ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

燃やして減らせの鮫川村焼却炉も、郡山下水汚泥焼却施設も、空に毒を撒き散らす愚かな行為!

2013-09-05 | 放射能汚染

 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20130901-OYT8T01041.htm  より 


 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130831-00000014-fminpo-l07

9月上旬、本格稼働 郡山に汚泥減容化焼却施設が完成

福島民報 8月31日(土)11時36分配信

 東京電力福島第一原発事故の影響から下水汚泥がたまり続けている問題で、環境省が郡山市の県県中浄化センターに設置した減容化焼却施設の落成式が30日、同浄化センターで行われた。9月上旬に本格稼働する。 
 同省や地元自治体、工事関係者らが出席した。井上信治副大臣が「地元の不安を払拭(ふっしょく)し、一日も早く震災前の暮らしを取り戻したい」と式辞を述べた。村田文雄副知事が「汚泥が減少することで、目に見える形で復興を感じてもらうことができる」と完成を歓迎した。点火式では同センター供用エリアの郡山、須賀川、本宮、鏡石、矢吹の5市町の首長らを交えてボタンを押した。 
 施設は焼却で汚泥の重量を約20分の1に減容する。臭いも防げる。一日当たり90トン処理できる。 
 同省は「指定廃棄物」となる放射性セシウム濃度1キロ当たり8000ベクレル以上を含む汚泥とその覆土合わせて約1万5千トンを年度内に焼却する。基準を下回る汚泥の処理については未定で、井上副大臣は「県と協議したい」とした。  


(管理人より) 郡山市の下水処理汚泥の放射性物質濃度を見てみます。

http://www.city.koriyama.fukushima.jp/upload/1/4801_torikumi7_higai.pdf  3pより

http://www.city.koriyama.fukushima.jp/upload/1/2061_kaiken0601.pdf  4pより

 http://www.excite.co.jp/News/science/20120229/Fujiyama_water_2478.html  より

2012年2月24日、福島県は郡山市の県中浄化センターで下水処理時に発生した下水汚泥の「溶解ダスト」から

1キロ当たり247万ベクレルの高濃度放射性セシウムが検出されたことを発表した。
(参考:放射性汚染された浄水場汚泥9万2000トン、下水汚泥、焼却スラグ2万7000トンの処分先がない
image from 福島県下水道公社

この高濃度放射性セシウムが検出された「溶解ダスト」は下水汚泥を脱水し高温で溶かした粉塵である。同センターによると、5月に回収した溶解ダストから検出された数値であるという。

溶解ダストの量は58トンであり現在は飛散を防ぐため、30センチ厚のコンクリート製の箱に保管し、敷地内の格納庫に置かれている。付近は立ち入り禁止となっており、安全には十分配慮を行っているとのことである。

 


流域下水道終末処理場における放射性物質を含む下水汚泥等の状況について(8月15日更新)

溶融スラグ・ダストの放射能濃度推移表・グラフ(H23.4.28~H25.7.31)

http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/gesuidouka_kenchu_youyu250815.pdf

 

 

 


今年になってからも28567ベクレル/kgの下水汚泥が出てます。桁違いです。

これを24時間、90トン燃やし続けるわけです。

燃やせば量は減っても濃縮してさらに始末に負えない粉塵が出てしまうということにどうか気づいてください!

燃やせば、煙突からバグフィルターから漏れた放射性のPM、目に見えない微粒子が周囲に飛散します。もう住むのは無理です。住めば下水汚泥が必ず発生する。

完全に「減容化」という名前で、国が公害を引き起こしています。環境省のHPを見ると驚きます。 

環境省で実施している実証事業というサイトをご覧下さい。⇒ http://shiteihaiki.env.go.jp/04/01.html 

どれも根っこは同じです。「薄めて燃やせ」 「燃やして減らせ」です。

 

★環境省の排ガスの検査がインチキ検査だという証拠⇒http://youtu.be/up-tKf9MlPw

★バグフィルターの危険性を知らせてない⇒バグフィルターで99.9%除去できる保証 試験はしていない!!


市民に気づかれないと思っているのでしょうか? 環境省、郡山、須賀川、本宮、鏡石、矢吹の5市町の首長が白い手袋をして点火ボタンを押す写真↓

みなさん、この人物をよく覚えておきましょう。責任をうやむやにしてはいけません。復興じゃなくて公害!

排ガスのインチキ検査やバグフィルターの危険性を

隠蔽する行政の人たち↓ 

 


これは鮫川村の皆さんに現地で、焼却の危険性をお知らせするために作られたチラシ文です。とても参考になりますので掲載します。

福島から九州へ避難された方が、福島のために判断材料を集めて、自分の頭で考え作り鮫川村で配られたチラシです。


鮫川村の皆様へ

お盆明けから、8000bq/kgの放射性物質の焼却がはじまります。
始まる前に、もう一度、考えていただきたく、このチラシを配布いたします。

環境省は、焼却炉の排ガスを測定するということで、皆様を説得したと思いますが、「濃度」で安全とされるモノを「量」で表したら、どのぐらいになるかをご存知でしょうか?

私が避難している北九州市の発表(H12年度)では、「排ガスは基準値内」ですが、それを「量」で表すと、1m3あたり3.1トンの灰じんが大気中に放出されています。

北九州市では100bq/kgの放射性物質の焼却で、焼却炉から10km離れた所に住むかたの着けていたマスクからセシウムが検出されました。

また、焼却後100件を越す健康被害の報告がありますが、その声は握りつぶされています。

たった、100bq/kgの焼却でも、体の弱い順に被害が出ることを知って下さい。

私は、北九州市の焼却場から2kmのところに住んでいます。こんなに直ぐそばに焼却場があるとは知らずに避難してしまいました。

結果、12か月咳が止まりません。初めて、この歳(48)で「喘息」です。

放射性物質の焼却以前に、焼却炉がとても危険であるという事実を知って下さい。

海外の報告書には、日本とちがって、焼却炉の危険性を報告した文献がたくさんあります。

環境省や行政が住民を守ってくれるという幻想から目を覚まして「事実を自ら調べてください。」

本当に安全であれば、「なにか村民の体に異常、異変があった場合、焼却炉の運転を止め、健康被害を認める」という、「公害防止協定書」をきちんと締結する筈です。

できないのは、世界で初めての経験だからです。

わたしから、皆さんにお伝えしたいのは、テレビ、新聞の「報道」に、私が見てきた事実が載っていないということです。

パソコンで調べることが出来る人と、テレビ、新聞からしか情報を得ない人々との情報格差を、行政はきちんと計算しているということです。

まず、排ガス濃度を「量」で示すように、行政に「質問」してみましょう。

色々ごまかし、決して量を具体的に示しません。

最後に、「排ガス濃度は、煙突の数を増やせば、濃度規制をクリアできる」すなわち、どれだけ、大気中に放射性物質が排出されようと、事業者(環境省)は数字合わせが出来るわけです。

パソコンで検索できる方は、是非wonderful world を見てみてください。

私のブログには、健康被害の報告書もあります。 「北九の子供を守るネットワーク」で検索してください.