転職経験の無い方にはわからない話だが、私が感じる不況の理由を書いて見たいと思う。
まず、手取りの話。実はこの20年間に転職した人間は給料に変化が無いのです。
約20年前も、手取りで20万稼ぐのは、一旦転職(自己都合で)した人間にとっては、至難の業でした。今はさらに厳しいでしょう。転職回数が3回を超えていたらまず無理と言ってもいい。特殊な能力があれば別ですが。
つまり、収入は変わらない。でも20年前は、まだ何とか生きて行けたんです。
(多少なりとも未来に希望が持てた・・・。)
それで、大きくこの20年間出費が変わった点を考えてみました。
①消費税 ②携帯電話料金 ③ネット代金 ④電気代金 ⑤ガス代金
⑥国民年金に厚生年金料 ⑦健康保険料金 ⑧学費それに付随する料金
⑨交通費とそれに付随する料金 ⑩家賃水準 ⑪車に関する法定料金及び維持費
⑫任意保険料金 ⑬医療費(病院の窓口負担)
ざっと書いてもこれだけの料金が20年前と比べてかなり値上げされています。
これらは、文化的最低限度の生活をするために必要な料金ばかりです。
②と③に関しては、一般には20年前は存在していませんでしたね。
なのに給料水準は変わらないか、それ以下・・・。これが負け組みの実状です。
単純に考えて、生きて行ける訳が無い。
それでも生きて行かなければならないから、負け組みは、食費を削って、削れるものすべて削って生きている。
上記の金額を払ったら何も残らない・・・食費はどこから出すの?と言うのが現状ですよ。
それで物が売れない。デフレ?当たり前の事ですよ。
勝ち組よりも負け組みの数が多いのはあたりまえ。そうでないとピラミッド構造は崩壊する。
デフレしているのは表向けの話で、どこかの企業か消費者が損をしているだけの話です。
結局、負け組みを多数作ったら、その反作用が勝ち組に返って来るだけの事です。
競争して勝っても、今度は負け組みに足を引っ張られるのですよ。
合理性を追求した結果、多数の負け組みを作り、その存在が、勝ち組を苦しませ始めた。
ある一定水準を超えるとこうなるのは必然だとわかっていたはず。
そして、昨今話題になった「自己責任論」すべて自己責任で話は終わりです。
この先どうなるのでしょうね。
ここから先は、私の妄想ですから、あしからず。
答えはわかる人にはわかります。
ゲノムの解析により猿と人間は数パーセントの違いしかない事がわかっています。
(記憶では3パーセント以内です。それだけしか違わない)
その数パーセントの違いの中でも最も大きな点は、想像力です。
サルも今を一生懸命生きようとしています。高い社会性を持ち、生命の存続を維持する為に必死です。
しかし、人間に出来てサルに出来ない事は、見た事の無い宇宙に思いをはせたり、行った事も無い地球の反対側の、ハイチの被害者の方々に哀悼の思いを馳せ、義援金活動をしたりもできます。サルにはその力はありません。
しかし、職場では競争し、企業は生き残りをかけて競争しています。その反動は、家庭を経済で縛りつけ、大人社会の歪が子供社会にまで浸透してきています。
サルも生きるのが必死。人間も生きるのが必死。人はサルに近づいたのかもしれませんね。
せっかく人として生まれたのですから、その力を最大限に使いましょう。
今の為ではなく、未来の為に。未来の為が、結果今の為でもあるのです。
「節約を通して、未来を考える」ブログですから。「未来を妄想する」でした。
まず、手取りの話。実はこの20年間に転職した人間は給料に変化が無いのです。
約20年前も、手取りで20万稼ぐのは、一旦転職(自己都合で)した人間にとっては、至難の業でした。今はさらに厳しいでしょう。転職回数が3回を超えていたらまず無理と言ってもいい。特殊な能力があれば別ですが。
つまり、収入は変わらない。でも20年前は、まだ何とか生きて行けたんです。
(多少なりとも未来に希望が持てた・・・。)
それで、大きくこの20年間出費が変わった点を考えてみました。
①消費税 ②携帯電話料金 ③ネット代金 ④電気代金 ⑤ガス代金
⑥国民年金に厚生年金料 ⑦健康保険料金 ⑧学費それに付随する料金
⑨交通費とそれに付随する料金 ⑩家賃水準 ⑪車に関する法定料金及び維持費
⑫任意保険料金 ⑬医療費(病院の窓口負担)
ざっと書いてもこれだけの料金が20年前と比べてかなり値上げされています。
これらは、文化的最低限度の生活をするために必要な料金ばかりです。
②と③に関しては、一般には20年前は存在していませんでしたね。
なのに給料水準は変わらないか、それ以下・・・。これが負け組みの実状です。
単純に考えて、生きて行ける訳が無い。
それでも生きて行かなければならないから、負け組みは、食費を削って、削れるものすべて削って生きている。
上記の金額を払ったら何も残らない・・・食費はどこから出すの?と言うのが現状ですよ。
それで物が売れない。デフレ?当たり前の事ですよ。
勝ち組よりも負け組みの数が多いのはあたりまえ。そうでないとピラミッド構造は崩壊する。
デフレしているのは表向けの話で、どこかの企業か消費者が損をしているだけの話です。
結局、負け組みを多数作ったら、その反作用が勝ち組に返って来るだけの事です。
競争して勝っても、今度は負け組みに足を引っ張られるのですよ。
合理性を追求した結果、多数の負け組みを作り、その存在が、勝ち組を苦しませ始めた。
ある一定水準を超えるとこうなるのは必然だとわかっていたはず。
そして、昨今話題になった「自己責任論」すべて自己責任で話は終わりです。
この先どうなるのでしょうね。
ここから先は、私の妄想ですから、あしからず。
答えはわかる人にはわかります。
ゲノムの解析により猿と人間は数パーセントの違いしかない事がわかっています。
(記憶では3パーセント以内です。それだけしか違わない)
その数パーセントの違いの中でも最も大きな点は、想像力です。
サルも今を一生懸命生きようとしています。高い社会性を持ち、生命の存続を維持する為に必死です。
しかし、人間に出来てサルに出来ない事は、見た事の無い宇宙に思いをはせたり、行った事も無い地球の反対側の、ハイチの被害者の方々に哀悼の思いを馳せ、義援金活動をしたりもできます。サルにはその力はありません。
しかし、職場では競争し、企業は生き残りをかけて競争しています。その反動は、家庭を経済で縛りつけ、大人社会の歪が子供社会にまで浸透してきています。
サルも生きるのが必死。人間も生きるのが必死。人はサルに近づいたのかもしれませんね。
せっかく人として生まれたのですから、その力を最大限に使いましょう。
今の為ではなく、未来の為に。未来の為が、結果今の為でもあるのです。
「節約を通して、未来を考える」ブログですから。「未来を妄想する」でした。