者としてもお馴染みのHK.グルーバー。彼は最近
どこかネジがはずれてしまったのか、やたら歌いたがりますが、当アルバムも
やらかしています。これが下品極まりない歌唱で、軽犯罪法ギリギリのヤバさ。
ネーメの息子クリスチャン・ヤルヴィが巧妙な指揮振りを示しています。恐怖
のSACDハイブリッド盤。




<ROYAL OPERA HOUSE>
ROHS 004 2枚組 \3200
モノラル
R.シュトラウス:「エレクトラ」
ゲルダ・ラマーズ(S エレクトラ)
ヘドヴィヒ・ミューラー=バトー(S クリソテミス)
ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィク(Ms クリテムネストラ)
オタカール・クラウス(Br オレスト)
エドガー・エヴァンズ(T エギスト)
ルドルフ・ケンペ(指)コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1958年5月29日
これは驚きました!名指揮者ルドルフ・ケンペの「エレクトラ」です。これま
で海賊盤でも出回った形跡のない、非常に珍しいものです。ケンペはドレスデ
ン、バイエルンと、シュトラウスと縁の深い劇場の指揮者を務め、シュトラウ
スで高い評価を得ていたケンペですが、残された録音は少なく、「エレクトラ」
もこれが初出。さすがはケンペ、血生臭いこの作品の野蛮さをひけらかすこと
なく、常にエレクトラの抱える「悲しみ」を前面に打ち出した、非常に情感豊
かな「エレクトラ」を作り上げています。下手をするとお祭り騒ぎになってし
まう復讐の後の歓喜の音楽も、ケンペは実にしっとりと美しい音楽を作りあげ
ながら、ジワジワとクライマックスへ向かいます。単なる安っぽい復讐劇に留
まらないシュトラウスの豊かな感情描写を、見事に描き切っています。これは
ケンペのオペラ録音でも特筆すべき名演でしょう。タイトルロールのゲルダ・
ラマーズは、1915年ベルリン生まれのソプラノ、エレクトラと「ヴォツェック」
のマリーが当たり役でした。ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィクは、1950
年代のバイロイトに頻繁に出演したメッゾ。

ROHS 005 2枚組 \3200
モノラル
プッチーニ:「トスカ」
ジンカ・ミラノフ(S トスカ) 
フランコ・コレッリ(T カヴァラドッシ)
ジャン・ジャコモ・グエルフィ(Br スカルピア) 
フォーブズ・ロビンソン(Br堂守)
マイケル・ラングドン(Br アンジェロッティ)
デイヴィッド・トゥリー(T スポレッタ)ほか
サー・アレクサンダー・ギブソン(指)
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1957年7月1日
これは何と言ってもコレッリのカヴァラドッシが目玉!コレッリはこの役を得
意とし、各地で歌っては熱狂を巻き起こしています。とあるイタリアの地方劇
場では、興奮した観客が終演後も帰らず、コレッリを引っ張り出してピアノ伴
奏でアンコールを歌わせた、という嘘のような本当の話があるほど。このコヴェ
ントガーデンでのライヴでは、若々しいコレッリの声を堪能できます。二つの
アリア、ことに「星は光りぬ」はもちろん、圧巻は、ナポレオン勝利の報を聞
いたカヴァラドッシの「勝利だ Vittoria」の一言、これをコレッリは10秒を
超えて伸ばしています。その他、メトのプリマドンナとして活躍したミラノフ
のタイトルロール、力強いグエルフィのスカルピアも素晴らしいものです。当
時のコヴェントガーデンは観客が行儀よく、拍手や歓声で音楽が煩わされるこ
とが少ないのもありがたいです。

ROHS 003 3枚組 \4800
モノラル
ヴェルディ:「ドン・カルロ」(5幕版)
ジョン・ヴィッカース(T ドン・カルロ) 
グレ・ブラウエンスタイン(S エリザベッタ)
フェドーラ・バルビエーリ(Ms エボリ公女) 
ティート・ゴッビ(Br ロドリーゴ)
ボリス・クリストフ(Bs フィリッポ) 
マイケル・ラングドン(Bs 大審問官)ほか
カルロ・マリア・ジュリーニ(指)
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1958年5月12日
これは海賊盤ではLP時代から有名だったもの。ジュリーニがスカラ座の音楽監
督(1953?56年)の後、各地でオペラを頻繁に指揮していた頃のものです。この
上演は、ルキアーノ・ヴィスコンティの演出で、それまであまり上演の多くな
かった5幕版の「ドン・カルロ」の真価を知らしめたものとして、後々まで語り
草になった名舞台でした。当時まだ英国ではそれほど有名ではなかったジュリ
ーニが、この公演で一気に人気が上がり、1960年代のEMIへの多数の録音に繋が
りました。歌手は、カナダのヴィッカース、オランダのブラウエンスタイン、
イタリアのバルビエーリとゴッビ、ブルガリアのクリストフと国際色豊かで、
それぞれが実力を存分に発揮しています。




<TDKコア>
●トッパンホール・ライヴシリーズ
TDKMA 002 \2450
モーツァルト:
クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581
ホルン五重奏曲 変ホ長調 K.407
トッパンホール・アンサンブル
四戸世紀(Cl)、西條貴人(Hr)、川崎洋介(Vn) 菅沼ゆづき(Vn)、
柳瀬省太(Va)、鈴木 学(Va)、古川展生(Vc)
録音:2005年7月 2006年3月
今まで四戸氏のオーソドックスレパートリーのアルバムがなかったのが不思議
で、ライスターの秘蔵っ子として長くベルリン放響(現ベルリンドイツ響)の
首席を務め、リッカルド・シャイーが激賞するドイツクラリネットの正統派。
ド級名人の川崎氏、しみじみうまい古川氏、渋さ爆発で、ドイツ人以上にドイ
ツ的の柳瀬氏など素晴らしい内容。

TDKMA 001 \2450
ベートーヴェン:
弦楽三重奏のためのセレナード ニ長調 作品8
七重奏曲 変ホ長調 作品20
トッパンホール・アンサンブル
川崎洋介(Vn)、柳瀬省太(Va)、古川展生(Vc)、吉田 秀(Cb)、四戸世紀(Cl)、
吉田 将(Fg)、阿部 麿(Hr)
録音:2005年7月 2006年3月
恐ろしい集中と名人同士のぶつかり合いがすさまじいうえに、桜井、野田両エ
ンジニヤの名録音が加わりとんでもない凝集力のベートーヴェン。古楽器全盛
の昨今まさに肚にゴリっと応えてくれるベートーヴェンらしいベートーヴェン
が展開されております。
トッパンホール・アンサンブル
四戸世紀:
15年間にわたりベルリンドイツ響主席クラリネット奏者として活躍。現在、読
売日本交響楽団主席クラリネット奏者。ドイツ仕込みの正統派の巨匠。
川崎洋介:
期待度の高まる若手ヴァイオリン奏者。ディレイ門下で日米で活躍。大阪セン
チュリー響のソロ・コンサートマスター。
柳瀬省太:
シュトゥットガルト国立歌劇場の首席ヴィオラ。サイトウキネンでも活躍。
古川展生:
人気・実力・顔面それぞれ若手NO.1チェロ奏者。東京都交響楽団の首席。
吉田 秀:
NHK交響楽団のコントラバス奏者。東京シンフォニエッタなどのメンバーとして
も活躍中。
吉田 将:
読売日本交響楽団首席ファゴット奏者。サイトウキネンや水戸室内管での活動中。
阿部 麿:
日本音楽コンクール優勝。超有望の逸材ホルン奏者。サイトウキネンオーケス
トラにも参加。
西條貴人:
東京都交響楽団のホルン奏者。東京メトロポリタン・ブラスクインテットJAPAN
HORN QUARTETのメンバーとして活躍中のホルン奏者。
菅沼ゆづき:
室内楽やソロ活動も含め幅広く演奏活動しており実力もあるうえに大変な美人
ヴァイオリン奏者。
鈴木 学:
元リンツ・ブルックナー管弦楽団首席ヴィオラ奏者。現東京都交響楽団首席
ヴィオラ奏者。日本人離れした容姿もインパクト。




<DOREMI>
DHR 7897/9 3枚組 \4160
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲全集
第1番変ホ長調Op.6
第2番ロ短調Op.7
第3番ホ長調
第4番ニ短調
第5番イ短調
第6番ホ短調
アレクセイ・ゴロコフ(Vn)
ザハリー・コズハルスキー(指)キエフ・シェフチェンコ歌劇場室内O.
(オーケストレイション&カデンツァ:アレクセイ・ゴロコフ)
ゴロコフ(1927?1999)はモスクワ生まれのヴァイオリン奏者。モスクワ音楽
院でヤンポリスキーらに師事。いくつもの国際的なコンクールに入賞した後、
ソ連国内にとどまらずドイツ、ポーランド、デンマーク、スウェーデン、ルー
マニアなどでツアーを行なっています。1951年レオニード・コーガンが第1位
に輝いたエリザベート王妃国際音楽コンクールで第7位。1957年にはキエフ音
楽院のヴァイオリン科の教授に就任。このパガニーニのほかにもベートーヴェ
ン、メンデルスゾーン、チャイコフスキーなど数多くの協奏曲録音を残してい
ますが、現状ほとんどCD化されていないためDOREMIの復刻は貴重です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

06-09 No.15

2006年09月13日 13時50分49秒 | Weblog
<イェーテボリ交響楽団(GSO)>
GSO SACD 02(SACD-Hybrid) \2300
「Europe's Finest ヨーロッパの粋をあつめて」
アルヴェーン:祝典音楽 Op.25
ウェーバー/フェリクス・ワインガルトナー編曲:舞踏への勧誘
リスト:メフィスト・ワルツ第1番
シベリウス:カレリア序曲 Op.10
ヴェルディ:オペラ「運命の力」序曲
エルガー:愛のあいさつ
J・S・バッハ/レオポルト・ストコフスキ編曲:われらの神は堅き砦
リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲
ラヴェル:ボレロ
マリオ・ヴェンツァーゴ(指揮)
イェーテボリ交響楽団
録音:2005年8、11、12月、2006年1月、イェーテボリ・コンサートホール
スウェーデンを代表するオーケストラの一つであるイェーテボリ交響楽団の自
主レーベル・リリース第1弾。2004年に首席指揮者に就任した1948年スイス生
まれのマリオ・ヴェンツァーゴのタクトによる、まずはお披露目といった趣の
ヨーロッパ管弦楽名曲集です。「舞踏への勧誘」の管弦楽版はベルリオーズ編
曲のものが有名ですが、ここでは大指揮者ワインガルトナー(1863-1942)の
編曲版が使用されています。




<ARS PRODUKTION>
ARS 38019(SACD-Hybrid) \2500
忘れられた至宝 Vol.2
フランツ・ダンツィ(1763-1826):ファゴット協奏曲集
序曲変ホ長調 P.32(管弦楽曲)
ファゴット協奏曲ト短調
ファゴット協奏曲ハ長調
ファゴット協奏曲へ長調
ジェーン・ガワー(ファゴット)
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮)
ケルン・アカデミー
録音:2006年1月3-5日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会
ホープリチによるクルーセルのクラリネット協奏曲集(ARS 38016)に続く「忘
れられた至宝」シリーズ第2弾は、マンハイムとシュトゥットガルトの宮廷で活
躍したイタリア系ドイツ人作曲家ダンツィのファゴット協奏曲集。もちろんピ
リオド楽器を使用。ジェーン・ガワーはオーストリアに生まれ、オランダ国家
給費留学生として王立ハーグ音楽院を卒業後、数々のピリオド楽器オーケスト
ラで活躍し、2005年からはガーディナー率いるイングリッシュ・バロック・ソ
ロイスツおよびレヴォリューショネル&ロマンティーク管弦楽団の首席ファゴ
ット奏者を務めています。マイケル・アレグザンダー・ウィレンズはジュリア
ード音楽学校でジョン・ネルソンに師事したアメリカの若手指揮者。レオン・
ボトステインのアシスタントとしてアメリカ交響楽団の日本ツアーに参加した
こともあり、16世紀から21世紀まで広いレパートリーを持つ指揮者として世界
中で活躍しています。

ARS 38456 \2180
「天空の光」
ジュリオ・カッチーニ(1546-1618):アヴェ・マリア
J・S・バッハ(1685-1750)/グノー(1818-1893):アヴェ・マリア
J・S・バッハ:トッカータ BWV565(オルガン・ソロ)
ロッシーニ(1792-1868):小ミサ・ソレムニス から アニュス・デイ
ホセ・エリアス(1675-1749):
トカータ・デ・コントラス 第5旋法(オルガン・ソロ)
ラヴェル(1875-1937):
ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ から 叙事的な歌
フェデリコ・モンポウ(1893-1987):魂の歌
アンドレア・ガブリエーリ(1533-1585):
カンツォン「ある日シュザンヌは」(オルガン・ソロ)
マーラー(1860-1911):「亡き子をしのぶ歌」から お前の母さんが
アルベール・ルノー(1855-1924):トッカータ ニ短調(オルガン・ソロ)
アリエル・ラミレス(1921-):ミサ・クリオージャ から キリエ-グローリア
ヴィラ=ロボス(1887-1959):ブラジル風バッハ第5番 から アリア
カトリーヌ・ダゴワ(アルト)
エドガー・トイフェル(オルガン)
録音:2006年4月14-20日、フランス、サランク、聖ロラン教会
使用楽器:1873年、テオドール・ピュジェ製

ARS 38457 \2180
「太陽、月と星 女声合唱作品集」
ジークフリート・シュトローバッハ[ストローバッハ](1929-):
君を思う(2002)/夏空の下で(2002)
エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-):The first RUNO(1948)(*)
グスタフ・イェンナー(1865-1920):
女声合唱とピアノ伴奏のための12の歌 から(+)
おお太陽よ、おお太陽よ,月は嘆き悲しみ,彼方に至福の星が
アルフレート・ケルペン(1926-):
「太陽の物語」(2人のソプラノ、2人の語り手と女声合唱のための;2002)(#)
スタイナル・アイエルセン[スティナル・アイエルゼン](1948-):
さすらう星々[Vandrestjerner]
ジークフリート・シュトローバッハ:月は昇った[Der Mond ist aufgegangen]
ビーネ・ベッカー=ベック(指揮)
カンテッラ(女声合唱団)
マレン・ヴァイス(ソプラノ(*))
サンドラ・セッピ、ニコーレ・パルメン(ソプラノ(#))
ペーター・トンガー、ランガ・ヨゲシュヴァル(語り手(#))
イヴェッテ・キーファー(ピアノ(+))
録音:2005年5月5-8日、10月29日、メンヒェングラートバッハ、
聖カミリウス教会




<BRILLIANT>
BRL-8189 3枚組 \1480
ジョン・ケージ:プリペアード・ピアノ作品集
ジャンカルロ・ソモナッキ(P)
ニコラ・パスコフスキ(指揮)
ヴィンチェンツォ・ガリレイ管弦楽団

BRL-93059 5枚組 \2380
ハイドン:スコットランド歌曲集第3集
ロルナ・アンダーソン
ジェイミー・マクドガル
アイゼンシュタット・ハイドン三重奏団

BRL-93076 2枚組 \990
ボッケリーニ:弦楽五重奏曲 第3集
ラ・マニフィカ・コムニタ

BRL-93094 2枚組 \990
ドン・コサック合唱団曲集
ミカエル・ミンスキー
ドラム・バラライカ・アンサンブル

BRL-93096 7枚組 \3380
「ダニエル・シャフラン名演集」
J.S.バッハ:
無伴奏チェロ組曲第2-5番
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調[チェロ版]
シューマン:トロイメライ
ショパン:ノクターン変ホ長調 Op.9-2
チャイコフスキー:
「懐かしい土地の思い出」-メロディー
感傷的なワルツ
ハイドン:チェロ協奏曲第2番ニ長調
J.C.バッハ:チェロ協奏曲ハ短調
ブレヴァル:チェロ・ソナタ ト長調
ポッパー:ヴィト、スパニッシュ・ダンス Op.54-5
ポッパー:演奏会用エチュード Op.55-2
ヘンデル:アリア
プロコフィエフ:交響的協奏曲ホ短調 Op.125
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第2番ト短調 Op.126
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調
プロコフィエフ:『3つのオレンジへの恋』-行進曲
シチェドリン:アルベニス風に
グラナドス:『スペイン舞曲』-アンダルーザ
アルベニス:マラゲーニャ
ファリャ:火祭りの踊り
ラドフ:ロマンス
ヴラソフ:メロディー
ファリャ:スペイン民謡組曲
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
シュニトケ:古風な組曲
ドビュッシー:ミンストレル
ラヴェル:ハバネラ風の小品
ドビュッシー:月の光
エイヴァジアン:アルメニア舞曲
サン=サーンス:白鳥
カバレフスキー:チェロ協奏曲第1番ト短調 Op.49
ダヴィドフ:チェロ協奏曲第2番イ短調 Op.14
チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲 Op.33
録音:1948-1982年

BRL-93098 \550
J.S.バッハ:アンナ。マグダレーナの音楽帳
ピーター=ヤン・ベルダー
ヨハネッテ・ゾマー

BRL-93105 11枚組 \4780
ハイドン:交響曲選集(名前付)
アダム・フィッシャー
アウスト・フンガリア・ハイドン管弦楽団

BRL-93125 2枚組 \990
J.S.バッハ:ブランデングルク協奏曲
ピーター=ヤン・ベルダー
ムジカ・アムフィフォン

BRL-93127 2枚組 \990
モーツァルト:アポロとヒアキントス
ニコル・マット
ヨーロッパ・チェンバー・ソロイスツ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする