趣味と節約と時に妄想の記録

節約を通して未来を創造するブログです。
時に妄想も書いたりします。時々趣味の写真もUPします。

虐待・・・負の連鎖1

2009年08月18日 14時26分13秒 | シリーズ物
虐待・・・悲惨な未来を繰り返さない為に

物心ついてからの虐待は、やはり精神的にも肉体的にも、暗い影を残す様だ。

私は、小学校の高学年によく、父から軍隊的訓練、今で言う「虐待」を受けた。
(8月8日の記事を読んでね)

ミスをしたり、テストで点数が悪いと、父が気が済むまで、殴られ続けた。

泣いても、泣いても、許してはもらえなかった。

当然、性格も暗くなるだろう。人間不信にもなるだろう。

そんな日々の中、中学2年の時に、絶対に手術しか治らない病気にかかった。

約1年半ほど、運動はできなかった・・・・。痛みもすごかった。

勉強以外することがなかったので、そこそこの進学校には進めた。

そして、華々しい高校生活を送る予定だった・・・・・・・・。

がしかし、また、その病気が再発。再手術となった。

それは、それは、想像を絶する、痛みとの闘いだった。手術をしてから、3年は痛みに苦しんだ。

当然、青春時代も消えていった。

今でも、その後遺症は残っている。これは、体が受けた傷だ。

それ以降私は、手術恐怖症である。

一方で、心の傷は、人間不信と言う形で、ずっと残っている。

その後社会にでて、知らず、知らずのうちに、うつ病になり、さらに、過敏性大腸炎の状態がずっと続いている。

これらの、原因はどこにあるか?遺伝的要素もあるだろう。生まれてから自分で作ってしまった性格もあるだろう。

しかし、やはり、虐待の傷から発せられている。

楽しい経験もあったはず。しかし、残念ながら、それらの経験は、記憶の片隅にも無く、虐待を受けた経験だけが、クローズアップされるのである。

私の父は、虐待を受けたのか?どうも受けた様だ。

親からも虐待を受け。さらに、戦争。そして、国から土地を奪われ、天国の生活から地獄の生活へ。
戦前は、そこそこいい暮らしをしていた様だ。

詳しくは知らないが、口べらしで、自ら志願し、予科練へ向かったらしいのだ。

生前良く、酒を飲んでは、正座をして聞かされた。

「あかとんぼに乗せられ、ちょうど次か、次の番で、終戦を迎えた。」と

その後は、あまりいい暮らしはしなかったと思う。ドロドロな日々を過ごしたらしい。

だが、昭和30年代に入り、そんな父も当時の人並みの生活になったと思う。

だが、その心の中には、やはり「闇」が存在し、自分の子供に、「予科練」式訓練をほどこす結果になったのである。

それを受けた、私は、やはり知らず知らずに「闇」を作り、他人を苦しめたのでは無く、自らを苦しめた結果、社会的弱者にもなってしまった。

そして、その私の子供には、まったく虐待などしていなのに、ただ言葉の暴力はあったかもしれないが、

「虐待を受けた」と言う記憶になって心の傷になっているようだ。

恐ろしい事である。これが、負の連鎖なのである。

続く。
コメント (2)
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