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趣味と節約と時に妄想の記録

節約を通して未来を創造するブログです。
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ミツバチは何を語るか

2010年05月29日 10時07分49秒 | 環境に関する話題
<ミツバチ大量死>ウイルスが影響 死がいから農薬も 畜産草地研など調査
5月28日8時11分配信 毎日新聞

 全国で昨年、受粉用のミツバチが不足した問題を受け、農水省所管の独立行政法人「農研機構畜産草地研究所」(茨城県つくば市)と名古屋大のグループが調査結果をまとめた。元気なミツバチから複数のウイルスが見つかったほか、大量死には農薬の影響がうかがわれた。ミツバチに何が起きているのか--。

 ミツバチはハチミツ採集だけでなく、イチゴやナスなどの受粉を担い、果物や野菜の生産に欠かせない。農水省のまとめでは昨春、21都県で受粉用のミツバチ不足が報告された。ミツバチの価格も上昇し、巣箱ごと盗まれる被害も相次いだ。今回の調査は、元気なミツバチと、巣箱前で大量死したミツバチの双方を対象にした。

 元気なミツバチでは、28都府県から集めた57群すべてから、特定のウイルスが見つかり、5種類のウイルスが検出された群も20あった。発症すればマヒで飛べずに死んだり、寿命が短くなるという。また別の336個体でハチ病菌も調べたところ、いずれも幼虫の伝染病である▽チョーク病(約15%)▽ヨーロッパ腐蛆(ふそ)病(約13%)▽アメリカ腐蛆病(約2%)--などが見つかった。

 同研究所みつばちグループの木村澄主任研究員は「予想以上にウイルスがまん延している。発病しなくても寿命を縮めるなど、ミツバチ全体を弱らせている可能性がある」とし、「ウイルスを媒介するダニ対策や、ミツバチを丈夫にする餌の開発が課題だ」と話す。

 大量死の調査では、日本養蜂はちみつ協会を通じ、「農薬の疑い」として提供された死んだハチの検体26件を調べた。約9割の24件で、害虫の神経系に作用するネオニコチノイド系の農薬が検出され、うち16件は「半数致死量」(群れの半数が死に至る量)以上の高濃度だった。農薬で弱体化したとして届けられた検体16件のうち、11件でも同じ農薬が検出された。

 今回、半数致死量以下の農薬なら、ハチの寿命に影響はないとする実験結果も出たが、盛岡市の養蜂家で日本在来種みつばちの会会長の藤原誠太さんは「ダニの寄生が増えているのは、農薬の影響で体力が落ちているためだ。幼虫への影響も含め、調べてほしい」と訴えている。

以上記事からの引用なんですが、あくまでも対処の研究であり、根本原因については何もふれられていない。

つまりは、根本原因は、どうしようも無いから対処療法で急場を防ぐ。今は出来る事をするだけだ。と聞こえてきます。

うーん。どっかの国もそうやって何百兆円と借金を作ったわな・・・。自分が生きている間は持てばいい・・・自分が担当している間は持てばいい。

自分さえ良けりゃいいんだ。自分の家族さえなんとかなりゃそれでいい・・・。

自然界は変化しているのです。今のミツバチのあり方がおかしいから訴えている。昆虫類の方がはるかに人間よりも自然と調和して進化する速度は速い。

人間がミツバチを利用するのを中止すれば、時期が来れば、自然にその現象は治まる。

インドの研究者は、携帯電話に使われている周波数帯に原因があるとして普及に待ったをかけているらしいが、当然潰されている事でしょう。

2009年9月6日 ←過去記事です。良かったら読んでください。

利用は、利用で報いられる。このまま対処療法ばかり続けていると、そう遠くない日、ミツバチに人間の存続が脅かされるでしょうね。

コメント
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