クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

06-09 No.14-1

2006年09月12日 17時02分44秒 | Weblog
<CLASSICO>
CLASSCD439 \1850
ブラームス:「宗教合唱曲集-モテットとオルガン音楽」
モテット(「神よ、わがために清き心を作れ」/「何ゆえ悩む者に光が与えられ
たのか」、3つのモテットop.110)
コラール前奏曲(「わが心の切なる喜び」/「一輪のばらは咲きて」/「心から愛
するイエス」/「わが心の切なる願い」/「おお神よ、汝いつくしみ深き神よ」)
祝辞と格言op.109/アヴェ・マリアop.12/宗教的歌曲「惜しみなく与えよ」op.30
ペル・エネヴォル指揮
トリニタティス・カントリ、
インゲ・ベネルップ(Org)
2001・2002年録音
1957年からデトモルトの宮廷合唱団、1959年からハンブルクの女声合唱団の指
揮者を務めたことは、ブラームスの合唱作品に大きな影響を与えました。ルネッ
サンスやバロックの技法や形式を用いながら、そこにはロマン派時代の叙情的
な繊細さ、ブラームス独特の和声と彼の悲観的な性格が表れています。

CLASSCD492 \1850
ソル、ジュリアーニのギターのためのソナタ集
ソル:大独奏曲(序奏とアレグロ)op.14/ソナタハ長調op. 22
ジュリアーニ:華麗なソナタハ長調op.15
イェンス・バン=ラスムッセン(G)
ソルのここに収録された2作品はいずれも初期の作品で、特にソナタ作品22は4
楽章の充実した堂々としたソナタで、代表作と見なされています。ジュリアー
ニはイタリアの作曲家で、ウィーンに住んでベートーヴェンなどと親交をもち
ました。「華麗なソナタ」はウィーンの影響の感じられる優雅な作品です。

CLASSCD495 \1850
「来たれ、羊飼いたち-アンサンブル・セラフィムとのクリスマス」
ヴァイゼ(1774-1842)、J.S.バッハ、ヘンデル、シャイン(1586-1630)、
フレスコバルディ、グラツィアーニ(1605-1674)、カリッシミ、
シャルパンティエ
アンサンブル・セラフィム
【ベンテ・ヴィスト(S)、ティネ・グレンベク(S)、ウラ・ムンク(MS)、
M・ラスムッセン(Gamb)、レイフ・メイヤー(Cemb, Org)】
2004年6・8月録音
バロック時代のクリスマスの歌を清らかで透明な女声独唱と重唱で楽しむこと
ができます。

CLASCD519 \1850
「黄金の記憶」-酒場のピアノ
ハーライン:星に願いを
C.M.ベルマン:ベルマン・ポプリ/エーデルワイス/
バーリン:復活祭のパレード
カンダー:キャバレー
マトソン:ラヴ・ミー・テンダー/
レノン&マッカートニー:イエスタデイ他
スヴェン・ヨハンセン(P)
2003年録音
よく歌われる旋律を酒場やレストランで演奏するピアニストはほとんどいなく
なりました。実際居酒屋やレストランで演奏をし、熟達した音楽家たちと長時
間過ごした経験のあるヨハンセンは、古き良き時代の雰囲気と、そのようなピ
アニストのヴィルトゥオーソ様式を伝える最後の大家たちの一人です。

CLASSCD520-21 2枚組 \2700
「初心者のためのクラシック」
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番-サラバンド
ヘンデル:ハレルヤ・コーラス
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番-第2楽章
ベートーヴェン:「フィデリオ」序曲
シューベルト:即興曲変ホ長調
ショパン:夜想曲嬰へ長調
ヴェルディ:レクイエム-怒りの日
チャイコフスキー:「四季」-「狩」
マーラー:「亡き子をしのぶ歌」-「ふと私は思う」
ドビュッシー:月の光
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ショスタコーヴィチ:バレエ「ボルト」から/ 他
様々な演奏家
クラシック音楽の初心者が西洋音楽の歴史をたどることができるように、グレ
ゴリオ聖歌から20世紀の作品まで、主要な作曲家の43曲が当レーベルの既発売
のCDから選ばれ、ほぼ年代順に配列されています。

CLASSCD524 \1850
「9つの朗読-イギリスの慣習によるクリスマスの準備」
J.S.バッハ:
オルガン・コラール「目覚めよ、と呼ぶ声あり」「いざ来たれ、異教徒の救い
主よ」
スヴェン・O.メラー:小コラール「私の魂は主を高く賞賛する」
ガーゼ:小コラール「かいばおけに横たわる幼な子イエズス」
デーヴィッド・ウィルコックス:「すべてのキリスト教徒たちよ来たれ」他
ハンス・Chr.ヘイン、
キルステン・K.ラングベルウ指揮
レグム修道院教会学校聖歌隊、
ペーデア・ラングベルウ(Org)、エイナー・D. ペーゼアセン(Org)
鐘が鳴らされてクリスマスを迎える礼拝が始まります。聖書から予言、受胎告
知、誕生、3人の神聖な王、告白など9個所が朗読され、そのそれぞれの間に、
賛美歌、コラール、オルガン・コラールが演奏されます。取り上げられている
のはドイツの作曲家が多く、デンマークの作曲家も含まれています。

CLASSCD554-55 2枚組 \2700
「魅力的な謎モーツァルト-モーツァルトの最良の時間」
交響曲第32番ト長調/アヴェ・ヴェルム・コルプス/弦楽四重奏曲ニ短調KV421-
メヌエット/クラリネット協奏曲イ長調/ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長
調KV452/歌劇「牧人の王」序曲/踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ/ピアノ協奏曲
第21番ハ長調/ 他
様々な演奏家
Classicoレーベルの既発売のCDから、モーツァルトの様々な面を表す13曲が選
ばれています。

CLASSCD607 \1850
「ほほ笑んで目覚めなさい」-デンマーク・ロマン派歌曲集
ニールセン:
ぼくはひばりの巣を知っている/りんごの花/彼女は私を忘れてしまった/自然の
研究
クリスティアン・ゲバウア(1808-84):道の曲がるところに
P.E.ランゲ=ミュラー(1850-1926):陽の沈む所に/睡蓮
ペーター・ヘイセ(1830-79):アネーテの子守歌
カール・モーテンセン:眠れわが子、長く眠れ 他
ティナ・キベルウ(S)、
ヘンリク・メッツ(P)
2005年9月録音
デンマークのロマン派歌曲が情感豊かに演奏されています。キベルウはデンマ
ーク王立音楽院とオペラ・アカデミーで学び、1984年ロンドンのベンソン・ヘ
ッジズ声楽コンクールで歌曲の金メダルを受賞しました。1997年東京でベルリ
ン国立歌劇場公演に出演し、ベートーヴェンの「第九」のソリストも務めまし
た。

CLASSCD630 \1850
「スソー音楽祭の現代音楽第2集」
アンデアス・ノーデントフト(1957-):賛歌
アクセル・ボルプ=イェルゲンセン(1924-):チェンバロのためのタロッコ
ハンス=ヘンリク・ノアドストレム(1947-):12の山
エイヴィン・グルブランセン(1977-):発見と副産物
ペル・ネルゴー(1979-):マヤの踊り
ペレ・グズムンセン=ホルムグレン(1932-):近くと遠く
カール・オーゲ・ラスムッセン(1947-):双子の夢
ストアストレム室内合奏団、
スロート三重奏団、ユトラント・サクソフォン四重奏団、
アルス・ノヴァ、オーフス・シンフォニエッタ、アンサンブル2000 他
1998-2004年ライヴ録音
スソー音楽祭は1992年、作曲家ノアドストレムらによって創設され、田園的な
スソーの谷にあるスケルビーという村の学校で毎年開催されています。生存し
ているデンマークの作曲家の作品をデンマークの演奏家が演奏するという明確
な目的によって、熱心な聴衆が集まって演奏者との一体感が生じるようになり
ました。2004年には88人の作曲家による、約80の世界初演を含む325作品が演奏
されました。

CLASSCD637 \1850
シャルル=マリー・ヴィドール(1844-1937):
オルガン交響曲第9番ハ短調op.70「ゴシック」/第10番ニ短調op.73「ローマ風」
ハンス・オレ・テアス(Org)
2006年1月録音
第1番、第2番(CLASSCD442)、第3番、第7番(CLASSCD450)、第5番、第6番
(CLASSCD629)に続くテアスのヴィドール:オルガン交響曲シリーズ。ヴィド
ールの最後の2つのオルガン交響曲です。第9番は、1890年に落成演奏をして感
銘を受けたオルガンのあるルーアンのゴシック教会を思い出して作曲されまし
た。第10番はトゥールーズのローマ風バシリカである聖セルミン教会に捧げら
れました。単一の主題が全曲を通じて用いられ、旋法的音楽語法、現代的な作
曲技法など第9番までの作品と異なっていて、傑作として後のオルガン作品に影
響を与えました。

CLASSCD640 \1850
「抒情的な風景-古風な現代作曲家たちによるギター音楽」
ヒルディング・ハルネス(1903-84):ギターのための前奏曲第1-12番
ヴァン・ホルンボー(1909-96):多数の人と少数の人の談話
ディミトリ・ファンパス(1921-96):ギターの歌第1番/ロマンス
ガスパール・カサド(1897-1966):
カタルーニャの伝説/キジアナのサルダーナ
フランク(メルドルプ編曲):「オルガニスト」から4曲
ハルネス:フルートとギターのための3つの対話/厳格な演奏-8つの小品
エーリン・メルドルプ(G)、
カール・レウコヴィチ(Fl)
2005・2006年録音
ハルネスは北欧的性格の顕著なスウェーデンの作曲家。ホルンボーは、東洋の
音楽などの影響も受けた20世紀デンマークにおける交響曲・弦楽四重奏曲の大
家。ファンパスはギリシアにおけるギター音楽の重要な先駆者ですが未出版の
ものも多く、ここに収録された2曲は、メルドルプが作曲者の娘に送ってもら
いました。フランクの「オルガニスト」は、出版されたセゴビアの編曲に基づ
いてメルドルプが編曲しました。

CLASSCD668 \1850
J.S.バッハ(ペーター・ベクゴー編曲):「カンタータ楽章オルガン編曲集」
カンタータ第29番-シンフォニア/第199番-「われ、汝の悲しむ子」/第75番-
「神のみわざは良きかな」/第4番-「キリストは死のきずなにつかせたまえり」
/第36番-トリオト長調/第143番-「汝平和の主、イエス・キリスト」/他
ヘルゲ・グラムストルプ(Org)
2004年10月・2005年5・8月録音
シュープラー・コラールと呼ばれる6曲のコラール(BWV645-650)は、バッハのカ
ンタータの楽章の編曲です。これに刺激されてベクゴー(1952-)はカンタータ楽
章をオルガン用に編曲しました。グラムストルプは1937年に生まれ、メシアン、
オットー・マリング、デンマーク現代作曲家のオルガン曲を録音しています。

CLASSCD670 \1850
「クヴァシルの血」-ヴァイキングの音楽
家の頌歌(アイスランド民謡)/戦いのうなり声(アイスランド民謡)
/Gorrlaust-クヌート・ヨンソン・ヘディ(1857-1938)による/グロアの呪文
(アイスランド民謡)/Leikar(スウェーデンのバグパイプの旋律)-アダ
ム・セーデルストレム(1850-1927)とJ. プルケ(?-c. 1910)による 他
エスク【マリアン・アンデルセン(歌、Hp、角笛、カウベル)、ポウル・ヘク
スブロ(骨のフルート、骨、ホーンパイプ、角笛、カウベル)】
2005年12月録音
クヴァシルとは古アイスランド語で書かれた神話詩エッダに登場する賢人で、
小人に殺されてその血は飲料にされました。古代北欧の吟遊詩人は英雄的で複
雑な詩を作り、その多くは歌われ、これらの詩を朗唱することはヴァイキング
の社会での高貴な楽しみの一つでした。このCDはヴァイキングの楽器と同じか
似た楽器で当時演奏されたと思われる楽譜を演奏したものです。

CLASSCD671 \1850
アンデルセンをテーマにしたピアノ曲と歌曲集
「アンデルセン-底流と共に」
コルンゴルト:おとぎ話の絵op. 3-エンドウの上の王女
グリーグ:詩作法/愛/ランゲラン島の民謡/兵士/4つのデンマーク語の歌
ガーゼ:アンデルセンによる3つの詩/シューマン:5つの歌曲op.40-第1-4曲
ディーリアス:2つの青い目/ランゲ=ミュラー:君を愛す
ヴァイゼ:「ケニルワースの祭」による歌
ヘイセ:砂漠の息子/アネーテの子守歌
ルヴィ・シュッテ:(1848-1909):H.C. アンデルセンによる詩への音楽の挿絵
ヤコプ・クリスティアン・セトナー(Bs)、
クリスティアン・ギヴァー(P)
2005年録音
コルンゴルトとシュッテの作品はピアノ独奏曲、それ以外はアンデルセンの詩
による歌曲です。

CLASSCD672 \1850
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリッチョーソ
チャイコフスキー:ワルツ・スケルツォ
J.S.バッハ:「マタイ受難曲」-「神よ、あわれみたまえ」
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」-間奏曲
ネドバル(1874-1930):悲しいワルツ
V.ポコルニー:ワルツ第5番
ドヴォルザーク:ユモレスク/交響曲第9番「新世界より」-ラルゴ/
マズルカop.49
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
ガブリエラ・デメテロヴァ(Vn)、
チェコ・フィルハーモニー・コレギウム
デメテロヴァの出身国チェコの作品を中心とした10曲が収録されています。デ
メテロヴァはプラハ音楽院で学び、1992年プラハの春ヴァイオリン・コンクー
ルで2位、翌年メニューイン国際ヴァイオリン・コンクールで1位を受賞しまし
た。独奏者として世界各地で演奏しSUPRAPHONやCLASSICOなどに録音も多数あり
ます。デメトロヴァの伴奏をするために結成されたチェコ・フィルハーモニッ
ク・コレギウムの独奏者と芸術監督を務めています。活気のあるリズムと巧み
なテンポの変化により、陰影に富んだ音楽を作り出しています。

CLASSCD680 \1850
マルセル・デュプレ(1886-1971):3つの前奏曲とフーガop. 7/古いノエルによ
る変奏曲op. 20/受難交響曲op. 23
クリスティアン・プレストホルム(Org)
2005年10月録音
「前奏曲とフーガ」は作曲当時は演奏不能と見なされ、出版されたのはデュプ
レが有名になった後でした。「変奏曲」はフランスのクリスマス・キャロルに
よる主題と10の変奏から成り、構成にはバッハの影響が見られます。「受難交
響曲」は、1921年アメリカで4つのグレゴリオ聖歌を主題として行った即興演
奏を書き記したもので、4つの楽章はキリストの生涯における4つの出来事を描
写しています。

CLASSCD681 \1850
ニルス・ラ・コウル:「ピアノで」-器楽作品集
ピアノのための前奏曲/ヴィオラとピアノのための「5つの静物画」/ピアノ三
重奏曲/「2つの夕べの歌」/ピアノのための「要因」
ドーテ・エルセベト・ラーセン(S)、アンナ・スコマン(Vn)、
ペーター・テンスホフ(Vc)、マーティン・ヨキムセン(Va)、
トルキル・ボルップ・ニールセン(P)
2005年録音
デンマークではコウルの合唱曲は合唱団のレパートリーとなっていますが、器
楽作品はそれほど知られていません。このCDにはコウルの1969年からの30年間
のピアノを含む作品全曲が収録されています。

CLASSCD684 \1850
「イギリスの交響的作品集第15集」
フレデリック・ハイメン・カウエン(1852-1935):
交響曲第6番ホ長調「田園詩風」
サミュエル・コールリッジ=テーラー(1875-1912):交響曲イ短調
ダグラス・ボストック指揮
オーフス響
2005年9月録音
カウエンはジャマイカで生まれ、4歳の時ロンドンに移り、早くからピアノと作
曲の才能を示し、指揮者としても活動しました。交響曲、歌劇、オラトリオ、
などを作曲しましたが、新しい傾向の音楽の台頭と共にほとんど忘れられてい
ました。6曲の交響曲のうち、現代になって録音されるのはこれが2曲目です。
コールリッジ=テーラーはジャマイカ出身の父とイギリス人の母との間に生まれ、
スタンフォードに作曲を学びました。アフリカの旋律やリズムを用いた管弦楽
曲等様々なジャンルの作品を作曲しています。交響曲は1896年、学生時代に書
かれ、第1楽章にはドヴォルザークの影響が顕著ですが、既に独自の様式が認め
られます。

CLASSCD686 \1850
ヴィンセント・リューベック(1654-1740):「オルガン作品集」
前奏曲ホ長調/シャコンヌイ長調/前奏曲ニ短調/前奏曲ト長調/「主イエス・キ
リスト、われ汝を呼ぶ」ホ短調/前奏曲とフーガハ短調/前奏曲とフーガヘ長調
/「今ぞわれら主なる神に感謝せん」/前奏曲ハ長調/前奏曲ト短調
セレン・グレールプ・ハンセン(Org)
2005年10・11月録音
リューベックは1674年ドイツ北部シュターデの聖コスメ・エ・ダミアニ教会、
1702年にハンブルクの聖ニコライ教会のオルガン奏者となりました。そのオル
ガン作品は北ドイツでブクステフーデ、ラインケンらの作品と並ぶ重要な位置
を占めています。

CLASSCD703 \1850
J.S.バッハ:「幻想曲とフーガ集」
イ短調BWV944/イ短調BWV894/イ短調BWV904/ハ短調BWV906/半音階的幻想曲とフ
ーガニ短調BWV903
ギエドレ・ルクサイテ=ムラズコヴァ(Cemb)
ルクサイテ=ムラズコヴァはリトアニアとモスクワで、1976年からはチェコに
住んでオルガンとチェンバロを学びました。1981年からプラハ音楽院で教え、
現在はチェンバロ学科長としてパロック音楽の歴史的解釈に力を入れています。
バッハとボヘミアのヴァイオリン・ソナタ集をデメテロヴァと録音しています
(CLASSCD626)。

CLASSCD911 \1850
J.S.バッハ:幻想曲とフーガト短調BWV542
レーガー:創作主題による変奏曲とフーガop.73
モアテン・G.ラデホフ(1978-):3つの変形(うるわしのばら-ダンスタブル
ジーグ-J.S.バッハ/おやすみ-シューベルト)
モアテン・G.ラデホフ(Org)
ラデホフ作品の「うるわしのばら」は15世紀イギリスのシャンソン、ジーグは
イギリス組曲第6番ニ短調のジーグ、「おやすみ」は「冬の旅」第1曲に基づい
ていて、作曲者はこれらを皆新しい時代様式と美的態度を反映した作品と考え
ています。第1曲は重厚、第2曲はバッハのオルガン曲の様式に従い、第3曲は常
に弱音で演奏され、表情を変えるためにある「歪んだ」音が加えられます。

CLASSCD5003 \1850
デンマーク王立歌劇場歴史的録音シリーズ
サリヴァン:
オペレッタ「軍艦ピナフォア、又は水兵を恋した小娘」-王立劇場のレパート
リー
フランセスコ・クリストフォリ指揮
デンマーク王立管、デンマーク王立歌劇場合唱団、
リセ・リンヘイム(S)、イェルゲン・レーンベルウ(Br)、
ジョン・プライス(Bs)、他 1960年10月録音
この作品は、軍艦ピナフォア号の船長の娘が海軍司令官の求婚を退け、めでた
く愛する船員と結婚するという物語です。1878年ロンドンで初演され、ギルバ
ートとサリヴァンによるそれまででの最大の成功となり、700回連続上演を記録
しました。デンマーク王立劇場では1955年12月10日に初演されて成功を収め、
1955年から1962年の間に198回上演されました。

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06-09 No.14-2

2006年09月12日 17時02分12秒 | Weblog
<誠和音芸レーベル>
誠和音芸は尺八奏者坂田誠山氏が主催する尺八の製造販売、CD/楽譜の出版を行
う会社です。いかにすれば邦楽が一般の市民生活にもっと普及していくかを念
頭に置きながら、演奏活動、合奏団活動(オーラJ・アジア アンサンブル・千
葉邦楽合奏団・東京邦楽合奏団等)、後進の指導、などに携わってきた坂田氏
のこだわりを感じさせるレーベルです。

YUCD0001 \2100
結(ゆい)レコード・レーベル
「アジア・アンサンブル-Origin」
Origin(三木 稔 作曲)
亀茲舞曲(楊静作曲)
叙事詩「生涯」(Ts.アルタンゲレル作曲)
辺賽之夜(費堅蓉作曲)
金閣譜(三木 稔作曲)
華やぎ(三木稔作曲)
V seasons(佐藤容子作曲)
riverrun(Martin Regan作曲)
アジア・アンサンブル
シズカ楊静(中国/琵琶)
費堅容(中国/大三弦)
アヨーシ・バトエルデネ(モンゴル/馬頭琴)
木村玲子(日本/新筝)
坂田誠山(日本/尺八)
三木稔(芸術監督)
録音:2003年10月14日トリフォニー小ホール
※アジア・アンサンブルについて 三木 稔
アジアの楽器たちは、二十世紀終わり近くまで、国や民族を超えて音楽しあう
ことは殆どなかった。私は、1964年に『日本音楽集団』によって全ての日本楽
器が合奏できる環境を創成し、93年以降は『オーケストラアジア』によってア
ジアの楽器群の大合奏を推進する基盤作りに携わった。どちらの場合も、歴史
上かつて存在しなかった楽器編成であるため、次々と作曲して、レパートリー
を整備しなくてはならなかったが、幸いどちらも聴衆を満足させる作品をかな
りの数残すことが出来た。
私は「共生・共楽」をモットーに、「オペラ」と「アジア」をライフワークと
してもう50年以上、無数の文化圏を分かつ高い尾根を歩く危険な創造活動を続
けてきた。次の峰はアジアの民族楽器ソリストたちだけの自由な『アジア・ア
ンサンブル』(略称AE)の創設であった。邦楽を含めたアジアの民族楽器には、
西洋楽器のスターたちに負けない力量を持ったソリストがかなりいるはずだ。
彼らを大きな組織の中に埋没させず、より広いメディアの中で光り輝く存在に
する。また彼らがすでにレパートリーとして持っているソロ曲や重奏曲によっ
て、素晴らしい技術と音楽性を際限なく引っ張り出し、聞かせる場を作り、加
えて今までなかったアンサンブル作品を生み出して、「共楽」を創成するのだ。
2002年10月、岡崎市シビックセンターの室内楽ホール「コロネット」で「アジ
ア・シルクロード音楽祭」が行われ、その最終日10月4日に『アジア・アンサン
ブル』の旗揚げ公演が行われた。私は、そのために“Origin”を作曲し、歴史
的な公演の最終曲目とした。選んだ5つの楽器は、それぞれが管楽器・擦弦楽器
・抱弦楽器・伏弦楽器・低音の抱弦楽器を代表する表現力の大きい楽器であり、
演奏者はそれぞれの楽器で有数のソリストたちである。
アジア・アンサンブルが、その理想に達するのは遥か先であろう。主宰者・芸
術監督である私だけでなく、若い世代の作曲家・演奏家、そして各種スタッフ
たちと共に活動を連鎖させねばならない。でも、才能豊かな彼らの、努力の先
の栄光を確信している。
(アジア・アンサンブルのより詳しいデーターはwww.m-miki.comをご覧下さい)

SOCD0001 \2100
邦楽器による伝説舞台「羽衣」-初演舞台ライヴ録音
脚本・作詞:西田豊子
作曲:三木稔、佐藤容子、関一郎、マーティン・リーガン、橘川琢
赤星佳子(ソプラノ)、石鍋多加史(バリトン)、
オーラJ(Aura-J)【坂田誠山(尺八)、クリストファー遙盟(尺八)、関一郎
(尺八)、山口賢治(尺八)、木村玲子(筝)、篠塚綾(筝)、村松エリナ
(筝)、藤川いずみ(筝)、桑子裕子(筝)、野澤徹也(細棹三味線)】
邦楽器による伝説舞台《羽衣》の由来 三木 稔
《羽衣》の日本語での音楽劇が10年を経て完成した。1995年9月、日本・ロシア
国際共同演劇制作としてモスクワのボリショイ劇場の隣にあるロシアン・アカ
デミー・ユースシアターでロシア語で初演され、今も上演されている西田豊子
作、ふじたあさや演出による《羽衣》の音楽を担当した私は、当時オペラ《隅
田川》を作曲中のため、各音楽ナンバーの歌のメロディーを書き、小オケによ
る伴奏を佐藤容子に任せた。1999年、この音楽劇は極東のハバロフスクでも上
演された。 私は初演当時からこの台本を生かして別の形の音楽劇を日本語でや
りたいと思い続けていた。そして初演時責任を回避して書かなかった歌の伴奏
は、全て日本の楽器を使って自分で書き直し、必要になる他の部分を佐藤に作
曲してもらおうと考えていた。 伝統楽器が必修となった教育現場のひとコマの
チャンスで邦楽器・雅楽器を楽しみながらストレートに受容し、音楽とドラマ
の感動を同時に体験させる最適の素材ではないか、この《羽衣》は!
33年を要して「三木稔、日本史オペラ8連作」が完成した直後、はやる気持を抑
えられず、オーラJ全員参加でこの伝説舞台を作り上げようと思い立ち、西田さ
んの新たな脚本を得、2005年11月、総勢の熱い思いで初演を果たした。幸い直
ちに文化庁「本物の舞台芸術鑑賞事業」に採用され、そのツアーが始まる。
(オーラJ芸術監督)

SOCD0002 \2100
坂田誠山/尺八の魅力 「ベストセレクション」
諸井誠:竹籟五章、
長澤勝俊:詩曲、
三木稔:孤響、
佐藤敏直:片足鳥居の映像
三木稔:秋の曲
坂田誠山(尺八)
野坂恵子(二十絃筝)
坂田誠山が長年の尺八演奏活動において数多くの作品を演奏した中で、最も素
晴らしいと思われる作品を5曲収録したCD。竹籟五章は尺八のための5つの楽章。
古典的な奏法を巧みに取り入れた現代尺八曲の秀作。詩曲は尺八独奏曲。七孔
尺八の特徴を充分に発揮できる長澤勝俊の自信作。孤響は尺八独奏曲。長管尺
八の持つ内面的な孤独性を体現しながら、最弱音から最強音に至る秘術を駆使
しての独り歌。片足鳥居の映像は尺八独奏曲。片足鳥居は長崎に原爆が投下さ
れて片方が飛ばされ片足で立ち続ける鳥居。その事への様々な観念と片足で立
っているその力学的な美に触発されて生まれた四つの小品。秋の曲は 尺八・
二十絃箏二重箏曲。「哀しくも美しい第3の季節「秋」に触発されて生まれる音
を整理し、秩序立てることが私の仕事であった」と作曲家の言葉。尺八と二十
絃箏の二重箏における最高傑作。





<CONCERTO>
CD 2017 \2180
五月に 16&17世紀イタリアの音楽
不詳(16世紀):五月に[Era di maggio]
パオロ・スコート(16世紀):Turluru la capra è moza
不詳(16世紀):Zorzi(サルタレッロ)
バルトロメオ・トロンボンチーノ(1470-1535以後):
美しき処女[Vergine bella]
アンドレア・アンティコ(1478頃-1556):
Vergine bella che del sol vestita. b.t.
不詳(16世紀):Pan de Miglio Caldo
フランチェスコ・パタヴィーノ(1478頃-1556):
スペインの騎士[Un Cavalier Di Spagna]
ジョルジョ・マイネリオ(1535頃-1582):
フランスのバッロ/イングランドのバッロ/Putta Nera Ballo Furlano
ルドヴィコ・フォリアーノ(15世紀終-1538頃):La Zotta
不詳(16世紀):La pastorella si leva per tempo
不詳(16世紀):El Bisson(パヴァーナ)
不詳(16世紀):La Roncha El Fuso(ガリアルダ)
ジョヴァンニ・ダ・ノーラ(1510頃-1592頃):Cingari simo
ガブリエーレ:ファッラメーロ(16世紀):Siate Avvertiti
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー(1580頃-1661):第5トッカータ
ジョヴァンニ・フェリーチェ・サンチェス(1600頃-1679):
パッサカリアによる独唱ためのカンターダ[Cantada]
アンジェロ・ノターリ(1566-1664頃):カンツォーネ「Passaggiata」
ジョヴァンニ・ステファーニ(17世紀):
恩知らずなニンフ[Ninfa Sconoscente]
ジョヴァンニ・バッティスタ・リッチオ(16-17世紀):
カンタータ「Jubilent omnes」/カンツォン「La Grimaneta」
ジュゼッペ・ジャンベルティ(1600頃-1662頃):Villan di Spagna
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
第8カンツォーネ「L'Ambitiosa」
ヴィンチェンツォ・チェレスターニ(1589-1617以後):
とても美しいお嬢さん[Damigella tutta bella]
アンサンブル・デル・リッチオ
マルコ・ベアスレイ(歌、太鼓、鈴)
ロレンツォ・ジロード(笛、Storte)
ルカ・ボンビーニ(トロンボーン)
オッタヴィオ・ダントーネ(スピネッタ、チェンバロ)
ジョルジョ・フェラリス(リュート、テオルボ、キタローネ)
ジャンニ・リヴォルタ(笛)
録音:1990年

CD 2024 \2180
モーツァルト:オルガン作品集
序曲とフーガ ハ長調 K.399/フーガ ト短調 K.401
同変ホ長調 K.153/小ジグ K.574/アヴェ・ヴェルム(リスト編曲)
レクイエム より キリエ(クレメンティ編曲)/幻想曲へ短調 K.594
アンダンテ へ長調 K.616/幻想曲ハ短調 K.608
アレッシオ・コルティ(オルガン)
録音:1994年、ミラノ、クリスティーナ・プロテスタント教会
初出レーベル:Antes Concerto

CD 2025 \2180
ピエトロ・ドメニコ・パラディージ(1710-1792):
チェンバロ・ソナタ集(1754)(Vol.1)
第7番変ロ長調/第8番ホ短調/第9番イ短調/第10番ニ長調
第11番へ長調/第12番ハ長調/チェンバロのための協奏曲変ロ長調
フィリッポ・エマヌエーレ・ラヴィッツァ(チェンバロ)
録音:ミラノ県ベルナレッジョ、バルトーク・スタジオ
使用楽器:J・D・ドゥルケン製(モデル:1769年、パスカル=ジョゼフ・タス
カン製)
Vol.1は CD 2003で発売中です。

CD 2033 \2180
アンジェロ・ジラルディーノ(1941-):ギター作品集
グァダルキビルのソナタ(2004)
地中海ソナタ(2004)
アンドレス・セゴビアとの対話(2002)
ソナティナ幻想曲「キャッツキル・ポンド」(2003)
幻影の三部作(2002)
ジュリオ・タンパリーニ(ギター)
録音:2006年、バルトーク・スタジオ
1981年までギタリストとしても活躍していた作曲家ジラルディーノの最近の作
品を演奏したアルバム。1971年ブレッシャ生まれのギタリスト、タンパリーニ
は当レーベルからすでにターレガ(CD 2001/2)とロドリーゴ(CD 2028)の録
音をリリースし好評を得ています。





<CHALLENGE CLASSICS>
CC 72104 \2180
ピアノ四手連弾のためのフランス音楽
ダリウス・ミヨー(1892-1974):「屋根の上の牛」(1918)
モーリス・ラヴェル(1875-1937)/ジャン・ジュマン編曲:
亡き王女のためのパヴァーヌ(1899)
同/ルシアン・ガルバン編曲:オペラ「子供と魔法」(1920-1925)より
ワルツ集;雨蛙のワルツ、とんぼとスフィンクスのワルツ(アメリカ風ワルツ)
五時のフォックストロット
ジャック・イベール(1890-1962):「物語」(1922)から 白い小さなろば
カミーユ・サン=サーンス(1835-1921)/ルシアン・ガルバン編曲:
「動物の謝肉祭」(1886)
ウェイネケ・ヨルダンス、レオ・ファン・ドゥセラール(ピアノ)
録音:2001年11月20-21日、スフラフェンデール、ブロームリネ・スタジオ
1981年以来デュオを組んでいるヨルダンスとドゥセラールが、ベル・エポック
の「骨董(Bric-à-Brac)」のようなフランス音楽を聴かせてくれるア
ルバムです。

CC 72155 2枚組 \3300
モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集
協奏曲第1番変ロ長調 K.207/同第2番ニ長調 K.211
協奏曲第3番ト長調 K.216/ロンド変ロ長調 K.269(261a)
協奏曲第4番ニ長調 K.218/同第5番イ長調 K.219
アダージョ ホ長調 K.261/ロンド ハ長調 K.373
ヨハネス・レールタウアー(ヴァイオリン、指揮)
ラ・ボレア・アムステルダム
録音:2005年11月、2006年1月、アムステルダム、ワロン教会
知る人ぞ知るオランダのピリオド・ヴァイオリン奏者ヨハネス・レールタウア
ー(1959年生まれ)。ウィーンとプラハでヨセフ・スクに師事しましたが、や
がてピリオド・パフォーマンスに転向し、アムステルダム・バロック管弦楽団
の次席コンサートマスター(1988-1991)、アニマ・アテルナのコンサートマ
スター(1991-1998)、オランダ・バッハ協会管弦楽団のコンサートマスター
(1991-)を務め、1990年には自らラ・ボレア・アムステルダムを創設、ヴァ
イオリニストとしてだけでなく指揮者としても活躍しています。当録音では山
縣さゆりがコンサートミストレスを務めています。

CC 72163 \2180
「メリー・クリスマス!」
アンダーソン:そりすべり
バーリン:ホワイト・クリスマス
フランス伝承歌:神の御子生まれたもう
ブラームス:子守歌
デイヴィス、オノラッティ&シメオン:リトル・ドラマー・ボーイ
De Corte:Kerst door het hele jaar
ファリャ:子守歌
伝承歌:世の人忘るな[God rest ye merry gentleman]
メル・トーメ:クリスマス・ソング
フランス伝承歌:マリアの愛のためにノエルを
ドレイク、シャール、スティルマン&グレアム:アイ・ビリーヴ
伝承歌:マリアに御子が生まれた[Mary had a baby]
伝承歌:まぶねのイエス[御子は飼葉桶の中に]
フランス伝承歌:厩の中に[子牛と灰色のろばの間に]
プレトリウス:エサイの根より[Es ist ein Ros entsprungen]
ディクス:御使い歌いて[What child is this ?]
スタイン&カーン:レット・イット・スノー!
オランダ伝承歌:Maria die zoude naar Bethlehem gaan
伝承歌:クリスマスおめでとう[We wish you a merry Christmas]
伝承歌:ジングル・ベル
ミランダ・ファン・クラリンヘン(ソプラノ)
マタンギ弦楽四重奏団
マリア=パウラ・マヨール、ダニエル・トリコ・メナチョ(ヴァイオリン)
カルステン・クレイエル(ヴィオラ) ネンデル・ツィルケル(チェロ)

CC 72048 \2180
フランスの交響的オルガン音楽
セザール・フランク(1822-1890):3つの小品(1878)から 幻想曲(牧歌)
カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):前奏曲とフーガ ロ長調 Op.99 No.2
シャルル=マリー・ヴィドール(1844-1937):
交響曲第5番 Op.42 から 3つの楽章
ジュアン・アラン(1911-1940):クレマン・ジャヌカンの主題による変奏曲
マルセル・デュプレ(1886-1971):
前奏曲とフーガ へ短調 Op.7 No.2/哀歌 Op.24
世界は救世主を待ち望み Op.23
ジャック・ファン・オールトメルセン(オルガン)
録音:1997年7月1日、スウェーデン、イェーテボリ大学音楽学部、
アルティステン
初出:オランダ Vanguard

CC 72071 \2180
ショスタコーヴィチ(1906-1975):
ヴァイオリン・ソナタ Op.134
ヴィオラ・ソナタ Op.147
イサベル・ファン・クーレン(ヴァイオリン、ヴィオラ)
ロナルト・ブラウティハム(ピアノ)
録音:1992年3月23-24日、ユトレヒト、マリア小教会
初出:オランダ Vanguard

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