ドンデンロッジから金北山を往復縦走しました。
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)
2024.5.5(日)🎏 ドンデンロッジー金北山 往復縦走
ドンデンロッジで迎えた朝、窓からは晴れ渡る空と光る海が見渡せました。
今日は金北山を目差します。(ロッジ前のテラスから)
道路沿いのオオバクロモジ/大葉黒文字(クスノキ科)に花が咲いていました。
佐渡のクロモジは葉が12cm以上とのこと。
本州のクロモジよりも葉が大ぶりな様です。
金北山 登山口
昨日も通った残雪の場所
エゾエンゴサク/蝦夷延胡索(ケシ科)
アオネバ十字路
ここからのルートにもシラネアオイが続いています。
シラネアオイつぼみ
オオタチツボスミレ
チゴユリ・・・稚児と言うより大人みたいに大きいです。
キクザキイチゲ
爽やかな新緑の登山道
カタクリも続きます。
キクザキイチゲの群落
マトネまでの急斜面、青空に励まされながら登ります。
マトネ 937.5m
三等三角点
点名:『孫次郎』(まごじろう)
標高:937.53m
眺望の良いマトネピークから、外海府方面を見渡します。
目差す金北山
マトネから少し進んだ場所の展望地から
燭台禿というポイント
金北山はまだまだ遼遠・・
まだいくつものピークを越えて行きます。
マトネ方面を振り返る
ショウジョウバカマ/猩々袴(ユリ科)が見え出しました。
紫色のキクザキイチゲ
ザラ地の尾根は眺望が抜群
四等三角点
点名:『山伏山』(やまぶしやま)
標高:934.75m
尾根上にある標石は眺めの良い場所に埋標され、良い感じでした。
オオミスミソウ/大三角草(キンポウゲ科)
白のオオミスミソウ
アップダウンを繰り返し、少しづつ、金北山が近付いてきた感じです。
薄い色のオオイワカガミ
真砂の峯
ここにも古い境界杭
薄いピンクのオオミスミソウ
キタコブシ/北辛夷(モクレン科)
薄い紅色が差した花びらの、これは「キタコブシ」で合っていますか。
登山道の傍らには、キクザキイチゲ、カタクリ、オオイワカガミ、
などが賑やか。
ヤナギの仲間
ニシキゴロモ/錦衣(シソ科)
ヤマザクラ/山桜(バラ科)が満開を迎えていました。
カタクリロード
斜面にショウジョウバカマの群落
「北海村」と刻印のある境界杭
ヒメイチゲ/姫一華(キンポウゲ科)
去年も写し、花名が解らなかったお花。
おそらくヒメイチゲに間違いないと思うのですが‥。
金北山への登りはあと一回。
張り出した薮と残雪で、唯一歩き難かった場所です。
あやめ池
ロープの設置された急登
ロープを登り切った所から後方を見下ろしました。
あとはこの雪の痩せ尾根を登るだけ。
一直線に頂上へ。
真野湾や妙見山が見え出しました。
頂上の廃施設が目前。
妙見山山頂のレーダー設備がはっきりと。
金北山 1172m登頂!
お社に登頂の参拝をしました。
三角点はお社の後ろ、この穴の中に格納されています。
二等三角点
点名:『金北山』(きんぽくさん)
標高:1172.08m
頂上からのパノラマ(クリックで拡大されます。)
☆頂上で数人の登山者と挨拶を交わし、ゆっくりとお昼休憩。
一年ぶりのダイナミックな眺望を堪能し、今年は再び
ドンデンへUターン。気合入れて往路を戻ります。
続く・・・
昨春初めて、
佐渡を訪れましたが、
大佐渡山地という
山域の植生の素晴らしさに
感動し、
またこの春も
再訪しました。
次は登山以外の
目的でも、ぜひ
訪れたいです。
新潟の山なので、
積雪は多い様です。
佐渡島で雪というイメージがないのですが
この時期で残雪があるから結構、積雪があるのですね。
美しい花の写真も種類の多さにビックリしました。
この島だけで何種の花が咲くのでしょうか?
数百種かな。
それでは。