Discover the 「風雅のブリキ缶」 written by tonkyu

科学と文芸を融合した仮説作品「風雅のブリキ缶」姉妹篇。街で撮った写真と俳句の取り合わせ。やさしい作品サンプルも追加。

今の日本橋が第19代とは

2006年04月20日 21時19分40秒 | Journal
 18日、少し時間があったので、日本橋へ行った。
 東京タワーと同じく、長く東京に暮らして(働いて)いても、日本橋に来て、しげしげと見物する物好きは限られているはずだ。それにしても、この日本橋が第19代とは、吃驚(びっくり)である。橋が架かる日本橋川は重要な水路であり、橋詰には高札場があり、魚河岸もあった。
 現在の橋は、明治44年(1911年)に架橋されたルネッサンス様式。橋銘「にほんはし」は、最後の将軍(第15代)・徳川慶喜の揮毫(きごう)による。青銅の照明灯装飾品の麒麟(きりん)は東京市の繁栄を、獅子は守護を表わすとか。

COMMENT:(Wikipedia「日本橋」から、加筆)橋としての日本橋は、東京都中央区の日本橋川の上に架かる橋である。
 日本橋は、1603年に、江戸幕府を開いた徳川家康の全国道路網整備計画に際し、五街道(東海道・中山道・日光道中・奥州道中・甲州道中)の基点とされた。初代は同年に架けられた物で、木橋であった。以降、焼失などによって度々架け替えられ、2006年現在架かっている第十九代日本橋は、東京市により1911年に架けられた石造の二連アーチ橋である。この第十九代日本橋は、1999年に国の重要文化財に指定された。
 江戸時代の浮世絵では、日本橋と共に富士山が描かれたりしているが、東京オリンピックの際に上に首都高速道路が建設され、その後は橋から空を見上げる事ができなくなっている。近年では、日本橋付近の住民によって、橋の上を覆っている首都高速道路を移動させ、景観を復活させる構想が立てられている。
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