2023.5.5(金)🎏
GPS軌跡
(とても大きな地図です。クリックで二段階に拡大されます。)
行程:ドンデン高原ロッジーアオネバ十字路ー石花越分岐点ーイモリ平ー役行者ーあやめ池ー金北山ー(防衛省管理道路)ー白雲台
=(ドンデンライナーバス)=両津港=(路線バス)=真野新町=潮津の里(泊)
☆佐渡二日目はドンデンロッジから金北山へ登り、白雲台まで縦走しました。
ドンデンロッジの朝、晴れた空と両津湾
とても素敵な宿でした。またいつかぜひ再訪したいです。
今日はあのピークを目差します。
薮がかさかさと動いたと思ったら、ノウサギが!
今年の干支でもあるうさぎさん、とても嬉しい瞬間でした。
耳の短いノウサギでした。そっと撮影しました。
※サドノウサギは佐渡固有種で、環境省レッドリストでは準絶滅危惧種に指定されているそうです。
縦走へ出発。
ミヤマカタバミ(カタバミ科)
☆先日と重複する種もありますが、記録として。
アオネバ十字路まで戻りました。ここからは未知。
朝から元気に開花しているシラネアオイ(シラネアオイ科)
ユリワサビ(アブラナ科)
フッキソウ(ツゲ科)
ミスミソウ(キンポウゲ科)
カタクリの群生
サンカヨウ(メギ科)
☆今般の山行で初見でした。
地面の隙間を埋める勢いでカタクリの群生
少しづつ近付く金北山
マトネピークでひと休み。
どんどん視界が開けて稜線歩きが快適になって来ました。
三等三角点
点名:『孫次郎』(まごじろう)
標高:937.53m
薮の中の三角点を見に行きました。明治時代の設置三角点です。
センボンヤリ(キク科)
オオカメノキ(スイカズラ科)
ハクサンシャクナゲ(ツツジ科)
どなたかの粋な計らい 🎏
ツクバネソウ(ユリ科)
☆花はこれからでしょうか。
ショウジョウバカマ(ユリ科)の群落
登山道の両脇にカタクリ群生
オオミスミソウ(キンポウゲ科)
☆色々な色合いがありました。
両側に海を見ながら山を渡るのは島山ならでは。
佐渡ヶ島の真ん中のくびれた部分もよく解ります。
四等三角点
点名:『山伏山』(やまぶしやま)
標高:934.75m
尾根上にある標石は眺めの良い場所に埋標され、良い感じでした。
エゾイチゲ(キンポウゲ科)に似ていますが・・・
名前が解りません。
真砂の峰
振り返ると、ドンデン高原がもう遠くなっていました。
旧い三角点標石でしょうか・・・
旧い三角点標柱の様です。御料局という刻印。
国土地理院の前身でしょうか・・
少し進むと・・境界標石の様なものも埋まっていました。
何と明治時代の標石の様です。
除去せずに残してあるのがとても良いですね・・・
暑く感じるのに、残雪の存在が不思議でした。
天狗の休場
☆ポイントがたくさんあり、休む目安になってくれて助かります。
登山道の両側、カタクリロードはまだまだ続きます・・
迷い処には例の親切・明瞭な木製の案内板が下がっていました。
ぐんと近付いて来た金北山
ここでやっと簡易アイゼンの出番
あやめ池
季節にはアヤメが咲くのでしょうか・・・
雪渓の急登を上がります。
心強いロープが設置されていました。
急登を上がった場所からの眺望
金北山へ向かい、一直線に伸びるホワイトロード
佐渡のくびれがちょうど均等に見えた辺り。
赤線の部分を見下ろしました。
旧い通信施設の前を通り・・
ついに金北山 1172m登頂!
神社にお参りをしました。
二等三角点
点名:『金北山』(きんぽくさん)
標高:1172.08m
社殿の後方に、隠される様に設置された三角点でした。
お社(やしろ)前から妙見山の方角を眺望
下方を眺望
山頂にてしばらく大休止。素晴らしい眺望を堪能しました。
名残惜しく山頂を辞した後は、防衛省管理道を歩き、白雲台を目差します。
山桜がやっと咲き出したところ。
金北山を振り返る・・
レーダーなどの施設横を通りました。
妙見山へ寄ろうと思いましたが、バスの時間が気になり・・
今回は登頂を見送りました。
アスファルト道の脇にも、まだまだカタクリがたくさん・・
オオミスミソウもいつまでも見送ってくれている様で・・
つい写してしまいます。
最後の最後までシラネアオイも・・・
本当になんて素晴らしい植生なのでしょうか。
管理道脇の草地に、これらの花が漫然とたくさん咲いています。
キクザキイチゲ(キンポウゲ科)も最後までずっと見られました・・
☆佐渡にはイノシシ、鹿、熊の棲息が無い為、
貴重な植生が豊かに温存されていることを実感しました。
それぞれの種が伸び伸びと大らかに咲き誇り、群生している様には
本当に感動しました。
白雲台へ到着。
内部はほっと出来るスペース。
休んだり、山の書籍を読むことも出来ました。
山支度をほどきながら、ドンデンライナーバスを待ちました。
やがてやって来たバスに乗り、両津港へ。
両津港へ到着したドンデンライナーバス
昨日、今日と登山口への送迎、ありがとうございました。
港のターミナル前では地元のお祭が行われていました。
漁師町のお祭らしく、活気に満ちた歌を高らかに唄われていました。
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☆今回のメインである、金北山への縦走を無事に終え、感無量の
気分。今夜も一晩、佐渡に泊まります。
路線バスに乗り、両津港と反対側の真野へ向かいました。
バスを待つ間、新潟限定の『風味爽快ニシテ』をベンチで一気飲み!
とてもさっぱりした大好きなBEERです。
麦芽100%ビール。
素晴らしい旅をなされましたね。
カタクリの群生がある登山道はとてもいい雰囲気。気分も上々で登られたのではないでしょうか。
野ウサギですが、人の気配を感じて逃げたりしないんですね。可愛いです。
で、締めがビールというのもなかやまさんらしくでGood!
それでは良い週末を。
こんにちは。
今回の佐渡の山々は、植物、展望、地形、全てにおいて大満足でした。
行けども行けども花が満載で、
仰る通り、気分上々で歩けました。
締めのbeerはまさに
"気分爽快ニシテ" そのもの。