ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

高濃度汚染水流出問題 ニュース動画まとめ 24兆ベクレルが漏出。ボルトはサビサビ! 

2013-09-02 | 放射能汚染

ニュース動画を上から時系列に並べました。

 

 


 汚染水漏れ:「タンク、金かけず作った」協力会社会長証言  

毎日新聞 2013年08月25日 07時40分(最終更新 08月25日 09時24分)

地盤沈下が原因で移設されていたことが明らかになった東京電力福島第1原発の汚染水タンク。高濃度の放射性物質を含んだ汚染水約300トンの漏出は、この移設が原因なのか−−。廃炉作業に参加している東電協力会社(福島県いわき市)の会長(72)は毎日新聞の取材に「タンクは工期が短く、金もなるべくかけずに作った。長期間耐えられる構造ではない」と証言した。

 同社は事故前から原発プラントの設計・保守などを東電から請け負い、同原発事故の復旧作業では汚染水を浄化して放射性物質を取り除く業務に携わっている。このため汚染水を貯留しているタンクを設置したゼネコンともやり取りがあり、内部事情に詳しい。

 会長が東電幹部やゼネコン関係者から聞いた話では、今回水漏れを起こしたタンクは、設置工事の期間が短かった上、東電の財務事情から安上がりにすることが求められていた。タンクは組み立て式で、猛暑によってボルトや水漏れを防ぐパッキンの劣化が、通常より早まる可能性も指摘されていたという。

 会長は「野ざらしで太陽光線が当たり、中の汚染水の温度は気温より高いはず。構造を考えれば水漏れは驚くことではなく、現場の感覚では織り込み済みの事態だ。現場の東電の技術スタッフも心配はしていた」と明かす。

 現在、タンク内にあるのは原子炉を冷却した汚染水から放射性セシウムを除去した汚染水。今回のような事態が続くと住民感情が悪化しかねない。会長は「そうなれば廃炉作業への影響も出る。政府が前面に出た上で、早く敷地内への地下水の流入を防ぐ抜本的対策を講じるべきだ」と強調した。【袴田貴行】

http://www.47news.jp/CN/201309/CN2013090101001635.html より

 


東京電力報道配布資料より   

9/2 福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果  より

 9/2 H3エリアタンクで確認された高線量箇所について 

 

 

9/2 福島第一原子力発電所タンクパトロールの結果について

 

 

 


(管理人より) 地球に生きている生き物みんなの海なのに、日本人が海に300トンもの高濃度汚染水を流しました。この高濃度汚染水は1リットルあたり8000万Bq。 合計24兆ベクレルが漏出。

ついに日本は環境犯罪国家になってしまいました。太平洋を死の海にしてしまう責任は誰がとるのでしょうか?

原子力規制委員会は21日、漏洩量に鑑みこの事故を国際原子力事象評価尺度(INES)の「レベル3(重大な異常事象)」に該当すると判断しました。

日本はレベル7+3=レベル10 と言うべきと思います。なぜ同じ場所の出来事なのに分けるのか?原発事故が原因なのだから一緒にしていいと思いますが評価尺度まで過小評価したいんでしょうね。泣けてきます。

いい加減自覚したほうがいい。 史上初の世界最悪のレベル10の事故が起きた国、日本。環境犯罪国家、日本。

タンクのフランジは溶接せず、ボルトはサビサビになっていた。

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/99413 によると タンクの耐用年数は10年、それが350基、1基数千万円。

 


 

http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887323748004579049691692584928.html?mod=JWSJ_EditorsPicks より

毎時約1800ミリシーベルトで、もう1カ所は1700ミリシーベルトだった。この線量は2011年3月11日に同原発が津波に襲われた直後からの測定値の中で最も高い部類に入る。東電によると、人間がこの線量を浴びると4時間以内に死亡する。

 


 

http://www3.nhk.or.jp/fukushima/lnews/6054211601.html

8月31日にH3エリアのタンクで計測された最も高い1時間あたり1800ミリシーベルトという放射線量は、ベータ線と呼ばれる放射線によるものがほとんどで、防護服などで遮へいすることができますが、直接、皮膚に触れると重い熱傷を引き起こすほか、目の場合は、白内障などの障害につながるおそれがあります。
国の規則では、作業時の目の水晶体の被ばく限度は年間150ミリシーベルトと定められていて、1800ミリシーベルトはこの限度に5分で達する、極めて高い値です。

 


 

http://www.tepco.co.jp/cc/press/2013/1230178_5117.html

平成25年8月31日
東京電力株式会社

 本日(8月31日)午前9時45分頃、福島第一原子力発電所6号機Fタンクエリアにおいて、ドラム缶の移動作業に従事していた協力企業作業員が体調不良を訴えたため、入退域管理棟救急医療室にて医師の診察を受けておりましたが、医師により緊急搬送の必要があると判断され、同日午前10時46分頃に救急車を要請しました。
 
 なお、当該作業員に身体汚染はありませんでした。病院の診断結果については、わかり次第、お知らせします。