東京在住者逮捕話で気になる、マンズロヴァ博士『Hard Duty』。数日で数十倍に膨らむ地下水汚染。
(管理人より)
木下黄太さんのブログで紹介された ナタリア・マンズロヴァ氏の著作 『Hard Duty』。必見です。
放射線生物学者であるナタリア・マンズロヴァ氏が、「区域内」で過ごした四年半のなかで体験した恐ろしい現実は、実際にPDFで読んでいただきたいと思います。http://www.zenplanning.com/nuke/HardDuty/HardDuty_JP.pdf
ヘリコプターでの鉛投下作業の失敗、囚人たちがリクビダートルとして罪を軽減してもらうために、線量計なしで原子炉近くの作業をさせられたことも記述されています。危険性は知らされず。
ナタリア・マンズロヴァ氏が、仕事中の線量計すら拒まれた事実も記載されています。
以下の2つのリクビダートルについての動画もどうぞ。やはり、作業員らの被曝隠しも公然と行われていることを示しています。今の福島も同じような形で作業が進められていることは容易に想像がつきます。
<一部文字起こし>
原子炉で二ヶ月働いた。電気技師として。セメントを打つときの証明を確保していた。設置のため原子炉によじ登ったものだ。どこにでも入っていった。私の場合、わずか「11.92レム」と書かれた。
「いかさまを書かれたとボスに言いに行ってやる!」と言ってボスのところに行くと、椅子に腰掛けて笑みを浮かべながら
「高くてよかったと感謝しろ 感謝しないならもっと低い数字にしてやってもいいぜ」
<一部文字起こし>
夫は六ヶ月寝たきりで、いわば生きながらにして体が崩壊したのです。肉体組織がすべて崩壊し始め腸骨が見えるほどになりました。
私は医者に指導された通りのやり方で夫の看病をしました。女の医師のところに出かけて方法の説明を受けました。夫の心臓が止まるまでそんな調子で続けました。
肉がすべてそげ落ちて 背中はペタンコで骨がむき出しでした。
太ももの関節も手でさわれるほどでした。
私は手袋を使って手で骨の消毒をしました。
分解し腐乱した骨の残骸を取り除きました。
何故かわからないのですが急に容体が悪化しました。医師に助けを求めたり、大学教授に頼ったりしました。可能な限り誰にでもすがったのです。
しかし言われました。「こんな病気は初めてでよくわかりません」「病状を緩和することしかできません」といった調子なのです。
骨髄が駄目になっていくのに直面して彼らはお手上げでした。なすすべがなかったのです。
夫はもう死なせてくれと頼みました。苦しまなくて済むようにと。痛くてたまらなかったのでしょうね。
寝返りを打たせると歯ぎしりをしたりうめいたりしました。でも彼は絶対に叫び声を上げたりせず耐え抜いたのです。意志の強い人でした。
娘には腎臓の異常があります。息子は少し吃音があり目も病気です。
JCO事故での大内さんの経過と重なる奥さんの証言です。 http://www8.plala.or.jp/grasia/dokushyo/JCO/Hibaku2.pdf
これは何を意味するか?
つまり、これから日本が東京オリンピックで放射能汚染を隠蔽、国威発揚に利用して、福島第一原発の作業員を集めるつもりではないかと私は思います。
がれきに反対する市民を「非国民」呼ばわりした、「絆でがれき広域処理」の時と同じく、新聞の全面広告を使って、一気に推し進めてくるでしょう。
リクビダートルにされるのは私たちの息子や娘です。
子供がいるお母さん、一番仲良しのお母さんひとりでもいいのでこのことをじっくり伝えてください。
どうかよろしくお願いします。