日々随想

日常の生活環境で活動したことや、感じたことを日記風に書いてみましょう

私とラジオ(3)・・・・ステレオ放送

2017-07-15 10:36:53 | Weblog

<2017.07.15>

ラジオに代表される音響(オーディオ)機器の魅力は、何といっても『音の質』です。

 

俗にいう『ハイファイ』ですが、私はかなりこれにはこだわっています。

その生い立ちは中学・高校生頃の体験が今に尾を引いているようです。

 

どのような体験かと言いますと、私がまだ中学・高校生頃だったと思いますが、ラジオで立体放送(今でいうステレオ放送)が、時々あっていました。

 

やり方はこうでした。

NHKの第一放送と第二放送の二つの周波数を使って放送した音を、2台のラジオで聞くわけです。

 

そのうち1台は第一放送にダイヤルし、もう1台は第二放送にダイヤルを合わせて、右・左にそうですね、1~2mくらい離して並べて置いて、立体音(ステレオ)で聞くわけです。

 

当然私の家には、ラジオは1台しかありません。

そこで隣のおじさんに事情を話して、1台借りてきては並べて聞いていました。

 

確か、日曜日の午前11時頃からの放送で、『立体音楽堂』という番組名ではなかったかと思います。

 

私は、ここで初めて左右のラジオ(スピーカー)から、広がりのある(ステレオ)音響を聞き、その迫力に圧倒されると共に、魅力に取りつかれたわけです。

 

その後映画にもシネマスコープが登場して、迫力満点の立体音響により、画面の臨場感を盛り上げることで、観客を引き込み、魅力ある映画として現在に至っています。

 

ラジオの方は、その後はFM放送となり1台のラジオの中で、音を左右に分離する技術が確立されて、スピーカーのみ2個設ければ、ステレオ放送を楽しむことが出来るようになりました。

 

時代と共に立体音響に関係する技術は、進歩・変遷していますが、私の経験した中学・高校生頃が『ステレオ』音響のスタートだったのではないかと思われますね。

 

                 <当時を思い出しながら描いて見ました>

 

               <間もなく梅雨明けか>

 

          <珍しく飛行機雲がクロスしていました>


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